パオパオだより

2022年05月14日(土)

名護ルーティン [沖縄]

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 私の名護ルーティン。

1.真樹のところに泊めてもらって、はんぺんふれあい体験
2.「理容きゃん」さんで散髪
3.「きっと屋キッチン」で食事
4.玉城さんにごあいさつ

 真樹は朝ごはんを作ってくれ、9時半ごろバイトに。

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 今回は一泊だけなので、はんちゃんが慣れる時間もなかった。

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 ぺんちゃんはいつもの愛嬌のある顔で、私の前をウロウロしてましたけど。

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 けっこう雨がきつかったので、「理容きゃん」さんまで真樹に車で送ってもらった。
 まだ9時半すぎで早すぎるかと思ったが、全然だいじょうぶ。いつもの安定1500円コース。「うまい、早い、安い」。

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 散髪のあと、いったん真樹のところに帰った。
 雨が小降りになったので、「きっと屋キッチン」さんへは走って行くことにした。

 パチンコ屋さんの駐車場に、かわいい猫ちゃんがいた。

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 陸上競技場の横を通ると、メインスタンドがなくなって芝生になっていた。これだと、公認大会が開けないのではないかと心配。

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 今日は土曜日なので、玉城さんのお勤め先は休みと分かっていたが、どなたかおられるかもしれないと思い一応訪ねてみた。
 残念ながらお留守。また、「沖縄慰霊の日」の前にお会いしましょう。

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 「きっと屋キッチン」さんに行くのにはどの道が一番近いのか、よく分かっていない。けっこう細い通りがあり、迷路みたいなところもある。

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 真樹のところから1.65km。
 雨のせいか、その時お客様はおられなかった。

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 「ずっといますね。」
 「いますね。丸9年が過ぎて、10年目に入りました。」

 まるで小説の書き出しのようなテンコさんと私の会話。主語が省かれているが、もちろん真樹のこと。

 「前は近くてよかったんですけど、今はここまで1.6kmくらいあります。」
 「その間に、今帰仁もありましたね。」
 「よく覚えてくださってますね。」

 「娘がバイト先のオーナーさんに、『お父さんときっと屋キッチンのテンコさんはお友だち』ってゆうてるらしい。」
 「そうなんですか。」

 「お友だち」はちょっとちがうような気がする。「いつも実のある会話ができる相手」というのが適格かも。

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 今日は安定のカレー(990円)。
 きっと屋キッチンさんは、毎日メニュー1本で勝負。

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 食事とセットのドリンクは、+110円。
 今日もおいしゅうございました。満足、満足。

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 途中からお客様が入ってこられ、おしゃべりはそこまで。
 それでも、かなりいろいろなことが話せてよかった。

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 「来月22日は娘と来ます」と言っておいた。
 その日のメニューはなんじゃろな。今から楽しみ。

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 帰り道で見かけた猫ちゃん。
 名護は、かわいい猫がたくさんいる。

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 帰りは1.51km。
 もっと近道があるかもしれん。また調べてみよう。

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 はんぺん、仲良くなれるヒマがなかったね。
 また6月に来るからね。バイバイ。

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 下の駐車場もきれいにされ、前からいる猫ちゃんたちも快適そう。

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 やんばる急行バスではちょうどいい時間のがなかったので、バスターミナルから普通の高速バスに乗った。やんばるより580円高い2230円。いたいねー。

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 那覇―石垣間はANA。
 ここが一番近いのに一番高くついた(8840円)。

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 180人乗りだと思うが、乗っているのは30人くらい。大赤字ですね。

 「明日は大雨になりませんように」と空の上から願っていた。

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 大会ボランティアスタッフの高校生・大久保君に教えてもらった本屋さん兼文房具屋さんで、ウクライナアピールゼッケンを補強するケースやテープを買った。石垣島に、こんな立派なお店があるとは知らなかった。

 これで準備万端。 
 あとは、しっかり走るだけー。

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2022年05月13日(金)

11か月ぶりの沖縄 [沖縄]

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2022年02月08日(火)

学習性無力感 [沖縄]

