パオパオだより

2017年08月21日(月)

今さらですが「低分化」 [病院]

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◎がんのきほんより

   がんの分化とは? 高分化・中分化・低分化の違い

がんには「分化度」というものがあります。これは「がん細胞がどのくらい元の正常な細胞の特徴を残しているか」を示すもので、分化度が低ければ低いほど悪性度は高くなります。

■ 細胞の「分化」とはどんなもの?

がんの「分化度」とは、がん細胞の悪性度を示す1つの目安です。これを見て、お医者さんが「がんの顔つきがいい・悪い」と言ったりします。

私たちの体を構成する60兆個もの細胞は、もともとはたった1つの受精卵から始まります。それが細胞分裂を繰り返す中で、手や足、目、臓器などさまざまな機能を持つ細胞へと変化する−それが「分化」です。

さらに、分化の進行度合いによって「分化度」というものが存在します。たとえば、ある器官の細胞に成熟していればいるほど分化度は高くなり、未成熟であればあるほど分化度は低くなります。

また細胞がまったく成熟しておらず、何の器官にもなっていない場合を「未分化」といいます。

分化度の低い細胞ほど、完成形から遠いために早く細胞分裂しますので、増殖が速い点が特徴です。

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■ 高分化・中分化・低分化の違い

がん細胞もまた、もともと正常だった細胞から生まれたものですので、分化度が存在します。

元の正常な細胞に似ているほど分化度が高く、かけ離れていればいるほど分化度は低くなります。

高分化がんは、正常な情報を多く残したまま細胞分裂しているため、増殖のスピードは比較的ゆっくりです。ですから悪性度が低く、「顔つきがおとなしい」と言われたりします。

一方、中分化、低分化になるほど細胞分裂のスピードが速くなり、それだけ浸潤・転移しやすくなります。

特に未分化がんは、どの細胞から発生したかどうかすら確認できないほど情報に乏しいがん細胞ですので、増殖が速く、悪性度はもっとも高くなります。

がん細胞の分化度は、組織検査によって調べることができます。高分化がんであれば、元の細胞と似た形のがん細胞が整然と並んでいる様子を確認できますが、分化度が低いほど形がいびつになるなど異型度が高くなるのです。

がん細胞の分化度は、治療方針を決めるために役立てられます。たとえば抗がん剤は、がん細胞の増殖の速さに着目して作られているため、分化度が低いがんほど感受性が高くなることが一般的です。

分化度によって治療方法が異なることもあります。治療方法の選択には主治医とよく相談しましょう。

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 今日は鞍馬口医療センター。
 シンチグラフィーの結果画像と京大病院・K医師のお手紙を持って。

 耳鼻科のI医師は、まず「熱のほうはどうですか」と聞いてこられた。
 「あれからしばらくして下りました。一時的なものだったみたいです。」

 そのあと画像を見ながら、何やら「ふーん」とか「はー」とか。
 「あまり詳しい説明はなかったんですけど、治療はうまく行ったってことですよね。」
 「そうです。放射性ヨードが甲状腺細胞に取り入れられていますから。」
 「よかったー。」
 「あとは経過観察をしっかりやって、それに応じてまた放射性ヨード治療になるかもしれないし、しなくてもいいかもしれないし・・・。」

 京大病院で聞いた話と同じだった。
 「いくつかお聞きしたいことがあるですが、よろしいでしょうか。」
 「はい、どうぞ。」
 「2回目の手術からもうすぐ4ヶ月になるんですが、喉の詰まった感じが全然ましにならなくて。1回目の手術のあとは徐々によくなっていく感じがしたんですけど。」
 「そのあたりの脂肪を全部取ってしまってぺしゃんこになってますから、それはしんぼうしてください。」
 「何かしたらましになるってゆうことはないんですか。」
 「ありません。(きっぱりと)」
 「そうなんですか・・・。」
 「藤井さんにこんなことを言うのは残酷かもしれませんが、20年も30年もたって『いつ喉のつまりは治りますか』と言い続けておられる患者さんもあります。」
 「死ぬまでこのままってことですね。」

 「もう一つ。2、3週間前から痰がひどくて。前はここまでひどくなかったんですけど。」
 「それは放射線内照射の影響でしょう。外照射によって起こりうることは内照射でも起こりうるということです。」
 「はあ・・・。」
 「痰を抑える薬を出しておきましょう。寝る前にということになっていますが、夕食後にほかの薬といっしょに飲んでもらって結構ですから。」

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 ということで薬がさらに1種類増え、次回通院の11月10日までの84日分の薬を処方。こんなにいっぱいなのに4870円。1日当たり60円弱。安いのはジェネリックのおかげみたい。

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2015年公開のデータ (オンコロより)

 今さらですが、「甲状腺低分化癌」についておさらいしてみた。
 癌治療のニュースにはすぐに目が行くようになったが、その癌治療にはたいてい「甲状腺癌」は入っていない。それほどマイナーな癌ということです。

 「日本人における甲状腺がん患者数は約13,000〜29,000 人です」とのこと。私の「低分化癌」はその2パーセントということは全国で260〜580人ですか。
 「少な!」
 その内男性は2割以下と言われているので、52〜116人。
 「少な!」

 これで、甲状腺癌の治療が胃癌や肺癌のように研究が進んでいないのもうなずける。
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◎harecoco.netより

■甲状腺はどんな働きをしているの?

甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌するところです。

甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。つまり、活動するために必要なエネルギーを作り、快適な生活を送るためになくてはならないホルモンです。

甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても体調が悪くなってしまいます。


■甲状腺ホルモンを一定に保つには?

甲状腺ホルモンを調節するために脳から送られる伝令が甲状腺刺激ホルモン(TSH)です。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)は血液中の甲状腺ホルモンのほんの少しの変動も敏感にキャッチして、甲状腺ホルモンの量を一定に保つように指示しています。

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 今まで、なんで甲状腺がヨードを取り入れるのか、も一つ分かってへんかった。
 基本中の基本でしたねえ。
 「甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌するところです。」
 
 この文も前に一回は読んでいるはずになのに、頭には入っていなかった。
 「甲状腺低分化癌」テストがあり、受けていたとしたら、落ちてますね。

 でも調べれば調べるほどおもしろいので、またこのことについては書くことにしましょう。全国100人ほどの「甲状腺低分化癌」の男性患者さん、期待してくださいね。

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【RUN】

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 「晩ごはんを食べてから、ちょっとでも走ろうかなあ・・・。」

 その考えは食べ終わって萎えてしまった。
 今日からヨメさんの専門学校の授業が始まり、また当分一人晩ごはん。
 8月15日にテレビが壊れてしまって、静かな部屋で一人食べる晩ごはんはわびしい。
 ラジオは安もんなので音が悪くて・・・。

 明日は晩ごはん前に走っとこう。

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【今日のきく】

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 うちの団地にはネコちゃんがいっぱい。
 地域猫として世話をしてくださっている方があるらしい。

 それはうれしいのだが、あまりにも堂々としている。
 うちなんか犬がいることを分かっているくせに、玄関先や庭などでリラックスして寝ている。

 「きくちゃん、なめられてまっせー。」

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 散歩に行こうとしたら、長代川の横にもかわいいネコちゃん。これがまた堂々としていて逃げへんにゃわ。

 「きくちゃん、なめられてまっせー。」

 

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 夜10時半過ぎには、恒例「オバサンバス停お迎え」。
 今日は若いおねえさんが降りてこなかったので、きくの浮気はなしでした。

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2017年08月18日(金)

シンチグラフィー結果 [病院]

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 今日は出張販売に出かける前に京大病院へ。
 7月14日の退院前に撮ったシンチグラフィーの結果を聞きに。

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 10時からの予約だったので、9時半前に着けば間に合うだろうと思っていた。
 ところが、9時20分到着時点で駐車場は満杯。病院の周りの道路で待機することになった。

 新しく作られる「IPS研究棟」の現場には、我が社の緑の制服のガードマンが。暑さに倒れぬよう、いろいろ工夫されているようだ。

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 50分ほど待って、やっと駐車場へ。
 受付を済ませて診察室前に来たのは10時20分。予約時刻に20分も遅れてしまった。そこからさらに50分ほど待ち、11時過ぎてからやっと私の番になった。

 診察というか、シンチグラフィーの結果のお話しは5分で終了。
 「甲状腺付近に放射性ヨードが集積しています。体の他の部分に放射性ヨードは集積していません。治療は効果があったと言えます。」
 「それは、現時点では転移はしていないということですか。」
 「そうです。この先どうなるかは分かりませんが、現時点では転移は見られません。」
 「今後どうすればいいんでしょうか。」
 「半年ごとに経過観察をし、検査の結果によって、またアイソトープ治療を受けていただくことになるかもしれません。」

 ということで、半年先の診察日を予約。
 その前に、鞍馬口医療センターでいろいろな検査をせんなあかんらしい。
 このローテーションが死ぬまで続くみたいですね。

 「癌宣告」を受け「全身転移の可能性大」と言われたときは、「今までと同じように動けるのはあと1年くらいで、そのあとシュシュシュー・・・と死んでしまうんやろなあ」と思っていた。でも、どうもそうではないらしい。
 甲状腺腫瘍が直径4センチくらいになるまで気付かなかったのに、どこにも転移していなかった理由は何なんでしょう。このへんがよう分からんが、今生きてるしええか。
 

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◎画像診断まとめより(興味のある方は見てください)

   甲状腺癌、甲状腺機能亢進症に対する131I(ヨード)内用療法の適応、効果判定、副作用は?

公開日 : 2015年8月13日 / 更新日 : 2017年5月9日

【甲状腺シンチ】
•甲状腺は血中のヨードイオンを取り込み、有機化して甲状腺ホルモンを合成する。
•123Iは診断目的で用いられる。摂取率24時間値は甲状腺機能をよく反映する。甲状腺中毒症の鑑別には123Iのほか、ヨード制限のいらないパーテクネイトが用いられる。
•131Iは甲状腺の被曝が大きいため、甲状腺機能亢進症や分化型甲状腺癌(乳頭癌、濾胞癌)の治療(内照射)目的で用いられる。

【内照射(内用療法)とは?)

