2019年06月12日(水)
ヤクルトのつつごー [私の好きな人]
◎日刊スポーツ6/12(水) 19:28配信
ヤクルト村上、王と森に並ぶ高卒2年目17号2ラン
<日本生命セ・パ交流戦:楽天7−4ヤクルト>◇12日◇楽天生命パーク
ヤクルトの高卒2年目村上宗隆内野手(19)が、17号2ランを放った。
3点を追う4回無死一塁、楽天先発熊原の2球目カーブの落ち際をすくい上げ、右翼席に運んだ。「崩されることなく、しっかり自分のポイントで打つことができました」。高卒2年目での17号到達は、60年の王(巨人)、15年の森(西武)の記録に並んだ。
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明るい話題がない。
それは政治の世界の話ではなく、野球の話。
ついこないだやっと16連敗を止めたヤクルト。
そのあとセパ交流戦に突入し、チームが変ったかのように勝ち進むかもと思ったのは夢だった。
今日で交流戦7試合目にして2勝5敗。
「どこまで負けるねん!」
ヤクルト唯一の希望の星は、うちでは「ヤクルトのつつごー」と言っている村上宗隆選手(背番号55)。63試合目で17号ホームランてすごすぎる。シーズン終了時には39本というペース。
まだ19歳。2月生まれやから、今シーズン終了時も19歳。ええ選手、育ってきましたなあ。いっそのことホームラン王めざしたら。ええと思うよ。
今、ヤクルトファンの楽しみってそんなことしかないねん。
はー。(とため息。)
今日も寮の管理代行17時間バイト。
「ヤクルトは負けてばっかりやな」とお掃除のKさん。
「そうですねん。毎日ガックリ。」
「これでも食べて元気だしよし。」
「いつもありがとうございます。」
家に持って帰って、ヨメさんと食べようっと。
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【今日のきく】
今日の深夜散歩。
きくが首をブルブル振るもんやから、首輪が取れてしまいましたわー。
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2019年06月11日(火)
さあ、トライアスロン [ランニング]
7月7日の「びわ湖トライアスロンin高島」に、真樹といっしょに出る。
もう1か月もない。練習しなければ。
今回は、スプリントディスタンス。
スイム0.75km、バイク20km、ラン5km、トータル25.75km。
水泳の苦手な私は、スイムの練習を一番にしなくてはならない。しかし、「みかた残酷」の疲れで腰の状態がよくない。
ということで、今日は自転車の練習をすることにした。
姉の知り合いが、自転車を本格的にしようと思われてウェアをそろえたとたんに大病にかかり断念。そのお下がり(と言っても新品)をもらってきて、私にくれた。
「その人の分までがんばる」というフレーズも私のゲーが出てしまうもの。
「なんぼええウェアでも着られへんかったらしょうがない。私がしっかり使いましょう。」
これでいいですね。
私は今まで、パット付きのサイクルパンツをはいたことがない。アイアイマントライアスロンの180kmもランパンで済ましたくらい。もちろんサイクルジャージも着たことがない。
初めて着てみて、「こりゃええわー。」
ディスカバリーチャンネルという一流メーカーで、素材もクールマックスやし。
さあ、スタート。
町内を中心に、できるだけ止まらなくてよさそうなところを10km。
久しぶりなのでスピードは抑えた。その結果、37分半もかかった。
でも、パッドが入ってるしお尻が痛くならない。
自転車を置いて、続けてちょっとだけラン。
ランスタートまで30秒ほど。
本番もこれくらいでスタートできたら、時短できていいんですけどね。
うちから叡電・木野駅まで1.25km。
ここで折り返し。
家に戻って2.5km、14分37秒。
バイク10+ラン2.5kmは30秒ほどのトランジットを含めて52分46秒。
シーズン初練習としては、まあまあですか。