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◎毎日新聞2月8日朝刊

   <火論> 勝つまで続くジャンケン 大治 朋子

 先月投開票の沖縄県名護市長選は、米軍普天間飛行場の辺野古移設計画を進める政府・与党が推薦する現職が再選された。

 果たしてこれは「基地容認」の潮流なのか。琉球新報の前編集局長で現在、取締役広告事業局長の普久原均さんに聞いた。

 普久原さんによると、沖縄では景気が悪くなると「生活防衛の心理」が働き、政府からの予算締め付けなどでさらに経済が悪化しないよう、与党支持の候補に票が集まりやすくなるという。

 古くは1998年、基地問題解決に尽力する当時現職の大田昌秀知事が、3選をかけた戦いで敗北を喫した。現職有利とされたが、沖縄の失業率は当時過去最悪の9・2%を記録。危機感をあおるように、「9・2%」とだけ書かれたポスターがどこからともなく張り出され、保守系候補が勝利した。

 今回もコロナ禍で、基幹産業である観光業や飲食業が大打撃を受けている中での選挙だった。

 ただ、経済界だけではない「もっと大きな、漠然とした恐怖ともいうべき心理」が現職再選の背景にあると感じているという。

 普久原さんの「仮説」はこうだ。
 「明治維新の琉球処分や沖縄戦を通じ、日本政府や日本兵に逆らったらどんな目に遇うか、という経験を通じて県民一般の深層心理に刷り込まれた恐怖が、緊急時に発動してしまうのではないか」

 沖縄ではいま、急激に景気が悪化している。危機に瀕すると人減の思考は本能的になりやすい。過去のつらい体験から、政府の意に沿わない候補者を選ぶことに、直感的にためらいを覚えてしまう――。つまり「心のどこかに刷り込まれている恐怖から、無意識のうちに、政府に対峙しない、対峙してもしょうがない、という無力感が生まれ、対峙を避けようとする心理が働くのではないか」という。

 普久原さんの言葉を聞いて、学習性無力感という心理学の概念を思い起こした。抵抗も回避もできないストレスや抑圧を受け続けると、「自分は無力だ」と学習してしまい、逃れる努力すらできなくなるほど無気力に陥ってしまう。

 沖縄では選挙のたびに基地の是非が問われ、何度もノーを突き付けてきた。だが「本土」はそれを無視するように「容認」を求め続ける。それはまるで「勝つまで何度もジャンケンを迫る幼児のよう」だという。普久原さんは、県民に漂うそんな「無力感」に強い危機感を覚え、自ら執筆した社説で警鐘を鳴らしてきた。

 今回の選挙結果を単純に「基地容認」と受け止めることはできない。

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 今日は火曜の17時間バイト。

 ヨメさんがいつも、「ムダな新聞を2つも取って。アンタが新聞読んでるとこ、見たことない」となじる。
 少なくとも、火曜と金曜の長時間アルバイトの日はじっくり読んでますよー。そうでもしないと、時間が長すぎて・・・。

 今日の毎日新聞のコラム<火論>で、先の名護市長選のことが取り上げられていた。
 真樹が住む沖縄県名護市は、沖縄本島北部の人口6万人あまりの市である。真樹は、名護市の海が見渡せる丘の上にある名桜大学を卒業し、そのままそこに住み着いている。名護市民歴9年で、もうすぐ10年目に突入する。

 前回、フルマラソンも走られる現職市長の稲嶺ススムさんが敗れたのはショックだった。今回は若くて知名度も高い岸本洋平さんにバトンタッチされ、辺野古移設反対派が再び勝利するものと思っていた。
 ところが、結果は5000票の大差で容認派の現市長が勝利。
 「なんでやねん!」と残念でならなかった。

 琉球新報の普久原さん、毎日新聞の大治さんは、それを「学習性無力感」という言葉を使って解説されている。
 私も読んでいて、最初は「そうそう」と思っていたが、いや「ちょっとちがう」。
 「年代別投票先」を見たとき、学習性無力感を感じていくはずの高齢層は、いまだに辺野古移設に抗う人が圧倒している。
 辺野古容認派の市長を再任させたのは、10〜50代の「戦争を知らない子どもたち」のそのまた子どもの世代。私はこの世代を「太平洋戦争の学習をしない世代」と呼びたい。

