2025年04月27日(日)
第1京都マスターズ春季陸上競技大会 [私の陸上競技]
まさかの好タイム。
左アキレス腱も左ヒザも治っていないので、今回の目標は控えめにしていた。
800m 3分20秒→3分12秒
2000mSC 11分切り→10分26秒
足の痛みでほとんど練習できなかったのに、何がよかったんでしょう。やっぱり、昨日きくちゃんを思い出しながら石垣跳び上がりをしたのが効いたんでしょうか。
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うちから太陽が丘まで25kmほど。途中高速を使ったら1時間足らずで到着。
私の最初の種目800mのスタートまで、まだ2時間近くの時間があった。
昨日の夜足首グルグル巻きにしたシップをはがし、新しいシューズに足を入れる。
ほんとうはアスファルトは走りたくなかったのだが、シューズになれるために2kmアップジョグ。下り坂を使って、キロ4分10秒ペースでも走っておいた。
11時35分招集開始、12時05分スタート。
男子1組は、M60〜85クラス。
8名全員参加で、8レーン全部埋まっていた。
私は7レーン。
走り出すと、スムーズに足が出る。ストライドがいつもより伸びている感じがした。新しいシューズ、いいね!
400mを1分36秒で通過したかったのだが、1分35秒で通過。
「2周目がんばったら、前回の3分16秒を上回れるかも・・・。」
2周目もほとんどタイムは落ちず、3分12秒(1分37秒)でゴール。
1周目2周目をイーブンで走れたのは初めて。
3分12秒はロキロ4分ペースで、前回800mの目標にしていた。それを今日クリアできるとは。
何がよかったんでしようね。長い間練習らしい練習をしなかったのが、案外よかったのかなあ。新しいシューズも、私の足に合っていたのかも。
ゴール後あちこちで咳き込んでいる人がいた。800mゴールあるある。
私はめずらしくだいじょうぶだったのだが、車に戻って落ち着いたら咳が出だして止まらなくなってきた。
こんなときは、ますみさんの東京みやげの「セキトメ飴」。助かりました。
次の2000mSCの招集開始は15時45分。たっぷり時間がある。
今日は仕事じゃないのに愛妻弁当。それも、旬のタケノコごはん。
これで次のレースもバッチリのはず。
今まであまりしっかり見たことがなかった砲丸投げを見学。
人数が多いので、自分の番が回ってくるまでだいぶ待たなくてはならない。気の短い私には向いていない。
福田さんの3000mの応援に。
3月の駅伝の3kmよりだいぶ速く走られていた。
スタート前に水壕前で写真を撮ってもらった。
木製ハードルはもう心配ないが、水壕がねえ。ここだけかなり慎重に飛び越えなくてはならない。
長距離種目だけ、前ナンバーカードがシール式。
私は「2」で2コース。
第2コーナー近くのスタート地点へ。
ところがイヤにひっそりしている。
「ひょっとして、私一人ですか?」と役員さんにお聞きした。
「そうです。がんばってくださいね。」
うっ、27歳女子選手と一緒に走れると楽しみにしていたのに・・・。もうお一人の61歳男子選手もDNS。
16時15分、最後から2番目の種目「2000mSC」が私一人でスタート。観客席ももうガラガラ。
ところが、見知らぬ人がたくさん応援してくださった。最終種目の「3000mSC」に出られる方だと思う。
私一人なので、場内アナウンスも私のラップを放送してくださった。恥ずかしいタイムだったが、初めての経験でうれしかった。
木製ハードルはスイスイ。きくちゃんのおかげです。
水壕は無理せず、ほぼ真下に両足揃えてボチャン。本当は足を前後に開いて、できるだけ水の浅い遠くに跳ばなければいけないんですけど。
「1周目400mは2分ちょうど」のアナウンスが聞こえた。
「ええやん、ええやん。」
もちろんそのあとは、2分10秒とか20秒とかに落ちて行った。でも足が痛くてペースが落ちたのではなく、ただのスタミナ不足。それでも、木製ハードル18と水壕5全部を手をつかずに跳び越えることができた。
「もうこれで十分」と思ってゴールしたら、なんと10分26秒。去年9月の全日本マスターズのときの記録を3秒更新。
ずっと足がガタガタやったはずなのに・・・。
この結果は???
