パオパオだより

2019年10月21日(月)

「パンツがない!」 [病院]

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 「ますみちゃん、パンツ忘れたー。」
 「はあ?」
 「パンツ、持ってくんのん忘れたー。」
 「何寝ぼけたことゆうてんの。ちゃんと用意してたやん。」
 「ちゃんと用意して、カバンに入れんのん忘れたー。」
 「カバンてパンパンやったやん。何持って行ったん?」
 「2リットルのジュースとお茶と、果物とお菓子と、コーヒーと・・・。」
 「食べるもんだけかー。ええかげんにしいや。私はいそがしいねん。」

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 ますみちゃんときくちゃんが病院までお見送りにきてくれたのに、このありさまや。

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 きくちゃんもあきれてんのかなあ。

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 今日の分は何とかなったけど、明日から隔離室。
 「捨てていいパンツ、頼むし持って来てやー。」

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2019年10月16日(水)

右肩激痛 [病院]

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 おとといくらいから右肩の調子が悪く、昨日さらに悪くなり、夜は痛くて何度も目が覚めた。
 今日の朝はちょっとましになっているように感じたが、バイト先(寮1)でだんだん痛みがひどくなってきた。
 取りおいていただいているお昼ごはんを食べる頃は、もう右腕が上がらない。それどころか、肩から腕がちぎれそうな激痛。

 「これは頚椎狭窄症が暴れ出したにちがいない。また小西真奈美似医師の世話にならんなんなあ」と、激痛の中にも楽しみを見出してヨメさんにメール。

 「頚椎狭窄症の再発とちゃうんでしょうか。」
 「ちがいます。そもそも治ってないから。」

 ヨメさんからきついお言葉。
 そらそうや。小西真奈美似医師も「治りません」とはっきり言ってはったし。

 「バッファリンとかのんで、痛みがおさまったら少しずつ動かしてみてください。神経痛だと思います」とアドバイス。
 寮の置き薬の中にバッファリンがあったので、それをもらってのんだ。
 次第に痛みはましになってきたが、それでもまだ痛くて痛くて・・・。

 あさっては寮2の24時間バイトやし、日曜は「花脊トレイルラン」。そして月曜から入院なんですけど・・・。
 痛みが治まってくれんかなあ。

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【今日のきく】

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 恒例、バイト帰りの夜のお散歩。

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 前は私が帰ってきたら大喜びだったのに、最近そうでもない。

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 「ちゅーるちゅーる、きくちゅーる。」

 ヨメさんが「犬ちゅーる」を買ってきてくれた。

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 きくは「舌使い」がうまいので、なんでもペロリンと食べますでー。

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2019年10月09日(水)

昆布、危険! [病院]

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 もうすぐ、3年連続3回目のアイソトープ治療(放射性ヨード治療)。
 10月21日(月)に入院し、22日(火)に放射性ヨードを服用する。

 その2週間前からヨード制限食開始。
 ヨードを多く含む食品をとってしまうと、放射性ヨードが甲状腺由来の細胞(癌細胞)に届かなくなってしまう。

 ヨードを多く含む食品の横綱は昆布!
 服用する放射性ヨードの3万倍のヨードがあるんやてー。昆布のかけらとか昆布だしをとってしまったらおしまいやね。要注意、要注意。

 あと、だいたい海のもんは全部アウト。
 これから2週間、食べるもんきーつけなあかんわー。

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 昨日のお昼は、ヨメさんがパスタを作ってくれた。
 正直言ってあんまり好きじゃないんやけど、食べさせてもらってるだけで感謝せなあかんね。

 昨日の夜は豚肉の水炊き。
 土鍋が割れてしまっていやーな感じだったけど、体がぬくもっておいしかったなあ。私の大好きな菊菜には、ヨードが多く含まれているらしい。なんでかなあ。海のもんとちがうのに。菊菜、食べたかったなあ。

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 今日は寮1の17時間バイト。
 「食べられるもんはあるかなあ・・・。」
 
 明太いわし、アウト。白菜のあえ物、アウト。
 ミートボール ポトフ風となめ茸おろしはだいじょうぶかな。

 朝昼同じおかずでいたただいた。
 

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 夜は、おでん、アウト。ツナと水菜のサラダ、アウト。抹茶わらび餅、アウト。
 食べるもんあらへんやん。

 家から持って来た鶏肉そぼろ、ザーサイ、黒豆煮でごはんをかけこんだ。スープを持ってくるのを忘れてしまったこともあって、全然満腹にならんかった。

 明日は家のごはんやから、ヨメさんが工夫しておいしいのをつくってくれるやろ。
 楽しみにしとこー。

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2019年09月06日(金)

うつらないんです [病院]

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イラスト・中村久美

◎日本経済新聞9月4日夕刊

   がん社会を診る
        うつらないメカニズム   中川恵一

 福島第1原子力発電所の事故後、「放射能がうつる」といったデマが広がり、福島からの避難者がいじめに遭うといった悲しい事例が見られました。同様に、「がんはうつる病気」という誤解も一部にあるようですが、これも全くの間違いです。

