パオパオだより

2016年12月14日(水)

つちんちゅ? [時事]

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◎毎日新聞12月14日夕刊・柳に風

   「ずらして笑う」琉球魂=松井宏員 

 今年最後のコラムは、沖縄で飛び出した「土人発言」について触れよう。大阪府民として、この発言をした府警機動隊員をかばった府知事を恥ずかしく思うし、一市民として、「差別とは断定できない」という政府見解を出した日本は、なんと恐ろしい国になったのかと思う。発言の現場は簡単に動画で見ることができる。侮蔑、差別発言であることははっきりしている。それなのに、平気で「差別と断定できない」なんて発言できる政治家の感覚、神経はだいぶずれている。

 と直球を返すばかりが能ではない、と思わされる話を、知り合いの沖縄の新聞記者に聞いた。若い世代は「土人」という言葉を聞いたことも見たこともなく、ある高校生が「つちんちゅ」と読み間違えた。沖縄の言葉で「海人」と書いて「うみんちゅ」と読むからで、海人は漁師のことだから、「土人は農家のこと?」と言ったとか。このエピソードがきっかけで、沖縄大学の大学生たちが「つちんちゅトートバッグ」を制作したというのだ。米軍の輸送機オスプレイが飛んでいるデザインに、「土人!」「なにそれ? つちんちゅ?」のセリフを配している。2500円で販売中だ。

 知り合いの記者は「意味をずらして笑い飛ばしてしまう。そうすることで土人発言の暴力性が失われるし、考えるきっかけにもなる」と話す。「ずれている」のと「ずらす」のは大違いだ。

 ずいぶん前に沖縄で聞いた話。国が強制使用している米軍基地の土地使用権が切れ、一時的に国の不法占拠状態となった時、地主のおじぃが堂々と基地内の自分の土地に入って、ニンニクを植えアヒルを放した上、「米軍の無断立入を禁ず」の立て札まで立てたと。「つちんちゅバッグ」と共通するのは、ユーモアと明るさだ。これが沖縄の持ち味だと思う。

 先の記者は「政治と運動と日常が地続き」と沖縄を表現する。だからこそ、笑い飛ばして、踊ってという楽しむ要素を欠かさず、それが拳を振り上げるだけではない反基地運動の二枚腰の源になっているのだろう。土人なんぞと、なめんなよ。(夕刊編集長)<タイトルイラスト・高宮信一さん>
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 私の誕生日にいい記事を見つけた。

 土人首相、土人大臣、土人知事、土人作家の発言にはゲーが出た(土人首相は「土人発言擁護首相」の略。以下同様)。その「ゲー気分」をこのブログにも書きたかったが、うまく表現できなかった。

 今日の記事は秀逸。
 「つちんちゅ」って・・・、思わず笑ってしまった。

 「政治と運動と日常が地続き」の沖縄にあこがれる。
 「ずらして笑う」にあこがれる。
 私も拳を振り上げるだけの運動にならないように、肝に銘じて「平和アピールラン」をしていこう!

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60と61はだいぶちがうような気がする [家族]

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 今日12月14日は、私の誕生日。
 去年はまだ廉がいたが、今年は夫婦二人きり。

 廉から「お誕生日おめでとうございます」のメールが来た。「何か欲しいものはありますか」と来たので、「ほしいのは、愛だよ『愛』」と返しておいた。その返事がまたおもしろかったけど、そこはないしょ。

 サンマルクから誕生日のスペシャルコースの案内はがきが来たので、二人で行くことにした。

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 松ヶ崎のサンマルクは、うちから車で10分ほど。
 すぐ近くなのだが、最近は1年に1回か2回行く程度。

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 タコ焼きのような顔のヨメさんは、遠慮して一番安い2000円(税別)のコース。

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 私はお誕生日ということで、2980円(税別)のコース。

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 次々と持って来られるパンを全部いただく。

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 ヨメさんのチキンのお料理は、はがきの写真よりかなりボリュームがあった。

