2013年01月26日(土)
「尾木ママ ガッカリ」で検索 [時事]
◎ブログ「素浪人旅日記」より
素浪人旅日記
■2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。
今日の朝刊にあった教育評論家尾木直樹さんの話にはガッカリした
2013年01月19日 | 日記
“橋本氏「体育科入試中止」で波紋”という記事の中に、共栄大教育学部長・藤田英典さんと教育評論家・尾木直樹さんの話があった。藤田さんの話はまともな見解だと思ったが、尾木さんの話にはガッカリした。次のように談話が掲載されていた。
『ボーイング787がトラブル多発で全面的に運行停止したのと同じで、入試中止は子供を守るためだ。橋下市長は権限の範囲内のことをやっているだけ。本来なら教育委員会がもっと自浄能力を発揮すべきだ』
学校を飛行機に例えるのは間違い。きちっと設計をし、部品を間違いなく組み立て、試験飛行を通じて安全確認をしてから乗客を乗せる人工物におけるトラブルと学校という生身の人間で構成される集団でのトラブルは質的に異なる。
しかし、この例えで、橋本氏のイメージしている学校観は飛行機と等号で結ばれているのだということに気づかされた。さしずめ、教育委員会=管制室、校長=機長、教職員=客室乗務員、生徒、保護者=客となろうか。そう考えると一連のヒステリックな発言も理解できる。
だから、尾木さんにはこう言ってほしかった。
『ボーイング787がトラブル多発で全面的に運行停止したのと同じような発想で入試中止は子供を守るためだと言っているが、学校は飛行機とは次元が違う。たくさんの人間がさまざまに関わり合う中で運営されていく。したがって予期せぬさまざまなトラブルが発生する。そのトラブルを解決しようとする過程で教科学習では得られない多くのことを学び成長するのです。生徒はがっこうのお客ではなく主人公です。今回のトラブルと入試は切り離すべきです』
私が若かった時、尾木さんは民間教育団体であった(正確な名前はわすれたが確か)全国進路教育研究協議会の中心として実践報告されていた。その時に上のようなことを尾木さんから学んだ。『問題があるから悪いのではない。問題を見て見ぬふりをせず解決していくことこそ大切』はその後退職するまで私の教育実践の大きな柱となった。解決の過程で自分自身を含め、多くの生徒、教職員が成長する姿を見てきた。その具体的な話はまたする機会があると思う。
そういう思い出があるからよけいに尾木さんのコメントに失望したのである。
橋下さんにはこう言って欲しかった。
『今回、痛ましく不幸な出来事のため多大な混乱と不安を招き申し訳けありません。しっかりと調査、検討した上ではっきりした問題点は責任を持って解決していきます。ですから安心して受験して下さい。
そして、合格したならば2,3年生の先輩と教職員と一緒に、今までの伝統の上に新しいものを創りあげていって下さい。みなさんのフレッシュな感覚こそ必要です。何かを与えてもらおうというお客さん気分では学校はよくなりません。学校の主役は君たち生徒です。』
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1月18日の「ボーイング787トラブルと同じ」という尾木氏の発言にもびっくりしたが、その後の部活元キャプテンの会見の後のブログの内容には目が飛び出た。
「誰が仕組んだのかしら? 何か変すぎ」
「ご遺族の心情を考えているの」
「命の重みを分かっているの」
まさかまさかの発言だった。
「誰が仕組んだ・・・」なんて、三流政治家がよく使う言葉。
私はこの言葉を聞いた時、横山ノック元大阪府知事を思い出した。小学生との対話イベントで知事に批判的な発言をした子に対し、「君はそう思い込まされてるだけで・・・」と言うような言い方でその女の子を悲しませていた。あれといっしょやないですか。かんぐるよりもまず、その本人の口から出てきた言葉に対応すべき。もし万一仕組まれたようなことがあったとしても、それで子どもを追及するのは大人のやり方ではない。まともに返答できないとき、三流政治家は「仕組まれた」と言うのでしょう。尾木氏も同じ、子どもをなめています。本当にガッカリです
