パオパオだより

2022年12月11日(日)

大学クラス会2022 [学校]

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 3年ぶりの大学クラス会。
 今回も岡部君が世話係として、何から何まで用意してくれた。いつもありがとう。

 一番多い時は9人集まったが、今回は7人。でも今のご時世としては、まあよく集まったほうかなあ。
 この歳になっても、話せばまたあらたな発見がある。今回も、私以外の6人の話を興味深く聞かせてもらった。
 「うーん」とうなるような話ばかり。ただまともに個人情報なので、ここに詳しく書けないのが残念。
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 11時45分、お店の前に集合。
 京都タワービルの2階にある「接方来(せっぽうらい)」さん。ビルの中で待とうと思ったが、入り口が烏丸通側で、寒い歩道で待っていた。

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 12時に店が開くと、歩道にいた人がトドっとお店に。みなさん開店を待っておられたんですね。

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 「京やさい料理」のお店らしい。
 どんなものが出てくるのか楽しみ。

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 テーブル2つに分かれていて、一つに集まれなかったのが残念だった。

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 私はビールを飲む長谷川君の隣へ。二人でしこたま飲まんなんからね。

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 出てきました野菜の盛り合わせ。
 健康的でよろしい。

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 デザートのアイスの横に付いていた黒豆もおいしかった。

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 今回の最大の収穫は、岩元さんに謝ったこと。
 岩元さんは3年前は欠席で、今回4年ぶりの参加だった。

 4年前に会ったとき、「私は100歳まで生きる」と言った岩元さんをちょっと小バカにしたような対応をした。「私よりお気楽に生きてヤツもおるんやなあ」という感じで。
 しかし今日その話をふった時、「今もそう思ってるよ。それは、東日本大震災で原発が被害にあった時、元に戻すのに40年かかると聞いたから。それを聞いた時、絶対にあと40年生きて、ほんとに元に戻ったかをこの目で確かめたいと思ったから。」

 その言葉を聞いて、心が震えた。4年前岩元さんを小バカにした自分が、すごく恥ずかしくなった。
 その場ではなにもよう言わんかったが、あとで二人になった時間があったので真剣に謝った。岩元さんは本来あっさりした性格なので、「なにも気にしてへんよ。分かってくれてありがとう」というような受け答えだった。

 細々とだがずっとつながり続けている友だちは大事にしなくては、とつくづく実感した。

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 私の近況報告。

 「甲状腺癌のほうはまあまあ落ち着いている。でも2年前に膀胱癌が見つかって、手術して取ってもらった。もうちょいで膀胱全摘やったんやけど、腫瘍部分を削り取るだけで済んだ。
 手術は全身麻酔やからどうってことなかったんやけど、手術後入れていたオシッコを取る管を外して、自分でトイレに行ったとき、もう死ぬかと思うくらいの痛みが大事なところに・・・。看護師さんを呼ぶ元気もなく、便器にしがみついていた。」
 「それって出産のときの痛みくらいか」と、横から長谷川君の突っ込み。いやいや、どう切り返していいのやら。

 「ヨメさんからは毎日ダメ出し。『はよポックリ逝ってくれへんかなあ』と言われ続けとる。
 ビールもな、働いた日しか飲んだらあかん言われとんね。働いてへん日に飲みたいときは、ヨメさん『飲んでもいい?』ってお伺いを立ててから、『ええ』と言われた時だけ飲んでもええねん。」
 みんなから、「それ、めっちゃええルールやん」と言われた。そうかなあ。

 「息子のとこに今年の3月に男の子が生まれて、やっとほんまのおじいさんになったわ。息子は畏れ多くも総務省の・・・、何も畏れ多くないな。
 娘は沖縄に行ったままで、フリーター。まだ結婚してへん。娘が心配やしとうまいことゆうて、沖縄行ってはマラソン大会に出てる。
 次の日曜に、沖縄で100キロのウルトラマラソンがあるねん。それに出てきます。あと3日で67歳なんやけど。」

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 3年のブランクはまったく感じられなかった。集まれて、ほんとうによかった。みんな意外と老けていなかった。