体内に投与した放射性物質を用いた放射線治療。

■内照射の適応
•131Iを甲状腺疾患(上記)へ。
•メタストロンを骨転移疼痛緩和薬として。
•ゼヴァリンを悪性リンパ腫放射免疫療法として。

【バセドウ病に対する131Iの内容療法】
•131Iが集積し、β線により甲状腺濾胞細胞を選択的に破壊する。
•適応:抗甲状腺薬の副作用、コントロール困難例、手術後の再発など
•前処置として1-2週間のヨード制限・2週間以上の抗甲状腺薬の中止
•投与量は222~370MBq(500MBqまでは入院不要)
•治療効果は投与量や甲状腺の感受性による。通常は内服後1-3ヶ月後に効果が現れる。
•副作用としては、甲状腺機能低下症。

【分化型甲状腺癌に対する131Iの内用療法】
•甲状腺は血中のヨードを取り込んで、甲状腺ホルモンを合成する。ここに131Iを取り込ませることにより、甲状腺癌を破壊していくという治療。
•分化度の高い癌である、乳頭癌と濾胞癌に適応がある。分化度が高い方が、ヨードを取り込む甲状腺の機能を保有しているから。ただし分化癌でも転移に集積しないことが1/3である。
•より131Iを取り込ませるためには、放射性ヨード投与3(1-3)週間前からヨード制限が重要。(海産物、とくに昆布、ワカメ、たらはダメ。ほか風邪薬に含まれることもある。)
•ヨード造影剤を用いたCT検査を受けた場合、1ヶ月以上空ける必要がある。
•基本的に甲状腺癌に対して手術で、甲状腺を全摘あるいは、準全摘した人が対象。正常甲状腺が残っているとそちらに集積するから。
•妊婦や授乳婦には禁忌。小児には行う。

•遠隔転移があればこの治療が第一選択。なくても、再発予防のため投与し、残存する正常甲状腺(これをレムナント(remnant)という)ともに破壊して甲状腺床を一掃する(これをアブレーションという)目的で使用される。
※甲状腺全摘しても残存甲状腺組織が10%程度に残る。

•この治療の良いところは、重篤な副作用がまれであること。放射性物質を使うとはいえ、他の部位への被ばくが少ない。

■131Iの内用療法の手順
1.I131を経口投与する。この際、隔離病室での治療が必要。
2.治療後、γ線でシンチグラフィーを撮影。病変への集積を確認。サイズの縮小や、腫瘍マーカーであるサイログロブリンの増減をチェック。
※サイログロブリンが甲状腺全摘後に上昇すると、分化型甲状腺癌組織が存在することを示唆する。

【131I内用療法の治療効果は?】
•肺転移(A)>骨転移(B)>局所再発、リンパ節転移(C1)>脳転移(C3)の順で効果的。()は推奨グレード。
•肺転移には特にサイズが小さく、若年者ほど効果的。
•局所再発やリンパ節転移には集積を認めても十分が効果が出ないことが多い。なので可能な限り手術により摘出する。

【131I内用療法の副作用は?】
•副作用が少ないのがこの治療のメリットではあるが、副作用もある。
•急性障害として、無精子症・精子減少、腹部不快・便秘、味覚異常・口内不快感・唾液分泌異常、食欲不振・嘔気・嘔吐など。
•また治療後1年は妊娠を避ける。
•治療間隔は少なくとも半年以上空ける。膀胱癌や白血病の発生の報告あり。


■症例 60歳代の女性

甲状腺全摘術後に131I 5,550 MBq(150 mCi)で治療後。

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2006年放射線科診断専門医試験問題67より引用。

 甲状腺全摘出後の甲状腺癌転移巣に対する131I内照射療法後のシンチグラム。甲状腺部および椎体、肺、縦隔などに集積あり。甲状腺癌の転移を疑う所見。甲状腺癌の組織は、高分化型の乳頭癌もしくは濾胞癌がこの治療の対象になるが、骨転移を認めている点から濾胞癌がより疑わしい。

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【ここが大事】

•遠隔転移があればこの治療が第一選択。なくても、再発予防のため投与し、残存する正常甲状腺(これをレムナント(remnant)という)ともに破壊して甲状腺床を一掃する(これをアブレーションという)目的で使用される。
※甲状腺全摘しても残存甲状腺組織が10%程度に残る。
     ◇     ◇     ◇

 いろいろ調べて、やっとちょっとだけ分かってきた。
 今、甲状腺低分化癌のテストしてもらったら、私いい線いけそうですけど・・・。

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2017年07月28日(金)

アイソトープ治療・まとめ [病院]

