2014年04月14日(月)
裏のネコ・散髪・辺戸岬・大石林山・我部祖河食堂 [沖縄]
今日は、真樹が大学の授業があるので単独行動。
洗濯を干したあと、いつもの散髪屋さんへ。
裏のネコちゃんがこっちを見ている。
もう1ぴきは、飼い主さんの横で日向ぼっこ。と言っても、今日は少し天気が悪い。
「理容・きゃん」さんへ。
「いつもくらいでいいですか?」と初子おばあ。
沖縄で「いつも」と言ってもらえるのはすごくうれしい。
いつも通り、40分くらいでさっぱりとした頭になった。
私が来て20分ほど後にもう1人のお客様。
散髪風景を撮らせてもらった。
初子おばあは、うまいんだ。
なかなかいい男に仕上がってます。
さて、今日は沖縄本島最北端へ。
名護から47km。最北端の辺戸岬へは、車でちょうど1時間。
ゆっくりあちこち見ようと思っていたら、急にはげしい雨。急いで退散。でも思っていたより近かったので、次は名護から走って来よう。
このすぐ近くの「大石林山」へ。
てっきり「おおいしりんざん」だと思っていたら、「だい・せきりんざん」だった。
下の駐車場からマイクロバスでスタート地点へ。
ここの「精気小屋(アシムイカフェ)」で昼食。
「ここでしか食べられないというピザ、ありましたよね。」
「薬草ピザですけど、だいじょうぶですか。」
「ひょっとして、きっつい味ですか。」
「そうでもないと思いますが。」
「そしたらそれにします。そのピザに合う飲み物も・・・。」
「月桃ジュースがおすすめですが。」
「月桃って、カーサムーチの・・・。あれ初めて食べたときはちょっときつかったですけど・・・。」
「はちみつを入れて飲みやすくしてあるので、だいじょうぶだと思いますよ。」
薬草ピザ750円、月桃ジュース350円、両方めっちゃおいしかった。大正解!
さて、散策コースをスタート。
ここは記念写真を撮るところ。
いきなり、かわいいイノシシ。
1ぴきしかいなかったけど。
カメラを上手に置いて自分撮り。
ちょっと曲がったけど、いい写真です。
ここにはパワースポットがたくさんあるらしい。
辺戸岬の先まできれいに見えた。
この岩を3回くぐると、なんでもリセットできるらしい。
もちろん私は「腰痛」をリセット。
散策コースは全部で4つ。その中の一番短いところは、車いすでも回れるようになっている。
また、コースの途中ところどころに急な雨対策の傘が置いてあった。この施設はあまり有名ではないが、なかなかやるなあという感じ。
がじゅまる。
また、がじゅまる。
またまた、がじゅまる。
しがみついて、自分撮り。
これが一番立派ながじゅまるらしい。
きれいな蝶も飛んでいた。
ちょっと早回りだったが、もう一度ゆっくり回ってみたい。
次は一人じゃなくて、ヨメさんと・・・。
社長さんのかわいいワンちゃんを見せてもらった。
「ソラ・オス・6歳」
うれしくてうれしくて、なかなかじっとしてくれなかった。
社長さんの声でやっと落ち着き、撮らせてもらった1枚。
「ソラちゃん、ありがとねー。また来るからねー。」
真樹はまた5時から部活。
私1人での夕食。
川の斜め向かいの、「我部粗河食堂」へ。
夜は8時までで、私が入ったのがその10分前くらい。そのため、もうお客さんは少なかった。
「本家ソーキそば」のお店らしいが、私は「中味汁定食(680円)」を注文。ツウでしょ。
写真ではあまりおいしく見えないが、これがうまいのなんのって。
この店は真樹にも教えたらなあかん。近くておいしいしええで。でも、真樹は一人ではよう入らんかな。
お店のかわいいおねえさんに「名桜生ですか?」と聞くと、「北部農林です」。高校生も、遅くまでがんばってバイトしてるんや。遅く入店した私のせいで、ちょっと延長になってしまったね。
真樹も来週くらいからバイトが始まるらしい。
「しっかりね!」
