2019年06月14日(金)
神鍋高原マラソンの準備 [ランニング・出張販売]
「貞子じゃー。」
「後ろから見たら20代に見えると言われて、喜んでるますみじゃー。」
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【RUN】(RUNじゃなくてSWIMですけど)
昨日絶対に泳ごうと思っていたのに、体がしんどくてしんどくて断念。
今日こそと思い、お昼を食べたあと「やまごえ温水プール」へ。
とりあえずは、ゆっくりでいいので750mを連続で泳ぐこと。
ターンの時に蹴らないように、立たないように気を付けながら750mを泳ぎ切った。
頚椎症のためか、泳ぐときも右手がうまく使えない。時々蛇行していた。
ちょうど中間くらいの400m地点あたりで「フー」となりかけて溺れかけた。とは言っても十分足のつく深さなので安心。
本番のコースは湖岸に並行して泳ぐので、「足のつくところがたくさんあります」とのこと。うーん、つかんところもあるのね。不安!
タイムは32分40秒。おそっ!
行って帰ってきたとき(50m)に時計を見ると、2分を超えていた。その15倍の距離やから、そら30分を優に超える。
去年の60代男子の完走者のスイム最遅タイムは、31分49秒。
私、最低新記録出しそうです。
最近太ったせいか、ウェットスーツがきつきつ。
もうちょっと痩せんとあかん。
超久しぶりに泳いで、体はだるーくなった。
でも、痛かった腰の具合がよくなった気がした。水泳は全身運動やから、腰にもいいんですかね。
あと何回かプールで泳いで、1回はびわ湖にも泳ぎに行かなあかん。
ちゃんと練習計画立てよう。
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2019年06月13日(木)
おりこうさん [私の好きな人]
はるばる東京からご来店くださったひこちゃんご夫妻。
写真アップOKということで、記事の付け足し。
ひこちゃんは、私が美人ランナーと言うだけのことはあるでしょう。
ダンナさんは、本当に仏様のような印象の人です。見た目も「石仏」みたいな・・・。
ひこちゃんがダンナさんのことを、「おりこうさん」とおっしゃっていたのがおもしろかった。いや、うらやましかったのかも・・・。
私なんか、ヨメさんに「アホでしょ」とか「変なヤツです」とか「気持ち悪いちゅうねん」とか言われているのにね。
オッサンツーショット!
ぎりぎり親子でも行ける歳の差です。
ひこちゃん、お人形さんみたいやね。
こんなきゃしゃな体型で、ウルトラに挑戦されているのだからすごい!
お二人が帰られる間際に、私たちを撮ってくださった。
「うちのヨメさん、ゆりやんレトリィバァに似てるでしょ。」
「そんなことない、そんなことない。美保純に似てないですか。」
「いやー、もっとお笑い系ですよ。」
今うちの中では、「天才ピアニストのますみ」似ではということになっています。名前もいっしょやし。
ああ、話しが脱線してしもたー。
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【今日のきく】
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ひこちゃんご夫婦ご来店 [私の好きな人]
東京在住のひこちゃんご夫婦が、「京都キャロット」にご来店。
宇治に行きたいお店があり、東京からダンナさんの運転で日帰りで来られたそうだ。その帰りに、京都市の北の端にある「京都キャロット」まで来てくださった。
またまたおみやげをいっぱい。
前から聞いてみたかった話もできた。(ここには書けません。)
そして帰られる前に・・・。
ひこ「(男)二人の写真も撮っておきましょうか。」
パオ「オッサン二人の写真はいらんでしょう。」
ひこ「でも、(主人のこと)好きなんでしょう。」
パオ「・・・、そうなんですよー。」
ヨメ「おかしいでしょ。」
パオ「女の人なら初対面でも全然抵抗ないんですけど、男の人には壁を作ってしまうんですよね。でも、ダンナさんは第一印象がすごくよくて・・・。」
ヨメ「こうゆう変なやつなんです。」
これが、今日の会話中の一番のヒットかな。
(注)ただいま、写真を公開してもいいかを問合せ中。それによって、もうちょっと書き足す予定です。
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2019年06月12日(水)
