2012年01月02日(月)
箱根駅伝フリーク [マラソン評論]
「もし『箱根駅伝検定』があったら、真樹は1級合格やな。」
どういうわけか、真樹は箱根駅伝情報にくわしい。以前はそれほどでもなかったが、去年からすごく興味を持ち始めたようだ。箱根駅伝ガイドブックも隅から隅まで読んでいる。
去年は、うちの姉の同級生の息子さんである藤井勘太選手(東海大)が10区に出場。私は当日の朝オーダー変更のないことを確かめてから、急きょ神奈川まで応援に向かった。
そのとき藤井勘太選手の写真を撮ったのだが、緊張して失敗。しかし、その前に通過した東洋大10区の山本憲二選手の写真はうまく撮れた。彼こそ、真樹の一押し選手だったのだ。
ところが、今年はその山本選手が補欠扱いになっていた。真樹はがっくり。それでも、箱根駅伝は当日の朝のオーダー変更が4人まで認められている。今日の朝テレビをつけて東洋大のオーダーを確認すると、山本選手は3区に入れられていた。よかった。
冬休みはいつも遅くまで寝ている真樹を起こし、テレビ観戦。
もう一人、気になっていた兵庫・ゆめさき舎のまっちゃんのいとこの子・赤松宏樹選手(神奈川大)。こちらは残念なことに、1区に予定されていたのだが当日別の選手にオーダー変更。でも、まだ1年だから来年以降に期待しよう。
今日の往路の様子については、ほとんどの方がテレビを見ておられたと思うのでもうくわしく書かなくてもいいでしょう。
東洋大3区の山本選手が、早大・矢沢選手に追いつかれてもまたそこから引き離し、東洋大4区の田口雅也選手(1年)が区間賞の走りで突き放す。あとは、5区の柏原竜二選手が・・・、もう言うことなしですね。
2位と5分7秒差って・・・。
去年の東洋大の往路新記録を、さらに5分5秒上回る新記録って・・・。
最後の注目は、最下位東農大の津野浩大選手。5区山登り23.4kmの半分も行かないところで大ブレーキ。フラフラで白目になっていた。これは久しぶりの途中棄権になるのかというところで、真樹は郵便局のアルバイトへ。
この津野選手に注目が集まっているとき、アナウンサーの解説があった。
津田選手は去年も5区を走ったそうだ。しかし、その起用を告げられたのは前日・元旦の午後3時。すぐに高知の実家に電話。ご両親とおじいさんは車に布団を積み、徹夜で箱根まで応援に来られたそうだ。
当日オーダー変更が認められるのは、長い距離を走る駅伝ではしょうがないかもしれないけれど酷。去年の私や津野選手のご家族のように、それに振り回されてしまう人も出てくる。
真樹がバイトから帰ってきたとき、東農大の津野選手のことを気にしていた。
「めっちゃ時間かかったみたいやけど、ゴールしたらしいで」と言うと、ほっとした顔をしていた。
(津野選手は、1位東洋大のゴールから41分17秒後にゴール。区間記録は、東洋大・柏原選手とは30分10秒差の1時間46分49秒。)
これぞ箱根駅伝フリーク。自分の好きな選手や大学だけを応援するのではなく、「箱根駅伝」全体を見て楽しめるファンでないとね。
真樹が、往路全記録を見て復路の分析をしたり、さらに来年の分析までし出したのは当然と言えば当然。なんせ「箱根駅伝フリーク」ですから。
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【RUN】
今年も、自宅→コーナン往復5kmコース+1kmダウンジョグが基本になってしまいそう。
行き12分59秒、帰り13分16秒で26分15秒。
同じコースはあきるので、新コースを開発する必要がありますね。
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2012年01月01日(日)
第30回亀岡元旦ロードレース [ランニング]
「なんで一年の一番最初の写真が雑種やねん!」と思っておられるあなた、まだまだですねえ。このブログは、あえてカテゴリー分けするとしたら「雑種」。
私は私らしく、今年も表題にこだわらず、できればかわいいワンちゃんをトップに持ってこようと思っています。
「前も写真撮らせてもらいましたよねえ、競技場の前で。」
「ああ、覚えてます。」
うれしい。また会えるなんて。帰って調べると、3年前のこの大会。
「こま・オス・3年たったので5歳」
由緒正しき、お父さんのわからない雑種犬です。
年賀状に「おめでとうございます」と書かなくなって何年になるだろう。健康で新年を迎えられたことを素直に「おめでとう」と言うのだろうが、ちょっと・・・。