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本部港お迎え・きっと屋キッチン・モーイ [沖縄]
昨日のこと。
伊江島で一泊した真樹たちを迎えに本部港へ。
10時半着のこのフェリーもいっぱいのお客さんだった。
中には、伊江島マラソン優勝のハイビスカスを持っておられる方もチラホラ。そのハイビスカスがみな咲いている。私のはまだ固いつぼみなのに・・・。京都まで持って帰る日数を考えてくださってのことかなあ。真樹のアパートに置いて帰るので問題はなかったんですが・・・。
民宿では、隣の部屋の人のいびきがすごかったらしい。でも、仲のいい友だちとお泊りができただけで満足だったようだ。
真樹は、午後1時から部活。マネージャーはたいへん。
部活に行く前、ちゃちゃっと焼きそばを作ってくれた。
伊江島マラソンのことをブログに書こうと今年のプログラムを見ていると、裏表紙に私の写真発見。3kmスタートダッシュ。去年は絶好調やったなあ。でもゴール後から体調不良。2週間ほど戻らなかった。今年はどうでしょう。
もう今年は必死で走るレースはない。あとは5km20分切り、10km40分切りをめざして気長に取り組んでいこう。
まずは、腰痛をしっかりと治して・・・。
洗濯を1回したあと、私が使わせてもらっている布団カバーやシーツを洗濯。布団も初めて干した。沖縄の日差しはきついので、すぐにパリパリ。昨日も今日も、最高気温は25℃超え。
5時過ぎ、真樹が部活から帰ってきた。「もう、お腹ペコペコ。」
ご近所の「きっと屋キッチン」は6時から。今ちょうどカレーの日になっている。
真樹は辛い物が苦手なので、電話してだいじょうぶそうか聞いてみた。
「そんなに辛くはないですよ」とのことだったので、なじみのこのお店で食べることにした。
二人で歩いていくと、かわいいネコちゃんが。前にも見たネコちゃんかもしれん。
「きっと屋キッチン」さんは、メニューが1つ。悩むことがないので楽。ここ数日はカレーのみ。
3種類のカレーにヨーグルトサラダ、いろいろのなお野菜もついて850円。(3月末の値段と同じ。消費税アップ分、取らなくてだいじょうぶなんでしょうか。)
カレーは、おっしゃっていた通り辛すぎるものではなかった。でも頼りない味でもなく、いろいろ混ぜ合わせたりしておいしく楽しく食べることができた。真樹もすごく喜んでいた。
食後は、ノンカフェインのルイボスティーとケーキ。
この時、店長さんといろいろとお話しさせていただいた。店長さんもNAHAマラソンを完走された元ランナー(現在は休止中)。カヌーの大会も出ておられたという意外な体育会系。
以前から手作りされている(自伝?)本をあらためて予約。
「次は6月23日に来る予定なので、それまでに完成させてくださいね」と言うと、「ちょっとむずかしいかも・・・」と。
その帰り、夜のゆんたく用のお買いもの。
「モーイ」という、初めて見る食べ物が売ってあったので即購入。帰ってパソコンで調べると、「幻の海草」と呼ばれているらしい。食べるとコリコリ、こりゃうまい。
310円と安いので、沖縄みやげにぴったり。でも、海ぶどうみたいに常温保存でいいんかなあ・・・。
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2014年04月11日(金)
名護の親友 [沖縄]
夕方、名護に到着。
真樹がアルバイトをすることになり、沖縄在住の保証人が要ることになった。頼めそうなのは、「京都キャロット」のお客様である比嘉増美さん。お電話すると、快く引き受けてくださった。
夜、真樹のアパートまで書類を書きに来てくださった。私たちは増美さんが来られるものと思い込んでいたのだが、ご夫婦そろって来てくださった。そして、書類に記入してくださったのはダンナさん。
一番心配していたのは、「本人との関係」のところ。ところが、比嘉三雄さんは何の躊躇もなく「親友」と書いてくださった。
