パオパオだより

2014年04月13日(日)

第22回伊江島一周マラソン・続き [ランニング]

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 名護から本部港まで車で20分弱。
 10時本部港発のフェリーで伊江島へ。
 

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 真樹と真樹の友だちを連れて。
 フェリーはマラソン客でいっぱいで座れなかった。真樹たちは通路に座り丸まっていた。二人とも小さいので、パッと見は小学生か中学生。

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 この通路で、北山高校女子駅伝部のメンバーに出会った。去年の12月の高校駅伝全国大会の時に応援させてもらった。
 先頭に仲井真選手。
 「京都の藤井です。」
 「こんにちは。覚えています。」
 「今日は、招待選手ですか。」
 「はい。」
 「1年生、入りました?」
 「今日は1名だけで、もう1人入る予定が・・・。」
 「えっ、そしたらまた(駅伝)ギリギリじゃないですか。」
 「そうなんです。」
 「レースには?」
 「私は故障中なので出られませんが、2名3kmに出ます。」
 「私も3kmに出ます。がんばりましょう。」

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 伊江港のすぐ後ろに、真樹たちが泊まる民宿が見えた。
 そしてその後ろに伊江島タッチュー。

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 受付が混雑するので、先に民宿へ。
 「娘たちがお世話になります、藤井です。」
 「いらっしゃい。藤井さん・・・、藤井さん。予約入ってないですね。」
 「えっ、予約表見せてください。」

 おー、なんとそこには「藤巻」の文字が・・・。
 「ふじいまきで予約したのが、ふじまきになちゃったみたいです。」
 あー、よかった。

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 会場はまだ人はまばらだったが、お店は準備万端。
 たくさんのお店が出ているので、見て回るだけでもおもしろい。

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 真樹はもうお腹が減ったと言って、早い昼食。受付でもらった食券でおそばを食べていた。
 私はとりあえずコースの下見ラン。

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 3kmコースは短いが、けっこう変化に富んでいる。
 スタートから700mあたりに牛小屋。子牛もいた。
 

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 残り1km地点あたりでは、バンドでの応援。
 レースまでまだだいぶ時間があるのに、ずっと歌い続けてくださっていた。

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 かわいいワンちゃん発見。
 写真を撮ってもほえないので、かしこいワンちゃんやなあと思っていた。そして犬小屋の横を見ると、なんとそこは駐在所。きっといいお巡りさんだと思う。

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 会場に戻って、3km約15分。
 最後の上り坂だけを意識して速めに走った。勝負はここで決まる。

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 私も早めの昼食。
 去年に引き続き「魚汁」。レース前にはこれが一番消化にいいように思う。
 入っている魚の名前をお聞きすると、「ガーラ」と「マチ」。おいしくいただきました。

 真樹たちは「アイスが食べたい」と1km先のコンビニへ。帰って来て「おいしかった」というのを聞いて、私も食べたくなった。
 走って行って、けっこう大きいのを食べて、また走って帰ってきた。
 「アップしすぎかなあ・・・。」

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 開会式では招待選手の紹介。
 北山高校女子駅伝部は、新キャプテンの仲井真選手がメンバー一人一人を紹介していた。

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 恒例、伊江中の生徒さんの選手宣誓。

 「さあ、もうすぐスタート」となるところなのだが、なぜか自分の中で盛り上がるものがない。その一番の原因は気温。暑すぎる。この暑さの中、「さあ、飛び出すぞ」という気持ちにはなかなかなれない。それが、沖縄の長距離陣が強くなれない大きな理由かもしれない。

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 午後2時半にハーフの部がスタート。
 そして、その10分後に3kmの部がスタート。

 去年の私は、1kmごと3分29秒・3分44秒・4分07秒で11分20秒でゴール。今年は腰痛で練習が出来ていないが、3分40秒・3分50秒・4分10秒で11分40秒を目標にした。

