2023年12月08日(金)
もう一度愛を [家族]
昨日食べに行った「鴨川製麺所」。
渋い大将は私と同世代か。
かきたま丼セットが出てきて食べているとき、店に聞き覚えのある歌手の歌声。
「あっ、私と同い年の野口五郎。」
♪ 哀しみの過去に 生きるのはやめて
もう一度愛を 育ててみよう ♪
「ええ歌やん。これは帰ったらすぐにますみさんに言わんなん。」
夜11時過ぎに帰宅。
「ますみちゃん。」
「・・・。」
「ますみちゃん。」
「・・・。」
「ますみちゃん。」
「なんやな、私はいそがしいねん。」
「あんな、もう一度愛を育ててみよう。」
「はあ?」
「もう一度愛を育ててみよう。」
「私はいそがしいって言ってるやろ!」
「野口五郎の歌で『哀しみの終るとき』ってゆうのがあってな、『もう一度愛を育ててみよう』と歌ってはんねん。『みよう』ちゅうとこがめっちゃええやろ。『育てていこう』じゃなくて『みよう』やで・・・。」
もう、ますみさんは私の話を聞いていない。
ええ話が終わってもたー。
「哀しみの終るとき」は、1975年、「私鉄沿線」と「夕立のあとで」の名曲に挟まれた時期に出た地味な歌。
「アンタは自分のことばっかりで、私を喜ばせようとか思ったこともないやろ」といつも問い詰められている。
うーん、ちょっとはあったと思うけど、それはひとかけらも認められない。
「育てていこう」は上から目線だが、「育ててみよう」はちょっと下のほうからのような感じがしていいと思うんですけどね。
元バイト仲間のWさんが、「藤井さんの話は、どんな話も必ず奥さんの話で終わる」と半分呆れられていた。
これも愛情の一つ・・・、は甘いか?
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【昨日のみー】
昨日ちょっとすねていたみーちゃん。
後ろ姿がボール。
いや、ミートボール?
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2023年12月07日(木)
カフカのラーメンから [アルバイト]
「たどり着けない」ことがあると、すぐ「カフカの『城』みたいや」と言うのが私の口癖。
城から仕事を頼まれた(と思い込んだ)測量士Kが、城のある村から目の前に見えるその城にいつまでたってもたどり着けない。その話が延々延々と続くカフカの「城」。この小説はしびれた。名作中の名作やね。
今週は、月曜に沖縄から帰り、火曜15時間木曜15時間金曜24時間のハードスケジュール。
「今日も同じ味しかしない390円ランチはわびしい」と思い、ポイ捨てタバコ拾いの時に下見しておいた「ラーメンの坊歩(ぼんぼ)」に行くことにした。
私の昼休みは午後1時から。大学から歩いて5分ほど。京阪七条駅の北東出口からすぐのラーメン屋さん。
店に入ってすぐ異変に気付く。
まだ午後1時だというのに、お客がゼロ。
「あっ、申し訳ありません。事情があって、いったん店を閉めさせてもらいます。またしばらくしたら開けますので。」
「そうなんですかー。」
つい30分前にはやってはったのに・・・。
事情があるならしょうがない。
いつも行っている七条通のお向かいのコンビニで、おむすびセット(438円)と春雨スープかきたま(180円)を買って帰る。
ラーメンの口になっていたけど、それなりにおいしかったので良し。
そして、夕方の休憩時間。
午後5時からなので、まだあんまりお腹はへってないが仕方ない。
このちょっと前の巡回で、お店が再開しているのを確認していたので余裕。
京都独特の吸い込まれそうな細い路地を見て、「火事が出たら丸焼けやなあ」とか思いながらゆっくり歩いて行く。
