2019年09月18日(水)
次に応援するのは [マラソン評論]
◎朝日新聞9月16日朝刊京都版
ゆかりの選手に熱いエール
マラソン五輪選考会MGC 後輩ら応援
来年の東京五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)=日本陸連主催、朝日新聞社など共催=が15日、東京都内で開かれた。京都ゆかりの選手の関係者らは、沿道やテレビ中継で観戦し、熱い声援を送った。
■男子 上門は11位
出場した上門大祐(うえかどだいすけ)選手=大塚製薬=の母校・京都産業大(京都市北区上賀茂本山)では、陸上競技部の部員が、寮の食堂でテレビ中継に見入った。「上門さん頑張って」「追いつけ!」などと応援した。
上門選手は4年生の2016年、京都マラソンで優勝(2時間17分54秒)。粘りの走りが持ち味とされ、自己ベストは2時間9分27秒(17年の福岡国際マラソン)だ。この日は中位グループをキープ。11位でフィニッシュした(2時間15分8秒)。
同部マネジャーの田中豪さん(21)は、上門選手が卒業した年に入部。先輩たちから上門選手が、誰よりも早く練習を始め、誰よりも遅くまで練習していたこと、ゆるく走ってもいいメニューの練習の時も手を抜くことなく、速いスピードで走りこんでいたことを伝え聞いて、自分もそうしようと心がけてきたという。
「日本や世界を代表する選手が多い中、京産大の練習を生かし粘り強く、自分のペースを崩さずに走り切ったと思います。憧れの選手で、誇りに思う」とねぎらった。
■女子 一山は6位
女子は、ワコール所属の安藤友香、福士加代子、一山麻緒の3選手が出場。同社社員と選手の家族や地元の友人ら計約400人が沿道に駆け付けた。一山選手は6位(2時間32分30秒)、福士選手が7位(2時間33分29秒)、安藤選手が8位(2時間36分29秒)だった。
同社の女子陸上部の横田悟ゼネラルマネジャーは「ガチンコでのレースでどういう展開になるかわからない中、一山が前半、ペースをつくってくれたので、応援にも力が入った。選手も、大勢の応援に後押しされて頑張れたと思う。次のチャレンジにつながるレースになった」とたたえた。
---------------------------------------------------------------------------------
次に応援するのは・・・。
ファイナルチャレンジは、設楽と福士。ダークホースで、設楽兄と高松望ムセンビってどうでしょう。(出るか?) そんななったらおもしろいのになあ・・・。
さて本題。
私の言う「次の応援」は、ファイナルチャレンジではなく東京オリンピック後のこと。
男子は全然分からん。
女子は身近なところから、川戸希望選手(京産大4年)と長山夢芽選手(大阪芸大4年)。
うちのヨメさんイチオシの川戸選手。今年3月の東京マラソンで、2時間38分43秒で学生1位(女子21位)となった。
ヨメさんが鍼灸の施術をした子なので、イチオシなんです。ヨメさんを頼ってたびたび店に来てくれるかわいい子らしい。
長山夢芽選手は私のイチオシ。
沖縄今帰仁村の北山高校時代から応援している。今年2月のおきなわマラソンで、2時間42分15秒で優勝。そして、今年8月の北海道マラソンで2時間36分41秒(女子5位)。沖縄県記録を次々と更新している。
同い年の川戸選手と長山選手が、5年後のパリオリンピック代表を目指してしのぎを削ってくれたらうれしいなあ。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年09月17日(火)
見る目なし [マラソン評論]
私の予想は惨敗。
男子大迫優勝、山本・中本・上門のうち一人が3位以内、あと一人は不明。
女子松田優勝、福士・安藤・一山のうち一人が3位以内、あと一人は不明。
結果は、男子大迫3位、中本8位、上門11位、山本16位。
女子松田4位、一山6位、福士7位、安藤8位。
男子は大迫選手がギリギリ3位に入ってくれたからいいものの、女子は10人中3人を選ぶという楽な予想だったのに全滅。「よう分からんわ」と言ってた通りになってしまった。
松田は強面系で、鈴木は逆に体も心も細過ぎる選手だと思っていた。実際、鈴木はレース前日から唇が青ざめるほど緊張していたそうだ。
分らんもんやねえ。その鈴木が粘って粘って2位。余裕で内定を取ると思われていた松田が4位。まさかまさかでした。
