2017年11月30日(木)
スカイセンサーJAPAN [ランニング用品]
「これでホッとしたやろう」、不敵な笑みを浮かべながらヨメさんがそう言った。それは、私が「沖縄100km」で使うシューズが決まったからではない。ここになるまでに私がゴチャゴチャと動き、ヨメさんにさんざん怒られていたからだ。(そのあたりのことはくわしくは書けない。書くと、もっと怒られる。)
先日「京都キャロット」の店番をしたとき、ウルトラに使えそうなシューズをすべて履いてみた。最近200g以下のシューズばかり履いているので、どれも重く感じられて仕方ない。今一番しっくり来ている「アディゼロタクミ・センブースト」が170gなので、そう感じるのも無理はない。いっそのこと「センブースト」で100km行けたらなあとも思ったが、何を血迷っているか!
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アディゼロタクミ・レンもセンもええなあと思っていたが、「sen(戦)は本番用、ren(練)は練習用ではない!」という記事を見つけた。
◎北川司の非常識で正しいシューズの選び方
■sen(戦)は本番用、ren(練)は練習用ではない!
よくこんな風に使い分けている方も多いですが、
口を酸っぱくして言います!
本番用と練習用、という違いではないんです。
senシリーズの特徴といえば、
フラットソールでニュートラルのシューズ。
(つまり、アウトソールもインソールも平らってこと)
それに加え、屈曲点が前であることを考慮に入れると…。
足の形が細めで、
つま先接地の方。
※極端な扁平足の方は、少し負担が大きいかも知れません。
※極端な外側接地の方は、renではなくsenを選ぶ。
一方、renシリーズの特徴といえば
フラットソールとセパレートソールの間辺りで、サポートのシューズ。
それに屈曲点が前であることを考慮に入れると…。
足の形が細めで、
つま先接地で、
接地が極端に外側でない方
※もう一つ加えると、外反母趾でない方
アーチがしっかりあり、接地がニュートラルであれば、
どちらを履いても特に問題はないですね。
外反母趾だったり、極端な外側接地の方は、
特にシューズ選びは重要です。
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そうかー、そうやったんかー、という感じ。
最近「センブースト」がぴったりと感じるのは、「フラットソールでニュートラル」やからか。
ということは、これに近くて、もう少ししっかりしたシューズを選べば私のウルトラ用に使えるのでは。
「京都キャロット」の在庫分で、この条件にあてはまるものは「スカイセンサーJAPAN」(13500円)と「ヌーサFF」(11600円)。スカイセンサーはちょうど200gくらい、ヌーサは220g。どちらも足入れ感は抜群で、スピードは出ないが、同じリズムで長く走れそうな雰囲気が感じられる。
今日、恐る恐る眞寿美店長に相談してみた。何しろ、両方高価なシューズですから。
すると「初めから相談しー」と言われたが、そのあとはていねいに対応してくれた。スカイセンサーJAPANの26.0に足を入れたところを見てもらうと、「ぴったり!」とのこと。高価なシューズだが、2週間早い誕生日プレゼントということにしてもらった。私も最悪の場合は62歳の誕生日は迎えられないかもと思っていたので、1年間生き延びた褒美ということにしてもらおう。
これで、壁になっていたウルトラ用シューズが決定。あとはゲーターとソックスが決まれば、何の心配もない。
村松流「初めから歩きを挟む」走法で、目指せ100km!
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【RUN】
スカイセンサーJAPANで、さっそく実走。
ウルトラ用に使うので、ウルトラペースで走らなくてはならない。一気にゆっくりペースに持っていくのは無理なので、今日はできるだけキロ6分以上になるように。
走り出してすぐに思ったこと。「重い!」
たった200gやのに「重い」とは、お前は一流選手か?