しかし、一人だけ「あけおめ」メールを送りたい相手がいる。静岡のナリケン。真樹の元同級生。夜12時前から何度も送信したのだがダメだった。亀岡への道中で再送信。今度はOK。すぐに返事も返ってきた。
家を出たのが7時25分。会場到着8時15分。ちょうど受付が開始される時刻。
受付の係の方が話しかけてこられた。
「1番ですね。いい番号です。」
「初めてです、1番なんて。」
「あっ、滋賀マスターズですか。」
「そうなんです。家は京都なんですけど、滋賀のマスターズに入れてもろて。」
「そうなんですか。実は私も亀岡なんですけど、滋賀マスターズに入れてもらってるんです。」
「えっ、お名前は?」
「農添です。」
「農添さん、あの速い。こないだ5000m16分2秒で走らはったでしょう。あの時私も出てたんですよ。ほんまに速い人がいやはってビックリしましたわ。お名前だけは存じてたんですけど・・・。」
ということで、1枚写真を撮らせていただいた。
正月早々、意外なところでいい方とお話しすることができた。
ナンバーカード「1」は記念にとっておこう。
ウォーミングアップ中、かわいいワンちゃんに遭遇。
「ワンちゃんの写真撮らせてください」と言うと、そのワンちゃんはこっちを向いてニコニコ。
「ころん・メス・5歳」
「ころんちゃん、写真撮ってもらってよかったなあ。」
こう言ってもらえると、自称・雑種犬研究家みょうりに尽きます。
8時45分から開会式。
30回連続出場の5名の方が表彰されていた。
スタンドにも大勢の人。
比較的穏やかな天気なので、みなさん余裕があるように見える。
もう一度アップに行くと、どこかで見たような口の黒いワンちゃん。あれは・・・。
やっぱり、3年前に写真を撮らせてもらったこまちゃんだった。
「うちで飼ってる犬も口黒いんですよ。もっと真っ黒けですけど・・・。」
流しも含めて3kmほどアップ。これで準備万端。
10時スタートの15分前くらいにスタート地点へ。
スタート地点で、私にいつも声をかけてくださる原さん八田さんと遭遇。
今日は、私と同じ10km陸連公認の部に出場。
「ちょっとべっぴんさん貸してもらいますわ。せっかく1番のゼッケンもろたんで、写真お願いします。」
10kmの部およそ800人が一斉スタート。公認の部は一番前に並ばせてもらえるので、ちょっと得した気分。
ゲストの森脇健児さんが、「一番前に並んでおられる方は10km40分以内くらいで走られる方で・・・」と紹介してくださっていた。公認の部は、男子24名女子5名。こんなに少ないと、たしかにエリートぽい。私も、早く40分以内に戻れるようになりたいものだ。
松竹芸能から、若手の女性タレントさんがたくさんゲストランナーとして来てくださっていた。私の好きな「藤井日菜子さん」を探したが、今日は来ておられないみたい。
この10kmは完全往復。3kmあたりまでほぼ平坦。3〜4kmが緩やかなのぼり(約15m)。4〜5kmが少しきつい上り(30m)。あとは折り返せば楽に走れそう。
時計は真樹の「ソーマ」を借りてきた。レディスモデルなのでバンドがきつい。しかし、時計自体はすごく使いやすそう。
1kmごとの標識があったので、すべてラップを取ることができた。ところが呼び出し方がわからず、いろいろさわっているうちに消してしまった。あーあ。
記憶をたどると・・・。
1km 3分53秒
2km 8分01秒(4分08秒)
3km 12分16秒(4分15秒)
4km 16分39秒(4分23秒)
5km 21分19秒(4分40秒)
6km 25分28秒(4分09秒)
7km 29分34秒(4分06秒)
だいたいこんなもんだったような・・・。このあとは不明。ラップは取っていたが、ほとんど時計を見ずに走っていた。
ゴールは41分42秒、14位。
(最後の3kmは12分08秒? そんなに速くなかったような・・・。)
それにしても、最悪でも41分半切りをめざし、楽々クリアできると思い込んでいたのに・・・。
今日は、この時期にしては暖かく風もほとんどなく、行きがゆるやかな上りで帰りがゆるやかな下りという願ってもない条件だった。体重のほうも1週間で1kg落とし、軽やかにスタートしたつもり。それでこのタイムは納得いかんなあ。
一つだけ言い訳させてもらうと、あがらない左足ですか。平坦地や下りはほとんど影響ないが、上りがさっぱり。どうしたら、この左足すっきりするんでしょうね。
