パオパオだより

2023年12月03日(日)

第37回NAHAマラソン [ランニング]

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 直近ハーフのタイム×2.4=フルマラソンのタイム。
 私の今までのフルマラソンは、だいたいこの説に合っている。

 今回は、11月22日に一人でハーフの距離を走った。その記録1時間51分05秒×2.4=4時間26分36秒。これが今日の目標タイム。

 ところが前半全く調子が悪く、中間点1時間13分36秒。
 「いやー、ゴール4時間26分は絶望やん。後半落ちるに決まってるし。」

 そう思いながらもあきらめずに走っていると、何がきっかけだったかよく分からないがやっと調子が出てきた。
 後半はエイドにもほとんどよらずリズムよく走れ、前のランナーをどんどん抜いていくことができた。

 ゴールの1.5kmほど手前で、「21世紀の森ランクラブ」の走友たちから熱い応援。下り坂だったこともあって、そこからラストスパート。左足首が変に固まってしまったが、お構いなしに突っ走った。(上の写真は、クラブの仲村さんが撮ってくださったもの。)

 ゴールは、4時間26分47秒。
 「えっ、後半2時間13分11秒。ちょっとだけやけど、後半の方が速い。」

 これで、精密機械のように目標タイム通りに走れたことになる。
 タイムは決して良くはないが、10月の「久米島」の4時間49分52秒の自己ワーストからは23分復活。

 今回の勝因(と言うより引き分け因か?)をしっかり分析して、今後のレースに生かしていきたい。

 「まだ、サブ4はあきらめない!」
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 泊まったホテルは朝食付きということで、ちょっと期待していた。
 ところが「朝カレー」。みなさんおいしそうにいただいておられたが、私はカレーのゲップが出そうだったので少し残した。

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 会場までは500mほど。一番近いホテルかもしれない。荷物を預かってもらい、走れるかっこうで出発。
 8時ちょっと前まで粘り、会場に着いたのがちょうど8時。

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 まずはプール前に集合しておられる「21世紀の森ランクラブ」のみなさんにごあいさつ。
 京都の走友・岡井さんも来られていて、みんなで記念撮影。

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 岡井さんはサブ3.5なのでBブロックスタート。
 もうお会いすることもないので、スタート前のツーショットを撮らせてもらった。

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 「二条城ラン」の松田さんともお会いする約束をしていたのだが、まだ荷物置き場の近くにおられたようで、この人混みの中で探すのは無理だった。

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 私はCブロックスタート。
 「なんで5時間近くかかるランナーがCブロックやねん!」と言われそうですが、去年の1月には3時間38分で走ってるんです。この1年で、1時間以上遅くなったというわけです。

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 今日の目標は4時間26分。
 今月間250kmの練習をしているので、これくらいは行かないと。

 「久米島」後の腰痛は、10分の3くらいに戻った。
 耳下腺炎も、病院には行かなかったが10分の3くらいに戻った。
 転倒による右ひざの痛みも、10分の3くらいに戻った。

 いつも心配なのはトイレ。
 スタート1時間前くらいにトイレに行き、30分前にはブロックに並ばなければならない。スタートしてすぐにトイレがあるわけでもなし。
 しかし「久米島」でトイレ1回でゴールまで行けたので、その不安はちょっとましになった。

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 9時ちょうどスタート。
 曇りの予報だったのに、何度も晴れてきて、想定していたより暑くなりそう。
 ただ沖縄に来てもずっと謎の寒気がしていたので、私にはちょっと暑めのほうがよかったのかもしれない。

 スタートラインまで1分半ほど。やっぱり前スタートはいい。
 ただやはり前が混雑していて、自分の思い通りに走ることはできない。

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 5km、31分45秒。

 スタートまでの1分半を引くと、だいたいキロ6分ペース。
 最初はもう少し速いペースで行きたかったのだが、走り出してすぐにお腹が痛くなってきた。これより遅くならない様にだけ気を付けながら走った。

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 10km、1時間02分41秒(30分56秒)。

 いいペースで走れているのだが、腹痛はおさまらない。

 NAHAマラソンは、真樹と一緒に出た2013年以来。おきなわマラソンは連続で出ていたので、コースはよく覚えている。ところがこちらのNAHAマラソンは10年ぶりで、7kmあたりの「YMCA」から中間点の平和祈念公園までの記憶がない。
 「こんなとこ走ったっけ」と思いながらのラン。

