パオパオだより

2008年08月14日(木)

万里の長城と北京ダック(石井慧選手応援ツアー1日目) [石井慧選手関連]

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 4時半、起床。
 4時45分、家を出発。
 京都駅前の駐車場に車を置き、5時46分発「はるか1号」に。
 7時11分、関空着。
 7時半集合だったので、そこらをうろうろしていると石井美智子さんから電話があった。急いで集合場所に行くと、黒Tシャツ軍団が。 

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 石井慧選手の後援会の応援ツアーに便乗。お母さんの美智子さんは、仕事中骨折され、松葉杖姿。大変な中で、本当にお世話になった。「ああ、この人たちについていったら北京に行けるんや。」
 みなさんの中心で説明されているのが、父・義彦氏。柔道家なので体は大きい。しかし、顔や話し方が井筒監督にそっくり。ちょっとびびって、ちょっとほっこり。(すいません。) 

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 女性がかたまっておられた中から、「こうじさん」の呼び声。お母さんの美智子さんでした。
 私が中学校を卒業して以来なので、37年ぶり。(母校別所小・花一中は小中併設校だったので、4歳下の美智子さんとも行事などでいっしょに。)
 私の記憶では、お姉さんやお兄さんに似て丸いほっぺだった印象。ところが、しゅーとしたかっこいい人になっておられました。

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 でも、そのおとなりになつかしい丸いほっぺが。美智子さんの姉・豊栄(とよえ)さんです。私の2歳上。いなかでは、「とよえちゃん」と呼んでいました。
 39年ぶりでも私はまったく抵抗なく、最初から「とよえちゃん」。とよえちゃんは、最初の1、2回は「こうじさん」、でもそのあとは普通に「こうちゃん」が出てきました。 

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 ちなみに、美智子さんは私の同級生の妹なので、子どもの時は、同級生が妹を呼ぶのと同じように呼びすてでした。でも、今はさすがにそれはできません。「みちこさん」とか「みちこちゃん」と呼ばせてもらいました。
 美智子さんの方は、知らぬ間に「こうちゃん」と呼んでくれていて、ほっとしました。私のことをそう呼んでくれる人がそばにいるだけで、心強い。なんと言っても、31年ぶりの海外旅行ですから。

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 そう言えば、石井義彦さんが何回も「みちこー、みちこー」と呼んでおられた。美智子さんが「はずかしいからそんな大きい声で呼ばんといて。」と言われると、「美智子に、『みちこー』ゆうて何が悪いねん、ねえー。」って、こっちにふられても・・・。(松葉杖を使って歩いておられた奥さんを気づかっておられたのです。)
 私は、「<み>ちこ」さんだと思ってましたが、義彦さんは「みち<こー>」と<こー>を高く言っておられました。

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 20人ほどのグループを見渡すと、石井先生の教え子らしき人が多く、気を使うおえらいさんらしき方がおられなくてほっとした。なんせ、こちらは柔道のど素人。専門的な話ばっかりになったらどうしようと心配でした。
 その中に、小学生の男の子を連れたご夫婦が。3人そろっての「石井慧Tシャツ」がとてもお似合いです。私が最初の集合にちょっと遅れたので、こちらのお母さんからいろいろと手続きなどを教えてもらいました。 

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 飛行機は、エアチャイナ。添乗員さんも中国人の方で、日本語が通じない。私は最後尾の左窓側の席。
 一番びっくりしたのは、機内サービスのジュースがぬるかったこと。ビールを常温で飲むとは聞いていたが、まさかジュースを冷やさないなんて。
 そのあと出てきた軽食は、かたまりかけているおそば。味は悪くなかったが、量が少なすぎる。これでは、現役柔道家らしきあの人たちの腹は持たんぞ。

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 北京は、日本との時差1時間。
 「時計を1時間早めてください」とアナウンスがあったが、めんどくさいのでそのまま。これくらいなら、計算まちがえません。
 暑いと聞いていたが、やっぱり京都よりはだいぶすすしい。ただ、空の色があやしい。曇り空にも見えるが、それにしては雲の位置が低すぎる。これが、話題になっていたガスかなあ。