ここで、私の好きな「兄弟姉妹型」理論で分析してみたいのですが・・・。
(「不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち」2017年4月19日)
中村匠吾(26) 弟がいる長子
服部勇馬(25) 弟・弟・妹がいる長子
大迫傑 (28) 兄と弟がいる中間子
設楽悠太(27) 姉と双子の兄がいる末っ子
井上大仁(26) 弟がいる長子
前田穂南(23) 弟がいる長子
鈴木亜由子(27)兄と姉がいる末っ子
小原怜 (29) 兄がいる末っ子
松田瑞生(24) 姉・姉・弟がいる中間子
福士加代子(37)兄がいる末っ子
あまりはっきりとした傾向はみられなかったが、さすがに一人っ子はいない。
男女とも長子(第一子)が優勝というのが特徴と言えば特徴か。
女子は、どんな競技でも兄がいると引っ張られて強くなると言われている。前田選手は当てはまらないが、鈴木選手と小原選手には兄がいる。強そうに見えた松田選手がもろかったのは、兄的な存在がなかったからかもしれない。
私と同じ末っ子にもっとがんばってもらいたい。
ファイナルチャレンジでは、末っ子の設楽選手と福士選手に期待したい。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2019年09月13日(金)
MGC予想 [マラソン評論]
まるっきり予想できない。
実力者が一堂に会するレースは、日本マラソン史上初。
最終的に、男子は30名、女子はわずか10名の出場となった。
大方の予想は、男子は4強(大迫、設楽、井上、服部)から。女子は鈴木、松田にワコール勢(福士、安藤、一山)。
私も、マラソンにかすっている者のはしくれとして予想をたててみたい。ただし、よう分からん選手が多いんですよねー。
こういう時は、関西で言う「根性ババ」理論で選ぶしかない。
男子4強では、服部選手が一番さわやかそう。→脱落!
設楽、井上も人がよさそう。→脱落!
なんかおもしろくないが、一番「根性ババ」そうな大迫が残ってしまう。
他のメンバーでは、山本憲二選手(マツダ、自己記録2時間08分42秒)。あのあやしいちょんまげスタイルでまた出て来たら期待できる。
個人的には最年長・中本健太郎選手(安川電機、自己記録2時間08分35秒)を応援したい。最年長ゆうても、まだ36歳やし。ロンドン五輪6位やし。
そして、忘れてはならない上門大祐選手(大塚製薬、自己記録2時間09分27秒)。
地元中の地元、市原野小→洛北中→北稜高→京都産業大。ついでにゆうと、市原野保育園で真樹の1つ上。応援せな、どーする!
ただ「根性ババ」理論から言うと、どうかなあというところはある。
自己記録では30名中14位という位置から、一発逆転を狙ってほしい。
女子を応援するときは、悪いとは思いつつ、どうしても見かけで判断してしまう。
そういう意味で、唯一応援したくなる前田彩里選手(ダイハツ、自己記録2時間22分48秒)の欠場は痛い。
あとの選手は、ちょっと・・・。
実績抜群の福士選手(ワコール、自己記録2時間22分17秒)は、お人よしのたれ目。
鈴木選手(日本郵政、自己記録2時間28分32秒)はちょっと痛々しさを感じてしまう。
「根性ババ」理論から言うと、松田選手(ダイハツ、自己記録2時間22分23秒)が群を抜いている。そばに来られたら、ちょっとこわい系。
ダークホースは、最年少22歳の一山選手(ワコール、自己記録2時間24分33秒)ですかね。
よう分からんわ。
一応、私の予想。
男子、優勝大迫。山本、中本、上門のうち誰かが3位以内。
女子、優勝松田。ワコールの3人のうち誰かが3位以内。
そして、3位の選手が「ファイナルチャレンジ」に食われる。
以上。
---------------------------------------------------------------------------------
MGCも楽しみやけど、ファイナルチャレンジの方がもっと楽しみになってきた。
冬の気候のいい時期に、一流ペースメーカーを何人もつけてグイグイ引っ張ってもらう。男子は2時間05分49秒、女子は2時間22分22秒を目指して。これはMGC出場権をかけたレースの最高タイム(大迫と松田)を1秒上回るものだそうだ。
最後の1枠を取るために、死に物狂いの選手がとてつもない記録を出すかもしれん。
男子は2月の「東京」、女子は1月の「大阪」に注目!
