パオパオだより

2012年01月13日(金)

「無言歌」 [映画]

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◎goo映画より

 『鉄西区』と『鳳鳴―中国の記憶』で、山形国際ドキュメンタリー映画祭のグランプリに2度輝くなど、世界各国の映画祭で称賛を集めてきたワン・ビン監督が初めて手掛けた長編劇映画。今なおタブー視されている、文化大革命の直前に起きた「反右派闘争」の悲劇にメスを入れ、歴史に飲み込まれていった名もなき人々を描き出し、人間の尊厳とは何かを問うている。ゴビ砂漠に収容所のセットを建てるという、中国インディペンデント映画の枠を越えたスケールもさることながら、3年の歳月をかけ、実際の生存者たちから証言を集めて書き上げたワン・ビン監督執念の脚本は、辛酸をなめた人々の慟哭と怒りに満ちあふれ、その姿は観る者の心に深く刻まれる。

解説

 『鉄西区』、『鳳鳴−中国の記憶』で山形国際ドキュメンタリー映画祭グランプリを始め国際的な賞を数々受賞した中国のワン・ビン監督が、初の劇映画として、ヤン・シエンホイの小説『告別夾辺溝』と多くの生存者たちの証言に基づいて実話を映画化。1960年の中国・反右派闘争の時代に、ゴビ砂漠の収容所に送られた人々の悲劇を描く。

あらすじ

 1960年。中国では、世界の誰にもしられぬまま、人々が辺境で死に向かっていた。中国西部、ゴビ砂漠の収容所。右派とされた人々が囚われている。轟々と鳴る砂と嵐。食料はほとんどなく、水のような粥をすすり、毎日の強制労働にただ泥のように疲れ果てて眠る。かつて百花のごとく咲き誇った言葉は失われ、感情さえ失いかけた男たち。そこにある日、上海から一人の女性がやってくる。愛する者に逢いたいと、ひたすらに願い、嗚咽する女の声が、いつしか男たちの心に忘れかけていた生命のさざ波を広げていく……。
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 おとつい、京都シネマで見た映画は「天使突抜六丁目」とこの「無言歌」。前者で「これぞ映画やなー」と堪能したあと、急いでお昼を食べて「無言歌」へ。
 この映画はきつかった。実話を元にした映画なので、ドキュメンタリータッチ。こんなことが本当にあったんや。でも、いつの日かこんな状態に戻らないとは限らない。中国ではなくこの日本で。そう思いながら見ていました。

 「自分に従う者だけを優遇し、それ以外の者には勝手なレッテルをはり冷遇する。そして自分の思うがままの体制を築いていく・・・」
 イシン?
 オオサカト? 

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「天使突抜六丁目」 [映画]

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◎京都新聞1月5日夕刊・シネマガイドより

 作家の創造性、奔放にはじける
  シネマフィルム「京都連続」第2弾 「天使突抜六丁目」

 映画制作会社シネフィルム(舞鶴市)が手がけた「天使突抜六丁目」(山田雅史監督)が、京都シネマで上映されている。京都の地名を題材にした「京都連続」シリーズの第2弾。創作上の制約を一切設けず、若手監督の混じりけのないイマジネーションの世界に観客を放り込むような奔放さが、シリーズの大きな魅力だ。   (長谷川真一)

 “枠組み”はずし、人にこだわり

 「京都連続」は約3年前から始動し、主に関西ゆかりの若手映像作家を抜てきしている。決まりごとは、「京都の地名をモチーフとして使うこと」だけ。作品の内容については、すべて監督にゆだねられる。
 「天使突抜六丁目」はまちに迷い込んだ男と、それを取り巻く人々の奇妙な日常を描くファンタジー。弟1弾の「堀川中立売」(柴田剛監督)はダメ陰陽師と妖怪が闘う型破りなSFだった。製作総指揮の志摩敏樹・志摩フィルム代表は「どちらも『ヘンな映画』なんですよ」と笑いながら、「2作とも作り手の持ち味が生きた作品になりました」と手応えを感じている。
 企画の背景には、日本の商業映画製作の手法に対する違和感があるという。興行的な成功から逆算し、一定の集客が見込める人気原作やテレビドラマの映画化、俳優の顔ぶれなどの“枠組み”ばかりが優先される。「『それでいいの?』との思いは、映画に携わる誰もが持っている。それは志摩フィルムの仕事ではない」と言い切る。
 だからこそ「まずは作家ありき」にこだわる。「東京に出ず、関西に残っていていも、力のある作家はたくさんいる。その創造性をそのまま世に出したい。評価は僕が死んでからでもいいんですよ」と志摩代表。映画への愛と情熱が走らせる企画、来春にはシリーズ弟3弾の撮影も始まる予定だ。