 練習が出来ていない分、真樹の応援の力でカバー。
 この写真も真樹が撮ってくれた。

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 走り出して、やっとエンジン全開。

 スタートから200mで右折。そして、そこから去年全体のトップに立った長い下り。しかし、今年は腰への負担が大きい下りは自重。全体の10数番くらいで下りを終えた。私の前は若そうな人ばかりなので安心。

 しかし、6、700mあたりのところで追いついてこられた方があった。
 「去年優勝された藤井さんですよね。今年はどれくらいで走られますか。」
 「今年は練習が出来てないので、去年よりはだいぶ遅くなりそうです。」
 話しかけてこられた方は、どうも50代ぽい。そうでなければ話しかけてこられないだろう。この方がこのあとずっと並走。しかしこれがかえってよかった。

 1km3分35秒。抑えて行ったのに、去年より6秒遅いだけ。
 右折を2回して、2km7分24秒(3分49秒)。ここまで一応想定内。
 さあ、次の右折で「心臓破りの丘」に突入。とギアチェンジしたら、ずっと並走されていた方の足音が聞こえなくなった。
 最後の上り坂では同年代には負けない。若い子には何人か抜かれたが、そのまま坂を上り切った。

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 丘を登り切ったカーブには真樹と真樹の友だち、それに比嘉さんご家族が応援に立ってくださっていた。比嘉さんはレースの参加申し込みもしておられないのに、わざわざ私や真樹の応援に来てくださった。ありがたい。

 ここでも真樹が写真を撮ってくれた。
 最後の直線とゴールアーチまでの芝生は、余裕を持って走れた。
 ゴールタイム、11分31秒(4分07秒)。この1kmだけ、去年と同タイムで走れた。不調の中でも上りの走りは進化しているということだ。

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 ゴール後、すぐ前にゴールした北山高校女子駅伝部の1年生に握手してもらった。
 「12月には、必ず京都に来てくださいね。」   

 記録証をもらってひと安心。
 ちゃんと「第1位」と書いてあった。

 去年はゴール直後から変なセキが出て止まらなかった。今年も出かけたが、黒糖を続けて投入。これで何とかおさまった。
 すれちがった仲井真選手にも「優勝しました!」と報告。「すごいです」と言ってもらった。あ−うれし。

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 4時10分から、最後の種目の10km。
 真樹の応援に行かなくては。

 10kmスタート地点で稲嶺名護市長を探したが見つからず。ひょっとしたら、都合が悪くなって来られなかったのかもしれない。

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 真樹はにこやかにゴール。
 2月2日の名護ハーフ10km、1時間14分00秒。
 2月16日のおきなわマラソン10km地点、1時間11分24秒。
 そして、今日は1時間09分50秒。
 着実に力をつけている。
 本人いわく、「全然練習してないのに楽しく走れた」らしい。
 またいっしょに大会に行きたいね。

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 さて、最後の落とし穴。
 6時半伊江港発のフェリ−で本部へ。比嘉さんのダンナさんが席を確保してくださったたおかげで、楽に座って帰れた。「8時ごろ、『パーラーわかば』に集合」というのを楽しみにして。

 そして伊江港の臨時駐車場から出るとき、薄暗くなっていてどこを通っていいか分からなかった。前の車についていったらいいかという感じで進むと、「ドーン!」
 溝を通り過ぎていた、前の左タイヤがパンク。スペアタイヤにかえようと思ってトランクを開けると、タイヤがない。レンタカー屋さんに電話し、ロードサービスを教えてもらう。
 ところがそこがいろいろとヘマがあり、最終走れるようになったのは11時15分。なんと、パンクから4時間後。スペアタイヤさえあれば30分ほどで済んだのに…。

 これで、楽しみにしていた「パーラーわかば」はパー。
 まあ、真樹や友だちを乗せてなかったのと、けがをしなかったからよかったと思おう。
 いいことばっかりは続かんもんですねー。

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2014年04月12日(土)

第22回伊江島一周マラソン [ランニング]