比嘉さんご夫婦が帰られたあと、「ありがたいこっちゃなあ。パオパオより年上の人が『親友』って言ってくれはんにゃから」と真樹に言っていた。これでまた、名護のイメージアップです。
ジェットスターは定刻通り、3時50分那覇空港着。
レンタカーを借りて名護へ。
おなじみの「ゴーヤレンタカー」なので、手続きがスムーズ。ロスタイムなしで名護に来れた。
まずは名護市役所へ。
私が連載させてもらっている「ねっとわーく京都」に稲嶺名護市長のことを書かせてもらったので、お礼のごあいさつに。
市長秘書の比嘉さんが、私の顔をおぼえてくださっていた。
「雑誌を郵送しようかと思ったんですけど、こちらに来る用事があったもので・・・。明日の『伊江島マラソン』、走るんです。」
「あっ、うちの稲嶺も走ります。」
「えっ、そうなんですか。じゃあ、明日、声をかけさせていただきます。」
真樹のアパートに近づくと、前に名護自動車教習所の車。今、真樹も通ってるんですよねえ。
パチンコ屋さんの駐車場でかわいいワンちゃん発見。
「クロ・メス・9か月」
「まだ子犬だと思ってたのに、8か月で子犬を産んじゃってさあ。」
「えー、そうなんですか。」
「でも、かしこいんだよー。パチンコしている間、ずっとこの荷台で待ってるさー。」
「すっ、すごい!」
「パチンコで勝ってくるからなー。そしたら、パンやるからなー。」
その飼い主さんは、クロちゃんのことをほめてほめて。それを聞いているのも心地いい。
真樹のアパートに着いたのは、ちょうど6時ころ。
裏のいつものネコちゃんは、丸くなって寝ていた。
比嘉さんは、トマトを持って来てくださった。
これからもいろいろと真樹がお世話になると思いますが、どうかよろしくお願いします。
今日の晩ごはんはハヤシライス。
すごくおいしかった。
そのあと、証明写真を撮りに。
髪の毛を黒く染め直しての写真です。
めっちゃ背伸びをしてるのは、ナゼ?
それはめっちゃチビだからです。
ゆんたく用のビールやジュースやおやつを買って帰宅。
夜も寒くない。
沖縄の夜のゆんたくは果てしなく・・・。
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2014年01月31日(金)
「名護はネコちゃんいっぱいやなあ」 [沖縄]
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2013年12月04日(水)
廉と真樹と沖縄 [沖縄]
【11月30日】
お昼、名護を出発。
NAHAマラソンの受付をしてから、空港へ廉を迎えに行く予定。
まずは、沖縄自動車道・伊芸SAでお昼ごはん。
■西イチグルメ決定戦エントリーメニュー
「ゆがふ膳」880円
ーーー「ゆがふ」とは、沖縄の方言で「世の幸せ」などを意味し、五穀豊穣の願いが込められた言葉です。古くから祝いの席等で食されていた伝統的料理にアレンジを加え仕上げました。ーーー
私は、伊芸SAイチオシの「ゆがふ膳」。真樹は「もとぶ牛カレー」680円。
てぃーだかんかんでみなさんブラインドをおろしておられた。でも海が見えるいい景色だったので、私たちの座ったところだけブラインドを上げた。
那覇市内は混むと思ったので、高速から豊見城まわりで受付会場入り。割とすんなり行けた。
受付に行く途中に、長蛇の列。何かとよく見てみると、会場で出店されている「スポーツ・デポ」さんのレジの列。出店ブースの広さの割にレジ係が少ない。また、レジ係の方も手際が悪そうに見えた。
「来年レジだけ持ってきて、『こちらのレジでもお支払いいただけますよー』ちゅう詐欺しょっか。」
まあそれはじょうだんとして、うちのヨメサンを臨時で雇ってくれたら5人力くらい働きますよ。どうですかねえ。
受付の混雑はなく、私も真樹もすぐにできた。
