パオパオだより

2021年03月02日(火)

ガマフヤー [沖縄]

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辺野古埋め立てへの沖縄本島南部の土砂使用に抗議して座り込む具志堅隆松さん(中央)

◎毎日新聞3月2日朝刊

   辺野古の海 遺骨で埋めるな

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への県内移設に伴い、防衛省が沖縄本島南部からの埋め立て用土砂の採取を検討していることに対し、批判の声が上がっている。

 沖縄本島南部は太平洋戦争末期の沖縄戦で激戦地となり、今なお犠牲になった住民らの遺骨が土の中に眠っているためだ。ボランティアで遺骨収集を続けてきた具志堅隆松(たかまつ)さん(67)は土砂採取の断念を防衛省に求め、1日から那覇市の県庁前で座り込みの抗議を始めた。

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辺野古埋め立てへの沖縄本島南部の土砂使用に抗議する具志堅隆松さん(中央)

 「戦没者の遺骨が混じった土砂を埋め立てに使うのは間違っている。国は『沖縄に寄り添う』と言ってきたが、全く逆のことをやろうとしている。死者への畏敬(いけい)の念が全く感じられない」。

 1日朝、座り込みの抗議を始めた具志堅さんは訴えた。抗議の意志を示すため、当面は食料を口にしないという。

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辺野古の埋め立て

 防衛省は2020年4月、埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤の改良工事を実施するため、沖縄県に設計変更を申請した。県が現在審査中だが、申請書によると、埋め立て用土砂の採取候補地が当初計画から一部変更され、沖縄本島南部の糸満市と八重瀬町などが新たに加わった。

 埋め立てには東京ドーム16杯分の約2018万立方メートルの土砂が必要で、大半が岩石を破砕した「岩(がん)ズリ」と呼ばれる土砂。防衛省は申請書で県内で4476万立方メートルの岩ズリが調達可能としたが、うち7割の量は沖縄本島南部だった。政府は「土砂の調達先はまだ決まっていない」(岸信夫防衛相)と繰り返すが、こうした計画内容から、移設に反対する人たちは「南部の土砂が使われる可能性が高い」と指摘する。

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沖縄本島南部にある鉱山開発現場の近くでガマを案内する具志堅隆松さん(左から2人目)。ガマの中には未発見の遺骨が眠っている可能性がある

 県民の4人に1人が命を失ったとされる激しい地上戦となった76年前の沖縄戦では、米軍の侵攻を受けた旧日本軍の司令部が沖縄本島南部に後退し、徹底抗戦を続けた。その結果、避難した住民も戦闘に巻き込まれ、沖縄本島南部で多くの人が命を落とした。

 大小無数にある「ガマ」と呼ばれる自然洞窟などでは身を潜めていた住民や日本兵のものとみられる遺骨が今も見つかっており、具志堅さんらは「本島南部の土地が大規模に削られれば遺骨混じりの土が埋め立てに使われる」と懸念する。

 土砂の調達は政府の設計変更申請を県が承認した後になるが、採石業者が新たに緑地帯を削って鉱山の開発を始める動きもある。玉城(たまき)デニー知事は2月21日に現場を視察。25日の県議会本会議では「戦没者の遺骨が残されているかもしれない場所から土砂を使用することは、悲惨な戦争を体験した県民やご遺族の思いを傷つける」と述べ、対応を検討する考えを示した。【遠藤孝康】
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 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(67)がハンガーストライキを始めた。
 自らを「ガマフヤー」と呼ぶ具志堅隆松さんは、38年前から沖縄戦で亡くなった人の遺骨収集を続けている。「ガマ」とは自然にできた洞窟のことで、ガマフヤーとは沖縄言葉で「ガマを掘る人」という意味だ。

 元山仁士郎さんのハンガーストライキの時のように、駆けつけてひと言でも励ましたい。でも、今はコロナもあって無理。
 せめて私のこのブログで紹介して、沖縄以外の人たちにも関心を持ってもらいたい。