   
 非日常的世界 イメージ膨らませ 
  京都出身の山田雅史監督

 山田雅史監督=京都市出身=は今作品を手がけるにあたって、個性的な地名を探すうちに京都市下京区の「天使突抜町」に行き当たった。「語感のインパクトが強い。『天使』が『突き抜け』ていくって、いったいどんなまちなのか」との興味から、非日常の世界で展開される物語のイメージを膨らませた。
 《勤め先が倒産し、ヤクザに追われることになった昇(真鍋拓)は見知らぬ「天使突抜六丁目」にたどり着く。身を寄せたアパートで、まちから抜け出すことを願うみゆき(瀬戸夏実)と出会う。みゆきは、背中のこぶがやがて天使の羽根になると信じていた・・・》
 町名は実在するが、「六丁目」は架空だ。撮影地の多くは舞鶴市内。トンネルを抜けると突然出現するまち、昇たちの暮らす古びたアパート、どこか浮世離れした登場人物など、わい雑さと幻想的な雰囲気の交錯する世界観を丁寧につくり上げた。
 現在は東京を拠点に活動するが、ホラー作品で監督デビューしたこともあり、同様の仕事を求められることが多い。「『ホラー以外をやらない』と思われるのは抵抗があった」と打ち明ける。「今回は本当に自由にやらせてもらった。京都だから、『京都連続』だからこそできた映画です」
 柄本明、麿赤児、栗塚旭らが出演。実際の天使突抜町に活動拠点を置くマリンバ奏者・通崎睦美が挿入曲を提供している。
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 この映画を見た人が、ブログに書いておられた。
 「わけの分からない映画を見てしまった」と。

 ふーん、わけの分かる映画を求めている人もいるんや。映画って、わけが分からんからおもしろいんちゃうん。私は「わけが分からん系の映画」、だーいすき。この映画、合格です。

 ただ、巨大化したきゅうりの意味だけはほんまに分からんかった。誰か解明した人がいたら、その意味を教えてください。

 主人公・昇は京都弁でしゃべってほしかったなあ。その点、みゆきはよかった。あの怪しい「めぇー」もよかった。京都にいそう、あんな人。
 (京都弁の基本の一つ。一字の言葉は全部伸ばしましょう。「目」は「めぇ〜」、「歯」は「はぁ〜」、「胃」は「いぃ〜」、「手」は「てぇ〜」、「木「は「きぃ〜」、「酢」は「すぅ〜」など。そんな視点で京都を題材にした映画を見てみると、おもしろいかも。) 

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2012年01月12日(木)

やっちまったなあ〜 [雑感]

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今朝の我が家 (市原)

 「昨日から急に腰が曲がって、歩くのも大変になった男がいたんですよー。」
 「な〜にぃ〜!? やっちまったな!!」
 「男は黙って、」
 「雪かきのしすぎ!」
 「男は黙って、」
 「ぎっくり腰! 」
 「あらら〜、当分走れないただのオッサンがまた一人かよ〜。」

 去年出現しなかったぎっくり腰が久々の登場。直接の原因は、昨日のいなかでの雪かき。腰に「ガギン!」ときた瞬間が分かった。
 でも遠い原因は別にある。12月27日から1月10日まで、正月三が日以外すべて早朝バイトに出勤。皆勤はバイトリーダーのWさんと私だけ。今や、私はバイトのサブリーダーになりかけている。(契約は、火金の週2回。)
 まあそれはいいとして、何日もの連続で、勤務時間も延長が続いたので体はくたくた。その間に、亀岡元旦ロードレースと武庫川新春ロードレースに出て・・・。
 まあ、体はそんなに若くはなかったということですか。

 ゆうべは腰が痛くて何度も目が覚めた。起きてからはましだったが、歩くのも大変。これは当分走れません。そろりそろりと歩く怪しいオッサンが・・・。
 治療法を検索してみると、安静にしてまずは患部を冷やす、痛みがましになったら今度は暖める。それしかないみたい。

 はよう治ってくれんと、「ハーフ1時間半切り」計画がおじゃんになってしまうじゃん!

