2015年06月28日(日)
私は「宗兵」という兵力を持っている [私の陸上競技]
「5日前に炎天下70kmほど走って、そのあと4日間まったく走らず。それで3000mをどれくらいで走れるかの実験やね。」
「だいじょうぶでしょう。11分半くらいで・・・。」
「それは無理。なんとか12分は切りたいんやけど・・・。」
私を「京田辺市陸上競技大会」に熱心に誘ってくださった植木屋そうへいさん。こんな足の状態でいい記録はのぞめなかったが、そうへいさんに会えるのがうれしくて参加。
そうや、私には「宗兵」という心強い兵力があったんや。日本国憲法第9条第2項前段の内容である「戦力の不保持」と相反しますけど・・・(なんのこっちゃ!)
この大会には去年から誘ってもらっていたが、2年越しでやっと出場。会場である宇治の太陽が丘は、うちから車で55分。9時半受付開始、10時20分競技開始なのであわてることはなかった。
京田辺市以外の者は1種目しか出られないが、参加費はわずか500円。それも当日支払いだからありがたい。
3kmほどアップジョグをして開会式へ。
その写真を撮っているときに、私を見つけたそうへいさんが声をかけてきてくれた。
近くにおられた方にお願いしてツーショット写真。(撮ってくださった方は「京都キャロット」のお客様だった。)
そうへいさんは、去年100と400にエントリーと聞いていたので今年も同じだと思っていた。ところが、「藤井さんといっしょに3000走ります」と。
「そら、えらいこっちゃ。今の状態やったらボロ負けになりますやん。」
「そんなことないですよ。練習で12分が切れてないんですから。藤井さんを目標に後ろを走らせてもらいます。」
「いやいや、レースになったらだいぶ速くなりますって。今の私は最初の1000をなんとか3分45秒くらいで行って、残り2000の落ち込みを抑えてギリギリ12分を切れるかというくらい。そんなんに付き合ってたらあかんて。そうへいさんは、もっと前にバンバン行かんと。」
出場者は私を含め「ゆるい」アスリートが多いが、大会運営は極めてしっかりされていた。これで参加費500円はほんとうにありがたい。
3000m1組は中学生男子と34歳以下男子。
そのあと2組が、私たちの35歳以上男女。私たちの組は20人エントリーの17人出場だった。
400m1分28秒。予定通り。
800m3分02秒。早くも失速。
1000m3分50秒。これは12分切りが微妙になってきた。
このあと、私の後ろを走っていたそうへいさんがスーと抜いていく。
2000m7分54秒(4分04秒)。きついきつい。
いっぱいいっぱいになっていたが、そんなこと思っているうちにゴール。
3000m11分59秒(4分05秒)。
まったく想定していた通りの結果になって笑ってしまった。
せっかく「ラッキーセブン」のいい腰ゼッケンをいただいたので記念撮影。
ゴール後は小学生の50mを見ながら、そうへいさんとしばし歓談。
そうへいさんは私より43秒も先にゴールされていた。200mもの大差か。やられたー。
走ってみて分かったが、5日前の炎天下70km走の影響はほとんどない。一番影響があったのはレース前日の過ごし方。夜12時前に24時間のバイトから帰り、風呂に入ったあとビールを2本。寝たのは2時前。これではいい記録が出るはずない。もし来年出るとしたら、前日はバイトを入れないようにしよう。
陸上競技の話もいろいろとした。私が3000mSCとかやり投げをすすめるもんだから困っておられた。あげくの果てに「円盤投げとかどうですか、いっぺんやってみたいと思ってるんですけど」って、自分のやったことのない種目まですすめる始末。でも、そうへいさんとなら楽しく参加できそう。「いつか行きましょかいな。」
お昼、そうへいさんの出るもう1種目の400mの応援に。
そしたら、そうへいさんがめっちゃあやしいドリンクとうまか棒を持ってきてくださった。販売者が「モンスターエナジージャパン合同会社」でっせ。このあやしいドリンク、眠気覚ましに効くらしい。そうへいさんは飲んだあと効きすぎて、何時間も寝られなくなったそうだ。ああおそろし。
以下、「そうへい400m激走写真集」。
ゴール後、表彰式まで時間がかかりそうだったのでそこでお別れした。
そして車に向かっているときに、そうへいさんが追いかけてきた。
「2位やと思ってたら、前にいた人34歳以下でしたわ。初の表彰台トップです。」
その場で握手していっしょに喜んだ。こんなふうに自分の喜びを素直に表現できるそうへいさん。そういうところがここちいい。彼は確実に、私の秘密兵器的な兵力になっています(なんのこっちゃ!)。