 全国紙で沖縄の基地問題を取り上げられることはまれ。
 毎日新聞さん、ありがとうございます。

 沖縄戦では、私の父のいとこの藤井勘六さんが亡くなっています。戦死の知らせとして届けられたのは、名前が書かれた木の札だけだったそうです。沖縄のどこかに、今だ勘六さんの遺骨は眠ったまま。
 私の父はたまたま運よく中国から帰還できたものの、同じようなことが起こっていても不思議ではなかった。
 父が生きていれば、このニュースを聞いてどう思うかを問うてみたかった。

 「パオパオだより」は、先月月間アクセス数が30万を超えました。
 その中から一人でも二人でも、沖縄の基地問題に関心を持ち、何か行動を起こしてくださる方が出てきてくれるとうれしいです。

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2020年10月27日(火)

「粛々じいさん」を忘れない [沖縄]

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◎東京新聞Web 2020年10月22日 05時50分

<ふたつの戦後〜菅首相と翁長前知事〜(中)>   

   翁長氏「米軍最高権力者と重なる」 
   上から目線の「粛々」使う菅氏に抵抗の弁説30分


「『粛々』という言葉を使う官房長官の姿が、米軍軍政下の最高権力者キャラウェイ高等弁務官と重なる。上から目線の『粛々』という言葉を使うほど、県民の心は離れ、怒りは増幅し、辺野古(へのこ)の新基地は絶対に建設することはできない」

◆「日本の政治の墜落」

 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は2015年4月、那覇市のホテルで菅義偉官房長官と就任後初の会談に臨み、県民の思いをぶつけた。戦後の歴史、過重な基地負担を強いられてきた実情。菅氏が「関係法令に基づき、辺野古を埋め立て、環境に配慮しながら工事を粛々と進めている」と従来の政府方針を説明したのに対し「粛々」の表現に抵抗感を覚えていた翁長氏の弁説は30分近く続いた。「沖縄が自ら基地を提供したことはない。県民に大変な苦しみを与えて、沖縄が負担しろということ自体が日本の政治の堕落ではないか」

 沖縄は1972年5月の日本復帰まで米国の施政権下にあり、米陸軍将官が「高等弁務官」として絶対的な権限を持って統治。復帰運動が激化した60年代前半の弁務官が、翁長氏が菅氏に重ね合わせたキャラウェイ氏だ。63年に那覇市で「沖縄の自治は神話にすぎない」と演説し、住民の反発を強めた歴史がある

◆面会断られ続け

 翁長氏は米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対し、14年11月の知事選で建設を容認した現職に大勝した。だが12月の就任後、上京するたびに安倍晋三首相や菅氏に要請した面会は「多忙」などを理由に断られ続け、4カ月後に実現したのが沖縄入りした菅氏との会談だった。会場のホテルはキャラウェイ氏が演説した米軍将校施設の跡地に立つ。

 ようやく会談に応じたものの、菅氏は数カ月後の15年夏に開かれた新基地を巡る集中協議を通じ「辺野古移設は唯一の解決策」との原則を堅持。政権の大番頭として引けない立場だったとはいえ、翁長氏には訴えに耳を貸そうとしない「上から目線」に映った。

 菅氏の政治姿勢を読み解くヒントは、民主党政権時代の12年に発刊された自著「政治家の覚悟」にある(今月発売の改訂版では削除)。普天間移設で「最低でも県外」と表明した鳩山由紀夫元首相らを批判。ルネサンス期のイタリアの政治思想家マキャベリの言葉「弱体な国家は常に優柔不断である。決断に手間取ることは常に有害である」を引用し「日本を『弱体な国家』にするわけにはいかない。マキャベリの言葉を胸に歩んでいく覚悟だ」との決意を示した。

◆菅氏、強い国家を意識

 自民党は09年衆院選で野党に転落し、菅氏は12年の政権復帰とともに官房長官に就任した。3年間の苦渋の経験があったからこそ、強い国家を意識し、反対論には強行突破も辞さない姿勢につながっているように見える。