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2012年01月11日(水)

「にいちゃんにいちゃんゆうて、何でも聞き」 [家族]

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 今日1月11日は、私の母の命日。もうあの日から21年もたった。

 いなかに父が一人でいるはず。こちらでも雪がチラチラ降り出したが、命日くらいはお参りに帰ろう。4時前、市原の家を出発。
 鞍馬までは雪は全然なかったが、山に入っていくとだんだんと大変なことに。百井別れの手前でチェーンを巻いた。

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 花背峠を越えると、北風がまとも。風がぶつかるところは吹き溜まりになる。

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 我が家は誰も雪かきをしていないので、すぐには入れない。

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 うちの家から300m北にあるおじいさん(父)の家に行くと、兄夫婦は出かけており、やっぱりおじいさん一人だけだった。
 今日「大丸」で買ってきたロールケーキをお供えして「チンチーン」。

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 21年前の1月10日の夕方、兄から電話をもらった。
 「おかちゃん、もうあんまり長ないらしいわ。」
 「えー、ついこないだ、これから冬が来るたびに入院せんならんゆうとったとこやのにー。まだまだ生きるつもりやったのにー・・・。」

 その数時間後、また兄から電話。
 「もう、あかんらしい。すぐ、病院に来て。」
 「えー! そんなに悪かったん?」

 そして、夜は何とか持ちこたえ、未明に息を引き取った。
 最後の最後まで小さな声だが話をしていた。その通訳係は私の兄。兄によると、母は最後の最後まで自分の7人兄弟の末の弟のことを気にしていた。母は長女で、下6人が弟。臨終の間際まで、長女としての責任を果たそうとしていたのだろうか。私ら4人の子のことは何一つ言っていなかったらしい。

 遺言はなかったが、私は母から何べんも何べんも言われていたことがある。
 「こうじ、にいちゃんにいちゃんゆうて、何でも聞くにゃでー。」
 いなかでは長男は絶対。跡取り息子とそれ以下では扱いもちがうし、かかる責任も全然ちがってくる。まあ、私ら末っ子は、「おちゃらけ担当」みたいなもんです。

 母の言い伝えはまあまあ守れている。残った父に対しての「おちゃらけ担当」もけっこうできている。それでええことにしてください。

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 おじいさんのスコップを借りてきて、うちの家の橋の雪かき。湿った重い雪だったので腰への負担が大きかった。かなり時間がかかった。

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 またおじいさんのところに戻り、いっしょに相撲観戦。
 大関把瑠都がつき出した力士の後ろに行司がいて、その行司が頭から土俵下に落ちた。意識不明のような状態になった。「こんなこと初めて見るなー」とおじいさんも言っていた。

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ピンボケになってしもたなあ

 全部の取り組みが終わったところで帰ることにした。
 おじいさんも、私がお参りに帰ってちょっとは喜んでくれたかな。

 また帰ります。

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2012年01月10日(火)

松ヶ崎のろくちゃん [わんこ・にゃんこ]

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 きつね坂を走っている時にかわいいワンちゃん発見。
 下まで走ってまた戻ると、うまい具合に対面できた。

 「すいません、ワンちゃんの写真撮らせてください。」

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 「はい。」
 「かわいいワンちゃんですね。」

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 「お名前は?」
 「ろくです。」
 「ろくちゃん・・・、こっちむいてー。」
 「ろく、シット!」

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 「ろくちゃんの種類は?」
 「いやー、雑種なんです。いろいろ混ざっているみたいですけど。実は、ろくは動物愛護センターでもらってきた犬なんです。」
 「そうなんですか。シェパードのような、シベリアンハスキーのような・・・。あっ、うちの犬も雑種なんですけど、よくシェパードの子犬にまちがわれるんですよ(デジカメのきくの写真を見ていただく)。」
 「ほんとにシェパードみたいですね。大きいですか。」
 「いえ、ろくちゃんより一回り小さいです。16kgちょっとですから。ろくちゃんは18kgらいでしょう。」
 「20kgほどあります。」
 「歳は?」
 「3歳です。」
 「ご近所ですか。」
 「はい、松ヶ崎です。」
 「お宅のワンちゃんは何時ごろ散歩に来られるんですか。」
 「朝晩散歩には出てるんですけど、ここからちょっと離れたところなんでこの辺はめったに来ないんです。それに、よその犬を見つけたらかかって行く悪い性格で困ってるんです。その点ろくちゃんはかしこいですね。」
 「ろくは、どんな人でも大丈夫ですよ。」

