2017年10月09日(月)
第11回やぶらぶマラソン [ランニング・出張販売]
「京都キャロット」の出張販売としては大惨敗。
10km45分切りをめざした私は今一歩の結果。
しかし、大きな成果がありました。
私が勝手に申し込んでいた、ヨメさんの3kmジョギング。いつもなら、「相談もせんと勝手に申し込んだもんなんか出るか―」と一喝されるのに、「私もたまには走らんとあかんな」と。
「京都キャロットは、走りもせんと口から出まかせを言うランニングショップとはちょっとちがう」がヨメさんの口癖。雑用係である私は、おつりがくるくらい走りまくり、レースにも出まくっている。しかし、眞寿美店長はここ数年は勉強が忙しくあまり走れていない。
少し暑かったが気持ちいい天気で、順位など気にしなくていい気軽なジョギングの部だったので「出てみよう」という気になったようだ。
きつい坂が大変だったみたいだが、元気に帰ってきた。走ってみて初めて分かること感じることもあるし、時にはハプニングにも出くわす。
やっぱり口だけじゃなく、レースにも参加しないとね。
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4時前に起き、4時10分自宅出発。
7時までに会場入りしなくてはならないので、逆算してこの出発時刻になった。
もちろんまだ真っ暗で、きくも寝たままだったので無理に起こさなかった。きくのためにもできるだけ早く帰って来なければ。
市内は赤信号に引っかかりまくり、意外と時間がかかった。
沓掛ICから京都縦貫道へ。
亀岡に入るとすごい霧。天気が良くなる朝は霧がすごいと聞いてはいたが、高速道でスピードが出せないくらいの視界。これには参った。
千代川ICから出て、篠山経由で南丹篠山口ICへ。あとは舞鶴若狭道と北近畿豊岡道の無料区間を経て八鹿氷ノ山ICまで。大会会場はそこからすぐ。
有料トンネルの料金も入れ、全部で1500円ほど。家から140kmあったので3時間近くかかると思っていたが、2時間10分で到着。余裕を持って出店準備ができた。
それにしてもずっと霧が出たまま。空も曇っていたので、「ほんまにええ天気になるんかいな」と疑っていた。
8時から全天候運動場で受付。
受付にたくさん並ばれていたので、たくさん出場されるのだと思っていた。ところがプログラムで確認すると、ハーフ135名、10km91名、5km52名、あとは小学生とジョギング。
この参加者数では、出張販売は苦しい。
受付場所から出店場所が離れていて、お客様が来にくかったかもしれない。
バッチリ準備ができ、その割にお客様が全然なので、気兼ねなくアップジョグに行かせてもらった。キッツイ坂を見とかなくては。
もうこのころには空は晴れ渡り、グングン気温が上がって行った。
下に見える平地。
「2km過ぎであこまで下りて、平地を6km走ってまた2km上ってゴールなんやなあ。」
2km過ぎ(帰りの8km手前)の給水所係の役員さんと少ししゃべって折り返し。
この先はほとんどアップダウンがないらしい。案外、この先の平地6kmが勝負の分かれ目かも・・・。
4.5kmほど走って戻ってくると、ハーフに出場される選手が集合していた。
ヨメさんに聞くと、私がアップに行っている間もお客様はなかったそうだ。
こりゃいかん!
9時30分、ハーフの部がスタート。
広い道路を130人ほどなので、もったいないくらい。なんで、もっと参加者が増えんかなあ。
私の10kmは、9時45分スタート。
養父市イメージキャラクター・やっぷ―とツーショット。
ますみちゃんともツーショット。
※「やっぷー」
養父市の新しいイメージキャラクターとして、やぶ市観光協会との協働により平成22年に誕生しました。
養父市の旧4町の特色を表現し誕生した『やっぷー』が、自然の豊かさやまちの暖かさ、ひとびとの優しさ等養父市の魅力を伝えながら、小さな子どもたちから大人までに夢や癒しを与えていきます。
原作者(養父市在住の女性)の説明:『やぶに掛けて名前は「やっぷー」にしました。全体的には自然の緑の豊かさを表すグリーンにまとめ、頭のとんがりは「氷ノ山」、マフラーからは「天滝」の水の流れを、そして手足の緑で「妙見杉」を表せるようイメージして描きました。』
スタートの写真をヨメさんに頼んでおいた。
おう、なんてこったい!