 沖縄問題に限らず、政策や人事の決定に際し、たびたび菅氏は周辺にこう語る。「おれがやると言ったらやるんだよ」

=肩書などは当時


<ふたつの戦後〜菅首相と翁長前知事〜(上)>翁長氏「菅氏とは別の戦後を生きてきた」 似た経歴でも異なる原点 基地問題で対立

<ふたつの戦後〜菅首相と翁長前知事〜(下)>「県民同士が争う様子を笑って見ている」 翁長前知事、分断狙う政府に苦悩
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◎琉球新報Web News 2020年10月27日 11:28

   「口先の『寄り添う」聞きたくない」 菅首相所信表明に沖縄県民が批判

 菅義偉首相が26日の所信表明演説で「沖縄の皆さんの心に寄り添う」と強調したことについて、名護市辺野古の新基地建設に抗議の声を上げてきた市民からは「口先だけだ」などと批判が相次いだ。

 「沖縄の心に寄り添う」というフレーズは、安倍晋三前首相も繰り返し用いてきたものだ。26日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議の声を上げた県統一連の瀬長和男事務局長(57)は「口先だけの言葉は聞きたくない。沖縄戦の悲惨な体験や歴史をもう少し知れば、本当に『寄り添う』ことがどういうことか分かるはずだ」と不信感を募らせた。

 那覇市の大城博子さん(69)は首相が辺野古の工事を「着実に進める」と語ったことに触れ「判で押したようなことしか言わない。どれだけの理由があり、そこまで辺野古にこだわるのか」と疑問視した。

 宜野湾市の米軍普天間飛行場野嵩ゲート前では26日夜、ゴスペルを歌う集会が開かれた。駆け付けた市喜友名の池原順子さん(69)は「政府の姿勢は『寄り添う』とは真逆だ。沖縄のためを思うのであれば、今すぐ沖縄の人に土地や自治、人権を返してほしい」と憤った。
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 菅さんのことを世間では「令和おじさん」と呼び、そう言われた本人も浮かれているらしい。
 でも私は、「辺野古の工事を粛々と進める」との発言が頭から離れない。
 「令和おじさん」ではなく「粛々じいさん」、いや憎しみを込めて「粛々ジジイ」と呼びたいくらい。

 10月7日、総理大臣になって初めての玉城知事との会談がわずか5分。
 「5分!」

 ラーメンじゃあるまいし!
 バカにするのもええかげんにせいと言いたい。

 そして、所信表明では「沖縄のみなさんの心に寄り添って」と。
 おらおらおらあー。
 一応お上品が売りの私でも、もうしんぼうならん。

 イージス・アショアは撤回したのに、なんで辺野古はやめられん。
 やっぱり「沖縄差別」としか考えられん。

 ドーンとやったれよ。
 歴史に残る「辺野古新基地撤回」を!
 そしたらもう、○○じいさんとか○○ジジイって言わへんしー・・・。

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2020年05月13日(水)

打ち切り工事に300億 [沖縄]

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米軍キャンプ・シュワブの大浦湾側にある「K9」護岸(中央右)=2020年4月28日、沖縄県名護市

◎朝日新聞デジタル5月1日

   辺野古の護岸工事、完成前に打ち切り 支払い302億円

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画に伴う名護市辺野古の埋め立てで、防衛省が2014年11月〜15年3月に発注した護岸などを造る工事6件について、軟弱地盤による設計変更を理由に完成前に打ち切っていた。うち5件は本体工事の着手前だったが、契約金の7割強にあたる約302億円が支払われた。識者は公金の二重支出となる可能性を指摘している。
 防衛省が朝日新聞の取材に明らかにした。

 埋め立て現場の大浦湾では14〜16年のボーリング調査で、当初の設計が前提としていなかった軟弱地盤の存在が確認された。政府はその存在を認めないまま18年12月に土砂投入を開始。19年1月に軟弱地盤の存在と、地盤改良のための設計変更が必要だと認め、今年4月21日に設計変更を県に申請した。

