2024年10月31日(木)
イリュージョン・みー [わんこ・にゃんこ]
昨日の朝9時、ラジオ体操から帰ると「みーちゃん出た」。
「えっ、ちゃんと鍵して行ったで。」
「玄関じゃないところから出たみたい。」
「どこ?」
「わからん。」
「わからんて・・・。」
「今出たとこやったら、まだそこらにおるかもね。」
「いると思う。」
2階に上って、南向きの窓を開けた。
「みーちゃん、目の前におるやん。」
みーちゃんはお隣のひさしに隠れて、気配を消していた。
(お隣さん、すみません。ご迷惑おかけしています。)
「みーちゃん、帰っておいで。」
そう言うと、ひさしから出て樋沿いに逃げていった。
「落ちかけとるやん。」
もう家猫になって4年半。野良猫時代の俊敏さはなくなってるんやろうね。
そのあと、私は用事があって外出。
家にはますみさんがいたのだが、みーちゃんは庭まで戻って、エアコンの室外機の上でくつろいでいたらしい。
それでも家には入らない。
しばらくそこでくつろいだあと、またどこかへプイと行ってしまった。
夕方5時前、またちょっと走りに。
その間にみーちゃんが、お腹を減らして帰ってくるかもしれん。そう思い、カリカリを入れてから外へ。
1時間ほどして戻ってくると、「カリカリが減ってるー。みーちゃん帰ってたんや。」
家の中のどこかに隠れているかもと思い、探しまくった。でも、気配は全くなし。
「やられたー。食い逃げされた―。」
気長く待つしかないと思った。
そのうちに、出かけていたますみさんが帰ってた。
「みーちゃんに食い逃げされたわ。」
「えー、帰ってきてたん?」
「どこかに潜んでるかもしれんし、探してみる。」
ますみさんはみーちゃんの名前を呼びながら、家じゅうあちこち捜しまわった。
「みーちゃんいたわ。」
「どこに?」
「2階の押し入れで気配消してた。」
「そうか、そこは見んかったなあ。でも、見つかってよかった。」
これで一件落着のはずが・・・。
夜、ますみさんが「みーちゃん、どこにもおらん。」
「なんでやねん、家じゅうの鍵全部かけたやん。出られるはずないやろ。」
「でも、おらへんもん。」
「押し入れから屋根裏に入ったんやわ。」
前にもそんなことがあった。
屋根裏から外には行けないので、飽きてきたらまた降りてくるはず。それを待つしかない。
ますみさんは「私らの分からんところから出たんかもしれん」と言って、玄関を開け、動くものに反応するセンサーを設置した。
私は次の朝早く仕事に行くので、先に寝かせてもらった。
そして、今日の朝。
私が起きると、みーちゃんが「みー」。
ちょっと、バツが悪そうな・・・。
いつものようにカリカリをあげ、水を変えて外出。
朝早いので、車を家の前にとめていた。
車のドアを開けると、下から猫がしゅーっと。
「ぴゅーたやん。」
とっさのことで、いい写真が撮れなかった。
あとでますみさんに聞くと、夜中の1時ごろみーゃんを確認したらしい。玄関のセンサーは反応しなかったとのこと。やっぱり、屋根裏にずっといたんかな。
とにかく、確認できてよかった。
さて、みーちゃんは密室から脱出したのでしょうか。
イリュージョン!
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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