 以前にも書いたが、京都と沖縄は似たところがあった。それは、「保守」ではなく「革新」が強かったところ。次第に京都の「革新」勢力が弱まって行ったときも、沖縄の「革新」勢力は強かった。その違いは、京都が親から子、孫へ「反戦平和」の考えがうまく引き継がれなかったのにくらべ、沖縄のそれは地道にしっかりと引き継がれていったからだと思う。

 しかし、残念ながら今の沖縄はかつての「弱化京都」に似てきている。
 それは悲しい、そんな沖縄は見たくない。

 毎年6月23日「沖縄慰霊の日」に、「平和・憲法九条」ののぼりを背負って炎天下70kmほど走っているのも、「反戦平和」を忘れた沖縄になってほしくないから。
 うれしいことに、車のクラクションをならして応援してくれたり、すれちがいざまに「ありがとう!」と声をかけてくださる方は、圧倒的に若いお母さんが多い。どう見ても20代30代。これは希望が持てる。

 真樹が名桜大学に入ってから、9年連続で走ってきた。今年は記念すべき10年目。くしくも沖縄復帰50年と重なった。
 記念すべき10年目なので、福井のネコ4さんを見習って「3日で170km」くらい走ろうかと計画していた。ところが甲状腺癌の悪化で、ちょうどその時は入院前の「チラージン中止」の時期に当たる。体がだるくて仕方がない状態になるらしい。(チラージンは、甲状腺を全摘し甲状腺ホルモンが出なくなった患者が毎日服用する薬。)

 「毎日マラソンしてるんですけど、チラージン中止したあとも走ってもだいじょうぶですか」という問いに、医師は「走ってはダメということはありませんが・・・。」
 それは、「走れそうなら、走ってみられたら」というニュアンスに聞こえた。もっと意地悪く聞けば、「走れるもんなら、走ってみー」ってとこですかね。

 あー、今年の6月23日は絶望かー。
 「学習性無力感から学習性有力感へ」。

 まだ日はある。よーく考えましょう。

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2021年6月23日 (沖縄県庁前スタート)

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【今日のきくみー】

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 昨日のきく。
 オッサンのこと好きやから、フンフン言ってても鳴きやむ。

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 と思ったら、やっぱりオバサンの方が好きみたい。

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 今朝のみーちゃん。
 ストーブのおはようタイマーが効いていて、朝からぬくぬく。
 よかったね。

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 これは、昨日のかわいいみーちゃん。

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2021年07月16日(金)

うにげーさびら [沖縄]

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「工事中」の隣に設置された「わじゃ そーいびん」(お仕事中です)

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工事区間の始まりでは「ゆたしく うにげーさびら」(よろしくお願いします)

◎琉球新報 2017年8月12日

   思わず足が止まる!「わじゃ そーいびん」って?
   工事現場のうちなーぐち看板 発案者の思いを聞いてみた

 「わじゃ そーいびん(お仕事中です)」。糸満市武富のイオンタウン武富ショッピングセンター前の県道7号の道路工事現場で、うちなーぐちの看板が道行く人を楽しませている。発案者は、うちなーぐちを使う機会が減少していることに危機感を持った南山開発(本社・豊見城市)の取締役会長の浦崎実さん(60)だ。「言葉は使わなかったら忘れてしまう。まずは関心を持つきっかけになってほしい」と、2年ほど前から那覇市内や本島南部の工事現場でオリジナルのうちなーぐち看板を設置している。

 八重瀬町出身で、幼少からうちなーぐちに親しんできた浦崎さん。近年は同級生の模合などでうちなーぐちを使うが、職場では使う機会が減ったという。

 「言葉は時代によって変わっていくものだが、少しでもうちなーぐちを残したい」と、工事現場の看板をうちなーぐちで表記することを思い付いた。今では従業員にも積極的にうちなーぐちで話し掛けている。

 「ゆたしく うにげーさびら(よろしくお願いします)」「にふぇー やいびーたん(ありがとうございました)」など、各現場に合わせて必要な文言をうちなーぐちで考え、発注する。