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 北京空港はだだっ広い空港だったが、電車並みの間隔で飛行機が発着していた。管制塔、大いそがしやろね。
 建物に入ると、オリンピックぽい人(?)であふれかえっていた。ツアー客を待ち受ける関係業者の方たち。この風景、どこもいっしょ。
 ツアーガイドさんが、日本人に似た中国の方なので親近感を覚える。

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 私たちをガイドしてくださるのは、最初の案内に書いてあった方ではなく、陳さんという若い女性の方だった。
 空港前から貸切バスに乗ると、運転手さんがどこかで見たような・・・。巨人の谷選手(谷亮子選手のだんなさん)のような方でした。
 ここから高速道を使って、万里の長城へ。
 バスの席は、ホテルで同部屋になる渡辺さんの横にすわらせてもらった。

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 渡辺さんは、大阪清風高校柔道部のご出身で、石井慧選手のだいぶ上の先輩にあたる。現在も、道場で子どもたちに柔道を教えておられる。石井慧選手の北京行きが決定した時、真っ先に応援ツアーに申し込まれたそうだ。
 どちらかというと私に似たツアー便乗型だが、私との大きなちがいは柔道の専門家であること。でも、そんなに大がらな方でなく、やさしそうな方でほっとした。

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 ガイドの陳さん。
 ほんとにいい人。
 「ワタクシはー、・・・」から必ず始まるお話。 
 同じ言葉(説明)を必ず2回くり返す。
 そしてその間に必ずはさまる愛想笑い。
 北京の外国語大学を卒業し、日本の旅行会社の北京支店に就職されたとのこと。日本にも4、5回行っているとおっしゃっていた。

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 メイン会場である「鳥の巣」の横を通り、バスはスピードを上げる。
 高速道路は、4車線。幅は広いのだが、運転はけっこう荒い。横入りあり。堂々停車あり。
 「ここは、大阪かー。」
 雲行きがあやしかった空から、ポツポツ雨が。万里の長城、1時間くらい歩く予定って言ってはったのに・・・。

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 「鳥の巣」から、わずかに聖火の炎が。
 ここで、赤羽さんらが10000m走るんや。
 「お母さんランナー、私たちに夢を!」

 ああ、今まさにオリンピック会場に来てる。石井慧選手のおかげ。お母さんが、別所出身やったおかげ。深いかかわりのなかった私を、快く受け入れてくれはったみなさんのおかげ。

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 万里の長城に近づくにつれて、雨足が激しく雷も。
 ガイドさんの話によると、こんな大雨は3年ぶり。
 バスは、日本旅行者の特典で、普通は入れない入り口の近くまで。しかし、雨はさらにきつく。かさをさしていても、服がビチャビチャ。万里の長城を歩いている人を見ると、ほとんどがかさでなく、ビニールのカッパ。(たぶん、どこかで売ってたんでしょうね。どれも似たカッパやったから。)

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 入り口近くの売店(?)で休けいさせてもらい、そこでトイレに。温かいお茶をいただいたが、それが体にしみた。
 そんなに山の上でもないようなのだが、とにかく寒い。
 「ここは、別所かー。」
 (私や美智子さんのふるさと別所は、夏でも雨の日は寒い。)
 けっきょく、雨がきついということで、写真だけ撮って引返すことに。

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 「ここまで来たんやから、歩いてみたかったなあ。」という声もあったが、ちょっと雨がきつすぎた。仕方なく、ホテルへ向かう。
 この帰りに、めっちゃ笑うことがあった。
 バスのドアが、大雨のため半開き状態に。高速道路上に停車し、運転手さんが修理を試みておられたが、ダメ。けっきょく、ガイドの陳さんが手で押さえることに。(「わしがやろかー」と石井義彦氏。)

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 ホテルに入るまで、グルグル迷路のようなところを通った。すぐ横がオリンピック選手の練習場所(卓球場とサッカー場)だったため、ホテルの周囲を鉄線で囲い、不審者が入れないようにしてあるらしい。
 ホテルはすごくきれいで、日本のホテルとなんら変わりない。ただ、スタッフがまったく日本語が話せない。これは、ちょっと困る。