もちろんサイクルジャージ・パンツのままで走ったのだが、短い距離なら何とかなりそう。本番は倍の5km。行ってしまいましょう。
新しく買ったヘルメットはシールド付き。
今日は使わなかったが、これにも慣れとかないとね。
明日はまた17時間バイトで練習できない。
あさっては絶対にプールに行って、泳ぐ練習しよう。
町内をダウンジョグしていると、いつもの場所にいつものネコちゃん。
耳カットはしてなさそうやねえ。
「ネコまつりじゃ、ネコまつりじゃー。」
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【今日のきく】
散歩の途中、きくが立ち止まった。
クンクンと、なにやら匂いでいる。
「デカッ!」
なんちゅうでっかいカメさん。
これはビビる。
このへんの主さんなんでしょうかねえ。
「きくちゃん、ビビッたなあ。」
「ああ、こわかったー。」
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2019年06月10日(月)
第27回みかた残酷マラソン・続き [ランニング・出張販売]
2km過ぎ、イーハトーブ整体院の生田さんに撮っていただいた写真。
生田さんのセンパイ・松本さんを通して送っていただいた。ありがとうございました。たいへん貴重なレース中の写真です。
17km手前の給水所。
ここで大きな声でエールを送り続けておられた、民宿「さかえ」の西谷さん。フェイスブックにアップされていた写真を拝借させていただきました。これも貴重なレース中の写真。どうもありがとうございました。
今日、ブログに残っていた過去の「みかた残酷」を見直してみた。私がブログを書き始めたのが2008年。それ以前に10回出ていたはずだが、記録などこだわらないほうなので今はもう定かではない。たぶん、速い時は2時間10分台くらいで走っていたと思うのだけれど・・・。
2008年(第16回) 2時間32分07秒 52歳
2009年(第17回) 2時間31分27秒 53歳
2010年(第18回) 2時間24分49秒 54歳
2011年(第19回) 2時間21分50秒 55歳
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2012年(第20回) 3時間21分49秒 ヨメさん初出場
2013年(第21回) 3時間33分11秒 ヨメさんティンカーベル
2014年(第22回) 3時間36分45秒 ヨメさんプリキュア
2015年(第23回) 3時間◯◯分◯◯秒 ヨメさんといりえゆかさんのプリキュア
2016年(第24回) ヨメさん、鍼灸のお勉強のため不出場
2017年(第25回) 3時間59分10秒 ヨメさん天使
2018年(第26回) 4時間24分25秒 ヨメさんピカチュウ→ダウン
見直してみると、ヨメさんは7年連続出場ではなかった。1年抜けてましたね。
私の8年ぶりの2時間18分00秒は、その前の4回より速いんですね。どうなっとるんじゃという感じ。
ヨメさんは、復活したいという気持ちともう無理という気持ちが交錯中。
さて、来年はどうなるでしょう。
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ゴール後、完全に体が固まってしまった。
腰の上の方(というより背中の下の方)に強烈な痛み。前にかがめない。
それに痛めていた左アキレス腱の痛みが悪化。さらに、右足の親指が痛み出した。
じっとして休んでいるよりはちょっとでも動いたほうがましかと思い、きくを連れて後続選手の応援へ。
コースを通るとじゃまになるので、グランド側から遠回り。
「ゴールまであと少し」の地点で、村岡高校生のハイタッチ。うれしいねえ。
私が走っていた時はほとんど曇っていて走りやすかったのに、だんだん薄日が差してきた。まあ、このあたりまでくれば、暑さも関係ないかもしれないが。
きくを連れて、もう少し上へ。
すると、中島さんご夫妻が駆け下りてこられた。
今日は久しぶりの「夫婦そろって」だったんですね。