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使い捨てカメラの1枚目

◎harecoco.netガイドより

   放射性ヨウ素(アイソトープ)内用療法とは

■放射性ヨウ素内用療法とはどんな治療法なのでしょうか。

#放射性ヨウ素内用療法では、放射性ヨウ素のひとつであるヨウ素-131というアイソト−プの入ったカプセルを飲んで、甲状腺の病気を治療します。

#放射性ヨウ素内用療法は、体内に吸収された放射性ヨウ素の60%以上が甲状腺細胞に取り込まれるという性質を利用した治療法です。

#甲状腺に集まった放射性ヨウ素は放射線を発し、甲状腺ホルモンをつくる細胞を徐々に破壊していきます。

#バセドウ病では、甲状腺ホルモンをつくる細胞が少なくなり、甲状腺の働きが正常になっていきます。

#甲状腺がんでは、がん細胞を破壊し、転移したがんも破壊します。

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 すでに京大病院に使い捨てカメラを取りにいっていたのだが、入院中の写真ははぽ真っ暗。残念ながら、これから入院されるかもしれない方の参考にしてもらえる写真は撮れていなかった。
 入院前の試し撮りの(と言ってもこれも最後まで確認できなかった)きくの写真だけ、ちゃんと撮れていた。

 入院中の写真を見ながら今回の治療を振り返ろうと思っていたが、ちょっとあてが外れてしまった。
 今日は寮2(出町)24時間。休み時間はたっぷりあるので、覚えていることは今のうちに書き留めておくことにしよう。

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 母や叔父が癌で亡くなっているのに、今まで「自分の癌」についてはほとんど考えたことがなかった。
 まさか、自分が母や叔父の癌が見つかった年齢より早く癌になるとは・・・。それも、母や叔父の胃癌ではなく、まれ中のまれと言っていい甲状腺癌とは・・・。

 癌になった方の中には、できるだけそれを隠し通したいと思われる方もあるようだ。人それぞれに事情があるので、そういう人もあるんかなあとは思う。でも、隠したって治るわけじゃなしとも思う。

 私自身も、治療する側の医師や看護師の話より、される側の患者さんのブログのほうがずっと分かりやすくて役に立った。「この人、もうすぐ死んでしまうんちゃうやろか」とハラハラしながら読み進めたもんです。

 私も自称・正直ブログを書いている手前、自分が知りえた癌治療については包み隠さず書いて行きたい。自分の治療がうまく行こうと行くまいと。それが不安だらけの同じ病気の患者さんに役立てば、すごくうれしい。

 ただし病院名をはっきり書いているので、悪口は書きにくいし、場合によっては訴えられることにもなりかねん。そのへん、難しいですね。

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 さて、入院2日目。
 午後4時ごろに部屋を移動した後のことが、まだ書けていないまま。

 5時前に、ゴム手袋をはめた手に薬瓶を持って医師が部屋に入って来られた。
 「カプセルが2つあるので、1つずつ飲んでください。」
 そう言って、カプセルを1つ入れたビンを渡された。
 指示通り、1つずつ飲んだ。
 なんということもない。

 「夜ぐらいから効いてくるはずです。」
 そう言われて、夜寝られへんかったらどうしようと心配になった。
 ところが夜中に起きることもなく、朝までぐっすり寝ることができた。

 次に心配だったのは、吐き気。
 入院3日目の朝起きたら、確かに気持ち悪かった。でも、朝ごはんは全部食べられた。
 そのあとも気持ち悪いのは続いていたが、「えーい、こうゆう時はまた寝てしまえとベッドに入った。そしたら、またウトウト。
 1時間ほどウトウトして起きたら、吐き気はかなりましになっていた。

 それ以外にも手足の先っちょがしびれるとか、喉や口の中が痛み出すとか、味覚異常になるとか、いろいろと心配していたことはほとんどだいじょうぶだった。
 また、「ごくまれな」ほとんどしんどくならなかった患者となったようだ。

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 2回目の手術のあとは、しんどくてほとんど寝ていたので退屈になることはなかった。寝ているうちにどんどん時間がたった。
 しかし、今度は体は元気。することがない。時間が全然過ぎて行かない。まいった。
 できることは、テレビ(3日で10時間分しか残ってない)、本(捨てるのがもったいなくて、1冊しか持ち込んでいない)、軽い運動(10mの廊下をウロウロ)くらい。
 テレビは有料なのでこれで仕方なかったが、捨ててもいい本はもっとあったはず。もっと早く準備しておけばよかった。これは大きな反省点。

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 そうそう、ここで悪口をひとつ。
 放射性ヨードカプセル服用後初の朝ごはんを運ばれたあと、廊下に置かれたお弁当的なものを部屋に入れたあとに電話が。
 「藤井さん、私たちが食事を廊下に運ぶときは部屋のドアは閉めておいてくださいね。」
 「はい」と返事はしたものの、納得いかなかった。

 前日、医師に「部屋のドアは閉めておいた方がいいんでしょうか」とお聞きした。それは、ドアを開けたままなら少しでも監禁感がましになるかと思って。
 「開けたままでいいですよ。ドアを閉めても(放射能漏れが)完全に防げるわけじゃありませんから」とのこと。それをお聞きしてうれしかった。「ずっと開けといたろ」と思った。