京阪七条駅前にはマクドナルドもある。
そして、この交差点を左折すると・・・。
「ガーン!」
ついさっきやってたのに・・・。
お客さんもそこそこ入ってはったのに・・・。
これぞ、カフカの城。
しょうがないったら、しょうがない。
お向かいにある「鴨川製麺所」へ。
けっこうメニュー豊富。
まあ無難なところで「かきたま丼・うどんセット」(990円)で。
「鴨川製麺所」というから、しぶーいおっちゃんが一人でやっている店かなと思っていた。
たしかにしぶーいおっちゃんがやっていたけど、従業員3人はみんなおっとこまえの外国人。
「イラッシャイ。」
「オミズ、ドウゾ。」
「アリガトゴザーマス。」
このギャップのすごさ。
でも、このギャップも楽しみましょうねえ。
うどんはミニうどんだと思っていたのに、普通サイズ。
これは腹いっぱいになるやつ。
ちょっとからめだったが、すごくおいしかった。
本命のラーメンは「カフカの城」で食べられなかったけど、そのおかげで外国人(留学生?)が支えるおいしいおうどんが食べられてよかった。
もうちょっと安かったら、何回も来るんですけどね。
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2023年12月06日(水)
ヨメストップ [ランニング]
「みなさん、応援ありがとうございました。
今日の二条城に行くつもりでしたがやめておきます。ゴール前で違和感のあった左足首が捻挫しているみたいです。
ドクターストップならぬヨメストップがかかりました。
ウルトラまであと11日なので、今はおとなしくしておきます。」
今日の町内のラジオ体操のあと、ますみさんに私の左足首を見てもらった。
「こら、あかん。腫れてるやん。」
「えっ、今日二条城走りに行こうと思ってたんやけど。」
「あかんに決まってるやろ。」
と言うことで、二条城ランのグループラインに不参加の連絡。
普通に歩けてはいるので大したことないと思っていたが、ますみさんによると「当分走ってはいけない」らしい。困ったねー。
腰痛用にもらっていたロキソニンテープがあったので、それを足首に貼ると痛みがだいぶましになった。
夕方6時、底の暑いシューズなら歩いたり走ったりできそうだったので外に出た。
まずは町内ウォーキング。
いつものボンネットに、ぷーぷーとドキンちゃん。お腹冷たくないんかね。
1kmの往復くらいなら行けそうと思って、いつものコースへ。
北稜高校の手前の踏切でちょうどうちから1kmなのだが、高校のイルミネーションが見えてきたのでもう少し先まで。
ここまで来たら、元緑の小屋のあったところまで。かなりゆっくりなので、足首はだいじょうぶそう。
折り返して戻ってきたら、鞍馬行きの叡電が通過。
今日は混雑してなかった。
3km、20分40秒。
ちょっとだけだが走れてよかった。
また町内ウォーキング。
ひさしちゃんがひさしからおりていたので、写真を撮った。
黒サビ猫やから、なにがなにやら分からない。
ぷーぷーとドキンちゃんの位置が入れ替わっていた。
位置は変わってもひっ付いている。仲良しやね。
ぴゅーた発見。
でも、今日は逃げられてお尻しか撮れなかった。
まっ、会えただけでも元気が出たけど。
ごはんのスイッチを入れ忘れ、今日は晩ごはんにビール。
ますみさんもめずらしく付き合ってくれて、ヨッパライ夫婦に。
菊菜の天ぷらが絶品。愛情のこもったお料理はおいしいねえ。
ただし、体重は昨日より2kg増。12月に入ってずっと59.8〜61.0だったのに、えらいこっちゃ。走れないときにお腹いっぱい食べるとこういうことになる。要注意!