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 部屋に入ると、トイレ・バスルームのドアがきっちり閉まらない。でもまあ、こんなこともないと「中国」という感じがしないから、いいか。
 「男同士やし、いいですやん、ねっ。」とか言っていたが、ほかの部屋でも同じようなことが起こっていた。もっとひどいところは、お湯がでなかったそうだ。
 「中国、満喫!」

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 晩ごはんを食べに出かける時、ホテルのそばでねこちゃんが。
 日本のねこといっしょやね。ニャーニャー鳴いとる。近くにレストランぽいところがあったので、そこでエサをもらってんにゃろなあ。
 それにしてもワンちゃんを全然見かけんなあ。なんか前に、犬禁止令見たいなんが出たとか聞いたことある。それが今も続いてるんかなあ。

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 晩ごはんは、ガイドの陳さんおすすめの北京ダックのおいしいお店。
 中華定番の回すテーブル。
 私は、石井義彦氏と、家族3人で来られているお父さんにはさまれた。二人ともでかいし。なんぼでも食べられそうやし。でも、おふたりとも私にすごく気を使ってくださった。
 「すんませんなあ、こんなへなちょこおじゃま虫に。」

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石井愛さん(妹)、藤井豊栄さん(おば)、石井美智子さん(母)、義彦さん(父)

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 北京ダックがおいしかったのは、言うまでもない。
 ここでツアーメンバーの話題を独占したのが、「ピヨコちゃん」。なにかの粉を固めたお菓子(?)のようだが、そんなにおいしいものではなかった。
 このかわいいお菓子で盛り上がるのも、このメンバーの平均年齢が若いから。(私より年上は、わずかお二人だけだった。)

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 みんなお腹いっぱいになって、ホテルへ。
 北京ダックを含む豪華な中華料理をいただいて、ビールもいっぱい飲んだのに、料金は格安だった。この量なら、あのでっかい人たちも満足したにちがいない。
 翌日の試合が12時からだったので、ホテルではゆっくりできた。エアコンを入れなくてもすずしく、眠りやすい夜だった。

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石井慧選手の応援に、北京へ! [石井慧選手関連]

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 今日から3日間、北京へ行ってきます。
 柔道100kg超級日本代表・石井慧選手の応援に。
 石井慧選手は、私の小中時代の同級生である藤井修平君のおい。(修平君の妹・美智子さんが石井慧選手の母。)
 石井慧選手の頭脳的な柔道が花開くか、しっかり見てきます。

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2008年08月13日(水)

8.6滋賀反核平和マラソン(まとめ) [ランニング]

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 守山市役所から草津市役所へ。
 ここは中抜きもなく、本来のゆっくりペースに戻り、少しではあるがほかの人としゃべったりする余裕もあった。そしてこのあたりから、私の胸の中にふつふつと疑問がわいてきた。

 「核兵器廃絶と平和を求めて走ります
  核兵器はいらない! まもろう憲法9条」 

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 これがもらったチラシの一番トップに書いてあった言葉だ。
 自分の好きなランニングを通して、「反核平和」が訴えられるなんて。こんなうれしいことはない。そう思って参加したのに・・・。
 各お役所でのセレモニーの時間に追われ、速く走れる人だけが走り、ゆっくりランナーは伴走車に収容。私も何度も収容された。 

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 「参加にあたっての注意事項」には、次のような説明が書かれていた。
 ・伴走車がつきますので、走らないときは車中で待機していただきます。
 ・一区間平均2.2km 約6分/km程度のスピードで走ります。
 (参加者の力量に合わせてスピードの調整を行うことがあります) 

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 これを読んだ限りでは、キロ6分ペースを守れる人は走り続けることができると思ってしまう。私も、休けいをはさみながら30kmをキロ6分ペース、3時間なら十分に可能と思って参加した。
 そして一番の目的、「核兵器廃絶と平和を求めて走ります」。私のイメージとしては、共に走るメンバーとゆっくりジョギングしながら語り合う。沿道の人たちとも、平和について意見を交換する。

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 でも実際は、全然ちがった。
 初めにお役所でのセレモニーありき、それに伴う中抜き(ワープ)ありき。それならそうと、そのへんの事情をきちんと要項に書いてほしい。
 この大会に何回も参加されている方ならいざ知らず、私のように意気込んで初参加した者には、ちょっとがっかりでした。