 ところが、「ドアは閉めておいてください」って。どうなっとんじゃい。わしゃ、医師にちゃんと確認したっちゅうねん。そんなに放射能が心配やったら、ロボットにでも運ばせや。人をバイキン扱いしとるやないかーい。

 体が弱っていたらこんなこともスルーしてしまっていただろうが、なんせ元気。ちょっとしたことでもむかついて大変だった。

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 まあそれでも、模範患者を演じてましたねえ。
 時間がたつことだけを願いながら・・・。

 最後の日の朝に、冷やしうどんが出てビックリ。
 もちろん、つゆは椎茸だしでしょう。

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 テレビカードの残量が少なくなり、持ち込んだ本を最後まで読んでしまうと、もうすることがなくなった。窓から外を見て、時々通られる人の観察をするくらい。でも、裏にあるのは何の建物が分からないが、人の出入りは少ない。

 3泊4日なので持ちこたえたが、もうすごく長いと本当に「発狂○歩前」になっていたかも。

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 「アイソトープ治療」と言っても、何してもらいましたかねえという感じ。
 お尻に注射してもらって、放射性ヨードカプセルを服用し、あとは放置状態。
 看護師さんは治療室に入れないし、医師も1日1回1分ほど様子を見に来られただけ。特別何かをしてもらった訳でもない。

 これで費用は莫大なもの。
 どうも納得行かんが、医療というのはこんなもんなんでしょうか。

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2017年07月24日(月)

「おとなしくしてたら治ります」は「かしこうしとったらええもんやる」に似ている [病院]

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 今日は、鞍馬口医療センターで経過観察。
 受付で「昨日から熱が出て、それも診てもらいたいんですが、どうしたらいいですか」と聞いてみた。「診察の時に先生に話してください。その内容によって、先生が診られるか他へ回されるか判断されますので」とのこと。

 月曜は混んでいる。
 11時に予約が入れてあったのに、実際は11時45分。

 「放射性ヨード治療はどうでしたか。」
 「T先生がめちゃくちゃビビらせてくれてはったおかげで、案外楽に過ごせました。
先生のお話では、『窓のない部屋に閉じ込められる』というイメージやったんですけど、窓があって外の景色は見えるわ、部屋の外の廊下には出てもええわで、それだけで気分が全然ちがいました。」
 「それはよかったじゃないですかー。」

 「昨日急に熱が39.2℃も上がって・・・」と今までの経緯と現状を聞いていただいた。いろいろ調べたり考えたりされたあと、「うーん、よく分かりませんね。」

 「おとなしくしてたら治ります。」

 この言葉で一瞬「ズッ」となりかけたが、私の小さい時のことを思い出した。よう、おかちゃんに言われた。

 「かしこうしとったらええもんやる。」

 うちのいなかみたいなとこに「ええもん」なんかあるはずもないのに、小さい頃の私は期待してかしこうしとったもんや。

 ロキソニンと漢方薬を処方してもらい、今日の診察は終わり。あとは「かしこう」じゃなくて「おとなしく」さえしとけばいい。

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 だいぶ遅いお昼ごはんになったが、ヨメさんがおいしいおうどんを作ってくれた。

 ヨメさんが言っていたことでちょっと気になったことがあった。
 「廉にこうじさんの病気のことラインしても、も一つ分かってへんみたい。」
 「ボクのブログを見てくれたら、くわしく書いてあるんやけどなあ。京都走ろう会の〇〇さんやら□□さんはよう分かってくれてはるでー。たぶん、端から端まで読んでくれてはると思うわー。」

 私のブログはおおかた写真なので、5分もあれば見ることができる。まあ父親のブログなんて興味もないのかもしれないが、忙しくて疲れていてそんなものを見る心の余裕がないとしたら心配。
 先日、国立競技場の現場監督を任されていた23歳の若者が過労から自殺したというニュースを聞いた。廉がそれと似たような状況にないことを祈る。

 私のブログには、「あほやしー」と突っ込めそうなところがいっぱいある。廉にもそんなところを見て笑ってほしいが、身内では笑えんもんかなあ。ヨメさんは、「私が身を粉にして働いているのに、アンタはお気楽すぎて、ブログ見るたんびにむかついてかなん」と言う。そんなもんでしょうかねえ。

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 午後はJAに保険金請求の用紙もらいに行き、そのあと京大病院へ。
 診断書請求の申し込みは「鞍馬口」で2回しているので、「京大」でもすぐできると思っていた。ところが、私が番号を取った午後3時50分で35人待ち。書類を出すだけのことなのに、けっきょく私の番が回ってきたのは5時10分すぎ。ここ、改善せなあきませんね。

 ついでに、も一つ言っときましょう。
 現在、京大病院の駐車場は患者は無料。今回のように診断書請求で来た場合も無料。
 しかし、9月1日からは30分無料、それを超えると一律1000円。ボッタクリ!
 今日私は、30分以内に帰れると思っていた。でも実際は1時間半以上。これで1000円ですか。診断書に4320円取られて、その上1000円プラスはきつい。
 病院に来る用事で30分以下はあり得ない。ということは、全員から1000円取るつもりですか。それって、周辺のコインパーキングより高いでっせ。せめて「鞍馬口」なみの1時間100円になりませんかねえ。