ヤクルトのつつごー [私の好きな人]
◎日刊スポーツ6/12(水) 19:28配信
ヤクルト村上、王と森に並ぶ高卒2年目17号2ラン
<日本生命セ・パ交流戦:楽天7−4ヤクルト>◇12日◇楽天生命パーク
ヤクルトの高卒2年目村上宗隆内野手(19)が、17号2ランを放った。
3点を追う4回無死一塁、楽天先発熊原の2球目カーブの落ち際をすくい上げ、右翼席に運んだ。「崩されることなく、しっかり自分のポイントで打つことができました」。高卒2年目での17号到達は、60年の王(巨人)、15年の森(西武)の記録に並んだ。
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明るい話題がない。
それは政治の世界の話ではなく、野球の話。
ついこないだやっと16連敗を止めたヤクルト。
そのあとセパ交流戦に突入し、チームが変ったかのように勝ち進むかもと思ったのは夢だった。
今日で交流戦7試合目にして2勝5敗。
「どこまで負けるねん!」
ヤクルト唯一の希望の星は、うちでは「ヤクルトのつつごー」と言っている村上宗隆選手(背番号55)。63試合目で17号ホームランてすごすぎる。シーズン終了時には39本というペース。
まだ19歳。2月生まれやから、今シーズン終了時も19歳。ええ選手、育ってきましたなあ。いっそのことホームラン王めざしたら。ええと思うよ。
今、ヤクルトファンの楽しみってそんなことしかないねん。
はー。(とため息。)
今日も寮の管理代行17時間バイト。
「ヤクルトは負けてばっかりやな」とお掃除のKさん。
「そうですねん。毎日ガックリ。」
「これでも食べて元気だしよし。」
「いつもありがとうございます。」
家に持って帰って、ヨメさんと食べようっと。
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【今日のきく】
今日の深夜散歩。
きくが首をブルブル振るもんやから、首輪が取れてしまいましたわー。
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2019年06月11日(火)
さあ、トライアスロン [ランニング]
7月7日の「びわ湖トライアスロンin高島」に、真樹といっしょに出る。
もう1か月もない。練習しなければ。
今回は、スプリントディスタンス。
スイム0.75km、バイク20km、ラン5km、トータル25.75km。
水泳の苦手な私は、スイムの練習を一番にしなくてはならない。しかし、「みかた残酷」の疲れで腰の状態がよくない。
ということで、今日は自転車の練習をすることにした。
姉の知り合いが、自転車を本格的にしようと思われてウェアをそろえたとたんに大病にかかり断念。そのお下がり(と言っても新品)をもらってきて、私にくれた。
「その人の分までがんばる」というフレーズも私のゲーが出てしまうもの。
「なんぼええウェアでも着られへんかったらしょうがない。私がしっかり使いましょう。」
これでいいですね。
私は今まで、パット付きのサイクルパンツをはいたことがない。アイアイマントライアスロンの180kmもランパンで済ましたくらい。もちろんサイクルジャージも着たことがない。
初めて着てみて、「こりゃええわー。」
ディスカバリーチャンネルという一流メーカーで、素材もクールマックスやし。
さあ、スタート。
町内を中心に、できるだけ止まらなくてよさそうなところを10km。
久しぶりなのでスピードは抑えた。その結果、37分半もかかった。
でも、パッドが入ってるしお尻が痛くならない。
自転車を置いて、続けてちょっとだけラン。
ランスタートまで30秒ほど。
本番もこれくらいでスタートできたら、時短できていいんですけどね。
うちから叡電・木野駅まで1.25km。
ここで折り返し。
家に戻って2.5km、14分37秒。
バイク10+ラン2.5kmは30秒ほどのトランジットを含めて52分46秒。
シーズン初練習としては、まあまあですか。
もちろんサイクルジャージ・パンツのままで走ったのだが、短い距離なら何とかなりそう。本番は倍の5km。行ってしまいましょう。
新しく買ったヘルメットはシールド付き。
今日は使わなかったが、これにも慣れとかないとね。
明日はまた17時間バイトで練習できない。
あさっては絶対にプールに行って、泳ぐ練習しよう。
町内をダウンジョグしていると、いつもの場所にいつものネコちゃん。