ヨメさんの目の前を通ったのに、「このハゲー」写真しか撮れていなかった。
さて、レースは・・・。
スタートして100mほどで長い下りに。
何人かが私の前にいたが、ブーンと飛ばすランナーはいない。しびれを切らした私は、500m地点あたりからトップに躍り出た。そこから1.5km地点あたりまでトップ。先導バイクのすぐ後ろを、風を切って走る気持ちよさ。ここの写真を撮ってほしかったなあ。
1km 3分31秒
2km 7分07秒(3分35秒)
下り2kmの目標が8分だったので、でき過ぎ。下りなら、まだこれくらいで走れる力が残ってたんですね。
2km過ぎから平地。
下りでだいぶ離したはずなので、すぐに抜かれることはないと思っていたのに、60歳以上と思われるランナーに続けて3人抜かれた。おかしい。
4kmあたりから川沿いの道。
5kmまでは4位のまま。
3km 11分22秒(4分14秒)
4km 16分01秒(4分39秒)
5km 20分23秒(4分32秒)
6km 24分59秒(4分25秒)
7km 29分30秒(4分31秒)
8km 34分28秒(4分58秒)
平地6kmは27分21秒。
やっぱりここが弱かった。目標は26分ですから。
5kmすぎに1人抜かれて5位。
そのままきつい最後の上り坂へ。ここで抜かれると、6位以内入賞も危うくなる。最後の力を振り絞れ。
9km 40分16秒(5分47秒)
10km 45分53秒(5分36秒)
最後の2kmは11分25秒。目標が11分だったので、まあまあ。
ヨメさんがゴール前の写真も撮ってくれた。
トップのランナーが帰ってきたときからずっと待ってくれていたらしい。ありがたい、ありがたい。
坂を上り切って、ちょっとだけ下がって、全天候運動場の裏を回ってゴール。
下り2kmはでき過ぎ、平地6kmダメダメ、上り2kmはがんばった。
45分53秒、60歳以上男子の部第5位。
満足な結果ではないが、メリハリがあるおもしろいコースが走れたのは満足。
帰って来てひと言。
「コースにヘビが2ひきもひかれとったわ。」
「それって、夫婦ちゃう?」とヨメさん。
「いやいや、全然ちがう場所やし。」
ゴール後の会話としては、なんか変。
これは、私のゴール直前にスタートした小学生2kmの部。
「みんなガチですごい」とヨメさんが言っていた。
さあ、ヨメさんの3kmジョギング。
スタートを撮ろうと思ったら、入賞者表彰の呼び出しアナウンス。仕方ないので、スタート3分前の元気な姿を撮っておいた。
今日は、ゼッケンベルトに抽選券2枚をぶら下げて。なんのアピールなんでしょう。
表彰式が終わって外に出ると、坂を駆け上がるランナーの姿が見えた。
「あっ、あの帽子はますみちゃん・・・。」
見つけても声が出ない。手術のあと、人を大声で呼ぶことはできなくなってしまった。
「28分くらいかかる」と言っていたが。残り500mの所に18分くらいで帰ってきた。
歩かず、ちゃんと走ってるやん。
全天候運動場に入り、残りは直線50m。
そこに突然現れし・・・、刺客か!
