2010年06月26日(土)
第25回サロマ湖100kmウルトラマラソン下見 [ランニング]
朝、ホテルまで中野さんがお出迎え。高知のご友人お二人を車にのせておられた。
中野さんの二男さんの黒のいかつい車で受付会場(湧別総合体育館)へ。段差のあるところを通るたびに、「エアロパーツが・・・、息子に怒られる・・・」などとつぶやきながら運転しておられた。
中野さんは、サロマを10回以上完走しておられるので、「サロマンブルーメンバー」。
受付も一般とは別。メンバーの特別控室もあるらしい。スタートも一番前。
「ええなー。」
会場前にはスポンサーブース。
「アシックス」のテントがいっぱいだったので、誰ぞ知ってる人がおらんかなと覗いてみたが、なし。そら、ここは北海道やもんね。
あんまり暑いので、レースの翌日海で泳いだろと思いつき、水着を物色。定価の半額のものが並べてあったので、もうほとんど買いかけていた。そこに、中野さん。
「藤井さん、何を買おうとしてるんですか。」
「いや、月曜ヒマやから、海で泳ごっかなーと思って・・・。」
「ムリムリ。いくら気温が上がっても、オホーツクの海をなめてはいけませんよ。冷たくて泳げないですよ。」
「えー、そうですかあ。」
なんか納得いかんかったけど、地元の人の言うことは聞いておこう。
アシックスのお隣りには「ランナーズ」のテント。
みなさん、帽子や帽子に付ける「ヒラヒラ」を見ておられた。「サロマ」がこんな暑くなるとは、誰も予想しなかったにちがいない。
スタート地点にある「サロマ100kmウルトラマラソン」の記念碑前で記念撮影。
「中野さん、いっしょに撮ってもらいましょ。うちのヨメさん、中野さんのファンやから、写真見せたら喜びますし・・・。」
「そんなふうには思えないけどなあ・・・。」
そこから中野さんの運転で、全コース下見。
一番最初の5km弱の周回で。
「いや、中野さん、一周してスタート地点に戻ってきますやん。スタートラインだけ越えて、どっかに隠れてて、また知らんぷりして走ったらあきませんの? それで、5kmほど楽できますやん。」
「藤井さん、あなたはなんということを考えてるんですか。そんな考えでは、完走などおぼつきませんよ。」
私のようなふざけたランナーは、参加申し込みの資格さえないのかも。(でも、常にずっこいことをやってみたいという欲望はあります。)
17km付近、竜宮台折り返しでオホーツク海の風に当たる。確かに、気温はかなり上昇しているのに風自体は冷たい。疲れた足で海に入っていたら、確実全身けいれんですな。
中野さんにお聞きすると、このコースは16年前とほとんど変わっていないらしい。しかし、私の記憶の中にはまったく残っていない。
唯一覚えていたのが、ここ。42.195km地点。左にサロマ湖で、右手に林。ここ、ここ。
そこからさらに、ワッカ原生花園へ。
過去2回とも、私が足を踏み入れることができなかった場所。
車では入れないので、途中の駐車場に車を置き、原生花園の中間点あたりから少し奥に向かって歩いてみた。
花の咲き具合は、年によって全然ちがうらしい。
今年はたくさん咲いているほう、とのこと。
レース前日だというのに、「下見ラン?」 それもかなりのスピードで飛ばしておられた。
中野さんは12回目とか言っておられたが、高知のお二人は初参加。不安だらけだと思う。
明日は4人ともここまで来ましょうね。
花はきれいに咲いていていいのだが、とにかく暑い。「ほんまにここ、北海道?」と言いたくなるくらい。
レストハウスにはレンタサイクルも置いてあった。
明日、ヘロヘロランナーの横を自転車でスーと通ったら、そら気持ちええやろなあ。(自転車も通行止めやろか。)
いやま、かえらしい観光馬車。
これは一人ではなく、好きな人といっしょに乗るもんやろねえ。
やっと、お昼ごはん。
中野さんが昔よく行ったというお店「炉ばた」。佐呂間の国鉄の駅があったところの近く。
私は「ホッケの開き定食」(970円)。
京都で食べるホッケよりだいぶ大きかった。ホタテの味噌汁も、「ええ味出してまっせー!」
ここから、ゴール地点である常呂町スポーツセンターへ。
明日ゴールできたらええんやけど・・・、それはない! キッパリ!
常呂から北見に送ってもらう時の眠たかったことったらありゃしない。
中野さんといっぱいしゃべったのだが、おおかた忘れてしまった。一つだけしっかり覚えていること。
「北見駅のコンテナ」・・・北見駅は、道東の物流の拠点地である。特に、農産物の出荷量は北海道の中でも極めて多い。一気に大量の運送をするには、やはりトラックよりもJRということらしい。
いったんホテルに戻り、夕方5時半から本日の第2部「サロマ前夜交流会」。
会場は、日本最初の地ビールを造りだされた「オホーツクビアファクトリー」。
参加メンバーは、中野さん、高知の谷さん、酒井さん、それから国鉄OB・高久さんの奥さま(サロマはエントリーするも出場辞退)と私。
そしてそして、よう来てくれたなぁー、こんなおっちゃんゃらおばちゃんやらの中に・・・、中野さんの二男の龍二君。
私がサロマヘ行くかどうか迷っていた時、「中野さんのご家族にお会いできれば」という条件を出していたのだが、それを考慮してくださったのかもしれない。
私はきっちり龍二君の隣りに座り、中野さんの秘密(?)を根掘り葉掘り聞き出した。
それをここに書くのはもったいないので、もうちょっと吟味してから別項として書く予定です。題して、「中野さんイメージダウン作戦」。へへへー。
高久さんの奥さまのギャグ。
私、ベルリンマラソンに一人で走りに行ったんですよ。すごく遅くて豪華収容バスに一番乗りでした。そのバスにはテレビも付いていて、それまでのレースの様子のビデオが流れてるんですね。
それを見ていて、「おっ、なんでこんなところに朝青龍が走ってんだー」て思ってよーく見たら、それが私だったんだよねー。
笑っていいんでしょうか。
私は3種類のちがう味のビールをジョッキでいただいた。ほんま、「うまうま、ぐびぐび、うまうま、ぐびぐび・・・」やったな。
横から、龍二君が気を使って、「これ、食べてください」とか、「これ、注文しましょうか」とか。すまんなー。自分は運転があるからジュースやって。
他のメンバーはようわからんけど、中野さん、龍二君に私のことなんて説明してはんにゃろ。
「京都からいやになれなれしい変な人が来るんや。お前にも会いたいって言って困ってる。すまん、ちょっと辛抱して来てくれ」とかやったりして・・・。
「サロマ前夜交流会」は、次の日のことも考え、まだ明るいうちにお開き。
私はホテルの温泉に入り、早々とペットに入った。
なんせ、明日は2時半起きやから。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
nomiさん、コメントありがとうございます。たぶん「サロマ100kmの部」に出られた方ですよね。
この記事も先に写真だけアップしていて、nomiさんはその状態のところを見られたんだと思います。ついさっき、やっと文も付け足せました。
私が飲んだビールの中で一番おいしかったのは、「なんちゃら・ろ過前」という銘柄です。あれはよそにはないと思う。
nomiさん、この記事もう一回見てくれはったらいいんやけど・・・。
お疲れ〜さまでした。原生花園わたしも行きたかったなぁ・・。連日ビールのnomiでした。