 こんなことをぼやけるのも、熱が下がって元気になったから。
 いや、薬が効いているだけなのかもしれん。

 そうそう、「鞍馬口」のI医師は、ヨメさんが言っていた「放射性ヨード治療で免疫力が落ちている」「インフルエンザかもしれん」の二つをきっぱりと否定してくださった。特にインフルエンザと診断されたら、今週の寮の管理代行2回が吹っ飛んでしまい、私にとっては大金の○○○○○円が吹っ飛んでしまう。インフルエンザじゃなくて、ほんまよかった。

 「かしこうしとったら・・・」

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【今日のきく】

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 昨日はしんどくて、きくの散歩が一回も行けなかった。全部ヨメさんに行ってもらった。
 きくちゃんごめんな。今日はだいじょうぶやでー。

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2017年07月14日(金)

退院すれども近寄れず [病院]

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 今日のお昼、京大病院を無事退院いたしました。

 退出可能限界というのが決められていて、放射性ヨードの体内残留量が30マイクロシーベルト以下なら退院できるらしい。私は10マイクロシーベルト。優等生ですか。
 「1日2リットル以上の水分を取って、ドンドン尿や汗で出してください」と言われ、がんばって飲みましたがな。元々マラソンとかでも水を飲まへんほうやのに。起きてるときは1時間に1回くらいトイレに行っていた。ああ、その甲斐があった。

 「退院後の生活の注意点」を説明してくださった看護師さんは、今回のピカイチ。
 「一番心配なんは、飼ってる犬に近づいてもええんかどうかゆうことなんです。それを先生に質問したら、すっごい困らはって・・・。人間のことはスラスラ説明してはった先生が、なんやあいまいな返事で・・・。」
 「そうでしょうね。犬への影響は研究されてないと思います。何かあったら大変ですから、用心するに越したことはないと思いますよ。ワンちゃんは喜んでひっついてきますもんね。」
 「そうでしょう!」

 実は、うちのきくは私のことを下に見ているので、「喜んでひっついてくる」ということはめったにない。でも、そう言ってもらえるとうれしいじゃないですか。
 家が別の所にもう一軒あるのでそこに行こうと思っていると話したら、「3日間はそうされるほうがいいと思います」と言われた。

【最も気を付けること】
・5才以下の子ども、妊婦さんとは1m以内に近づいたり濃厚な接触は8日間は避ける。
・5才以上の子どもと1m以内に近づくことも4日間は避ける。

【帰宅後3日間】
・家族と一緒に過ごす場合、できるだけ離れる。
・用便後は2回流す。
・寝るときはひとりで。
・入浴は家族の最後にして、すぐに浴槽などを洗浄。
・十分に水分を摂取。
・衣類などの洗濯は他の家族のものと別に行う。
・旅行・移動は必要最小限。
・人混みには行かない。
・職場は休む。

【投与後数カ月から1年間】
・治療者カードを3ヶ月間携帯(火災報知器が作動したり、セキュリティチェックでひっかかる場合がある)。
・交通事故や医学的な緊急事態に巻き込まれたときは、治療者カードを提示。
・女性は1年以内の妊娠、授乳をしない。
・男性は半年間は避妊。

 これに付け加えられたことがショックだった。
 「1年間は赤ちゃんに接触しない」
 万一、廉や真樹に1年以内に赤ちゃんができたとしたら、さわったらあかーん!
 4年連続でアイソトープ治療を受けておられる方もある。そろそろ解禁→入院治療→そろそろ解禁→入院治療のくり返し・・・。ということは、私がそうなったら永久に孫に近づけへんちゅうことか。

 「退院すれども近寄れず」解禁は、いったいいつになるんでしょう・・・。

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治療室に持ち込んだもの

 今日は治療室に持ち込んだものをすべて処分。
 何か記録に残しておきたかったので、使い捨てカメラだけ持ち込ませてもらった。昨日の体内残留量測定の時に、このカメラも測ってもらえばよかったのだが忘れていた。ちゃんと撮れているかどうか分からん写真だが、これは今日持ち出せないのでだいぶ先に公開ということになる。まあ、すんだことやしどうでもええか。

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 ペットボトル500×6本、コーヒーパック×10、お茶パック×10、もも×2、すもも×8、ぶどう×2房。
 ちょっと気持ち悪くなった時もあったが、「放射性ヨードは、早く出さないと体のあちこちに支障がある」と聞いていたので必死。食べ物系はほとんど捨てずに済んだので、まだ後ろめたさがなくてよかった。

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 シャワーを浴びて着替えると、やっと治療区域から脱出。
 最後にRI診療棟に行き、シンチ撮像。
 まあ簡単にゆうたら、放射性ヨードがしっかり癌細胞に食らいついとるかどうかを調べるヤツ。
 「食らいつけよー!」
 今からゆうても遅いか。

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 「機械が鼻すれすれのところまで来ますよー。こわかったら目をつぶってください。」

 「なななんちゅう・・・。」

 ほんまに鼻すれすれまで来よるがな。もうちょいで鼻つぶれて息止まるがな。
 こっちは手足縛られとるちゅうねん!