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 反対に、私のハンバーグは写真ではまん丸にふくれていたのに・・・。

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 でも、ゆっくりと落ち着いて食べられたので満足。 

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 帰り際、お店の感じのいいおにいさんに写真を撮っていただいた。

 60過ぎたら、61も62も変わらんと思っていたが・・・。
 61歳前のこの3か月は、病気騒動でたいへんだった。この先、どうなるんでしょう。病気のほうがひと段落着いたことで、なんとか62歳の誕生日は迎えられそう。
 この先の一日一日を、大切に使っていかなければ。

 欲しいのは、愛だよ「愛!」

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 去年は家族みんなから、ガーミンのGPS腕時計をもらった。
 今年はなんにもなしかなあと思っていたら、ヨメさんから「上等な老眼鏡」。パソコンを使う人向きらしい。

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 こんなんでしたー。
 ありがとう。

 ヨメさん曰く、「かしこそうに見えるやん。」
 「こういうのをプレゼントしてくれるちゅうんは、やっぱり愛か。」
 「あー分かった分かった、頼むしもうしゃべらんといて。」
 「なんでやねん!」

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【今日のきく】

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 今日も一日雨。
 朝ちょっと小やみの時に、ヨメさんがきくのお散歩に行ってくれた。それでも短かったようで、11時に私がもう一度。この時、雨はやんでいたのできくは大喜び。

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 夕方6時に、またヨメさんがお散歩に行ってくれた。
 これでもういいかなあと思っていたら、夜もまたお散歩に行きたがっていた。雨が降る中、夜の11時すぎにまたお散歩。

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 朝、昼、夕方、夜の4回のお散歩。
 ちょっと甘やかしすぎでしょうか。

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2016年12月13日(火)

クーちゃんから元気を盗む [わんこ・にゃんこ]

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 私が最も嫌いな言葉の一つ、それは「元気をもらう」。

 「元気なんかタダでやるかーい! もろたらあかん、金を出せ。」

 今日はJA花背に用事があり、私のいなかを通過。いなかに帰った時の一番の楽しみは、父の家のお隣の木村さんちのクーちゃん(本名はクリスティアーノ・ロナウド)。たいそうな名前ですけど、単なる雑種猫です。

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 今日は雨。
 ふくらはぎの張りがきつく、昨日はランは完全休養。今日は軽く走ってみようと思っていたが、朝から一日中雨。今日も走るのはやめときました。

 父に任せっきりだったいなかの建物共済の支払い月が先月。請求額は10万円超。これをあと19年。
 「ムリムリムリ、80歳まで毎年10万円超なんて。」

 解約手続きに関わるそのほかの手続きで、どうしても通帳を管理しているいなかのJAに行かなくてはならなくなった。今日は雨だし何もすることがない。車でスイッと。

 いなかの我が家まで、約15km、25分。
 わが別所町にあったJA支店は、とっくの昔に閉鎖。ここからさらに5km北に行った大布施町のJA花背支店に行かなくてはならない。

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 電話でいろいろとお世話になったUさんは、外回りのお仕事中。
 中には3人の方がおられたが、てきぱきと対応してくださった。
 貯金箱とお正月用のお箸をいただいて、また別所に。

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 木村さんちに車を横付けしたら、飛び出してきましたわ、クーちゃんが。

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 「私をかまいに来ましたね。来たからにはすぐに帰ってもろたら困ります。さあ、かまえさわれあそばんかい!」

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 しゅるしゅるしゅると登ったんねん。

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 この必死な顔がたまらんかわいいやん。

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 「ほなねー、バイバイ。」

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 「それは約束がちがう。どこまでも追いかけていきますよ。」
 「クーちゃん、こんなとこまで出てきたら車にひかれてしまうで。」