予想外だったのは、ナンバーカードが前後2枚だったこと。3万人分を1枚にすれば、かなりの節約になると思うのですが・・・。(帰ってからヨメさんにその話をすると、「スポンサーとの関係で減らすわけにはいかんのとちゃう」とのこと。)
受付会場の中央では、NBのスタッフの方がお話をされていた。
受付の建物を出たすぐ横が、巨人のキャンプ地でもある奥武山野球場(沖縄セルラースタジアム那覇)。
「名桜大軟式野球部も、こんなところで野球がしたいやろうなあ」と真樹。
「ここやったら、そのうちできるかもよ」と私。
ここからいったん沖縄ホテルへ向かうが大渋滞。もうホテルに寄るのはやめて空港へ。
4時すぎ、予定よりちょっと遅れで廉が到着。何事にも慎重な廉は関空に早く着き、そこに1時間半以上いたらしい。
まずはホテルへ。
「まあ、古くてちょっとさびしいホテルやなあ」と私。
「ぜんぜんだいじょうぶ」と廉。
「けっこういいとこやん」と真樹。
二人とも小さいときから旅芸人のようにいろいろなところに泊まっているので、くつろぎ上手。
7時から二人で映画を見る約束だったので、その前に晩ごはん。
「那覇メインプレイス」のレストラン街には、残念ながら沖縄料理のお店はなかった。仕方がないので、メニューが豊富な「和風亭」へ。満席であせったが、スムーズに流れ、注文からお料理が出てくるのも早かった。ゆったりと食べることができ、余裕で2階の映画館へ。
映画館前にはクリスマスツリー。
廉も真樹も満面の笑顔。
1時間半の短い映画だったので、私は本屋さんへ。那覇メインプレイスには、ほかにも時間をつぶせそうなところがいろいろとあった。
映画が終わり、ホテルに着いたのは9時すぎ。
お風呂に入ったあと、翌日のマラソンの準備。真樹のくまもんのゼッケンホルダーを、廉が苦心してつけてくれていた。
京都から応援に来てくれた廉のためにも、しっかり走らねば・・・。
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【12月1日】
朝6時半おき。
朝食バイキングは特別に6時からということだった。「そんな、はよう食べんでもだいじょうぶやろう」と7時すぎに行くと、ほとんど人影なし。
「まあ、あせらんと。ゆっくり、ゆっくり。」
ゆっくりしすぎて、乗る予定だったゆいレールにも乗り遅れてしまった。
それでも走ることもなくスタート地点へ。
要項にはしっかり書いてありましたねえ。「スタート地点には40分前までに」。
すいません、読んでいませんでした。
(レース内容については、もう書いたので省略。)
真樹は30km地点から廉に電話。廉がどこにも行かずにずっと待っていてくれたことを知ると、何回も「悪かったなあ」と言っていた。
「ええやん。今度廉が走るときに、いっぱい応援したろ。」
ホテルにレストランがなく、その近くにも適当なところが見当たらなかった。国際通りをすすめられたが駐車場がなさそうだし・・・。真樹をこれ以上歩かせるのはかわいそうだし・・・。
けっきょく、那覇メインプレイスのお隣の「ガスト」へ。
駐車場がいっぱいだったので心配したが、お店は意外とすいていた。なんで?
廉は比嘉増美さんの用意してくださったお料理をたくさんいただいたらしく、ここでは軽めに。私と真樹はお昼抜きでガッツリ5時間走ったので、お腹ペコペコ。お肉系をしっかりいただきました。
ホテルに帰ると、真樹が「クリスマス!」と叫ぶ。
「えー、これってしょぼない?」と廉。
「なんでー。これは写真撮っとかな!」
完走はできなかったが、真樹と楽しく走れたので祝杯。
「ゴーヤドライ(298円)、金賞やてー。これはめちゃくちゃ高いけど、飲んでみる価値ありやなあ。」
廉は近くのコンビニにアルコール系を買いに行ったら、「身分証明書を見せて下さい」と言われたそうだ。そんなにおさなく見えるのかねえ。
もちろん真樹はジュースで、比嘉さんからいただいたタコのお刺身などをあてにゆんたく。いや、ぶがりなおし?