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 腰痛にもめげず、3km11分31秒。
 3km50代男子の部2連覇。
 胸に優勝メダル、右手にはラム酒をはじめ数々の賞品、左手にはハイビスカスの苗木。
 「真樹の前でええかっこできたー」と喜んでいたら、最後に落とし穴が・・・。
 「えらい目にあいましたわー。」

(注)もう疲れ切って書けません。続きは後ほど。

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2014年04月11日(金)

名護の親友 [沖縄]

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 夕方、名護に到着。
 真樹がアルバイトをすることになり、沖縄在住の保証人が要ることになった。頼めそうなのは、「京都キャロット」のお客様である比嘉増美さん。お電話すると、快く引き受けてくださった。
 夜、真樹のアパートまで書類を書きに来てくださった。私たちは増美さんが来られるものと思い込んでいたのだが、ご夫婦そろって来てくださった。そして、書類に記入してくださったのはダンナさん。
 一番心配していたのは、「本人との関係」のところ。ところが、比嘉三雄さんは何の躊躇もなく「親友」と書いてくださった。
 比嘉さんご夫婦が帰られたあと、「ありがたいこっちゃなあ。パオパオより年上の人が『親友』って言ってくれはんにゃから」と真樹に言っていた。これでまた、名護のイメージアップです。

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 ジェットスターは定刻通り、3時50分那覇空港着。
 レンタカーを借りて名護へ。

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 おなじみの「ゴーヤレンタカー」なので、手続きがスムーズ。ロスタイムなしで名護に来れた。

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 まずは名護市役所へ。
 私が連載させてもらっている「ねっとわーく京都」に稲嶺名護市長のことを書かせてもらったので、お礼のごあいさつに。
 市長秘書の比嘉さんが、私の顔をおぼえてくださっていた。
 「雑誌を郵送しようかと思ったんですけど、こちらに来る用事があったもので・・・。明日の『伊江島マラソン』、走るんです。」
 「あっ、うちの稲嶺も走ります。」
 「えっ、そうなんですか。じゃあ、明日、声をかけさせていただきます。」

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 真樹のアパートに近づくと、前に名護自動車教習所の車。今、真樹も通ってるんですよねえ。

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 パチンコ屋さんの駐車場でかわいいワンちゃん発見。

 「クロ・メス・9か月」

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 「まだ子犬だと思ってたのに、8か月で子犬を産んじゃってさあ。」
 「えー、そうなんですか。」
 「でも、かしこいんだよー。パチンコしている間、ずっとこの荷台で待ってるさー。」
 「すっ、すごい!」
 「パチンコで勝ってくるからなー。そしたら、パンやるからなー。」

 その飼い主さんは、クロちゃんのことをほめてほめて。それを聞いているのも心地いい。

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 真樹のアパートに着いたのは、ちょうど6時ころ。
 裏のいつものネコちゃんは、丸くなって寝ていた。

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 比嘉さんは、トマトを持って来てくださった。
 これからもいろいろと真樹がお世話になると思いますが、どうかよろしくお願いします。

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 今日の晩ごはんはハヤシライス。
 すごくおいしかった。

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 そのあと、証明写真を撮りに。
 髪の毛を黒く染め直しての写真です。

 めっちゃ背伸びをしてるのは、ナゼ?
 それはめっちゃチビだからです。

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 ゆんたく用のビールやジュースやおやつを買って帰宅。

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 夜も寒くない。
 沖縄の夜のゆんたくは果てしなく・・・。

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2014年04月10日(木)

今年度初バイト [雑用]

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 地獄に落ちる夢を見て目が覚めた。深夜2時15分。
 その後も1時間おきくらいに、こわい夢を見て目が覚めた。

 この期に及んで、まだ天国に行きたいという色気があるんかなあ。
 「地獄にエリちゃん(10年前に死んじゃったしゃくれあご犬)とあんも(3年前に死んじゃった真っ黒け猫)が待っとるし、安心して地獄に行き」とヨメさんは言う。
 「そやね。」