 私は35年間で3万人近い患者を診てきました。99%以上はがん患者です。患者から風邪をもらったことは何回かありますが、患者のがん細胞が私に感染したことは一度もありません。

 がん細胞は発がんに関係する遺伝子が傷ついて生まれます。遺伝子の老化が進む高齢者では、毎日多数のがん細胞が発生するといわれます。しかし、免疫細胞が水際でがん細胞を見つけ、殺しにかかります。これを「免疫監視機構」と呼びます。体の中で「がん細胞」が発生しても、それらが病巣としての「がん」になるわけではないのです。

 ところが、この免疫細胞も決して万能とはいえません。そもそも免疫細胞は、あやしい細胞を見つけると、「自分」か「自分でない(=異物)」か、判断します。そして、異物とみなすと殺しにかかるのです。

 ちなみに、自分の細胞を誤って殺してしまう病気が「自己免疫疾患」です。たとえば、関節リウマチは、自分の関節の細胞を「異物」と誤認して、免疫細胞が攻撃してしまう病気です。

 がん細胞は、排除すべき対象ではありますが、もともとは自分の細胞ですから、「異物性」が低いのです。しかも、がん細胞にとって、天敵である免疫細胞の働きを阻害します。がん細胞が免疫細胞の働きにブレーキをかけて、その攻撃を阻止していることがわかってきました。このブレーキを解除することで、免疫細胞の働きを再び活発にしてがん細胞を攻撃できるようにする新たな治療法が、オプジーボに代表される「免疫チェックポイント阻害薬」です。

 しかし、私の免疫細胞にとって、赤の他人である患者のがん細胞はどうみても「異物」ですから、確実に攻撃が可能です。私の体のなかで免疫の攻撃をまぬがれて増殖できるのは、私のがん細胞だけ。他人のがん細胞が万が一にも入ってこようとしても、殺されてしまい、感染はしないのです。
(東京大学病院准教授)
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 こないだから、お尻あたりにビリビリと電流が走る。これ、たぶんリュウマチです。
 20代の後半、足首に電流が走りリュウマチと診断された。それが、35年後の今ごろまた出てきましたかねえ。

 「今年は隔離病棟に入院しなくてもいいでしょう」と言われていたのに、また癌細胞が暴れているらしい。「おとなしーしとけよ!」

 でも、癌はうつらないんです。その点、自分だけの問題ともいえる。
 自分の力でなんとか克服できるもんならいいんですけどねえ。
 なんとも・・・。

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2019年08月27日(火)

収益と被曝 [病院]

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 今日は京大病院・放射線治療科へ。
 本来N医師の外来診療のない日なのだが、私の都合で特別に診察してくださった。
 地下の物置のような長い長い廊下の先へ。

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 元々は想定してなかった3年連続のアイソトープ治療。二つの病院の担当医の意見が一致しているのだから、もう迷うことはない。

 私は退屈な監禁生活に耐えればそれでよい。今の関心事は、どのパンツを捨てるかとどの長編小説にチャレンジしようかということくらい(去年の入院時には、加賀乙彦の「高山右近」を読了)。
 大変なのは、ヨード制限食を2週間も続けなくてはならないこと。和食系の食べ物はほぼ全滅なので、またヨメさんに苦労かけることになる。
 「常に殺意を持ち続けているが思いとどまっている」らしいますみさん、どうかよろしくお願いいたします。

 今日N医師と、「どうして、アイソトープ治療の予約はいっぱいなのにその施設が増えないのか」という話になった。
 「収益が上がる治療とは言えないし、私たちも被曝しますからねえ」とのこと。「ふにゃふにゃふにゃ」とごまかされるかと思ったら、あまりに正直すぎてビックリ。私はそういう医師のほうが信頼できる。

 今日もあることが抜けていてちょっと心配になったりもしたが、こちらの要望に臨機応変に対応してくださっていた。

 アイソトープ治療は、大きな効果のある人とそうでもない人とかなり差があるらしい。
 3度目の正直ということで、これで終わりにできたらいいんですけどね・・・。

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 京大病院の駐車場が一律1000円になってから、一度も車をとめていない。しかし、今日は雨が降りそうだったので車で。
 京大病院に到着すると、タダだったときと変わらず車が道路まであふれていた。中に停められるまでかなり時間がかかりそうだった。
 「有料化してもいっしょかいな!」

 近くのコインパークを探しておいてよかった。
 丸太町通に面したところに、「30分200円」とまあまあ格安なところが空いていた。
 胸部エックス線や心電図をとっていたのと、いつも通りの支払いまでの待ち時間とで全部で2時間近くかかってしまった。これで800円。まあ病院の中に停めるより200円だけ安かったけど。