ゴール前では、森脇健児さんからランナーへの励ましがずっと続いていた。
最後の100mでもいっしよに走ってもらえたら、すごく励みになる。
先日の「万博クロカン」でお会いした朝日啓介さんが見当たらない。こないだ撮らせてもらった写真も渡さなくてはいけないし。
コースに戻って逆走したが、1時間を過ぎても会うことはなかった。
そして、ついに最終走者が。
最後の坂の手前が、「残り1km地点」。
最終走者さんには、お友だちがお迎えにこられ伴走しておられた。
朝日さんは、今日は不参加だったようだ。まめな人なので、何かアクシデントで参加できなかったということでなければいいのだが・・・。
これで、2kmダウンジョグができた。
今日は気温は低かったが、お日様が出て風がなかったので、ランシャツランパンでだいじょうぶだった(それでも、公認の部でランシャツランパンスタイルは3人くらい)。
ほかの人の記録も見たかったが、お腹がへってきたので家に帰ることにした。
公認の部は「公認記録証」がもらえる。しかし、それもすっかり忘れて帰ってしまった。もっといい記録が出ておれば、それも覚えていたと思うが・・・。
公認の部は参加料3000円だが、それ以外は2000円。かわいい参加記念Tシャツがもらえ、受付横では縁起のいいアメちゃんも配っておられた。そして何より元旦に走れる。それがこの大会の一番いいところかもしれない。
公認の部があるということは、距離もばっちり正確だろう。
来年は、公認の部で「めざせ40分きり」やね。(目標は高く!)
帰りは初詣に出かける人で少し渋滞。家に帰るのに、行きしの倍近くかかってしまった。
10kmで41分42秒もかかっているようでは、ハーフ1時間半切りなどとんでもない(と言いつつ、2年前のこの大会では46分51秒もかかってたんですが)。
作戦を練り直さねば・・・。
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2011年12月31日(土)
しめくくりラン [ランニング]
今日、私は朝6時前からバイト。
8時半に帰って来て、後は予定なし。
ヨメさんは、親友のくーちゃんとお出かけ。
真樹は午後から郵便局のバイト。
廉は先輩のお勉強のお手伝いに。
一人で映画でも見に行こうかと思ったが、私のかかりつけの映画館・京都シネマと京都みなみ会館はともに休館。ほかの映画館には1800円も出して見たい映画はなかった。
このブログの「2011年後半を振り返って」を書こうと思ったが・・・。今年を何度振り返っても、すべては5月15日の「あんもの死」にたどり着いてしまう。
猫の死が、それも22年も長生きした猫の死がそんなにあとをひきずる?
ところがね、今でも時々思い出して大泣きしてしまうんです。おかしいでしよ。へんなおっさんでしょ。20年前、母親が死んだときも泣かなかったくせに・・・。
腕時計をどこかに落としてしまったようだ。明日は陸連公認コースの10kmだというのに、時計がない。やっすいのでいいし、ラップの取れる時計売ってへんかなあ。たしか、高野のカナートに時計屋さんあったし行ってみよう。
どうせなら、車じゃなく走って。
3時半すぎ、家をスタート。
自宅から岩倉幡枝、そこから深泥池へ下りる急坂。ここは京都で一二を争うえげつない坂。今ヒザを痛めているので、ここは歩き。
廉が通う京都府立大学。
走ってきても20分ほど。
「ちかっ!」
高野橋到着。
家から38分。ということはカナートまで6kmほどかな。
中に入ると、2階にあったはずの時計屋さんが消失。
「おー、なんてこったい。」
北大路ビブレでも行くか。
ビブレまでは17分。2.5kmくらいか。
でも、せっかく来たのに時計は売ってなかった。
大宮商店街でも行ってみるか。
時計屋さんはなかった。
しかし、この商店街の端から端までゆっくりと見ながら走ることができた。こんなこと何年ぶりやろう。
高校時代新聞配達をしていた販売所も、つぶれずにあった。なつかしい。40年前のことなので、販売所のおっちゃんは・・・。
MKのきれいなネオンを撮ろうとチャレンジしたが、遠すぎて失敗。
まだ5時半ころなのに、人影なし。
京産大のバス停もひっそり。
家に到着。ビブレから50分くらい。7kmくらいですかねえ。
今日は合計15.5km。ゆっくりしっかり走れました。お目当ての時計は見つからなかったけれど、1年のしめくくりランとしては上出来。