「あわわわわ・・・。」
ゴールテープ直前で追い抜かれるって、たとえジョギングでも悔しいもんです。
ヨメさんも「やるなー」と、その刺客にひと声かけたらしい。
よかったやん。レースに出てこそのこんなシーン。なかなか味わえへんで―。
ハズレなしの抽選会。
ヨメさんの二人前のランナーがお肉を当ててはった。次のランナーがすかさず「まだお肉は残ってますか」と聞いておられた。「ありますよー」との答えで、ヨメさんも俄然やる気満々。
私の分とで二人分の抽選。
里いもとタオルが当たり。
ジョギングの部は、参加費500円で同じように抽選にも参加できるのですごくお得。その割には参加者が少なかった。なんででしょう。
きつい坂がある以外は、至れり尽くせりの大会。それなのに参加者が極端に少ないのが納得できなかった。もちろん「京都キャロット」は大赤字。
まあ今日は、夫婦そろって気持ちよく走れたということで良しとしましょうか。
よもぎ餅や豚汁を買って、軽く腹ごしらえをしてから後片付け。
ほとんど何も売れていないので、その後片付けもあっという間にできた。
午後1時過ぎに会場出発。
帰りは、道の駅・但馬のまほろばで昼食。
私は天丼(650円)。
ヨメさんは、岩津ネギ入りラーメン(650円)。
食べ終わったら家へ直行。
やっぱり帰りは何か所かで渋滞があり、3時間以上かかってしまった。
5時すぎに家に到着。
昨日の夜から散歩に行っていないきくが心配。
玄関を開け、「きくちゃん、きくちゃん」と呼んでもなかなか出て来ない。しばらくすると眠たそうな顔をしてもそもそと出てきて。たぶんずっと寝てたんでしょうね。
きくに何事もなくて、よかった。
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【今日のきく】
きくにさびしい思いをさせたので、久しぶりの2人ひきのお散歩。
きくは、しっぽピーンで大喜び。
途中でオバサンの「ガウガウごっこ」サービス。
でも、きくはオバサンがこわいから心から遊ぶことができない。
うれしいような、そうでもないような・・・。
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2017年10月08日(日)
明日は超早起き [ランニング・出張販売]
家の庭でとれた柿を食らう。
甘柿なので、とってすぐ食べられる。今年はカラス除けのネットをしたので、まだまだ食べられる。あと40個くらいはありそう。
明日は4時に起きて、「やぶらぶマラソン」へ。
初めて行かせてもらう大会なので、どの程度売れるのか見当もつかない。そのため、経費節約で日帰りの出張販売となる。
先週の「ラブトライアスロン」参加のため、キャラバンに積んであった商品を全部おろした。今日は一から積み込み。在庫管理も兼ねて積み込んだので、午後3時ころからまるまる3時間かかった。
大会で販売させてもらうには、たいていこちらから交渉しなければならない。ところがこの大会は、去年、主催者さんのほうから「どうですか」と声をかけてくださった。
去年の今ごろ、私はちょうど甲状腺摘出手術のために入院中。そんなこともあって、今年はこちらからお電話させていただいた。
商売上の損得だけでなく、こうして暖かく迎えてくださる大会はできるだけ行かせてもらわないとね。
私も、去年10月4日の第一手術より1年が過ぎた。
そのあと、第二手術、アイソトープ治療と続いたが、今も元気に走れてるじゃないですか。手術前と同じとは言えないにしても、癌患者でも「入賞狙い」。
明日は(と言うか、いつもそうなんですが)販売はヨメさんに任し、私はジェットコースターコースを克服し、入賞を狙います。
はよ、寝な。
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【今日のきく】
寝る前にきく散歩。
超短い、団地半周コース。
団地の真ん中にある大きな公園に寄って、いっぷく。
そしたら、突然ガウガウごっこが始まった。
今日は何かしんぼうしてたのかなあ。
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2017年10月07日(土)
逆江文峠〜やぶらぶ対策〜 [ランニング]
スタートから2kmが急な下り坂、ゴール前2kmが急な上り坂。
それが、やぶらぶマラソンコースの最大の特徴。