でも、前半型の奥さまと後半型のダンナさんとが歩調を合わせるのはたいへんだったでしょう。
声をかけると、いい笑顔。
きくも、しっぽタレタレやけどしっかり応援しましたよー。
またコースを通らず、グランドに下りる。
田んぼの横を通ったら、きくがちょっと田んぼに入った。
きくは川が好きなので、田んぼも好きなんかなあ。
「ケーキセットが100円」とヨメさん情報。
さっそく買いに行っていただいた。かわいいケーキがおいしかった。
今年もいろいな仮装ランナーが、ギャラリーを楽しませてくれた。
ゴールされた中島夫妻。
「きくちゃん、応援に来てくれたねー。さわりたいなあー。」
「かむかもしれませんよ。」
「えー、とてもそんなふうに見えへんけど。」
「それがね、突然ガブッと。今まで何人の犬好きの人が被害にあったことか。」
「ほんとにー?」
「一回、チャレンジしてみます?」
「いや、やめときます。」
噛まれてもだいじょうぶな方、ぜひチャレンジしてみてください。(責任は負えませんが。)
制限時間の4時間(午後1時)まで待ったが、やんちゃマスターが帰ってこない。
「これは、たいへんなことになっとるんかもしれん。見に行ってくるわ。」
4時間を過ぎても、まだたくさん走られていた。
でも、その中にやんちゃマスターは見当たらない。
「ひょっとしたら、車に収容されたんかなあ・・・。」
もうほとんど走っておられる方がおられなかったので、引き返すことにした。
すごくかわいい花。
走っているときはまったく気にも留めなかった。
このあたりはゴールの方ばかり凝視して走っているので、足元にこんなきれいな花があることに気づかない。
もっと余裕を持って走りたいものだ。
「京都キャロット」のテントに戻ると、ヨメさんが「やんちゃ村さん、もう帰って来て寄っていってくれはったでー」と。
「えー、しっかり見てたつもりやったのに。走ってはるとこ、写真に撮りたかったなあ。」
「3時間43分とか言ってはったわー。」
「あの幼稚園組のちょっと前か。ずっと見てたのになあ。見落としたんかなあ。」
ああ残念。
来年は絶対に撮らせてもらいますし、また出てくださいね。
閉会式が終わり、毎年恒例の「高石ともやさんご来店」。
「ますみちゃん、ともやさんに鍼をブチュと刺したり。」
何やかやでこれは実現せず。
「ともやさん、『勝手に高石ともやを聖火最終ランナーに推薦する会』を作ろうと思ってるんですけど、最終ランナー頼まれたら断りませんよね。」
その答えは、「・・・。」
高石ともやさんは、私のこのブログやヨメさんのブログも見てくださっているようだ。いつもいつもありがとうございます。
なくなってしまった近鉄プァファローズのお話し、おもしろかったです。またお気軽に、ご来店お願いします。
去年までは、不満だらけで吠えまくっていたきくがおとなしい。どこか調子が悪いんかと心配になるくらい。
後片付けにだいぶ時間がかかったのだが、ずっと静かに待ってくれていた。
最後のテントを片付ける時だけ、少し離れた電柱に。
「なんでこんなひなたにくくるかなあ」とヨメさんは怒っていた。
3時10分過ぎに会場出発。
去年の売り上げが史上最低だったので、今年はそれよりはましだったみたい。
3時40分、「道の駅・ハチ北」に到着。
ここは日よけになるところがあるので、犬連れにはありがたい。
私はかつ丼(750円)とミニうどん(150円)。
ヨメさんはカレーうどん(600円)。
帰りは、養父から高速。
西紀SAで休けい。
大きな栗ときくちゃんを撮影。
きくちゃんはどんな組み合わせでも似合う。
ドッグランは上等系のワンちゃんが長く入ったままで入れなかったが、その周りも緑が多くて、きくもうれしそうでよかった。
丹南篠山口ICで出て、篠山から京都縦貫道・千代川ICへ。そこから沓掛ICまで行き、五条通、西大路通を通り我が家へ。
家に着いたのは7時40分。
やっぱり高速道路を使うと速くて楽。
きくちゃんも2日間、ご苦労さんでした。
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【今日のきく】
