2008年08月11日(月)
「シロクロ」〜シリーズご近所猫1〜 [わんこ・にゃんこ]
昨日の夕方、きくちゃんといつもの散歩コースを歩いた。
北稜高校の近くまで行って、真っすぐな新しい道から帰ろうと花背造園さんの前を通った。家の前に奥さんがおられたので会釈をして通り過ぎようとしたら、呼び止められた。
「うちの猫のこと、書いてくださったんですね。」
「あっ、見ていただけましたか。」
「東京にいる息子が帰ってきて、『おかあさん、うちの猫のこと、書いてあったよ。』と教えてくれて。」
「そうなんですか。花背造園さんで検索してくれはったんかな。」
「息子のお嫁さんにうちの名刺作ってくれるように頼んだんですけど、その時『はなせ』の字を確かめようとしたら偶然見つかったみたいです。」
この後、いろいろなお話を聞かせてもらった。
4月22日のブログ「ちょび」の記事の続きに、花背造園さんの「ひなたぼっこねこ」の訃報を書かせてもらった。その猫ちゃんは、いつもゆったりひなたぼっこをしているので、ボーとしているうちのきくは気づかず通り過ぎてしまうことも多かった。あんなかわいいねこちゃんが・・・。
そのねこちゃんの名は、「にゃみ」。シリーズご近所猫の1番バッターに登場してもらおうと思っていた矢先の事故だった。
ひき逃げされたのは、お昼の3時ごろ。ひいていった車はそのまま走り去ったそうだ。
ひかれた直後、それを教えてくれたのは花背造園のワンちゃん。奥さんはすぐ道路に駆け寄ったが、「にゃみ」ちゃんは虫の息。頭をやられていたので、まもなく息を引き取ったとのこと。
「にゃみ」ちゃんは、9歳。初めのうち避妊手術をしていなかったので、最高26ぴきまで増えてしまったそうだ。
道路の反対側などめったに行ったことがなかったのに、事故の日はなぜか反対側に渡っており、戻ろうとしてひかれたらしい。
真っすぐな新しい道をビュンビュンと飛ばす車が・・・。
最近、花背造園さんの前で同じねこをよく見かける。
奥さんに聞いてみると、「のらねこです。でも、エサはやってます。」
「名前はつけてはるんですか。」
「シロクロです。」
なんと、わかりやすい名前。
「一緒にいるのが、孫の『ハナゲ』です。鼻毛がはえているみたいでしよ。」
名前も付けてエサをやってはっても、のらねこはのらねこなんや。
「シロクロがミケ猫を産んで、それが今度はシャム猫を産んでね。そのねこがかわいくてかわいくて。顔はデビルみたいなんやけど。今度、写真に撮ってください。」
わかりました。絶対車にひかれないように育ててくださいね。
「話はかわりますけど・・・、『花背造園』さんて、花背の方ですよね。私、花背の別所のもんなんです。」
「まあ、そうなんですか。主人は花背の八桝の出身なんです。私は九州なんですけど。」意外なところで意外なつながりが。
花背造園の奥さんは、ねこちゃんもワンちゃんも大好き。4年前に亡くなったワンちゃんは、23歳まで生きたそうだ。お母さんシーズー、お父さんコリー、のかわった犬だったらしい。鼻のにゅーと出た大き目のシーズー(?)、想像できません。
おうちの前には、いつもきれいな花がいっぱい。動物を愛し花を愛する人。こんな人が増えてほしいです。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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