耳カットはしてなさそうやねえ。
「ネコまつりじゃ、ネコまつりじゃー。」
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【今日のきく】
散歩の途中、きくが立ち止まった。
クンクンと、なにやら匂いでいる。
「デカッ!」
なんちゅうでっかいカメさん。
これはビビる。
このへんの主さんなんでしょうかねえ。
「きくちゃん、ビビッたなあ。」
「ああ、こわかったー。」
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2019年06月10日(月)
第27回みかた残酷マラソン・続き [ランニング・出張販売]
2km過ぎ、イーハトーブ整体院の生田さんに撮っていただいた写真。
生田さんのセンパイ・松本さんを通して送っていただいた。ありがとうございました。たいへん貴重なレース中の写真です。
17km手前の給水所。
ここで大きな声でエールを送り続けておられた、民宿「さかえ」の西谷さん。フェイスブックにアップされていた写真を拝借させていただきました。これも貴重なレース中の写真。どうもありがとうございました。
今日、ブログに残っていた過去の「みかた残酷」を見直してみた。私がブログを書き始めたのが2008年。それ以前に10回出ていたはずだが、記録などこだわらないほうなので今はもう定かではない。たぶん、速い時は2時間10分台くらいで走っていたと思うのだけれど・・・。
2008年(第16回) 2時間32分07秒 52歳
2009年(第17回) 2時間31分27秒 53歳
2010年(第18回) 2時間24分49秒 54歳
2011年(第19回) 2時間21分50秒 55歳
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2012年(第20回) 3時間21分49秒 ヨメさん初出場
2013年(第21回) 3時間33分11秒 ヨメさんティンカーベル
2014年(第22回) 3時間36分45秒 ヨメさんプリキュア
2015年(第23回) 3時間◯◯分◯◯秒 ヨメさんといりえゆかさんのプリキュア
2016年(第24回) ヨメさん、鍼灸のお勉強のため不出場
2017年(第25回) 3時間59分10秒 ヨメさん天使
2018年(第26回) 4時間24分25秒 ヨメさんピカチュウ→ダウン
見直してみると、ヨメさんは7年連続出場ではなかった。1年抜けてましたね。
私の8年ぶりの2時間18分00秒は、その前の4回より速いんですね。どうなっとるんじゃという感じ。
ヨメさんは、復活したいという気持ちともう無理という気持ちが交錯中。
さて、来年はどうなるでしょう。
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ゴール後、完全に体が固まってしまった。
腰の上の方(というより背中の下の方)に強烈な痛み。前にかがめない。
それに痛めていた左アキレス腱の痛みが悪化。さらに、右足の親指が痛み出した。
じっとして休んでいるよりはちょっとでも動いたほうがましかと思い、きくを連れて後続選手の応援へ。
コースを通るとじゃまになるので、グランド側から遠回り。
「ゴールまであと少し」の地点で、村岡高校生のハイタッチ。うれしいねえ。
私が走っていた時はほとんど曇っていて走りやすかったのに、だんだん薄日が差してきた。まあ、このあたりまでくれば、暑さも関係ないかもしれないが。
きくを連れて、もう少し上へ。
すると、中島さんご夫妻が駆け下りてこられた。
今日は久しぶりの「夫婦そろって」だったんですね。
でも、前半型の奥さまと後半型のダンナさんとが歩調を合わせるのはたいへんだったでしょう。
声をかけると、いい笑顔。
きくも、しっぽタレタレやけどしっかり応援しましたよー。
またコースを通らず、グランドに下りる。
田んぼの横を通ったら、きくがちょっと田んぼに入った。
きくは川が好きなので、田んぼも好きなんかなあ。
「ケーキセットが100円」とヨメさん情報。
さっそく買いに行っていただいた。かわいいケーキがおいしかった。
今年もいろいな仮装ランナーが、ギャラリーを楽しませてくれた。
ゴールされた中島夫妻。
「きくちゃん、応援に来てくれたねー。さわりたいなあー。」
「かむかもしれませんよ。」
「えー、とてもそんなふうに見えへんけど。」
「それがね、突然ガブッと。今まで何人の犬好きの人が被害にあったことか。」