そして、「尾木ママ ガッカリ」で検索して一番に出てきたのが上に紹介させてもらった「素浪人旅日記」。
この記事では、1月18日の「ボーイング787のトラブルと同じ」発言について書かれていた。
「トラブルを解決しようとする過程で教科学習では得られない多くのことを学び成長する」というご意見に賛成します。「学校つぶしたら、それで終わりかい!」と思っておられる方は多いと思う。
また、橋下氏にのぞむ言葉として以下のようにまとめられていた。
「そして、合格したならば2,3年生の先輩と教職員と一緒に、今までの伝統の上に新しいものを創りあげていって下さい。みなさんのフレッシュな感覚こそ必要です。何かを与えてもらおうというお客さん気分では学校はよくなりません。学校の主役は君たち生徒です。」
ここを読ませてもらって、ハッと気づいた。自分は自分なりに、部活のキャプテンになった子の立場や、これから受験する中3の立場でこの問題を考えていたが、現在在学中の高1高2の生徒の立場でまったく考えていなかった。正直、その存在を忘れていた。
確かに一人の自殺者が出たことは大問題である。しかし、「ご遺族の心情とか「命の重み」という言葉を振りかざして責めたてられても、「アンタ何様」と思ってしまうだけである。それが万能の学校に未来はない。
「素浪人」さんのように、在校生、受験生にこの先の希望を与える言葉をどうか用意してもらいたいと思う。
◇ ◇ ◇
最後に、私が「素浪人旅日記」に入れさせてもらったコメントとそのお返事を載せておきます。
■この記事、引用させてもらっていいですか (パオパオ)
2013-01-26 10:12:30
初めまして、京都のパオパオと申します。
先日の尾木さんの「ボーイング787のトラブル」と桜宮高校の問題を同等に扱う発言には、私もガッカリしました。そして、その数日後の桜宮高校生徒(部活キャプテン)の会見に対しても、「誰が仕組んだのか」と発言され、そのガッカリが10倍くらいになってしまいました。ぜひこの件に関しても、素浪人さんのご意見をお伺いしたいです。
私は、尾木ママが尾木直樹氏として活躍されているころからその著書を読んでいました。そして、現役の先生にその著書を勧めたりしていました。それだけに今回の発言にはビックリでガッカリです。人にその本を勧めてしまった自分の責任も感じます。同じような考えの方が見つからないかと、「尾木ママ ガッカリ」で検索してこのブログにたどり着いたというわけです。
もうやめておこうかと思っていたのですが、やはりこの問題についてもう一度自分のブログに書こうと思っています。そこで、「素浪人旅日記」のこの記事を引用させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。一番最後に書かれていた、「そして、合格したならば2,3年生の先輩と教職員と一緒に、今までの伝統の上に新しいものを創りあげていって下さい。」という部分には目が覚めた思いです。みんな忘れていました、現在体育系学科に在籍している生徒さんたちの存在を。本当にこの子たちはどうなるのでしょう。
■引用してもらっていいですよ (素浪人旅日記)
2013-01-26 11:25:15
私の近所でも、「尾木さん、変だよ」という声があります。過去、教育実践の中で尾木さんに学んだ人は今回は失望しています。マスコミの中で表面的には変わったが、フィンランドの教育実践を紹介したりして根っこの部分はしっかりしていると思っていたのですが、本当にがっかりです。橋下氏擁護はタレント仲間のなれ合いという感がします。
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【RUN】
今日は、お昼前にひとっ走り。
昨日走ったときあんまり耳が冷たかったので、イヤーウォーマーを買いに行った。「京都キャロット」にも売ってるんですが、ひょっとして100円ショップにあるかなあと思って。
100円ショップにはなかったが、その横の衣料品コーナーにかわいいのが見つかった。帽子とイヤーウォーマー(ネックウォーマーにもなる)が、ボタンで取り外しができる優れもの。毛糸でできていて、いかにも暖かそう。980円で購入。
出雲路橋の近くのコインパークに車を入れ、イヤーウォーマーをして2kmアップ。
