2025年01月30日(木)
めざすゴールは「愛と平和」 [私の好きな人]
◎スポニチアネックス 1/29(水) 20:24配信
ちゃんみな 語れなかった深い傷を明かす…
自身のルーツ歌った「RED」の歌詞「11歳の頃からあった」
ラッパーでシンガーのちゃんみな(26)が29日放送のNHK「クローズアップ現代」(後7・30)に出演。自身のルーツについて歌った23年リリースの「RED」について語った。
日本人の父と韓国人の母の間に生まれた、ちゃんみな。同曲では母が営む飲食店で母に投げかけられた心ない言葉、ちゃんみなが見た忘れられない光景が歌われている。
「ずっと残っていた。曲自体はずっと前にあった。この歌詞もずっと前からあったもの」と回想し、「歌詞自体は11歳の頃からあった。この話を人にできなかった、ずーっと。怖くて。共有するのが怖いくらい自分の中で結構、傷になっていた部分だった」と振り返った。
そして、その理由を問われると「単純に凄く傷ついたんだと思う。みんな同じ人間なのに、暴言を吐いてる理由がなさすぎて。少しも共感ができなかった」と衝撃的だったことを明かし、現在でも「まだ音楽のままにしておきたいというのも」と正直な思いを吐露した。
心の叫びを歌った「RED」は激しい歌詞が続く中、最後は「I love you」で終わっている。
「私が目指しているゴールって愛と平和なんですね。凄くきれいごとに聞こえると思うんですけど。REDで伝えたかったことって“私はこんなにつらかったけど、これをちゃんと乗り越えたし、私はそれでも人のことを愛したい”というメッセージなんですよね」
当時の出来事について「許したい気持ちが大きい」とし、今後の社会を「人間っていいなと思える未来にしたい」と語った。
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昨日何気なく見た「クローズアップ現代」。
7時のNHKニュースはいつも見ているが、その続きにある「クローズアップ現代」はほとんど見たとがない。あれは「かしこ」が見る番組という偏見がある。
ところが昨日はなぜか見入ってしまった。
「ちゃんみなって、だれ? 見たことないなあ」から始まったのに。
「ゆうちゃみとちゃうで」とますみさんが指摘してくれたが、「ゆうちゃみ」自体がだれか特定できない。
人を引き付ける力を持っている人って、いますよね。「ちゃんみな」はまさにその人でした。
11歳の時に韓国人の母を罵倒する日本人の姿を目の前で見せられて、そこからよく立ち上がれたものだ。
「ちゃんみな」には「こころ」がある。
最近「こころ」がどっか行ってしまったとしか思えない人が多くてこわくなる。
一番わかりやすいのが、自分の関わりのあった人が自殺しても「お悔やみ申し上げます」と定型文を繰り返して平気な顔をしている人。
なんなん、あれ。
あれ人間ですか?
どんなにつらいことがあっても、「ちゃんみな」にならえ!