目標にしていた1週間で1kg減は、ぴったり成功。ただ、5日連続の早朝バイトで足腰はだいぶ疲れている。
明日の10kmはどうなることやら。
きくちゃん、2012年もよろしくお願いします。
おやすみ。
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2011年12月30日(金)
餅つき2011 [家族]
今年の餅つき大会には、神奈川から崇(私の甥)が参加。
崇は、神奈川の中学校の英語の教師。つい1ヶ月前の11月27日結婚式を挙げたばかり。今年は奥さんを連れて20年ぶりくらい(?)の餅つき参加。
「餅つきに行くわ」と神奈川から電話をもらったおじいさんは大喜びだった。おじいさんのめがねにかなう美人奥さんやし・・・。
別所はすごい雪。
峠下からチェーンをまいて、ゆっくりと我が家まで。
きくは、久しぶりの別所の雪に大喜び。
いっぱいいっぱい遊びたがって・・・。
うちの家からおじいさん家まで300m。
まずはおじいさんにあいさつ。
11時過ぎのバスで来るメンバーをお出迎え。
このバスは、家のまん前で止まってくれるメロディーバス。
私の姉・みき江と甥・崇夫婦、それに「京都キャロット」のパイト・中村さん。
今年は最近では一番多い参加者かも。おじいさんも大喜び。
餅つきは、まずは私の甥・学から。
奥さんとゆうちゃんがしっかり見ています。
きくちゃんのムダ吠えがとまらない。
ヨメさんと真樹に説得され、家でお留守番をすることに。
たった300mなのに、きくちゃゅんはにおいをかぎかぎゆっくりと。
家についても入ろうとしないので、お散歩延長サービス。
また戻ると、再び学ちゃん。
姪の朝子(2番目の姉の子)の「手返し」は超熟練。相手が誰であれ、息ぴったりに合わせる自在型。おじいさんの餅つきの一番弟子と言ってもいい。
ところどころでおじいさんの指導が入る。
崇が餅つきに来たのは何年ぶりだろう。
結婚式に行けなかったみんなにも、奥さんが披露できてよかった。
そんな崇にもおじいさんはダメ出し。
「すぐに行動できる90歳」。見習いたいもんです。
いっしよに来ているおじいさんのひ孫たちは、みんなで雪遊び。その間、親たちはちょっとほっこりする時間ももてる。
学ちゃん、みたび登場。
今年は大活躍。ゆうちゃんにいいところを見せないとね。
廉と真樹も「餅丸め」をがんばってやっている。
兄・優三登場。
手返しは中村さん。
寒い中での餅丸めも、大勢でしゃべりながらやっていると楽しい。
私の餅つきも写真に撮ってもらった。手返しはヨメさん。
もうちょい下のアングルから、振りかぶったところを撮ってほしかったなあ。
廉は今日のつき手の最若手。
なかなか力強い、いいつき方だった。
手返しは、姪・まどか(兄の子)。
まどかもどうしてもつきたいとしうことで・・・。
介護の仕事をしているだけあって、力はある。
朝子のダンナ・庸平君。
京都マラソンの抽選に当たったので走るらしい。いいなー。
ふたたび、廉。
最後のしめはおじいさん。
去年は元気がなくほとんど動かなかったのに、今年は元気が復活した。
ほんとうによかった。
こんな芋虫みたいなお餅も。
崇夫婦は神奈川なのでそうそうは来られないだろう。
でも、おじいさんがこんな喜ぶのだからまた来てほしいな。
バス組は3時のバスで家路へ。
きくも久しぶりの別所がうれしかったみたいやし、またきくをつれて来たいな。
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【RUN】
夕方家に戻って、またまたコーナン往復5kmコース。
行き12分25秒、帰り12分22分で24分47秒。いい感じ。
このあと、長めのダウンジョグ4km24分。
いなかできくと走った1kmを合わせて、今日は合計10km。
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2011年12月29日(木)
「お弁当食べに来ました」ー兵庫・ゆめさき舎にてー [私の好きな人]
「今日は、お弁当食べに来ました。」
「・・・。」
今日が共同作業所「ゆめさき舎」の年内最終日ということで、急きょ訪問させてもらった。ただ、今日は午後2時くらいまでということだった。早めに行けたらよかったのだが、私は今日も早朝バイト。年末は食料を買いだめされるようで、定時になっても積み込みは終わらなかった。しかし、今日はどうしてもゆめさき舎に行きたかったので、ほかのメンバーににお願いして帰らせてもらった。