今日のかわいいみーちゃん。
オバサンのだっこは、80%くらいまで進展。
もうちょいかなあ。
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2023年12月05日(火)
NAHAマラソン37年ぶりの完走 [ランニング]
真樹とNAHAマラソンに出たのが、ちょうど10年前。その時、真樹はまだ名桜大学1年生で19歳。
私はハーフの地点まで一人で走って、そこで真樹が追いつくのを待った。合流してからもがんばって走ったが、残念ながら30kmでバスに収容。
「なつかしいなあ」と言うか・・・。
ハーフ地点で追いついてきた真樹を見つけられて、すごくうれしかったこと。そのあと制限時間オーバーで収容バスを待ったが、風がビュンビュン吹き寒かったこと。これくらいしか覚えていない。
そうそう、廉が応援に来てくれてたんや。まだ22歳の廉。
「いつかは家族4人でフルマラソン」と思っていたけど、パオパオとかあちゃんがもうあかんかもね。
写真がないのが残念ですが、たしか私が30歳の時にますみさんとふたりでNAHAマラソンに出場。新婚1年すぎの時。
それぞれバラバラに走り、私は3時間22分、ますみさんは5時間52分(だったと思う)で完走。
「二人一緒に走ったらよかったのに」と言われそうですが、私はゴール後すぐにゼッケンをはずしてコースを逆走。ますみさんに会えるところまで戻り、そこから残りを一緒に走りました。
42+13くらいかな。55kmなら、ちょっとしたウルトラマラソンやね。体力あったんやわ。
と言うことで、今回のNAHAマラソンは37年ぶりの完走。
せっかくなんで、私なりに結果分析を。
今回一番心配していたのは、「さらに自己ワーストを更新するかも」ということ。「久米島」の時と比べて、明るい材料は「直近のハーフが9分速くなった」ことくらい。
体調的には不安なことだらけ。腰痛、耳下腺炎、右ひざのケガ、謎の寒気、それに1月の肉離れ(右のお尻)もピクピクしていつ再発するかとひやひやしていた。
ところが、それら全部が丸くおさまってくれた。走り出していきなりの腹痛は想定外だったが、あとから考えるとそれがスピードリミッターになってかえってよかったのかもしれない。
前日、逃げ馬アイアンバローズ(8番人気)で「ステイヤーズステークス」3連複7580円ゲット。元御所バイト仲間のWさんからも私の「大逃げ 期待」とライン。「自称・逃げ馬」の私としては、前半逃げて逃げてと思っていたんですが。
5km地点で2304位。
そこから1013人に抜かれ、20km地点で3317位。いつもの私なら、さらにここから1000人に抜かれていてもおかしくない。
25kmまではほぼそのまま。
しかしそのあと何がよかったのか、1050人抜きで2254位のゴール。抜かれた分をちょっきり抜き返した。
一番よかったのは、「久米島」でトライした重めのシューズから、履きなれたアディゼロプロに戻したこと。やっぱりええわ。
いったん自分のリズムをつかむと、崩れることなく走り続けられる。
次もこのシューズにしよう。4足全部へたってしまったら、後継モデルが安くなっていないか探すことにしよう。まあ、まだだいぶ先のことでけど。
あとは、みんながあたたかく送り出してくれたこと。
ますみさんもまきもれんも、じわーっと応援してくれている。
それに、えりきくはんぺんみれいTシャツもよかった。
後半復活できたのはこの力が大きかった。
自己ワーストを更新した「久米島」で着たTシャツなので、今回も着るか迷ったが、やっぱり犬猫魂は強いわ。
そでがわりと長めなのでちょっと暑いが、冬の大会ならこれでだいじょうぶ。
また、「えりきくはんぺんみれい」に力を借りましょうかねえ。
「mirei」は「美麗」で、みーちゃんの本名です。
今日もかわいいねえ。
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2023年12月04日(月)
雨の沖縄から [沖縄]
今日は真樹の仕事が午後1時から。
その時間に合うやんばる急行バスがなかったので、ちょっと高い117番の高速バスに乗った。朝から雨だったのでバス停で待つのも大変だったが、このバスはバスターミナル発なので名護市役所前にも時間通りに来てよかった。
2時20分くらいに空港着。乗る飛行機は5時。時間がたっぷりある。
那覇空港内は一部改装工事中。