 それはさておき・・・。
 今日は、新年度初のバイト。先週は年休消化のためバイトがなかった。
 寮生はほとんど入れ替えでリフレッシュ。

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 朝食、昼食とまったく同じもの。
 でも、タダですから。助かるんですよねえ。

 今年度も木曜はバイトで、そのうち月2回は泊まりになりそう。
 もうちょいバイト代が上がってくれたらうれしいんですけど・・・。
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【RUN】

 今日は夕方7時からラン。
 2.2kmジョグのあと、3km全力。
 4分10秒、4分11秒、4分02秒で12分24秒。
 暗闇を闇雲に走っていたので、キロ4分ペースくらいで行けてるもんやと思ってました。こんなに遅いとは・・・。やっぱり練習は明るいときに限る。
 2.2kmダウンジョグをして、今日は7.4km。

 さて、あさっての「伊江島マラソン3km」はどれくらいで走れるんでしょう。

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【今日のきく】

 昨日はおじいさんの家の前にくくられ、1時間以上ほっとかれたのにかしこう待っていた。きくは、ほんまはかしこい。

 今日はカリカリを買ってきた。毎度おなじみ、「食べてもええで。」
 「えっ、ほんまに食べてもええんですか」と何回も私の顔を見るきく。かわいいんですよねえ。

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2014年04月09日(水)

第55回9の日平和ラン [ランニング]

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 今日は9の日。
 水曜日で天気がよくて、ゆうことなし。

 ただ、今日は「抜く日」なのでゆるゆるで。できるだけ土のところを走りたかったので、うちの近くの長代川沿いを。ここは350mの散歩道がある。 
 自宅をスタートして、ここを通りバス通りを回って1周約1km。これを3周して、16分57秒。

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 午後、いなかの父のお見舞いに。先週、体調不良で倒れてしまったらしい。
 私たちが行くと、すごく喜んでくれた。「犬はどしてん?」と一番に聞いてくれたのもよかった。「連れてきて、前の木にくくってある。」」

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 一時は心配されたが、大事に至らなくてよかった。少ししんどそうだったが、いっぱいしゃべってくれていたのでもうだいじょうぶでしょう。

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 家に帰って、夕方またラン。
 いつものコースの5km、25分18秒。1kmダウンジョグをしてこれで6km。
 午前中の3kmと合わせて、ピッタリ9km。

 「日本国憲法九条をまもり、いつまでも平和な日々が続きますように・・・」

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八田コーチ [私の陸上競技]

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 昨日、久しぶりに西京極サブトラックへ。
 アスファルトよりトラックのほうが腰への負担がましなような気がして。

 9時半ころ西京極に到着。学校が始まったので人はまばら。この時点でわずか3人。でも、一般開放の日はたいてい来ておられる八田努さんはすでに来られていた。
 「ラッキー! 八田さんにランニングフォーム見てもらおうっと。」
 八田さんの指摘は短くて的確。私は信頼している。

 まず2kmアップジョグ。
 (八田さん)「ヒザから上が全然使えてません。もっとストレッチして。」

 さらに1kmジョグ。
 (八田さん)「腰が沈んで前かがみになってます。腰を立ててあごを引いて。」

 3000mタイムトライアル、3分58秒、4分05秒、4分00秒で12分05秒。
 (八田さん)「最初はよかったけど、最後のほうはストライドが狭まって腕も横振り。あれではスピードが落ちていきます。つま先で蹴ることを意識して。親指ではなく小指で蹴り出す感覚で。」

 2kmジョグをはさむ。
 1000mをタイムではなくフォーム矯正を意識して。4分00秒。

 1kmジョグをはさむ。
 もう一度1000m。また4分00秒。
 (八田さん)「さっきより、ずっとよくなってます。」

 「うれしい!」
 1kmダウンジョグをして、合計12km。
 八田さんのおかげで、値打ちのある練習になった。八田さん、ありがとうございました。

 午後、店往復1.3kmも走ったので、昨日は全部で13.3km。
 西京極サブトラックでは底の薄いソーティスーパーマジック5で走ったのだが、腰痛の悪化はなかった。完全復活まであと数歩だろうか。