 うちの散歩の時間を聞いてくださったのは、きっと犬友だちなってくださるお気持ちがあったからだろう。これはうれしかった。

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 最後にかしこい「シット!」を見せてくれたろくちゃん。
 今度また火曜の4時過ぎころ、きくをつれて散歩に来てみよう。また、ろくちゃんに会えるかな。
 会いたいな。

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坂道走 [ランニング]

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 平地をチンタラ走っていても速くはならない。
 こないだ久しぶりに取り組んだ「坂道走」は、気分転換にもなって楽しかった。あのあと、上がりにくかった左足がましになったような気もしたし・・・。
 今日は廉が使っているコース「きつね坂600m」を走ってみよう。

 その前に、宝ヶ池周回をGPS腕時計をつけてウォーミングアップ。1周1500mということだが、廉はもう少し長いと言う。GPSで測ってみる。

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 途中にかわいいネコちゃん。

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 いつもどおりに左回り1周、ほぼきっちり1500m。7分32秒。
 もう1回、今度は右回り。これもほぼ1500m。8分25秒。

 途中の200mごとの標識ではあまり合ってなかったのに、1周ゴールは1500m。なんか、GPSさんうまいこと帳尻合わせてます。

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 さて、いよいよきつね坂。
 下の歩道の車止めのちょっと下から、このソフトクリームの看板までが600mあるらしい。

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 下っていくと、京都の中心部が見下ろせる。ここも「京都マラソン」のコースです。

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 よし、ここからスタート。
 ソフトクリーム看板まで、2分49秒。
 廉でも2分20秒とか言ってたので、私が走った分は600mないのかもしれない(GPS腕時計は「0.60」と表示)。もう一回ちゃんと聞いておこう。

 ソフトクリーム看板から池へ往復200mを2分ちょっとで。
 今度は下り600m、2分15秒。これは気持ちいい。上りだけでなく、短い休けいをはさんで下りも走るといい練習になる。
 私はこれ以上心肺機能を鍛える必要はないと思う。それよりもスピード。それには、上り坂よりも下り坂を走ったほうが練習としてはいいように思う。

 このあと車の置いてあるところまでダウンジョグ700m。
 今日は、1500+1500+700+600+200+600+700で合計5.8km。
 次はこの「600m上り+200mレスト+600m下り」を何本かやってみよう。
 これはスピードつきそう。

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2012年01月09日(月)

第28回9の日平和ラン [ランニング]

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 今日は廉の成人式。会場である京都会館までは、うちからちょうど10kmくらい。
 これは9.9kmにしたら「9の日平和ラン」にぴったりだと思っていたのだが・・・。
 でも、昨日のハーフ激走のダメージがどう出てくるか分からない。ゆうべ、うちのゴールドフィンガーにマッサージをしてもらい、心配していたよりはずっと元気になった。でも、今日はいちびらないほうがいい。

 昨日「ランナーズ9の会」のユニフォームを着て走ったので、ただいま洗濯中。今日は「平和・憲法九条」ののぼりを持って走るので、ユニフォームはいいか。

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 練習最短コース、緑の農具小屋まで往復3km。
 北稜高校の前を通ったとき、男の子が「平和、憲法九条やってー」と言いながら見てくれていた。そう、これでいいんです。一人でも・・・。

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 往復19分くらい。ただし、昨日の疲れと右手にのぼりを持っているのとですごく疲れた。今左右のバランスが崩れた走りになっているらしい。そのためいろいろなところに痛みが出ているとのこと。そう、「あいおわ治療院」の高橋大輔似の先生が言っておられた。
 と言うことで無理をせず、のぼりを置いてもう一往復ゆっくりと。17分40秒。
 これに1kmスロージョグをプラスして、今日は7km。9kmには届きませんでした。

 でも、今年の9月9日には大々的に「平和ラン」を行う計画があるそうだし、それまで細々とでもこの「9の日平和ラン」を続けていこうと思う。

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2012年01月08日(日)

第38回武庫川新春ロードレース [ランニング・出張販売]

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 「GPS、何すんねん!」と言いたくなった。
 
 私の今日の目標は、1時間35分切り。ここ3年ほど、ハーフは1時間45分前後の記録しか出していない私には高すぎる目標である。しかし、あと1ヶ月で「ハーフ1時間半切り」を宣言している私としては当然の目標である。ハーフ1時間半を切れば、2月11日の「関西学連ハーフ」に親子出場してもいいと廉が言っている。
 「がんばれ、初老ランナー。大学生に負けるな!」