真樹は次の日の1限が英語のテストということで、そのあと遅くまで勉強をしていた。私はその横でいびき「ゴーゴー」。
30km走って疲れているのに勉強する真樹はえらい。その横でいびきゴーゴーのパオパオは・・・。
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【12月2日】
月曜は朝食は7時から。
真樹の1限は8時45分からだったので、7時20分にはホテルを出発しようと言っていた。全部準備して、7時にレストランへ。20分で食べて、ホテルを出発。
高速道路をビュンビュン飛ばしていると、後ろに白いいい車。「沖縄でも、こんな高い車に乗ってる人がいるんやなあ」と思いつつ道を譲るとビューン。
「前の車、止まりなさい!」
おー、警察の覆面パトカーでしたか。
私も80km制限をオーバーしていたので危なかったが、私の前の車はもっとひどかったようだ。ここでつかまっていたら、真樹のテストが受けられなかった。あー、よかった。次から気をつけよう。
大学には8時半に到着。
そこから、私と廉は真樹のアパートへ。廉は真樹のアパートを見て、「今まで見た学生の部屋の中で一番ええとこ」とうなっていた。
まあ、その分真樹は知らない土地で一人暮らしをがんばってるから・・・。
洗濯をし、それを干しているともう10時すぎ。
10時半ころ、真樹を迎えに。
真樹も大学内で見ると、大学生らしく見える。
いったん真樹のアパートへ。
今日は、午後にまた映画。那覇メインプレイスへ。
高速の途中でお昼ごはん。
中城PAで沖縄そばを食べようと思ったがなし。なぜか、熊本ラーメンのお店。まあ、廉も真樹もラーメン好きやからいいか。
廉と真樹は、土曜に見た「スペック」の続編。
私は、ちょうど同じ時間に「かぐや姫の物語」を上映していたのでそれを見ることにした。これがまた、期待していなかった割にはいい映画で・・・。(くわしくはのちほど。)
映画が終わると、また名護にトンボ帰り。
5時から、真樹の部活。
晩ごはんは、廉が作ってくれるらしい。
すぐ近くの「かねひで」で食材をそろえ、焼きそばと中華スープ。
廉は、家ではかあちゃんの手伝いもしたことがない。それなのに、けっこう手際よく作っていた。「やったらできるやん!」
前日に比嘉さんからいただいた「イカスミごはん」を添えると、立派な定食に。
「真樹はあんまり食べへんやろう」と私が言うと、「いやいや、お腹減らして帰ってくるはずや」と廉が言う。廉は、かなり多めに真樹の分を取っていた。
8時半、私らの予想より遅く真樹が帰宅。いくら沖縄とはいえ、冬の夜のバイクは寒い。
そこで、帰ってきた真樹に「廉が晩ごはん作ったでー」と言うとにっこり。多めに取ってあった焼きそば、イカスミごはん、中華スープを完食。廉が作ってくれたのが、すごくうれしかったんやろうね。
このあと、真樹部屋で真樹と廉、私はいびきがうるさいので別の部屋。沖縄にしてはやや寒めだったが、ぐっすり寝られました。
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【12月3日】
お昼12時15分那覇発のジェットスターに乗る予定。
いつもバタバタしてしまうので、余裕をもって9時40分くらいには名護を出発したい。
でも、私はもう一つしなければならないことが・・・。
8時半に電話。
「朝早くからすいません。京都の藤井と申します。散髪は、何時ころから始められますか。」
「はい。いつもは9時からですけど、いいですよ。10分くらいで準備しますから、そのころ来てください。」
8時50分に「理容・きゃん」さんへ。
「NAHAマラソンですか。」
マラソンつうのオバアは、話が早い。もちろん本職の散髪も早く、9時半に完了。
真樹のアパートを出ていくとき、下まで見送りに来てくれるものと思っていた。ところがそれはなし。ちゃんとあいさつもせずに出てきてしまった。それがちょっと心残り。
レンタカーを返し、空港まで送ってもらったのが11時すぎ。今回は余裕たっぷりだった。
7年前に廉と来たときは那覇市内が大渋滞で、空港で廉だけ先に降ろし搭乗手続きをしてもらった。そして私はレンタカーを返しに。空港に戻ったときはしめきりギリギリだった。冷や汗もんの帰路だった。
廉は、最後の最後にやっと沖縄らしい「ソーキそば」(724円)。私は初めて食べる「ゆしどうふそば」(787円)。豆腐がアツアツで、想像していた以上においしかった。
今回、廉にはほんとうにかわいそうなことをした。7年ぶりの沖縄旅行なのに、どこにも連れて行ってやれず・・・。でも、LCCを使って真樹の所に泊めてもらえば安上がりな旅行ができるし。次は、自分で計画立てて行ったらいいわ。
廉にも、広くいろいろなところを見てほしいしね。
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2013年11月29日(金)
アガラサー [沖縄]
「アガラサーって、なにさー?」と真樹。
「うーん、なんやろなあ。『だからさー』みたいなもんかな。」???