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 11km過ぎにトイレがあり、8基あったので待たずに使えた。
 1分半の超早業。
 これでスッキリしてくれればいいのだけれど。

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 沖縄のマラソンは、どこもエイドが充実している。公式エイド以外に、私設のエイドもたくさん出してくださっていてうれしい。

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 15km、1時間34分47秒(32分06秒)。

 腹痛はましになってきたのに、細かいアップダウンが続きペースダウン。

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 きくちゃんに似ているワンちゃん発見。写真を撮らせてもらった。
 「うちも似た犬を飼ってたんですけど、去年の夏に17歳で死んでしまって・・・。これです」とTシャツの「kiku」を指さす。
 便利やわー、このTシャツ。話が早い。

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 20km、2時間07分05秒(32分18秒)。

 キロ6分半ペースに落ちたまま。
 ほんとうは中間点までキロ6分ペースで行って、前半2時間07分、後半2時間19分くらいを想定してたんですが。

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 中間点、2時間13分36秒。

 この時点で、ゴール4時間26分は絶望だと思った。
 「自称・逃げ馬」の私には、終盤粘る力はない。

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 中間点の少し先に記念撮影スポットがあった。
 別に係りの人はおられないのだが、みなさん近くにおられたお兄さんにお願いされていた。私も、続けて「お願いします。」
 気持ちよく引き受けてくださって、いい記念写真を撮ってくださった。
 少し時間がかかってしまったが、ここで一息入れたのがよかったのかもしれない。

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 家族と二条城ランの仲間にもライン。
 「あと半分、がんばりましょうねえ。」

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 「ひめゆりの塔」前も通過。

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 多くのランナーが中に入っていかれたが、お参りかな。

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 25km、2時間39分10秒(32分05秒)。
 カメラが不調で、距離標識前で撮れなかった。なんと、カメラの裏ブタがパッカリ外れてしまっていた。

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 上り坂もあったが、めげずにいいペースで走れた。
 このあたりは「沖縄100Kウルトラ」でも走るところ。海がきれいに見渡せる。

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 ほっこりします、おまわりさん。
 私が写真を撮っていたら、応援に出ておられた方が笑っておられた。

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 30km、3時間11分33秒(32分23秒)。

 ここらでやっと計算ができるようになった。
 今のキロ6分半ペースで残り12.2kmを行くと、6分半の2倍の13分の6倍で78分。それに1分ちょっと足すと、ゴール4時間30分。
 これでだいぶ元気になってきた。

 35km、3時間42分53秒(31分20秒)。
 40km、4時間13分51秒(30分58秒)。
 
 リズムよく走れていたので、もう写真は撮らなかった。
 途中の計算では、4時間30分どころか、4時間26分も見えてきた。それには最後の2.2kmをキロ6分切りで走らなくてはならない。

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 そう思ったら、最後の最後に上り坂。
 「これは6分切りはむずかしい」と思ったが、6分08秒でカバー。
 下りに入ってラストスパート。
 すると、「ふじいさーん」と応援してくださる声。
 「21世紀の森ランクラブ」の面々。
 ありがたいねえ。真樹が名護の大学に行くことになってから、ずっとうちの家族を応援してくださっている方々
 これで、なんとしても4時間26分台でゴールしようと思った。

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 残り1kmで、4時間21分20秒くらい。
 これはがんばったら4時間26分台行ける。

 「はしれー」と思ったら、そのとたん左足首が固まってしまった。
 左足のつま先が左に向いたままだったが、残り1kmなら何とかなるだろう。行ってまえー。

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 両側でずっと声をかけ続けてくださっている係員の間を通り抜けてゴール地点へ。

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 最後、土のトラックを駆け抜けてゴールへ。

 4時間26分47秒。
 なんか、奇跡の目標達成です。

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 私の少し後にゴールされたランナーにお願いし、記念写真。
 疲れておられるだろうに、気持よく引き受けてくださってうれしかった。

 腰痛はちょっと悪化。しかし、その他もろもろはだいじょうぶだった。いつもはヘロヘロのゴールになるのに、けっこう元気。
 心配だったトイレも、11km過ぎの1回でおさまった。トイレに行きたくてしょうがない時と、どこがどうちがうんですかね。

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 完走証発行所へ。
 すごく広くて、全然待たずにもらうことができた。

