パオパオだより

2012年09月20日(木)

六公立戦 [陸上競技]

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男子5000m

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スウェーデンリレー2走200m

 尼崎ベイコム競技場で行われた六公立戦(実際は三校)。
 今日の廉は、1500m、5000mともに惨敗だった。インターンシップで、2週間ほとんど走る時間がなかったのが原因のようだ。
 5000mの最後の1000mは、見ているこちらが泣きそうになった。体が硬直して、もがき苦しんでいる感じ。レベル差はあっても私も同じ状態を何度も味わっているので、こちらの息が止まりそうな気がした。
 記録的にも、最近にはなかったくらい悪かった。

 このあと、どんな言葉をかけたらいいんやろう・・・。
 そう思っているうちにスウェーデンリレーが始まった。短距離パートの選手が体調不良で代役が回ってきたらしい。でも、200mって !?
 どきどきしながら見ていた。とりあえず、バトンパスだけはしっかり。いや、そのあとの走りがきれいだったこと。他の2校はもちろん短距離専門選手。差は少し広がったが、廉もしっかり短距離選手のきれいなフォームで走っていた。そして、しっかり3走のアーリー先輩へ。

 戻ってきた廉にスタンドから声をかけた。
 「200m、かっこよかったやん。」
 「うん、今日はこっちのほうがよかったみたい・・・。」

 そのときの廉の照れ笑い。あんなかわいい笑顔は久しぶりに見た気がした。
 ほめてやれるところがあってよかった。私自身も救われた気がした。

※ 本日午後、「ふつうの車イスランナーSさんを京都マラソンに!」の要望書のお返事が大会事務局から届きました。「ゼロ回答」というより「マイナス回答」。前年よりさらにひどくなっていました。その件についてはまたくわしくご報告させていただきます。
 「六公立戦」については、また後日くわしく。

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【RUN】

 「軽々3000m11分半切ってきたわー」と廉に言いたくて、六公立戦観戦の前に西京極へ。2日連続の3000mタイムトライアル。
 また2kmジョグのあとにスタート。

 1000m  3分48秒
 2000m  7分49秒(4分00秒)
 3000m 11分49秒(3分59秒)

 本当は、昨日よりちょっとでもタイムが縮められればいいと思っていた。最初の1000mはいい感じ。これははええどーと思ったとたんにしんどくなってきた。2000mまでの1000mが4分もかかり、これではあかんと最後がんばった。でも一度落ちると戻ることはむずかしい。まあ、これで昨日の1秒遅れでまとめられたので、良しとしよう。
 1kmジョグをはさんで400m1本。1分23秒。「おそー。」
 最後に500mジョグをして、今日は2+3+1+0.4+0.5で合計6.9km。
 次は最低でも11分40秒を切らなくては。

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西京極サブグトラック

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2012年09月19日(水)

京都府立大陸上部女子に挑戦 [ランニング]

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 久しぶりの西京極競技場。
 正確な距離の取れるところで一度走っておかなくては。

 9月16日に、京都府立大陸上部女子が滋賀・皇子山であった記録会に大挙出場した。それは、9月29日に行われる「第22回関西学生対校女子駅伝」に向けての活動である。廉のほうの男子は長距離パートの新入生が一人も入部しなかったのに、女子は3名も加入。元々いた2名と短距離の1名に助っ人として加わってもらい、何とか駅伝メンバーが6名そろった。京都府立大としては画期的な出来事だ。(あんまりうれしくて、私もちょっとだけ駅伝参加費のカンパをさせてもらった。)

 さて、皇子山の結果は・・・。
 三須選手(4年) 3000m 11分30秒
 竹多選手(1年)  同    11分34秒
 青木選手(3年)  同    11分47秒 (短距離パート)
 山上選手(1年)  同    12分00秒
 安藤選手(1年)  同    12分12秒
 庵原選手(3年) 5000m 19分19秒

 よっしゃー。これは、私の目標にするのにピッタリ。
 今日の練習は、「打倒、府立大女子!」 

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 まずは右大回り4周約2km、11分。
 えーい、もういきなり3000m行ってまえー。

 1000m  3分54秒
 2000m  7分53秒(3分58秒)
 3000m 11分48秒(3分55秒)

 走っている途中、マスターズの大先輩・八田さんが「こし、こしー!」と声をかけてくださったのだが、どうしたらいいのかよう分からん。今日は以前指摘してもらった「すり足走法にならないように」ということだけを気をつけて走った。
 まあ何とか、京都府立大女子の中に入れば真ん中くらいですか。でも、100mが専門の青ちゃんと互角とはなあ・・・。
 一番よかったのは、ペースの上げ下げなく走れたこと。この感じで5000mも走れたら、20分切り楽々なんやけど。
 また、3000mの練習しよ。それで11分30秒切れたら、次は5000mのタイムトライアルと。そのときの目標は、もちろん庵原選手の19分19秒。
 