今日の夕方、名護に到着。
真樹のアパートの近くの「スーパーかねひで」が、昨日リニューアルオープン。さっそく私もビールを買いに行った。
そこで見つけた迷彩色のお菓子。これは買って食べなあかん。こんな色鮮やかなカステラなんぞ見たことがない。
「沖縄の匂いがするわー」と真樹。
「そやなー、このきつさがええねんで。」
今日は朝からバタバタバタバタ。
「あいおわ治療院」に行って、銀行にお金をおろしに行ったらもう10時。駐車場にいたネコちゃんをかまうヒマもなかった。まあご立派なネコちゃんやったのに。
家に帰ったら10時10分。
「準備、20分でせんならん。」
バタバタバタバタ。
大あわてで家を出た。
ヨメさんが、きく付きで送ってくれた。
いっつもすいません。
地下鉄・四条駅から阪急・烏丸駅へ。ここで関空アクセスきっぷを買おうと思ったら、「改札、無人でカギがかかってますがなー。」
「無人の場合はインターホンで」と書いてあったが、それがどこか分からない。やっと見つけて呼び出したが、こちらが急いでいることを理解していない。
やっと駅員さんが二人、ゆっくりと歩いてこられた。
「関空アクセスきっぷがほしいんです。あと2分しかないので急いでください。」
そう言うと、やっとあわててくださった。でもあわてすぎ。改札室のカギが合わない。別の駅員さんのカギでやっとあいた。
1200円を渡し、ひったくるようにきっぷをもらいホームへ。ところがところが、目の前で扉が閉まる。
「あー、どうしてくれんねん! 飛行機乗れへんかったら、どうすんねん!」
ドキドキしながら乗り継ぎ関空へ。
何とか間に合った。というか、毎度のごとくジェットスターは遅れ、空港では時間の余裕があったくらい。
名護に着いたのは6時前。
名護の街をきれいに撮ろうとしたが失敗。運転しながらは無茶ですね。(よいオッサンは、マネしないでね。)
真樹のところに着くと、もう晩ごはんを作っていた。
「いやー、ありがたいわー。お昼空港でサンドイッチ食べただけやし、めっちゃ腹へっとってん。」
「今日はいい肉の日(11.29)やから、お肉食べんとあかんにゃでー」と真樹。だからハンバーグにしたらしい。
うまうま。
こんなおいしいハンバーグ、ちゃちゃと作れるようになったんやねえ。
真樹は7時から部活へ。
私は比嘉増美さんからの頼まれものがあったので、真樹のアパートで待機。比嘉さんはこのあと忘年会ということで、素敵な黒いドレスで登場。アパートの駐車場でいっぱいお話しさせてもらった。
稲嶺名護市長ともランニングのお仲間で、何年か前に「たたらぎダム湖マラソン」に来られた時もごいっしょされていたそうだ。それは知りませんでした。稲嶺市長はNAHAマラソンもずっと出られていたが、来年1月に選挙があるので今回は出られないだろうとのこと。
いやー、それにしてもフルマラソンを走られる市長さんて、かっこいいじゃないですか。今年の「久志20kmロードレース」も走っておられたし。来年のNAHAマラソンで、ぜひごいっしょさせていただきたいものです。もちろん、名護市長さんとして・・・。
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2013年11月20日(水)
高江ヘリパッド座り込み(11/17) [沖縄]
名護より北には、北西部にあたる本部半島に本部町と今帰仁村、北東部にあたる「先っぽ」に大宜味村と東村と国頭村がある。今回の目的地である東村は、「沖縄本島の先っぽ近くの東海岸側」とでも紹介すればいいでしょうか。
名護の真樹のアパートから38kmくらいだったので、走って行きたかったなあと思っていた。ところが名護から海岸沿いに走るとこらあたりはまあまあ民家があったが、大宜味村から山側に入ると一挙にさびしくなる。「アピールラン」のつもりで走っても、だれも見てくれる人がなくどっと疲れてしまうパターンに陥るところだった。
