2025年11月10日(月)
川内選手の目 [マラソン評論]
11月3日に「京都丹波ロードレース大会」があった。
以前は「京都キャロット」の出張販売で行かせてもらい、必ずレースにも出場させてもらっていた。
「京都キャロット」を店じまいしてからは行くこともなくなってしまった。
Facebookを何気なく見ていると、「京都丹波ロードレース」にゲスト参加されていた川内優輝選手がくわしくレポートされていた。
◇ ◇ ◇
11月3日に京都府京丹波町で開催された京都丹波ロードレース振り返り
ハーフマラソンにゲストランナーとして出場し、1時間8分50秒で2位相当(表彰対象外)でした。
この大会にゲストランナーとして声をかけてくれた京丹波町役場の北村友也選手との新旧公務員ランナー対決は約1kmの大差で完敗でした。
地元の北村選手と同じくらい京丹波の方々に応援して頂いたにも関わらず、4分の1くらいしか競り合えず、気合いの入った走りをしてくれた北村選手にも申し訳ない結果でした。
しかし、現在の練習状況では、どう頑張っても北村選手の出した65分台では走れなかったので、「完治してからリベンジしよう」と思える清々しい結果でした。
また、起伏と風がある中で過去4ヶ月のハーフマラソンで一番速く走れたのは回復の兆しでもあり、次に繋がる結果でした。
また、起伏と風がある中で過去4ヶ月のハーフマラソンで一番速く走れたのは回復の兆しでもあり、次に繋がる結果でした。
京都府の中学駅伝や高校駅伝も開催される 丹波自然運動公園 が会場で、スタートとゴールの競技場は少し離れています。
しかし、公園管理棟と競技場の周辺に様々なブースが集約されているので、広大な公園の割にはメイン会場は比較的コンパクトでした。
種目によってスタート地点が違いますが大きな看板がいくつかあるので、注意すれば迷うこともありません。
参加者はハーフ・10km・5km・3kmなど全種目合わせても約2400人。
時差スタートで公園内のあちこちにトイレがあるため、メイン会場から少し離れれば、トイレの混雑もなく、ウォーミングアップもストレスなくできました。
私はメイン会場目の前の 京都トレーニングセンター に宿泊させてもらったので、部屋を行き来することもできました。
宿泊しているランナーは少なかったですが、1泊2食6000円〜で大浴場には水風呂もあります。
メイン会場やスタートのすぐそばに立地しているので、今年のスタート前のように土砂降りになっても自室に避難できます。
家族やグループで京都丹波ロードレースに参加するランナーの前後泊にオススメできます。
1人で泊まると通常料金の1.2倍〜1.4倍になりますが、インバウンド等で高騰中の京都市内に泊まるよりもはるかにリーズナブルです。
宿泊棟のHP↓
https://www.kyoto-tanbapark.or.jp/stay/page01.html...
宿泊しないランナーも11時〜15時まで大浴場を無料で利用でき、時間ギリギリの14時30分頃は適正人数で混雑もありませんでした。
レース前は土砂降りもありましたが、レース中は小雨が降ったり止んだりで気温は13度前後。
給水所も4ヶ所(3.5〜5.7kmに1回)あり、2回に1回は水だけでなくスポーツドリンクもありました。容器は紙コップです。
距離表示看板は5km毎で残り3km、2km、1kmもありました。
また、路面には1km毎にポイントが打ってありました。
コースはアップダウンが数回あるタフなコースです。
まず、スタートして一気に下ってから、一気に登り返します。
スタート直後からのキツい登り坂で一気に心拍が上がります。
坂を登り切って、公園の南門を左折して外に出ると、一気に下ります。
下りきってから右折して旧山陰道に入ると、緩やかに登っていきますが坂らしい坂はありません。
山陰道 ( 山陰街道 ) 須知宿の宿場町の雰囲気を感じながら、地域の方々の応援も受けられるので楽しい気持ちになります。
商店街のど真ん中で車を気にせずダッシュすることを楽しいと感じるランナーは楽しいと思います。
導観稲荷神社 の鮮やかな赤鳥居を右手に眺め、山陰道に別れを告げると宿場町から田園地帯の景色となります。
そして竹野小学校の先で折り返しです。