 4分04、4分14、4分26、4分20、4分26→5km21分31秒
 4分20、4分18、4分26、4分26、4分34→10km43分35秒(22分04秒)
 4分22、4分34、4分30、4分28、4分30→15km1時間06分00秒(22分24秒)
 4分22、4分40、4分32、4分24、4分28→20km1時間28分26秒(22分26秒)
 4分29、2分07→1時間35分02秒(6分36秒)

 途中で、「なんかおかしいなあ」とは思っていたが、GPSが表示したゴールまでの距離は21.5km。400mも誤差出してもろたら困りますがなー。400mと言えば1分50秒ほど。途中まで楽々1時間35分を切れると思っていたのに・・・。
 最後は必死で走ったけど、3秒届かず。またもや無念。

 今日の結果。
 廣司  ハーフ1時間35分02秒 17位(50歳代)
 廉    ハーフ1時間15分36秒  6位(39歳以下・入賞)
 眞寿美 5km     31分26秒 19位(40歳代)
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 去年とまったく同じ。
 出店準備中に撮った最初の一枚は、雑種のチロちゃん。

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 体が大きくて、顔も大きいワンちゃんやけどこわがり。
 去年2歳だったので、今年は3歳。

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 その少しあと、またかわいいワンちゃんが。ご夫婦で散歩に連れてこられていた。
 名前をきくと、こちらも「チロ」。
 メスの14歳とのこと。こっちのチロちゃんもちょっとこわがり。

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 今日は、廉がハーフの練習のためについてきてくれた。出店準備も2人と3人では大ちがい。廉がそばにいると、ヨメさんがイラッとしないのが一番よろしい。

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 9時半の3kmのあと、10時から眞寿美さんの出場する5km。

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 「ランナーズ9の会」の9ちゃん。
 「おねがいしまーす」と言って、アームウォーマーを投げて行かれた。
 快晴無風でポカポカしていたので、9ちゃんのスピードで走るのにはジャマになったのかもしれない。なんとなく調子よさそうに見えた。

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 だいぶ後ろのほうに眞寿美さん。
 このごろチョロチョロっとしか走ってないので、いったい5kmがどれくらいかかることやら・・・。

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 自分のウォーミングアップも兼ねて上流へ。
 先導バイクの後ろを走るのはダントツの選手。5km16分ちょっとというペースでしょう。

 女子ではかなり上位のほうで9ちゃんが帰ってきた。
 連写!

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 私に気づいてサインを送る余裕。
 一時期故障しておられたとか聞いていたが、もうすっかり元気になられたようだ。

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 コース途中にはネコちゃんが・・・。

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 騒がしくしてごめんね。

 さあ、次は眞寿美さんの写真を撮らなくては。なんせ、100枚撮ったうちの1枚くらいいしかいいのがないらしい。
 「きびしーい!」

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 ちょっと脇にそれて、もう一回ネコちゃんの写真。
 2ひきは仲良しでした。

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 そんなにしんどそうでもなく、まずまずのタイムでゴール。

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 ただし、今日のウェアはちょっと気に入らなかったみたい。

 しばらくすると、5km入賞者の表彰。
 「5km50歳代、ハジメさん・・・」

 「えっ、ハジメさんてあのハジメさん? こんなめずらしい名字の人、そうはおらんわなあ。」

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 確かめに行くと、まちがいなく一浩次さん。お互いが20代のころからの知り合いです。同世代の知り合いが表彰されるのは、こちらもすごくうれしい。

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 一さん、いい笑顔です。
 これからもいい練習を続けて、また入賞してください。

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 仮設トイレが混んでいたので、阪神・武庫川駅のトイレまで。今日はなんやかんやで5kmくらいアップをしたことになると思う。

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 さて、12時半からは最後の種目のハーフ。
 今年は去年の1324名から1870名へ。500人以上も増えた。

 廉は2月11日の「関西学連ハーフ」の練習として、1時間15分をめどに走りたいと言っていた。私は、同じ「関西学連ハーフ」への廉が設定した参加資格「1時間30分切り」への第1段階。まずは「1時間35分切りをめざす。

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 スタート地点で、「ランナーズ9の会」の尼崎の酔うたろう君と9ちゃんを発見。話しかけておられたのは、福島のなべちゃん。3人の写真を撮らせてもらった。

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 ハーフのスターターをつとめてくださるのは、今大会参加者中最高齢の方。