 1kmジョグをはさんで、1000mおもいっきし。
 3分40秒切りを狙ったが・・・。

  400m 1分28秒
  800m 2分58秒(1分29秒)
 1000m 3分41秒(  42秒)

 まあまあです。
 このあと1kmダウンジョグ。

 今日は2+3+1+1+1で合計8km。

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 競技場の横に小学生のグループ。
 「どこの小学校?」と聞くと、男の子が「ふにゃふにゃ。」
 「えっ」と聞きなおすと、隣の女の子が「葛野です。」 
 「そっか、近くやね。」
 その子はニコッ

 しっかりしてるねー。

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 夕方のきくの散歩中、廉と遭遇。 
 明日は「六公立対抗戦」。
 1500mと5000mに出るらしい。がんばってね。

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2012年09月18日(火)

「毎日5km走って意味ある?」で検索って・・・ [ランニング]

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 私のこのブログ「パオパオだより」は、公称一日5000アクセスだった。ところが、「京都キャロット」のホームページへのアクセスに不具合が生じ、それとともに「パオパオだより」のアクセス数も激減してしまった。先月には、公称5000アクセスの半分の2500アクセスまで落ち込んだ日もあった。しかし、その不具合が解消し、やっと元の感じに戻ってきた。「ほっ!」

 私のブログでは、リンク元(アクセス元)をたどることができる。こないだ、それを見て笑ってしまった。
 「毎日5km走って意味ある?」で検索てか!
 それって、ちょっと失礼ちゃうん? 確かに私は毎日5kmも走ってませんけど・・・。ちなみに、先月8月の総走行距離は138km。実際に走ったのは20日だが、31日で割ると1日約4.5km。いや、ほんまに「1日5km走って意味ある?」の世界ですわー。

 結論から言います。
 「それは、意味があります。ただ同じ5kmでも、心のこもった5kmとダラダラの5kmとではちがいます」とかなんとかえらそーに・・・。

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 こんなしょぼい練習で、トラック5000m(公認)20分切りをめざしています。10月7日の滋賀マスターズ5000mでは笑わしてもらうぜ。でも、その前にどのシューズで走るかやね。うーん・・・。

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【RUN】

 夕方、雨が小やみになったのでいつもの5kmコース。
 涼しくて走りやすかった。行き13分16秒、帰り13分18秒で26分34秒。 
 1kmスロージョグをプラスして、一応6km。
 
 こんなしょぼい練習で、次々とここ10年間の自己最高記録を出そうぜ!

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2012年09月17日(月)

「放射能副読本」学習会 [平和]

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 正確には、放射能から子どもを守る会・茨木主催の「放射能」について共に考える連続学習会の第1回。実は文科省から公立小学校に配布された副読本も「放射線について考えてみよう」であって、どこにも「放射能」という言葉は使われていない。
     ◇     ◇     ◇
■放射線(ほうしゃせん、radiation)とは、放射性元素の崩壊に伴い放出される粒子線 あるいは電磁波のこと。主にアルファ線、ベータ線、ガンマ線の3種を指す。また、それらと同程度のエネルギーを持つ粒子線や宇宙線を含めることもある[1]。広義には、様々な粒子線や電磁波の総称である。電離作用を持つ電離放射線について考えることが多く、励起なども起こり、これらに基づいて、物理作用、生理作用のほか、化学作用も現れる。
■放射能(ほうしゃのう、英: radioactivity)とは、原子核が崩壊して放射線を出す能力のことである。原子核の崩壊により、出された放射線のうち、電離作用をもつ電離放射線について考えると、励起などもおこり、これらにもとづいて、物理作用、生理作用のほか、化学作用も現われる[]。
 放射能の単位はベクレル(記号 Bq)であり、1Bqは1秒間に1個の原子核が崩壊することである。
 日本語ではしばしば放射能と放射性物質と放射線とが混同されているが、その意味は明確に異なる。日常会話やマスコミ等において「放射能を浴びる」「放射能に汚染される」などの誤用が一般に定着し常用されている。また、英語では放射性物質のことを radioactive materials と表記するが、標識などにおいて radioactive と略記することが多く、これを放射能と日本語訳してしまい(厳密には放射性と訳さねばならない)、誤用が起きていると考えられる[要出典]。放射能は英語で radioactivity である。(ウィキペディアより)
     ◇     ◇     ◇
 まず、ここからです。
 9月7日の「茨木金曜日行動」で、この学習会のビラを配らせてもらった。それを配っている本人が、その学習会に全くかかわらないということは問題だ。そう思い、昨日の京都走ろう会のあとお昼ごはんも食べずに駆けつけた。
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 茨木市民会館に着いたのは1時50分くらいだったので、学習会はもう半分ほど進んでいた。参加者は私を含めて8名。こないだの「茨木金曜日行動」に参加されていた方が4名、呼びかけに応じて来られた方が4名だった。