 ここの担当は興南高校生だった。

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 今年のフルは、瀬戸内海、久米島、NAHAの3大会。
 今日の4時間26分47秒が一番いい記録ということになってしまった。去年の3時間38分より48分も遅い。

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 完走メダルは、オレンジ色のガラス製で真ん丸。どこかと同じだった。もうちょっと工夫してほしかったなあ。
 「せめてかわいい子に首にかけてもらおう。」
 かわいい子が見つかり、豊見城高校生とのことだった。

 ゴールの少し先に腰掛けられるところを見つけた。そこから、家と二条城ランとバイト仲間のWさんにラインで連絡。まったく走られないぽんぽこ狸みたいなWさんが一番喜んでくださった。

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 荷物をおずけてぁるホテルまで歩き。
 左足首は痛かったがまあまあ歩けた。
 おふろでの脱衣の時にこむら返りが心配だったが、全然だいじょうぶだった。いい走り方ができてたんでしょうか。

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 おふろから上がって、那覇バスターミナルまで歩き。
 直ぐ近くでよかったのだが、パルコシティ行きのバスが今まさに出たところ。1時間以上待って次のバスへ。真樹との待ち合わせ時間にだいぶ遅れてしまった。

 どうして那覇の北隣のこんないい場所に、こんな土地が空いていたのか不思議だった。
     ◇     ◇     ◇

■サンエー浦添西海岸 PARKO CITY

那覇のすぐ北、浦添市にあるキンザー基地の一部返還に伴って建設されました。県内有数の大きさを持つショッピングモールで、スーパーのサンエーを中心に沖縄ではまだ唯一のチェーン系シネコン(ユナイテッドシネマ)&IMAX施設、Panda Expressのようにアメリカ人に人気のファストフードも加わっています。
道向かいは干潟が広がっており、横断歩道そばに護岸の向こうに行けるよう階段が設置されています。

     ◇     ◇     ◇

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 「そうか、やっぱり」という感じ。ライカムと一緒やね。

 この前の海を埋め立てて、那覇軍港の代替え地にする予定らしい。
 一部返還しても、また新しい基地を作ったらいつまでたっても沖縄から米軍基地がなくならない。
 それがほんとうにどうしても必要なものなら、沖縄以外の都道府県が分担していかなくてはと思う。

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 パルコシティが広いのにびっくり。ところが日曜日のせいか、お客さんもいっぱい。外国人は意外と少なく、ほとんどが沖縄の人のように見えた。

 食べるところもいっぱいあったのだが、おちついておしゃべりしながら食べられそうな「和風亭」に入った。
 二人ともよく似た海鮮系+おうどんの定食。おいしかったねー。

 そのあとお店をブラブラ。
 真樹が、廉のところの甥におみやげを買ってあげていた。
 そして、真樹の運転で名護まで。

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 家にはドーナツ猫2。
 病気をしたはんちゃんがちっちゃくなってしまった。
 「また、モリモリ食べて大きくなりやー。」

 寝る前に、ちょっとだけまきとゆんたく。
 沖縄のマラソンに来ると、これが一番の値打ち。
 また今度もよろしくお願いいたします。

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2023年12月02日(土)

第37回NAHAマラソン・前日 [ランニング]

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 「おはようさん。まきちゃん、もう仕事に行ってしもたなあ。」

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 私はもう一度落とし物探しへ。
 残念ながら見つからず。

 まきの仕事場に行って、お昼の用意をしてくれたことのお礼を言っておいた。

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 がじゅまるの木。
 沖縄は街の真ん中にふつうにある。

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 帰ってきたら、はんちゃんが大きい方のドーナツ家に入っていた。めずらしい。

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 真樹が作っておいてくれた焼きそば。
 味加減がちょうどよく、おいしかった。

 1時過ぎのバスで名護バスターミナルへ。
 そこからやんばる急行バスで「県庁北口」へ。1550円。普通のバスより600円以上安い。

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 県庁前から一駅の「旭橋」まで歩いて、そこからすぐの「キャビン&ホテル リタイム」へ。

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 チェックインして部屋へ。
 狭いけど、一人で泊まるには十分。

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 朝食付き、ステーキハウス1000円引き券付きで、大浴場もある。
 それに、スタート地点まで歩いて行けるのが一番。

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 荷物の整理ができたので、歩いて奥武山公園へ。
 数百メートルで到着。

 お向かいの那覇軍港には、いつもいかめしい米軍の船がとまっている。

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 私は去年1月の速い時の記録で申請したので、「C2125」。
 厚かましくもCブロックスタートです。