絶対に死んだらあかん。
番組を見終わったとに、ますみさんがぽつりと言った。
「ちゃんみなに、アメリカ大統領になってもらおう。」
「ほんまやな。」
めざすゴールは「愛と平和」。
私も同じ思いです。
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2024年10月22日(火)
役立たず刈り上げジジイ [私の好きな人]
下山さんが、100kmウォークの時の私の写真を送ってきてくださった。
車いすを操作しながら、いつの間にどうやって撮ってくださったのか。
汗をかいていては伴走(伴歩)にならんと思い、直前に髪の毛を短くしてきた。めっちゃ刈り上げ。
やる気は満々だったんですが、67km地点でリタイア。
一方、下山さんは根性出してゴールまで。私と別れてから8時間ほど、寒くて暗い中を一人でがんばられた。
「パオパオは役立たずかーい!」
「そやでー。」
ゴール後のアンケ−トに答えると、レ−ス中の写真がもらえるらしい。
下山さんは、私と一緒に歩いている貴重な写真を送ってきてくださった。
本当は最後までこうありたかったんですが・・・。
(以下、ラインのやり取り)
下・お疲れさまでした。
シャワーを浴びながら違和感があった腕を捲ったら、腕が1.5倍に両腕とも腫れあがってました。
家に着くまでも、大変でした。電車・バス共に寝落ち。乗り降りは全部介助してもらいました。
ほんのセンチの段差であっても、移動するのに苦労する状態になりました。いつもの元気いっぱいに家に帰るつもりでしたが、完疲労困憊困憊です。
パ・いや、今回が一番現に見えました。だから完歩できたのだと思います。ちょっとがんばりすぎたかも・・・。
下・ですね。
喉が渇いて目が覚めました。
ちょっと食べました。
また寝るつもりです。
ますみさんによろしくお伝えください。
朝日新聞サイトには、(車いすで完歩について)何も掲載されてないですね。ちょっと残念
パ・そうでしたか・・・。
でも、東京マラソンへのアピールとしては大きかったと思います。
神様は、がんばる人をちゃんと見ておられますって。
下・そうだと良いのですが
パ・写真ありがとうございます。私と写っているのはアンケートにたえてゲットの分でしょうかお城を出たとろかな。
伴走できたのは少しだけでしたね。申し訳ありません。走ってもよかったら、最後まで行けた気がします。
100kmウルトラマラソンは体力、100kmウォークは精神力だとつくづく思いました。
今からメンタル鍛え直します。
それにしても、かりあげジジイの側頭部はすごい。
パ・私も今日から仕事。早朝から夜10時半まで、楽な仕事ですが時間が長すぎる。あと1時間ほど帰れない。
下・お仕事、お疲れ様です。
マラソンとウォークの違いが、藤井さんに負担を与えてしまったのですね。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
パ・あっ、なんの負担もありませんよ。はっきり言って、100kmウオークをなめていました。ちょっとかしこくなりました。
なにごとも実体験が大事。
下・ますみさん、笑ってたのではありませんか?
パ・リタイア報告にやさしい対応だったので、「いつもの手厳しさがない」と喜んでいたら、下山さんがリタイアしたと勘違いしたらしい。私のリタイアと分かったときは、いつも通りあきれていました。
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2024年10月12日(土)
着々と [私の好きな人]
「着々と」のあとに続く言葉は、「100kmウォークの準備はすすんでいる」ではなく、「ボケが進行している」
下山さんからショートメールが届いていたので、「ラインでやり取りしましょう」と私のラインIDを送った。そして「さあこれからはラインで」と思ってやってみたら、「もうだいぶ前にライン友だちになっとるやないかーい。」
今年の3月から連絡を取っていなかったので、すっかり忘れていた。かなり私のボケが進行している。
ラインがあるのにショートメールばかり送ってきた下山さんも下山さんやけど・・・。
旅行の準備はそれなりに着々と。
スタート地点の小田原までは、夜行バスで行こうと思っていた。しかし、夜行バスは体力消耗が激しい。早朝に着いて、そのあとすぐに100kmウォーク26時間はきつすぎる。ということで、新幹線で行くことにした。
ちょっとでも節約するため、チケットショップへ。
京都→小田原11400円、東京→京都12780円。
これで往復24180円。
正規の価格より少しだけ安い。