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2014年04月08日(火)

「金沢マラソンに行くぞー!」2 [私の好きな人]

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◎「普通の車イスランナー・下山さんをシティフルマラソンに!」の途中経過です。
 今はがっくり来ていて、私も途方にくれています。でも負けません。
 みなさん、応援してくださいね。
 (下から順に読んでください。)
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■4月8日22時58分「金沢マラソン組織委員会・○○さん」へ送信

 京都の藤井です。 
 早速、ご返答いただきありがとうございます。

 他の大会とちがい、担当者である方の個人名をはっきり出されての対応に敬意を表します。
 しかし正直に言わせてもらいますと、「またか、がっかり」のひと言です。どうして、「下山さんが出場できるよう、できるだけのことはやってみましょう」とおっしゃってくださる大会が皆無なのか、私には理解できません。しかし、ずっと前からシティフルマラソン出場を目指し、ことごとく「不可」と言われ続けてこられた下山さんの悔しさに比べれば、2年ほど前から交渉役を引き受けた私としてはこんなことでくじけておられないと思っています。
 「金沢マラソン」は新規の大会であり、まだすべての実施要綱が固まっていない段階だと思いますので、何とかその硬い扉をこじ開ける方法がないかを考えて行こうと思っています。

 地方自治体(金沢市)もかんでいる大会ですので、去年施行された「障害者差別禁止法」も十分認識されていることと思います。障害のあるランナーに特別枠を設けられたのも、そのあたりを意識されているのでしょうか。それならなおさら、日常生活用の車いすで何度もフルマラソンを完走されている下山さんを排除されるのが残念でなりません。

 国の法律と一民間団体の日本陸連の規則とどちらを尊重されるのか。
 オリンピックや世界選手権の選考大会ならいざ知らず、1万人規模のシティマラソンにそこまで厳格さを求められる意味がよく理解できません。まさか、陸連登録者のみの大会ではないでしょう。(もしそうなら、あきらめます。)
 大会の趣旨に合致しないのであれば、「オープン参加」という形も取れるはずです。下山さんが望んでおられるのは、「一度でいいから健常者と一緒の大会に参加し完走したい」というものです。もちろんその実現に際しては、こまごまとした配慮が必要です。しかし、それは多くの人の知恵を集めれば不可能なことではないと思っています。

 2月22日、私のブログ「パオパオだより」に下山さんからコメントが入っていました。
     ◇     ◇     ◇
パオパオさん
おひさしぶりです。shimoです。

金沢マラソンが、秋に変更となりましてGWのとても良いタイミングを、失ってしまいました。
その後マラソン参加をを夢みていましたが、参加できる大会もなく寂しい思いをしてましたら思わぬ事態となりました。
胃癌になりまして、一年前に胃の全摘出の手術をしました。
体重と体力は、途端に減ってしまい、スタミナもなくなってしまいましたが現在は、食べ続けてなんとか復活できるように励んでいるところです。
パオパオさんには、本当にお世話になります。
生きているうちに、一度でいいので健常者の方と一緒に公道のマラソンに参加をして、生きている喜びを共有したいと思います。
必ず元気になります。一緒にまた走りましょうね。

(注) 文中の「金沢マラソン」は、「マラソンに挑戦する会」のこと、「パオパオさん」は私・藤井のことです。
     ◇     ◇     ◇

 下山さんの体調を考えると、フルマラソンに挑戦できるチャンスはもうほとんどないかもしれません。だからよけいにあせっています。現在の下山さんの生きがいになっていると言ってもいい「金沢マラソン」応募の可能性を、どうか消し去らないでください。

 私たちは絶対にあきらめません。
 どうか、下山さんにとって今後の希望がもてるご対応をよろしくお願いいたします。

     2014.4.8
                              藤井廣司
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■4月7日18時43分「金沢マラソン組織委員会・○○さん」より受信

