2008年08月30日(土)
第29回兵庫神鍋高原マラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
京都キャロットの出張販売の最大の敵は、雨である。どんなにたくさん売れる大会でも、雨になるとだいたい3分の1くらいの売り上げになってしまう。
ただの雨ならまだしも、時々嵐のようなこともある。出張販売を始めたころは、そんな嵐の中、雨でビチャビチャになっていく商品を前に、呆然とし、半泣きになっていたこともある。
そのころに比べれば、最近は雨にもだいぶ対応できるようになった。一番は、無理してたくさん出さないことだ。売り上げより商品を傷めないようにすること。しかし、今でも天気予報を気にしながらの毎日が続いている。
そういう意味で、但馬ドームが出店場所になる神鍋マラソンは天気の心配無用。一定の売り上げが予定でき、たいへんありがたい。
これを見込んで、廉がお手伝いのアルバイト。
サッカー部は休みがないので本当は来れないのだが、安定した売り上げが見込まれるので毎年この大会には来ている。(うちの手伝いアルバイトは、売り上げ歩合制です。)
今年は廉もやる気を出し、朝早いスタートにも関わらず、レースに参加することになった。(5km) 9月23日のトラック10000mのいい練習になる。
受付時間は午後3時から7時。4時ごろが客さんのピークで、廉がいなかったらどうなっていたんやろうと思うくらいの大混雑だった。
あとで聞くと、申込者が900人増。およそ20%増で5700人を越えたそうだ。いそがしいはずだ。
関東のマラソン大会は東京マラソンの影響で軒並み参加者増らしいが、関西ではこんなに増えた大会はめずらしい。
近辺の大会で神鍋のパンフレットを配りに来られているのが、やっと花開いたのでしょうか。真夏の8月の大会で、5700人はすごい。
お泊りは、毎年お世話になっている民宿「ささや」さん。ぶたの水炊きだったが、すずしいからおいしくいただけます。
例年よりよく売れて、眞寿美さんも廉も笑顔。
廉! 明日の5kmは18分切れよー。
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2008年08月29日(金)
「ちゃむ」〜シリーズご近所犬5〜 [わんこ・にゃんこ]
昨日の夕方、超久しぶりにちゃむちゃんに会った。
京都キャロットの通販事務所前(北区上賀茂東後藤町)を、ゆっくりゆっくり散歩していた。
もう、16歳4か月だそうだ。
「ゆっくりやけど、なんとか歩いてます。」
すごく上品な奥様は、普段、この近くで田や畑の仕事をされている方だ。
「前にここで飼ってはったワンちゃんは、もうなくならはったんでしたね。」
「そうなんです。エリちゃんは、いなかにつれてかえってたんですけど、16歳で死んでしまいました。今は、また犬をもらってきて3歳になります。」と、うちのヨメさん。
すごくおだやかで上品な飼い主さん。ちゃむちゃんも、おだやかに上品に育ったにちがいない。
たぶんほとんど何も見えず、何も聞こえない様子だ。人が近寄ると、その気配をこわがっているように見える。
でも、飼い主さんだけは大好き。
ゆっくりゆっくり、ながーーーく生きてね。
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2008年08月28日(木)
古村ショップ [ショップ]
岩倉幡枝の「古村ショップ」をご存じでしょうか。
幡枝のバス通りに面したこじんまりした店です。コンビニというか、何でも屋さんというか・・・。
いなかの何でも屋さんを知っている人なら、なんとなく分かると思うのですが・・・。
この店のご主人・古村正昭氏は、知る人ぞ知る名マラソンランナー。
ぱっと見は、ソウルオリンピックマラソン優勝のボルディン(イタリア)。しかし体型はアベベ(エチオピア)のようにほっそり。。
私より一回り上ですが、大学時代(40年くらい前)に出したフルマラソンの記録が、かなり長い間京都最高記録として残っていたのです。(確か、2時間21分やったと思う。)
そして、つい最近まで、母校立命館大学の陸上部監督をされていました。大学女子駅伝では、もう一歩のところで優勝を逃しましたが、その後育てた子たちが大活躍。今や立命館は、大学女子駅伝の常勝校におどりでています。
昨日うちの店の定休日で、近くで昼ごはんでも食べようと岩倉幡枝方面を歩いていると、古村さんにバッタリ。
「古村ショップ」におられることはめったにないのに、私を見つけ、「藤井くーん、こんなとこでなにしとんにゃな。」
けっきょく、そのすぐ近くの「まんまるのきもち」でいっしょにランチ。(ランチは1000円。わりと変わったものが出てきて、おいしいです。)
いろいろ話をしたが、その中で一番おもしろかったこと。
「藤井くーん、花背の家は今どうなってんの?」
「置いたままです。今、空き家です。」
「もったいないなあ、ええ家やのに。」
「ボクがヨメさんに離婚されたら、あこしか帰るとこないし、それで置いてありますねん。」
「そうかー。離婚されるかー。(しみじみ)」
そんなしみじみ聞かんでも・・・。
その帰り、「古村ショップ」に寄り果物を買う。
「ちょっと悪なりかけやし、まけとくわ。」
調子に乗って、いっぱい買ってしまいました。
「もうちょっと近くやったら、毎日買い出しに来んにゃけどな。」とヨメさん。
ここで、このブログの読者のみなさんに問題。
なぜ、私と古村さんは知り合いなんでしょう?