しばらく故障続きで、走る楽しさが全然なかった。ところが今日は2種目とも無理なく走れ、久しぶりに「走る楽しさ」を感じることができた。
レース中に見知らぬ人からたくさん声をかけてもらったのも、すごくうれしかった。
もう当分レースには申し込まないつもりだったが、トラックならまた走ってみようという気になった。
私一人のために76.2cmにしてくださっていたハードルを、すべて91.4cmに変更。たいへんなお手間をかけて、申し訳ありません。
最終種目3000mSCを観戦。
最初からバンバン飛ばす若者あり。1周目から大差。
21歳の彼は、9分33秒92の日本新記録(たぶんマスターズの部の)。
10年前まで、私もこの91.4cmを跳んでいた。
他の人のレースを見るのは、すごく勉強になる。みなさん、きっちり足を前後に開いて着地していた。これができるできないで、かなりタイムに差が出る。
出場一人なので、1位の賞状をいただいた。
その係のところに、3月の駅伝で一緒の組で走らせてもらった田路さんがおられた。
「ボクひとりのために時間かけてくださって、すいませんでした。」
「そんな、全然気にしなくていいですよ。」
「ありがとうございます。遅かったけど、思う存分楽しませてもらいました。」
「いやー、がんばってはったよ。また駅伝一緒に走りましょうね。」
「そんなんゆってもらったら、めちゃくちゃうれしいです。こないだは足痛めてて遅かったけど、ほんまはもうちょい速く走れますし。」
体育系クラブの経験がない私は、先日の大小田さんの「がんばろな、がんばろな」も胸にビンビン来たし、今日の田路さんの「また一緒に走ろう」も「やられたー」。
私より5歳上(バラしてよかったでしょうか)のお姉様ではなく、同い年の陸上女子(中学生くらい)に励まされているような・・・。自分も中学陸上部員になったような夢を見ている。
帰りに茶団子を買って帰ろうと思ったら、もう店じまい。
茶団子はますみさんが好きなので、おみやげにしたら点数上がったんですけど。
今日もぺんちゃん観察。
だいぶ慣れてきたけど、まだ「シャー」言いよる。まあかわいい「シャー」やけど。
早く、きらいなカリカリも食べられるようになったらいいんやけどねえ。
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2025年04月23日(水)
20mm以下対策 [私の陸上競技]
マスターズ陸上仲間の一番の話題は、「靴底20mm以下規則にどう対応するか」ということ。(去年12月より、トラック競技は20mm以下のシューズしか使用できなくなった。)
普段からスパイクで走っている人は問題なしなのだが、私のようにアシックスのソーティを使っていた者はつらい。ソーティは以前の規制の25mm以下はクリアしていたが、20mm以下はダメ。どうすんのよ?