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 わかったわかった、もういっかいだっこ。

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 「ごめんなー、もう帰らなあかんねん。」

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 クーちゃんが横を向いた一瞬のスキに、「さいならー」。

 あー、クーちゃんに元気を・・・、もらってへんで盗ませてもうたでー。
 次に来るときは、なにか「元気代」になるもん持ってくるわなー。

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2016年12月12日(月)

甲状腺低分化癌、経過観察 [病院]

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 42日ぶりの診察。
 今日は1週間前に採血してもらった血液検査の結果を聞くことと、甲状腺の超音波検査。この先の治療方針を決めて行かなくてはならないので、ヨメさんも付き添い。

 診察室に入ると、I医師(女性)がいきなり「サイロブログリンの値が、190から33に下がりました」と。何もかもよく分かっている相手に話されている感じ。
 「あの、そのサイロブログリンというのは何なんですか。」
 「あっ、ごめんなさい。がん細胞のところにたんぱく質が集まるのがサイロブログリンです。がん患者さんによっては、この値が何千何万になることもあります。」
 「えっ、そうなんですか。ということは、今は平常値に収まっているということですね。」 
 「そうですね。『今は』そうですけど、この先はどうなるか分かりません。転移が見つかればアブレーション治療をしなくてはなりません。」
 「あの、そのアブレーションというのは・・・。」
 「患部を焼き切る治療です。」

 血液検査の結果は、現時点では転移がないと思われる。超音波検査も異常なし。
 このあと、診察室にヨメさんも入れてもらい医師からの説明を受けた。ヨメさんはいろいろと質問すると思っていたのに、ずっと黙ったまま。I医師からの専門用語ばかりの早口の説明に圧倒されていたようだ。その説明に対して、私が応対し、要所要所で質問していたことにも圧倒されていたらしい。「なんであんな専門的な難しい話に、普通に応対できんの?」と。
 私は相手の話を分析し、自分の理解できるところとそうでないところを分別する能力がある。分からないことを恥ずかしがるということもない。的確に質問するので、的確に答えていただける。ふだんボーとしている私が医師と普通に話している様子が、ヨメさんには不思議だったようだ。
 私が「なんにもでけへんくせに、突然頭だけはよう動く男」であることを忘れてましたね。

 今後の治療方針については・・・。

 以前お聞きしたのとほぼ同じ。
 1.残っている右側の甲状腺も取ってしまい、ヨード治療を開始する。(転移の可能性が低くなるが、甲状腺から出るはずだったホルモンの薬を一生飲み続ける。)
 2.経過観察を続け、転移が見られた時点で右側の甲状腺を取り、全身に転移している可能性を考慮し新たな治療を開始する。(例、一週間ほど独房のようなところに軟禁されヨード治療を受ける。それを何度もくり返す。)

 甲状腺低分化癌は症例が極めて少なく、低分化癌と判定された時点で他の部位に転移していないかった例はほとんどないらしい。それが今の私の状態です。

 1のほうは、現在ちゃんと働いている甲状腺を切除してしまうというのに抵抗がある。でも切除したあとの治療は、比較的楽なものというニュアンスだった。
 それでももう手術はかなんなあと思っていたので、2の「手術をせず経過観察」に気持ちは傾いていた。しかし、「一週間独房みたいなところ」の話を聞いてまたヒビッてしまった。そうなってしまったら、気が狂うかも・・・。もちろん、こちらの場合もこのあと一生薬を飲み続け。なんでもすぐ忘れてしまう私に、そんなことできるんでしょうか。
 ああ、どっちもどっち状態です。

 あとは、「ずっと放っておいても転移しない」という奇跡に賭けるか。
 I医師の話では、それはどうも考えにくいらしい。

 とりあえず、症例が少なすぎて有効な治療法が確立されているとは言い難いらしい。少ない情報から、「自分で判断してください」と言われてもねえ・・・。
 次は、1月の終わりから2月の初めにかけての診察になる。それくらいまでには決断しなければならないんでしょうね。どうしましょう。