マラソンつながり・・・NO!
実は、牛乳つながりなんです。
くわしくは後日ということで・・・。
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2008年08月27日(水)
田中裕子さん [学校]
昨日、すごくいいことがあった。
私の8月25日のブログのコメントを見ていただいた方は、「お察しのとおーり!」
22年前上賀茂小学校を卒業した田中裕子(ひろこ)さんからのコメントだった。
「先生先生!藤井先生ですよね!・・・」
最初コメント先の名が「田中」とあったので、「たなかー、たなかってだれやねん。」と思っていたが、コメントを読んですぐ分かった。お人形さんみたいにかわいかった田中さんやん。
12年と短かった教師生活の6年目と7年目。だいぶ余裕の出てきたころ。小学校5年から6年までの2年間担任させてもらった。
このクラスは、本当にいいクラスだった。
「頼りない担任に頼らず、自分たちで楽しいクラスにして行こう」という気持ちを持った子がたくさんいた。心の広いこの子たちにはいつもいつも助けてもらっていた。この子たちのおかげで、毎日毎日が楽しくてしょうがなかった。(これは謙遜でなく、正味です。)
一番の思い出は、いっぱい遊んだこと。中でも、キックベースや雪合戦は忘れられません。
そんな中で田中さんは控えめでおとなしかったので目立つ存在ではなかったかもしれないが、とにかくかわいかった。ちょっと違反なくらいかわいかった。
家庭訪問に行ったとき、「田中さんはかわいくて・・・」とばっかり言っていたら、お母さんがちょっとあきれておられた。(でも、その言葉にちょっとうれしそうでもあった。)
その目立たなかった田中さんが、私を探してくれていたなんて!
22年もたって、とっくの昔に先生じゃなくなっている私に、「先生先生!」やなんて!