でも、たぶんそこで燃え尽きてしまう。そこから半年後の「東京オリンピック」まで、心と体はだいじょうぶかなあ。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
2019年01月01日(火)
ニューイヤ―駅伝と股関節炎 [マラソン評論]
今日はニューイヤ―駅伝。
駅伝マニアの真樹が家に帰ってきてくれているので、くわしい解説を聞きながら見ることができる。真樹はマツダの山本憲二選手のファンだが、それ以外の選手についても公平に講評。増田明美さんまではいかないが、なかなか分かりやすい解説だった。
ヨメさんのイチオシは、大塚製薬の上門大祐選手。上門選手は、真樹の中学時代の1年先輩。ヨメさんと本人とはそれほど親しくはないのだが、上門選手のお母さんとはお友だち。MGC出場権をすでにゲットしている上門選手が、東京オリンピックに出られるように真剣に願っている。
私は、今年は特段注目選手もいない。手に汗握るようなレース展開をのぞむだけ。
それよりも、しばらく治まっていた股関節炎がぶり返し。昨日の朝からちょっとおかしく、イオンモール草津で「イテテ」と来て、家に帰るころにはかなりの痛みになってきた。
痛み止めの薬はもらってないので、前にもらったカロナールを飲んだ。これはロキソニンとちがい、あまり効かない。そして、そのまま今日に突入。
今日はお股が痛くて、一日中家に缶詰。
もう治ると思ってたのに・・・。
12月20日(木)のお股がポロリンと取れそうな痛みを10としたら、痛み止めの薬を飲んだ翌日は5、翌々日は3、その後は2くらいに治まっていた。
ところが大晦日に6〜7、今日は8〜9の痛みにぶり返し。
あきまへんがなー。
この痛みを抑えるには、中殿筋とかゆうところを鍛えるしかないらしい。
こんな体操で治るんですかねー。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
2018年11月16日(金)
厚底VS薄底 [マラソン評論]
◎スポニチアネックス11月16日(金) 17:02配信
“伝説の靴職人”三村仁司氏、自信の薄底シューズ完成!厚底ブームに対抗心
厚底ブームに真っ向勝負だ。現代の名工で伝説のシューズ職人、三村仁司氏(70)がニューバランスの新作発表会に登場。今年1月、三村氏が同社と専属アドバイザー契約後に共同開発した自慢の“薄底シューズ”を前に「試合で結果が出せる靴を開発したいと思っていたが、今回やっと出来ました」と胸を張った。
発表された「NBハンゾーV2」は高橋尚子らのシューズを手掛けた三村氏の移籍第1弾。三村氏が「履いていただいたらすぐわかる。いままでにないような履き心地が感じられる」と自信を見せるシューズは三村氏の持つ数十万人もの足型ビッグデータを元に、ソールを1層にしたことで履き心地も大幅改良されているという。
薄底の対極にある厚底シューズではナイキ製のシューズを履いた大迫傑(27=ナイキ)が日本記録を更新するなど一世を風靡(ふうび)している。それに対して三村氏は「選手が走りやすかったら何でも良いと思う。ただ、自分が思った通りのものづくりをすることしか頭にない」と独自路線を強調。ナイキはより反発力が得られるカーボンフレームが採用されているモデルもあるが「反発を強くするスポンジを開発してます。V2で満足して終わったら、それは素人ですから」と対抗意識を燃やした。
この日は同社とアスリート契約を結んでいるプロランナーの神野大地(25)も会見に出席。青学大時代から三村氏が手掛けたシューズを履いてきたといい「僕が結果を出せばこのシューズが注目される。目標達成のためにシューズの力を借りたい」と、厚底勢との対決が予想される来月の福岡国際マラソンに向けて意気込んでいた。
--------------------------------------------------------------------------------
今日は寮2に24時間。
いつも通り、朝日と日経をチェックしたが注目すべきニュースはなかった。
それよりも「イズミヤ高野店」の刺傷事件にはビックリ。この寮から1.5kmくらいのところやから。