まずは、できるだけ安いところを探してお昼ごはん。
このお店が空いていて、まあまあ安かった。
それでも1300円でしたけど。
あとはいつも通り、マラソンの反省をしながらブログ書き。
電源を使うわけでもないのに、ずっと座ってしゃべっている男女がいてうっとおしかった。
走友・岡井さんにも「どうでした?」とラインしていたのにお返事がなかった。
飛行機に乗り込むといきなり「ななめ後ろの7Aにいまーす」。
「ほんまや。タイムは?」
「(3時間)34分でした。」
「すご−い。」
ちょっと前まで近くにいた人が、どんどん遠ざかる。
いやいや、まだまだ。
神戸に着いたら、意外と寒くない。
那覇に着いた時にはすごく寒気がしたのに。私の体、どうなってるんですかねえ。
阪急は乗り継ぎがうまくいきそうになかったので、ちょっと高いがJRで。地下鉄にもうまく乗り継ぐことができて、国際会館前9時11分発の京都バスに乗れた。
9時20分くらいに家に着くと、ますみさんも鍼灸のお客様を車で送って帰ってきたところだった。
私が先に玄関から入ると、みーちゃんがみーみー。
「みーちゃん、オッサン帰ってきたでー」と言っても、じらして「みーみー」言うだけ。
まあ、そのあとすぐにいつもの「窓あけてー」が出たので安心した。みーちゃんはオッサンのこと忘れてへんかった。
ますみさんも仕事で晩ごはんを食べてないというので、すぐに私の分のワンタンメンも作ってくれた。菊菜のおひたし付き。
「二人で食べたら、なんでもおいしいなあ・・・。ゆわんか?」
「はい、はい。」
ますみさんはずっと仕事で疲れているのに、わがままばかり言う私でした。
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2023年12月03日(日)
第37回NAHAマラソン [ランニング]
直近ハーフのタイム×2.4=フルマラソンのタイム。
私の今までのフルマラソンは、だいたいこの説に合っている。
今回は、11月22日に一人でハーフの距離を走った。その記録1時間51分05秒×2.4=4時間26分36秒。これが今日の目標タイム。
ところが前半全く調子が悪く、中間点1時間13分36秒。
「いやー、ゴール4時間26分は絶望やん。後半落ちるに決まってるし。」
そう思いながらもあきらめずに走っていると、何がきっかけだったかよく分からないがやっと調子が出てきた。
後半はエイドにもほとんどよらずリズムよく走れ、前のランナーをどんどん抜いていくことができた。
ゴールの1.5kmほど手前で、「21世紀の森ランクラブ」の走友たちから熱い応援。下り坂だったこともあって、そこからラストスパート。左足首が変に固まってしまったが、お構いなしに突っ走った。(上の写真は、クラブの仲村さんが撮ってくださったもの。)
ゴールは、4時間26分47秒。
「えっ、後半2時間13分11秒。ちょっとだけやけど、後半の方が速い。」
これで、精密機械のように目標タイム通りに走れたことになる。
タイムは決して良くはないが、10月の「久米島」の4時間49分52秒の自己ワーストからは23分復活。
今回の勝因(と言うより引き分け因か?)をしっかり分析して、今後のレースに生かしていきたい。
「まだ、サブ4はあきらめない!」
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泊まったホテルは朝食付きということで、ちょっと期待していた。
ところが「朝カレー」。みなさんおいしそうにいただいておられたが、私はカレーのゲップが出そうだったので少し残した。
会場までは500mほど。一番近いホテルかもしれない。荷物を預かってもらい、走れるかっこうで出発。
8時ちょっと前まで粘り、会場に着いたのがちょうど8時。
まずはプール前に集合しておられる「21世紀の森ランクラブ」のみなさんにごあいさつ。
京都の走友・岡井さんも来られていて、みんなで記念撮影。
岡井さんはサブ3.5なのでBブロックスタート。
もうお会いすることもないので、スタート前のツーショットを撮らせてもらった。
「二条城ラン」の松田さんともお会いする約束をしていたのだが、まだ荷物置き場の近くにおられたようで、この人混みの中で探すのは無理だった。
私はCブロックスタート。
「なんで5時間近くかかるランナーがCブロックやねん!」と言われそうですが、去年の1月には3時間38分で走ってるんです。この1年で、1時間以上遅くなったというわけです。
