2008年08月26日(火)
「ゴン太(ゴンちゃん)」〜シリーズご近所犬4〜 [わんこ・にゃんこ]
今日の朝、いつものようにきくを連れて真樹といっしょに精華大学前方面に歩いていると、ゴンちゃんのおばちゃんに会った。おばちゃんは、ゴンちゃんを連れていない。
「おはようございます。」
「おはようございます。ゴンちゃんね、死んじゃったの。」
「えー!」
「みんなびっくりしやはるんやけど・・・。11日にね、娘がパン買いに行くっていって精華大学前のへんまで来たときに突然倒れてしまって。心臓マヒやったんやね。
お昼時やったので、出て来ておられた精華大学の人たちが心臓マッサージをしてくれたり、水を飲ませてくれたりしてくれはったんやけど。
お父さんがお弁当配りのボランティアに行っていて車がなくて、タクシーを呼ぼうとしたら『盲導犬意外は乗せられません』て言われるし。かわいそうやった。
市原の奥に動物霊園があってね、そこで火葬にしてもらったの。今うちに返ってきてね、49日が終わるまではうちにおいておこうと思ってるの。」
「何か一つ楽しい思い出教えてもらえますか。」
「楽しいことばっかり。
ゴンちゃんはね、北大路ビブレの4階のペットショップの売れ残りでね、うちの娘がビブレに勤めているんでそれがご縁で引き取ってきたの。
うちに来てからは、せめて家の周りを歩けるようにといろいろと家を直しましたよ。門扉に手をかけてもたれるもんやからすぐ壊れてしまって、今のこ門扉高かったんよ。」
ブログに載せたいので写真をお願いすると、遺影として飾ってあった写真を持ってきてくださった。ゴンちゃん8歳の時の写真。
おばちゃんも言っておられたが、8歳の時より12歳のゴンちゃんのほうがかわいかった。人間と同じで、歳をとると赤ちゃんのようにかわいくなる。初めてゴンちゃんに会ったとき、子犬かと思ったくらいだ。
ゴンちゃんはすごくおだやかなワンちゃんで、友だちのいないうちのきくの唯一のボーイフレンドと言ってもよかった。なんせ、うちのきくは、一匹だけで生まれてきた箱入り娘なもんで。ゴンちゃんのほうもまんざらでもないという感じやったのに。
ゴンちゃんやったら、きくのダンナさんになってもらえるかなと密かにねらっていたのに・・・。
ゴンちゃんのご冥福をお祈りします。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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