ここからは緩やかに下っていきますが、今回はこの折り返しからが向かい風でした。
私はここで北村選手に一気に離されてしまいました。
ここからは対面通行で走っていきます。
道幅はあまり広くありませんが、ランナーも多過ぎず、見通しの悪いカーブにのみ赤いカラーコーンを置くような工夫が見られました。
そのため、他の対面走行をする大会で時々あるような接触の危険性はほとんど感じませんでした。
直線もカラーコーンがあると圧迫感があるので、参加者が多過ぎない大会はカーブのみの設置が適切だと思えました。
須知宿を抜けると左折して、県道444号に入ります。
入ってすぐにキツい登り坂が出てきます。
長さと斜度及び出てくる地点などを総合するとコース上で一番キツく感じました。
ここから道幅は広くなりますが、5kmの部と合流するのと、坂の頂上付近で工事をしていて走路が狭まっていたので、少し混雑していました。
坂を登りきると緩やかに下っていきます。
ここからも向かい風は続きます。
左手に道の駅京丹波味夢の里兼丹波P.Aと塩谷古墳公園 を眺めた後、右手に延喜式内社 の 何鹿神社 を眺めると、5kmの部は右折して分かれていきます。
ハーフは県道444号を進んでいきますが、4回以上アップダウンを繰り返します。
給水所では学生を中心としたボランティアも応援してくれますが、宿場町と違って応援はまばらになります。
このあまり応援のない区間で太鼓でも有志バンドでもよいので「音楽の応援」や地元の小中学生の手書きの「応援の横断幕の掲示」等があるといいな、と思いました。
向かい風もあって、この区間はかなり失速しました。12-13kmは3'33もかかりました。
応援の多い瑞穂地区でぐるっとまわるような贅沢な折り返しをしてからは来た道を戻ります。
行きの逆のアップダウンの繰り返しですが、追い風のため3'13/kmペースまで戻すことができました。
途中からはハーフよりも手前で折り返した10kmの部を追い抜いていくことになり、少し道幅の狭さを感じましたが、追い抜きが重なった場面以外は問題なく走れました。
19km付近で左折してからは狭い道をクネクネと下り基調で進んでいき、公園に戻ってきてからは緩やかに登ります。
陸上競技場のゲートから入って、約300m走ってゴールという流れでした。
ゴール後はカラーコーンで仕切られた道をクネクネ進んでいき、水やスポーツドリンクを紙コップでもらえました。
※まだまだ続きますが、省略します。リンクの貼り方を忘れてしまって。ぜひ、川内優輝さんのFacebook(11月5日)を見てください。
◇ ◇ ◇
マラソン大会のレポートはむずかしい。
しかし、くわしくレポートするとすごく喜んでもらえる。
この「パオパオだより」でも、多くのマラソン大会のレポートをさせてもらった。初めてその大会に出ようと思っておられた方から、「大会の様子がよく分かってありがたい」と何度も言われたことがある。
川内選手は、超一流の選手でありながら市民ランナーの目線を忘れていない。今回のレポートを見させてもらって、つくづくそう思った。
いつまでもその目線を忘れないでください。
私も、今まで出たことのない大会に出てくわしいレポートをしたくなった。いつものように、レース中に走りながら写真をいっぱい撮りたい。
いい大会、ないかなあ。
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【RUN】
3連勤の後、体調悪し。
今日はゆっくり10km走ろうと思っていたのに、全然走り出す気になれなかった。
夕方6時、もうすっかり暗くなってからやっと。
「3kmだけ走ってくるわ。」
走り出したら、まあまあ走れる。
でもそれは、初めら3kmだけと決めていたから。
3km、17分14秒。
「3歩進んで2歩下がる」やったらいいんやけど、今は「1歩進んで1歩下がる」感じかな。
また町内ジョグ。
ドキンちゃんの横になにか見えた人は、私と同じマニア認定です。
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2025年09月14日(日)
まぶしい小林選手 [マラソン評論]
◎THE DEGEST 9/14(日) 16:55配信
異色の早大サークル出身ランナーはなぜ初代表7位入賞の快走ができたのか?