もうちょっとその対策ランをしておくべきだったが、とにかくトライアスロンの練習で忙しかったもんで・・・。トライアスロンの最後の3kmを走り切る練習ばかりしていたので、特徴のある10kmの練習はできていない。
変わったコースの練習は、最低3回はしておくべき。1回目に課題点を見つけ、2回目に試行錯誤、3回目で仕上げ。今回は1回でそのすべてをするつもりで。
いろいろ調べて、江文峠(標高310m)をスタートし、二ノ瀬トンネル別れ(標高165m)を折り返して江文峠に戻るコースを走ることにした。
5kmで145mの高低差。特に、最初の1kmで85mほど下るので、ゴール前の最後の踏ん張りのいい練習になるだろう。
車で江文峠まで行き、午後2時10分ごろスタート。
最初の急な下り1km、4分11秒。
お昼にラーメンを食べに行って、まだ消化できていない。
本番はもうちょっと速く走れるでしょう。
まっすぐなバイパスが左カーブになるあたりが2km、8分45秒(4分33秒)。
この1kmは20mほど下がっているだけ。
テニスクラブのちょっと先が3km、13分24秒(4分39秒)。
この1kmも10mほど下っただけ。
鬼谷橋手前で4km、18分05秒(4分41秒)。
この1kmは25mほど下っている。
二ノ瀬トンネル別れで5km、22分56秒(4分50秒)。
この1kmはちょっと下っているだけで、ほぼ平坦。
峠からの5kmは、ずっと下りだった割には時間がかかってしまった。
本番は2分縮めなあかんね。
さあ、折り返して上り。
苦手な上りだが、なんとかキロ5分以内で、最後の急坂1kmも5分半くらいで行きたい。
6km、28分03秒(5分06秒)。
7km、32分57秒(4分54秒)。
8km、37分51秒(4分54秒)。
9km、42分47秒(4分55秒)。
最後の1km、かなりがんばって5分40秒。
これで10km、48分27秒。
上り5kmは25分31秒。
まあがんばったつもりやけど、これもあと2分縮めなあかん。
簡単に言ってるけど、あさって一挙に10km4分も縮められるんかなあ・・・。
私の作戦としては、最初の下り2kmを8分で行く。中盤8km地点までの6kmは、4分20秒ペースで26分。最後の2kmをなんとか11分以内で。これでギリギリ44分台。
さて、どうなりますか。
もちろん「金毘羅大権現」さんに、「廉夫婦の幸せ」「真樹の幸せ」「夫婦円満」「下山さんのシティフルマラソン出場」をお願いしておいた。今回はそれにプラス「兵庫のまっちゃん、すねたらあかんで」もお願い(?)しておいた。
神さん、意味分かってくれてはるかなあ・・・。
※ 金毘羅さんは海上交通の守り神だそうです。なんで、海からこんなに離れた山の中に?
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【今日のきく】
このごろ、きくは家にいるときはほとんど廉の部屋から外を眺めている。それがあきると、べったりとなって寝ている。
ヨメさんは「きくに元気がない」とすぐ心配するのだが、そんなに心配することでもなさそう。食欲はすごくあるし。
たぶん、12歳半ということで、やっと落ち着いてきたということとちゃうかな。
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2017年10月06日(金)
当選! [ランニング]
当選しました!
選挙ではなく、来年2月18日の「京都マラソン」です。
◇ ◇ ◇
「サブ3.5・サブ4応援枠(定員500人)」
日頃からトレーニングを積み、自己記録の更新をめざしているランナー(男子3時間30分、女子4時間以内を目指すランナー)を対象に優先抽選を行い、同枠に落選された方は、再度、その他の枠及び全体抽選の対象になります。
※男子3時間45分以内、女子4時間15分以内(ネットタイム可)の記録証・完走証のコピー(2015年1月〜2017年8月)の提出が必要。既に目標タイムを達成した方にも資格があります。(例:2時間台のランナーも可)
◇ ◇ ◇
今年2月の「おきなわマラソン」で、3時間42分50秒を出しておいてよかった。うまい具合に私は有資格者。あとは3.4倍という倍率だけが問題でしたが・・・。
どういうふうに抽選されているのかよく分かりませんが、60歳代という年齢も考慮していただいたんでしょうか。
その名の通り、目標は「サブ3.5」です。がんばろう!