 防衛省によると、設計変更で護岸の配置がかわり、今年2、3月に6件の工事契約を打ち切ったという。

 6件のうち北側の「K9」護岸の新設は、本体工事に着手し、3割が完成。埋め立て土砂の陸揚げに使われている。この工事には契約金額とほぼ同額の約10億円が支払われた。

 残り5件は本体工事に入っていない。4件の支払額は契約金より最終的に約2億〜83億円減額。防衛省の担当者は「着工しておらず、実態に合わせて減額して契約を終えた」と話す。

 残る1件も着工していないが、当初の契約金より67億円多い224億円が支払われた。防衛省は取材に、ボーリング調査や汚濁防止膜の設置、台風対策などの費用にあたると説明している。

 設計変更後の工事では護岸の位置がかわるため、改めて工事が必要になる。公金が二重に支出される可能性について、防衛省は取材に「事業全体を進める上で必要な作業が実施されており、作業実績などに応じて経費が支払われた」として、6件の工事に対する支払いに問題はなく、無駄な支出にはあたらないと説明。設計変更後の新たな契約は「今後検討を行うことから、お答えすることは困難」と回答した。(藤原慎一)

■元会計検査院局長の有川博・日大客員教授(公共政策)の話 ボーリング調査で地質を確認している最中に契約を結んで工事を始めたことや、軟弱地盤が判明した後もそのまま工事を進めたことは、通常の公共工事では考えられない進め方だ。設計変更によって護岸の配置がかわれば、これまでの工事で無駄になるものは当然出てくるだろう。公金の二重支出となり、公金が海を汚すためだけに使われたとの批判も免れず、一連の経緯は厳しく検証されねばならない。

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 新型コロナウイルス関連のニュースの中で、個人的に唯一「よかった」と思えたもの。それは、辺野古新基地建設工事のストップ。作業員に感染者が出たのはお気の毒だったが、他の工事が一時見合わせているときもこの工事だけは強行していた。あれだげの大規模な工事で、ものすごく多くの人が働いているのだから感染者が出ても不思議ではなかった。
 4月17日からストップしているので、もうすぐ1カ月になる。

 でもそのもっと前に、全然ちがう「工事ストップ」があったんですね。
 「護岸などを造る工事6件について、軟弱地盤による設計変更を理由に完成前に打ち切って」、それでも「うち5件は本体工事の着手前だったが、契約金の7割強にあたる約302億円が支払われた」とは!
 ああ何たる無駄遣い。

 そもそもこの辺野古新基地建設総工費は3500億円の予定だった。それが今や9300億円に修正。しかしほとんどの人が、「それで済むはずがない」と思っている。

 1日も早く普天間基地を閉鎖。辺野古の工事は中止。予定していた工費は全額新型コロナウイルス対策に使ってほしい。

 「もう埋めてしまったところは大公園に」というのはどうでしょう。
 人を殺す軍隊のためにではなく、人を生かす公園にしてもらえたらうれしいのになあ。「ビーチ―パーリィー」もできるし・・・。

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【今日のきく】

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 今日のバイト帰り。
 きくは熟睡していたのだが、「オッサン帰ってきたでー」と何回も言うと起きてくれた。

 リードを外して町内散歩。
 きくは競歩選手くらいの速さで歩き出した。迷走に次ぐ迷走のあと、大◯ッコ。
 そのあとは徘徊老人くらいのスピードになってしまいました。
 ◯ッコしたいときは早歩きするんやねえ。おもしろい。

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2020年02月13日(木)

パラダイス [沖縄]

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 「あらっ、こうじさんが運転するときは、きくちゃん顔を出すんや」とヨメさん。
 「そやねん。きくちゃんはオッサンが大好きやから。」

 たしかに私が運転するとき、きくはよく後部座席からにゅーと顔を出す。ヨメさんのときはそれはないらしい。パオパオの勝ちー!