 「小学生版副読本『放射線について考えてみよう』を読んで、疑問点を出し合おう」ということで、副読本の項目に沿って話し合われていた。

 私が到着したときは、「放射線を受けると、どうなるの?」という項目。以下、原文のまま引用。
     ◇     ◇     ◇
 (放射線を表す単位は)長さを表す単位「1メートル=1000ミリメートル」と同じで、1シーベルトは1000ミリシーベルトです。マイクロはミリより小さいときに使い、1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルトとなります。
 自然から1年間に受けている放射線の量は、一人当たり約1.5ミリシーベルトです。一度に100ミリシーベルト以下の放射線を人体が受けた場合、放射線だけを原因としてがんなどの病気になったという明確な証拠はありません。

【考えてみよう】
 絵を見て健康的な暮らしのためには、どのようなことに心掛けるとよいか考えてみよう。
     ◇     ◇     ◇ 
 その絵というのは、中心に「がんなどの病気」があり、上から右回りに「年をとる」、「遺伝的な原因」、「ウイルス・細菌・寄生虫」、「働いている所や住んでいるところの環境」、「食事・食習慣」、「放射線・紫外線など」、「たばこ」、「酒」。
 なるほど書いてあることはまちがいではないが、明らかに「放射線」を薄めるために書かれている。その放射線も「紫外線」と同等の扱いとは・・・(「放射線・紫外線など」のところの絵は太陽光線を手でさえぎる女性の姿)。

 次は、「放射線は、どうやって測るの?」という項目。
     ◇     ◇     ◇
【調べてみよう】
 文部科学省は、学校に放射線測定器「はかるくん」を貸し出しています。「はかるくん」を使って学校の中や周りを測ってみよう。
※「測定器で放射線を測っているよ」という小学校の教室の写真。
     ◇     ◇     ◇
 参加されていた元小学校教員の方がおっしゃった。
 「小学生は測定器に興味を持つと思います。そして、目に見えないものが数値として測れたら喜びます。そのものの危険性などには関心がなくなり、何がどんな値か、中には大きな値が出ると「わー」と喜ぶ子もいるかもしれません。」
 中学校の理科の先生のご意見。
 「教室や学校で簡単に測れるものなら何も恐れることはない、という新たな安全神話作りじゃないですか。」
 また、福島から避難されているお母さんは、「避難生活を送っている自分の子と同じ小学生が、楽しそうに測定器を使っている写真は受け入れられない」とおっしゃっていた。

 最後に、「放射線から身を守るには?」という項目。
     ◇     ◇     ◇
 放射性物質を利用している施設の事故によって、放射性物質が風に乗って飛んでくることがあり、この時に放射性物質から出る放射線を体の外からと体の中から受け取ることがあります。
 体の外から受ける量を少なくする方法があります。一つは放射性物質から離れること。もう一つは放射線を受ける時間を短くすること、そして放射線を通しにくい建物の中に入ることです。建物の中に入った時は、放射性物質が建物の中に入らないようにドアを閉め、外からの空気を取り込むエアコンや換気扇の使用を控えるなどの対策をとることが大切です。また、長袖を着ることにより、放射性物質が体に付かないようにすることができ、服や体に付いても放射性物質を洗い流すことができます。
 体の中から受けることから身を守るには、体の中に放射性物質が入らないようにマスクをしたり、放射性物質が決められた量より多く入ったりした水や食べ物をとらないように気を付けたりするなど対策を取ることが大切です。
 なお、体の外から放射線を受けたことを原因として、人が放射線を出すようなことはなく、かぜのように人から人へ伝染することはありません。
     ◇     ◇     ◇
 「なんで、原発(放射性物質を利用している施設????)をなくすというのがないやろう。」
 これが、参加者全員の疑問。事故が起こったあとの対策よりも、事故を起こす元をなくすという発想は初めからないのだろうか。
 また、中学の理科の先生の言葉。
 「震災がれき処理なんて、まやかしのような言葉を使ってはいけませんよ。あれは正しくは『死の灰処理』です。」
 テレビや新聞がそう正確に報道してくれたら、また今の事態も変わっていくだろうに。

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世界が輸入禁止にしている日本の食品 (1094KB)

 副読本のほかにもいくつかの資料をいただいた。その中で、みんなが「びっくりした」、「知らなかった」と言われていたのが、「本当に食べても安全ですか? 世界が輸入禁止にしている日本の食品」。
 8月27日現在、日本の食品の輸入規制をしている国は14ヶ国。中でも、日本の原発を後押ししているはずのアメリカが細部にわたって規制。アメリカは遺伝子組み換え食品などの規制もゆるいようなのに・・・。
 「どうゆうこっちゃ?」
 「これはほんまに危ない証拠とちがうんかいな。」