恩師が答えた躍進のワケ【世界陸上】
東京世界陸上は9月14日、最初の種目である女子マラソンで初代表の小林香菜が2時間28分50秒で日本勢トップの7位入賞を果たした。19年ドーハ大会の谷本観月(7位)以来、3大会ぶりの入賞だった。小林が所属する大塚製薬陸上部の監督が愛弟子の快挙を喜んだ。
小林は初の大舞台に臆せず積極的に前からレースを引っ張った。30キロ過ぎに一時は11位にまで順位を落としたが、持ち味である高速ピッチ走法で徐々に順位を盛り返し、35キロでジェシカ・マクレイン(米国)をかわして入賞圏内の8番手に浮上。さらに40キロ手前でステラ・チェサン(ウガンダ)を抜いて7位まで順位を上げ、そのままゴールの国立競技場まで力強いピッチで駆け抜けた。
大学時代は早大のマラソンサークル「ホノルルマラソン完走会」に所属。高校まではまったくの無名選手だった。決してエリートとはいえない異色の経歴ながら大塚製薬陸上部・女子部の河野匡監督に素質を買われ入社。メキメキと地力をつけ、今年1月の大阪国際女子マラソンで自己ベストの2時間21分19秒で日本人最上位の2位に躍進。初の代表切符を獲得し、本番では世界トップ級ランナーたちに引けを取らない走りをみせた。
レース後、河野監督は愛弟子の快走に破顔一笑。力走を称えるも入賞までは想像していなかった。「自分のペースでゴールタイムを設定していくということに対して、恐れなくていいのでは?という話はした。設定タイムは暑さをどこまで考慮するかというのが難しかったが、自分のペースでいって2時間24分59で走るとかそれを再現できたら、たぶん世界と戦えるのではないかと。自信に溢れているように見えましたよ」と、レースプランの裏側を明かした。
また、重要な練習時間は暑さ対策として朝7時台に設定。「本人はちょっとしんどかったと思うけど、2か月間ぐらいはやった」と話し、「体調が崩れたとか、足が痛いとかはなくて練習で修正することはなかった」と豊富な練習量に裏打ちされた結果だと胸を張った。
大会開幕前、小林は日本代表のジャージを着ることに「想像もしていなかった」と振り返っていた。異色の道を歩んできた24歳はこの日、日本列島に大きな感動を与えた。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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しびれたなあ。
用事があって、30kmすぎまでしか見られなかった。先行している4人の中に小林選手。しかし、後ろから追いついてきた10人ほどの集団に一気に抜かれてしまった。
「あー、やっぱり10何位で終わりかー」と思いつつ外出。
戻って、途中から撮ってあった録画を見た。
「えー、抜き返しとるやないかーい!」
「7位入賞やて?」
あの超安定市民ランナーぽいちょこちょこ走りがよかったんかねえ。
「わが道を行く」という精神、これが指導者のいないサークルで培われたんでしょうね。
お金も時間もたっぷり使って、恵まれた環境で練習している選手と指導者たちよ。ちょっと恥ずかしくないかい?
小林選手、まぶしいわ。
市民ランナーはみんな、小林選手を応援てしまいますね。
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2024年10月14日(月)
上原琉翔選手 [マラソン評論]
◎スポーツ報知 2024.10.14 19:37
出雲駅伝優勝・国学院大の上原琉翔は沖縄県出身ランナーで初の大学3大駅伝区間賞「沖縄県の、中学生や高校生の励みに」
◆学生3大駅伝開幕戦 出雲駅伝(14日、島根・出雲市出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)
国学院大が、2時間9分24秒で、2019年以来、5年ぶり2度目の優勝を果たした。学生3大駅伝も2勝目。40秒差の2位は駒大、1分差の3位は青学大だった。
5区(6・4キロ)で区間賞の好走を見せ、チームの優勝に貢献したのは沖縄県出身の上原琉翔(3年)。前田康弘監督は「沖縄県出身ランナーとして、大学3大駅伝初の区間賞ランナーです」と誇らしげに話した。上原も「沖縄県の、これからの中学生や高校生の励みになってくれたらうれしいです」と晴れやかな表情だった。
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なごうら100km、大城昭子先生と(2015年12月)
今日の出雲駅伝、まきと二人でテレビ観戦。
私たちの注目は、国学院大5区の上原琉翔(りゅうと)選手。あの沖縄・今帰仁村の北山高校出身。大城昭子先生の教え子。
上原選手は、沖縄県出身ランナーで初の大学3大駅伝区間賞を達成。
高校時代に培われたきれいで力強いフォームが花開いた。
うれしいねえ。
大城先生は今年北山高校を退職され、私学に移られた。
でも、いい置きみやげになりました。
私も、北山高校まで何回も行かせてもらって応援してきた甲斐があった。
もっともっと増やそうぜー、沖縄出身ランナーを。

伊江島マラソン、大城昭子先生と(2023年4月)
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【RUN】
最近ずっと歩いてばかり。こんなことでは走るのを忘れてしまう。
午後6時すぎから。
今日は、グライドライドでゆっくり走ってみる。
久しぶりに、叡電・岩倉駅往復5km。
あちこちまだ痛いが、キロ6分半ペースならなんとかなった。
だいたい同じペースで、5kmを33分05秒。
20日に「府民総体3000m」に出る予定だったが、下山さんの「100kmウォーク」に付き合うことになった。
でも、それでよかった。今の体の具合では3000mを前以上のスピードで走るのは無理。結果はどうなるか分からないが、下山さんに少しでも喜んでもらえたら、その方がずっと値打ちがある。
また町内ダウンジョグ。
いつもの車のボンネットに、どきんちゃん。
おっと、黒子猫が2ひき。
ここらの猫はみんな桜耳なのに、誰が産んだん?