 受付の子に「高校生ですか?」と聞くと「宜野湾高校です。」「ありがとうね。」

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 Tシャツ交換のところも高校生。小柄なかわいい女子。
 「こっちも宜野湾高校?」
 「いえ、私たちは首里高校です。」
 「そんなんやー、ありがとうね。」

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 眠たそうな顔のゆるキャラがいたので、写真を撮らせてもらった。
 フルマラソン一本なので子どもの姿がほとんどなく、ゆるキャラもヒマそう。

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 ちょっとだけ、お店も見に行った。
 ホカのシューズが少し安くなっていた。ほしいなあ・・・。

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 去年の様子のビデオが流されていた。
 明日写るようにしよう。取材のカメラ探しながら走らんなん。

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 帰り道の自転車屋さんの前で、ゼリー系の小物を売っておられた。ついつい買ってしまいました。明日はそれを頼りにがんばりましょう。

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 夜は、割引券が使える「ステーキハウス88」へ。
 国際通りの南の方に店があった(西口店)ので、歩いて行ける距離だった。

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 ほんとうは炭水化物をたくさん取らなくてはいけないのだけれど、今回は肉!
 牛さんに力を貸してもらいましょう。

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 明日は、自己ワーストを更新した「久米島」4時間49分のリベンジ。
 「直近ハーフの2.4倍の時間で走れる」説でいうと、明日は4時間26分。
 ここを目標にしよう!

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2023年12月01日(金)

「どん底」 [沖縄]

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 金曜にマラソン受付をしてくれたら二度手間にならないのに。土曜に受付だけしてまた名護に戻るのは大変なので、今日名護に行ってしまい、土曜の夜は那覇に泊まることにした。往復の交通費と時間を考えたら、その方がいい。

 那覇空港からゆいレールで牧志駅まで。
 そこから少し歩いたところに桜坂劇場がある。

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 見る予定の映画までまだ時間がだいぶあったので、平和通までおりてお昼ごはん。ニライカナイ食堂か花笠食堂かどちらかに行こうと思ったが、花笠食堂は2時から休憩に入られていた。
 ということで、ニライカナイ食堂でみそ汁定食(800円)。
 おかなふくれました。

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 桜坂劇場のお向かいの公園へ。
 めっちゃ久しぶり。
 工事をされていたこともあってか、猫ちゃんの数がすごく少なくなっていた。どこいってしもたんやろう。

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◎「どん底」パンフレットより

   ジャン・ルノワール監督×ジャン・ギャバン×ルイ・ジューヴェ
   これはルノワール流 希望に満ちた明るい”どん底”

どん底から出ていく男と、
どん底へ落ちていく男の友情を、
安宿に暮らす人々の群像のなかで描いた映画史上の名作。

ロシア文学を代表するゴーリキーの名作戯曲を、ジャン・ルノワール監督が脚色して映画化。当時存命だったゴーリキーの許諾を得て、原作にはない、ギャンブル依存症の男爵がすべてを失い、安宿に暮らすようになるまでのエピソードを付け加えた。男爵が全財産を失う前夜に、その邸宅に忍び込んだ、親の代からの泥棒ペーペル。ふたりが出会い、意気投合することにより、物語は階級を越えた人間同士の友情へと鮮やかな光彩を帯びていく。 泥棒ペーペルを名優ジャン・ギャバン、男爵をフランス演劇界の至宝ルイ・ジューヴェが演じ、第1回ルイ・デリュック賞を受賞したルノワールの出世作である。 
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 全然どん底じゃなかったな。
 1936年(日本の昭和11年)に、フランスではこんないい映画ができてたんやなあ。
 泥棒も男爵もおもしろすぎる。

 こういう古い映画もまた見たくなる。

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 映画が終わってトイレへ。
 鍵が壊れて応急処置みたいな鍵もまた壊れかけている。
 こういう映画館がええわ。
 古い方の京都みなみ会館がこんな感じやったなあ。

 また来ましょうねえ。

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 やんばる急行バスのバス停は「県庁北口」か「おもろまち」。
 まだ「県庁北口」の方が近そうだったので、映画館から歩いた。

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 県庁まで1kmちょっとかな。
 まあまあ近かった。

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 ガザでの戦争に抗議してのアピール行動。
 私にできるのは、チラシを受け取ってそれを隅まで読むこと。