 「次こそ走って行かなあかん」と思ったが、次に来るのは入院日前の10月20日、「花脊トレイルラン」終了後。お尻にタイロゲン注射をせんならん。
 花脊交流の森から直通で車で向かわならん。
 汗臭いお尻にブスッと!
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◎甲状腺がん.jpより

■タイロゲンによるアブレーション

アブレーション(残存甲状腺組織の破壊)について

 甲状腺がんの治療は手術が基本となりますが、手術で甲状腺を取り除いても、微量の甲状腺組織がのどに残っていることがあります。これをそのままにしておくと、がんが再発するおそれがありますが、手術後に、放射性ヨウ素を内服してからだの中から放射線を当てることで、残っている甲状腺組織を攻撃して完全に取り除くことができ、この治療法をアブレーションと言います。

 放射性ヨウ素を十分に甲状腺組織に取り込ませるためには、甲状腺刺激ホルモン(TSH)を増やす必要があり、タイロゲンを用いることで甲状腺ホルモン薬の服用を中断せずにTSHを増やすことができます。
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 コインパーキングの横に貼ってあったポスター。
 あまんきみこさんの童話のような、谷山浩子の歌の世界のような・・・。
 仕事じゃなかったら、行きたかったなあ。

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【今日のきく】

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 午後からずっと雨。
 今日も私は走れなかった。

 私のランは休んでも、きくのお散歩は休めない。
 きくも初めは嫌がっていたが、途中から調子が出てスタスタ歩き出した。

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 オバサンがタオルを持って玄関に来てくれたが、なぜか固まってしまったきく。
 拭いてもろたら、気持ちええのに。

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2019年08月26日(月)

サイログロブリン値2.25 [病院]

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 今日は鞍馬口医療センター・耳鼻科へ。

 「ごめんなさい。京大病院に血液検査の結果を送るのを忘れていました。」
 宝塚男役のようなI医師から、初めにそう言われたら文句も言えない。

 あらためて見せていただいた鞍馬口での血液検査の結果は、サイログロブリン値2.25。
 「京大病院の検査より上回っとるやないかーい!」

 これで、I医師が言われるであろう言葉が予想できた。
 「私も(京大病院N医師と)同じ考えです。」

 自分では、今年はもう隔離室に入らなくてもいいと思っていたのに・・・。
 京大病院のアイソトープ治療室の予約は、今年度末まですべて埋まっていた。ところが10月にキャンセルが出て、そこだけ空いているそうだ。ここに入らなければ、あとは4月中旬以降になる。

 なんか、お年寄りをだます詐欺の手口みたいやけど・・・。
 そんなことゆうてられん。鞍馬口のI医師も、「先延ばしせず、10月に入院された方がいい」と強く勧められた。

 決定やね。
 10月21日(月)から25日(金)まで京大病院に入院。
 放射線が抜けきらずに退院延長にならないように気を付けなければ。10月26日(土)から諏訪湖マラソンに出張やからねえ。ああせわしな。

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 鞍馬口医療センター7階に入院している父のお見舞へ。
 何回も呼び掛けてみたが、ぐっすり眠っていたのですぐに帰った。
 「昨日は点滴もなしになった」と兄から聞いていたのに、また点滴の針が刺さっていた。体調の良しあしの上下が激しいみたい。
 おとちゃんのニコニコ顔、見たかったのになあ・・・。

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 午後は支払などのために銀行めぐり。
 夕方、散髪をしようと北大路ビブレへ。
 私の散髪は、12月2月4月6月と沖縄に行くたびに「理容きゃん」さんでお願いしていた。でも、8月とか10月には行く予定ないんですよね。仕方なくこの2回は「千円散髪」へ。(今や値上がりして1200円ですが。10月からどうなるんでしょう。)

 5時過ぎに入ると、私は待ちの8番目。それでも3人の理容師さんがフル回転状態だったので、おとなしく待つことにした。
 ところがところが、一向に進まず。40分待った時点で4人分進んだだけ。これでは私の番が回ってくるのはさらに40分以上。そこから散髪してもらって帰れるのは1時間後か!
 キャンセルさせてもらい出てきた。

 ちょうどお米が切れそうだったので、1階のスーパーへ買いに行った。
 値段を見てビックリ。一番安い徳島産で1980円。いつも買ってる京都や滋賀のものでももっと安いのに。やーめた。
 4階の本屋さんで本を買って、ギリギリ1時間で駐車場を出た。
 帰りに御薗橋近くのスーパーで岩手産米を購入。1680円。おいしかったらええんやけど。徳島産よりはおいしそうな気もする。

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【今日のきく】

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 「ますみちゃん、さっきのきくの写真、パソコンに送っといてな。」
 「はあ?」
 「さっき抱っこして連れて来たやろ。あの写真。」
 「・・・。こうじさん、だいじょうぶか。きくちゃん抱っこしてたん昨日やで。昨日のことをさっきと思うって、ボケるにもほどがある。」
 「ほんまや、ほんまや。」

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 きくちゃんも、オッサンのボケぶりにあきれていたんでしょうか。

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