たぶんスカイセンサーは10年ぶりくらいに履く。以前は安定感抜群のシューズだと信頼してよく履いていた。その安定感は今も引き継がれている。重く感じるのは慣れていないだけのこと。逆説的に考えると、この「重く感じてしまう」というのがウルトラにはいいのかもしれない。
いつも走っているところを走ると、ついついタイムを気にしてしまうので、今日は「京都キャロット」から北山通りへ。
上賀茂神社で3km弱。
ここまで下りなので、キロ6分より速く走っている。
「もっと、ゆっくり。」
足のどこにも違和感はなく、いきなり履いて走っても靴擦れなどはだいじょうぶそう。
北山大橋東詰を左折し、北山通りをまっすぐ東へ。
叡電・修学院前の踏切でちょうど電車が通過。
白川通を北上し、そのまま岩倉方面へ。
農協のちょっと北で10km、59分12秒。
あかんあかん、速すぎる。
岩倉の奥まで行って折り返し、京都精華大前を通って自宅へ。
新しいシューズで暗いところを走るのは不安だったが、無事帰ってくることができた。
自宅到着、約15km、1時間28分。キロ5分52秒ペース。
「調子乗っちゃってー!」
でも村松流「5km走って1km歩き」なら、キロ6分で走っても歩きの分を入れたら7分以上になる。最初はキロ6分くらいで行っていいんかなあ・・・。この練習もせなあかんね。
いきなり15km走っても、足は全然だいじょうぶ。私の足にピッタリなんですね。
一度履いただけでどうこうは言えないが、いいシューズであることはまちがいない。最近の「バンバン行ったる」シューズではないところが、今回のウルトラに「吉」と出るような気がする。
いつかアシックスランニングシューズの最高峰と言われる「スカイセンサーJAPAN」「ターサーJAPAN」を履いてみたかった。走り始めて36年、やっとここまで来ましたね。
がんばろうっと。
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【今日のきく】
今日は朝から、外でにゃーにゃー。
いつもの2ひき(白黒と茶トラ)が鳴いていた。
きくはそれを聞いて怒っていた。
店に出勤すると、オバサンに噛まれまくり。
夜のお出迎えは、相変わらず「わざと知らんぷり」。
隙があれば、「オッサン、なんか食べるもんちょーだい」とせがむきくでした。
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2017年11月29日(水)
62.3m [雑感]
◎毎日新聞11月29日朝刊
62メートル高さ日本一 京都の杉
林野庁は28日、京都市左京区の「大悲山国有林」内にある「花脊(はなせ)の三本杉」のうち1本が高さ日本一(62.3メートル)と判明したと発表した。これまで1位とされてきた愛知県新城市の「傘杉(かさすぎ)」(59.57メートル)を2.73メートル上回った。
三本杉があるのは、市内中心部から約25キロ北。3本のスギが根元でつながるような形で生えている。1154年創建の峰定(ぶじょう)寺の「ご神木」として古くから信仰を集め、地元では樹齢1000年と伝わる。
高さはこれまで約35メートルとされてきたが、昨秋に林野庁京都大阪森林管理事務所が小型無人機「ドローン」を用いて簡易計測した際、その2倍近い高さと判明。事務所から依頼を受けた専門家がレーザー計測器で調べたところ、3本のうち「東幹」が日本一の62.3メートル、「北西幹」が2位の60.7メートルだったことが分かった。もう一つの「西幹」は57.2メートルで、傘杉より低かった。
管理事務所の勝占(かつら)保所長は「谷底にあるため高さの割に、台風や雷の影響を受けずに育ったのではないか」と分析。峰定寺の中村覚祐住職(61)は「3本が互いに寄り添い助け合ってきたからこそ、すくすく伸びたのだろう。根を守るため、囲いの中に入らずに参拝してほしい」と語った。
三本杉へは同寺から山道を約30分歩く。【礒野健一、写真も】
