2013年01月01日(火)
第31回亀岡元旦ロードレース [ランニング]
みなさま、新年明けましておめでとうございます。
さて、新年早々ビックリ仰天!
「亀岡元旦ロードレース」のスタート前、トラックがあいたので流しをしていると・・・。なななんと、赤ちゃんをだっこしてけっこうなスピードでアップをされているお母さん。急いでカメラを取りに行きましたわー。
「すいませーん、写真撮らせてください。レースに出られるですか。」
「出るつもりだったんですけど、子どもの面倒見てもらえなくて・・・。」
「だんなさん?」
「仕事が入ってしまって・・・。」
代われるもんなら代わってあげたかった。でもこんなちっちゃい赤ちゃん、私の手に負えんでしょうね。
またどこかの大会でお会いしましょう。
「がんばれ! お母さん!」
朝7時、自宅出発。気温は−3℃。
うちから亀岡まで1時間弱。この近さだと参加しやすい。
家を出たとき、日はまだ昇っていなかった。
堀川通りを南下しているとき日がさしてきたが、ビルなどが多く初日がなかなか見られない。やっと桂川西大橋でお日様が見えた。だいぶ遅い初日の出。
コンビニによっておにぎりなどを購入。
亀岡運動公園に着いたのはちょうど8時。気温−1℃。
受付が9時までなので余裕たっぷり。
アップをしていると顔なじみのワンちゃんが。
「去年も写真撮らせてもらいましたよね。」
「そうでしたね。」
「ころんちゃん、7歳。」
またまた顔なじみのワンちゃん。
「写真撮らせてもらうのん3回目ですね。」
「そうですね。」
「こまちゃん、6歳。」
スタート地点近くをうろうろしていると、京都府立大のみずぽんさん(庵原選手)に遭遇。私と同じ10kmに出場するので、「引っ張ってやー」と頼んでおいた。
スタート直前にも見つけられたので、知り合いの中村智明さんにお願いしてツーショット写真を撮ってもらった。ちょうどその最中に第3次コール。「7番」と呼ばれて「はーい!」と返事をしているところです。
以下レース中の8枚の写真は、亀岡の快速ランナーこと松本一之さんが撮ってくださったもの。本当にありがとうございました。(ご本人は体調不良のためDNS。)
さて、私の結果は・・・。
1km 3分46秒
2km 7分51秒(4分05秒)
3km 12分05秒(4分13秒)
4km 16分29秒(4分23秒)
5km 20分59秒(4分30秒)
6km 24分55秒(3分55秒)
7km 29分02秒(4分06秒)
8km 33分08秒(4分06秒)
9km 37分18秒(4分15秒)
10km 41分41秒(4分17秒)
スタート前、みずぽんに「すぐ前に出て、ひっぱってや」と頼んでおいた。その通り、トラックを200mほど進んだところでみずぽんが前に出たのが見えた。「ついていこー。」
ところがだんだん差が広がっていく。「またゆっくりすぎるんかな」と心配になった。しかし、1kmのラップを見ると「3分46秒」。理想的やん。みずぽん、飛ばしすぎちゃうん。
ますます差が広がっていく。しかし3kmすぎたあたりで、みずぽんがしゅるしゅるしゅると落ちてきた。黙って抜く。
このあとペースが落ちていくが仕方ない。上り坂やから。(折り返しまでの1kmで40mアップ。)
折り返して少し戻ったところが中間点。20分59秒。ギリギリ許容範囲。後半の下りを20分で行けば、目標の41分切りが達成できる。
折り返しではみずぽんをだいぶ離していた。よっしゃよっしゃ、初対決のみずぽんに勝てるかも・・・。さあ得意な下り、飛ばせー。
下りの最初の1kmは思い通り。これを続けよう。ところが思うようにスピードに乗れない。
7kmすぎ、私の右肩をポンとたたいて抜いていく人あり。
「みずぽん!? ついていくでー!」
こんなところで追いつかれるとは。得意だと思っていた下りで失速。しかしここでみずぽんについていけば、まだまだ期待できる。
ところがどっこい。もう体が動かない。平地なのにキロ4分15秒超え。
トラックに入ると、200mほど前にみずぽんが見えた。離されたなあ。
ゴールして記録証をもらうと、41分43秒で14位。去年は41分42秒で14位。ガックリ!
今年は最低の最低でも去年よりはいいタイムで走れると思っていたのに・・・。
先にゴールしたみずぽんがなかなか戻ってこない。記録証発行テントのほうを見ると、インタビューを受けていた。
あとで聞くと、KBSテレビの「京スポ」の取材。1月3日(木)夜9時半ごろ放送されるらしい。
お隣の紳士は、高校時代の先生だそうだ。直接習ったことはないが、今ランニングの仲間としてお付き合いがあるとのこと。
私も、最後の教え子・ちいちゃんが「ちょこちょこ走ってます」と言ってくれたときどんなにうれしかったことか・・・。
インタビューが終わって戻ってきたみずぽんと私の会話。
「ひっぱれなくてすいません。」
「そんなん、全然。上りはあんなもんやけど、折り返してからの下りがもうちょい行けると思ってたんやけどなあ。」
「下り得意って、廉君に聞いてたんですけど。」
「あかんかったなあ。もともと10kmが一番得意やったのに、今10kmが一番苦手になってしもてる。5kmは19分半くらいで走れるようになったし、ハーフやフルはペースさえちゃんと組み立てたらそこそこで走れるようになったのに、10kmは進歩なしやわ。」
「私も似たようなもんです。」
「どうしたら10km速くなれるんかなあ。練習でも10km走をバンバンやったらええんかなあ。」
「どうなんでしょうね。むずかしいですね。」
「かしこくてかわいい妹」に教えを乞う。いやいや失礼しました。「妹」ではなく「娘」の世代でした。でも、みずぽんは強力な「妹力」を持っている。
表彰式が始まった。
10km50歳代男子優勝は、なんと、私の勝手に永遠のライバル・北出吉弘さん。やりました。
「北出さん、優勝おめでとうございます。」
「ありがとうございます。優勝どころか3位も無理やと思ってたんですけど、ラッキーでした。」
「タイムは?」
「全然よくないです(39分55秒)。きっと、今年は速い人が出ておられなかったんですわ。」
うーん、早くこのレベルに追いつきたい。北出さんは私の同い年ですもん。
みずぽんは3位入賞。
「こんなタイムでは恥ずかしいです(41分01秒)」と言っていたけど、そんなことはない。でも、もし次に対決できたら「勝つでー!」
「先生との写真も撮ってください」と頼まれたので、「オッケー!」
わしゃ、ローラかい!
みずぽんをJRの駅まで送っていった。
「大阪国際女子がんばって。こっちはその日『くみやまマラソン』10kmやし、41分切れるようがんばるわ。」
お昼ごはんは桂川SA。
豚汁定食(680円)。これがうまいんだ。
ところが満席で座るところなし。しょうがなく外で一人ふるえながら食べましたわー。10kmが速くなる練習方法を考えながら・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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