そのあと、こないだの折り返し地点を修正して御薗橋往復5km。
2.5km折り返し、11分07秒。今日もぬかるみがあり走りにくい。
5kmゴール、21分52秒(10分45秒)。
21分くらいで走っておきたかったので、ちょっと残念。
肝心のイヤーウォーマーは、やっぱり暑がりの私には無理かも。700mで手袋をはずし、1400mでイヤーウォーマーを取り、あとはそれぞれをジャージのポケットに入れて走っていた。本番のレースではポケットはないので、スタート地点に置いていくことになるのかな。
明日の「くみやまマラソン」は木津川沿いを走るので、ウェア選びは悩むところ。それと、手袋とイヤーウォーマーをどうするか・・・。
今日は1kmダウンをプラスして、合計8km。
なんでこのイヤーウォーマー付きの帽子にひかれたのか分かりました。
うちのきくちゃん色でしたわー。
あっ、明日の「大阪国際女子マラソン」に京都府立大の庵原瑞穂選手が出場します。自己ベストの3時間13分の更新をめざしています。いい結果を出してくれれば、「東京マラソン」で初フルとなるうちの廉にもいい刺激になります。
ナンバカード「507」を見られたら、「みずぽーん、しっかり」と応援よろしくお願いします。
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2013年01月25日(金)
真樹とサイゼリヤ [家族]
あととい綾部から帰って、ばんごはんは外食。ヨメさんはアシックスの展示会、廉は遅くなるということで私と真樹と二人。
最初は「食堂・てら」へ。しかし、駐車場はいっぱいで、店をのぞくとほぼ満席。
あきらめて、「中華サカイ」へ。ところが現在改築中で仮店舗が分からず。
夜はどことも高いので、値段を心配しなくていい「サイゼリヤ」に行くことにした。
7時前の一番混む時間。喫煙席しか開いてなかったが、お腹がへっていたのでしんぼうした。
真樹はピザ(399円)、私は焼肉とハンバーグの盛り合わせ(559円)とスープセット(280円)。あと二人でサラダ(459円)と、ドリンクバー(180円)。全部合わせて2000円ほど。安くつきました。
二人の話題は沖縄。
「はよう住むとこ決めんなんな。」
「お風呂があったら、部屋は狭くてもいいでー。」
「いや、パオパオは月1回は沖縄に行って泊めてもらわんなんし広いとこでないと。」
「ほんまに月1回来るの?」
「行く行く。毎月30kmから40kmくらいずつ走って、1年間で沖縄本島一周するわ。」
「それって、新聞かテレビに取り上げてもらえるんとちがう。」
「そうかなあ・・・。」
(それにはやっぱり「平和・憲法九条」ののぼりを背負って・・・。)
おととい「カフェ・じょんのび」を出るとき、奥様がおっしゃった。
「真樹ちゃんにも一度会いたいわー。」
「ありがとうございます。いっぺん連れてきますわ。」
ほんまに沖縄に行く前にいっぺん行かなあかんね、「カフェ・じょんのび」に。じょん君にもあいさつしとかなね。
二人で外食することももうすぐ終わり・・・、ではなくて名護に住んだらまた食べに出ようぜ!
名護のうまいとこ、調べとくわ。
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【RUN】
今日はスピード。
店往復1.3kmのあと、(1000+1000)を2本。
1本目、3分46秒+6分06秒。下り追い風で走りやすかった。思っていたよりいいタイム。
2本目、3分53秒+6分06秒。1本目と同じくらいでいけたと思っていたがやっぱり落ちた。休けいなしの連続はかなりきつい。でも、いい練習にはなったと思う。
このあと2kmダウンジョグをプラスして、今日は7.3km。
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2013年01月24日(木)
第37回勝手に国労応援ラン・続き〜「山家から綾部駅まで走らはんにゃねー」〜 [ランニング]
「カフェ・じょんのび」に4人おられた先客がぼちぼちと帰っていかれ、少し落ち着いてきた。そのとき、奥様が私に話しかけてこられた。
「真樹ちゃん、よかったですね。」
「はい、ありがとうございます。」
「お風呂付のアパートは見つかりましたか。」