参加費12000円は痛いけど、その分出場予定だった大会を減らすしかない。12月の「沖縄100キロ」と、来年2月の「おきなわマラソン」にまた出たかったけど、これで断念です。1月の「名護ハーフ」と4月の「伊江島マラソン」はなんとかして出たい。
貯金しとかなくては・・・。
※ 「京都マラソン2018」ランナー募集結果について
(補足説明)「サブ3.5・サブ4応援枠」は定員500人に対して5003人の応募。これだと10倍の倍率になるのですが、一般枠との重複抽選になるので、一般枠の4.2倍より倍率は下がっている。
京都マラソンまでの道のり
10月 9日 やぶらぶ・10km、44分目標
22日 久米島・ハーフ、1時間45分目標
29日 諏訪湖・不出場
11月 3日 丹波・不出場
5日 土山・不出場
12日 日置川・ハーフ、1時間35分目標(前回1時間37分57秒)
26日 瀬戸内海・10km、42分目標
12月10日 亀岡・1.5km、5分30秒目標(前回5分41秒)
23日 万博・出場未定
1月14日 武庫川・ハーフ、1時間37分目標(前回1時間39分43秒)
21日 名護・ハーフ、1時間35分目標(前回1時間38分22秒)
28日 くみやま・10km、42分目標(前回42分45秒)
2月11日 出雲・出場未定
2月18日 京都マラソン、サブ3.5目標
今さらですけど、どんな練習をすれば「サブ3.5」に届くのかよく分からない。コース熟知がまずその第一歩かも。
たしか、コース試走会とかありましたよね。私が行ける日に設定されていればいいんですが・・・。
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【今日のきく】
今日は一日雨。
それでも、降りだす前の朝とやんだあとの夜に散歩に行けてよかった。
少しでも三線の練習をしようと三線を取り出すと、きくはちょっと匂いを嗅ぎ、どこかへ行ってしまった。ニシキヘビの皮の匂いが分かるんかなあ。それとも、そのあとに私が出すへんてこりんな音を予測して逃げて行ったんかなあ。
そんなことは気にせず、約30分練習。これが限界。
今日は、「島の人よ」と「娘ジントヨー」。
少しずつ、少しずつ・・・。
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2017年10月05日(木)
三線の2時間はマラソンの2時間よりしんどい [雑感]
今日は三線教室の日。
早昼としてラーメンをかけこみ、イオンモール五条へ。家から車で40分。
午後1時半から3時半までの2時間、休けいなしでビッチリ。
前にも書いたが、私は何事にもムダな力が入りすぎ。だいたい30分後くらいから呼吸が乱れ、1時間もすれば頭がクラクラ。
「あー、しんど」と言ってため息をついたら、みんなが大笑い。私は小さな声でひとりごとを言ったつもりなのに、しっかり聞かれてしまった。
そのあとも自分に対して「しっかり、しっかり」と励まし、なんとか2時間倒れずに持ちこたえた。終わった時は、もうイスから立てないくらいの疲れ。
三線の2時間はマラソンの2時間よりしんどいぞ。分かりやすく言うと、フルまでは行かないがハーフ完走よりしんどいということ。
と、ここまで書いて気付いた。
マラソンも、ろくに練習せんと急に走り出すとしんどい。三線もいっしょやった。ほとんど練習なしに教室に来とるようではダメちゅうこっちゃ。
次回は10月19日なので、6、10、12、14、16の5回は練習する。1回は短時間でもいいので。
「練習、する!」
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【RUN】
「やぶらぶマラソン」の急坂対策をせねば。
ただし、私の練習コースはほとんどが行きが上りで帰りが下り。これでは対策にならん。
そんなに高低差はないが、行きが下りが帰りが上りになる「上賀茂神社往復」コースを走ることにした。
やぶらぶマラソンコース高低図を見ると、10kmコースはスタートから2kmで130m下り、途中40mのアップダウンを経て、最後の2kmは130m上がる。ハードやねえ。
