パオパオだより

　あさっての中国マスターズ陸上、一応目標を立てていた。
　２０００ｍＳＣ　１０分（キロ５分ペース）
　８００ｍ　　　　３分１２秒（キロ４分ペース）
　肉ばなれが治って、そのほかの要素もすべてうまくいけば狙えるタイム。でも甘かった。

　おととい、腰が最悪の状態に。その時の目標達成難易度は１０の絶望ゾーン。
　ますみさんの施術で難易度８くらいまで持ち直し。
　そして昨日の夜に巻いた腰ベルトが、ウソのようによく効いた。

　ところが朝起きたら、またもとの痛みに戻っていた。
　「なんじゃー、こらー。」

　今日はまた３７℃くらいまで気温が上がる予報だったが、中にＴシャツを着て、その上に腰ベルトを巻いて行った。
　めっちゃぽっこりお腹になるかと思ったが、それはだいじょうぶだった。
　「暑いけど、腰痛では動けんし、しんぼうしんぼう。」

　暑い中巡回に行くと、「なんい」登場。

　ちゃんと私の方を向いて、話を聞いていた。

　「暑いけど、おたがいがんばりましょう。」

　お昼の巡回でも、また「なんい」。

　「暑さがましなとこ見つけたんやな。かしこいな。」

　今日の４００円ランチは、トンカツとからあげ。からあげは相変わらずフニャフニャだったが、トンカツはまあまあカリッとしていた。

　午後も「なんい」。

　「今日は大サービスやなあ。」

　こんなに近くによってもだいじょうぶ。

　念のため、耳を確認。
　桜耳じゃない。
　でも、飼い主さんがおられる猫ちゃんやしなあ。
　むずかしいところ。

　夕方は黒糖パンとバナナ。　
　けっこうお腹がふくれた。

　夕方７時、裏門を半分閉めに行ったときにもう一度「なんい」探しに行った。
　すると、なんと「なんい・あんい」のツーショット。ケイタイ充電中で、あわてて取りに行った。
　戻ってきたら、「なんい」はおらず「あんい」だけ。

　「あんい」、久しぶりやなあ。

　いっぱい写真撮っとこなあ。

　前からだいぶたっているのに、あんまり大きくなってへん。

　こんな芸術的な写真も撮れた。

　「なんい・あんい」のおかげで、ちょっと腰がましになったような・・・。

　難易度は７かな。
　目標は下方修正して、２０００ｍＳＣは１１分（キロ５分半ペース）８００ｍは３分３６秒（キロ４分半ペース）にしよう。

　「じじいはじじいなりにがんばる！」
　

　「みーちゃんも応援してやー。」

　朝起きた時から腰が痛い。
　慢性の左だけでなく、右も。
　歩くのも大変なくらいだったが、がんばって大学周囲の巡回へ。

　そしたら、いきなりのごほうび。
　「なんい、おはようさん。」

　こないだは逃げてしまったが、今日はごきげんよさそう。

　近寄っても逃げず、何かしゃべりたそうにも見えた。

　ゆっくりしたかったが、戻ってすべき仕事があったのでいったんお別れ。

　１０時半からの２回目の巡回。
　「またいたらいいのになあ」と思いながらさっきの場所を通ると、なんとお向かいの町工場の前に。
　「日陰のいいとこ見つけたねー。」

　「車の出入りあるし、きーつけやー。」

　私の方を向いてちゃんと聞いていたから、だいじょうぶでしょう。
　朝から２回も「なんい」に会えて、腰の具合もだんだんましになってきたような気がした。

　気温はどんどん上がり、お昼の３回目の巡回はきつかった。
　腰の具合がまた悪くなってきた。

　今日の４００円ランチはチキンカツ。
　いつもはフニャフニャなのに、今日はかりっとしておいしかった。なんでかな。

　午後の巡回で、「もしや」と思って路地の奥を覗くと「いましたー、黒猫ちゃん。」
　今日で２回目だったので、前より近づくことができた。
　ちょびちょび間を縮めていきましょうねえ。

　腎臓機能を考えて、カップ麺封印。
　今日もパンとバナナ。
　でもパンは１個、バナナも１本しか食べられなかった。

　家に帰ればみーちゃんが・・・、無視。
　「玄関にお迎え来てくれよー。」

　おふろ上がりには豪華夜食。
　いつもありがとうございます。
　でも１１時半からこんなに食べて、そのあとすぐ寝てだいじょうぶなんでしょうか。

　今日も長時間バイト。
　朝一カフェテラスのブラインドを開けに行くと、目の前をヒラヒラとトンボが舞った。舞っているところを写真に撮りたかったのだがうまくいかず。
　「トンボさん、待ってよー」と言ったのだが。
　それでも朝からなにかさわやかな気分になった。

　今日は最高気温が３５℃を超える予想。
　豊國神社ではフリマをやっておられたが、お客様は見られなかった。暑すぎる。

　「今夜もアイス」前。
　暑すぎてお客様なし。
　こういうこともある。

　今日の４００円ランチ。
　ちょっと景色も入れて撮ると、おいしそうに見える。

　気温はグングン上がっていったが、風があったのでまだましだった。
　それより私は昨日から肉離れあとが悪化して、歩くとうずいた。

　暑さに負けず、５回の巡回はいつも通り。
　そしたら最後のごほうびに「なんい」。

　おととい、めっちゃしゃべりそうな口をしていた「なんい」。
　今日こそこっちからしゃべろうと思ったが、「なんい、なんい、写真撮らせて」くらいしか言えない。
　「なんい」は今日はあまりきげんがよくなかったのか、スタスタと遠くまで行ってしまった。まあ、ちょっとでもしゃべれたしよかったか。