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 病院のすぐ近くの「スーパー・くらら」さんでお買い物。
 ちょうど抽選券を配っておられ、ますみちゃんは知らない方から2人も券をもらった。「かわいいからくれはったんやわ」とゴマをすっといた。
 自分の分も足して、3回分の抽選。
 残念ながらティッシュだけでしたけど。楽しめました。

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 トヨタのカードでためたポイントを「黒毛和牛」に交換。それが今日送られてきた。
 今日は超めずらしい「家で焼き肉」。

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 スーパーで買った豚肉と野菜も焼き、豪華なものになった。すごく柔らくておいしかった黒毛和牛は、300gあったのだが食べきれずに残してしまった。お腹パンパン。

 今年の通院は今日で終わりなので、「病院一区切り祝い」ということかな。

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 きくちゃんにも1枚だけおすそ分け。

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 きくは牧場生まれで「牛守る犬」のはずやったのに、「牛食う犬」になってしもたね。

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2016年12月11日(日)

第2回京都亀岡ハーフマラソン [ランニング・出張販売]

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 今日の1枚はこれ。
 私が「同い年最強ランナー」とあがめている北出さんとのツーショット。

 まさか「1.5km・60歳以上の部」で優勝争いをすることになるとは・・・。距離が長ければ勝負にならないが、1.5kmという距離なら「ひょっとして」ということがありうる。「沖縄100キロ」に向けて、スローペース走みたいな練習ばかりでスピード練習は一切やっていない。でも北出さんといっしょに走れるなら、先行逃げ切りに挑戦してみよう。

 さて、その結果は・・・。

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 早朝だと、亀岡まで1時間もかからない。
 自宅を5時すぎに出て、会場には6時着。
 亀岡の天気のいい朝の名物、霧。
 どうか、にわか雨が降りませんように!

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 準地元のような大会なので、知り合いの方が多い。
 「今日は走らはらへんのですか?」
 「走りますよ、1.5km。」
 「1.5km?」
 「心臓バクバクになるやつですわ。」
 「はー、1.5kmですか・・・。」

 この会話のくり返し。

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昨日の写真

 朝にまた松本さんがしゃべりに来てくださった。
 去年は1時間28分で走ったのに4位だったそうだ。むちゃくちゃレベルが高い。本来なら、今年はリベンジの大会になるはずだった。しかし、現在肉離れからの復帰中で本調子とは程遠く・・・。
 「スタートラインに立てるだけでもよかったですやん」と励ましたが、それ、ついこないだ私が言われたことでした。

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 9時45分、ハーフが一番先のスタート。
 仲間の応援に行かなければ。

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 松本さん発見。
 でもいい写真が撮れなかった。
 これは前に行って撮りなおさなければ。

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 ダッシュして前へ。
 振り返って撮った1枚。
 よく撮れてますよね。

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 ハーフに3200人。
 けっこうランナーが詰まっていて、知り合いを見つけられなかった。

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 最後尾が通過しそうなので、これで戻りますか。

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 そこに、「ふじいさーん」の声。
 京都走ろう会の前田さんじゃないですか。
 ほぼ最後尾からのスタート。そんなおしとやかなところが前田さんの魅力です。

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 さて、私の1.5kmは10時20分スタート。
 スタート地点に行くと、北出さんがすでにスタンバイ。

 「名簿見てびっくりしましたわ、藤井さんの名前があって。これは厳しいレースになるなあと思いました。」
 社交辞令ですね。今まで一回も北出さんに先着したことないやないですか。

 スタート直後に左折というコース。北出さんはイン急襲狙いで左端。私は大外から自分ペースでスタートしたかったので右端。

 「スタートからガンガン行って、それが持つとこまで粘ります」の宣言通りスタートダッシュ。まずは北出さんより前。しかし、それは200mくらいで終わり。あっさりと北出さんに抜かれてしまった。
 