 今日から沖縄行き。
 ちょうどヨメさんときくの「京都キャロット」出勤時刻と私の出かける時刻が近かったので、地下鉄の駅まで送ってもらった。

 私にとって沖縄行きはパラダイス。ヨメさんは、仕事ときくちゃんの世話でへとへとな毎日。ほんまにすみません。

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 いつも通り、神戸空港からソラシドエア。
 早めに家を出たので、三宮でお昼ごはんを食べる時間ができた。「やよい軒」で「とり天定食」(790円)。

 13時45分発予定が3分ほど早く離陸。
 そんなこともあるんですね。

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 那覇空港16時05分着予定が、20分ほど早く着。これはうれしい。

 真樹に「映画見てから、やんばる急行バスで行きます」と連絡したあと、ゆいレールで牧志駅へ。

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 牧志駅から桜坂劇場への近道を通ると、ネコちゃんパラダイス。
 映画が始まる時間が迫っていたが、思わず立ち止まってパチリ。
 全然逃げないいいネコちゃんたちだった。

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 「ちむぐりさ」を見たかったのだが時間が合わず。
 16時50分からの「ボーダー 二つの世界」を見ることにした。スウェーデン・デンマークの映画なんてめったに見られないから。

 桜坂劇場のシニア料金は1200円。

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 ーーカンヌ「ある視点部門」グランプリ受賞。日常にはびこる様々な境界線。観る者が持つリミットが浮き彫りにーー

 「なんでこの映画がR18指定やねん」と不思議だった、暴力的でもなく、性的描写もほとんどない。
 でも途中から分かった。私が18歳以下でこの映画を見たら、たぶん発狂している。理解不能。
 しかし、ヨメさんが私のことをよく「境界線の人間」という。「そうか、そうゆうことなんか」と変に納得がいった。

 見てよかった。
 わたし的には、25歳の時に見た「アルタード・ステイツ/未知への挑戦」以来の衝撃的な作品だった。39年ぶりの感動です。

 観客5名のシアターから呆然と出てきて、すぐにパンフレット(682円)を買った。パンフレットを買ったのは超久しぶり。しっかり読んで、最後は私の棺おけに入れてもらおう。

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 やんばる急行バスに乗るには、ゆいレールで古島駅まで行くか県庁まで戻るかのどちらか。県庁北口までなら歩いても10分くらいなので、国際通りを大きなカバンをガラガラとひきながら戻って行った。
 バス到着時刻より4分ほど過ぎていたが、「やんばるのことやから遅れるにちがいない」と思って待っていた。ところが、今日に限って時間通りに来たみたい。

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 早いバスで帰れたら、真樹のところで食べさせてもらう予定だった。でもそれに乗り遅れたので、晩ごはんを食べて帰ることにした。
 リウボウの地下の「ふる里」さんへ。

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 「豚汁定食」(800円)。
 おいしくいただきました。

 食べ終わってパソコンをちょっとさわっているうちに、次のバスの時間になった。
 県庁北口20時13分発、名護バスターミナル21時48分着。

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 はんちゃんはぐっすり眠っていたみたい。

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 ぺんちゃんはあちこちウロウロ。

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 沖縄の廉君がから揚げをつくってくれた。
 私のケイタイでスリーショット。
 画像があんまりよくないけど、はっきり写らん方がいい場合もある。

 この写真が、なんと買ってからやっと2枚目の写真です。
 (新しいケイタイ、全然使えこなせていません。)

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2020年01月21日(火)

帰ってくるのが一日がかり [沖縄]

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 毎度おなじみ、名護から京都へ帰るのに一日がかり。
 いつもワンパターンな内容だが、ほんとに一日がかりなんです。

 朝起きて、帰る準備をして、はんとぺんにごあいさつ。やっと慣れてきたころに、またお別れやね。

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 駐車場に住み着いているネコちゃんにもごあいさつ。
 「次に来るときも、元気な顔見せてやー。」