　夜１１時、家の近くまで戻るとミケちゃん。
　私の車を待っていたかのように、車の前をウロウロ。

　ガレージに車を入れて出てくると、ミケちゃんがちょっと先からこっちを見ていた。
　「こら、写真撮ったらなあかん。」
　私が写真を撮りに行くと、しっかり決めポーズ。
　「ミケちゃん、かっこいい。」

　家に入ると、かわいいかわいいみーちゃん。
　みーちゃんにはいっぱいいっぱい話しかけてるけど、たいてい無視。なーんでか。
　舌をしまい忘れてるおとぼけみーちゃんなのに・・・。
　

　今日も長時間バイト。
　曇り空で日差しがなく、暑さはましだった。ただ、雨が降る前の蒸し暑さがずっと続いていた。

　「雨降ってたら、巡回の回数減らそう。」
　「日差しがきつかったら、巡回の時間を短縮しよう。」

　そう思っていたがどちらでもなく、いつも通りの５回の巡回を時間通りこなした。

　最後の午後４時過ぎの巡回で、私の猫センサーがピピピと反応。
　路地の奥の方に、黒猫ちゃんがくつろいでいた。

　たぶん初めて会う猫ちゃん。　
　近寄ってもあわてて逃げなかったので、飼い猫かなあ。

　大学の近くまで戻ると、「あら、なんい。」

　安易・難易コンビと勝手に名付けたが、今日新たな真実が判明した。

　「なんい」は飼い猫。
　空き家に勝手に住みついていると思っていたが、そこには住人がおられた。
　きちっと世話をしておられるようだ。（たぶん「あんい」も。）

　失礼しました。
　「なんい」の本名はなにかなあ。
　今にもしゃべりそうな顔してるんやけどなあ。

　また私の巡回の時に、こそっと出てきてやー。

　今日も大学の警備のバイト。
　朝一にぐるっと各部屋の開錠確認をしたあと、いつも自販機のコーヒーを飲む。

　「うっ、財布がない。」

　昨日甲子園に行くときに、財布を大きいカバンに入れそのままだった。
　今日は、免許証不携帯で仕事場まで来たことになる。「違反！」

　お昼は、カップ麺のストックがあるので何とかなる。
　なんともならんのがコインパーキング。７００円かカードがないと出られん。

　「困ったときのますみちゃん」やなあ。
　ラインをしたら、「財布と、ついでにお弁当も作って持って行ったげる」と。ああ、ありがたい。

　「簡単なもので」ということだったが、いろいろなものが入っていてすごくおいしかった。ごはんもぎっしり詰まっていて、お腹いっぱいになった。

　午前中の雨もやみ、午後の巡回は涼しくて楽なものになった。

　今あちこちに咲いているこの花は、百日紅でしたっけ。

　夕方休憩は、お腹が減っておらずバナナ１本でＯＫだった。

　午後７時半、普通はもうみんな帰る時間。
　今日は教室稼働率が高い。

　「早う、帰ってくれよー」と思ってしまう。

　午後１１時、家に帰るとかわいいみーちゃんがお迎え・・・。
　それはありません。
　私が２階に上がって、「みーちゃん、オッサン帰ってきたでー」と。
　「それがなにか」みたいな顔。

　「今日はちょっと寒いから、にゅう麺にしといた」とますみさん。
　いつもありがとうございます。
　遅い時間にいろいろと手間をかけてもらって、申し訳ない。

　私のアルバイトは、毎回毎回同じことの繰り返し。
　でも、今日は仕事らしい仕事をした。

　先週の火曜、大学のバレーボール部のキャプテンから「ボールが出窓にのってしまって困ってるんです」と相談された。
　どうしていいか分からなかったので、事務局の方に聞いてみたら「取るのは無理」と言われた。でも今日別の方に聞いてみると、「取る方法があります」と。

　「排煙と書いてあるスイッチを押すと、窓が開きます。そしたら裏に回って、窓のところまで行き、棒で突いたら落ちます」とのこと。

　けっこう大変そうだったが、頼まれたのでやるしかない。
　窓はすぐ開いたが、「裏から棒」というのがどうかしらん。

　案の定、裏は人が通れるようなところではなかった。
　それでも道路側に落ちないように気を付けて、窓の裏側にたどり着けた。

　ほうきでボールを突くと、コロコロと落ちていった。

　大変やったけど、ボールが戻ってきてよかった。

　京阪七条駅前のギャラリーは、夏らしい作品にかけ替えられた。

　お昼はまた同じパターンなので省略。

　お昼の巡回の時、外から出窓を見ると、まだバレーボールが残っているのに気付いた。
　もう一回、同じことの繰り返し。
　排煙のスイッチを押し、窓を開け、裏に回る。

　今度はさっきの逆側から窓へ。
　横の道路に落ちないように気を付けて。

　無事救出。（なぜかピンボケ。）

　バレーボール４個を救出。
　部のキャプテンから、ていねいにお礼を言ってもらった。

　「１個ごと取りに行くのはたいへんやし、また２個とか溜まったら言ってください。取りに行きますから。」

　今日はいい仕事しました。