名護から1日3便あるバスの終点「高江」から、さらに1kmちょっと坂を上ったところに「座り込みテント」があった。テントの中には、2人の女性と1人のオジイ。
いきなり「来ました」と私。あまりにも愛想なしの言葉でした。
「どうぞ、そちらに座ってください」と受付係の女性。
「えっ、ここでいいんですか。」
私は、映画「標的の村」で見た「地べたでスクラム」の印象を持ってきたのでちょっとズッコケた。すすめられたのは座りやすそうな腰かけイスだったので。
そこからいろいろな説明をしてくださったのだが、私が映画「標的の村」を見てきたことや、「ヘリパッドいらない」住民の会のホームページを見てきたことを話すとだいぶ端折ってくださったようだ。
道路を挟んだお向かいには、記念撮影板やトイレもある。
北部訓練場の分かりやすい地図もあった。
ここは、北部訓練場の一番南の「N4ゲート」。
ヘリパッド建設業者は、本来ならこのゲートから資材などを搬入するらしい。しかし、現在は車などを使って完全に封鎖されている。封鎖に使われている車の上には脚立が置かれ、訓練場の中を見ることもできる。
私が住む京都近辺に、米軍基地はまったくない。
だから米軍基地立ち入り禁止の看板自体がものめずらしく、その向こう側にどんな世界があるのかも想像しづらい。
中国・韓国・北朝鮮にいちいちいちゃもんをつけるのが大好きな人たちは、どうしてこのアメリカの日本国土占領状態に黙っているのかな。突っ込みどころ満載なのにね。
さっきの顔出し記念撮影板やこんなヒーロー看板があると心がなごむ。
せっかくなんで、「命どぅ宝」横断幕前で自分撮り。
ゲートは、木で作られた柵のようなものでおおわれていた。
脚立に上ってもいいということだったので上らせてもらった。
この向こうに現在あるヘリパッドや新しいヘリパッド建設予定地があるはずだが、そこまでは見えない。
私といっしょに座り込みをしていたオジイが、「そろそろ帰るわー」とおっしゃる。その時、先の受付係さんが「実は、オジイは通行妨害で国から訴えられている伊佐さんのお父さんなんですよ」と教えてくださった。
「えー、そうやったんですかー。いやー、いっしょに写真撮らせてください。ブログに載せさせてもらいます。」
ここで、伊佐オジイとはお別れ。
「この先のメインゲート前に、伊佐さんの奥さんがおられるはずです。奥さんは京都出身の方ですよ。3kmほど先なんで、会ってこられたらいいですよ。」
「3kmですか。ジョギングにはちょうどいい距離ですね。走って行ってきます。」
メインゲートに向かう途中に、「カフェ山甌(やまがめ)」の案内看板。
ここは、国から通行妨害で訴えられていた「現さん」のお店。(なぜか「現さん」への訴えは退けられ、現在伊佐さんのみが唯一の被告に。)
このお店にも行ってみたかったが、次のお楽しみに・・・。
走っていても車はほとんど通らず、日曜のせいか米軍の動きも感じられない。ただ大きなマフラー音をまき散らしながら、大型バイクが何台も通りすぎる。
「ヘリパッドもやかましいけど、バイクもかなりやかましいでー。」
2.7km先のメインゲート前に到着。
そこには3人の方が座り込みをされていた。
「この施設は軍用犬により巡視される」
これは、かわいいワンちゃんがいるので見て行ってくださいちゅう意味かなあ。軍用犬て、たぶんシェパードやん。うちのきくの親戚やん。(そんなわけないか。)
「どちらから?」
「はい、京都からです。大学生の娘が名護に住んでまして、今日の午前中に沖縄市であったマラソン大会にいっしょに行ってきたんです。こちらへも走って来たかったんですけど、今回は準備不足で車で来ました。N4ゲートからは走ってきたんですけど・・・。」