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 クリスマス行事を迎えられる幸せな私たちと、明日をも知れない侵略された住民たち。
 複雑な気持ちです。
 

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 やんばる急行バスがめちゃくちゃ遅れて到着。
 ところが、運転手がめっちゃかわいい女性だった。なんか得した気分。
 ただしバスは遅れに遅れ、名護市役所では30分近くの遅れになっていた。
 でも、かわいい運転手さんだったので腹も立たない。

 ここから伊差川方面に行くバスが来るまでだいぶ待たなければならないはずだったが、「やんばる」が遅れたおかげでかえってスムーズに。
 
 バス停近くの「かねひで」でお弁当などを買い、真樹のところに着いたのは8時半過ぎ。

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 「はんちゃん、ひさしぶり。しんどかったんやなあ。お尻がガリガリにってしもたなあ。」

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 「ぺんちゃん、ひさしぶり。相変わらずオトボケ顔やなあ。」

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 「かねひで」で買った黒米弁当(429円)とたまごスープ(136円)。おいしくいただきました。安上がり。

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 とここまではよかったのだが、このあと真樹の仕事場まで走って行って落とし物。そして、名護の夜を徘徊。

 最後に「どん底」が待っていた。(くわしくは書けません。)

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【今日の]】

小島慶子
@account_kkojima
ヒト以外の生き物でも、他の種を見て「かわいい…」と思うことはあるのでしょうか。ヒトを見て密かに「かわいい…飼いたい」と思っている生物はいるのでしょうか。そんな理由で(どんな理由でも)異星人に捕獲されたらいやだな
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 秀逸!

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2023年11月30日(木)

第167回勝手に国労応援ラン [ランニング]

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 昨日のこと。

 まずは町内のラジオ体操。
 ぴゅーたと相方の黒猫に見えるけど、全然ちがう。ぱん君とぴゅーたの相方じゃない黒猫。これを見分けられるのは私くらい。

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 毎回盛況で、今回も32人。
 ただし最後のインターバル速歩は、女子13男子2。おじさんたち、歩くのがめんどくさいんかなあ。

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 帰りにさっきとは別の場所に黒猫2。
 右側のがぴゅーたの相方黒猫のような気がするんですが、これは自信なし。
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 午後3時半から、「勝手に国労応援ラン」。
 玄関を出ると、神々しいぴゅーたのお尻が見えた。夕日に映えている。

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 私は「いらんちゃ 米軍基地!」のジャンバーを着て。
 なんかこのジャンバー、おとなしすぎるんですよね。

 でもいつもより早めに出たので、小学生の下校時刻とドンピシャ。「いらんちゃ 米軍基地!」のプリントが前なら、きっと「いらんちゃってなに?」と言う子がいただろうに。残念。

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 バスルートに沿って地下鉄・国際会館前まで。
 2.8km、18分。

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 いつか走ってみたい叡電・跨線橋。
 「京都ジジババ駅伝」を開催してもらえないかなあ。

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 松ヶ崎橋で4.8km。
 南に向くと、黄金のような夕日。

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 叡電・修学院駅でちょうど5km、33分。
 ジャングル電車が発車するところだったので、写真に撮ろうとしたが間に合わず。

 ここで折り返し。

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 松ヶ崎橋に戻り、ここから高野川沿いに北上。

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 花園橋を過ぎると、お寿司屋さんやらステーキさんやらお好み焼き屋さんやらがいっぱいある。そのどれもほとんど行ったことがないんですけど。

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 頼光橋を過ぎると、京大試験地に続く長い坂道。
 「きくちゃん、 ここをグイグイ歩くのが好きやったなあ。」

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 我が家到着約10km、1時間07分。

 これで、11月は258km。
 バイトで走れない日が10日、しんどくて走らなかった日が1日なので、19日間で258km。
 よくがんばりました。

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 「NAHAマラソン」はアディゼロプロのピンクで。
 2足あるうちのへたりがましな方を使おうと比べてみたが、両方へたってましたー。
 でもそれだけ足になじんでいるということなので、いい結果が出ることを期待しましょうね。

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2023年11月29日(水)

350円の幸せ [家族]

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 今日は朝に町内のラジオ体操。午後に「勝手に国労応援ラン」10km走。