 しかし、後ろにピッタリと付き追走。
 800mあたりで北出さんのスピードが若干落ちた。ここ、ここ。一気に抜き去り先行。

 1km地点、3分41秒。
 だいたい思い通りのペース。
 あとはこのまま逃げ切ること。逃げて逃げて・・・。

 ところが、足は動いているのに腕がパンパンになって動かない。競技場に入ったところで明らかにスピードダウンしていることが自分でもわかった。
 
 残り300m足らずのところで、後ろからググッと来た北出さんにあっさり抜かれてしまった。もう追う力はなし。

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 北出さん優勝、5分37秒。
 私は2位、5分41秒。
 予想通りですやん、くやしー。
 でも、抜きつ抜かれつの名勝負でしたね。

 1km地点からの500mが2分ほどかかっているので、明らかな失速でした。

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 心配していた足は全然だいじょうぶ。
 ただ、心臓がバクバクどころかキンキンと痛かった。でもゴール後吐き気がなかったということは、がんばりが足りなかったのかもしれない。

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 10時50分から表彰と書いてあったので、また競技場へ。
 賞状の準備が遅れているということで、スタンドからハーフのゴール選手を観察していた。
 そのうちにけっこうきつい雨。「私が出店テントを離れると雨風がきつくなる」というジンクスがまたも・・・。ヨメさんの疲れ果てている姿が目に浮かぶ。でも、しょうがないやん。

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 だいぶ遅れてやっと表彰。このときにはもうきれいに晴れていた。
 3位の方も含め、全員大会新記録。
 大会オリジナルのメダルを首にかけてもらった。大会ゲストの小鴨さんにかけてもらいたかったなあ。

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 出店テントに戻ると、ヨメさんが一人でもう一つのテントを出そうとしたあとがあった。すまんなー。
 予報では降ることになっていなかったが、冬の天気はどうなるか分からない。むずかしいもんです。 

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 お客様も少ないので、交代でお昼ごはん。
 私はラーメン(500円)。ヨメさんはうどんを買ってきて食べた。

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 松本さんを見つけたので結果を聞いた。
 足の痛みは出なかったが、本調子からは程遠く、去年より9分ほど遅いタイムでゴールされたとのこと。それでも走り切れた満足感からか、いい顔をされていた。またこれからですね。

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 「ランナーズ9の会」のかわせみさん、「京都走ろう会」の岩田さん、斎藤さんなど、たくさんの方がごあいさつに来てくださった。

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 圧巻は、「宝が池STC」の石田さん。

 「もう、ハーフ2時間が切れんようになってしまいました。」
 「そうなんですか。前はかなり速かったのにねえ。もう、70越えはりました?」
 「74です。」
 「もうそんなならはりましたか。それやったら、2時間ちょっとで完走できたら上等ですやん。」
 「そうかなあ。実は・・・、2年半前に一回死んでますねん。」
 「えっ、それは・・・。」
 「宝が池で練習し終わって汗を拭いているときに意識がなくなって、心臓が止まったらしいんです。そこにたまたま洛北高校陸上部が練習に来ていて、付き添いの先生が心臓マッサージしてくれはって息を吹き返したんです。心臓動き出したとたんに、口から血も噴き出したらしいです。そこから救急車で病院に運ばれて・・・。もちろん記憶は全くないんですけど、洛北高校陸上部が人命救助で表彰されて、ことの始終が分かったんです。」
 「えー、ほんなら、その先生いやはらへんかったらそのまま・・・。」
 「死んでましたね。」
 「そんなん2時間切れようが切れまいが、もう走れるだけでももうけもんやないですか。」
 「ほんまにそう思わんとあかんね。」

 あんまりのびっくり話だったので、石田さんといっしょの写真を撮らせてもらった。これからもしっか体に気を付けて、しっかり走って行ってくださいね。私も倒れんように気をつけなあかんわ。

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 2時から車を入れて荷物の積み込み。3分の2くらい積めたころ、突然の大雨。もうちょいやったのにー。また明日いろいろと干さなあかん。

 売り上げは去年とほとんど変わらず。第2回なので周知されて、もうちょっと増えると期待していたんですが・・・。
 来年もう一回北出さんとのデッドヒートやりますか。

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【今日のきく】

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 早く帰ってこれたので、明るいうちにきくのお散歩。
 でも私らが帰ってきたとき、きくはお出迎えに来んと寝てたんですよねー。ええかげんなやっちゃ。

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 ネコちゃんも笑ってはるやん!