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 収容された車の中でも言っていたことですが・・・。
 私たちより上の世代は、「反核平和」に対してあまり説明を必要としない。以前は今に比べればしっかりとした平和教育がされていたように思う。
 ただ、何事にも無関心な(と思われる)若い世代には、ねばり強い働きかけが必要だ。
 「今までやってきたことをまったく同じように続けていくだけの平和運動に未来はない」と私は思います。

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 今回の参加メンバーも、平均年齢は高かった。
 最近少しずつではあるが、若いランナーが増えてきているように思う。その人たちが参加しやすいような工夫、参加してよかったと思ってもらえるような努力は十分だったのだろうか。
 主催者さんにはいろいろな制約や事情があるとは思います。これだけの準備をしていただくのには、かなりの労力を使っていただいたことでしょう。

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 それに対しては、敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
 ただし、「マラソン」の看板を掲げる以上は、参加者が満足できる内容を追求してほしいです。
 私は30kmの道のりを、「核兵器廃絶と平和を求めて走る」つもりでした。
 結局走った距離は、13kmくらい? (まったく不明) 
 平和を求める何かができた? (こちらも???)

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お世話になりました、県職労さん

 戦争の強制はもってのほかですが、平和の強制もあっさり受け入れることはできません。(何であれ、私はすべての強制が大嫌いです。)
 平和を求める活動で一番大事なものは、セレモニーではなく、一人一人との地道でねばり強い対話ではないでしょうか。 
 すべてがそこから始まるような気がします。

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「すべての武器を三線に」Tシャツは雨と汗でビチャビチャ

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2008年08月12日(火)

犬にかまれて手がジンジン [わんこ・にゃんこ]

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耳ぺったんこで反省するろくちゃん

 昨日、真樹が雲ヶ畑に遊びにいった。
 雲ヶ畑の中学生を中心にキャンプをするところによせてもらう(参加させてもらう)。

 まず、同い年のTさんのうちへ。ヨメさんが車で送って行った。
 ここには、うちのきくと顔が似ている「ろく」ちゃん(オス)がいる。
 ヨメさんは、去年初めてろくちゃんに会い、その時ろくちゃんは腹を見せて喜んでいたそうだ。
 そして、今年・・・。

 「やられたー。」
 腕を押さえながら、ヨメさんが帰ってきた。
 今年も去年とおんなじ調子で手を出したらしい。そこを、ガブッ!
 「ろくちゃんにかまれてもたー。血が止まらへん。」
 
 この時、昼の1時前。
 「北村クリニックやったら、時間外でもみてくれはんでー。とにかく、行ってみよう。」
 しぶっているヨメさんを連れて行った。
 
 「北村クリニック」は、うちから長代川沿いに200mほど南へ行ったところ。先生一人だが、何でもみてくれはる。診察がていねいで、信頼できる。(私も何回もお世話になった。)
 玄関が閉まっていたのでインターホンを鳴らすが反応無し。
 「やっぱり無理か。」と思い、帰ろうとした時、玄関が開いた。よかった。(先生は、その時お電話中だったそうだ。)

 診察の結果、即手術。左手首2箇所(動脈近く)を10針くらい縫ったらしい。化膿止めのお薬もいただいた。本当にみてもらえてよかった。

 教訓。
 「こんなかわいい私が、犬にかまれるはずがない・・・は大まちがい。人間も機嫌が悪い日があるように、犬にもある。犬に近づく前には、必ず『そばにいってもいい?』と犬に聞いてから近づこう。」 

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「北村クリニック」さん(バス停「地球研前」南へ100m)

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2008年08月11日(月)

「シロクロ」〜シリーズご近所猫1〜 [わんこ・にゃんこ]

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 昨日の夕方、きくちゃんといつもの散歩コースを歩いた。
 北稜高校の近くまで行って、真っすぐな新しい道から帰ろうと花背造園さんの前を通った。家の前に奥さんがおられたので会釈をして通り過ぎようとしたら、呼び止められた。