 そして夕方から、ドコモショップ北大路烏丸店へ。
 「ケイタイの料金が高すぎる」とますみさんから責め立てられ、料金体系見直しへ。保障サービスなどをすべて解除し、1650円安くなった。安くなったのはいいけれど、絶対に壊さんように気を付けなくては。3年10カ月何もなかったので、これからもそんなことがないように祈りましょう。
 機種変更もできたらなあと思っていたが、一番安いので5万円だったのであきらめた。カメラの望遠が4倍しかないのと(今はたいてい10倍)、内部ストレージが32GBしかない(今はたいてい64GB)のが不満だったがこれもしんぼう。
 係りのお姉さんがいい人で、うちの夫婦の掛け合いを何度も笑ってくださっていたのがよかった。(一番笑われていたのは、私が何度も「それ、ジジイでもできますか」とお聞きした時。)

 そして、ここからが本題。
 ドコモショップ近くの「みなとや食堂」さんへ。

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 ますみさん、カレーうどん350円。

 「これはお店で作ってはるカレーやわ。これで350円やてー」と何度も言って感動していた。
 「350円のカレーうどんで、そんな幸せな気分になれたらいいやん。」
 ほんとは、「こうじさんと一緒に食べたらなんでもおいしいなあ」と言ってほしかったけどね。

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 私は、ジャンボチキンカツ定食650円。
 ますみさんの倍ほどの値段のものを注文させてもらった。
 おいしかったー。お腹いっぱいになったー。
 そして、支払いはますみさん。
 また怒られるやつ。二人でわずか1000円やけど。

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 帰る前に、お店のアイドル・スーちゃんにごあいさつ。

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 「スーちゃん」と呼んだら、首をにゅーと伸ばしてくれた。

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 「ここはまた来なあかんなあ。」
 「そうやなあ。」

 安上がりで、楽しくておいしくてゆうことなしでした。

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2023年11月28日(火)

武豊と福永祐一 [競馬]

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ともに日本競馬を引っ張ってきた福永との思い出を振り返った武豊

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特別だった武豊の背中を追いかけ続けた福永

◎UMATOKU 2023年2月21日

 武豊騎手から福永祐一騎手へ「ジョッキーとしてこれだけの実績と経験があるわけだから、今までにないような調教師になるかもしれない」


 今週末のサウジアラビアでの騎乗で27年間の現役生活にピリオドを打つ福永祐一騎手(46)=栗東・フリー=への惜別メッセージ「餞〜HANAMUKE〜」を、今日から3回にわたって掲載する。第1回は武豊騎手(53)=栗東・フリー=。日本競馬のレジェンドは数々の名勝負を演じ、ともに日本競馬を引っ張ってきた福永に対し、愛情あふれる言葉を並べた。

 戦友であり盟友。しかし、中身は真逆。「ジョッキーにもしタイプがあるとしたら、俺とは全然タイプが違うと思う。理論派と感覚派」。武豊にとって、ともに日本競馬をけん引してきた福永は、自らの対極にいる存在だ。

 現在はトップジョッキーに上り詰めた福永だが、かつては思い悩む姿も見せていた。「感覚みたいなところで俺にはもう勝てないと思って、違う自分に合ったところを伸ばしにかかったのが30歳ぐらいかな。そっからグンと行ったような気がする」。その言葉通り、福永は34歳の10年から22年まで、13年連続で年間100勝を達成。飛躍の裏に、武豊と対照的な“理論”の追究があった。

 持ち前のクレバーさを生かし、いずれ調教師の道に進むことは予想していた。ジョッキールームで教材を広げる姿も見てきた。実際に受験すると知ったのは昨年の夏頃。本人から直接、報告を受けた。「来年ぐらいかなと思っていたから、今年?って。年間100勝してる人が転身するってないからね」。想定外の引き際だった。

 多くの名勝負を演じ、JRAでのG1ではワンツーフィニッシュが6度。すぐに思い浮かべたのが、キズナで勝った13年日本ダービーだ。残り50メートルでエピファネイアと福永が抜け出した瞬間に外からとらえ、悲願のダービー初制覇を阻止。「あの後にダービーを3勝。エピファネイアがあってだと思うので、俺のおかげ」とおどけた。