謎・・・。
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2023年11月14日(火)
値下げ歓迎 [マラソン評論]
朗報!
篠山マラソン参加費が12000円から8700円に値下げ。
超人気大会だった「京都、大阪、神戸」なども、前回は定員割れで2次募集をするくらいだった。そうなると、以前は人気大会であっても最近はちょっとという大会はもっと悲惨なことになる。
去年の「福知山」は10000人定員で3800人しか申し込みがなかったそうだ。それなのに、今年は参加費を10000円から12000円に値上げ。
去年日帰りで参加してもだいじょうぶと分かったので、今年も出てもいいかなあと思っていたが、この値上げでその気がなくなった。
今年は定員を5000人に減らしたが、全然集まっていないようで、11月17日までエントリー期間を延ばしている(大会当日の6日前)。申込期間を延ばしても、急にフルマラソンを走ってみようと思う人はない。なんで値下げという手を打たんかったんかなあ。
その点、「篠山」はえらい。
「京都、大阪、神戸」などができるまでは関西の超人気大会だった。今はそれらの大会に人を取られてしまったが、参加費が安かったら「また出てみよう」と思うランナーは多いはず。
ただ8700円は中途半端。思い切って7000円にしといたら、もっと話題になったやろうに。
ついでにゆうとくと、「NAHA」や「おきなわ」のように65歳以上2000円引きにしてくれたらジジババランナーが続々と・・・。
「ワシや、ワシや!」
次回はぜひ65歳以上の割引を検討してください。
そしたら、また私も参加を検討します。(今回は申し込みません。)
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【マサムネ君】
忘れないうちに書いておこう。
大学警備のバイトで、夕方、正門前のバリカー(鉄製鎖)を閉めに行く。
その時、車止めのコンクリをクンクンにおいでいるワンちゃん発見。
「ほかの犬のシッコの匂いがするんやな」と言って近づくと、「すみません」と女性の飼い主さん。
「いえいえ、それが犬の仕事みたいなもんですから。気にせんと散歩させてあげてください。」
そう言うと安心されたのか、そのワンちゃんのことをいろいろと話してくださった。
名前は「マサムネ(政宗?)」。
前に飼ってられた方がつけられた名前で、洋犬なのに変と思ったが変えない方がいいと思いそのまま。
前の飼い主さんは年老いて犬が飼えなくなり、知り合いのこの方のところが引き取ることになったらしい。その時6歳で、今8歳。
うちのきくちゃんの話を聞いてもらったあと、「マサムネ君もあと10年はがんばらんとね」と言っておいた。
「10年だと、私の方が心配で・・・。」
お聞きすると、私の上の姉と同い年。
「だいじょうぶですよ。マサムネ君のためにがんばってください。」
マサムネ君のごはん代を稼ぐために、今もしっかり働いておられるそうだ。
最後にごあいさつした時、「毎日来られてるんですか」と聞かれた。
「いえ、私は火曜と木曜だけです。」
マサムネ君の飼い主さんとお話ができてよかった。
また会えそうですね。
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2023年10月17日(火)
逃げ馬と言えば [マラソン評論]
「逃げ馬と言えば」で検索したら、「競馬の歴代最強の逃げ馬9頭を紹介! 記憶と記録に残る最強馬は一体どの馬か」という記事が見つかった。
キタサンブラック
サイレンススズカ
タップダンスシチー
テスコガビー
セイウンスカイ
メジロパーマー
ダイワスカーレット
プリティキャスト
スマートファルコン
史上最強牝馬と言われたテスコガビー(1972年4月14日 - 1977年1月19日)以外は知らん。なんちゅうたって、福永洋一騎手落馬事故(1979年)からソダシ登場(2021年)まで、42年間ぽっかり空いてますから。
そして「現役最強の逃げ馬」として3頭があげられていた。
パンサラッサ
タイトルホルダー
ジャックドール
へー、私の大好きなタイトルホルダーは逃げ馬なん?