 「うちの猫のこと、書いてくださったんですね。」
 「あっ、見ていただけましたか。」
 「東京にいる息子が帰ってきて、『おかあさん、うちの猫のこと、書いてあったよ。』と教えてくれて。」
 「そうなんですか。花背造園さんで検索してくれはったんかな。」
 「息子のお嫁さんにうちの名刺作ってくれるように頼んだんですけど、その時『はなせ』の字を確かめようとしたら偶然見つかったみたいです。」

 この後、いろいろなお話を聞かせてもらった。

 4月22日のブログ「ちょび」の記事の続きに、花背造園さんの「ひなたぼっこねこ」の訃報を書かせてもらった。その猫ちゃんは、いつもゆったりひなたぼっこをしているので、ボーとしているうちのきくは気づかず通り過ぎてしまうことも多かった。あんなかわいいねこちゃんが・・・。

 そのねこちゃんの名は、「にゃみ」。シリーズご近所猫の1番バッターに登場してもらおうと思っていた矢先の事故だった。
 ひき逃げされたのは、お昼の3時ごろ。ひいていった車はそのまま走り去ったそうだ。
 ひかれた直後、それを教えてくれたのは花背造園のワンちゃん。奥さんはすぐ道路に駆け寄ったが、「にゃみ」ちゃんは虫の息。頭をやられていたので、まもなく息を引き取ったとのこと。
 「にゃみ」ちゃんは、9歳。初めのうち避妊手術をしていなかったので、最高26ぴきまで増えてしまったそうだ。
 道路の反対側などめったに行ったことがなかったのに、事故の日はなぜか反対側に渡っており、戻ろうとしてひかれたらしい。
 真っすぐな新しい道をビュンビュンと飛ばす車が・・・。

 最近、花背造園さんの前で同じねこをよく見かける。
 奥さんに聞いてみると、「のらねこです。でも、エサはやってます。」
 「名前はつけてはるんですか。」
 「シロクロです。」
 なんと、わかりやすい名前。
 「一緒にいるのが、孫の『ハナゲ』です。鼻毛がはえているみたいでしよ。」
 名前も付けてエサをやってはっても、のらねこはのらねこなんや。 

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 「シロクロがミケ猫を産んで、それが今度はシャム猫を産んでね。そのねこがかわいくてかわいくて。顔はデビルみたいなんやけど。今度、写真に撮ってください。」
 わかりました。絶対車にひかれないように育ててくださいね。

 「話はかわりますけど・・・、『花背造園』さんて、花背の方ですよね。私、花背の別所のもんなんです。」
 「まあ、そうなんですか。主人は花背の八桝の出身なんです。私は九州なんですけど。」意外なところで意外なつながりが。

 花背造園の奥さんは、ねこちゃんもワンちゃんも大好き。4年前に亡くなったワンちゃんは、23歳まで生きたそうだ。お母さんシーズー、お父さんコリー、のかわった犬だったらしい。鼻のにゅーと出た大き目のシーズー(?)、想像できません。
 おうちの前には、いつもきれいな花がいっぱい。動物を愛し花を愛する人。こんな人が増えてほしいです。

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にゃみちゃん(再掲載)

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2008年08月10日(日)

京都ランナーズ例会(8月第2日曜) [ランニング]

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最終ランナー松若さんといっしょにワッショイワッショイ

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冨田会長到着、みんなで荷物運び

 京都ランナーズの例会は、原則第2日曜と第4日曜。ただし、7月第4と8月第2は夏休み。
 今年は秋の陸上競技大会との関係で、8月第2も開催することになった。

 この話題が春の総会で出た時、「そんなくそ暑い時に、無理にせんでも。」と意見を出した。「来ても10人くらいやろ。」と思っていたが、それよりは多いようだ。

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宣言タイムレースのタイム申告

 4時の太陽はどうだろうと思ったが、意外とまし。
 少しだけ風もある。

 結局走るのは15人くらい。
 今日は、宣言タイムレース。みんな時計をはずし、1周の予想タイムを申告する。
 私は、昨日のダメージが今日にどれくらい影響するのかよく分からない。合宿の時の4.5kmが24分ちょうどだったので、それからすると22分くらいか。