 来年は今回来れなかったメンバーだけでなく、さらにもう1人プラスして、参加者10人目標で行きましょうや。
 こんな時間は、なかなか味わえない大事な時間。できることなら多くの人に分けてあげたいと思った。

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2019年12月01日(日)

大学クラス会2019 [学校]

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 「きれいなおねえさんにお願いしたし、早う並んで」と私。
 「わかった、わかった。」
 「きれいなおねえさん、よろしくお願いします。」
 「何回もしつこい」と長谷川浩一君。

 ええわー、ちゃんとイチビリの私を抑える係をやってくれとる。
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 京都走ろう会例会で10kmを走り、家に帰ってシャワー。着替えてバスに乗って地下鉄・国際会館駅へ。
 改札を通ると、「1番ホームから発車いたしますのは・・・」のアナウンス。イコカを持っててよかった。
 あわてて乗り込んで、座ったとたんに「こうじ君」。
 「あら、こんなとこで・・・。」

 現在うちのいなかに住んでいる義兄の隆雄さん。
 「ひょっとして、マジックですか。」
 「そうなんや。その集まりがあって。そのあと忘年会。」
 「ボクは大学の同窓会です。」
 隆雄さんのマジックは有名。いくつになっても、新しい技に挑戦されているようです。

 そのあと、入院中の父のこと、私の病気のことなど。その話の続きで、隆雄さんのお兄さんが今年の1月に亡くなられた話になった。
 「喪中はがき出すのもどうかなあと思って。それで友だちからの年賀状が途切れてしまうのもかなんし。」
 私も同じ考えです。母が亡くなった翌年も、ふつうに年賀状を出しました。

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 会場は、去年と同じ「和食レストラン円山」。
 京都駅のすぐ横なので便利。

 いつも遅刻して迷惑かけているが、今年は集合時刻の1時ピッタリに到着。
 今年は男4(岡部・中辻・長谷川・藤井)、女3の計7名。

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 私と長谷川浩一君だけが飲むので、入り口付近に2人引っ付いて座った。

 「フジイのおもしろい話からいこか。首切った話とか」と長谷川君。人の病気の話題を「つかみ」に使おうという魂胆。
 「けっきょく、今年も隔離病棟に入院や。3年連続になるんやけど。」
 「ほんまか。どこの病院?」
 「京大病院・放射線治療科の隔離病棟。医師も看護師も入れへんとこ。『なんか起こっても、助けに行けません』ていうとこらしいわ。はいったら被曝するし。防護服着なあかんらしいで。」
 「そら、きついな。」
 「でもな、その治療しといたら転移の可能性がぐっと低くなるらしいねん。転移さえしーひんかったら、なんとか生きていけるみたいやし。逆に、転移したら、かなりやっかいみたいやで。」

 甲状腺摘出のために「首を切った」話(3年前と2年前)ほどインパクトはなかったけど、まあまあ「つかみ」としてはOKかな。

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 税込み3410円のお昼のコース。
 おいしいものを少しずつ。
 あとはおしゃべりでお腹がふくれる。

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 私は、長谷川浩一君のところのワンちゃんの話が聞きたかった。
 いつも年賀状に書かれている「ポン太」。たぶんうちのきくより年上のはずと思って聞いてみたら、今月で19歳になるそうだ。

 「ポメラニアンなんやけど、普通のポメラニアンの2倍くらいの体重で6kgあんねん。」
 「途中でなんか入ってるんちゃうん?」
 「血統書付きやけど。」
 「失礼しました。お座敷犬は長生きするっていうけど、19歳ってすごいやん。」
 「実は、何年か前まではあんまり大事にもしてなかったんや。それが脱水症状で瀕死の状態になったことがあって、それからしっかり見るようにしてるねん。散歩も日に一回やったのを二回にしたり・・・。」
 「そうかー、今は元気なん?」
 「元気元気。」

 これは負けてられん。
 雑種犬魂で上等犬に勝とうぜ、きくちゃん!