「はい。ないこともないんですけど、やっぱり割高で。それに、ボクが沖縄に行ったとき気兼ねなく泊めてもらおうと思ってるんで、2部屋あるとこ探してますねん。それがなかなか・・・。」
じょんのび奥様は、このしょーもないブログ「パオパオだより」のファンと言ってくださっている。そして、私が「カフェ・じょんのび」におじゃまするたび、「パオパオだより」がらみの話題をだしてくださる。本当にありがたい存在です。
91歳の私の父の話題も出してくださったのにはビックリ。あとぜいたくを言えば、「パオパオさんのかわいいかわいい奥さんねえ・・・」とか言ってくださったら満点なんですけど。
最初、私がじょん君へのおみやげをお渡しした。
「今話題の、桜宮高校バスケットボール部型きゅっきゅっちゃんです。」
このギャグはすべった。なおかつ、じょん君がこのきゅっきゅっちゃんの大きな音にヒビッてあとづさり。おやつにはアレルギーが出ると聞いてきゅっきゅっちゃんを持ってきたのだが、さっぱり。
じょんのび村村長さんともいっぱいお話させてもらった。何の話からか忘れたが、「先生が1月末で大量早期退職」の話題になった。3月末までの満期勤めると退職金が140万円減ってしまうというやつ。
「当たり前やろ。だれが、140万円も減るのに仕事続ける。これこそ、『生きた教育』やね」と村長さん。
「パオパオさんやったら、どう言わはるやろってゆうてたんです」と奥様。
「そんなん、ボクはずーっと前にやめてますもん。退職の時期までもちますかいな。」
ここでおもろい話をひとつ。
今日朝のテレビ番組で言っていたが、教員の平均退職金は2700万円くらいだそうだ。私も小学校教師を辞めずに続けておれば、あと3年で2700万円が入ってきた。しかし、現実は35歳のとき12年で退職した。退職金どころか、ローンの返済をチャラにするためお金を払って退職した。ああ、情けな!
3時のあやバスで山家駅に戻ることにした。その帰り際に村長さんが念を押された。「山家から綾部駅まで走らはんにゃねー。」
「はい。」
おいしいコーヒーとケーキをいただいてほっこりして、もう走らんでもええかという気にもなりかけてたんですが・・・。
バスに乗る前に、黒々こと「ヘイヘイ」にあいさつしておかなくては。
勝手知ったる他人さんのおうち。
「ヘイヘイ、ヘイヘイ」と呼びながら奥へ。しかし、見当たらない。
「ヘイヘイったらー、がけの色といっしょやん!」
ヘイヘイは顔もかわいいけど、スタイルもかっこいい!
「念道」バス停、3時2分発あやバスに乗車。
バスに乗ったらいアイデアが浮かんだ。
「このバスは綾部駅に行く。それなら山家で下りずに綾部駅まで行ってしまえ。それで、そこから山家駅まで走ろう。」
「京都駅スタートで一人駅伝」という私が勝手に決めたルールからすると逆走になってしまうが、まっいいや。
バスの中に運営会社の名前が。
「えー、ここって、私のバイト先が委託してる運送会社といっしょやん! なんか縁あんのかなあ・・・。」
「念道」から乗ったとき私一人。途中でもう一人乗ってこられたが、駅まで乗客はこの二人だけだった。大赤字だと思うが、市が運営するよりはいいのだろうか。
綾部駅前で降りるころ、また雨が本降り。
「もうやめよっかしらん・・・。でも、じょんのび村村長さんが『山家から綾部駅まで走らはんにゃなー』ってゆってはったしなあ・・・。」
3時半、綾部駅前到着。念道から28分。
意を決して大雨の中へ。
「ずぶぬれになっても、車についたら体ふけるし。」
そう思いながら走っていると、ちょっとだけアーケードのあるところを走れた。「西町商店街」というところらしい。
京都府北部でスーパーと言えば「フレッシュ・Sato」。京都市内よりだいぶ安い。
風情のあるお茶屋さんの横を通り・・・。
ずっと前の福知山マラソンのとき、このあたりの旅館に泊まったことがある。
こんな感じの古い旅館だったような気がするのだが。
ここは、「大本教本部」ですね。
「新綾部大橋」。
ここ渡ったら、国道に行ってしまうがなー。Uターンじゃー。
かなり迷走したあと、やっとJRの踏み切り発見。
このまま川沿いを走っていけば、山家駅にたどり着ける。
特急通過!
急いでカメラ。
川の南側の道路は、国道と違ってほとんど車が通らない。
普通電車通過!