今日は早朝5時ごろから、1階にいるきくが大暴れだったらしい。
ヨメさんの話によると、「ネコおる、ネコおるゆうて・・・。」
「またなんかまぼろしでも見てんのかなあ。ずっとあばれっぱなしやもんなあ。こんだけきくがワンワンゆうたら、ネコも逃げるやろうに。きくちゃん、見てきたるわ。」
ぐるっと回って道側から我が家をのぞくと・・・、「おったー!」
いくら吠えられても動じない、堂々たる黒猫ちゃん。
でもちゃんと耳カットしてある。
どなたかがちゃんとお世話をしてくださっているネコちゃんやね。
前に「いつでも遊びに来たらええで」とゆうたんを、ちゃんと聞いとったんやね。きくちゃんのおざぶに、牢名主のごとく・・・。
「ええがな、ええがな。雨宿りにきやはったたけや。」
そのあと雨が上がると、ほんとにどこかに行ってしまった。
夕方には、そんなことがあったこともすっかり忘れて、元気に散歩するきくちゃんでした。
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2019年06月09日(日)
第27回みかた残酷マラソン [ランニング・出張販売]
今年「みかた残酷」に申し込んだとき、久保井実行委員長からメールをいただいた。
「藤井さん、今回で15回目になるんで、アオダモの記念樹を植えました。レースの途中で見てください。」。
去年まで7年連続でヨメさんが出ていたので、その前に14回も出ていたという意識がなかった。間に7年も空いた15回出場者ってめずらしいでしょうね。
植えてある場所がわかるかどうか心配だったが、9km地点の手前で見つけましたわー。
きつい上り坂の途中だったので、歩いているランナーをつかまえてシャッターを押してもらおうと思った。ところが今回の私は「前半突っ込み」で来ていたので、かなり前のほう。歩いている人など一人もいない。
いや、でも抜きつ抜かれつだった走友・桜井由美子さんがもうすぐ追いついてくるはず。しばらく待っていると、いいペース上ってこられた桜井さん。
「すいませーん。15回出場記念の木が見つかったんですよ。写真とってもらえますかー。」
桜井さんは、いつものにっこり顔で「はーい。見つかってよかったですね」と2枚も撮ってくださった。
桜井さんのレースプランを乱してしまって申し訳なかった。
このあと、気をよくした私はペースを落とすことなく順調にゴールまで。
8年前が2時間21分50秒だったので、2時間半くらいでゴールできればいいと思っていた。ところが、今年のゴールは2時間18分00秒。目標より10分以上も速くゴールできた。
ゴールして少し前に進んでから振り返ると桜井さんの姿。
「あら、ひょっとしてすぐ後ろに来られてたんですか。」
「最後の直線でチラッチラッと藤井さんの姿が見えて、がんばって追いつこうと走りました。眞寿美さんの前で立ち止まれてたでしょう。それで追いつけるかと思いましたけど、あと少しでした。それでも、思っていたより10分ほど速くゴールできたのでよかったです。」
お互いに刺激しあって好タイム。こんないい結果はない。
ただ走るだけではおもしろくないが、ライバルっぽく思えるお相手が見つかると楽しく走れます。またお願いしますね、桜井さん!
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5時半起き。
きくの散歩をちょっとだけして、5時45分ころ出発。
途中のコンビニでおにぎりなどを買う。
以前は商品がさっぱりだったのに、今年入ってみると、おにぎりやパンが充実していてビックリ。たぶん朝ごはん抜きで来られたランナーが、寄って買って行かれるのでしょう。
会場に着くちょっと手前で、桜井さんご夫婦を発見。
先週の「たたらぎ」で、「みかたの目標は2時間半」とおっしゃっていた奥様(由美子さん)を目標にして走る予定。
ゼッケン先送りなので、ランナーのみなさんは早く来る必要はない。ただ、駐車場が早く来た者順に近いところになるので、次第に人が多くなった。
のどが渇いたので自販機を探しに行ったら、中島さんご夫婦に遭遇。
今年はバラバラ、それともご一緒に走られる?