 意味が分かりやすいよう、日本語表記の看板と併設するようにしている。看板はリースで、工事が終わると返却するため、これまで何枚作成したか不明という。

 浦崎さんは「南部でも地域で言葉が異なり、虫一つでも呼び方が違う。言葉はとても面白い。うちなーぐちをぜひ普及させたい」と力を込める。

 県道7号のイオンタウン武富ショッピングセンター前の工事は、今年10月末までの予定だ。

 「見学料は取りません。いちゃんだ(無料)ですよ」と、浦崎さんは少年のように笑った。
(豊浜由紀子)

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工事区間の終わりでは「にふぇー やいびーたん」(ありがとうございました)

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   五穀豊穣
         パーシャクラブ


五穀豊穣 サー天ぬ恵み ハリ今年
果報しどぅスリ サー御祝さびら 嘉例さびら
太鼓三線小 うち鳴らち ハリ今日や
舞いる美童ぬ美らさ 他にまさてぃ

野山緑、 花や咲ち 真南ぬ風や稲穂撫でてぃ
来年また 神ぬ美作 御願げさびら

五穀豊穣 サー天ぬ恵み ハリ今年
旗頭立てぃてぃ遊ぶ嬉しゃ 心嬉しゃ
島ぬ神々ぬ恵み ハリ受きてぃ
豊かなるくぬ御世ぬ 御祝さびら

ハリ太陽高々とぅ 真南ぬ風や稲穂撫でぃてぃ
来年また 神ぬ美作 御願げさびら

野山緑、 花や咲ち 真南ぬ風や稲穂撫でてぃ
来年また 神ぬ美作 御願げさびら

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 昨日は三線教室。
 私がやっと弾けそうになると、また新しい曲へと移っていく。

 今までに気に入った曲と言えば、「安里屋ユンタ」、「うちなー」、「娘ジントヨー」、「童神」、「満月の夕(ゆうべ)」・・・。
 最近では「五穀豊穣」がいいなあと思っていた。でもその「五穀豊穣」も、完全にマスターしていないのに次の曲に移ってしまった。残念。

 三線の先生は、新しい曲のたびにその歌詞の説明をしてくださる。ところが集中力に乏しい私は、その半分くらいしか理解していない。
 「五穀豊穣」に「うにげーさびら」が何度も出て来る。
 「ウニとクラゲのあえ物かなあ」とか想像したりして・・・。
 本当は「お願いいたします」という意味だったんですね。純粋に五穀豊穣を願ってはったんや。失礼しました。

 上の記事の工事現場の「わじゃ そーいびん」で思い出したことがある。
 私がヨメさんにしつこく「ますみちゃん、ますみちゃん」と呼んで話を聞いてもらおうとすると、すぐに「私は忙しいんや」と叱られる。これからは「わじゃ そーいびん」と言ってもらえるとありがたい。と言うか、「うにげーさびら。」

 また「安里屋ユンタ」の「またはりぬちんだらかぬしゃまよ」は、「また逢いましょう、美しき人よ」という意味らしい。これも先生がていねいに説明してくださったはずだが、全然覚えとらん。私は三線教室の劣等生です。

 「沖縄の方言=うちなーぐちに、さよならという言葉はないんだよ」とも言われているらしい。さよならではなく、「また逢いましょう」。
 中国語の「ツァイチェン(再見)」に似ています。
 これから私もそう言おう。
 「また逢いましょうねえ。」

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【今日のひと言】

中野 昌宏
いじめた人間は、一生許されないことくらい覚悟しないと。何甘いこと言ってんの?