※3000m35歳以上男子
7位 植木屋そうへい(43) 11分16秒58
12位 パオパオ(59) 11分59秒53
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2015年01月23日(金)
一人練習はつらいけど [私の陸上競技]
「カメラ、忘れた!」
ピントが合わなくなって長い間使っていなかったケイタイのカメラを使ってみた。
「おー、知らん間になおっとるがな。」
しかし老眼で、画面に出る説明の文字などがまったく見えない。
「まあ何とかなるでしょう。」
家に帰って見てみると、「これは横長のワイドサイズか?」
今日は久々にタイメックスのタップ(たたく)腕時計が復活。
トラックのラップを取るにはこれに限る。

長らく放置していて電池切れ。
「電池交換にお金がかかったらかなんなあ」と思っていたが、北山通りの「京都キャロット」があったところのちょっと東。信号のある交差点の西北角のビルの地下にある「小さな工房 ジュエリー・プティ」さん。手作りアクセサリーのお店だが、腕時計の電池交換もしてくださる。
「複雑なものだとちょっと費用がかかりますが、こちらならだいじょうぶでしょう」と言われ、すぐに交換してくださった。料金も税込み540円ですんだ。「電池代は?」とお聞きすると、「すべて込みです」とのこと。安すぎる。これなら気軽に交換してもらえる。いいところが見つかってよかった。
今日は午前中に家の修理の業者さんが来られる予定で、家を出ることができなかった。それで午後1時に出発。今日は駐車料金を200円に抑えるために、1時間だけの練習(駐車場からサブトラックの往復が10分ほどかかるので、実質50分。)
1時40分すぎに受け付け。風も強く、昨日よりだいぶ寒い。
サブトラックには一人おられたが、私がアップしている間に帰ってしまわれた。また、ひとりじめ貸し切り状態です。
まず5周2km、8分57秒
第1レーンの水たまりを取ってくださったのか、すごく走りやすかった。
また1kmジョグをはさんで・・・と思ったが、寒くて寒くて600mに短縮ですぐ5000m全力。
3分58、4分07、4分07、4分06、4分02で20分21秒。
昨日より30秒以上縮めた。
ヒザの具合もいいし、トラックはいいわ。同じところを一人でグルグル回るのはつらいけど、週に1回くらいは来たいところ。
はよう行かんと駐車場が1時間を超える。1kmだけダウンジョグをして、今日は合計8.6km。
「くみやま」は強風さえ吹かなかったら、5km20分切りを狙おう。
夜、恒例風呂上りの体重測定。
「61.6kg!」
ついに61kg台突入。
昨日今日と二日連続のトラック練習が効いたみたい。
これはますます西京極通いに凝ってしまいそう。
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【今日のきく】
きくはわがまま。
散歩の途中で、自分の好きなところに行きたがる。しかし、これは絶対に許してはならない。そんな時、「あっ、オバサンが!」とか「あっ、こわっ!」とか言ったら、我に返ってちゃんと歩く。
単純でおもしろいでしょ。ちなみに、「オバサン」とはますみさんのことです。
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2015年01月22日(木)
サブトラひとりじめ [私の陸上競技]
朝から雨だったが、小降りだったので西京極へ。
9時20分ころ家を出て40分、ちょうど10時くらいに着いた。距離にして約13km。ガソリン1リットルで行ける距離。今なら130円くらい。そう思えば、もっとここに練習に来るべき。なんといっても、足への衝撃を吸収してくれるトラックですから。
10時10分、受付で200円を払い、名前を記入。なんと、私が今日初めての使用者だった。400mトラックひとりじめです。
第1レーンのみ張り替えられたはずなのに、もうたくさんのくぼみ。あちこちに水がたまっていた。
ただ、走る条件としては小雨が一番。今日は気温が10℃あるので寒くはない。左足のヒザが痛まないようにだけ気をつけて、しっかり走ることにしよう。
今日は久しぶりの「ソーティーマジック5」。今の足の状態でソーティーでアスファルトは無理だが、トラックならだいじょうぶでしょう。
まずは5周2000mをヒザに気をつけながら、9分28秒。痛みは出ない。
1kmジョグをはさんで5000m全力。できれば20分30秒、悪くとも21分は切りたい。
4分02、4分16、4分16、4分14、4分07で20分57秒。