地元の人にお聞きしたら、「自販機は谷川工務店の前にある」とのことで引き返し。
ジュースを買ってテントに戻ると、「まぼろしー」のような光景が。
「カフェ・やんちゃ村」(昨年閉店)のマスター&エミロンがご来店。
やんちゃマスター(もうマスターは引退されました)が、ゼッケンをつけて・・・。
「病気の加減で歩くのも困難で、それが進行しつつある」とお聞きしていたのに、もうびっくりです。
思い起こせば、2010年の「丹後ウルトラ」のレストステーションで話しかけて来られたのが初め。そこで、「好きなシューズに好きな色がなかったので、自分で塗りました」と言われて、いっぺんに好きになった。
その時のやんちゃマスターのかっこうが坂本龍馬。ご自分で塗られたシューズの色は紫。
こういう人にひかれてしまう。分かる人には分かる。分からん人にはなんぼゆうても分からん。
「走り出したらブレーキがかからないかもしれない」ともお聞きしていたので、この急な下り坂のあるコースは心配だらけ。
「奥さん、付いて走られるんでしょ」とお聞きすると、「いやあ、・・・。」
ああ心配。
でも、ゼッケンをつけてスタートラインに立とうと思われただけでもえらいと思う。
「どうか崖から落ちませんように・・・。」
こういうとき、「やんちゃマスターから元気をもらった」というフレーズは、私が最もゲーが出そうになるもの。いつも言ってるけど、人様の元気をタダでもらったらあかん。元気は有料。
「やんちゃマスターをもっと好きになった」でいいんじゃないでしょうか。
ねえ、エミロン!
私は「峨山道トレイル」バージョンの修行僧スタイルを用意してきた。ところが、肝心の菅笠を忘れてしまった。予備のランシャツランパンを用意していたからよかったものの、変なかっこうで走らんなんとこでした。
「ランシャツランパンスタイルでゆっくりは走れんなあ。」
これは、神さんが「しっかり走れ」ってゆうとんにゃなあ。スタートから6kmくらいは普通に走れるし、そこまでは飛ばして、だんだんペースが落ちて行ってもええというプランで行くか。
スタート地点に着くと、狭い道にランナーがびっしり。
こういう時、ランシャツランパンスタイルは有利。前の方に行かせてもらっても、「速い人やからしょうがないなあ」と思ってもらえる。
先頭から30mくらいのところまで行けたんかなあ。
スタートセレモニーの方に目を向けると、なぜか「カッパちゃん」がいる。「カッパちゃん」が人間になりかけているのだろうか。
9時に3000名が一斉スタート。
前の方に行かせてもらっていたので、スタートラインまでわずか30秒。
そのあともゆるやかな下りが続くので、気持ちよくスタートすることができた。
2kmも行かないところで、「藤井さん、ファイト」とか言って抜き去っていく女性あり。
「桜井さんじゃないですかー。目標2時間半て言ってはったでしょ。これ、2時間10分台のペースですよ。」
「そうなんですか。よく分からない。」
私でもちょっと突っ込み過ぎで後半心配なのに、もっと突っ込んでる人がいた。だいじょうぶかいな。
その先で話しかけて来られる男性あり。
「松本さんの後輩の生田です。」
「ああ、前に一度お話しさせてもらいましたねえ。」
生田さんは、松本さんの大学の一年後輩だそうだ。姫路で「イーハトーブ整体院」を開いておられる。
「このごろ松本さんは全然走っておられないようで・・・」と心配されていた。
「うーん、あいつはなんたらこーたら」と口から出まかせをゆうたろうと思ったがやめといた。
「ブログで宣伝しときますね。」
ここをクリック→イーハトーブ整体院
3kmほど進んだところがおり返し。
おり返すと、ゆるやかな上りになる。
老健施設前の応援に手を振ってこたえる「たいせい」さん(ランナーズ9の会)。
朝にうちの店でシューズを買われ、いきなりそれを履いての挑戦。不具合がなければいいんですが。この時点では快調のように見えた。
5km、25分44秒。
スタートの30秒をひくと、ほぼキロ5分ペース。いい感じ。
5km標識を撮ろうとすると、ちょうど桜井さんが通過。