◇ドローン活用
巨樹・巨木を巡っては従来、高さでなく幹回りで計測されることが多かった。高さは風雨や積雪で折れるなどすれば変わる可能性があることや、測定自体が難しかったことが理由だ。ドローンの活用などで「日本一」の更新が今後相次ぐ可能性もある。
環境省は調査マニュアルで、幹回りは原則として地上130センチの高さで測定すると決めている。ベスト3は▽鹿児島県姶良市のクスノキ=24.9メートル▽静岡県熱海市のクスノキ=23.9メートル▽沖縄県八重瀬町のガジュマル=23.5メートル。樹齢の長さで有名な鹿児島県・屋久島の縄文杉は16.1メートルだ。一方、樹高については「実測が困難な場合には、目測でも構わない」としており、正確なリストがないのが現状だ。
今回、「日本一」の座を奪われる形となった傘杉のある愛知県新城市観光課は「今のところ再計測する予定はない。看板などの日本一の表記をどうするかは今後検討する」と話す。傘杉の調査に携わった愛知大文学部の近藤暁夫准教授(地理学)は樹高の比較について「多くの人が巨木や自然に対する愛着を深めるきっかけになればいい。今後、科学的かつ統一的な基準による測定が増えてほしい」と期待する。【礒野健一】
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ちょうど一週間前のニュースの続き。
「花脊の三本杉」のうちの1本が、62.3mで日本一の高さであることが判明した。
これは、絶対に生きているうちに見に行かなくては。もちろん走ってね。
いなか(花脊別所町)の自宅から峰定寺の入り口までは、ルート検索してみると10.2km。「花脊の三本杉」は、そこから少し奥に行ったところにあるらしい。
まあ、走って1時間半というところでしょうか。
市原の自宅からいなかの自宅までが約15kmなので、ここから三本杉まで走ったら25kmちょっとか。それを走るのもいいかもね。3時間あれば何とか行けそう。ただし、「帰りはどうすんねん」ということになるけれど・・・。
早う、「花脊の三本杉ラン〜日本一高い杉の木を目指して〜」の計画立てよう。
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2017年11月28日(火)
診察券作り直し [病院]
今日は京都鞍馬口医療センター。
こないだの通院からわずか1か月なので、「なにがあんのかなあ」て思いつつ。結論から言うと、2月2日の京大病院の診察へ向けての段取りの相談が主な用事やったみたい。
最初に、一通り手術跡の触診。
「喉がべっしゃんこで息苦しいままだと思いますが、これはしんぼうしてくださいね」と?医師。「体調はどうですか。」
「はい、順調です。どこも具合悪いところはないんですが、ちょっと気になることがあるんです。今まで寒さを感じるのは背中とかが多かったんですが、このごろは足首ばっかり寒いような気がして・・・。甲状腺全摘すると、体温調節がしにくくなるって聞いたんですけど・・・。」
「それはないです。そうならないようにチラージンを服用しているわけですから。」
「そうですか・・・。」
次に鼻の穴にチューブを入れて、中を観察。
「ずいぶん荒れていますね。どうされました。」
「いやー、突然くしゃみが出て、10回くらい連続とか・・・。それでまた突然治るんですけど。みんなに『どうしたん?』ってよく言われるんです。」
「そうでしたか。空気が乾燥しているときとか、急に温度が変わるところに行ったりしたらそうなると思います。藤井さんには申し上げにくいんですが・・・、ある程度年配になられるとよくみられる症状なんです。」
「全然申し上げにくいことないですよー。もう十分ジジイですから。」
「いえいえ。」
来月は通院なし。
1月16日に採血してもらい、29日にその結果をお聞きする。そして、2月2日にその報告書を京大病院に持って行って判断を仰ぐ。こういう段取りになった。
癌細胞がおとなしくしてくれていたらいいんですが・・・。