自宅から一旦20mほど上がって、そこから1kmで45m下る。「やぶらぶ」ほどではないけど、ちょっとは対策になるかな。
行き3km、5分33、5分30、5分51で16分55秒。
帰り3km、6分02、6分04、5分45で17分50秒。
これではゆるすぎるなあ。
もうちょっときっつい、いいコースないかなあ。
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堀先生 [昔話]
私はつくづく変わり者だと思う。
小さい時にお世話になった先生を、いつまでも慕うというのはよくあること。しかし私は、(4月に長崎まで会いに行った)真柴先生もそうであったように、担任でもない先生をよく慕っていた。
7月25日にも書きましたが・・・。
その日、銀行のATMでお金をおろし車で出ていくときに、こちらに向かって「おっ」と手をあげる男性あり。
「あっ、堀先生!」
急いでいたのでしゃべることはできなかったが、先生のほうから見つけてくださってすごくうれしかった。
私は別所小学校の出身。私が小学校高学年の時、堀勢津夫先生は(たぶん新採で)久多小学校に赴任されていた。
当時は鞍馬以北に、別所・八桝・堰源・久多の4つの小学校があり、「奥四校」と呼ばれていた。ひとくくりにされていたが、それぞれの学校間が5kmほどあり、別所小学校と久多小学校は15kmほど離れていた。
この四校合同で、スポーツ大会や修学旅行が行われていた。その時に「久多の堀先生、ええなあ」と思っていた。担任でないどころか、私はよその学校の先生をええなあと思っていたのだ。
ほとんどお会いする機会はなかったのに、そのたびになついていたんでしょうね。その10数年後、私が小学校教師になった時も、どこかでお会いすることがあり、すごく喜んでくださった。
私が教師を辞めてからはほとんどお会いすることもなかったのに、この7月に顔を覚えていてくださっただけでも大喜び。「61歳と71歳のごたいめーん」でしたね。
今日、なんでこんなことを思い出したかというと・・・。
JAに父がかけていてくれていた保険の名義変更をしなくてはならなかった。その担当者が堀さん。堀先生の甥。
今日手続きの書類をうちに持ってきてくださった。
「堀先生って、堀さんのおじさんですよね。7月に銀行のATM前で偶然でお会いしたんですけど、おうちはこのご近所なんですか。」
「はい、岩倉の○○○・・・。」
そうやったんや。うちからすぐやん。
遊びに行かせてもらおうかな。
そうそう、言い忘れていましたが、堀先生も堀さんも八桝小学校出身。別所のお隣の地区出身です。そんなところも親しみがわいたんでしょうか。
私が人を好きになるとき、ほとんど顔で好きになる。
堀先生の写真が見つからんのが残念。ほんまに引っ付きたくなるようなええ顔。ちょっとカバっぽい感じもしたけど・・・。
写真が見つからないので、私のへたなイラストで。
堀先生の一番の顔の特徴は、広いおでこ。
髪の毛はテンパだったような気がするが・・・。
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2017年10月04日(水)
筋金入りの右派中の右派 [時事]
◎朝日新聞10月4日朝刊(混沌の正体 2017衆院選:2)
権力ゲームとなった政治こそ「国難」 高村薫さん
解散総選挙は、ときの政権与党がこれまでも自身に一番有利なかたちで行ってきたことです。ただ、臨時国会冒頭の所信表明演説や代表質問さえなかったのは、議会制民主主義政治の否定です。安倍政権の政治姿勢は厳しく問われなければなりません。
この解散は政権にとって不都合な懸案への追及をかわしたい意図と、野党の混乱につけこんだ先手必勝の計略が露骨です。政治がここまで平然と権力ゲームに血道を上げるだけの代物になってしまった現状こそ、「国難」と呼ぶべきです。