「小田原から東京の分のチケットはいらないんですか」と聞いてほしかったねえ。
「そこは100km歩いて行くんです」と言えたのになあ。
ホテルは、小田原の安い分はすべて満室。一つ先の駅「鴨宮」というところに6400円で泊まれるところがあった。今日予約しようとすると、もうその部屋は取れなくなっていた。
小田原から遠くて高いところ泊まらなくなてはならなくなってしまった。
「ジジイ、サッサとせんかーい」ですね。
スタートまでのハードルが高すぎる。
まあ、これもレースのうちと思っとこ。
「26時間の伴走」もどうなるのか、想像もつかんけど・・・。
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2024年10月11日(金)
下山100km [私の好きな人]

第10回かつしかふれあいRUNフェスタ(2024.3.10)
昨日の夜、普通の車いすランナー・下山さんより突然のメール。
「こんばんは、下山です。無謀な挑戦してきます。」
添付されていたファイルを開けると、なんと100kmウォーキング。10月19日朝に小田原をスタートし、20日の朝に東京ゴール。箱根駅伝復路の7区から10区のイメージ。
「何時間?」
「26時間です。」
「サポートは?」
「今回は1人で無謀な挑戦です。」
「うっ!」
「東京マラソンの布石になったら嬉しいです。」
「うーん、悩む。応援に行きたいけど・・・。」
「お仕事、お身体、ご家族ありますので、無理なさらないでくださいませ。」
「仕事、身体、家族はクリアですが、費用捻出が・・・。」
今日、ますみさんとまきに話した。
「パオパオはな、こういうときに力になれるようにふだんから走ってんねん。下山さんもボクも、今やりたいことをやっておかんと先はどうなるか分からんし、なんとかして行こうと思ってる。残り少ない定期預金を解約したら、なんとかなるやろう。」
大会要項を見ると、「伴走者も申し込みが必要です」とあった。
大会スタート直前に当日参加申し込みがあり、現金20000円の支払い。(一般の事前申し込みでも18000円。)
「これがきっついなあ。そやし、誰もサポートに付いてくれはらへんかったんかなあ。」
「そうちゃうか。行ってきたげー。そんなんできるのはアンタしかおらん。」
ということで、私のわがままに賛同してくれたまきとますみさんが、20000円を出してくれることになった。
ありがとう。
急な話で、足の調子も悪いし不安だらけ。
でも、下山さんのチャレンジ精神を応援しないでどーするちゅうこと。
それを理解してくれたまきとますみさんに、感謝感謝。
「完歩可能性は60%」と下山さんはおっしゃっていたが、こんなチャンスはなかなかない。
二人で東京ゴールをめざし、ゴ−ルして号泣しましょう。
(10月20日の府民総体3000mはDNS。)
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【RUN】
今日は京大病院放射線治療科。
甲状腺癌の経過観察。
採血して、サイログロブリン値を見る。
今回も3月まで管理代行に行っていた学生寮に車を置かせてもらい、そこから歩いて行った。
東大路通を歩いて、京大病院まで約1.2km。
血液検査の結果、サイロブログリン値は12→17。許容範囲らしい。
よかった。
今年は入院治療をしないので心配していたが、これで一安心。
来年どうなるかですね。
帰りは鞠小路通を歩く。
学生寮まで約1.4km。
少しでも歩けてよかった。
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夕方から、また歩きに。
26時間歩くシューズは、なにがいいか悩むところ。
とりあえず今日は、今一番しっくりきているマジックスピードで。
うちのすぐ近くにできた京産大の学生寮。
入り口にファミマができたので喜んで入ったら、めっちゃ狭く、高校の購買部みたいだった。
急な坂を上り、京大試験地前まで。
下りはヒザに負担がかかるので要注意。
坂をおりきったとろで猫ちゃんに遭遇。
たぶん前に会った茶トラやね。
ゴンゴロゴンゴロ、気持ちよさそう。
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2024年08月19日(月)
高石ともやさんの笑顔 [私の好きな人]
◎HTB北海道ニュース 8/19(月) 15:58配信
北海道雨竜町出身のフォーク歌手 高石ともやさん死去 82歳
「受験生ブルース」など日本フォーク界けん引