医療費計算の窓口に行くと、「ちょっと待ってくださいね」と。
しばらくして、「ふじいこうじさんのこうの中は『黄』ですね。この字は出てこないんですよ。まちがいがあってはいけませんので、診察券作り直します。お名前は全部カタカナになります。」
京都市みたいに、藤井の藤の草かんむりの離れてるやつを勝手に引っ付けてしまうよりはカタカナのほうがましか。親が苦心してつけてくれた名前やのに、コンピューターかなんか知らんけど、勝手にいじくってくれるなよと思う。
その点、警察(公安委員会)はえらい。私の運転免許証は、うちのおとちゃんが62年前に役所に届けたままの字をつこてくれとる。そやし、わざとそのままにしてある。
わしゃ、死ぬまで運転免許証の字は変えへんぞー。
「死ぬまで? いつまで生きるつもりやねん!」とつっこまれそうですが・・・。
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【RUN】
今日、ランネットに「瀬戸内海タートルフルマラソン」の上位記録が載せられていた。10kmの部は年代別表彰はないのだが、一応50〜65の部に分けて順位が発表されていた。
私はその中では第5位。
プログラムには選手の年齢も書かれている(最近ではめずらしい)。それで確認すると、私の前4名はみな50代だった。つまり、60歳以上の部があれば優勝。10歳ごとに部門が分かれていたらいいのになあ・・・。
今日はちょっと長めの距離の練習をしようかなあと思っていた。しかし、午後に3時間ほど店番をするように仰せつかった。お客さん来やはったらどうしょとドキドキしながらの3時間(なんちゅうやっちゃ!)
ということで、夕方、定番の十王堂橋往復5kmへ。28分12秒。
明日はまた寮1(二条)17時間で走れない。あさって、ぎょうさん走ろうっと。
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【今日のきく】
最近、きくがカリカリをよく喉に詰まらせる。あんまりひどいので、カリカリをお湯でふやかしてからやるようにしている。そうしたら、喉に詰まらせることはなくなった。
ただし、カリカリカリカリ言わせながら食べるほうが食べた気になるみたい。ふやけたカリカリは、すぐ腹が減るんやてー。
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2017年11月27日(月)
変態色MAX [雑感]
昨日、土庄町の「しまむら」でちょっとしたお買い物。
超久しぶりに服を買った。
「あったかふわもこジャケット」と「銀魂フリースパンツ」。
ジャケットはメンズでいいのがなかったのでレディスのLL。もう車にひかれるのは嫌なので、黒っぽい色の上着は絶対に買わない。レディスにええ色がありましんたんやわー。
あとでヨメさんに見せると、「あー、変態色!」
「同窓会に着ていく服ないし、これ着ていこうと思うんやけど・・・。」
「そら、変態中の変態と思われるで。変態ジジイなあ・・・。」
「ますみちゃん、それはない。大学時代な、今の10倍くらい変態やったし。これくらい全然だいじようぶ。」
「はー(とため息)。」
フリースパンツは「銀魂」やてか。「銀魂」ってなんやねん。黒猫のガラがかわいいし、気に入って買ったんやけど。
まあこれで、変態×変態で変態MAXかなあ・・・。
とりあえず、ジャケットもパンツもぬくーてよろしい。
ジャケット2900円、パンツ1900円。
「しまむら」は税込み価格表示やから、すごく安い感じがする。
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【RUN】
夕方「ちちんぷいぷい」を見ていたら、大阪のがんセンターの患者さんたちのランニングクラブを紹介していた。医師の方もインタビューに答えておられた。「基本的に、走れる人は走っていい」と。