「ほんとにー?」
「一回、チャレンジしてみます?」
「いや、やめときます。」
噛まれてもだいじょうぶな方、ぜひチャレンジしてみてください。(責任は負えませんが。)
制限時間の4時間(午後1時)まで待ったが、やんちゃマスターが帰ってこない。
「これは、たいへんなことになっとるんかもしれん。見に行ってくるわ。」
4時間を過ぎても、まだたくさん走られていた。
でも、その中にやんちゃマスターは見当たらない。
「ひょっとしたら、車に収容されたんかなあ・・・。」
もうほとんど走っておられる方がおられなかったので、引き返すことにした。
すごくかわいい花。
走っているときはまったく気にも留めなかった。
このあたりはゴールの方ばかり凝視して走っているので、足元にこんなきれいな花があることに気づかない。
もっと余裕を持って走りたいものだ。
「京都キャロット」のテントに戻ると、ヨメさんが「やんちゃ村さん、もう帰って来て寄っていってくれはったでー」と。
「えー、しっかり見てたつもりやったのに。走ってはるとこ、写真に撮りたかったなあ。」
「3時間43分とか言ってはったわー。」
「あの幼稚園組のちょっと前か。ずっと見てたのになあ。見落としたんかなあ。」
ああ残念。
来年は絶対に撮らせてもらいますし、また出てくださいね。
閉会式が終わり、毎年恒例の「高石ともやさんご来店」。
「ますみちゃん、ともやさんに鍼をブチュと刺したり。」
何やかやでこれは実現せず。
「ともやさん、『勝手に高石ともやを聖火最終ランナーに推薦する会』を作ろうと思ってるんですけど、最終ランナー頼まれたら断りませんよね。」
その答えは、「・・・。」
高石ともやさんは、私のこのブログやヨメさんのブログも見てくださっているようだ。いつもいつもありがとうございます。
なくなってしまった近鉄プァファローズのお話し、おもしろかったです。またお気軽に、ご来店お願いします。
去年までは、不満だらけで吠えまくっていたきくがおとなしい。どこか調子が悪いんかと心配になるくらい。
後片付けにだいぶ時間がかかったのだが、ずっと静かに待ってくれていた。
最後のテントを片付ける時だけ、少し離れた電柱に。
「なんでこんなひなたにくくるかなあ」とヨメさんは怒っていた。
3時10分過ぎに会場出発。
去年の売り上げが史上最低だったので、今年はそれよりはましだったみたい。
3時40分、「道の駅・ハチ北」に到着。
ここは日よけになるところがあるので、犬連れにはありがたい。
私はかつ丼(750円)とミニうどん(150円)。
ヨメさんはカレーうどん(600円)。
帰りは、養父から高速。
西紀SAで休けい。
大きな栗ときくちゃんを撮影。
きくちゃんはどんな組み合わせでも似合う。
ドッグランは上等系のワンちゃんが長く入ったままで入れなかったが、その周りも緑が多くて、きくもうれしそうでよかった。
丹南篠山口ICで出て、篠山から京都縦貫道・千代川ICへ。そこから沓掛ICまで行き、五条通、西大路通を通り我が家へ。
家に着いたのは7時40分。
やっぱり高速道路を使うと速くて楽。
きくちゃんも2日間、ご苦労さんでした。
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【今日のきく】
今日は早朝5時ごろから、1階にいるきくが大暴れだったらしい。
ヨメさんの話によると、「ネコおる、ネコおるゆうて・・・。」
「またなんかまぼろしでも見てんのかなあ。ずっとあばれっぱなしやもんなあ。こんだけきくがワンワンゆうたら、ネコも逃げるやろうに。きくちゃん、見てきたるわ。」
ぐるっと回って道側から我が家をのぞくと・・・、「おったー!」
いくら吠えられても動じない、堂々たる黒猫ちゃん。
でもちゃんと耳カットしてある。
どなたかがちゃんとお世話をしてくださっているネコちゃんやね。
前に「いつでも遊びに来たらええで」とゆうたんを、ちゃんと聞いとったんやね。きくちゃんのおざぶに、牢名主のごとく・・・。
「ええがな、ええがな。雨宿りにきやはったたけや。」
そのあと雨が上がると、ほんとにどこかに行ってしまった。
夕方には、そんなことがあったこともすっかり忘れて、元気に散歩するきくちゃんでした。
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2019年06月09日(日)
第27回みかた残酷マラソン [ランニング・出張販売]
今年「みかた残酷」に申し込んだとき、久保井実行委員長からメールをいただいた。