「12時くらいに着くように行かせてもらいます」とまっちゃんには言っていたのだが、到着は12時5分前。ほんまにお弁当だけ食べに来たみたいになってしまいましたわー。
玄関でのお迎えは、私の大好きなMI君。今日も仁王立ちの首ブルンブルン。初めてゆめさき舎におじゃましたときも同じ。そのときは正直ビビリまくったけれど、今はなんということもない。
首ブルンブルンのあとに「あはははは、あはははは・・・・。」笑いがとまらない。
「こんなこと、いつもはないんですよ。」
これは、素直に私の訪問を喜んでくれていると思っておこう。
「今日は今年最後の日ということで、みんなでお弁当を食べておしまいにしたいと思います」とまっちゃん。
「特別ゲストとして、京都からパオパオさんが来てくださってます。藤井さん、15分ほどお話お願いします。」
「15分て、それは無理。こんにちは、おじゃましてます。去年12月に来させてもらって以来1年ぶりになります。○○さん以外はおなじみの方ばかりで、また会えてうれしいです。
松本さんとは、『ランナーズ9の会』というランニングのクラブを通して知り合いました。 松本さんは、うちでは『ちっちゃいおっさん』と呼ばせてもらってます。でも、ちっちゃいおっさんやけど、口だけじゃなくていろいろと精力的に動き回る人やと言ってます。
私は何の役にも立ちませんけど、みなさんと仲良くさせていただけたらうれしいです。」
お弁当を食べ始める前は、あっちでキャーキャー、こっちでゴーゴーだったのに、いただきますをしたあとはシーンとなってしまった。私は、あのキャーキャーゴーゴーが大好きなのに・・・。
「あっ、さっきゆうのん忘れてましたわ。長岡京市の市会議員さんで、今年の長岡市長選に立候補した小原さんていうまだ34歳の人なんですけど。その小原のホームページのトップに『ひとりもみすてない政治』と書いてあるんです。今、弱者切捨ての政治がはやってますけど、『ひとりもみすてない』という姿勢を貫こうとするのはすごいことやと思います。松本さんがやろうとしていることもそれと同じやと思います。」
松本さんは、ほかの施設で断られた人を積極的に受け入れようとしておられるらしい。ほかの施設で薬漬けにされようとしている人も受け入れようとしておられるらしい。それが、「ひとりもみすてない」ということですね。
お弁当を食べ終わると、まっちゃんから一人一人に「ボーナス支給」。
「えっ、ボーナス?」と一瞬思ったが、共同作業所なので当たり前と言えば当たり前。うらやましいなあ。おっちゃんはバイトやから、ボーナスないねん。
そして、まっちゃんはいつもの連絡帳記入。
連絡帳の中には表紙がボロボロになっているものもあった。これは、みんな長く続けて通っているということ。「ゆめさき舎」の歴史を物語っていますね。
少しだけ時間があるということで、近くの河川敷へ散歩へ行くことに。
その前にみんなで記念撮影。まっちゃんに撮ってもらった。
全然みんなそろわんし、「すわり」ゆうてもすわらへんし、「前向いて」ゆうても向かへんし・・・。
ええね、この世界。大好き。
けっきょく、笑顔のすてきなKOさんは来ずじまい。
必ず誰かが下を向いてるし・・・。
「まっ、いいか。」
近くの河川敷まで2台の車で。
私は、まっちゃんの運転の助手席に。道々いろいろなことをしゃべった。
まっちゃんは、この「パオパオだより」を隅々まで見てくださっているようである。今日も、昨日の夜に書いたばかりの「勝手に国労応援ラン」の話題が出てきた。
この一年の記事の中で一番印象に残っているのは、10月12日の「グリコ!」だそうだ。私ら夫婦と真樹とで、夕方から滋賀の野洲川競技場まで走高跳の練習に行った記事。うちにしてみたら特別なことでもない普通のことなのに、まっちゃんは「そんな家族は見たことない」とのこと。ほとんど走高跳をしている写真ばっかりの記事やったのに、なにを喜んでもらえるか分からんもんですねえ。
まっちゃんは首の具合がずっと悪く、現在高価なお薬を飲み続けておられるらしい。「最低3ヶ月は続けてもらわないと効果は出ません」と言われ、今2ヶ月たったらしいがよくなったという実感なし。
「それね、信心が足らんから効かへんのですわ。この高い薬は絶対に効くと思て飲まんと。」
「藤井さん。それ、本気で言ってはるんですか。」