また、急いでカメラ。
この線路の先が山家駅。
保線作業をされている方々。
さっきから何べんも電車が通過してるけど、恐くないんかなあ。
道路わきに立派なお宮さん。
でも、道より下にあるのはめずらしい。
またもや、特急通過。
ぐっと近づいたので、いい感じに撮れた。
4時28分、山家駅到着。
8.65km、ちょうど55分。
ここで終わりにしようと思ったが、やっぱりお猿さんが気になる。
「ひと言あいさつしてから帰ろ。」
こわごわ橋に近づくと、橋はガラーン。
さびしいような、ちょっとほっとしたような・・・。
車が置いてあるところに戻り、ここまで9.34km、1時間00分20秒。
前半と合わせて19.77km、2時間ちょっと。
アピールぽい要素はなにも入れられなかったが、JRの線路沿いを走ったのでよしということに・・・。
本家・中野勇人さん(元国労闘争団)は高知に引越しされましたが、月一回の「国会前アピールラン」は続けておられます。今月は大雪で走れる状態ではなかったらしい。
毎月16日前後に国会前を橋っておられるので、みなさんぜひ応援に! (くわしくは私のブログのリンク集から→)
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【RUN】
昨日20km近く走ったので、今日は手抜き。
店往復2回で2.6km。店から事務所往復2kmをプラスで合計4.6km。
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2013年01月23日(水)
第37回勝手に国労応援ラン〜渡れません、この橋は〜 [ランニング]
「もうサルでサルで、難儀しました。」
今日の予定は、先月の続きでJR山家駅から綾部駅。でもその距離を調べるとわずか7kmほど。「これではちょっと少なすぎる」ということで、山家駅から「カフェ・じょんのび」まで走っていくことにした。前に車で測ったら、ちょうど10kmくらいだったので。
10時40分、自宅出発。家からJR山家駅まで車で。駅の近くの空き地に車をとめさせてもらい、まずは橋を渡ってと。
一番近い上原橋にさしかかると、橋の真ん中に大きな石のようなものが2つ。「ははーん、車止めみたいなもんかなあ」と近づいていった。そしたら、その石みたいなもんが動くやないですか。そして、橋の端にびょんと飛び乗り、こっちをじろーりー。「さっ、さるやん! 襲われるー。」
これで早くも迷走開始。
私はサルが大好きなんですが、大の苦手でもあります。
話は戻って・・・。
和知でちょうど12時。お腹が減ったので、道の駅「和」で昼食。
「わち黒湯豆腐御前」(950円)。
ちょっとフライングして豆腐にパクついたら、まだ中が冷たかった。でも、少し待ったら暖かくおいしくなった。
先月国道を走ったのでスルーしてしまったJR立木駅。写真だけ撮りに行った。
車で通ったら、気づかず通り過ぎてしまいそうな小さな駅だった。
確かに、国道とは川を挟んで平行しているこちらの道は車が少なく走りやすそう。
JR山家駅発見。
こちらは立木駅よりは大きかった。
近くの空き地に車を置かせてもらい、少し上流にあった橋をめざして走り出した。
橋を渡ろうとすると、石に見えていた物体が動き出した。こっちに向かってくる。
「さささ、さる!」
あわててシャッターを押したらピンボケ。
私にはこの橋は絶対に渡れません。
「だいぶん遠回りになるかも知れんけど、しゃーないなあ。」
下流側に向かってラン。そうすると、そんなに遠くないところに立派な橋が見つかった。これを渡って国道に出れば、あとは何回も通った「じょんのび村」への道。もう迷走はなし。
山家交差点を少し上ると、お酒屋さんのシンボル「杉玉」発見。
これは写真に撮っておかなくては。
道沿いにおった厳かなお宮さん。
こちらは別荘の販売をされているところのよう。
また、お宮さん。
大きな瓦屋さんをすぎると、頭上に高速道・丹波綾部道路。
ここらで、それまで小降りだった雨が激しくなってきた。冬の天気は変わりやすいので、帽子やタオルを持っとかんとあかんね。車には用意してたんやけど、置いてきてしまった。
いなか暮らしを宣伝する不動産関係の広告看板。
こちらは立派な神社。
写真を撮り忘れたものも含めると、もういくつの鳥居を見ただろう。各集落に一ヶ所ある感じ。
大きなお寺もありました。
十倉交差点。
川釣り用品専門店と新聞店を兼ねておられるお店。