「藤井さん、今回で15回目になるんで、アオダモの記念樹を植えました。レースの途中で見てください。」。
去年まで7年連続でヨメさんが出ていたので、その前に14回も出ていたという意識がなかった。間に7年も空いた15回出場者ってめずらしいでしょうね。
植えてある場所がわかるかどうか心配だったが、9km地点の手前で見つけましたわー。
きつい上り坂の途中だったので、歩いているランナーをつかまえてシャッターを押してもらおうと思った。ところが今回の私は「前半突っ込み」で来ていたので、かなり前のほう。歩いている人など一人もいない。
いや、でも抜きつ抜かれつだった走友・桜井由美子さんがもうすぐ追いついてくるはず。しばらく待っていると、いいペース上ってこられた桜井さん。
「すいませーん。15回出場記念の木が見つかったんですよ。写真とってもらえますかー。」
桜井さんは、いつものにっこり顔で「はーい。見つかってよかったですね」と2枚も撮ってくださった。
桜井さんのレースプランを乱してしまって申し訳なかった。
このあと、気をよくした私はペースを落とすことなく順調にゴールまで。
8年前が2時間21分50秒だったので、2時間半くらいでゴールできればいいと思っていた。ところが、今年のゴールは2時間18分00秒。目標より10分以上も速くゴールできた。
ゴールして少し前に進んでから振り返ると桜井さんの姿。
「あら、ひょっとしてすぐ後ろに来られてたんですか。」
「最後の直線でチラッチラッと藤井さんの姿が見えて、がんばって追いつこうと走りました。眞寿美さんの前で立ち止まれてたでしょう。それで追いつけるかと思いましたけど、あと少しでした。それでも、思っていたより10分ほど速くゴールできたのでよかったです。」
お互いに刺激しあって好タイム。こんないい結果はない。
ただ走るだけではおもしろくないが、ライバルっぽく思えるお相手が見つかると楽しく走れます。またお願いしますね、桜井さん!
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5時半起き。
きくの散歩をちょっとだけして、5時45分ころ出発。
途中のコンビニでおにぎりなどを買う。
以前は商品がさっぱりだったのに、今年入ってみると、おにぎりやパンが充実していてビックリ。たぶん朝ごはん抜きで来られたランナーが、寄って買って行かれるのでしょう。
会場に着くちょっと手前で、桜井さんご夫婦を発見。
先週の「たたらぎ」で、「みかたの目標は2時間半」とおっしゃっていた奥様(由美子さん)を目標にして走る予定。
ゼッケン先送りなので、ランナーのみなさんは早く来る必要はない。ただ、駐車場が早く来た者順に近いところになるので、次第に人が多くなった。
のどが渇いたので自販機を探しに行ったら、中島さんご夫婦に遭遇。
今年はバラバラ、それともご一緒に走られる?
地元の人にお聞きしたら、「自販機は谷川工務店の前にある」とのことで引き返し。
ジュースを買ってテントに戻ると、「まぼろしー」のような光景が。
「カフェ・やんちゃ村」(昨年閉店)のマスター&エミロンがご来店。
やんちゃマスター(もうマスターは引退されました)が、ゼッケンをつけて・・・。
「病気の加減で歩くのも困難で、それが進行しつつある」とお聞きしていたのに、もうびっくりです。
思い起こせば、2010年の「丹後ウルトラ」のレストステーションで話しかけて来られたのが初め。そこで、「好きなシューズに好きな色がなかったので、自分で塗りました」と言われて、いっぺんに好きになった。
その時のやんちゃマスターのかっこうが坂本龍馬。ご自分で塗られたシューズの色は紫。
こういう人にひかれてしまう。分かる人には分かる。分からん人にはなんぼゆうても分からん。
「走り出したらブレーキがかからないかもしれない」ともお聞きしていたので、この急な下り坂のあるコースは心配だらけ。
「奥さん、付いて走られるんでしょ」とお聞きすると、「いやあ、・・・。」
ああ心配。
でも、ゼッケンをつけてスタートラインに立とうと思われただけでもえらいと思う。
「どうか崖から落ちませんように・・・。」
こういうとき、「やんちゃマスターから元気をもらった」というフレーズは、私が最もゲーが出そうになるもの。いつも言ってるけど、人様の元気をタダでもらったらあかん。元気は有料。
「やんちゃマスターをもっと好きになった」でいいんじゃないでしょうか。
ねえ、エミロン!