今日の目標は4時間26分。
今月間250kmの練習をしているので、これくらいは行かないと。
「久米島」後の腰痛は、10分の3くらいに戻った。
耳下腺炎も、病院には行かなかったが10分の3くらいに戻った。
転倒による右ひざの痛みも、10分の3くらいに戻った。
いつも心配なのはトイレ。
スタート1時間前くらいにトイレに行き、30分前にはブロックに並ばなければならない。スタートしてすぐにトイレがあるわけでもなし。
しかし「久米島」でトイレ1回でゴールまで行けたので、その不安はちょっとましになった。
9時ちょうどスタート。
曇りの予報だったのに、何度も晴れてきて、想定していたより暑くなりそう。
ただ沖縄に来てもずっと謎の寒気がしていたので、私にはちょっと暑めのほうがよかったのかもしれない。
スタートラインまで1分半ほど。やっぱり前スタートはいい。
ただやはり前が混雑していて、自分の思い通りに走ることはできない。
5km、31分45秒。
スタートまでの1分半を引くと、だいたいキロ6分ペース。
最初はもう少し速いペースで行きたかったのだが、走り出してすぐにお腹が痛くなってきた。これより遅くならない様にだけ気を付けながら走った。
10km、1時間02分41秒(30分56秒)。
いいペースで走れているのだが、腹痛はおさまらない。
NAHAマラソンは、真樹と一緒に出た2013年以来。おきなわマラソンは連続で出ていたので、コースはよく覚えている。ところがこちらのNAHAマラソンは10年ぶりで、7kmあたりの「YMCA」から中間点の平和祈念公園までの記憶がない。
「こんなとこ走ったっけ」と思いながらのラン。
11km過ぎにトイレがあり、8基あったので待たずに使えた。
1分半の超早業。
これでスッキリしてくれればいいのだけれど。
沖縄のマラソンは、どこもエイドが充実している。公式エイド以外に、私設のエイドもたくさん出してくださっていてうれしい。
15km、1時間34分47秒(32分06秒)。
腹痛はましになってきたのに、細かいアップダウンが続きペースダウン。
きくちゃんに似ているワンちゃん発見。写真を撮らせてもらった。
「うちも似た犬を飼ってたんですけど、去年の夏に17歳で死んでしまって・・・。これです」とTシャツの「kiku」を指さす。
便利やわー、このTシャツ。話が早い。
20km、2時間07分05秒(32分18秒)。
キロ6分半ペースに落ちたまま。
ほんとうは中間点までキロ6分ペースで行って、前半2時間07分、後半2時間19分くらいを想定してたんですが。
中間点、2時間13分36秒。
この時点で、ゴール4時間26分は絶望だと思った。
「自称・逃げ馬」の私には、終盤粘る力はない。
中間点の少し先に記念撮影スポットがあった。
別に係りの人はおられないのだが、みなさん近くにおられたお兄さんにお願いされていた。私も、続けて「お願いします。」
気持ちよく引き受けてくださって、いい記念写真を撮ってくださった。
少し時間がかかってしまったが、ここで一息入れたのがよかったのかもしれない。
家族と二条城ランの仲間にもライン。
「あと半分、がんばりましょうねえ。」
「ひめゆりの塔」前も通過。
多くのランナーが中に入っていかれたが、お参りかな。
25km、2時間39分10秒(32分05秒)。
カメラが不調で、距離標識前で撮れなかった。なんと、カメラの裏ブタがパッカリ外れてしまっていた。
上り坂もあったが、めげずにいいペースで走れた。
このあたりは「沖縄100Kウルトラ」でも走るところ。海がきれいに見渡せる。
ほっこりします、おまわりさん。
私が写真を撮っていたら、応援に出ておられた方が笑っておられた。
30km、3時間11分33秒(32分23秒)。
ここらでやっと計算ができるようになった。
今のキロ6分半ペースで残り12.2kmを行くと、6分半の2倍の13分の6倍で78分。それに1分ちょっと足すと、ゴール4時間30分。
これでだいぶ元気になってきた。
35km、3時間42分53秒(31分20秒)。
40km、4時間13分51秒(30分58秒)。
リズムよく走れていたので、もう写真は撮らなかった。
途中の計算では、4時間30分どころか、4時間26分も見えてきた。それには最後の2.2kmをキロ6分切りで走らなくてはならない。