交差点角には大きめの食料品店もあった。
そのちょっと先にはかわいい幼児園。
子どもが少なくなってきているので、大変でしょうね。
おー、またまた鳥居。
こちらは、農家民宿「健ちゃん村」。
最後に小さな峠を越えると、じょんのび看板→さらば原発看板→カフェ・じょんのび。
2時10分、「カフェ・じょんのび」到着。
10.43km、1時間04分59秒。
「サル返し」で迷走してなかったら、10km弱であったと思われる。
玄関に向かうと、「キョトン」とこちら見つめる2ひき。
「じょん君、久しぶりです。今日はゆきちゃんも来てはんにゃー。」
「ウォウォウォウォーン!」
じょん君が吠え出した。そら見慣れん怪しいおっさんが走ってきたら、ビビルわなあ。
じょん君の声を聞いて奥様が出で来られた。
「いやーパオパオさん。ゆきちゃんがほえてんのか思ったら、じょんがほえてんのー。じょん、パオパオさんやん。」
じょん君にしたら、「そんなこと言われても・・・」の世界やろね。
中に入ると、先客が4名。
ゆきの飼い主さんやら、じょん君の兄弟のマーブルの飼い主さんやら。
「よう、はやってますがなー。」
私は今日は「ケーキセット」(650円)。
なかなかおしゃれです。
(注)まだまだ、続きます。
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2013年01月22日(火)
「子どものためにならぬ」??? [時事]
◎京都新聞1月21日夕刊
橋下市長が桜宮高校訪問
生徒に入試中止方針説明
大阪市の橋下市長は21日、バスケットボール部の男子生徒が自殺した市立桜宮高を訪問、自らが打ち出した同校体育系学科の入試中止方針などを在校生に説明し、理解を求めた。市教育委員会によると、橋下市長は全校生徒や教職員を前に「クラブ活動よりもっと大切なことがある。今後の方向を出す前に新入生を迎えてはならない」と説明。
「越えてはならない一線を越えた。生徒だけでなく保護者も立ち止まって新しいクラブの在り方を考えてほしい」と呼び掛けた。
これに対して生徒代表は「体育系学科があっての桜宮高だ。人生の一部である新入生の受験の機会を奪ってほしくない」と訴えた。
学校訪問後、端下市長は市議会委員会の協議会で、入試中止の意向をあらためて表明。さらに記者団に「学校の実態を知っているのは僕だけだ。外部監査チームから上がってくる情報を認識すれば、絶対に新入生を受け入れる状態ではない」と延べ、市教委が入試実施を決めた場合は「やめさせる」と述べた。
橋下市長はこれまで、同校の「伝統、校風を一度断ち切り、別の学校に生まれ変わらせる」と主張。全教員を異動させるよう市教育委員会に要請している。
保護者からは「市長の言葉に子供が傷ついている」「『伝統をつぶしたら帰るところがなくなる』と子供が泣いていた」などと反発の声が上がっていた。
■橋下氏「子どものためにならぬ」
“逆風"にも撤回なし
生徒「先生奪わないで」
大阪市立桜宮高校の男子生徒の自殺を受けて、入試中止や教員の総入れ替えを求める橋下市長の発言は、在校生らの激しい反発を招いている。
橋下市長も会見やツイッターで「賛否両論ある」と“逆風"を認めつつ「ここで譲ったら子どものためにならない。僕の考えが間違いなら選挙で落とせばいい」と撤回するつもりは毛頭ない。
大阪市教育委員会の長谷川恵一委員長ら委員は18日、学校を視察。運動部の顧問や生徒から聞き取り調査を行い、「市長のやり方は個性なので認めるが、入試は実施してくれというのが基本的な考え方。教育内容なので、われわれが主体的に決めたい」と苦悩をにじませた。
同校体育科3年の女子生徒(18)は「市長から大切な学校を侮辱され、多くの生徒が傷ついた。私たちの先生を奪わないで」と切実だ。
橋下市長が入試中止の方針を打ち出した翌日の16日、女子生徒は、学校を守るために自分たちに出来ることはないかと友人らと話し合ったという。「市長は『選挙で落とせ』と言うけれど、私たちには選挙権もない。私たちの声も聞かずに、『子どもたちのため』などと言わないで」と訴えた。
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「学校の実態を知っているのは僕だけだ」というところを読んで噴き出してしまった。
なにゆうてますのん? 意味不明。
アンタ何様? ただの「チンピラ弁護士のなれの果て」でしょう。
ほんまに、どこの「子どものために」ゆうとんねん!?