何とか最低ラインはクリア。
トラックを一人で走ってこのタイムなら、今度の日曜の「くみやま」5kmは20分切りに迫れるのでは。
さああとはダウンジョグをして帰ろうと思ったら、もう車を駐車場に入れて1時間を超える。30分延長でもう100円かー。それなら、1000m1本してから帰ろう。
1kmジョグをはさんで1000m。3分50秒を切りたいなあ。
ここらあたりで、どこかの実業団女子チームらしき人々が。その視線をちょっと意識して、がんばった。3分51秒。うーん、まあまあ。
ダウンジョグ1kmをプラスして、今日は合計11km。
ヒザは不思議なくらい痛まなかった。逆に、トラックを走ったら痛みがよくなっていくのではないかと思えるくらいだった。
明日も、西京極サブトラック行きたいなあ。
サブトラック使用料が時間制限なしの200円なのに、駐車場が30分100円は高すぎる。今日は1時間半で300円かかった。
バス、地下鉄、阪急を乗り継いでくると片道640円。往復で1280円は痛すぎる。時間もかなりかかるし。
イベントのない平日なんか、駐車場はガラガラ。施設利用者にはもうちょっと割引があってもいいのでは。周辺の駐車場は「当日最大400円」ですよー。
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【今日のきく】
「きくちゃん、雨こんこんやし、おちゃんぽ行けへんわー。」
「えー!」
廉の足にアゴをのせ、がっくりと肩を落すきくであった。
「きくちゃん、雨やんだわ。おちゃんぽ行こ!」
今日も元気な黒光りきく。
散歩に出たら、きくの探検タイム。
あちこちの匂いをかぎながら、なかなか進まない。
散歩から帰ってくると、なぜかぐったりと疲れているきくちゃんでした。
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2014年10月11日(土)
第11回甲賀市民体育大会 [私の陸上競技]
甲賀市民でもなく滋賀県民でさえない私が、4年連続で「甲賀市民体育大会」に参加。この大会は、土曜日に2部大会として「小学生陸上&マスターズ陸上記録会」が行われている。それが今年で第4回になるので、なんと私は第1回から皆勤じゃないですか。もう「名誉甲賀市民」にしてもらえるかも・・・。
私をマスターズ陸上に誘ってくださったのが、甲賀市民である同い年の太田君子さん。それは2011年3月の篠山マラソンでのこと。
その年の10月の「甲賀市民体育大会」から、「小学生陸上&マスターズ陸上記録会」が2部大会として始まった。その記念すべき第1回大会に、私、ヨメさん、真樹の3人で参加した。ヨメさんと真樹の100mはおもしろかった。直接対決じゃなかったのが残念だったが。あれから、もう3年もたつんですねえ。
そんなこともあって、甲賀市の陸上大会に行くときは「太田君子さんの大会に行ってくるわー」と言って家を出る。今回は1500m1本で、競技開始が13時40分。そのためゆっくりと家を出た。
信楽高原鉄道の鉄橋もやっとつながり、もうすぐ復旧しそうだ。ここをすぎれば甲賀市陸上競技場はもうすぐ。
会場に着いたのは11時ごろ。
写真を見てもらって分かるように、今の一番の悩みは体重増。マスターズ陸上を始める前は64kgくらい。それを1年で60.5kgくらいまで落とした。もう一歩で50kg台突入・・・、というところで足踏み。そして、ついに最近元の64kgくらいに戻ってしまった。最近あちこちが痛い最大の原因は、それそれ、体重増から来てるんでしょうね。
「あーあ。」
まあ、嘆いていても仕方ない。今日は今日できることを精一杯やろう。今回は欲張らずに1500m1本にしぼり、精神的にすごく余裕がある。
まずは630mの競技場外周をジョグ。3分33、3分22、3分11、2分55で4周約2.6kmを13分02秒。
もう1周ゆっくり走ると、5000mのレースが始まる時刻になった。
滋賀マスターズ練習会によく来られている、中島さん、木村英二さん、古家さん、伊神さんが出場されていた。
スタート直後から、木村英二さんが積極的に飛び出す。
中島さんは、今回も女性2人のペースメーカーをつとめられるようだ。
最初の1000m、3分33秒。
ゴール予想は17分45秒。
女性2人は3分50秒くらい。
ゴール予想は、19分10秒。
ここで、昼食タイム。早めに食べておかないと消化に手間取る。
今日は「愛妻弁当」です。ますみさん、ありがとうございました。おいしかったです。
木村さんは徐々にペースアップ。
残り半周で仲間を1周追い抜き。
残り100m!