ありがたい。アンビリバーボー。
さて、今後新たな展開があるか。こうご期待。
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2008年08月26日(火)
「ゴン太(ゴンちゃん)」〜シリーズご近所犬4〜 [わんこ・にゃんこ]
今日の朝、いつものようにきくを連れて真樹といっしょに精華大学前方面に歩いていると、ゴンちゃんのおばちゃんに会った。おばちゃんは、ゴンちゃんを連れていない。
「おはようございます。」
「おはようございます。ゴンちゃんね、死んじゃったの。」
「えー!」
「みんなびっくりしやはるんやけど・・・。11日にね、娘がパン買いに行くっていって精華大学前のへんまで来たときに突然倒れてしまって。心臓マヒやったんやね。
お昼時やったので、出て来ておられた精華大学の人たちが心臓マッサージをしてくれたり、水を飲ませてくれたりしてくれはったんやけど。
お父さんがお弁当配りのボランティアに行っていて車がなくて、タクシーを呼ぼうとしたら『盲導犬意外は乗せられません』て言われるし。かわいそうやった。
市原の奥に動物霊園があってね、そこで火葬にしてもらったの。今うちに返ってきてね、49日が終わるまではうちにおいておこうと思ってるの。」
「何か一つ楽しい思い出教えてもらえますか。」
「楽しいことばっかり。
ゴンちゃんはね、北大路ビブレの4階のペットショップの売れ残りでね、うちの娘がビブレに勤めているんでそれがご縁で引き取ってきたの。
うちに来てからは、せめて家の周りを歩けるようにといろいろと家を直しましたよ。門扉に手をかけてもたれるもんやからすぐ壊れてしまって、今のこ門扉高かったんよ。」
ブログに載せたいので写真をお願いすると、遺影として飾ってあった写真を持ってきてくださった。ゴンちゃん8歳の時の写真。
おばちゃんも言っておられたが、8歳の時より12歳のゴンちゃんのほうがかわいかった。人間と同じで、歳をとると赤ちゃんのようにかわいくなる。初めてゴンちゃんに会ったとき、子犬かと思ったくらいだ。
ゴンちゃんはすごくおだやかなワンちゃんで、友だちのいないうちのきくの唯一のボーイフレンドと言ってもよかった。なんせ、うちのきくは、一匹だけで生まれてきた箱入り娘なもんで。ゴンちゃんのほうもまんざらでもないという感じやったのに。
ゴンちゃんやったら、きくのダンナさんになってもらえるかなと密かにねらっていたのに・・・。
ゴンちゃんのご冥福をお祈りします。
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2008年08月25日(月)
真樹、14歳! (8月23日生まれ) [家族]
昨日、島根の「三瓶高原クロスカントリー」から帰り、1日遅れの真樹の誕生お祝いをした。
お祝いと言っても、家族そろってケーキを食べるだけである。
夜8時ごろ京都南ICに着く予定だったが、またもや中国道西宮近辺で事故による渋滞。ここは、通るたんびに事故というイメージ。
東寺の近くに、ヨメさんが短大時代バイトしてたケーキやさんがあり、電話してみると9時までやっているとのこと。さっそく「まきちゃん、たんじょうびおめでとう」ケーキを注文した。
渋滞がまだ増えそうな心配があったので、いつもよりちょっとスピードをあげた。ケーキ予約して、取りに行くのが間に合わへんかったら、えらいこっちゃもんね。
調子よく飛ばしていると、気がつけば前後に車全然なし。
そして、後ろから突然白い車が猛スピードで・・・。覆面パトカーさんでした。
80km規制を111kmで走行、31kmオーバー。罰金、25000円。トホホ・・・。
その後、渋滞は解消に向かい、予定どおり8時くらいに高速を出ることができた。そんなに飛ばさんでも間におうたんや。
「コトブキ」の店長さんは、漫画家ひさうちみちおさんのお兄さん。短大時代デブリンだったうちのヨメさんのことを、おぼえてくれてはったそうだ。店の前を掃除していたのが、その息子さん。お父さんの仕事を引き継いでるんやなあ。
罰金25000円もくらってしまったので、ばんごはんは「京都一安い250円弁当」を買うことに。四条大宮によって、弁当2つ、500円。やすっ! (考えてみれば、この弁当100食分の罰金! あほなことしてもた。)
家に着くと、きくちゃんがいつものきゅんきゅん攻撃。「なんで、わたしも連れて行ってくれへんかったん。さびしくて、たいくつで、きゅんきゅんきゅん・・・。」
廉と真樹は、夏休みの宿題の追い込み・・・って、それ遅過ぎひん。次の日から、学校やし。
でも、真樹は自分の誕生日に、バスケ部の背番号入りのユニフォームがもらえて上機嫌。
「ひょっとして、番号がもらえへんかも。」と心配していたが、いい番号がもらえたようで本当によかった。
そんなふうに、子どもらの喜ぶところ(時々は悲しむところ)をすぐ近くで見せてもらえて、こんなうれしいことはない。
うちは、8月10日の廉、23日の真樹とケーキが続く。それでも、家族そろって食べる誕生日ケーキはおいしい。ケーキを食べながらもいろんな話をする。この時間が、好き。
いつまでいっしょに、誕生日ケーキ食べてくれるんかなあ。
今年のケーキの灯は消えた。でもまた来年、みんなで笑ってケーキが食べられますように。
一年しっかり生きていこう!
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