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 名護バスターミナル前8時56分着予定のやんばる急行バスは、18分遅れで到着。
 もういっこあとのバスでも間に合うかもとも思っていたが、こんなに遅れたら無理。早いのにしといてよかった。

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 那覇空港に着いたのが11時。飛行機は14時20分なので、3時間以上もある。
 コンセントを使えるところがあったので、パソコンをつないでパチパチ。まあこれでヒマつぶしができた。

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 お昼ごはんは空港のコンビニで調達。
 沖縄らしいお弁当が390円であったので、さんぴん茶と肉まんをプラスして620円。安上がりにできた。

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 帰りもソラシドエア。
 定時運行で、14時20分発。

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 神戸空港16時15分着。
 ポートライナー、阪急、地下鉄、京都バスの乗り継ぎはすべてうまくいった。

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 それでも家に着いたのは、午後6時40分。
 真樹の家を出たのは8時45分だったので、10時間かかったことになる。那覇空港での待ち時間が長かったとは言え、10時間がかりとはねえ。
 まあ、毎度毎度ですが。

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 7時になったので、「京都キャロット」へきくちゃんとヨメさんのお迎えに。
 きくちゃんもヨメさんも変わらず元気そうでよかった。
 きくちゃんは、オッサン自体を認識しているのかどうか分からないけど。

 このごろなぜかイスに挟まるのが好きな(?)、きくちゃんでした。

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【今日のきく】

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 あらためまして、「今日のきく」を・・・、って「いつものきく」やん。
 また、野菜自販機帰り。

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 夜は私と久しぶりのお散歩。
 何を考えているんでしょうね。

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【RUN】

 今日は時間がなかったので、晩ごはんを食べたあとに少しだけ走った。
 町内1kmコースを3周、17分34秒。

 こういう細かい練習も大事。

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2020年01月17日(金)

もう何回目の名護かしらん [沖縄]

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 今日から私は沖縄。
 「娘の生活が心配で」が建前で、「沖縄で走りたい」が本音。去年は1月2月4月6月11月12月と、6回沖縄(名護)に行った。
 これでヨメさんに叱られ続けています。

 しばらくきくの散歩もできないので、朝から前の公園にお散歩。
 きくは、リードを外してやるとなんぼでも歩く。
 今日はハーネスもなしにして、普通の首輪。

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 時々立ち止まって考えることもある。
 「オバサンは働きづめなのに、どうしてオッサンは遊んでばかりなのか。」
 きくは、口の黒い哲学犬です。

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 ヨメさんがきく付きで、地下鉄・国際会館駅まで送ってくれた。
 私の姿が反射して、何かよう分からん写真ですが。

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 今回は神戸空港からソラシドエアで。
 国際会館から神戸空港までは、地下鉄・阪急・ポートライナーで1260円。

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 神戸・沖縄往復で10640円(片道5320円)。
 ソラシドはピーチとちがって、荷物もタダで座席指定もタダ。コーヒーも出る。
 こっちの方がお得です。

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 13時45分発の飛行機は、予定より10分早く那覇空港着(15時55分)。
 16時50分発のやんばる急行バスに余裕で乗れた。

 那覇空港のバス停で待っていると、何人もの方からバスのことについて聞かれた。私はこのバスに何度も乗っているので、すべてに的確に答えられたと思う。

 バスを待つ間、真樹とメールでやり取り。
 真樹は今日も深夜までのバイトで、何時に帰れるか分からないらしい。そんなバイトを続けている真樹の体が心配。
 那覇はずっと雨だったので名護の様子を聞いてみると、名護も雨とのこと。名護に着いたら少しでも走るつもりだったのに、雨ではねえ・・・。

 那覇空港から名護バスターミナル前まで、那覇市内の渋滞がありちょっと遅れて1時間50分、1650円。高いのは高いが、他のバスより500円以上安い。前は名護バスターミナル前は停まらなかったのに、最近停まるようになった。真樹のところまで、あまり歩かずにすむのでありがたい。