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 最後にデザートが出て、コーヒーをすすめられたので全員注文。あとで見たら有料でしたわ(税込み605円)。
 これでみなさん4105円。私と長谷川浩一君は、ビールを飲んだのでもうちょい高い。でも2時間半も粘ったのだから、場所代も含めてと考えたら安いと思う。
 いつもお世話をしてくれている岡部君、ありがとうございました。

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 北海道の鈴木さんに写真を送るということで、みんなのスマホや私のカメラのほか、飯沼さんのアイパッド?(パソコンに見えたけど)でも撮ってもらった。
 きれいなおねえさん、ありがとうございました(しつこい)。

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 いつもこのあと喫茶店に行っているのであと、行くんかなあと思っていたら今年はなし。
 でも、三上さんが私のブログを見たいと言って聞いてくれたのがうれしかった。三上さんは、義理のお母さんとのお付き合いが尊敬に値する人。それはいつもうちのヨメさんにも話している。
 さあその三上さん、「バオバオだより」、見られましたかね。

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 「ほんなら、かえるわー」と言ってみんなと別れたとき、「ちょっと、ちょっとー」ととしさんが私を追ってきた。
 「ふじい君、今でもこむらがえり起こってるん?」
 「うん、長い距離走ったらなあ。」
 「これ、飲みよし。ものすご効くよ」と地べたに置いたバッグから漢方薬を出して渡してくれた。

 これはほろっと来るやつやね。
 あるいは、「ほれてしまうやろー」かな。

 「もう持ってるのかもしれんけど・・・。」
 「おんなじような薬でもな、愛情こもってるヤツはよう効くねん。」
 優しさにうまく対応できない私が、なんとか絞り出した言葉がこれ。

 病気仲間のとしさん、「二人とも死なんと、がんぱって生きていこうな。」

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2019年04月25日(木)

みよちゃん先生 [学校]

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 今日は三線教室。
 昨日の夜から体がしんどくて、よっぼど休もうかと思った。でも1回あたり2500円もお支払しているので、そう気安くは休めない。フラフラになりながらもがんばりましたがな。

 教室が終わって、何気なくケイタイを確認。すると、メールが入っていた。

 「こんにちは。みよ子です。お変わりないですか。・・・(以下略)」

 「なんや、また怪しいメールかいな」と思ったが、それなら「みよ子」はないなあ。まあ、「ユイ」とか「アカリ」とかやんね。
 よくよく見たら、私の大好きなみよ子先生。小学生の時、音楽だけみてもらったかわいい先生。2年前、長崎まで会いに行きましたねえ。
 そのことを写真付きでブログにアップしたら、多くのオッサンから「ええなあ」とうらやましがられた。
 「へへへー、ええやろ。」

 メールは、私のいなかの後輩の病状を心配されてのものだった。
 さっそく、その兄が私の同級生だったので電話した。そしたら、先生が心配しておられるほどひどい状態ではなかった。よかった、よかった。

 これでまたみよ子先生とのつながりが復活する。うれしー。
 みよ子先生というよりみよちゃん先生ですけどね。
 えーと、私より15歳ほど年上の・・・。

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1965年7月(後列の小さいのが私)

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2017年4月

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【今日のきく】

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 うちのご近所に、野菜自販機が2か所。
 1つは町内。もう1つは、幡枝の大きな公園の近く。
 この遠い方の野菜自販機は、しばらく休んでおられた。今日きくとお散歩に行くと、1か月ぶりくらいに復活していた。

 「また、買いにこんなんなあ・・・。」

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 「散歩が少ない!」と帰宅拒否するきく。

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2018年12月08日(土)

大学クラス会2018 [学校]

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 年に一度の恒例クラス会。
 午後1時から、2年前と同じく京都駅前の「レストラン円山」さんで。

 いつもお世話になっています、岡部君。
 私が日曜が出張販売が多くて休めないのに配慮してくれて、土曜日に計画してくれた。ありがとうございます。

 今年は9人(男4、女5)の参加。
 私は一番好きなとしさんの横の席になったが、あんまりしゃべれなかった。引っ込み思案なもんですから。
 一つだけ、病気のことだけは聞いておいた。私より深刻だが、「お互いに、そう簡単には死なんとこ」と言うくらいのことしかできない。