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2016年12月10日(土)

第2回京都亀岡ハーフマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]

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 「きくちゃん、ブーちゃんになってしもて・・・。」

 うちの隣で出店されていた飴細工屋の「辰友堂」さん。
 ヨメさんがきくの写真を見てもらってオーダー。
 出来上がったきくちゃんは、なぜかブーちゃんのようで・・・。でも、見れば見るほど味わい深い作品です。
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 自宅から1時間ちょっと。亀岡は近い。
 家を10時に出て、11時ちょっとすぎに受付会場(亀岡運動公園体育館)着。

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 1時間ほどで全部商品を並べることができ、さあお昼ごはん。
 ところが、あてにしていたラーメン屋さんがいつまでたっても来られない。仕方ないので、車でコンビニに食料調達。
 私は牛丼とラーメン、ヨメさんはカレーときつねうどん。二人とも6、700円で腹いっぱいになった。

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 寒さにふるえて、縮こまりながらカレーを食べているますみさん。
 去年の前日受付は学校があり、私一人で来たのだが、今年はいっしよに来てくれた。二人で応対するほどいそがしくはならないのだが、まあ明日の準備のつもりで。

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 出店業者の3分の2くらいは前日も出店されていた。
 ヨメさんが目をつけていたのは、うちのお隣の飴細工屋さん。

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 何回も何回も「きくちゃん、作ってもらおうかな」と思案していた。
 そしてついに携帯電話の写真を見せ・・・、できあがり!
 
 「きくちゃんというよりも・・・、ブーちゃんといったほうがいいかも・・・。」

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 お客様はさっぱり。
 去年はそこそこの人出だったが、今年はなぜか人影なし。

 あんまりヒマで、じっとしていると寒いので、明日の1.5kmコースの下見を兼ねてジョギングへ。

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 すると、競技場出入り口付近にたたずまれていた松本さん発見。けっこう長話ができた。
 松本さんは、最近はもっぱらフェイスブックでブログは7月から休止中。私はフェイスブックには手を出していないので、その動向が全く分からなかった。丹波のハーフをDNFされたのを人づてに聞いていたので心配していた。
 松本さんはここ数カ月、太もも裏の肉離れの痛みでレースを連続でDNFされていたそうだ。先週やっど10kmレースを完走できたが、松本さんにしたらとんでもなく遅いタイムだったらしい。明日のハーフも不安だらけとおっしゃっていた。

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 立ち話は寒いので、松本さんといっしょに1.5kmコースを試走。
 いい場所にネコちゃん3びき待機。明日も応援してくれんかなあ。

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 「明日は1.5kmをぶっ飛ばして、来週は『沖縄100キロ』がんばってきます。」
 「えー、1.5kmの次が100? 70倍ですやん。よう分からんなあ。」

 ちなみに、松本さんはフルマラソン以上のレースには出られたことがないそうだ。私が「亀岡の快速ランナー」と呼んでいるだけあります。快速は、近距離を気持ちのいいスピードで走る電車ですから。

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 松本さんとおしゃべりしながら2kmちょっと。
 走り足りないので、同じところをもう一度。

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 さっきもいたワンちゃん。
 「もういっかい来たでー。」

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 なでなでさせてもらった。 
 いいワンちゃんです。

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 さっきのネコちゃんたちは軽トラの下。
 よう太ってますやん。