 私は遅れていったせいもあり、時間が短くて掘り下げた意見交換もできなかった。それでも認識を新たにしたことがいっぱいあった。
 多くの人にアピールするデモも大事かもしれないが、まず自分が勉強して基本的な知識を身につけなれればと思った。
 「茨木金曜日行動」で配らせてもらったもう1種類のビラ、「内部被ばくを生き抜く」の上映会にも都合をつけて行こうと思っている。

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帰りの京都市地下鉄

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2012年09月16日(日)

第31回KRC駅伝 [ランニング]

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 今日のトップ写真は、KRC駅伝に参加してくれた増田君(小6)。のびのびとしたすごくいい走りでした。

 私と増田君のお母さんとの会話。
 「ブログを書いておられる方ですよね。時々見せてもらってます。」
 「あっ、ありがとうございます。あの子のお母さんですよね。何年生ですか。」
 「小6なんですけど、背が低くて。クラスでも一番前なんです。」
 「そうですか。でも、私も小6のとき128cmしかなかったんです。でもそれから40cmほど伸びたんで心配いりませんよ。・・・おっちゃんくらいにはなれるでー。」
 (小6からの4年間毎年8cmずつ伸びて、中学校卒業のときに160cm。そのあと自炊になり栄養が取れず、プラス7cmで終わり。)
 
 増田君はちょっと困った顔をしていた。このおっちゃんの背ではなあ・・・、と思っていたのかも。

 今日は、増田君のところと安本さんのところがご家族で参加。すごく暖かいふんいきでみなさんなごまれたと思います。

(注)まだまだ、続きます。 

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2012年09月15日(土)

マラソン大会から車イス使用者を排除することは社会から排除するのと同じではないのか [私の好きな人]

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どんぐりコロコロと遊ぶきくちゃん

 9月11日(火)、下山さんに京都マラソンへの参加希望の意思確認のメール。
 9月12日(水)、下山さんからお返事。「参加可能なら、参加してみたいです。」
 9月13日(木)、「ふつうの車イスランナーSさんを京都マラソンに!」という要望メール作成。下山さんに目を通してもらったあと大会実行委員会に送ろうとしたが、メールアドレスが記入されておらず。仕方なく、「京都いつでもコール」にメールを送付。

 9月14日(金)、「京都いつでもコール」より返信。

 この度は、「京都いつでもコール」にお問い合わせを頂戴し、ありがとうございます・
 いただいた内容につきましては、後日、京都市役所の担当部署から、お返事させていただきます。
 なお、返答に際しましては、事実確認や調査などで概ね2週間程度のお時間を要しますが、案件によっては、さらにお時間を要する場合もございますので、ご理解いただきすようお願いします。
     ◇     ◇     ◇

 去年は要望書を手書きし、大会実行委員会にFAXで送った。すると、2日後にFAXでお返事を下さった。
 今年は長文になりそうだったので、初めからメールで送るつもりだった。ところが実行委員会のメールアドレスが書かれていない。初めから作戦失敗だった。
 さあ、やり直し。「京都いつでもコール」に送ったメールをプリントアウトして、実行委員会にFAXしよう。京都マラソンの応募締め切りが9月21日だというのに、「返答は概ね2週間程度、さらに時間を要する場合も」って!

 それにしても、「京都いつでもコール」とはうまく考えた名前だ。「いつでもコールしてください、ただし返事は忘れたころしかできません」て。

 なんにもいちゃもんつけているわけではないのに。
 ごくふつうの生活をされている下山さんが、車イスを使用しているという理由だけでマラソンへの応募さえ拒否されている。
 参加資格の【1】1994年4月1日以前に生まれた方、【2】5時間40分以内に完走できる方の両方を楽々クリア。ところがその下に小さく「マラソン、ペア駅伝に車いすでの参加はできません。」つまり、【1】【2】をクリアしていながら京都マラソンに応募さえできないのは、日本中でただ一人、下山さんだけと言ってもいいかもしれない。
 これをおかしいと思わない人のほうがおかしいと思うのですが・・・。

 何十年も前は、マラソンは競技者だけのもの。それから徐々に一部愛好者に広まっていき、いまや練習さえ積めばだれもが大会に出られるようになった。そう、今はよほどの理由がない限り「だれもが」という原則を崩してはならない。
 ましてや、主催の一番目が「京都市」で、「健康都市・京都」や「共汗」(現市長発案の造語)をキャッチフレーズにしている京都市のマラソンなら。

 「マラソン大会から車イス使用者を排除することは社会から排除するのと同じではないのか 」という姿勢で、これからも粘り強く働きかけていきたい。


 

 

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