アシックスは、ハイパーレーサー。ミズノはデュエルソニック4。ニューバランスはフューエルセルパルス。今のところ、この3つが規制をクリアしている。
ハイパーレーサーは、「ゴム靴みたい」と言っておられた方があった。また「地下足袋みたいなシューズの割には値段が高い」とおっしゃっていた方もあった。→「やめとこ。」
フューエルセルバルスは、京都走ろう会の大先輩・佐藤さんがいち早く買われたシューズ。私はこのシューズのことを、佐藤光一モデルと呼んでいるくらい。
大先輩とシューズがかぶるのもなあ・・・。→「やめとこ。」
デュエルソニックは、どんなシューズかよく分からなかった。でも、ミズノのシューズにはいいイメージあるのでこれに決めた。
さあ、履いてみたらどうなんでしょう。
私が買ったのは26.0のワイド。
家で足を入れてみると、ちょっと窮屈な感じ。でもこのシューズはトラック専用に使い、長くても5000mまでなのであまり余裕がなくてもいい。
今日の朝、あらためて足を入れてみた。すると夜よりもすんなり。やはり、夜は足が膨張していたようだ。
4月27日の京都マスターズ記録会は、800mと2000mSCにエントリー。
左アキレス腱の具合がずっと悪かったので、トラック練習が一度もできていない。今日は真樹を職場に送るついでがあったので、その足で西京極へ。
西京極は遠いねえ。サブトラに着いたのは、10時50分ころ。
小雨模様だったせいか、先客は短距離のお一人のみ。
受付で木製ハードルのことを聞いてみたが、八田さんが言っておられた通り、もうここにはなかった。普通のハードルを使って練習するしかない。
まあそれはあとにして、ニューシューズの具合を確かめるために800mを3本。(間に400mウォークを挟み)
4分12秒
3分47秒
3分33秒
今の足の状態なら、これで十分。
ちょっとペタペタとした走りになったが、それはシューズのせいではなく、私の力不足でしょう。ミズノ・デュエルソニック4はゴム靴感、地下足袋感もなかったので、アシックス・ハイパーレーサーよりましなのかも。
さて、ハードル。
2枚背中合わせにしたら上にも乗れると聞いたので、やってみた。でもフワフワしていて、乗るのはちょっとこわい。
種目ごとの高さ調節が書いてあったのだが、もちろん2000mSCは書いてない。本番は木製ハードルで、このハードルは使いませんから。
2枚重ねだと、足が引っかかったときにえらいことになるかも。
とりあえず1枚だけで、一番低い高さで跳んでみることにした。もちろん、ハードルに足をかけずに跳び越えるつもりで。
右足越えて、左足を上手に抜く。
と思ったら、見事に左足が引っかかり転倒。
「いやー、左足全然上がってない。ムリ、ムリ。」
ちょっと考えが甘かった。
前みたいに、ご近所の石垣や車止めで練習してからここに来んとあかんかった。
即座に撤退。ハードル練習一回で終了。
もう一回800m走っとこー。
やったー、3分29秒。(キロ4分21秒ペース)
このレベルで喜んでいてはダメだが、今日の最低目標はクリア。
そのあとゆっくり800m、4分14秒。
休みを挟みながらと言え、800mを5本も走れた。
シューズも特に問題なく、トラックのクッションもよく、左アキレス腱は痛まなかった。
サブトラ使用料が310円。
駐車代が30分100円で、1時間半300円。
これでもうちょい近かったら、もっともっと来れるんやけどねえ。
アキレス腱が痛まなかったのが、あらためてビックリ。
これだと、もうアスファルトやコンクリの上を走る気になれない。
西賀茂の京産大トラックや、岩倉の同志社高トラックを使わせてもらえたら近くていいんですけどね。有料でもいいし。そういうわけにはいかんのかなあ。
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夕方、ご近所の車止めへ。
これを使ってハードルの練習。と言っても、高さ67cmしかない。実際は76.2cmなので、9cmも低い。でも、まずは低いのから慣れて行って。
1回目「えいや!」と右足で跳ぶと、全体重が左足首にかかり電気が走るような衝撃。
「こらあかん。」
今まで全部右足踏み切りで、左足で踏み切ったことはない。でももう無理。左足踏み切りに変更。
最初は全然ダメだったが、何回も何回も繰り返すうちにスムーズにできるようになってた。そら、67cmですから。
次は、大きな公園のブランコまわりの柵。これは72cm。
これもなんなく跳べたのだが、公園の土が湿っていてシューズがぬれてツルツル。めっちゃ危ないので、天気のいい時にやり直すことにした。
これがしっかり跳べたら、76.2cmもだいじょうぶでしょう。
ミズノ・デュエルソニック4は、片足182g。私の履いていたソーティよりちょっと重いが、気にならない程度。
去年800mは、3分33秒(7月28日)と3分16秒(12月1日)。
2000mSCは、10分56秒(7月28日)と10分29秒(9月21日)。
今回の目標は、800m3分20秒。
2000mSCは10分台完走。18の木製ハードルと5つの水壕をなんとか跳び越えて、しっかりゴールしよう。
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2024年11月30日(土)
9年ぶりのスパイク [私の陸上競技]
明日は、京都マスターズ中長距離記録会。
「WA/世界陸連規則を適用しますので、シューズの靴底の厚さはすべて20mmまでとします。」
マジックスピードLTは20mm以下だと思っていたが、一覧表で調べてみるとNO。20mm以下は、ほぼスパイクのみといっていい。
私の見解は、「公認記録はいらん。ただ走らせて。」
私たち一般人が、トラックの競技会に出場できる機会はかなり少ない。出場費を払ってルールをを守って参加している者に、「靴底が何ミリまで」ってどういうこと?