 スリルありすぎて疲れた。USJには行ったことないが、絶対にこっちのほうがドキドキハラハラ。全部で40分くらいだったらしいが、終わった時立ち上がれなかった。体フラフラ。無茶しよんで。

 支払い手続きに行くと、高額医療の認定証を持ってきてから計算してくださるとのこと。入院前になんぼ探しても出て来ず、「一旦3割計算で払っていただきます」と言われていた。そんなややこしいことにならず助かった。
 京大病院さん、しっかりしてはります。よかった。

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 通路に現在工事中のお知らせ。
 「この工事のガードマンは〇〇〇です」と書いてほしかったなあ。緑の制服のわが社のガードマンが立っている。
 暑い中、ご苦労様です。倒れんようにね。 

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 アイソトープ治療病棟を出た人は、うどんを食べに行く人が多いらしい。昆布やカツオのだしが使ってあるうどんは、ヨード制限食にまともに引っかかる。つまり、この治療を受けた人は全員2週間はうどんを食べていない。

 私は・・・。
 うどんよりラーメン。ラーメンは胆のう炎に悪そうだが、今日くらい食いたいもん食わせよー。

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 京大病院の東向いの「らんたん」さん。
 前はよう食べに来てたけど、うちの子らが小さい時に来て以来やから15年ぶりくらいかなあ。

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 じいさんばあさんと、その娘さんらしき人の3人でやっておられた。あのじいさんばあさんは、40年前にもおられたのだろうか。

 「あんたらの30℃は実際は32℃やから。2℃はおかしなってるから」と娘さんらしき人がおっしゃっていた。たしかに。私も、昔ほど暑さを暑いとは思わなくなってきている。

 タクシーのおっちゃんの、「鴨川の洪水の時は上流から牛が流れてきた」という話も興味深かった。

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 チャーシューメン・並(850円)を食べ終わるころ、汁の中にきくちゃん登場。こら、ヨメさんにメールせなあかん。

 「線量基準以下なので、退院できました。3日間は要注意とのことなので、予定通り別所に帰ることにします。」
 「店暇やし迎えに行きます。」
 「人に近づいたらあかんので、迎えに来たらあきません。」

 ありがたい申し出を断らなくてはならないこの辛さ。(車の中は、1m以内に長時間となる可能性が高い。)

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 京大病院からの帰りは、市バスで元田中まで行き、元田中から叡電で帰る方法をヨメさんが教えてくれていた。しかし、バスは人混みになる可能性があるので回避。

 京阪・神宮丸太町駅まで歩いて、そこから出町柳。出町柳から叡電で京都精華大学前駅へ。
 電車の中で、小さい子が近づくたびにドキドキした。「おっちゃんは、わけあってあなたに近づいたらあかんのです」とも言えへんし・・・。
 
 京阪・出町柳駅には徳力富吉郎さんの版画が飾ってあった。この方も別所ゆかりの人なんですよ。

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 家に着くと、ヨメさんの忘れ物。それを届けに店へ。
 きくはなんか調子が悪いらしい。そういう時はオッサンと「ガウガウごっこ」をすると元気になるのだが、残念ながら今はできない。
 「あと3日待ってなー。」

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 まずは左京区役所へ。
 「限度額適用認定証なくしましたー」と言ったら、係の方は困っておられた。それでもすぐに再発行してくださった。これで一つ片付いた。

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 今日金曜は4時にヨメさんときくが帰ってくるので、大あわてでいなかに帰る準備。ガガガといろんなものをつかまえて持ってきたが、あるもんでなんとかしよう。

 いなかの家に着いたのは4時半すぎ。
 気温はそれほどでもないのだが、いやに蒸し暑い。

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 いなかでもポケットWifiが使えるようになった。
 治療室に入っていた3日分のいろいろなことをチェック。
 一番気になるのはfukikoさんのブログ「猫と過ごす、こんな一日」。

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 さてーとー・・・。
 せっかくいなかに来たんやから、走らんとね。

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 別所で走ると言えば花背峠往復8km。
 監禁部屋で運動できなかったので走れるか心配だったが、ゆっくり行けばよろしい。

 5時半ころスタート。
 上の町の浄水場前の温度計は26℃。別所にしたら暑い。これに加えて湿度の高さ。すぐに汗が吹き出てきた。
 こうして体内残留放射能を出すのはすごくいいことらしい。病院ではエアコンが効いていて、全然汗が出ませんでしたから。

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 もうすぐ峠というところで、後ろから追い付いてきた車。
 「おっちゃん、どこまで走るん?」
 姪(ターコ姉の三女)とその娘。街に出かけるようだった。

 「峠まで。今日、京大病院退院してん。」
 「そうなん。走ってだいじょうぶ?」
 「汗出さなあかんねん。今、体から放射能出まくりやし、近寄ったらあかんでー。」
 「はーい。」

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 峠の北向きは23℃だったが、南向きは25℃。

 ここまで約4km、26分01秒。6分半ペース。

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 帰りはずっと下り。
 曇っているのに汗は出る。よしよし。