逃げて成功したレースが多いだけで、逃げ馬のイメージはないんやけどなあ。
今年4月、元バイト仲間のWさんと見に行った天皇賞(春)。私もWさんもタイトルホルダーを頭にした馬券を買っていた。
どんなレース展開だったかはまったく思い出せない。もうすぐゴールというところで、Wさんが「故障や、故障、うー・・・」と言っていたような。
あの時、タイトルホルダー逃げてたっけ。全然思い出せない。
でもでも、私にとって「逃げ馬」と言えばエリモジョージ。と言うより、福永洋一騎手のエリモジョージ。
福永洋一騎手が後続馬を振り返り、その距離をきっちり測ってわざと追いつかせる。そこから2段ロケットを発射して後続馬を振り切る。
まあ、なんと気持のいいレース。なんて強いねんと思わせるレース。
あんなレース、「自分も一回やってみたいなあ」とずっと思っていた。
さて、ここからが本題。
10月15日のマラソンMGC。
川内選手、逃げに逃げましたねー。
◎川内選手の]より
川内 優輝 Yuki Kawauchi
@kawauchi2019·Oct 15
画像はビーフカレーのごはん700g+パリパリチキン+ソーセージ+豚しゃぶです。
昔と違って最近は600gにしていましたが、4月の雨のロンドンでは550gで終盤にスタミナ切れを少し感じたので、雨予報を見て700gに変えました。
結果的にスタミナ切れしなかったので良い判断でした。
◇ ◇ ◇
MGC男子1位2位は、正直に言って「だれ?」という選手だった。
1位の選手は、「パリで8位以内入賞を狙う」。2位の選手は、「日本代表になるのが目標だった」。この二人に期待できますか。
MGC1位2位は無条件で日本代表に内定という決まりだから、もう仕方がない。でも私が選考委員なら、文句なしで川内選手を選ぶ。
「百戦錬磨」ならぬ「130戦錬磨」の川内選手ならなんかやってくれるにちがいない。
世界最高記録と日本最高記録は5分も差があるのに、普通の選手を送り出しても意味がないような・・・。
今後2時間5分50秒を出せば、まだ選出される可能性はある。しかし、川内選手には無理。
第3の選手は大迫選手か、それとも・・・。
川内選手、特例で・・・。
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2023年02月20日(月)
帰ってこいよー [マラソン評論]
◎スポーツ報知 2/19(日) 15:52配信
「天才少女」と呼ばれた高松智美ムセンビが青梅マラソンで現役復帰へ第一歩
「やっぱり走りたいです」
◆報知新聞社主催 第55回記念青梅マラソン(19日、東京・青梅市 日本陸連公認コース)
30キロの部女子は福居紗希(三井住友海上)が1時間44分48秒で優勝した。昨年、名城大の卒業を区切りに現役を引退した高松智美ムセンビ(埼玉陸協)が現役復帰への第一歩として出場し、2時間4分51秒で9位になった。「やっぱり競技者として走りたいと思っています。今はそのための準備段階です」と晴れやかな表情で話した。
ケニア人の父と日本人の母を持つ高松は、中学時代から全国レベルで大活躍し「天才少女」と呼ばれた。大阪薫英女学院中時代は全国都道府県対抗女子駅伝で2年連続で区間賞を獲得。大阪薫英女学院高時代は東京五輪代表の田中希実(当時西脇工、現豊田自動織機)、広中璃梨佳(当時長崎商、現日本郵政グループ)らと全国の舞台でしのぎを削った。
名城大では全日本大学女子駅伝に4年連続出場し、区間賞3回、区間2位が1回で、チームはすべて優勝した。複数の実業団チームから勧誘を受けたが、大学卒業を区切りに現役引退を決意。昨年4月に一般企業に就職した。
「趣味で走り続けていましたが、競技者として走りたくなりました。今の年齢でしかやれないことなので。(名城大の)米田(勝朗)監督に報告したら、怒られましたけど、相談に乗ってくれました。新卒で入社した会社や米田監督、多くの人に迷惑をかけてしまっていますけど、やっぱり走りたいと思います。昨年の11月から趣味以上に走っていますが、名城大時代の練習に比べたら、まだまだです」と高松は慎重な口ぶりで現状を説明した。実業団への加入なども考えているが、現在、新たな所属チームは決まっていない。
