パオパオだより

2011年08月12日(金)

91.4cm [ランニング]

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 3000m障害男子のハードルの高さは91.4cm。
 途中の水濠は8レーンの外側にあるので、1周は421mになる。これで計算すると、3000m障害はトラック7周と53mということになる。
 1周につき平均台型の木製ハードルが4ヶ所、同じ91.4cmのハードル+長さ3.66mの水濠が1ヶ所。つまり、3000mで35ヶ所の障害物を越えることになる。冷静に考えて、しろうとが手を出すような競技ではない。

 そして、こんなアクシデントもあった。
 「早狩実紀選手は、2007年、3000m障害で世界選手権に出場。予選のラスト一周で、障害の枕木に膝を強打、背中からトラックにたたきつけられ、脳震盪を起こし意識を失った。レースは途中棄権となり、早狩は担架で運ばれた。」

 ああ、せめて病院に運ばれないような練習をしなければ。
 ということで、西京極補助競技場へ。ワコールさんが寄付されたとかいう練習用ハードルをお借りした。

 今日も2000m障害のスペシャリストである八田さんが来ておられ、ハードルを出すのを手伝ってくださった。

 91.4cmの高さを覚えておこうと自分の体で測ったら、ちょうどへその高さ。これを35個?
 ムリムリ。

 八田さんが跳び方の見本を見せてくださった。

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 すごくスムーズできれい。
 一連の動きにムダなところがない。
 
 私の跳んでいるところも何度も見てもらった。細かいところもアドバイスしていただき、何回も跳ぶうちに何とかさまになってきた。ただし、着地の衝撃が思っていた以上にすごかった。

 走った後疲れた状態で跳ぶ練習もしなくてはいけないので、まずは1周400m。ほんとうはこの間に、ハードル4ヶ所、水濠1ヶ所があるのだが、今日の練習ではハードル1ヵ所のみ。それでも1分48秒もかかった。
 少し休んで、2周800m、3分56秒。
 また少し休んで、最後に3周1200m、6分05秒。

 あー、15分以内完走なんて絶対ムリ!
 ハードルを跳ぶごとに、両足にピリピリ。何とか完走だけはいけるだろうと思っていたが、コブラがえりで沈没もありですね。
 あー、レースまであと2週間。どうしましょ。

 今日は、アップ500mダウン500mと合わせて3.4km。もう、ふくらはぎパンパン。

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 今日、八田さんから紹介していただいた河合さん。3000m障害ではなく、110mHや400mHをやっておられるそうだ。まだ31歳の若手。
 いろいろと楽しいお話を聞かせてもらった。こうして競技を通して若い人とも知りあえる。それがまたいいんですよね。
 (ハードルの後片づけ、手伝ってくださってありがとうございました。)

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