こちらは、残り500m。
木村さん、17分21秒。
最後まで落ちずと言うより、逆に上げていってゴール。
伊神さん、最後の追い込み。
これは見ごたえありました。
伊神さん、18分51秒。
お見事!
こちらも後半ペースアップです。
さて、私の1500m。
今日も最初からバンバン行く作戦。1500mなんか、つぶれる前に終わりまっさー。
昨日の今日なので、「ランナーズ9の会」のユニフォームで。
「その9は、なんの9ですか」との問いかけあり。
「(しめしめ)憲法9条の9ですわ。昨日のノーベル平和賞を逃してしまいましたけど・・・。」
「そうやね。あの17歳の子でしゃーないやろう。自分の主張に対して銃弾うたれたんやから。日本ではありえへんわな。」
「たしかに。」
それと、今回は久々のスパイク。せっかく持っているのに使わんとね。
あんまり意味ないかも知れんけど、「気合だー!」
外周をスパイクで走ると、足の裏が変。よく見てみると、スパイクに土がいっぱい引っ付いていた。8月の「三瓶クロカン」のときに使い、そのままにしていたのを忘れていた。
土を取るといい感じになった。2周+1周を2回。1回目の1260mが5分47秒、2回目が5分27秒。1500mがこれくらいで走れたらいいんやけど・・・。
1500mは5名。
直前の400mを走り終えてすぐ参加される方。直前の小学生1000mの審判を終えて参加される方。それに比べたら、外周をスパイクで走って十分用意できた私は恵まれている。がんばらねば。
スタートして、作戦通り前へ。ところがあっという間にみなさんに抜かれ最下位に。
「あれ?」
それでも、また3人抜き返し2番手キープ。
最後の200mでまた1人に抜き返され、最終的には3番でゴール。
400m 1分25秒
800m 2分51秒(1分26秒)
1200m 4分22秒(1分30秒)
1500m 5分30秒(1分08秒)
今のぶよぶよのお腹の割にはがんばったんじゃないでしょうか。
途中、木村さんと伊神さんからの応援の声がよく聞こえた。自己ベストを出されたお二人からの応援は本当に力になった。
ゴールしたあと荷物を取りに行った。
「おじちゃん!」
「うん?」と振り返ると、小学生の男の子。
「がんばったね」とにっこり。
「いやー、ありがとう。」
帰りかけていたのだが、しばらくしてもう一度引き返した。
「さっき、声をかけてくれたの君やったっけ。」
「はい。」
「ほめてもらったことないんで、ものすごうれしかったわ。写真撮らせてもらっていいか。おじちゃんというよりおじいちゃんくらいの歳やけどね。」
後ろにおられたお母さんらしき方が、それを聞いてほほえまれていた。
栗東陸上教室所属のそら君。
今度会えたらお礼の応援返し、必ずするからね。ありがとね。
正式タイムは、5分30秒43。2年前のこの大会で出した5分20秒30には遠く及ばないが、一応今シーズンベスト。
今日はまずまずのタイムが出たし、かわいい小学生にもほめてもらえたし、いい一日だった。
あとは、このぶよぶよのお腹を何とかすることですね。体重を2年前に戻したら、2年前のタイムも出そうな・・・。
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2014年09月14日(日)
第33回中国マスターズ陸上〜初の予選落ちあり、自己ベストもあり〜 [私の陸上競技]
3種目が終わり、岡山マスターズの方にお願いし記念の一枚。
3000mSC直後だったので、体はベチャベチャ。でも、笑顔なんですよねえ。
昨日の夜の私とヨメさんの会話。
「ますみちゃん、やっぱり明日のマスターズの大会行くことにするわ。」
「勝手にしたらええけど、逝くときはスッパリとでお願いします。」
「なんでやねん! ここであきらめたら、もう終わりのような気がしてな。」
「終わったらええがな。」
「えっ、ボクの選手生命が終わりっていうこと?」
「なんの選手生命やな。」
「6年後の東京オリンピックの選考会に向けてやな・・・。」
「あー、分かった分かった。勝手にしー。」
とりあえず足指に負担のかからないやり投げだけでも出ようと思って出てきたのだが、やっぱり現地に着くと全部出たくなる。
11時 1500m 5分35秒60
12時 やり投げ 21m52(初の予選落ち)
13時 3000mSC 13分55秒25(自己ベスト)
好調不調の判断が分からんようになってきた。ほとんど練習できなかったのにいい結果が出たのはなぜ?