すぐお隣の同じ系列の◯ナートのガードマン仲間もたいへんやったやろう。イズミヤに車で買い物に来たお客様は、◯ナートの駐車場に入れるんやから。
I隊長も、きっとてんてこ舞いやったでしょうね。私がガードマンを続けていたら、この事件に遭遇していたかも・・・。
さて、本題の「厚底VS薄底」。
「京都キャロット」でシューズの販売をしていると、「底が厚くて軽いシューズはありませんか」とよくたずねられる。
「厚さと重さはだいたい比例するので、厚くて軽いシューズはむずかしいですね。どこらへんで手を打つかによって、お勧めできるシューズも変わってきます」と相談にのらせてもらっていた。
しかし本音は「底が厚くて軽いシューズがあったら、自分が真っ先に欲しいわ」と思っていた。
でもついにナイキから、その「ありえへん」シューズが出たんですね。
今話題の「ナイキ ヴェイパー フライ 4%」。
実物を見たことはあっても履いたことはない。ただヨメさんに言わせると、「素人が手を出すシューズではない、絶対に足を痛める」ということらしい。
私のように足が上がっていない「ネコ走り」系ランナーは、まあやめといたほうがいいでしょうね。つっかかるわな。
第一「反発力が得られるカーボンフレーム」って、違反にならへんのかなあ。それが違反じゃなくて、値段が今の半額くらいになったら買って試してみたい気もする。(いや、高いから値打ちがあるんか。)
私が今のところ自分に合っていると思っているシューズは、ハーフまではアディゼロタクミ・レンとセン、フル以上はスカイセンサーJAPAN。まあまあ厚底だが軽いもの。当分これで行きます。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年07月06日(金)
ちょうかい坊に噛まそよ [マラソン評論]
◎日本経済新聞7月4日夕刊
今日も走ろう 鏑木 毅
―里山レースで地元の魅力発見―
■約900の自治体が消滅の可能性
我が国では人口減少が進んでいるが、今後消滅する可能性のある自治体は900近くにもなるそうで、確かに地方の山村ではその衰退ぶりに驚かされることもある。そうした山村地域を活気づけるイベントとして野山を駆けるトレイルランの大会はどうだろうか。
温泉地や名所旧跡など観光の目玉がない地域でも「山だけはあるんだけど」というところは多い。そもそもトレイルランニングの醍醐味は森の雰囲気を楽しむこと。ゆえに危険の少ない静かなフィールドの方が適している。つまり何の変哲もない里山こそ望ましい。平凡な里山でも山の様相や規模に応じてコース設定はいかようにもできる。地元のやる気次第で大会をつくることは可能なのだ。
トレイルラン大会では参加者の人数が比較的少ない。そのせいで地域に及ぼす経済効果はあまりないと思われがちだが、実際そんなことはない。競技時間は長いものだと12時間を超えるので、スタートが早朝だったり、山間部で開催されたりするとランナーは前後泊せざるを得ない。試走やトレーニングとして大会当日以外でもコースの山を訪れるランナーも現れるようになる。
一般的なマラソン大会は地域にとってその日、その時間だけ多くの人々が訪れるのに対し、トレイルランニングではレース前後へと来訪期間に幅と厚みがあり、ひいては年間を通して人々が訪れるため、地域を十分に理解してもらいやすい。
■魅力を詰め込める自由なコース設定
コースの設定が比較的自由にできるのも利点のひとつ。マラソン大会ではコースにできないような、山道の先にある町を一望できる美しい丘を通ってみたり、清流や山村集落ののどかな雰囲気を味わえる地域のさまざまな特徴あるスポットを紹介できたりと、地元のアピールにも活用できる。
さらにトレイルランニングの大会開催を通じて訪れる人が増えてくると、トレイルが整備されてわかりやすくなる。するとランナーだけでなく登山者やハイカーが訪れるようになり、良い循環が生まれて再び山が地域の宝となる。トレイルラン大会は山村地域を元気にするさまざまな可能性を秘めている。
正直な話、年一回トレイルラン大会を実施するだけで、地域の未来が全てバラ色になるわけではない。ただ大会で山里をめぐると、選手は口々に「この山の雰囲気いいですね」「あの稜線(りょうせん)からの眺めがきれいですね」「この場所は本当に素敵ですね」と語り、地域の自然をほめたたえるのをよく耳にする。これに「うちには山しかない」と言っていた地元の方々は大きな喜びを感じるし、地域への愛着と誇りを再確認するようだ。