そう思ったら、最後の最後に上り坂。
「これは6分切りはむずかしい」と思ったが、6分08秒でカバー。
下りに入ってラストスパート。
すると、「ふじいさーん」と応援してくださる声。
「21世紀の森ランクラブ」の面々。
ありがたいねえ。真樹が名護の大学に行くことになってから、ずっとうちの家族を応援してくださっている方々
これで、なんとしても4時間26分台でゴールしようと思った。
残り1kmで、4時間21分20秒くらい。
これはがんばったら4時間26分台行ける。
「はしれー」と思ったら、そのとたん左足首が固まってしまった。
左足のつま先が左に向いたままだったが、残り1kmなら何とかなるだろう。行ってまえー。
両側でずっと声をかけ続けてくださっている係員の間を通り抜けてゴール地点へ。
最後、土のトラックを駆け抜けてゴールへ。
4時間26分47秒。
なんか、奇跡の目標達成です。
私の少し後にゴールされたランナーにお願いし、記念写真。
疲れておられるだろうに、気持よく引き受けてくださってうれしかった。
腰痛はちょっと悪化。しかし、その他もろもろはだいじょうぶだった。いつもはヘロヘロのゴールになるのに、けっこう元気。
心配だったトイレも、11km過ぎの1回でおさまった。トイレに行きたくてしょうがない時と、どこがどうちがうんですかね。
完走証発行所へ。
すごく広くて、全然待たずにもらうことができた。
ここの担当は興南高校生だった。
今年のフルは、瀬戸内海、久米島、NAHAの3大会。
今日の4時間26分47秒が一番いい記録ということになってしまった。去年の3時間38分より48分も遅い。
完走メダルは、オレンジ色のガラス製で真ん丸。どこかと同じだった。もうちょっと工夫してほしかったなあ。
「せめてかわいい子に首にかけてもらおう。」
かわいい子が見つかり、豊見城高校生とのことだった。
ゴールの少し先に腰掛けられるところを見つけた。そこから、家と二条城ランとバイト仲間のWさんにラインで連絡。まったく走られないぽんぽこ狸みたいなWさんが一番喜んでくださった。
荷物をおずけてぁるホテルまで歩き。
左足首は痛かったがまあまあ歩けた。
おふろでの脱衣の時にこむら返りが心配だったが、全然だいじょうぶだった。いい走り方ができてたんでしょうか。
おふろから上がって、那覇バスターミナルまで歩き。
直ぐ近くでよかったのだが、パルコシティ行きのバスが今まさに出たところ。1時間以上待って次のバスへ。真樹との待ち合わせ時間にだいぶ遅れてしまった。
どうして那覇の北隣のこんないい場所に、こんな土地が空いていたのか不思議だった。
◇ ◇ ◇
■サンエー浦添西海岸 PARKO CITY
那覇のすぐ北、浦添市にあるキンザー基地の一部返還に伴って建設されました。県内有数の大きさを持つショッピングモールで、スーパーのサンエーを中心に沖縄ではまだ唯一のチェーン系シネコン(ユナイテッドシネマ)&IMAX施設、Panda Expressのようにアメリカ人に人気のファストフードも加わっています。
道向かいは干潟が広がっており、横断歩道そばに護岸の向こうに行けるよう階段が設置されています。
◇ ◇ ◇
「そうか、やっぱり」という感じ。ライカムと一緒やね。
この前の海を埋め立てて、那覇軍港の代替え地にする予定らしい。
一部返還しても、また新しい基地を作ったらいつまでたっても沖縄から米軍基地がなくならない。
それがほんとうにどうしても必要なものなら、沖縄以外の都道府県が分担していかなくてはと思う。
パルコシティが広いのにびっくり。ところが日曜日のせいか、お客さんもいっぱい。外国人は意外と少なく、ほとんどが沖縄の人のように見えた。
食べるところもいっぱいあったのだが、おちついておしゃべりしながら食べられそうな「和風亭」に入った。
二人ともよく似た海鮮系+おうどんの定食。おいしかったねー。
そのあとお店をブラブラ。
真樹が、廉のところの甥におみやげを買ってあげていた。
そして、真樹の運転で名護まで。
家にはドーナツ猫2。
病気をしたはんちゃんがちっちゃくなってしまった。
「また、モリモリ食べて大きくなりやー。」
寝る前に、ちょっとだけまきとゆんたく。
沖縄のマラソンに来ると、これが一番の値打ち。
また今度もよろしくお願いいたします。
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