まっちゃんがあらためて聞き直さはったので、ややビビリ。何でもかんでもええかげんな私としては、らしくない発言だったでしょうか。
お日様が出ているときはまあまあ暖かい。ところが、雲がかかるととたんに寒くなる。
1周1050mのジョギングコースをゆっくりとお散歩。
おしゃべり好きなSA君と。
「SA君、何歳やったっけ?」
「23です。」
「そうかー、23かー。うちの息子な、20歳やねん。」
「えー、名前は?」
「れん。」
「れん君。」
「そうや、藤井廉。」
「会いたいなあ。つれてきて。」
「ほんまやな。来るかどうかわからんけど、今度来るとき誘ってみるわ。」
「野球やりたいなあ。」
「SA君、野球好きなん?」
「好き。グローブ持ってる?」
「持ってへん。」
「僕持ってるから、今度野球やろう。」
ありがたいねえ、誘ってもらえるなんて。
廉はどんな反応するかな。
けっこう寒かったのに、みんなわりと薄着。
散歩はみんな好きみたい。
まっちゃんは、一番後ろあたりから全体を見渡しながらゆっくりと。
コースの途中にかわいいワンちやん。
ちっちゃいほうは、「あずき」と呼ばれていた。
ようほえてました。
こっちは、ちょっと口の黒い私好みのワンちゃん。
ペロペロしてもらった。
来年4月には、また新しいメンバーが3人増える予定。
「送迎だけでもたいへん」と言っておられた。
体が大きく大暴れすることも多いメンバーを相手に、「ちっちゃいおっさん」は日々奮闘している。ずっと首の具合が悪く、いろいろと試されたがいっこうによくなる気配がないらしい。激しい上下動は首に響くため、ランニングのほうは長期休養中。
何とかよくなってもらって、またいっしょに走りたいですね。
今日は、まっちゃんの奥さん、お兄さん、お母さんも紹介していただいた。職員さんにも私のことを紹介していただいたのだが、「変なおっさん」と思われへんかったかちょっと心配。
私のことを、「口ばっかりでかしこぶってええかっこして」と批判する人がいる。でも、私が「ゆめさき舎」に来るのはそれには当てはまらない。ただ、おもしろくて楽しくて居心地がいいという単純な理由です。
「また行こう」っと。
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2011年12月28日(水)
第24回勝手に国労応援ラン [ランニング]
昨日お歳暮をもらったからじゃありませんよー。
毎月最終水曜日に、「勝手に国労応援ラン」をしています。
2009年12月16日、「国会前54日間連続フルマラソン」の46日目に参加させてもらって早2年。そのあと、月1回の応援ランをさせてもらって24回。その間いろいろなことがあって、これからどう応援させてもらったらいいんでしょうというのが今の状態。
でも、どうにかこうにかでも続けますよー。
まあ2周年ということで、初心に帰りJR京都駅へ。
家から往復はきついので、家から地下鉄の駅までラン。2.8km、約17分。
そこから地下鉄で京都駅へ。
京都駅から自宅までを「勝手に国労応援ラン」に。12kmくらいかな
4時過ぎ、京都駅八条口をスタート。
連絡通路を通って駅北口へ。
京都タワーを1枚パチリ。
ちょっと走っただけであったまったので、ここからはウインドブレーカーを脱いで。
東本願寺の横を通り・・・。
烏丸四条も、意外とひっそり。
京都御所。
「京都マラソン」はここを通ってほしいねえ。
足腰の神様「護王神社」。
ここを通る時は一応拝んどきます。
いのししが足腰を護ってくれるんかな。
同志社大は新校舎を建築中。
やっと北大路ビブレ。
ここで7kmくらいかな。赤信号にひっかかりまくり、49分。家までは、あと5km。
北大路より北は、歩道がなかったり狭いところが多いので鴨川河川敷へ。
もう薄暗かったが、かって知ったるコースなので安心して走れる。
御薗橋を渡ると、残り3km。
柊野別れの近くの「ビッツァパッツァ」さん。
パリパリとしたピザがおいしいですよ。
廉がバイトに行っているカラオケ屋さん。
廉の写真を撮ろうとのぞき込んだが、受付にはいなかった。残念。
最後に、家の近くで「セルフやらせ写真」。
このスタイルでずっと走って、1時間23分20秒。12kmほど。
うーん、こんなことでは「国労応援」になってへんなあ。
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