2008年08月24日(日)
2008三瓶高原クロスカントリー [ランニング・出張販売]
「三瓶高原クロスカントリー」の楽しみは、なんと言っても多久和ミッシェルさんに会えること。
彼女は、私が知っている女性ランナーの中のピカ一美人です。昨年10月に出産され、ランニングの方はどうされるのかなと心配していました。でも、今年の5月、「24時間リレーマラソンイン日吉津」(5/10のブログ)で元気な姿を見せていただき、安心しました。
「ああ、これからも大会で会えるんや。」
そういえば去年のこの大会で、ポッコリおなか(当たり前です、妊娠8か月)にもかかわらず、だんなさんの応援に来ておられた。
自分が走るのが好きで、大会のふんいきを味わうのも好きなんでしょうね。
受付でもらった参加者名簿で確認すると、5kmにエントリー。初出産後10か月で、優勝はねらえるのだろうか。
それからもう一人、会いたい人がいる。
「みかた残酷マラソン」で知り合った吉岡哲志さん。みかたをいっしょに完走した「らいちゃん」の飼い主さんである。「どぅーじょぐ」というブログを書いておられ、その中にこの大会に出場予定と書いてあった。
朝、うちのテントにひょっこりごあいさつに来られたが、らいちゃんは連れてきていないとのこと。残念!
その代りと言っては何だが、朝からそこらをちょろちょろちょろちょろ走っているワンちゃんがいた。飼い主さんをめっちゃ引っ張っている。
「こら写真撮りに行かなー。」
「すんません、ワンちゃんの写真撮らせてください。お名前、なんていうんですか?」
「ポンちゃんです。」
「歳は?」
「6歳です。」
「柴犬ですか?」
「いいえ、ハイブリットです。意味分かります?」
「いろいろ混ざっているっていう・・・」
「そうそう。」
「どこかからもらわはったんですか?」
「公園に段ボールに入れて捨ててあったのをひろってきたんです。手のひらにのるくらい小さかったんですよ。」
「すごく人なつっこいですね。」
「そうでしょ。どんな人もだいじょうぶです。小さい子も全然こわがらずにさわってくれます。私、去年病気で倒れたんですけど、今いっしょに走るのがいいリハビリです。」
まずウォークランのスタート。
これは誰でも出られます。事前申し込みが原則ですが、当日参加もできます。一番内側の1kmコースと、真ん中の2kmコース。ポンちゃんと池田さんと私は2kmコース。
私はいつも8kmレースをウォーミングアップなしで走っていたので、この2kmがちょうどいいアップになる。
私はゆっくりゆっくり走り、およそ15分でゴール。
さあ、後ろから来るポンちゃんと池田さんの写真撮ろうと思って待っていたが、なかなか来ない。やっとポンちゃんらしきワンちゃんが見えたと思ったら、ナニッ!?
小学生の女の子がロープを持っている。「ポンちゃん、貸し出し中!?」
ポンちゃんもポンちゃんやけど、気軽に愛犬を貸したげる池田さんもすごいね。これはなかなかできんわざやねー。
次は、眞寿美さんの3km。
去年は不覚にも9位に沈み、入賞はならなかった。(8位までが入賞です。)
今年こそ、復活の走りを。
昨日3km走って、一たたきしてあるし。今日はピンクのランスカを着て、やる気モード。
「もう店はほっといて、ヨメさんの写真、写真。」
私は8km。
スタート地点に行くと、吉岡さんも来られた。
吉岡さんは「哲志」というお名前の通り、哲学者の風貌。体も相当絞っておられるようで、まるで大学の教授のよう。特に愛想よく話されるわけでもなく、私と顔を合わせても簡単なあいさつ程度。(実は、私はこんな人が大好きです。)
スタート直前に、ポンちゃんの飼い主・池田さんが。
さすがにポンちゃんは置いてこられたようだ。
「どれくらいで走られるんですか?」と聞かれたので「何とか40分は切りたいです。」
「えー、そんなに早いんですか。私は1時間くらいかかります。」
「ゆっくり行かはったらよろしいやん。こんな気持ちいいコースですし。」
8kmは、一般のスタートの8分後に高校生がスタートする。いつ高校生に抜かれるか、何人に抜かれるかと思いながら走るのもおもしろい。
いずれにしても、あの高校生たちのマジメな走りを間近で見られることがうれしい。
8kmレースは、3kmコースを2周、2kmを1周する。この3kmコースの坂がけっこうきつい。