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 まだ走り足りないので、犬飼川ぞいの道へ。

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 お地蔵さんグループ発見。
 もちろん拝んでおいた。
 「家内安全、夫婦円満、家族の幸せ、病気から快復、下山さんのシティフルマラソン出場・・・。」

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 またまたネコちゃん待機場所へ。

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 みんな出てきてると思ったら、軽トラが移動して居場所がなくなっていたようだ。

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 まだまだ気持ちよく走れるので、体育館の東側へ。

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 次は西へ。
 ぐるぐる回って、2回目のジョグが8kmほど。
 これで合計10km。明日のコースも熟知できたし、ゆったりとしたいい練習になった。

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 今年は去年のような前日イベントが少なかったようで、その分売り上げ減。なかなかうまくは行きません。
 今日は心配していた松本さんとしゃべれたから、それだけで十分。少しの距離だけど、初めていっしょに練習として走らせてもらったし・・・。

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 夕方5時に前日受付終了。
 そのちょっと前から片付けだし、5時半前に会場発。
 途中スーパーで買い物をし、家に帰ったのは7時前。

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 「さあ、きくちゃんあめだよ〜ん!」

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 きくは初物は警戒して近寄らないのに、よっぽどお腹が減っていたのかペロペロペロリン。

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 「あー、きくがきくをなめてるー・・・。」

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2016年12月09日(金)

今日はともやさんの誕生日 [私の好きな人]

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2002年の宵々山コンサートについて語る永六輔さんと高石ともや=佐々木泰造撮影

◎毎日新聞11月29日夕刊・寄稿

   私の永六輔、私のボブ・ディラン
          2人のホメロスに乾杯=高石ともや(フォーク歌手)

 今年の7月7日、七夕に永六輔は星になった。京都・祇園祭の宵々山(よいよいやま)に八坂神社傍らの円山公園音楽堂で僕らはコンサートを30回やり続けた。僕やきたやまおさむらのフォーク歌手勢と永さんが連れて来るゲスト勢の芸が火花を散らすチャーミングな音楽フェスだった。初回は渥美清さん。そして黒柳徹子さん、三波春夫さん。永さんが連れて来るゲストはいつも強者(つわもの)だった。作詞家として有名な永さんなのに40年以上続けたTBSラジオの番組で自作の曲は一度もかけたことがないと自慢するほどに自ら作品を誇ることが少なかった。

   ■  ■

 少年少女合唱団とステージで「上を向いて歩こう」を歌った時のこと。「高石君、なぜ皆はこの歌を明るく笑いながら歌うの」。隣の僕に聞いてきた。「この歌の詩は12歳の少年がつらくて涙が止まらない、思春期の悲しい詩なのに」。信州に疎開していた時の体験だという。「ともや! 君が歌う時は涙をボロボロ流しながら歌いなさい」。耳元での静かな命令にハイと返事をして自分の心にしまい込んでいた。

 相方の作曲家、中村八大さんに男の赤ちゃんが生まれて喜びのあまり、「こんにちは赤ちゃん、オレがおやじだ」と何度も叫びかける姿に感動して作詞した歌が、レコードが完成すると「私がママよ」に変わっていた。

 「京都、大原三千院……」。永さんを乗せて大原あたりを通過する時、運転していた友人が大声で歌った。「やめなさい! そんな変な歌」「『女ひとり』は名歌じゃないですかあ」。僕が褒めると「地名を入れればどんな名所の歌でも作れます。ともや、君は京都暮らしなのだから、地名の入らない京都の歌を作りなさい」。永さんの晩年、テレビ番組「遠くへ行きたい」で京都を巡った時、地名のない京の歌「街」を歌った。「いい歌だね」。そっと褒めてくださった。