今日惨敗だったらほんまに陸上競技はもうやめようか知らんと思っていたが、今日の結果でもうちょっと続けられそう。
自宅から津山陸上競技場まで約200km。
6時7分に家を出発し、会場には着いたのは9時半すぎ。例の宝塚が渋滞し、思っていたより時間がかかった。
朝起きたときから左後頭部がガンガンしていた。運転も危ないかもとも思ったが、だんだんましになった。
競技場に入ると開会式も終わり、今日の最初の種目3000mWが行われていた。
私は滋賀登録なので、中国マスターズにはオープン参加ということになる。
私が出場予定の3種目は、11時から1時間ごとに開始される。そのため、コールがややこしかった。ただ、もうこの時点で3種目とも出る気持ちになっていた。
スタンドで記念写真を撮ったあと、アップへ。
ゆっくり2kmほど走ったが、足指の痛みは出なかった。
土のグランドがあったので、そこで流し。あいかわらず体がフワフワする感じがするが、前よりはまし。
11時から1500m。
私は第2組だったので、1組を観戦した。
前回8月17日の「甲賀市陸協記録会」は完全な失敗レースだった。自信がなく、1周目をかなり遅く入ってしまった。もっともっと前に出られる力はあったのに。いわゆる「スローペースにはまる」というやつで、そのままズルズルと遅れ5分55秒という自己ワーストを出してしまった。
今日の目標は、「とりあえず1周目を精一杯」。
400m 1分23秒
800m 2分54秒(1分30秒)
1200m 4分25秒(1分31秒)
1500m 5分35秒(1分09秒)
1周目を前回より6秒速く入り、その流れのままゴールまで走ることができた。
正直「今日6分以上かかったらどうしよう」と弱気になりかけていただけに、20秒も縮められたこの結果はうれしかった。
急いでお弁当をもらいに行き、スタンドで昼食タイム。
さあ食べようと思ったら、もうやり投げの練習が始まっていてちょっとあせった。まあ、やりは投げられるだけで十分という気持ちできたので何もあせることはない。
大会が用意してくださった700円のお弁当。
彩りがすごくきれいで、うれしくなった。おかずの割りにご飯が少なく、おかずを残してしまったけれど・・・。
隣で行われていたハンマー投げが長引き、やり投げの開始が遅れた。しかしその分、ゆっくり目に行った私でも6投も練習ができた。公式試技1回も入れると7回の練習。もうこれでバッチリ。
前の日の「炎の体育会TV」で、パトリック・チャンがみゆうちゃんにスケートの指導をしていた。「ただ平板にすべるのではなく、波を打つように」。これですね。やり投げの助走もただ平板に走るのではなく、最後にぐっと縮まってグイーンと伸びる感覚で投げればいいのではないか。
この作戦がうまくはまり、1投目で21m超え。しかし2投目3投目は、策におぼれ失敗。
そうこうしているうちに、3000mSCのスタート前コールの時刻になった。あわてて100mスタート地点あたりへ。コールをすませ、「あと1回だけ投げてきます」と役員さんにお話してもう一度やり投げへ。
戻ってみると、「M55の藤井さん、このクラス9名中の9位で、決勝は8名以内で行われるので決勝には進めません。」
「ガーン!」
4投目にすべてをかける気持ちで戻ってきたのに・・・。M55に9名って、中国地方ではやり投げがはやってんの?