「3km走って、全然息が上がってないじゃないですか。名護から走ってこなくても、ここの各ゲート間を何往復もパトロールしてください。怪しい車両を見つけたら、すぐにこちらに知らせてもらう仕事です。それなら、何十キロも走れますよ。」
「えっ、座り込み来たのにそんなんさせてもらっていいんですか。」
うーん、これが座り込みガイドに書いてあった「いつでも愛とユーモアを!」の精神なんかなあ。何の役にも立ちそうにない私に対して、「できる仕事ありますよ」と言ってもらっているようでうれしかった。
粘り強く続けていかなくてはならない活動には「愛とユーモア」、これを忘れたらあきません。
「ぐるぐるパトロールするのは次回にするとして、今回はとりあえずN1ゲートまで行ってきます。」
メインインゲートから2km先のN1ゲートまで。
まあ見事に何にもない道だこと。
日暮れ近くなってきたので、あんなにやかましかったバイクの姿もない。こうなると、ちょっとさびしい。
ただし100mごとに距離表示があるので、ラントレーニングコースとしてはバッチリ。
こちらのN1ゲートは、もう強行突破される可能性が低いということで現在は無人らしい。
さて、ここから折り返し。せっかく100mごとの距離表示があるので、帰りは1kmごとのラップを取りながら走った。かなりのアップダウンがあったが、だいたいキロ6分ペース。いい練習になった。
4.7kmを約28分。
N4ゲートに戻ると、また別の方が座り込みに来られていた。
このヤンバルクイナとノグチゲラの記念写真板。
顔を入れて写真を撮ってもらいたかったけど、一人ではねえ。今度、だれか付き合ってくれんかねえ・・・。
5時近くなったので、帰らせてもらうことにした。
「必ず、また来ますから。」
「必ず、また来てください。」
約束は守ろう。
今回2時間「座り込み」の予定が、30分の「座り込み」と9.4kmの「走り込み」になってしまったけれど・・・。
坂を下りると、高江小中学校の5時の時報が。
しばらく進むと、道路からちらっと海が見えた。
こんなに静かできれいなところを、あのヘリパッドは我が物顔で飛ぶんやね。
そして、そのヘリパッドは訓練後に戦地に向かう。
それを忘れてはいけない。
道路の横から、うれしそうに走るワンちゃん登場。
「これは、かまってほしいにちがいない。」
私の読みは大当たり。
走る走る。吠える吠える。
人懐っこいワンちゃんで、いっぱいさわらせてもらえた。
そのなでた手をにおぐと、プーンとただよう洗ってない犬のにおい。これは、マニアにはたまらん。
そして、遊び疲れて家路へと・・・。
また、高江に来たらこのワンちゃんとも会えるってことや。
これは是が非でもまた来んことには・・・。
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【RUN】
夜、一人ご飯の前に走ることにした。気温は5℃。沖縄帰りの私には寒すぎる。
2kmほどゆるゆるジョグのあと、久しぶりの7kmコース。
41分55秒。きっちりキロ6分ペース。
暗くてもこのくらいゆっくりだと危なくはない。
1kmダウンをプラスで、合計10km。
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【今日のきく】
今日はヨメさんがメーカー展示会。廉も出かけていて留守。
いつものすべり台がある公園へ。
今日は、すべり台より走り回りたい気分らしい。
走ってはにおいをかぎ、走ってはにおいをかぎ・・・。
夜11時20分、地下鉄・国際会館駅へ。
ヨメさんを見つけたきくは、しっぽブンブンで大喜び。
それにしても、立派すぎるきくの後姿!
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