 藤井廣司様

お世話になっております。

金沢マラソン組織委員会事務局の○○と申します。

この度はお問い合わせいただき誠にありがとうございます。

金沢マラソンは日本陸上競技連盟(日本陸連)の公認競技とすることとしており、

安全管理はもとより、日本陸連競技規則を遵守する必要があります。

今回、日本陸連に車いすでの参加について問い合わせたところ、「競技会一般規則」の

第144条に「競技者に対する助力」という条文があり、要約しますと、

マラソン競技は自力で42.195?を走り、順位・タイムを競うもので、

ストックやローラースケート等の用具や装置を使用(助力)して参加することは

認められないと規定されており、お問い合わせの車いすでの参加についても

認められないとの回答を受けております。(※なお、目の不自由な方については

「視覚障害者の伴走者は助力とみなさない」と同条で規定されています。)

金沢マラソンは、日本陸連の公認競技として開催する趣旨をご理解いただき、

車いすでの参加ができないことをご了解いただきますようお願い申し上げます。
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■4月4日17時15分「金沢マラソン組織委員会」へ送信

 金沢マラソン組織委員会様

 初めまして、私は京都在住の50代のランナーで、藤井廣司(ふじいこうじ)と申します。
 金沢マラソン組織委員会におかれましては、2015年11月の第1回大会成功に向けて日々ご苦労されていることと察します。私たち市民ランナーの憧れの大会になるよう心から願っています。

 さて、金沢マラソンの応募の件についてですが、一つお尋ねしたいことがあります。
 3月1日の北國新聞の記事「金沢マラソン1万2千人参加へ 15年」の中に、「優先参加枠として、海外ランナーや県内宿泊ツアー参加者のほか、車いす利用者を除く障害のある人も加えた」とあります。
 まだ細かな応募方法も決定していないとは思いますが、この部分を見ると「車いす利用者の応募は不可」とも読み取れます。それとも、優先参加枠ではダメだが一般参加枠では応募できるのでしょうか。ここを知りたくてお尋ねさせていただきました。

 私の友人の下山利博さん(40代)は、競技用の車いすではなく、日常生活用の車いすでフルマラソンに挑戦され、4時間台後半のタイムで何度も完走されています。東京在住の方ですが、金沢市犀川河川敷で開催されている「マラソンに挑戦する会」(主催・金沢中央走ろう会)に毎年遠征され、2008年はタイヤがパンクでリタイヤしたものの、2009年、2010年、2011年と4時間40分前後で3年連続で完走。(2012年以降は、この大会がゴールデンウィークから9月開催に変更になったため来られていません。)
 普通の車いすでフルマラソン完走能力のある下山さんの夢は、「公道を使ったシティフルマラソンを完走したい」というものです。この夢は私たち市民ランナーとまったく同じです。ただ全国のシティフルマラソンに問い合わせたところ、「他のランナーと接触した場合に危険」という理由で排除されているところがほとんどです。競技用の車いすが一般のマラソンに混ざる危険性は理解できますが、日常生活用の普通の車いすならガードランナーをつけるなど工夫すれば問題なしだと思うのですが・・・。

 下山さんは、犀川での「マラソンに挑戦する会」に参加されるときは、いつも一人で長距離夜行バスで来られ、だれの手も煩わせずに行動されていました。そんなしっかりされた方なのに、「車いす利用者」という理由だけでマラソン大会に応募さえできない差別を受けておられます。
 金沢マラソンが計画されていると知られたとき、「なじみのある金沢の街をぜひ走ってみたい」と思われたそうです。
 下山さんの参加に関して何か問題が発生するのなら、それを一つ一つ取り除いて、ぜひシティフルマラソンへの参加の喜び、また完走の喜びを味わわせてあげたいと思っています。もし伴走が許されるなら、私も大会当日の伴走をさせていただきたいです。

 2008年から2011年の「マラソンに挑戦する会」の下山さんの写真を添付させていただきます。
 ぜひ、ご検討よろしくお願いいたします。

     2014.4.4
                                 藤井廣司

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