 しばらく悩んだ後、もう二つ特別なレースを挙げた。05年にエアメサイアと挑んだオークス、秋華賞だ。オークスはこれ以上なくスムーズに運んだが、福永のシーザリオが大外から強襲。「俺は完璧に乗ったんだけど、いやそれでも負けるかって感じだった」。武豊に火が付いた。秋華賞は、早めに先頭に立った福永とラインクラフトをゴール前で豪快に差し切った。「逆転したのはめちゃくちゃうれしかったね」。実家が近所で、お年玉をあげる相手だった祐一少年は、自身を追って騎手になり、いつしか真剣勝負の相手に変わっていた。

 すでに国内騎乗は終了。小倉、東京で最終騎乗セレモニーを済ませ、帰国後も引退式(4日、阪神)が控える福永に、「はよ辞めろ(笑い)。AKBか! さよならコンサートみたいな、何回すんねん」とジョークを飛ばした。「ジョッキーとしてこれだけの実績と経験があるわけだから、今までにないような調教師になるかもしれない」。しんみりするつもりはない。ユタカらしい愛情たっぷりに、門出を祝う。(水納 愛美)

 【福永から武豊へ「自分がこの道に入ったきっかけ」】

 福永にとって、第一線を走り続ける武豊は常に特別な存在だった。

 「競馬を一般的なものにしてくれた最大の功労者。自分がこの道に入ったきっかけでもある」

 若手時代は多くの時間を一緒に過ごした。だが、憧れの存在を脅かすほどの成績は残せないまま。伸び悩みを感じていた30代前半に、プロ野球・ソフトバンク前監督で通算224勝左腕の工藤公康氏にこう声をかけられた。「かわいがられているうちは超えられない」。その言葉は心に響いた。

 「一番になりたくて飛び込んだ世界。それ以来、ユタカさんとは意識的に距離をとるようになった。自分の道は自分の足で歩いて行かないといけない、と。それからいろいろ取り組んで(11、13年に全国)リーディングを取れたりした」

 JRA歴代4位の2636勝。誰もが認める成功を収めても、第一人者の背中は遠いままだった。

 「自分も期待してもらったけど、あの域には至らなかった。華があって、業界全体を押し上げられるようなジョッキーを出していかないと」

 かなえられなかった分だけ、思いは強い。調教師として、これからは“第二の武豊”の育成にも注力していく。(吉村 達)

 ◆武 豊(たけ・ゆたか)1969年3月15日、京都府生まれ。53歳。87年3月にデビュー。07年7月に岡部幸雄の記録を超える歴代最多2944勝を挙げ、18年9月に史上初の4000勝を達成。通算4406勝で、重賞はG1・79勝を含む351勝(20日現在)。父は騎手で調教師だった邦彦さん(16年8月死去)。元騎手の幸四郎調教師は弟。
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 2023年の重大ニュースの上位に「福永祐一騎手引退」が入る。
 競馬を見るのが大好きで、2年前からちょっとだけ馬券も買っている。

 私もますみさんもなぜか福永祐一騎手のファンで、「迷ったときの福永」はうちの夫婦の合言葉。
 ただし、福永祐一騎手についてくわしいわけではない。お父さんが天才騎手・福永洋一で、祐一が幼い時に落馬事故で半身不随になったこと。奥さんが、元フジテレビの松尾翠さんであることくらいしか知らない。

 父・洋一はだれもが認める天才、しかし息子・祐一は天才ではなかった。ものすごい努力をして、ここまで上りつめた。
 そしてインタビューなどを聞いていると、いつも謙虚で誠実。そこにひかれるんでしょうね。

 一方の武豊。
 武豊も天才にまちがいない。でも、うちでは評価が高くない。
 なんかいい加減さを醸し出しているところが信用ならん感じで。
 ある番組の中で、「なんでこんな馬を買うかなあと思ったことも何度もあります」と言ったときにはずっこけた。それは「武豊がのっているしやろー」。
 私もついつい武豊騎乗の馬を買いがちだが、騎手別回収率はなんと20%台。平均回収率70%を誇る私としては、武豊騎手は最低ランクです。

 おとといのジャパンカップの放送に、福永調教師がゲストとして来ていた。
 シャンプーハットのこいちゃんが、「ジャパンカップを取ったら、ゆうちゃんに缶コーヒーをおごります」と言って笑われていた。
 福永祐一はそんなふうにいじってもらえるタイプ。
 きまじめなうちのますみさんにちょっと似てる。
 ちゃらんぽらんな私は、武豊にちょっと似てる?
 それはないかー。

 あっ、奥さんがかわいいのが共通点。
 でも、私は武豊の奥さんより福永祐一の奥さんの方がええなあ。

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