どこかで私がいったん追い抜き、ここで追いつかれたということ。
6kmを過ぎて山に入ると、すごい上り坂。
前を行く藤浦さんを発見。
「えらい前にいやはりますやん。」
藤浦さんも突っ込みタイプなんでしょうか。
8kmは44分くらい。
「ここで3分の1やから、これを3倍すると2時間12分。いやいや、6kmまで普通に走れてこれやから、2時間20分は超えるんかなあ」とか考えながら。
丘の上から、さわやかな歌声が・・・。
「ともやさーん。」
「ああ、おとうさん。」
「ん? おとうさん?」と一瞬思ったが、ヨメさんが「京都キャロットおかん」を標榜しているので「おとうさん」でも仕方ないか。
そこからさらに500mほど進むと、記念樹が見えてきた。
見落とさないように目を凝らして・・・。
なーんや、一番最後やがな。
やっと見つけたが、写真を頼めそうな人が見つからない。
そうそう、桜井由美子さんがもうすぐ追いついてくるはず。
そんなに待たずに桜井さんゲット。
快く引き受けてくださって、いい記念写真を撮ってもらうことができました。ありがとうございました。
そのちょっと先のエイドにはすごい応援の人だかり。
ここが、応援の人数が一番多かったように思う。
10kmは、ギリギリ1時間切り。
この5kmに35分かかったことになる。
さあ、いっちゃんきついキャンプ場への上り。
全部走りたかったが、頂上の手前20mほどは歩いた。
ゆっくり休みたかったが、給水だけしてすぐ再スタート。
見下ろしたときのこの景色がいいんですよねえ。
ただ、急な下りにはまいった。
ブレーキのかけようがない。
「あっ、恥骨にビンビン来る。」
この時、恥骨骨折した時に履いていたシューズ・スカイセンサーJAPANを今日も履いていることを思い出した。
「これ、あかんやつやん。」
下りきるとほぼ平坦が続く。
ここで恥骨の調節を・・・、そんなことできるわけがない。
12km、1時間13分29秒。
単純に倍にすると、2時間17分。
後半はペースが落ちて行くかも知れないが、まだまだ元気だったので、そこそこのいいタイムでゴールできるかもと思えてきた。
いい景色を見ながら余裕の走り。
「あっ、コムレケア忘れてきた。」
そう言えば、さっきからの下りで太ももやふくらはぎにピッ、ピッと来ている。危険!
15km、1時間28分03秒。
この5kmは28分10秒くらい。
ここらあたりは下りが続くので、ずっとキロ4分半ペース。
ここで稼いどいたら、この後に来る急な上り坂はゆっくり上ってだいじょうぶ。
さあ来ましたで、17km手前から始まる急坂。
給水の横で、大声で応援し続ける男性あり。
「藤井さん!」
「あっ、『さかえ』の・・・。」
毎年お泊りでお世話になっている、ハチ北「さかえ」の西谷さん。
ヨメさんからは、「橋を渡ったところにいやはる」と聞いていたが「どこの橋か分からんわ」と言っていた。ここやったんや。
19km手前のコンクリート坂。
私が一番つらいと思っていたところ。なかなか現れないので、「ひょっとしてコースが変ってなくなったんかも」と期待していた。
ありましたがな、ちゃんと。
この坂も、100mほどは歩いてしまった。
8年ぶりだと、けっこうコースを忘れている。
あのきつい坂のあとは大した坂はないあとと思っていたが、中くらいの坂が次々と現れた。忘れてたなあ。
20km、1時間57分08秒。
この5kmは29分。
ここでゴール2時間20分切りを確信。
ただし、こむら返りが起こらんかったらという条件付きですけど・・・。
「終盤にこんなに小刻みなアップダウンあったっけ」と思うくらい、アゲサゲアゲサゲ。
それでも22kmが2時間07分21秒。
最後の給水は、何も取らずにゴー。
残り1kmは気持よく下って行ける。
この子たちも村岡高校生なんでしょうね。
長時間の応援、ありがとうございます。
最後のカーブを曲がるところで、「藤井さん」と呼ぶ声。
見なくても分かります。宍粟市のカメラマン・佐古井さんの声でした。
ちょっと下ったところに久保井委員長。