ここの投てき種目の計測は、メジャーではなく機械で。これで1cm単位まで測れるってすごい。
さあ、気を取り直して3000mSC。
前回、木製ハードルの奥に足をついて降りると流れが止まらないことが分かった。今日はそこに気をつけて、3000mを同じ速さで走れるようにするのが目標。
一応1周ごとのラップも取ってみた(1周目だけ50mほど長い)。
2分01、1分52、1分56、2分01、2分02、2分04、1分55。
ゴールは13分55秒。
8月3日の「北陸マスターズ」より1分13秒短縮。それどころか、自己ベストの14分42秒も47秒短縮。元々目標にしていた13分半も目の前。
3000mSCは59歳以下なので、私はあと1シーズンで終わり。
「よっしゃー、来年は13分半切るぞー!」
前にも書いたが、障害は準備後片付けがたいへん。そのため、マスターズの大会でも実施していないところが多い。こんなおもしろい競技もなかなかないのにねえ・・・。
本部の横あたりでお話されている方がおられたので、お願いして写真を撮ってもらった。
「京都からですか。」
「はい、3種目終わったところです。3000障害に出たくて申し込みました。」
「僕も京都に少しいたんですよ。学生のときに。」
「西日本はそういう方多いですよね。京都は大学がたくさんあるから。」
「僕は『りっちゃん』やけどね。」
「いやー、いっしょですわー。おいくつですか。」
「73です。」
「うわー、15年も上の大先輩ですわ。」
73歳の岡山マスターズ会員さん、どうもありがとうございました(お名前聞いておけばよかった)。
1時40分に競技場出発。めざすは岡山市の池田動物園。
3種目出場してこの時間に終われるとは、効率よし。
津山から岡山は約60km。
高速で遠回りしていくという手もあったが、料金がもったいないので距離優先で下の道。「やまなみ街道」という広域農道があり、信号もなくいいドライブになった。
ただ山を降りて岡山市に入ると、道が急に狭くなりちょっと運転がたいへんだった。
それでも、池田動物園には3時5分に到着。ただ日曜ということで前の駐車場がいっぱいで、15分待ってやっと入れた。
「さあ、ハイエナのレン君。見に行くでー。」
(注)明日に続く。
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2014年08月17日(日)
甲賀市陸協記録会 [私の陸上競技]
「ここまで落ちるとは・・・。」
3000m、12分24秒32。(ワーストを29秒更新)
1500m、5分55秒73。(ワーストを8秒更新)
真夏の大会なので初めからいい記録など想定していなかったが、ここまで落ちるとは・・・ジョギング並みのスピードか。暑さのせいではなく、自分のスピードが相当落ちていることが確認できたことが、収穫といえば収穫か・・・。
「もう、これからは自己ワーストは更新せんぞー!」
新名神のおかげで水口も近くなった。国道1号線で行っていたころは、渋滞でずいぶん時間がかかったのに。
朝6時半自宅を出て、甲賀市陸上競技場に着いたのは7時40分。最初の種目の3000mが9時30分スタートなので、早すぎるくらい。
競技場外周650mを4周。これを2回で計5.2kmのアップ。
滋賀マスターズのおっとこまえこと木村英二さんもアップされていた。
「藤井さん、お久しぶりです。と言っても、いつもブログ見させてもらってるんで久しぶりという感じがしないんですけど・・・。」
「ありがとうございます。みなさん、ようそうゆうてくれはるんですわ。」
スタート前にいい塩梅に小雨が降ってきた。このまま降ってくれたらいいのにと思っていたが、残念ながらスタートの時にはやんでしまった。
3000mは女子1名を含めみんなで10名。
スタートしていきなりどんじり。
1km 3分59秒
2km 8分11秒(4分11秒)
3km 12分24秒 (4分12秒)
「あー・・・、あー・・・。」
ここまで落ちるか・・・。でも、去年の伊江島3kmを11分20秒で走ったときと今日も体感的にはほとんど変わらない。これは何でだろう。
そうそう落ち込んでもいられない。
また外周4周したら、次の1500mのスタート時刻が迫ってきた。
スタート前コール担当役員さんは木村さんのお知り合いの方らしく、木村さんが話しかけられていた。
「また飲んではるんですか。」
「いえいえ、このごろは全然。ワンカップを飲んだあとにビールを1、2杯くらいしか・・・。」
「飲んでるやん!」
1500mには中学生がたくさん出ていたので、1人くらいには勝てるかなあと思っていたが甘かった。
400m 1分29秒
800m 3分06秒(1分36秒)
1200m 4分44秒(1分37秒)
1500m 5分55秒(1分11秒)
「惨敗!」
同い年最強女子ランナーの大田君子さんが声をかけてくださった。
「真樹ちゃんは、沖縄で元気にされてますか。」
「はい、ありがとうございます。夏休みも帰ってこーへんゆうてね、今ヨメさんが沖縄行ってますねん。」
「あらー、沖縄のほうがよくなってきたのかな。」
「ほんまふしぎですわー。ヨメさんなんか、真樹が沖縄に行って1週間か2週間で帰ってくるんちゃうかゆうてたくらいやのに、もう夏休みも帰ってこーへんくらいになってしまいましたわ。」
「よかったじゃないですかー。」
こうして気にかけてくださる方がいるということはありがたい。真樹も帰って来て、滋賀の記録会に出させてもらったらいいのに。
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【今日のきく】
今日は朝私はいなかったので、廉に散歩に行ってもらった。
夕方と夜は私。
夜は廉のバイト先のカラオケ屋さんへ。
きくは廉が分かるのか、しっぽブンブン。
「きくもカラオケしたいなあ。」
「オオーン!」
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