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富田会長からの連絡事項

 みなさんの申告タイムをカンニングすると・・・。
 外峯さん16分10、論外。
 吉川さん19分50、うん?今日はゆっくり?
 初代さん19分55、優勝ねらってるな。 
 粟津さん20分00、強気。
 私は最初22分。それを見た粟津さんが「そんなにかかりませんよ。」と優しい声で。
 よっしゃ、そんなら21分で。

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今日も塚本さんちのりんちゃんが

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意外に多い参加者

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今日は木村さんも走ります

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粟津さんの・・・なんやったっけ


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松若さん、外峯さん、塚本さん

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この写真は・・・なんでしたっけ


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先発隊のスタート

 さあ、スタート。
 みなさん意外と、スローペース。本当に早い人は3分後のスタートなので、こうなるのかな。
 それでも私はついていけない。この人らは、5分を切るペースやから、無理せんとこ。ゴール地点で300m以内を目標に。
 私と同レベルの人がおらず、一人ポツンとなってしまった。

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あっという間に遠ざかる外峰さん

 3分後スタートの中に、外峯さんがいるはず。後ろを確認し、写真を撮らねば。
 御所の半分を過ぎたころ、猛烈なスピードの外峯さんが。カメラを構えて待っていたが・・・。「ああっ」と言ってる間に通り過ぎてしまった。外峯さんもあのスピードの中、なんか声をかけてくれた。
 デジカメをを確認すると、外峯さんのお腹のアップ。こりゃいかん。この個人情報は、消去!(腹黒く写っているわけではありません。)

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ゴールで待つ外峯さん

 1周目のゴール。前の人が見えていたので、目標の300m差、21分くらいはゲットできたかも。

 2周目はきつかった。
 前も後ろも人影なし。ちんたらちんたら走ってしまった。それでも、最後ちょっとがんばったからまずまずかな。
 ゴール地点には、なにやら振り続けている外峯さんがいた。そんなちょっとしたことも、うれしい。感謝、感謝。

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最後はスピードアップ、松若さん

 私が最終ランナーかと思っていたら、松若さんが2周目を走っているらしい。その最後尾に自転車でついているのが、山嵜さん。あんまり遅いので、見に行くことにした。しばらくするとほかの人もついてきた。
 丸太町の角で、松若さん発見。割と元気そう。いいペースです。
 そこからみんなで、ワッショイワッショイ。いまだかつて京都ランナーズの例会で、こんなにぎやかな最後尾があっただろうか。

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きれいなフォームの松若さん

 松若さんを抜いて、写真を撮るのがしんどかった。こっちは、もう足がよれよれ。
 がんばって走ったかいがあり、まずまずいい写真が撮れた。ちょっとぶれてるのも多かったけれど。

 全員ゴール後、宣言タイムレースの成績発表と表彰。
 私にもチャンスが・・・。 

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賞品は選べます

 1位・外峯さん16分11(1秒差)
 2位・吉川さん19分53(3秒差)
 3位・松若さん28分43(6秒差)

 私は21分23(23秒差)で9位。あきません。
 ライバル初代さんは、19分38(17秒差)で7位。私はアンパンマン系には勝てないのか。次回にリベンジを!
(2周8.2kmは、43分58秒でした。)

 ブログ「パオパオだより」の話題。
 「吉川さん、合宿のときの久保田さんとのツーショット、載せときましたし。美男美女の・・・。」
 「あっ、見ました見ました。最後の『ひっつきすぎやぞー』っていうコメントが効いてましたね。ええ突っ込みです。滋賀の反核平和マラソンにも行かれたんですよね。」
 「はい。久保田さんも来てはりましたよ。しゃべる暇もなかったんですけど、お父さんの歳だけ聞いときました。61歳ですって。安心しました。おんなじ歳くらいやったら、どうしょと思ってたんですけど。お父さん、こないだのブログの写真、ディスクトップに入れてはるんですって。自慢の娘や。」
 「そら、そうでしょう、あの人やったら。」