昨年1月の全国都道府県対抗女子駅伝(4区16位)以来、1年1か月ぶりのレースとなった青梅マラソン30キロには1キロ4分10秒のペースで練習の一環として出場。「準備段階」と言いながらも、ほぼ設定タイム通りの2時間4分51秒(1キロ平均4分9秒7)で走る能力、センスは、やはり本物だ。この日は練習の一環として30キロを走ったが、本格復帰して勝負する種目は、得意の1500メートル、5000メートルを中心に見据えている。
まだ、22歳。紆余(うよ)曲折を経て、自ら強く望んで競技の世界に戻る高松智美ムセンビの可能性は、大きく広がっているはずだ。
◆高松智美ムセンビ(たかまつ・ともみむせんび)2000年2月23日、大阪・池田市生まれ。22歳。小学3年生時に本格的に陸上を始める。大阪薫英女学院中時代は3年連続で全国都道府県対抗女子駅伝で区間賞を獲得。大阪薫英女学院高2年時には全国高校駅伝2区2位で優勝に貢献した。18年4月、名城大外国語学部に進学。同年の日本選手権1500メートル優勝。同年の全日本学生対校は1500メートル、5000メートルで2冠。同年のU20世界陸上(フィンランド)では5000メートル7位入賞。父はケニア人、母は日本人。姉の望ムセンビさんも長距離ランナーとして活躍し、2013年の全国都道府県対抗女子駅伝3区(3キロ)では9分10秒の好記録で走破し、今年、岡山・津山市の鶴山中3年のドルーリー朱瑛里が9分2秒の区間新記録をマークするまで10年間、区間記録保持者として名を残していた。
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昨日の夜、「眞寿美ちゃん、うれしいニュースや」と思わず叫んだ。
「どしたん?」
「ムセンビ妹が現役復帰やてー。」
「そうかー、よかったやん。やっぱり走るのが大好きなんやな。」
だいぶ前にも書いたが、ムセンビ姉妹を小さい時からずっと応援していて、お母さんもそのことをよく知ってくださって、「パオパオだよりも見ています」とおっしゃってくださっていた。しばらくお会いしていないので、今はどうかはわかりませんが。
でも、私が応援する気持ちは今も変わりなし。
去年大学卒業時にスッパリと競技をやめてしまったときは、「走るのがイヤになったのかなあ」と心配した。「もうあの小気味いい走りが見られなくなるんか」とガックリしていた。
今は「智美ムセンビさん、なにはともあれよう帰ってきてくれた」とうれしさでいっぱい。
過去に名勝負を繰り広げた田中希実選手は、今やオリンピック代表選手。智美ムセンビさんの復活の動機には、田中希実さんの活躍も関係しているのかも。
二人の対決が、いつかまた見られたらなあ・・・。
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◎バイト先のカレンダーより
■エゾモモンガ
母乳で育った子どもは、1か月半くらい経つと巣穴から出て、木の芽や木の葉などを食べるようになります。
近い木と木の間を飛び移ることを母親から教わり、離れ離れになった時には、お互いの声で位置を確認し合います。
遠くまで飛べるようになると、それは巣立ちの時期の訪れです。
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今日は月曜だが、イレギュラーで寮の管理代行の24時間バイト。
そろそろ退寮の時期で、退寮者のゴミ出しや部屋の掃除をしっかり観察しなければならない。
ほとんどがまじめな子たちで、自分のできる範囲できちんとやってくれている。ただごくまれに「ええかげん」な子がいて、ゴミ出しむちゃくちゃ、部屋掃除さっばりという例もある。
うーん、どこかで聞いたような・・・、「わしや、わしや。」
今からそんなことだと、年取ったら私のような「気色悪いじいさん」になってしまうよ。それはかなんやろ。
「悪い見本見て、我がふりなおせ!」
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