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 きれいな小鉢がかごにのせられ・・・。
 私らくらいの歳なら、これで十分。

 私の前に中辻君と長谷川君。
 「俺は、年間に5リットルくらいしか飲まへんなあ」と中辻君。
 「5リットル? 5トンのまちがいちゃうん? 俺は一晩で5リットルくらい飲むことあるでー」と長谷川君。

 そんな二人が、お互いにノンアルコールビールをつぎあっている光景がほほえましかった。(中辻君は車の運転、長谷川君はこのあと会合があり飲めない。)

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 ごはんも少なめ。
 でもおいしかったです。

 ほとんど聞き役だった私。
 聞いていた話は、年金、震災被害、孫自慢、畑、ダイエット・・・。

 私の病気のこともちょっとは聞いてもらえた。でも、「マラソンしてんにゃったら、藤井はだいじょうぶ」と太鼓判。「転移したら大変なんや」と言っても聞き入れてもらえず。まあ、ええか。

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 2時間がたち、お店の前で記念撮影。
 最初の写真は私のカメラで、この写真は岡部君の携帯で。

 今年はみんないい顔をしています。

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 3人が早く帰らなくてはならないということで、一旦さようなら。
 「長谷川君、何か言い残しときたいことはないか。」
 「うーん、『さがさないでください』かなあ。」
 「うまい!」

 ついさっきまで、地震の被害に合ったときどうするかという話をしていた。
 「行方不明の人を探すのはものすごーたいへんみたいやなあ。」
 「そやで。もう見つけんでもいいし、『さがさないでください』って、ふだんからゆうとかんとなあ。」

 「さがさないでください」の長谷川君は、背中を丸めて帰っていった。

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 そのあと、残った6人で同じビルの1階の喫茶店へ。
 みんなはコーヒーだけだったが、私だけアイスも注文した。
 外はピューピューと寒風が吹いているというのに。

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 4時半過ぎにみんなとお別れ。
 私以外の5人は、お買い物に行くと言っていた。
 私は、明日の出張販売の準備の続きもせんならんしね。

 また、来年!

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【RUN】

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 今日は午前中に、明日のための最後の仕上げ。

 まず、1500m計測ラン。
 いつもの地球研前から北稜高校前までが1000m。そのまま進んで500m。金田歯科医院さんのちょっと手前で1500mになった。
 ただし、北稜高校前の先の歩道は走りにくいので車道に出ないといけない。

 元の地点に戻って3km。まだ呼吸が整っていなかったので、プラス1km。
 そこからの1500m全力、5分49秒。がんばったねー。
 車道を走った時はちょっとこわかったけど、勢い付けて走ればそこそこ走れますねー。
 帰りもダウンジョグ3km。

 明日は2年前のタイム、5分41秒が目標ですね。

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【今日のきく】

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 お昼に、ちょっとだけ店の前をお散歩。
 このおかげで、大学クラス会の集合時間に5分ほど遅れてしまった。

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 夜、店から帰るときに前足がおかしかった。ピョコタン、ピョコタン。
 「えらいこっちゃー、きくのあしがおかしなってしもたー」と心配していたが、しばらくしたら普通に戻って猛ダッシュ。

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 ヨメさんによると、「足を折ってずっと寝てたから、しびれてたんやわ。」

 「犬のしびれ切らし」って、あるん?
 あー、心配した。

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2017年12月03日(日)

大学クラス会2017 [学校]

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岡部君が送ってきてくれた写真

 ヨメさんにみんなの名前ゆうても覚えられへんし、それぞれの特徴でゆうてんねん。

 岡部君は、いっつも幹事をやってくれてるやつ。そやそや、こないだ店に電話してきてくれた時はすまんかったなあ。ヨメさんがえらい剣幕で「この店とは一切関係ありません」みたいにゆうたんやてなあ。いっつもあんな調子やねん。店には何の役にも立ってへんのは事実やけど。大学時代の友だちに怒ってもなあ・・・。