北海道・雨竜町出身のフォーク歌手、高石ともやさんが病気のため亡くなりました。82歳でした。
所属事務所は病気で入院治療中のフォーク歌手高石ともやさんが17日に82歳で亡くなったことを発表しました。高石さんは北海道の雨竜町出身で1966年にデビュー。2年後にリリースしたレコード「受験生ブルース」が大ヒットし日本フォーク界をけん引する存在となりました。
また、札幌市立西園小学校やクラーク記念国際高校などの校歌の作詞や作曲を手がけ、音楽活動の傍ら国内外のマラソンやトライアスロンの大会で好成績を残すなど多岐にわたる分野で活躍しました。
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◎パオパオだより2008年6月8日「第16回みかた残酷マラソン全国大会」より
このレースに、私ははっきりとしたテーマを持っていた。
ガンと長く付き合っておられる高石てるえさん(ともやさんの奥様)と三宅誠孝さん(ともやさんのマネージャー、元京都市会議員)を励ます。そして、このお二人を励ますことによって高石ともやさんも励ます。
でも、迷惑かもしれないので、出場チームの紹介をされていたともやさんのところへことわりに行った。
「迷惑じゃないですか。」
「いやあ、ぜんぜん。」

よかった。これでお二人への応援メッセージを書いたのぼりをはためかせ走り続けることができる。
メッセージは次のとおり。
「ガンに負けるな高石てるえさん(三宅誠孝さん)」
「陽気にいこう高石てるえさん(三宅誠孝さん)」
今まで何百回レースに出たかわからないが、こんなんつけて(背負って)レースに出るのは初めて。さて、どうなることやら。
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「みかた残酷のコンサートを休まはるって、よっぽど体の具合が悪いんやろうなあ」とうちの夫婦で話し合っていた。でも、まさかこんなことになるとは・・・。
高石ともやさんとはいろいろな思い出があるのだが、一番はこの「パオパオだより」を見ていてくださったこと。
特に私のシューズレポートはしっかり読んでくださっていたようで、お会いするたびに「あのシューズは・・・」とご自分から話しかけてきてくださった。
ますみさんは「ええかげんなアンタのレポートなんか、信用ならん」とよく言っていたが、高石ともやさんは私を信用していてくださったように思う。
まあそういう意味では「めずらしい人」でした。
2008年の「みかた残酷」の記事を読み直して、「私の『のぼりラン』はここが原点だったのか」とあらためて思った。
あれも少しは喜んでもらえたのかなあ。
高石ともやさんのモットーは「陽気に行こう」。
いつも笑顔でおられた高石ともやさんはすごい。
また、「いくつになっても日々成長」と言い続けられていた。
私もそうでありたい。
ちょっとだけでもまねができたら・・・。
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2023年12月31日(日)
清水初男さん [私の好きな人]
今日は大みそか。
朝一パソコンを開くと、このブログに広島の清水初男さんからコメントが入っていた。
「今年一年も毎日プログ読ませて頂きました。元気も頂きました。有難うございました。」
なんていい朝。今年1年いろいろあったけど、大みそかの朝にこんなにほめていただけるなんて。
ブログで調べてみると、2019年9月の「聖湖マラソン」が最後でそれ以来お会いしていない。二人は「京都キャロット」の店員とお客様の関係だが、長く合わなくともこうして応援してくださっているのはほんとうにありがたい。
昨日出来上がった年賀状。
1番に書いたのは、もちろん清水初男さん。
これからも忘れず1番で。
3年前までマラソン大会の出張販売に行っていたころは、このブログのアクセス数もすごかった。ところが最近はじり貧。今月は一日平均3500アクセスで、月11万弱。
でもその中に、清水初男さんのようなコアなファンさんも何人かおられるはず。
「いつも見てくださっているのなら、しょうもないことは書けへんなあ。」
その気持ちを忘れずに、来年もこのブログを続けていこうと思います。応援、よろしくお願いいたします。
清水さんは「聖湖マラソン」でも何回も入賞されている名ランナーだが、今は体を壊されてもっぱらウォーキングとか。
私の夢は、「70歳になったら清水初男さんと走る」です。あと2年なので、がんばりましょうねえ。(勝手にお誘い)
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