もちろん、近代の政治が、国民の多様な意見を集約して、正しく公共の精神を体現するものだったかどうかは疑問です。資本主義と金融経済が、国民の幸福という目標を蹴散らしてしまったいま、政治家は利益誘導と権力ゲーム以外の存在理由を持ちません。こうした政治家の行動原理は日本に限ったことではなく、アメリカをはじめ世界で見られるようになりました。自国ファーストを掲げる一方、それが引き起こす利害の衝突や矛盾への目配りはないのです。
安倍晋三首相の手前勝手な個人的歴史観に基づき、教育基本法改正、国民投票法、特定秘密保護法、安全保障関連法、そして「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法が次々に成立、施行されました。
戦後の出発点において、日本は侵略と敗戦の「戦争責任」をきちんと総括できませんでした。その結果、私たちは戦前と戦後の歴史を確定することができず、勝手な歴史解釈の横行を許しています。安倍政権はもちろん、衆院解散を機に新党を立ち上げた小池百合子都知事も、筋金入りの右派の中の右派です。
300万人を死なせた戦争の総括すらできなかった国にまともな政治を望むことはむなしいことかもしれませんが、それをかみしめている政治家がこの国にどれほどいるでしょうか。
新党「希望の党」に、野党第1党の民進党の大半が吸収され、リベラルな有権者は選択肢を狭められることになりました。自己保身のために政治信条を曲げて新党に駆け込んだ政治家たちを、笑っている場合ではありません。教育勅語を否定しない安倍首相と、これまでも権力ゲームに興じ続けてきた小池都知事の一騎打ちとなった選挙に私は心底、青ざめています。リベラル新党に希望をつなぐことになるのでしょうか。(聞き手・小林孝也)
*
たかむら・かおる 作家 64歳 1953年、大阪市生まれ。商社勤務を経て作家に。93年に「マークスの山」で直木賞を受賞。近著に「土の記」など。
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今日は寮1(二条)17時間。
またいつもの朝日新聞チェック。
私のように今まで政治的なことにまったくかかわってこなかったものは、今の日本の政治状況が全然理解できない。
「自民党と希望の党って、どこがちがうん?」と聞かれても答えられない。
希望の党は(というより小池百合子氏個人は)、「寛容な改革保守」を標榜している。しかし、一連の行動、発言からは「寛容」も「改革」も全く感じられず「保守」の印象だけが残る。いや、今までの発言の中で最も印象に残る「リベラルを切る」という発言は、保守というより「右翼」的発言といったほうがいいのではないだろうか。
高村薫さんの「小池百合子都知事も、筋金入りの右派中の右派」発言もすごい。でも、ストンと腑に落ちる。
「小池百合子 右翼」で検索したら、いろいろな人がいろいろと解説してくれている。
「右翼と手を結んだ民進党・前原代表。」
これも、ストンとではないが腑に落ちる。
前から思っていたのだが、前原氏と自民党のちがいがよく分からなかった。前原氏は「自民党」という名前がイヤなだけであって、「寛容も改革もない保守」であってもなんとか保守側に入りたかったんでしょうね。
「(民進党は)別に護憲政党ではない」と前原氏が発言したという記事を見た。「別に」って、小学生か!
前原氏は今いろいろなところからボロクソに言われてるけど、起死回生策ありますよ〜ん。
とりあえず小池百合子人気を借りて選挙を通っておいて、当選直後に彼女を裏切るちゅうのんどうですか。
「だましたつもりがだまされとるがなー、あっほー」って、ゆってみたいやろなあ。
「そっちは民進党つぶしのつもりで来たみたいやけど、こっちは初めから希望の党乗っ取りで動いてたんですよーだ」くらいゆうたれよ。
そして、ありとあらゆる手を使って総理候補に。
「腐ったサバの目のような総理候補・・・。」
あかんあかん、ほめすぎた。
以上、「保守」と「右翼」と「暴力団」の区別も分からない、パオパオの政治批評でした。
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