 飯沼さんは、クラス一のべっぴんさんてゆうてあるし。
 「それはありがとう。」
 でもな、前に「ちゃんと店の仕事もしなくちゃ」てゆわれたってヨメさんにもゆうといた。そしたら、ヨメさん喜んどったわ。私の気持ちをよう分かってくれてはるって。

 三上さんは、義理のお母さんの面倒を最後までずっと見やはったすごいえらい人ゆうてんねん。ボクらではとてもまねできんことやなあって。もちろん、ブログには個人情報はくわしくは書いてへんしね。

 岩元さんは、「100歳まで生きると言い張っている変人」ゆうたら、ヨメさんに叱られたわ。「ほんまにそう思ってはるんやから、茶化したりするようなこととちゃう」って。ボクは、100歳までなんてとても考えられへんにゃけど・・・。

 長谷川君は、「息子の廉が生まれたときに紙おむつ持ってきてくれたやつ」ですぐヨメさんも分かってくれるねん。
 「おまえとこ、夫婦の会話あるんか!?」
 「あるで、ふつうやで。」

 私が一番会いたかったとしさんは、体調不良で欠席。
 としさんはな、「死にかけてんのになかなか死なん人」ってヨメさんにゆうてんねん。ボクが死にかけ仲間に入ったことを喜んでたなあ。としさんと、「どっちが先死ぬか」の競争してんねん。
 「そら、おまえやろ」と長谷川君からすばやい突込み、ありがとう。

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 会場は、烏丸七条角のビル5階、「京都個室展望閣 平林亭 京都駅店」。

 参加者6名中、私も含めて4名が京都市内在住なのに、いつも大阪在住の岡部君に任せっきり。毎年いいところを予約してくれている。

 全員そろって、さあ注文。ところが、メニュー表には一品物ばかりでセットがない。担当のおねえさんは私より体格がよさそうな方だったので言いにくかったが、「セットメニューって、ないんですか」と聞いてみた。
 「それは予約だけ承っているんですが、できるかどうか聞いてきます。」
 しばらくして、「できますので、どれくらいの予算かお聞かせ願えますか。」
 「3000円!」
 私の独断で、これに決定。

 お豆腐の料理を中心に、けっこうな品数が出てきた。
 私は大満足だったが(予算的にも)、みんなはどうだったんでしょう。

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 同級生と言っても、年齢は61から65。
 まあ、この歳になったら4歳差なんて問題なし。
 
 そうそう、また「藤井君の奥さんは若いのよねー」の話題が出た。
 「若いも何も、50過ぎたらみないっしょ。」
 「そらそうや。」

 いつも話題の中心にいるとしさんが不在。
 しかし、岡部君が「ケイタイでテレビ電話できるでー、タダやし」と言って、としさんを呼び出してくれた。

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 良かったわ。盛り上がったわ。やっぱり、としさんがおらんとあかんわ。

 私も出にくい声を振り絞って、ぎょうさんしゃべらせてもらいました。「死にかけ仲間、がんばろう」とか。

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 2時過ぎに「平林亭」さんを出る。
 二次会はいつもの喫茶店。

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 ここは通りから少し入ったところなので、まあまあすいていた。
 中にはお勉強中の大学生(?)ばかり。

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 先に注文。

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 私はコーヒーとなんちゃら。
 「一番甘いのんください」と言ったら、これがおすすめだった。

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 ちっちゃいテーブルを3つ引っ付けてくださり、6人が座れるようにしてくださった。どうしようもなかったら外でもええかと言っていたのだが、やっぱり中が落ち着く。

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 主な話題は、みんなで山登りや旅行に行ったときのことなど。私だけ3回生から別のクラスに移ったのでその話に入れない。

 「藤井は、3回生から哲学に行ったんやなあ。」
 「そうや。」
 「何を研究したん?」
 「宗教。」
 「宗教?」
 「うん。哲学のクラスはな、理屈っぽいやつばっかりで、ボクの発表なんかボロクソに批判されたわ。」

 私の話題はここで打ち止め。「何の宗教?」とか、「宗教のどういうところを研究したん?」という話に発展しなくてよかった。ややこしいがな。
 「マルクスとフロイトとラッセルのキリスト教批判や」とか言っても、今の自分では何がなんやらちんぷんかんぷんやわ。