高3女子の勝ち!
それはさておき・・・。
このニュースを聞いたとき、自分の子に当てはめて考えてみた。うちの子は、兄が高校でサッカー部、妹が中学でバスケ部に入っていた。二人ともキャプテンになる器ではなかったので、この事件と同じ場面は考えにくい。
橋下さんのおっしゃる「クラブ活動よりもっと大切なことがある」というのはその通りだと思う。しかし、その言葉はクラブ活動がすべてだと思っている生徒の胸にはまったく届かない。そんなことも分からんのかなあ。
何でも知ってるみたいな顔してたらしまいにえらい目に合いまっせー、橋下さん。
それから、娘はこの2年間ずっと名桜大学に入りたいとがんばってきた。それ以外の大学は全く考えていなかった。それがもし、大学の不祥事で直前に入試中止になったら・・・。急に進路変更など考えられるだろうか。そんな時、親は何が出来るだろうか。・・・何も出来ない。
橋下式で行ったら、つぶさんなん学校だらけやね。
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【RUN】
今日も「あいおわ治療院」でお尻に電気ビリビリ。強烈やったなあ。
今日は小雨だったので走るのはお休みにしようかなーとも思ったが、やっぱり気を取り直して走りに出た。
昨日と全く同じ。1.3+6+2で9.3km。6kmは32分26秒。お尻電気ビリビリをしてもらった日は楽に走れるような気がする。もっとビリビリしてもろたらええんなかなー。
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2013年01月21日(月)
ガングリオン2013 [雑感]
「ガングリオン2013」、映画のタイトルではありません。
私のブログを見続けてくださってる方ならすぐお分かりでしょう。そうなんです。また右手首に小さなこぶが・・・。
2011年9月にできた右手首のこぶ。日がたつにつれだんだん大きくなって痛くなった。病院で見てもらうと、「ガングリオン」と診断。
12月6日、日赤病院でこぶの中の液を抜いてもらう。
「これは一度抜いてもまた溜まります。また大きくなったら抜きに来てください。」
ところが、それから1年近くふくれてくることはなかった。「いや、完全に治ったんかしらん。」
しかし、それからちょうど1年たったころ、ぷくぷくとふくれてきた。前よりも大きいくらいに。
こりゃいかん、なんとかせにゃー。でも、日赤まで行くのはめんどくさいし。近くで抜いてくれる病院ないんか知らん。
「ありましたー、うちからいっちゃん近い病院!」
歩いて2分!
年配のお医者さんが一人なのに、何から何までやってくださるみたいだ。確認の電話を入れると、「とりあえず見させてください」とのこと。
月曜のせいか、待合室は座るところもないくらい混みごみ。でも、そんなに待たずに順番が回ってきた。
「先生、仕事が早い。」
「注射器で抜きます。」
ベットに横たわったら、消毒してすぐに針を刺された。それも2回。以前と同じ、パワージェルみたいな液体がたっぷり。
これで終わり、やれやれと思ったら、終わりではなかった。
「袋に残っているとまたすぐふくれますから、しぼっておきます。痛かったら言ってください。」
先生はご自分のつめを使って何回も何回もギュギュギュー。痛いのなんのって。でも、「痛いです」と言うタイミングをはずしてしまってしんぼうしんぼう。「もう終わるやろ」、「もう終わるやろ」と思ってしんぼうし続けた。
「またふくれてくるかもしれませんが、これで様子を見てください。」
「ありがとうございました。」
しびれる腕をかばいながら帰宅。
夜、風呂上がりにテープをはずしてみたが、そんなにへっこんでいない。
ヨメさんの説によると、「朝から夜までの間にまた溜まったんちゃう。」
そんなアホなー。
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【RUN】
注射針を刺したので走らんほうがいいのかなあとも思ったが、ゆっくりならいいでしょう。
店往復1.3kmのあと、いつもの6kmコース。32分52秒。予定より速く走ってしまった。
そのあと長めの2kmダウンジョグをプラスして、今日は9.3km。
なんか、右手首が痛いような・・・。
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