世界陸連規則は、もうええやろ。
この大会は、そんなたいそうな大会だったんでしょうかねえ。
でも明日「出場できません」と言われたらいやなので、9年前まで履いていたスパイクを探し出した。
「これ、使えるのかなあ・・・。」
長代川沿いの散歩道。ここは土なので、スパイクが使える。
片道330mあるのだが、南側が少し砂利道になっているので使えるのは約250m。
行きはジョグ、帰りはウォークで往復500m。
これを6回繰り返して3km。
足が痛くはならなかったので、トラック3000mでもだいじょうぶそう。
一応ソーティマジックLTも持って行って、ダメなときはこのオールドスパイクを使うことにしましょう。
さて、その結果は・・・。
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2024年10月28日(月)
超久しぶりの西京極サブトラ [私の陸上競技]
今日は、まきが仕事休みでおでかけ。
「五条に行く」と言うので、「ちょうどいい。まきを送って行って、超久しぶりに西京極サブトラで練習しよう」ということになった。
11時前、まきを西本願寺前(堀川通正面)でおろす。
そこからイオンモール京都五条の駐車場へ。3時間無料です。
イオンから西京極サブトラまで、約1.7km。ウォーミングアップにちょうどいい。
大会では何回も走っているが、個人練習で来たのはまる4年ぶり。
車に財布を置いて小銭だけを持ってきた。使用料が200円だと思っていたら310円に値上がりしていた。500円持って来ていたからよかったものの、300円ならアウトだった。
トラック使用は1組だけ。監督、コ−チ2、女子選手3の6名。トラックを使って400mのインターバルをやっておられた
以前はこんなにすいていることはなかった。
インターバルの邪魔にならないように、その二人がスタートした直後に私がスタートするようにした。
私は1000m×3。間に1000m休み(9分くらい)を挟んで。休みすぎと言われそうだが、68歳はこれくらいでないと無理。
4分37秒
4分27秒
4分24秒
最後は4分20秒を狙ってがんばったが届かず。
これ全部足しても13分28秒。
目指すところはまだまだ遠い。
とりあえず、1000m4分20秒を普通に切れるようにしないと話にならん。
うちから西京極は10km以上あるが、今日のようについでがあればまた走りに来たい。
帰りもイオンまでゆっくりジョグで。
西京極の駐車場も、平日は30分100円なので安い。しかし少し離れたところににタダの駐車場があるのだから、それを使わないとね。
まきのお迎え。
西本願寺のお向かいの正面通りの入り口の総門が待ち合わせ場所。あの門は、なぜあそこに建てられたのか不思議な門。
だいぶ待たされたけど、このあとなんの予定もなかったので車の中でウトウトしていた。
2時、まきを乗せて家まで。
遅いからなんか食べて帰ろうかと言っていたが、ますみさんが「ラーメンつくるよー」と言ってくれたのでそのまま帰った。
今日はいい練習ができた。
トラックはずっと左回りなので、左ひざの鵞足炎がまた痛んだ。それでも足全体には優しかった。また来る価値あり。
使用料110円の値上げは痛いが、また練習に来ましょうねえ。
お昼はますみさん特製ラーメン。
夜は鶏ももとじゃが煮。
じゃがいもがでかすぎて、それでお腹いっぱいになった。
しっかり食べて、しっかり寝て、体調万全を目指しましょう。
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2024年09月22日(日)
秋レス3000 [私の陸上競技]
今日、私の🐴ともだちのWさんに西京極3000のスタート前の写真を送った。
すると、「重馬塲どうでした?」と。
走り終わり家に帰って、競馬中継も見終わってからライン。
「昨日の障害で痛めた左アキレス腱がさらに痛くなり、さっぱりでした。気温が下がって走りやすかったのに。
競馬は神戸新聞杯〇、オールカマー✕・・・」
「いくら秋がないような季節でも、秋レスを痛めては駄目です。年寄りなんやから無理したらもあかんで」
「秋レス、うまい!