 「外峯さん、こないだのブログの続きのくわしいやつ、外峯さんに見てもらってから載せますわ。」
 「えー、まだ書かはるんですか。」
 横から冨田会長が、「しっかり検閲せなあかんで。藤井さん何書くかわからんからな。」
 「いやあ、そんなことないでしょう。それより、もうすぐ北京行かれるんですよね。気をつけて行ってきてくださいね。」
 「ありがとうございます。いろいろと心配なこともあるみたいで・・・。そや、うちのヨメさんしっかり保険かけてますねん。」
 「3000万のでしょう。」と横から吉川さん。
 「いつもほったらかしやのに、日程とかくわしく聞くしおかしいなとは思ってたんですけど・・・。どうも100万円で殺し屋雇って2900万円を儲けようという魂胆が・・・。」

 木村さんが。
 「藤井さん、こないだの合宿のブログ見せてもらいました。あんなはように、あんなくわしく書いてくれはったら、『走人ニュース』吹っ飛んでしまいますやん。頑張ってはりますねえ。」
 「いや、いかにボクが仕事をしてへんかの証明ですわ。」
 「あれも、立派な仕事ですやん。」
 「いえいえ、毎日、ヨメさんに、『役に立たんことばっかりに時間使うなー』ゆうてしかられてますねん。」
 「そんなことないですよ。あれだけ書ける人は、そうそうおられません。これからも、どんどん書いてください。」
 「ありがとうございます。」

 「ええのか、悪いのか・・・」
 7対3くらいで、ええほうが勝ってると思っとこ。そうでないと続けられません。

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1991.8.10生まれです

◎今日は廉の17歳の誕生日。「ブログに載せんといて」と言ってたけど、1枚くらいはいいでしょう。(サッカーで、よく焼けています。)

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2008年08月09日(土)

夕涼みRUNin大阪城公園 [ランニング]

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計時担当、田中千洋さんのダンナさん

 3月の4時間走の時、大阪城公園まで1時間ちょっとで行けたので、2時間あれば十分かなと高をくくっていた。
 あの時は午前、今日は午後。大阪の渋滞をすっかり忘れていた。
 大阪城公園に着いたのは、5時55分。もうスタートして10分もたってるし。

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エイド(左から二人目が田中千洋さん)

 4時間走と同じ所がスタートゴールだと思って走っていったが、だーれもおらん。「おかしいな、おかしいな」と思いながら、大阪城の中を迷走。
 かなり走った後やっとそれらしきランナーを見つけた。その人たちに着いていき、やっと本部が分かった。大阪城って、広くてややこしいんやね。知らんかった。 
 本部に着くまでに、濃紺上下で軽快に走る女性発見!
 「伊藤さん、こんにちは。」(4/26、6/1のブログ参照。)「うわー、藤井さん。」(おぼえてくれててありがとう。)

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ジョン・6歳・顔真っ黒け

 計時のところにおられた田中千洋さんのダンナさんにごあいさつ。「今から走らせてもらってもいいですか?」とお聞きすると、「エイドの所で言ってください。」とのことだったので、田中千洋さんをさがす。
 「もう来られないと思ってました。」
 「道路の渋滞で・・・。」
 よかった。やさしい笑顔で迎えてくださって、走る気がわいてきた。

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大阪城を眺めながら、ゆったりと・・・

 走ろうとしたら、顔真っ黒けのワンちゃんが。
 飼い主さんも負けず劣らずの顔真っ黒けだったので、ちょっとびびったが、「ワンちゃんの写真撮らせてください。」と言うと、ニヤッ。かえらしいおっちゃんでした。

 急いで着替え。せめて、「2時間半走」にしようと思ったが、結局45分遅れの「2時間15分走」になってしまった。中途半端!

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コースにはゆるい上り坂も

 大阪城内迷走が約30分。たぶん、5kmくらいは走ったはず。汗ビチャビチャ。こんなにアップ(?)したのは、初めてです。ランシャツランパン5本指ソックス、着替えるのにかなり手間どる。
 3時間で30kmを目標にしていたので、45分の遅れは痛い。少しでも取り戻そうと思ったが、無理は禁物。
 最初の1周(1.85km)が11分弱。キロ6分ペース、なかなかよろしい。