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 「私はまだ91歳ですが・・・。」

 「廉、91歳やてー。うちのおじいさんより1歳上やで。」
 「すごいな。しっかりしゃべってはんな。」

 12時30分、ハーフがスタート。
 同じところを2周するので、1周目の写真は廉だけにして自分の走りに集中することにした。

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 北の折り返し近くで廉と遭遇。5人の第一集団から少し離れて、6、7番目くらいを走っていた。

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 もちろん私は立ち止まって撮影。
 後ろから来るランナーの迷惑にならないように気をつけて。

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 まだ3分の1ほどなので、廉の表情にも余裕が見られる。

 次に、南折り返しから北上する廉を連写。

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 力強いフォーム。

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ヨメさん撮影

 「京都キャロット」のテント前で、ヨメさんがケイタイのカメラを構えて待ってくれていた。うまく撮ってもらえるようにスピードをゆるめ・・・。
 ありがとね、うまく撮ってくれて。

 私の1周目(約10.5km)は、46分くらいだった。この時点で、GPSが正確でないことに気付いた(時計の距離表示は10.7)。
 ただ、後半落ちないように走れば1時間35分は切れる。

 さて、2周目からは知り合いの写真撮影ラン。

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 「ランナーズ9の会」の福島のなべちゃん。
 なんと、私より少し前を走っておられた。

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 「京都キャロット」のテント前では、尼崎の酔うたろう君が・・・。
 カメラを借りて撮影してくださったようだ。うまく撮れたかしらん。

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 「ランナーズ9の会」のサワーさん。

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 同じく、あんぱんまんパイキンマンさん。

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 同じく、ウルトラマン8アスナロさん。

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 左の黄色は、「京都走ろう会」の山本誉さん。
 スタート前にお会いした時、「今日は2時間くらいかかると思います」と言っておられたが、どうだったでしょう。

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 「ランナーズ9の会」のかわせみさん。
 「足を痛めてるんで、制限2時間45分いっぱい使わせてもらいます」とのこと。

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 「最後に、もう1回気合い入れて!!」

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 大声で叫んだが、廉の耳に届いたかな。

 けっきょく、廉は1時間15分は切れなかった。でも、1か月後の「関西学連ハーフ」に向けていい練習にはなっただろう。

 私は、目標の「1時間35分切り」に3秒届かず。でも、次に期待が持てる走りができたと思う。
 ただ、ちょっと心配なことが・・・。
 上がりにくい左足はまずまず上がった。曲がりにくい首もまずまず曲がった。激しい痛みがあった右ひざ内側は、ずっと5寸釘を打ち込んだままのようだったがそれにも慣れてきた。心配なのはそれらではない。
 今日も「アディゼロジャパン」で走ったのだが、ゴールしてシューズを脱ぐと、両足の親指の付け根が赤く大きくはれ上がっていた。こんなことは初めて。この軽さ(190g)のシューズでハーフを走ったのも初めてだし、26.0cmで走ったのも初めて(ふだんは26.5cm)。
 10kmまでのレースではまったく問題がなかったのだが、まだ今の私にはこのシューズでハーフは無理なのかもしれない。
 シューズ選びの作戦立て直しか・・・。

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 なぜかヨメさんがやさしく、たべものを買いに行ってくれた。

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 会場風景も写真に撮っておかないとね。

 ハーフの表彰のアナウンスがあったので、ヨメさんに撮ってもらうよう頼んだ。

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 廉のタイムは今までなら3位相当だが、今年は人数が急増して入賞レベルも高くなってしまった。それでも6位ぎりぎりに入れてよかった。少しは励みになると思う。

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 クーリングダウンのつもりでコースを北上すると、かわせみさんに遭遇。
 ゆっくりだが確実に進んでおられた。最後まで笑顔で走られるのがすごいです。

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 毎年大混乱になる有料(200円)荷物預かり所。今年は、私が見ている範囲では改善されたような・・・。

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 後片付けのとき、あこがれの「雑種2頭立て」。
 ああ、うらやましい。

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 最後の最後に、またかわいいワンちゃん。
 「テディ・メス・14歳」

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 また、「万博クロカン」のときみたいに3人で食べて帰ろうかとも思ったがやめた。家で、真樹が退屈して待っているから。
 家には7時ごろに帰れた。昨日の残りもんとかしかなかったが、家族4人できくちゃんをかまいながら食べたばんごはんはおいしかった。

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