「写真撮らんでええから、早う行きいなあ。」
「ますみちゃん、ますみちゃーん」と呼んでいるのに、ヨメさんは「ちょっと待って、カメラが・・・。」
起動してないらしくて、仕方なくその前で足踏み。
しばらくしてやっと撮ってもらったのがこの写真。
「ますみちゃんも撮っとくわ。」
あとで分かったのだが、その時、刺客・桜井さんが坂を下ってきていた。
それとも知らず、私はグランドを悠々と。
ゴールのデジタル掲示板は、2時間17分台。
「やったねー、余裕で2時間20分切ったねー」と思いつつゴール。
私の腕時計を見ると、2時間18分ちょうど。
記録証発行所で記録証を出してもらうと、本当に2時間18分00秒だった。
まさか、8年前55歳の私の記録を上回るとはねえ。
私は「やったらできるジジイ」なんかなあ。
賢く待ってくれていたらしいきくちゃんと記念写真。
私のお尻の下からきくちゃんの鼻が出てるの見えます?
「くっさー」ってゆうてるかもね。
でも、オッサンはがんばったよ〜ん。
(注)明日に続く。
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2019年06月08日(土)
アンタがコロッと死んでくれたら私はモテモテ [ランニング・出張販売]
2011年を最後に、翌年からヨメさんにバトンタッチしていた「みかた残酷」。
明日は8年ぶりの挑戦になる。
8年前の記録は、2時間21分50秒。
さて、どれほど落ちるんでしょうね。
今日ヨメさんと話をしている途中、「アンタがコロッと死んでくれたら、私はモテモテなんやけどなあ」という衝撃発言。
「みんなこんなかわいい私に話しかけたいのに、横に変なオッサンがおるから遠慮してはるんやなー」って。
「わかったわかった。こうたるこうたる。(子どもが駄々をこねたときに親が言う言葉)」
明日爆走してコロッと死んだら、ヨメさん喜ぶやろうなあ。
でも、きくちゃんが悲しむかもしれんし死ーなない。
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午後1時25分出発。
行きは高速代節約のため、国道で。今回は別所回りではなく、自宅→わら天神→高雄→京北と最初の方だけ変えてみた。
休けいは、和知のガソリンスタンドと夜久野峠のみ。
それでも会場到着は6時10分。高速道路を使わないと、4時間45分もかかった。
人間でもしんどいんやから、きくちゃんもしんどかったやろねえ。
もう雨の心配がなさそうだったので、抽選でひいた場所にテントを立て、明日の準備。
1時間以上かかってしまったが、きくは一度も文句も言わずに賢く待っていた。
お泊りは、ここ何年か連続でお世話になっているハチ北の「さかえ」さん。
会場から20kmほど離れているが、静かでゆっくりと寝られるのがいい。
7時には行くと言っていたのに、7時50分着。
今年も鴨鍋。
「冷えてきたし、鍋でよかったなあ」と。
今週も月〜金までビール禁止。
でも2週目は体重減にならんかった。
明日24kmも走らんならんから、そんなに体重落とさんでもいいでしょう。
ビール、ぐびぐび・・・。
食べたあとに、きく散歩。
「きくちゃん、まだこれからおふろに入らんならんし、お散歩はちょっとだけなあ。」
このごろ聞き分けのいいきくなので、文句も言わず、車に入ってくれた。
ここらは物音もしないので、ゆっくりと寝られたらいいんやけど。
私らも明日早起きやし、早う寝なあかん。
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2019年06月07日(金)
セカンドオピニオン [病院]
◎日本経済新聞6月5日夕刊
がん社会を診る
治療法 ともに選べるように 中川恵一
セカンドオピニオンは80年代にアメリカで始まった仕組みで、保険会社が複数の治療の費用対効果を比較し、保険の費用を削減するために導入したものと言われています。結局、医療費削減効果は見られませんでしたが、患者の自主性を重んじるアメリカで急速に広まりました。