アドリブいけますやん。」
明日次男さんの結婚式で、「挨拶覚えられない」と言っておられたが、こういうアドリブで十分だと思います。
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朝起きた時に異変。
左アキレス腱が痛くて、階段が降りられない。
「昨日の左足着地がこたえてる・・・。」
歩くのも大変なのに、3000m走るって。
でも昨日の2000mSCが本命で、今日の3000mはおまけやから、とにかく行くだけ行ってみよう。
朝から大歓迎の大雨。気温は昨日よりだいぶ下がった。
ただし、アップジョグをしようとしたとき一番きつい雨になった。サブグランドもほとんど走る人影なし。
私は公園内1周した後雨宿り。小降りになってから、少しだけサブグランドも走っておいた。
走り始めはまあまあ普通に走れていたが、すぐに左アキレス腱が痛み出してスピードが落ちた。まあ焦らず、ボチボチ走りましょう。
11時15分招集で11時45分スタート。
今日は準備万端で来たので、あわてることはなかった。
外はジャジャブリだったので、「荷物どこかに置けませんか」と聞いてみた。「それはできないです」と言われ困っていると、「私、傘持ってきたんでその下に置いてください」と言ってくださる方あり。
以前もマスターズで思ったのだが、参加者同士に壁がない。前から知り合いかのようにしゃべることができる。
「ありがとうございます。お言葉に甘えさせてもらいます。」
「京都キャロットさんて、マラソン用品のお店ですよね。」
「はい。」
「私、スポーツ卸の○○○にいたものです。キャロットさんにはずいぶんお世話になりました。」
Uさんはうちの担当ではなかったので私の顔見知りの方ではなかったが、Uさんはうちの社長(眞寿美さん)のことはよくご存じだった。
こんなとろでこんな方にお会いできるとは。
私と同じM65クラスなので、これから競い合えたらいいですね。
競技エリアは撮影禁止。ただし、スタンドからならいいとのこと。
M85のレジェンド・福田さんを応援したかった。
「ふくださーん、しっかり」と何度も声をかけた。それに対してほほ笑み返し。
「おっとこまえやわー。」
3000m待機場所は、第3コーナー近くの競技エリア外。ここなら撮影可と勝手に判断し、福田さんの勇姿を撮らせてもらった。
「私も85まで走れたら・・・。」
その前に、そこまで生きられるかが問題ですけど。
スタンドにも上がれたので、自撮り写真も撮っておいた。
当初の目標は「最低でも14分切り」だった。小雨になり、願ってもない好コンディション。初めからあきらめず、行けるとろこまでがんばってみよう。
4:30ー4:45ー4:45を目安にして。
「雨なので無理して応援に来ないで」と言っておいた外峯さんが、今日も私を応援してくださった。ホームストレートでの声掛けを楽しみにして走った。
あー、ありがたい。ちょっとでもいいとろを見てもらわなくては。
最初の1000m、4分32秒。よしよし。
つぎの1000m、4分46秒。何とか粘った。
最後の1000m、4分55秒。左アキレス腱が・・・。
ゴールは14分15秒47。
8月の猛暑の市民総体3000mより、5秒速かっただけ。
レース後、競技場前の受付に外峯さんがおられたので結果報告。(マスターズのお仕事もされている。)
「全然あきませんでした。昨日の障害の着地で左アキレス腱を痛めて。それがこたえました。」
「でも、いいペースで走ってはりましたよー。」
「次の10月20日の府民総体までに足を治して、絶対に14分切りします。」
「だいじょうぶ、できます。」
いつの日か私も、この表彰台の上に上がれますように。
これで、また「一から」ということになりそう。
「一歩進んで二歩後退」とならないように、前を見てがんばって行こう。
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2024年09月21日(土)
全日本マスターズ陸上2024京都大会・2000mSC [私の陸上競技]
今日は、私の結果より特筆すべことがあった。
受付を済ませて中に入ると、福田勝三さん、八田努さん、大小田ふみ子さんの3重鎮がベンチに座っておられた。
八田 おっ、藤井さん、何に出るん?