今年の大阪マラソンにも、そのクラブから数名出場されていた。今回の最高タイムは、今年尿管がんが発覚した50歳の男性。3時間29分42秒と、ぎりぎりサブ3.5。これはいい目標ができた。
62歳の甲状腺がん患者の私も、京都マラソンでサブ3.5を目指している。一回り年下の若造(?)には負けへんでー。
さて、次は・・・。
次の日曜は京都走ろう会例会。10km走りましょう。
12月10日は「亀岡1.5km」。
12月17日は「沖縄100km」。
「お前は何がやりたいねんシリーズ」の幕開けです。受け狙いとしては最高なんですが、どんな練習したらいいんでしょう。今から100km向きの長い距離の練習は疲れを残すだけだし、1.5kmぶっ飛ばし練習は肉離れの危険があるし・・・。
何も考えずちんたら走り続けるのが、私らしくていいのかも。
今日は定番・十王堂橋往復5km。28分37秒。
昨日がんばった分、あちこちが痛まないかと心配だったがだいじょうぶだった。好調持続と思ってよさそう。
自宅から1km地点に当たる北陵高校。
今年もまたイルミネーションが始まった。
これから1か月、これを見て楽しめる。1か月同じは飽きるので、途中でちょっと変えてもらったりとかはできないんでしょうか。
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2017年11月26日(日)
第38回瀬戸内海タートルフルマラソン [ランニング・出張販売]
10km、42分21秒。総合26位。
まあまあやね。
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朝6時起床。
前日にコンビニでパンを買っておいたので、会場直行。宿から5分くらい。
着いたときはまだ真っ暗だったが、次第に明るくなってきた。
前日にいったん店開きをしているので、今日の準備は楽だった。
荷物をおろし終わって、車を駐車場へ。
途中に当日受付会場となる中央公民館。やはり、早い時間から来られているランナーは少ない。
みなさん、スタートぎりぎりに来られるつもりなんでしょうか。
以前は、「京都キャロット」ももっとにぎわっていたような・・・。
うちのテント前にすごい長い行列ができていた。何か知らんと見てみると、にゅう麺サービス。「8時半〜」と掲示してあったが、本当に8時半ちょうどに開始された。それを待つ行列だった。
9時、いつもの土庄小学校トランペット鼓隊のパレードのあとに開会式。
9時30分、フルの部(1012名エントリー)がスタート。
9時40分、ハーフの部(1118名エントリー)。
ここに、桑田さん(静岡)と村松達也さんのペアが走られる。
「村松さん、前から聞こう聞こうと思ってたんですけど・・・。ウルトラマラソンの初めから歩きを挟むっていうの、村松さんが言ってられたんですよね。」
「えっ?」
「初めてお会いした九州のときに・・・。」
「あー、あの時言ってましたね。私は前はずっとそうしてました。速筋と遅筋ってあるでしょう。速筋は疲れるのも早いけど、休ませると回復も早いんですよ。だから、速筋系のランナーには有効だと思いますよ。」
「ボクは強いて言えば、速筋系なんかもしれません。走りと歩きの比率はどれくらいでしたっけ。」
「人にもよるんですけど、僕は5km走って1km歩いてました。」
「そうですよね。去年12月の『沖縄100km』でそれやろうと思ってスタートしたんですよ。ところが5km地点で最後尾近くになっていて、そこから1km歩く勇気が出ませんでした。ちょっとだけ歩いて、またすぐ走ってしまったんです。」
「周りを気にせず、自分の決めたペースを守らないと。」
「そうですよね。今年も来月の17日にあるので、勇気をもって歩くことにします。」
26年前、私が35歳の時の村松さんの記憶がまちがっていなくてホッとした。今年こそ、「村松流」のウルトラ走法を初めから最後まで実行する。期待してくださいね、岡山の黄門様!