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2021年06月29日(火)

「みるく世の謳(うた)」 [沖縄]

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◎琉球新報 2021年6月12日

   2021年度沖縄全戦没者追悼式 平和の詩 「みるく世の謳」全文

 みるく世の謳(うた)
          宮古島市立西辺中学校二年 上原 美春

12歳
初めて命の芽吹きを見た。
生まれたばかりの姪は
小さな胸を上下させ
手足を一生懸命に動かし
瞳に湖を閉じ込めて
「おなかすいたよ」
「オムツを替えて」と
力一杯、声の限りに訴える

大きな泣き声をそっと抱き寄せられる今日は、
平和だと思う。
赤ちゃんの泣き声を
愛おしく思える今日は
穏やかであると思う。

その可愛らしい重みを胸に抱き、
6月の蒼天を仰いだ時
一面の青を分断するセスナにのって
私の思いは
76年の時を超えていく

この空はきっと覚えている
母の子守唄が空襲警報に消された出来事を
灯されたばかりの命が消されていく瞬間を

吹き抜けるこの風は覚えている
うちなーぐちを取り上げられた沖縄を
自らに混じった鉄の匂いを

踏みしめるこの土は覚えている
まだ幼さの残る手に、銃を握らされた少年がいた事を
おかえりを聞くことなく散った父の最後の叫びを

私は知っている
礎を撫でる皺の手が
何度も拭ってきた涙

あなたは知っている
あれは現実だったこと
煌びやかなサンゴ礁の底に
深く沈められつつある
悲しみが存在することを

凛と立つガジュマルが言う
忘れるな、本当にあったのだ
暗くしめった壕の中が
憎しみで満たされた日が
本当にあったのだ
漆黒の空
屍を避けて逃げた日が
本当にあったのだ
血色の海
いくつもの生きるべき命の
大きな鼓動が
岩を打つ波にかき消され
万歳と投げ打たれた日が
本当にあったのだと

6月を彩る月桃が揺蕩(たゆた)う
忘れないで、犠牲になっていい命など
あって良かったはずがない事を
忘れないで、壊すのは、簡単だという事を
もろく、危うく、だからこそ守るべき
この暮らしを

忘れないで
誰もが平和を祈っていた事を
どうか忘れないで
生きることの喜び
あなたは生かされているのよと

いま摩文仁の丘に立ち
私は歌いたい
澄んだ酸素を肺いっぱいにとりこみ
今日生きている喜びを震える声帯に感じて
決意の声高らかに

みるく世ぬなうらば世や直れ

平和な世界は私たちがつくるのだ

共に立つあなたに
感じて欲しい
滾(たぎ)る血潮に流れる先人の想い

共に立つあなたと
歌いたい
蒼穹(そうきゅう)へ響く癒しの歌
そよぐ島風にのせて
歌いたい
平和な未来へ届く魂の歌

私たちは忘れないこと
あの日の出来事を伝え続けること
繰り返さないこと
命の限り生きること
決意の歌を
歌いたい

いま摩文仁の丘に立ち
あの真太陽まで届けと祈る
みるく世ぬなうらば世や直れ
平和な世がやってくる
この世はきっと良くなっていくと
繋がれ続けてきたバトン
素晴らしい未来へと
信じ手渡されたバトン
生きとし生けるすべての尊い命のバトン

今、私たちの中にある

暗黒の過去を溶かすことなく
あの過ちに再び身を投じることなく
繋ぎ続けたい

みるく世を創るのはここにいるわたし達だ

(県平和祈念資料館提供)
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自作の平和の詩「みるく世の謳」を朗読した上原美春さん

 6月23日「沖縄慰霊の日」、糸満市の平和祈念公園では毎年五千人規模の追悼式が行われている。しかし新型コロナの影響で、昨年は約160人、今年はさらに縮小されてとり行われた。

 毎年県内の学校の児童・生徒から「平和の詩」を募っている。今年も1500点の中から、宮古島市の中学校2年の上原美春さんの作品が選ばれた。

 「みるく世ぬなうらば世や直れ(平和な世がやってきて、みんなの暮らしが良くなりますように)」。祖父の奏でる三線と歌が大好きで、詩では宮古民謡の「豊年の歌」の一節を引用した。

 私もいつかは三線をしっかりマスターして、平和の礎の前で弾いてみたい。

 上原美春さんが朗読していたのは午前11時過ぎ。
 そのころ、私は読谷村に入ったばかり。1945年4月1日、米軍が上陸した場所の近くを走っていた。

 私は走ることくらいしかできないので、毎年沖縄慰霊の日には「平和・憲法九条」ののぼりを背負って沖縄を走る。
 上原美春さんが言うように、「みるく世を創るのはここにいるわたし達だ」という思いを込めて。