藤井 もちろん、2000障害ですやん。八田さんの弟子として、がんばります。
八田 ええなあ、僕はもう出られへんから。(2000障害は80歳まで。)
藤井 一緒に走ったら負けそうですのにね。
八田 ほんまや。「僕に抜かれたら、アンタのヨメはんもらうでー」って言いながら走るのになあ。いや、そんなんせんでもアンタとこは出て行かはるか。
大小田 藤井さんの奥さんは、絶対に出て行かはりません。そういう人です。
八田 そうかあ?
大小田さんが真剣な顔でそう言い切られたので、八田さんもタジタジ。
あれは何だったんでしょうね。このシーンはおもしろかった。
駐車場が心配だったので、かなり早めに到着。でも駐車場はガラガラだった。
競技場内では撮影禁止ということだったので、スタンドから一枚パチリ。
今日のアップジョグは、みーちゃん柄のアディゼロプロで。
このシューズ、カーボン入りだが薄いので規制クリアできそうだが。
14時で32.5℃。
少しは涼しいが、湿度が高く、決して走りやすい環境とは言えない。
公園内を1周してからサブグランドへ。
1000m、ちょうど4分半。このスピードでずっと行けたらなあ。
そのあと、400mを1分48秒で。100m27秒ペース。
ハードルとハードルの間は、このペースで行きたい。
競技場に戻ったら、ちょうど女子3000mのゴ−ル。
「外峯さん、出てはったん忘れてた。」
外峯さんはゴ−ルされたところで、スタンドにおられたお二人に話しかけられていた。
私のすぐ近くにおられた方だったので、「外峯さんのお知り合いですか」とお聞きした。
「親です。」
「えっ、そうだったんですか。私、藤井と申します。外峯さんとは、いつも一緒に走らせてもらったりしています。」
「そうなんですか。いつもお世話になってます。」
「いえいえ、何もお世話はしてません。いつもこちらが応援してもらって、喜んでるんです。」
まさかの外峯さんのご両親に「がんばってください」と励まされ、招集場所へ。
そこで腰ゼッケンをもらい(私は11)、みんなでゾロゾロトスタート地点(第2コーナー)まで。
途中エアコンの室外機が集中している通路を通ったのだが、これがサウナ状態。あれはあかん。
男子2000mSCは、20名エントリーで17名出場。
これはきつい。
最初のハードルはスタートして100m。まだ全然ばらけていない。超混雑。
その先の水濠では、早くも水没者があり、上にかぶさりそうになって焦った。
ハードルは八田さんに教えてもらった「とんだ足をハードル上で滑らせてそのまま着地」がうまくできた。しかし、疲れてくるとまた元に戻ってしまった。
1000mは5分01秒。7月の岡山と同じ。
その先はハードル技術は気にせず、ハードル間をできるだけ速く走るように心がけた。
ゴールは、10分29秒69。
後半1000mは5分27秒。かなり落ちたが、岡山での落ち込みに比べたらまし。
ハードル技術の上達はなかなかむずかしいが、ハードル間を速く走るのはできる。私はこちらをがんばることにしよう。
最低目標としていた10分切りでゴールできて、まあまあ満足。
またサウナ状態の通路を通って帰っているとき、「藤井さん」と呼ぶ声。
なんと、三重の林さん。
私が初めて3000mSCに出たとき、声をかけてきてくださり、いろいろアドバイスしてくださった人。9年前の私の最後の3000mSC(全日本マスターズ岐阜大会)も、林さんと一緒に出場した。
今は足裏の故障で歩くのも大変な状態らしい。今日は、知り合いがたくさん出場されている3000mSCを見るためにわざわざ来られたそうだ。
「しっかり治して、来年の全日本は福岡なんで一緒に出ましょ。まっ、2000と3000で同じレースにはなりませんけど。」
林さんは笑っておられたが、私は本気。
「一緒に出ましょうや!」
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