先日、わたしたちのグループは、がん治療の現場でも広まっているセカンドオピニオンについて、関連する実態調査と分析を放射線治療装置メーカーのバリアン社と共同で行いました。対象者は、特定の臓器のがんの診断を受け、診断時期を覚えている1032人です。子宮頸(けい)がん、前立腺がん、肺がん、頭頸部(けいぶ)がん、食道がんなど、放射線治療単独あるいは抗がん剤との併用で、手術と同等の効果が期待できるものが中心です。
がんの種類を問わず、約9割は医師から手術を推奨され、ほとんどそのまま治療を受けていました。一方、放射線治療は2割強が受けるにすぎませんでした。
たしかに、自分自身が治療方針に積極的に関与したいのは3割にすぎず、すべて医師任せの人が3割もいました。
セカンドオピニオンはほぼ全員が知っていましたが、半数は名前を知っているにすぎず、実際に受診をしたのは2割にとどまりました。ただ、乳がん、前立腺がんの患者では受診経験者が比較的多くいました。また、放射線治療を受けた患者は治療方針に積極的に関与する人が多く、セカンドオピニオンの受診率も高い傾向にありました。
大きな問題は、患者の意向が十分満たされていない点です。複数の治療法(医師が勧めるもの以外の治療法)を知りたいと思っていた患者の割合は7割強でしたが、実際に他の治療法に関する説明を受けたと答えた患者さんは4割強にすぎませんでした。
がん患者は治療法の選択肢について多くの情報を得たいと思いながら、実際には選択肢が提示されていない実情が明らかになったと思います。
放射線治療を受けた患者の満足度は手術患者より高いという結果も出ています。セカンドオピニオンを含め、十分な情報をもとに判断することが大切です。患者さんが医療者とともに治療法を選ぶ体制が望まれます。
(東京大学病院准教授)
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「オピニオン」と言えば「オピニオンリーダー」を連想し、「オピニオンリーダー」と言えば、べ平連の「小田実」を連想する。今の若い人には、なんのこっちゃ分からん話でしょうね。
そやから「セカンドオピニオン」て「第二の小田実かー」とか思ったりして、それこそなんのこっちゃらちゅう話です。
話をまともな方向へ。
甲状腺低分化癌が見つかった時、担当のI医師は「甲状腺全摘して、アイソトープ治療をするしかない」とおっしゃった。「それしかないて、かなんなあ」と思ったが、「その治療法しかないんやったらそれするしかないやん」と思っていた。
私は無医地区に生まれ育ったので、「お医者様は神様です」と思っている。医師を疑うなんて、滅相もないことだ。
ところがヨメさんはちがう。けっこうなんでも疑い深い。「セカンドオピニオンしてもらわなあかん」と何度も責めてきた。
そんな時、I医師の方から「セカンドオピニオンを受けてみられますか」とおっしゃってくださった。
それで病理検査の結果を持って、神戸の隈病院へ。そこではかなりきつく、「最初に言われた通りにしなさい」という感じの「オピニオン」だった。
「ファースト」と「セカンド」が一致!
そのあと全摘手術をしていただき、京大病院でアイソトープ治療という運びになった。
私は最初から「ファースト」通りでええがなと思っていたので、これでよかったんでしようね。ヨメさんは、そのあとも納得いかんようでしたけど。
最近、ある病気仲間と話す機会があった。その人は私と同じような症状で甲状腺全摘手術をされたのに、アイソトープ治療はされていない。
おかしいやん。「これしかない」んとちゃうんかいな。
私の治療が今のところうまくいっているだけに、その人のことが心配。
情報が少ない病気は不安ばっかり。もっと、病気仲間のネットワークを広げなあかんのかなあ。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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