しかし、ここはねばりの走りで、39分37秒のゴール(15位)。よくがんばりました。
吉岡さんは、50代の部優勝。すごい! らいちゃんとのジョギングが効いたのかな。
多久和ミッシェルさんとは、残念ながら会えませんでした。ヨメさんに聞くと、ミッシェルさんは5kmで優勝。こちらもすごい! カレンちゃんも来てたのかな。ダンナさんとかわりばんこでめんどう見てはったのかな。会ってお話したかったな。
この大会は売り上げが上がらないけれど、やっぱり来年も来たい。
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2008年08月23日(土)
第9回ひろしまクロスカントリー [ランニング・出張販売]
「ひろしまクロスカントリー」の受付開始時刻は、9時。
これだと朝ゆっくりできる。
あと心配なのは雨だけ。夜中はすごいどしゃ降りだった。
会場に着くと、案の定テントに雨がいっぱいたまっていた。
この大会は、広島県の東北部に位置する旧西城町(現庄原市)が主催である。
出店させていただくのも、今年で7年目になる。子どもを連れてきていたころは、家族4人ともレースに参加していた。今は夫婦2人だけだが、ヨメさんが3km、私が8kmと交代で参加し続けている。
そんな様子を見ていただいていたのか、役員さんも売店の人たちも、私たちにはすごく親切にしてくださる。
高原とは言え、毎年8月中旬開催なので暑い。ところが今年は雨模様のため、今までで一番すずしかったように思う。
この大会の特徴は、なんと言っても芝生のコース。雨でじゅくじゅくになっていないか心配だったが、全然だいじょうぶだった。芝生は、アスファルトしか走ったことのない者にとっては走りにくい。しかし、なぜかおもしろい。気持ちいい。
時折雨がぱらついたが、すぐビニールをかけたため、大きな被害にはならなかった。
ヨメさんは、3km、20分25秒、16位。
中国電力やマツダなどの一流ランナーといっしょに8kmを走った私は、38分19秒、33位。私の5km通過と、8kmトップのゴールがだいたい同じでした。
ついに今年のエントリーが、1800名越え。この大会も、真夏の名物レースとして定着しつつあるようです。
大会終了後、後片づけも終わり、気になっていたワンちゃんを見に行った。
そのワンちゃんは、会場すぐ近くの民家につながれていた。お留守のようだったので、勝手に写真だけ撮らせてもらった。
最初ちょっとびびっていたが、ヨメさんが近づくとよろこんでこっちに来てくれた。口の周りが黒いワンちゃんは、なんとも言えんくらいかわいい。
ここから、明日の会場、島根県三瓶高原へ。
以前は三次周りでいっていたが、最近はカーナビおすすめの仁多周りで行っている。
山道が多く一部狭いところも通るが、こっちの方がかなり早く行ける。
たぶん、京都の人に「仁多」と言ってもほとんど知らないだろう。出張販売は、いい地理の勉強になります。
2時間半ほどで、今日の宿泊先「おおうえ民宿」に到着。ここは、島根県の頓原町。「頓原」も京都の人は聞いたことがないやろなあ。
民宿のちょっと手前で、またもやかわいいワンちゃん発見。運転中でも、一瞬の輝きを見逃しません。
「あっ、きくによう似た犬!」
「うそっ!」
「まあ、見てみいな。」
通り過ぎた車をバックさせ、ワンちゃんのもとへ。
「いやー、ほんまにきくちゃんそっくり。でも、このワンちゃんはオスやな。○○○○○○○○から、かむかもしれん。」とヨメさん。(伏字8文字。)
「こわがってるだけちゃうん?」
横にもう1ぴき、こちらはおだやかなお年より犬。
「こっち、なでさしてもらおう。」
きく似のミニシェパード系のワンちゃんがほえつづけているのに、このおうちもお留守のよう。
こっちもさわりたかったなあ。でも写真に撮れただけでもよかったか。
いろんなワンちゃんやニャンコちゃんに会えるのも、出張販売の一つの楽しみです。
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2008年08月22日(金)
大正旅館とおおうえ民宿 [宿情報]
8月中旬、「ひろしまクロスカントリー」と「三瓶高原クロスカントリー」がれんちゃんである。京都から広島そして島根へと移動が大変だが、真夏の大会は少ないので、このパターンも今年で6年目になる。