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ねこちゃんもいっぱい

 1周目の途中、「こんばんはー」と言いながらスーと抜いていく女性ランナーが。
 「はやっ!」と思ってよく見ると、石川の折戸小百合さん。
 こんな遅い時間の大会にも来てはんにゃ。終わるのは9時くらいやけど、その後どうしはるのかな。
 折戸さんのフォームを観察すると、典型的な「ねこ走り」。あまりヒザを上げず、小またのさささ走り。これは、ムダがない。

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応援ありがとう

 途中、雷、稲光。その後に雨まで降り出してきた。
 それでも参加者がかなり多く、ランナーの途切れるところがない。こんだけいたら、雷が自分に落ちることもないやろう。
 3月の4時間走の時はまったく違うコースだったが、そこにもたくさんのねこちゃんがいた。大阪城には、かなりたくさん住み着いているようだ。
 そのねこちゃんたちも、雷と雨がきつくなるとどこかへ行ってしまった。

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伊藤千尋さんとお友だち

 1周11分くらいのペースを守り、順調に走り続けた。
 何周目かは忘れたが、やっと伊藤さんに追いついた。何とか追い抜いて、パチリ。
 「余裕ですね。」
 「45分も遅刻してますから、元気、元気。」
 たぶん抜けたのはこの1周だけ。さすがにこの後は、こっちもペースダウン。
 二人で楽しそうに走ってはったなあ。うらやましい。

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街灯がけっこうありました

 ちょっと薄暗い箇所もあったが、要所要所に走路員が配置されていた。とにかく、走っている人間の数が多いので、それだけでも安心感がある。
 夕方から夜にかけての大会だったので、さすがに子どもは少なかった。コース上で見たのは、小学校高学年らしき女の子一人だけだった。
 その代わりと言うか・・・、本部前で赤ちゃんの泣き声が・・・。お母さんが走っておられるようだ。

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こんな写真も撮れました

 12周走ったところで残り約5分。
 そのちょっと前、折戸さんが「残り1周ですね。」と言って抜いていかれた。そんなん言われたら、もう1周行かなしゃーない。
 最後の1周は、いっぱい写真撮りながら走ろう。お世話になったエイドの人たちも撮らせてもらおう。でも、すごい人数の人たちが世話係りに来てくれはったんやなあ。

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 右ヒザと左アキレス腱が、悲鳴を上げていた。
 12周目には、右足ふくらはぎに「ぴぴっ」。もうちょっとでこぶらがえり。
 それでも最後は気持ちよくゴール。13周(1.85×13=24.05km)。45分遅れた割にはがんばったね。大阪城内5km迷走も入れたら、だいたい目標の30km近く。いい練習ができました。
 遅れてきてご迷惑おかけしました。田中ご夫妻を初め、スタッフの皆様に心から感謝します。

 汗びちゃびちゃのランシャツランパン姿のまま駐車場に向かおうとすると、「女子優勝の折戸小百合さん、いらっしゃいますか。」のアナウンス。あっ、写真、写真。こないだ「乗鞍天空」で失敗してるし、今日はしっかり撮らせてもらおう。(折戸さんは帰ってしまわれたようで、写真は撮れなかった。)

 本部前に引き返すと、伊藤さんとお友だちが帰られるところにばったり。
 「お疲れさまでした。」
 「あっ、ちょうどよかった。伊藤さんと一緒に走ってられた方ですよね。さっき撮らせてもらった写真に写ってるんですけど、ブログに載せさせてもらっていいですか。」
 「はい、ぜんぜんかまいません。」
 「お名前もいいですか。」
 「はい。橋本えい子です。どうぞ、どうぞ。」

 何でこんな若くてかわいい人たちが、愛想よくしゃべってくれはんにゃろ。フシギ。一応マジメに走ってるのと、私にはかわいい奥さんがいる(ここ大事!)のが安心感を与えるのかな。
 「伊藤さん、『たたらぎ』のブログ、読んでくれはりました? 伊藤さんは、うちのヨメさんも認める『かわいい人』ですから・・・。」 「えー、そんなー・・・。」

 お二人は15周走ったそうだ。ケロッとした笑顔は、さすがに若い。明日、階段上れへんということもないんやろね。
 橋本さんが、「みんなで写真とってもらいましょ。」
 こんなうれしいことがあっていいんでしょうか。これはええ冥土のみやげに・・・、ってちょっと早すぎる?

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