私は「峨山道トレイル」バージョンの修行僧スタイルを用意してきた。ところが、肝心の菅笠を忘れてしまった。予備のランシャツランパンを用意していたからよかったものの、変なかっこうで走らんなんとこでした。
「ランシャツランパンスタイルでゆっくりは走れんなあ。」
これは、神さんが「しっかり走れ」ってゆうとんにゃなあ。スタートから6kmくらいは普通に走れるし、そこまでは飛ばして、だんだんペースが落ちて行ってもええというプランで行くか。
スタート地点に着くと、狭い道にランナーがびっしり。
こういう時、ランシャツランパンスタイルは有利。前の方に行かせてもらっても、「速い人やからしょうがないなあ」と思ってもらえる。
先頭から30mくらいのところまで行けたんかなあ。
スタートセレモニーの方に目を向けると、なぜか「カッパちゃん」がいる。「カッパちゃん」が人間になりかけているのだろうか。
9時に3000名が一斉スタート。
前の方に行かせてもらっていたので、スタートラインまでわずか30秒。
そのあともゆるやかな下りが続くので、気持ちよくスタートすることができた。
2kmも行かないところで、「藤井さん、ファイト」とか言って抜き去っていく女性あり。
「桜井さんじゃないですかー。目標2時間半て言ってはったでしょ。これ、2時間10分台のペースですよ。」
「そうなんですか。よく分からない。」
私でもちょっと突っ込み過ぎで後半心配なのに、もっと突っ込んでる人がいた。だいじょうぶかいな。
その先で話しかけて来られる男性あり。
「松本さんの後輩の生田です。」
「ああ、前に一度お話しさせてもらいましたねえ。」
生田さんは、松本さんの大学の一年後輩だそうだ。姫路で「イーハトーブ整体院」を開いておられる。
「このごろ松本さんは全然走っておられないようで・・・」と心配されていた。
「うーん、あいつはなんたらこーたら」と口から出まかせをゆうたろうと思ったがやめといた。
「ブログで宣伝しときますね。」
ここをクリック→イーハトーブ整体院
3kmほど進んだところがおり返し。
おり返すと、ゆるやかな上りになる。
老健施設前の応援に手を振ってこたえる「たいせい」さん(ランナーズ9の会)。
朝にうちの店でシューズを買われ、いきなりそれを履いての挑戦。不具合がなければいいんですが。この時点では快調のように見えた。
5km、25分44秒。
スタートの30秒をひくと、ほぼキロ5分ペース。いい感じ。
5km標識を撮ろうとすると、ちょうど桜井さんが通過。
どこかで私がいったん追い抜き、ここで追いつかれたということ。
6kmを過ぎて山に入ると、すごい上り坂。
前を行く藤浦さんを発見。
「えらい前にいやはりますやん。」
藤浦さんも突っ込みタイプなんでしょうか。
8kmは44分くらい。
「ここで3分の1やから、これを3倍すると2時間12分。いやいや、6kmまで普通に走れてこれやから、2時間20分は超えるんかなあ」とか考えながら。
丘の上から、さわやかな歌声が・・・。
「ともやさーん。」
「ああ、おとうさん。」
「ん? おとうさん?」と一瞬思ったが、ヨメさんが「京都キャロットおかん」を標榜しているので「おとうさん」でも仕方ないか。
そこからさらに500mほど進むと、記念樹が見えてきた。
見落とさないように目を凝らして・・・。
なーんや、一番最後やがな。
やっと見つけたが、写真を頼めそうな人が見つからない。
そうそう、桜井由美子さんがもうすぐ追いついてくるはず。
そんなに待たずに桜井さんゲット。
快く引き受けてくださって、いい記念写真を撮ってもらうことができました。ありがとうございました。
そのちょっと先のエイドにはすごい応援の人だかり。
ここが、応援の人数が一番多かったように思う。
10kmは、ギリギリ1時間切り。
この5kmに35分かかったことになる。
さあ、いっちゃんきついキャンプ場への上り。
全部走りたかったが、頂上の手前20mほどは歩いた。
ゆっくり休みたかったが、給水だけしてすぐ再スタート。
見下ろしたときのこの景色がいいんですよねえ。
ただ、急な下りにはまいった。
ブレーキのかけようがない。
「あっ、恥骨にビンビン来る。」
この時、恥骨骨折した時に履いていたシューズ・スカイセンサーJAPANを今日も履いていることを思い出した。
「これ、あかんやつやん。」
下りきるとほぼ平坦が続く。
ここで恥骨の調節を・・・、そんなことできるわけがない。
12km、1時間13分29秒。
単純に倍にすると、2時間17分。
後半はペースが落ちて行くかも知れないが、まだまだ元気だったので、そこそこのいいタイムでゴールできるかもと思えてきた。
いい景色を見ながら余裕の走り。
「あっ、コムレケア忘れてきた。」
そう言えば、さっきからの下りで太ももやふくらはぎにピッ、ピッと来ている。危険!