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2021年06月24日(木)

一夜明ければ [沖縄]

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 67km走って、一夜明ければ・・・。
 今年は今までで一番体調が悪かったのに、ダメージは一番少なかった。

 ゴール前にいただいたひまわりの花。
 真樹が、焼酎のビンにさして飾ってくれた。
 きれいやねえ。かわいいねえ。(写真も真樹が撮ってくれた。)

 「慰霊の日に『平和・憲法九条』ののぼりを背負って走るのは9年連続です」と言うと、「新聞社などに取材に来てもらばいいのに」とおっしゃる方があった。
 いやいやいや、取材してもらうために走ってるわけじゃないんです。

 一番は、私の実家の本家の藤井勘六さん(父のいとこ)が沖縄戦で戦死されたので、それに対して何かをしたいと思ったこと。
 次は、私が走ってるのを真樹が喜んでくれていると思ったこと。
 これくらいなんです。
 これでは取材のし甲斐がないですよね。
 たぶん「ただ走りたかっただけです」と口走って、ヒンシュクを買ってしまうのがオチです。まっ、当たらずといえども遠からず。

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 昨日走っている途中でいただいた3個のパンが食べきれなくて、2個を腰にぶら下げてゴールした。それを真樹と半分こして今日の朝食。おいしかったー。

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 はんぺんはリラックス。
 でも、はんちゃんぺんちゃんとは仲良くなるヒマがなかったなあ。
 当分沖縄には来れそうにないしなあ。また一からやね。
 バイバイ。

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 今日は真樹のバイトがない日だったので、JAと道の駅・許田まで送ってもらった。
 JAではマンゴーの小さいやつ、道の駅ではサーターアンダギーがお目当て。マンゴーはいいのが見つかったが、サーターアンダギーのお店は定休日。ガックリ!

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 真樹は「空港まで送ったげる」と言っていたのだが、そこまでは気の毒なのでここで帰ってもらった。
 私はここからやんばる急行バスで空港へ。

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 道の駅が改修中で、バス停がとんでもないところに移動。
 「こんな周りに何にもないとこはきついなあ」と思っていたら、突然の雨。急いで持ってきていた折りたたみ傘をカバンから取り出したが、もうすでにビチョビチョ。小さい傘だったので、そのあとも降り続く雨で私もカバンもえらいことになってしまった。

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 11時53分のバスが9分遅れで到着。
 「屋根がなくてずぶぬれになりました」と運転手さんにクレームを。
 「今、改修中なんで・・・」で終わり。

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 空港についてもまだ雨が降り続いていた。この時期だからまだよかったものの、体が冷えてカゼをひくところだった。

 昨日走っている途中でいただいた「楚辺ポーポー」。ありがとうございました。今日のお昼ごはんにさせてもらいました。私の好きな黒糖味で、おいしかったー。

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 思い返すと、この4日間ずっと雨。めずらしいこと。
 まあ、涼しくて過ごしやすかったですけど。

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 神戸空港から、午後5時ちょうどのポートライナーに乗れた。
 2時間くらいで帰れるかと思っていたが、乗り継ぎがあまりうまくいかず、家に着いたのは7時25分ころ。
 道の駅・許田から7時間半。名護から京都に帰るのは一日仕事です。

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 私が家に着き、玄関で荷物の整理をしているとき、みーちゃんがずっと待っていてくれたらしい。

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 かわいいねえ。

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 今日の晩ごはんは、私が沖縄で買って来た中味汁ともずく。
 ヨメさんがおいしく作って出してくれた。
 ごちそうさまでした。

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 デザートもおいしかったー。

 愛情やね。

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【RUN】

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 「バイト日以外は走る」と決めているので、夕食後にちょっとだけ。
 痛いところもあるが、ゆっくりなら走れる。
 キロ8分ペースで2kmだけ。

 体重かなり減ってるのに、お腹ポッコリに写ってる。
 おかしい。
 写真を撮るときは、スラリと写るように気を付けよう。

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