トレイルラン大会にかかわってみると、そこに住む人々がその地に生まれ、生活して心からよかったと思える気付きの機会が増えることこそが大会を開催する本当の効用だと感じる。過疎の山里を走らせてもらい、ともに活力を与え合うウィンウィンの関係を全国各地で築けたらと思う。
(プロトレイルランナー)
---------------------------------------------------------------------------------
今日も一日中雨。
寮2で、恒例の朝日・日経チェック。
日経の水曜夕刊に連載の「がん社会を診る」(中川恵一)は必ず読んでいる。
しかし、その横に抱き合わせ(?)になっている「今日も走ろう」(鏑木毅)はほとんど読んだことがない。トレイルランにほとんど興味がなかったもんで。
でも10月の「峨山道トレイルラン」に出るつもりなので、今回はしっかり読むことにした。
前にもちょっと書いたが、私も以前はトレイル系の大会によく出ていた。しかしブームになってからは、ひと様の土地を我が物顔で走るトレイルランにはちょっと違和感を覚えるようになっていた。
コース上の土地のすべての所有者に、許可を得て実施している大会は皆無であろうと思われる。うちのいなかの山を思い出しても、一つの山がいくつにも細分化されて、それぞれに持ち主がちがう。例えば、1km進む間に持ち主が5人変ることなどいくらでもある。
良識ある登山愛好家や釣り人が通行することは良しとしても、山の中を勝手に走りまくられることを想定している持ち主はいないだろう。
私のいなかの花脊別所近辺でも、最近トレイルランが盛んになってきた。
トレイルランの第一人者・鏑木氏プロデュースの「フェアリー・トレイル」も、花脊の東隣と言える滋賀県の旧朽木村での開催だ。第5回となる今年は6月10日に行われ、60、40、20キロの3部門に計769人(うち女性170人)が参加し、698人(同163人)が完走。新設した60キロには176人(同12人)が挑み、125人(同9人)がフィニッシュした。
鏑木氏は語る。
「トレイルランニングの大会開催を通じて訪れる人が増えてくると、トレイルが整備されてわかりやすくなる。するとランナーだけでなく登山者やハイカーが訪れるようになり、良い循環が生まれて再び山が地域の宝となる。トレイルラン大会は山村地域を元気にするさまざまな可能性を秘めている。」
そうであったらいいんですけど・・・。
私は意地が悪いので、どうしても「トレイルランレースは山を荒らされる」というイメージを持ってしまう。個人で登山の延長のようにして走られる分にはいいのだが、何百人ものランナーがタイムや順位を競って走られたらねえ・・・。「場所代払えよ」と言いたくなってしまう。
とか何とか言って、「うちの山」と言っても名義は父のものだし、実質長男である兄が管理している。末っ子の私には、まったく口出しする権限はない。
私のおぼろげな記憶で、「ゆうこと聞かん子は、ちょうかい坊に噛まそよ」というような子守歌(?)があった。(「ちょうかい坊」って何やろうと調べても、ネットでは出て来ない。たぶん、妖怪の仲間やと思うんですが・・・。)
静かなる山を我が物顔で走り、汚し荒らしていくものは「ちょうかい坊に噛まそよ!」
ちょうかい坊がいるかどうかは分からんけど、うちの山にはマムシとスズメバチ(うちのいなかではテンドリバチという)はいっぱいいますよ〜ん。
「きーつけなはれやー。」
---------------------------------------------------------------------------------
【追加】
午前中にヨメさんからメール。
「やぶはら高原はくさいマラソン、中止になりました。」
そうかー。
後半初の出張販売やったのにねえ。
さい先悪いねえ。
でも大会当日雨なら、行ってもほとんど売れへんし。
きくにしんどい思いさせるのが一回減ったと思ったらええか。
ものは考えよう・・・。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】