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 うちの3軒手前、「庄七」にワンちゃん発見。
 長いこと見てなかった「カイちゃん」やと思う。だいぶ前に見た時よりえらいごっつなってたけど・・・。

 帰り4km、22分13秒。5分半ペース。

 8km、しっかり走れました。

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 家のびわの木にたくさんの実がなっていた。ヨメさんはお灸に使う葉っぱをほしがっていた。おみやげに持って帰らんならん。

 お墓参りの予定日を聞きに、兄の家へ。残念ながら留守。
 その帰りにターコ姉夫婦の家へ。
 「近寄ったらあかんで」と前置きして、少し離れて歓談。姉は私のブログを時々は見てくれているらしい。

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 家に帰ってすぐシャワー。
 家を建てるときにこだわった広いお風呂。ゆったりとしていて気持ちいい。
 シャワーのあとはすぐ掃除。たいへんやわ。

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 時計が止まり、テレビもない。
 しかし、何もしなくていいので不便ではない。

 制限食用に買っておいた焼肉缶詰と、帰り道のJA市原野で買った納豆とトマト、無人販売のどぼ漬けなどで夕食。これはこれでぜいたく。

 三線の練習をしようと持ってきたが、今日はもう寝る。
 また明日。

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2017年07月11日(火)

京大病院2日目 [病院]

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 出たー、必殺「温泉卵」。
 胆のう炎最大の敵は卵の黄身。次々と刺客を送り込みよんなー。

※アイソトープ治療室移動は今日の午後。
 それまではパソコンを使えるので、このあともなんか書きますね。

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 朝から採血。
 「5本、採血しますね。」
 「えっ、5本もですか。」

 でも、うまい看護師さんでよかった。

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 「捨ててもよくて、おもしろくてためになる本」を探しに地下売店と地下ローソンへ。

 「そんな本は、ない!」

 仕方なく、家から持ってきた本。
 中島義道さんの「狂人三歩手前」。2006年出版で初版本を買っているので、古本屋さんで買ったものではない。当時1300円。よく考えると、今日読めるところまで読んで、ロッカーに入れておいて退院の時に持って帰ればいい。

 それにしても、なんと今回の私の入院のテーマにピッタリな・・・。
 窓もない厚さ1メートルの壁に囲まれた部屋に3泊4日監禁されるものと思い込んでいたので、「これは発狂する可能性あり」と思っていた。ヨメさん曰く「アンタはもう十分狂ってるから心配いらん」ということだったが、そんな私でも心配は心配だった。

 7月11日(火) アイソトープ治療室1日目 発狂三歩前
   12日(水)          2日目 発狂二歩前
   13日(木)          3日目 発狂一歩前
   14日(金)          4日目 発狂!退院?

 だいたいこういうスケジュールを考えていた。
 ところが窓はあるわ、ちょっとだけやったら部屋の前の廊下(2部屋分10mほど)に出てもええわで予定が狂った。この二つで息抜きができるので、たぶん発狂は免れそう。

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 私のブログを見たヨメさんからメール。
 「ちゃんと卵はあかんて言うてください。入院費払うのだから。ええ加減なことされて、ネタと思っておもろがってんと」とおしかりのメール。
 「細かいことを気にしだすと、心が重くなります。今あるもんで何とか工夫してしのいでいく。ええ歳のジジイやから、それでいいと思います。心配かけてすみません」と返信。

 私は「食べんと残したらええだけ」と簡単に考えていた。それよりもエアコンが寒くて寒くて。甲状腺は体温調節機能という役目を持っている。その甲状腺を全摘しているのだからか、最近エアコンがものすごくこたえる。

 「治療室に持ち込んだものはすべて捨てる」ということだったので、着るものを全然持ってきていない。捨てる用バスタオルとして、「2006年小豆島へんろ道マラソン」の大きいバスタオルを持ってきといてよかった。小6の真樹と親子ペアで優勝した思い出の大会。これでだいぶ寒さがしのげた。
 まだ家では一度もエアコンを入れていないので、切ってもらってもいいくらいなんですが・・・。

 このへんのことを、体温・血圧を測りに来られた看護師さんに言ってみた。
 「部屋ごとに温度変えられますよ。1℃上げときますね。」
 ズッ・・・。
 「卵、マヨネーズ、乳製品など取ってからお出ししますね。」
 ズッ・・・。
 今までのことはなんやったんでしょう。よう分からん。

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 昼食は、鯛!

 卵系がなく、心配なく全部食べられた。

 そろそろ部屋移動の準備。もう更新は無理かな。
 順調にいけば、次は金曜の夕方に。
 それまで、さようなら。

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 往生際(?)の一枚。

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 もうすぐ、放射性ヨードカプセル飲まんなん。
 看護師さんが心配してくださって、いろいろと話しかけてきてくださった。

 「サバイバルやとおもて、楽しみます。」
 「そうなんですかー・・・。」

 飲んだ後も、いつものヘラヘラ笑顔やったらいいんですけど・・・。

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