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 「100歳まで絶対に生きる」の岩元さん。
 「100歳超えて100m走に出て、世界新記録出してる人いやはるよ。」
 「えー、ほんなら100歳くらいではあかんわ。私は110歳まで生きて世界新記録出すわ。・・・なにわろてんの!」
 その視線の先は、私の苦笑い。来年会ったら、「120歳まで生きる―」ゆうんちゃうやろな。

 「どこが痛い、ここが痛いゆうてんのになあ」とあきれている長谷川君。
 ここにきているメンバーは、100歳と言わないが長生きしてほしい。

 3時過ぎに店を出る。 

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 私だけ、地下鉄で北上。
 京都駅入り口前でみんなとお別れ。

 「来年まで元気に生きてるか、もう死んでるかのどっちかやし。中途半端に生きているちゅうのはないと思うわ。」
 こんなお別れの言葉でよかったかな。
 家に帰ったら、今日のことをヨメさんに聞いてもらわんなん。うちは「夫婦の会話」あるでー。ほぼ私の一方的なもんやけどね。うーん・・・。

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 岡部君が入学式の日の写真を持ってきてくれた。

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 約44年前の写真。
 自分でもどこに写ってるか分からんかった。
 答えは下に。(女子はやめときます。)

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藤井

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岡部

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長谷川

※今回欠席だった「いとしのとしさん」は前列右端です。

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2017年04月07日(金)

[学校]

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 朝出発する前に記念撮影。
 ご主人は自称・大映スターと言われる男前だったが、病気のせいで人相まで変わってしまわれたそうだ。それでもお人柄は顔ににじみ出る。

 ダンナさんはお写真でしか知らなかったので、ちょっとこわい感じの方かと思っていた。ところが実際お会いしてみると、奥さん思いのやさしいダンナさん。
 「いい顔してくださいよー」という私のひと言で、3人とも本当にいい顔に撮れた。
 この写真は、ブログに載せてもいいとおっしゃってくださった。

 覚えていることを忘れないうちに書いておこう。
 昨日の喫茶店でのダンナさんの話
 「うちのがだいぶ若く見えるみたいでね、以前旅館に泊まった時、旅館の方がみんなそそくさとされてね。なんかおかしいなと思ったら、私が若い女の子と不倫の旅行をしているみたいに思われたみたいで・・・。」
 「そのことがあってから、その話ばっかりしてね」と真柴先生。
 分かります分かります。自分の奥さんが若いとかきれいとかかわいいと思われたら、ダンナは鼻高々ですよ。うちもそうですから。

 それともう一つ。
 今日の朝、「ダンナさんが奥さんにすごく優しいということが分かったのが一番の収穫です」と言ったときのこと。
 真柴先生が「でもね、今まで一回も名前を呼んでもらたことないのよ」と。
 「えー、大学2年からでしょ。55年間名前呼ばずって・・・、そらあかんでしょ。」
 「おいとかちょっととかですんでしまうんで、名前は呼びませんね」とダンナさん。
 それは心優しきダンナさんの照れなのかもしれません。うちも最初に「ますみちゃん」と呼びだしたので今も続いているけれど、最初に言えなかったら今も照れくさくて「ちょっと」とか言ってたでしょうね。
 それにしても55年、いつまで照れとんね―ちゅうとこです。

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 島原鉄道・森山駅まで送ってもらった。
 ちょうど離合の時で、私が乗る予定の電車が遠くからゆっくりゆっくりと近づいてきた。

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 2両編成の黄色のかわいい電車。
 7時56分発ということで、高校生で満員だった。しかしその高校生も、「幸」駅でみんな降りてしまった。

 今回の真柴先生宅訪問では、私の嫌いな「元気をもらった」ということはない。しかし、確実に「幸」なご夫婦を見せていただいた。これでまた、思い残すかもしれないという心配が一つ消えた。
 というより、できることならまたお言葉に甘えて、もう一度来てみたいと本気で思った。

 真柴先生、ダンナさん、ご家族の皆さん、本当にありがとうございました。

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