最近泊めていただいているのは、「ひろしま」の前が東城町の「大正旅館」さん、「三瓶高原」の前が頓原町の「おおうえ民宿」さんである。
どちらもおばちゃんが一人で切り盛りしているという感じ。
ごはんがおいしい。
工事系の人がよく泊まっておられる。
会場から少し離れているので、ランナーがあまり泊まっていない。(朝が静か)
料金が安い。
いいことだらけです。
「おおうえ民宿」では、取れたての野菜を買うこともできる。これがまた、めっちゃおいしい。
売り上げがさほど伸びないのにも関わらず、しんどい目をしてでも行くのには、こんな要素もあるのです。
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2008年08月21日(木)
「みんな 笑お」 [家族]
真樹の夏休みの美術の宿題、「人権ポスター」が完成。
柔軟さがあるようで、どこかカチカチな真樹。パオパオ(父)をみならって、もっとお気楽にかければいいのにと思うのですが・・・。でも、粘り強くかきあげました。
「4」ねらいの渾身の力作です。
私が教師なら、「みんな 笑お」というタイトルだけで、いい評価をしてしまいそうです。
さて、結果は・・・。
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2008年08月19日(火)
「グレ」〜シリーズご近所猫2〜 [わんこ・にゃんこ]
昨日、きくの散歩の帰り、また花背造園の奥さんに呼び止められた。
「またブログ書いていただいたんですね。」
ああ、早速チェックしてくれはったんや。
「ちょっとちがってたところがあって・・・。」
「ええ、そうなんですか。」
「シロクロは今ここにいるねこで、ハナゲは孫じゃなくてシロクロのだんなさんで、シロクロの孫がパンちゃんとフーちゃんで、フーちゃんがデビルマンにそっくり。今フーちゃんいますし連れてきます。」
(あー、ややこしやー。)
おうちに行くと、にゃみちゃんに似たねこちゃんが。
「これは、『にゃみ』の孫です。『グレ』って言うんです。目がちょっとグレーでしょう。」
(ああ、このねこちゃんははひなたぼっこねこ2世になれる。)
フーちゃんも写真に撮ろうとしたが、逃げ回ってうまく撮れなかった。これは、次回のお楽しみに。
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2008年08月18日(月)
野口みずきの失速 [マラソン評論]
北京オリンピック女子マラソンは・・・。
スタートラインに立てなかった野口みずき選手。
25km付近で涙の棄権となった土佐礼子選手。
予想どうりの入賞圏外(13位)だった中村友梨香選手。
「これが今の日本女子の実力です。」
そうかなあ。
私が気になっていたこと。
NTTドコモのテレビCM。
「スタートラインに立つあなたを応援します。」とかいうやつ。
野口みずき選手の不出場の発表が遅れたわけは、このスポンサー契約にあったのではないだろうか。早々と不出場を発表しておれば、このCMはすべて吹っ飛んでしまっていた。
(ついでにイヤミを言わせてもらうと、「スタートラインに立てなかったあなた」をNTTはどうするんかなあ。「スタートラインに立てなかったあなたも応援します。」と変えて放送したら、イメージアップになったと思いますが・・・。)
オリンピックのマラソンには、補欠制度がある。
出るか出れないか分からない補欠に、多くは望めないと言う人もいるが、私はそうは思わない。
4年に1度、日本で3人しか出られないオリンピックマラソン代表。どうしてそんな貴重な切符を、みすみす手放すかなあ。もったいなすぎる。
補欠が意味がないということはない。
その大会でたとえ惨敗したとしても、その経験は必ず次に生きるはず。ただ、今回は補欠の森本友選手も走れる状態ではなかったらしい。ああ、もったない。
今年の名古屋女子マラソンの高橋尚子のところでも書いたが(3月20日「誰も知らない高橋尚子」)、選手とスポンサーの関係があまりよくないと思う。
ポーンとお金を出したらんかい、大企業! けちんなー!
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