 1970年代初めに永さんは「作詞家辞めます」宣言をしている。「宵々山コンサートで、きたやまおさむや高石らのフォーク歌手と仕事をして気がついたんだ。歌は自分で作って自分で歌うのが一番自然なんだ」。著作『大往生』がベストセラーになった62歳の夏、永さんは死をテーマに自分が作詞した「生きるものの歌」を野外ステージでひとりで歌いあげた。

   ■  ■

 その年一年を僕がふり返る「年忘れコンサート」を続けて40年になる。今年は永さんに捧(ささ)げる曲をともくろんでいたら「ノーベル文学賞ボブ・ディラン」。現実離れした知らせにほこりをかぶった『ボブ・ディラン全詩302篇』を開いてギターを弾く。「時代は変わる」「戦争の親玉」「炭鉱町のブルース」「神が味方」。そうさ、ボブ・ディランは僕らのヒーローだったのさ。胸にハーモニカを構え、ギターを弾きながら、ただ一人で立ち、世界に向ってメッセージを発する。彼の歌い方そのものが新しい時代の始まりだった。

 彼のLPを買い集め、彼の詩を日本語に直訳して、限りある音符の中に言葉を詰め込み、速射砲のように新しい時代に向け撃ち放つ。そんなフォークソングとのやりとりを始めて僕も、もう50年が過ぎた。

 ノーベル賞の事務局長は僕らのヒーローを古代ギリシャの詩人、ホメロスに例えて偉大な詩人と称賛した。そうか、永六輔も最後に自作を歌って吟遊詩人になったんだ。

 12月9日は私の75歳の誕生日、その翌日の授賞式に同じ75歳のボブ・ディランは欠席らしい。星を見ながら2人のホメロスに乾杯だ。そして50年歌い続けた自分にも……。(たかいし・ともや)
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 今日12月9日は、高石ともやさんの誕生日。
 私と同じ12月、それも「9の日」とはうれしいねえ。

 本当なら「9の日平和ラン」をする日なので、それプラス「ともやさん誕生日おめでとうラン」にしたかった。しかし、今日は寮2(出町)24時間。走る時間がありません。

 メールアドレスを知らないのでFAXで「おめでとう」を送ろうかとも思ったが、家を出るのが早朝6時ずぎなのでやめときました。
 でも前に「ウルトラ用のシューズのことを、もっとブログに書いてください」とおっしゃっていたので、たぶんこのブログを見てくださっているんでしょう。だから、ここに書いておきます。
     ◇     ◇     ◇
 「高石ともやさん、75歳のお誕生日おめでとうございます。いつまでもいつまでもいい歌を歌って、私たちを楽しませてください。また、体力の続く限りこの先も走り続けてください。」
     ◇     ◇     ◇
 ボブ・ディランにノーベル文学賞が決まった時、「日本やったらきたやまおさむかなあ」と言っていましたが、高石ともやさんを忘れていました。
 でも私がともやさんに一番望んでいるのは、東京オリンピック聖火ランナーの最終走者です。その時、78歳8か月になっておられますが、それくらいのこと全然平気ですよね。
 
 あさってのホノルルマラソンは、40回連続出場。もうそれだけでも、「最終走者」の資格十分です。
     ◇     ◇     ◇
 (ウィキペディアより)
 ランナーとしても活躍し、国内外のマラソンやトライアスロンの大会にも数多く参加している。ホノルルマラソンには、第5回の1977年(36歳)の初参加以来、毎年連続出場している。
 また、日本初のトライアスロン大会(第一回全日本トライアスロン皆生大会)にて優勝を飾っているほか、トランス・アメリカフットレース(アメリカ大陸横断レース)の第二回大会に参加し日本人初の完走者となっている。
     ◇     ◇     ◇
 今日はホノルルのホテルで「2016ホノルルマラソン 陽気に走ろう! 宵々パーテー」をされるんですね。いいお誕生日になりそうです。

 めざせ、東京五輪聖火最終走者!
 いや、「股のぞきの研究」で有名になった「イグ・ノーベル賞」でもいいですよ。

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