スタート直後の場所で村松ペアと藤田さんを応援しようと思ったが、両方見つけることができなかった。
最後まで粘って探していたので、私の出る10kmの部(751名エントリー)のスタート間近になってしまった。
いつものように「すいませんねえ」と言いながら前列へ。ランシャツランパン姿なので、白い目で見られることもなし。
目標は42分。そのためには最初からバンバン行かないと無理。峠越えもあることだし。
村松さんから「どれくらいで行く予定?」と聞かれたので、「4、5年前に41分台で走れたので、それに迫るくらいで行きたいんです」と答えた。「それはすごいじゃない」と言ってもらえた、あの村松さんに。このやりとりで、ますますやる気がわいてきた。
最初の1km、4分10秒。
このあとの坂を考えると、これはぎりぎり合格圏内。
2km過ぎからの長い上り坂。
10分前にスタートしたハーフのランナーを一人一人目標にして、スピードが落ちないようにがんばって上った。
4分10、4分15、4分29、3分56、4分15で5km地点21分10秒。
下り坂になって、黒のランシャツランパンの速そうな女性ランナーを目標にして追った。追いつきそうで追いつけず。けっきょく折り返しを過ぎて帰りの上り坂に差し掛かる手前でやっと抜くことができた。
帰りの上り坂で小川さんに遭遇。
手ぶれでピンボケでした。すいません。
そのあとも、ペースを落とすことなく最後まで。
今回は10kmを「走り切った」感がある。
どこも痛くなったりしんどくなったりもせず、気持ちよくゴールを迎えることができた。
4分11、4分30、4分03、4分13、4分12で42分21秒(21分10秒)。
すごい、前半後半が同タイム。
10kmは年代別表彰がないのだが、総合26位。
飛び賞も当たりました。
今日もアディゼロタクミ・センブーストがピタッとはまりました。自分の思い通りに足が動かせるいいシューズです。衝撃は吸収してくれるのに、軽い! こういうシューズはなかなかない。
着替えて応援に行こうとしたら、かわいいワンちゃん発見。
「写真撮らせてください」と言うと、飼い主さんより先にワンちゃんのほうが大喜び。
「ちょっと落ち着きなさい」と何べんも叱られていたが、うれしくてうれしくて・・・。かわいいかわいいワンちゃんだった。
「かい・オス・6歳」
来年も来てねー。
ゴールの300mほど手前で、ずっと大きな声でエールを送ってくださっていた女性。私が走っているときは写真を撮る余裕がなかったので、ここであらためて撮らせてもらった。
一人一人のランナーに声を掛けられていた。
これはうれしい。
しばらく逆走すると、藤田さん発見。
「もう、全然走れません」とのこと。
笑顔をこちらに向けてくださったが、確かに足が重そうだった。
あと少し、がんばって!
そのすぐ後ろに、桑田・村松ペア。
こちらはまだまだ元気そうに見えた。
後ろを追いかけ、追いかけ・・・。
最終盤にスピードアップされたのか、付いて行くのが大変だった。
お二人、笑顔のゴール。
まもなく藤田さんもゴール。
藤田さんは自己ワースト記録だったらしい。
ということは、本調子ならかなり速い方だということですね。また来年も笑顔で走れるように、お互いにがんばりましょう。
これで応援は終了で、お弁当タイム。
年配向きのおかずでおいしかった。
みなさんにゅう麺といっしょに食べられていたが、私はこれだけでも十分だった。ごちそうさまでした。
去年はずっと雨だったので、ゴール後に店をのぞいてくださる方は少なかった。今年は少しひんやりはしていたが、雨はちょっとぱらついただけだったので、のぞいてくださる方が多かった。大会当日だけを比べると、去年よりは売上が上がったようだ。
片づけている途中にも、「毎年ここでシューズを買うことに決めている」とおっしゃるお客様が何人か来ていただいた。こんなにありがたいことはない。
お客様の期待に応えられるよう、商品を充実させていかなくてはと思う。
ちょっとだけお買い物をして、土庄港へ。
フェリーターミナルでうどんを食べて帰ろうと思っていたのだが、「だしがなくなってしもたわー」とおばちゃん。
17時30分発のフェリーの売店でうどんを頼もうと思っていたが、たくさん並んでおられて、並ぶ前に寝てしまった。
それでも、岡山についてお店を探したら、台湾料理のおいしそうなところが見つかった。値段が安く、栄養満点みたいなものが次々と出てくるメニューを注文。お腹一杯になった。
きくの世話は夕方まで廉が見てくれていたので、あわてて帰る必要がない。宝塚付近を通ったのがだいぶ遅かったので、渋滞も解消していた。
家に着いたのは11時になってしまったが、渋滞の中を運転するよりはずっと楽だった。
家に着いてから、以前の私の記録を探してみた。
2013年、40分55秒で13位。
2012年、41分25秒で15位。
おー、この峠越えのあるコースを私は得意としてたんですね。ここまで速いとは・・・。来年の目標は41分やね。
いやいやいや、それより仕事がんばれよ、か?