15km、1時間28分03秒。
この5kmは28分10秒くらい。
ここらあたりは下りが続くので、ずっとキロ4分半ペース。
ここで稼いどいたら、この後に来る急な上り坂はゆっくり上ってだいじょうぶ。
さあ来ましたで、17km手前から始まる急坂。
給水の横で、大声で応援し続ける男性あり。
「藤井さん!」
「あっ、『さかえ』の・・・。」
毎年お泊りでお世話になっている、ハチ北「さかえ」の西谷さん。
ヨメさんからは、「橋を渡ったところにいやはる」と聞いていたが「どこの橋か分からんわ」と言っていた。ここやったんや。
19km手前のコンクリート坂。
私が一番つらいと思っていたところ。なかなか現れないので、「ひょっとしてコースが変ってなくなったんかも」と期待していた。
ありましたがな、ちゃんと。
この坂も、100mほどは歩いてしまった。
8年ぶりだと、けっこうコースを忘れている。
あのきつい坂のあとは大した坂はないあとと思っていたが、中くらいの坂が次々と現れた。忘れてたなあ。
20km、1時間57分08秒。
この5kmは29分。
ここでゴール2時間20分切りを確信。
ただし、こむら返りが起こらんかったらという条件付きですけど・・・。
「終盤にこんなに小刻みなアップダウンあったっけ」と思うくらい、アゲサゲアゲサゲ。
それでも22kmが2時間07分21秒。
最後の給水は、何も取らずにゴー。
残り1kmは気持よく下って行ける。
この子たちも村岡高校生なんでしょうね。
長時間の応援、ありがとうございます。
最後のカーブを曲がるところで、「藤井さん」と呼ぶ声。
見なくても分かります。宍粟市のカメラマン・佐古井さんの声でした。
ちょっと下ったところに久保井委員長。
「写真撮らんでええから、早う行きいなあ。」
「ますみちゃん、ますみちゃーん」と呼んでいるのに、ヨメさんは「ちょっと待って、カメラが・・・。」
起動してないらしくて、仕方なくその前で足踏み。
しばらくしてやっと撮ってもらったのがこの写真。
「ますみちゃんも撮っとくわ。」
あとで分かったのだが、その時、刺客・桜井さんが坂を下ってきていた。
それとも知らず、私はグランドを悠々と。
ゴールのデジタル掲示板は、2時間17分台。
「やったねー、余裕で2時間20分切ったねー」と思いつつゴール。
私の腕時計を見ると、2時間18分ちょうど。
記録証発行所で記録証を出してもらうと、本当に2時間18分00秒だった。
まさか、8年前55歳の私の記録を上回るとはねえ。
私は「やったらできるジジイ」なんかなあ。
賢く待ってくれていたらしいきくちゃんと記念写真。
私のお尻の下からきくちゃんの鼻が出てるの見えます?
「くっさー」ってゆうてるかもね。
でも、オッサンはがんばったよ〜ん。
(注)明日に続く。
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