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 やっぱり名護も雨。
 急いで真樹のアパートに入ると、はんぺんのお出迎え。
 いや、全然歓迎してくれてへんね。

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 かまってほしいくせに、服の後ろに隠れたりするぺんちゃん。

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 本当は美猫なのに、なぜか写真写りが悪いはんちゃん。

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 下に下りるとネコの群れ。
 「大きなったなあ」と声をかけていると、「そうでしょ」と話しかけて来られる女性あり。
 いっぴきいっぴきの説明をしてくださり、「うちも飼ってあげたいんですけど、もう2ひきいるんで・・・。」
 「こちらにお住まいの方ですか。」
 「はい、上に。」
 「うちは娘が住んでまして、ネコ2ひき飼ってるんです。」

 そのあともいろいろとお話させてもらった。よさそうな方が住んでおられて安心した。

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 下に下りたのは走ろうと思って。
 ところが、私が下りたとたんに雨がきつくなってきた。これはめげる。いったん戻って着替えて、先に晩ごはんを食べることにした。

 一番近いのは、「ヤンバル食堂」。

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 今日はいつもの中味汁ではなく、麩チャンプル定食(680円)にした。
 これだと野菜もとれていいかなあと思って。

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 またはんぺんに戻る。

 はんちゃん、今度はかわいく撮れたかな。

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 かまってちゃんのぺん。
 「なでてほしいくせにー。」

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 小降りになったので、9時から走りに。
 めざすは名護市陸上競技場。
 真樹のアパートからちょうど1kmだった。もうちょっと近いと思っていた。

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 陸上競技場は貸し切り状態。
 新シューズで1000m全力3本。

 1本目、4分14秒(リカバリー600m)。
 2本目、4分13秒(リカバリー600m)。
 3本目、4分09秒(リカバリー600m)。

 こないだの宝が池コンクリトラックと比べてもしょうがないのかもしれないが、厚底シューズでもそこそこ走れている。
 食後1時間ほどなので、麩のゲッブが上がってきて困ったけど。

 この後、反対周りで5周2km、ちょうど10分。ハーフのペースに想定しているキロ4分40秒で走りたかったのだが無理でした。
 反対周りをしたら、南の山肌に「命」の文字発見。これは新成人に向けた一文字らしい。

 2周目の途中9時半ごろ、競技場の照明の半分が落ちた。
 そして反対周り2kmが終わる10時すぎ、全照明が落ちた。
 山肌の「命」の文字を写真に撮ろうとしたら、これも10時すぎに落ちてしまった。

 もう暗くてどうしようもないので帰宅。
 真樹のアパートまで1.1km。

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 シューズもパンツの下の方もずぶぬれ。
 「謎の赤シューズ」、いいと思います。
 「速く走るのではなく、長く走る」がコンセプトらしいが、それはその通りのシューズに仕上がっていると思う。
 私にとってハーフは長い距離には入らないのだが、「ハーフ、これで行きますか」。

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 いったん帰って、バッグを背負って買い物へ。
 「かねひで」まで1kmくらいのつもりで出かけたのだが、曲がるところをまちがってえらい遠まわりになってしまった。けっきょく2km。

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 たまごも買ったので、帰りはゆっくり。
 今度は道をまちがえなかったので1.2km。

 これで今日は1+(1+0.6)×3+2+0.4+2+1.2で、合計11.4km。
 「雨やしやめとこか」からここまで走れて本当によかった。

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 真樹がバイトから帰ってきたのは、私がお風呂に入っていた12時すぎ。
 そのあとに飲み会があったのだが、しんどいからやめといたらしい。それ正解やわ。ほんまに体が持たんで。

 友だちを飲み会に送りに行って、その帰りにビールのつまみを買ってきてくれた。
 はんぺんをかまいながら、パオパオとちょっとだけゆんたく。
 真樹はちょっとでも早う寝て、疲れを取らなあかんわ。

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