いつもは廉一人で来てくれるのだが、今回は彩ちゃんも。
廉を独り占めにしてわがまま放題ゆうつもりだったきくは、ちょっと気を使ったみたい。
「いっつもいっつも思い通りにはいかんどー」ちゅうこっちゃね。
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2017年11月25日(土)
第38回瀬戸内海タートルフルマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
新岡山港10時30分発のフェリーに十分間に合うように出発したつもりが、中国道が大渋滞。いつもよりひどいと思ったら、自然渋滞だけではなく、宝塚IC付近で事故も起こっていた。これはどうしようもない。来年からは新名神が開通するので、宝塚を通らなくても岡山方面に行ける。それまでしんぼうですね。
けっきょく11時20分発、土庄港12時30分着のフェリーで。
受付(参加賞引換)が13時からなので、これでも十分間に合った。
この大会も、ナンバーカードが先送りになってから前日から来られる方が少なくなった。「京都キャロット」の商売的にもきついが、地元観光業関係への影響も大きいだろうと思う。
3年連続申込が遅れてしまい、今年は4年ぶりの出場。
もちろん、種目は10km。10kmだけ、年代別表彰のない一本勝負。若いランナーに交じって、ジジイがどこまでがんばれるか。
マイパソコンを持ってきたので開いてみた。ポケットWi-Fiも持ってきたが、「香川Wi-Fi」というのがあり、それを使うことができた。
小豆島にしてはひんやりと寒く、途中でコンビニに肉まんを買いに行った。
その途中に絵手紙の石碑。
なかなか味がありますねえ。
絵手紙の石碑、もう一つ。
お隣の商工会のにゅう麺接待にはたくさんのお客様。しかし、「京都キャロット」に来てくださるお客様は少なかった。
後でなじみのお客様にお聞きすると、「出店が分かりにくかった」と。もっと目立つテントとかにせんとあかんかったのかなあ。
毎年お会いする方も、今年は少ないような気がした。
今日は毎年シューズを買いに来てくださる藤田さん(香川)と、ウルトラランナーの村松さん(岡山)くらいでした。
今年も村松さんが「いっしょに写真撮っておきましょう」とご自分の携帯でツーショットを撮ってくださった。二人の関係は、「ウルトラマラソンが好きな同い年の月とすっぽん」とでも言いましょうか。片や国際的な超有名ウルトラランナー、片や16回連続途中収容の軟弱ウルトラランナー。でも二人は仲がいいんですよ、不思議でしょ。
この時期は日が暮れるのが早いので、5時過ぎから後片付け。明日また、役場前で出さなくてはならないのだけれど。
6時に後片付け終了。そこに小川さん(滋賀)ご夫妻が登場。
「小川さん、6時で受付終了ですよ。」
「あっ、ちょっとゆっくりしすぎたかなあ。前は、もっと遅くまでやってたやろう。」
「そうですよね。」
たぶん、前日受付に来る人が少ないので時間を短縮されたのでしょうね。
土庄港ターミナルビルが若干リニューアルしていた。
「ART NO SHOW」は、「あー、土庄」と読むのでしょうか。
トイレはコシノジュンコさんプロデュースらしい。
なかなかの・・・。
お泊りは、港のすぐ近く「大師の宿・岡田長栄堂」さん。
いつもお世話になっているのだが、去年はいっぱいで取れなかった。やっぱり慣れたところが落ち着いていい。
今年は泊まっておられる方が少なかった。
「京都キャロット」の前日売り上げも微々たるものになってしまった。そんなことを嘆いていても仕方ないので、しっかり食べて、明日がんばりましょう。商売もレースもね。
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