2018年05月25日(金)
京大のタテカン・その後 [時事]
学歴コンプレックスを持った権力者に、良識ある市民が良識を示す。
これは私が最も好きなニュースと言っていい。
カリカリしている権力者に、「落ち着いて、よう考えなはれ」とおっしゃっている。
私も低学歴だが、この権力者のようなコンプレックスはない。学歴コンプレックスを持つものは死ぬまで続くらしい。ほんとうに気の毒。哀れ!
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バイトに行かせてもらっている寮2が京大病院の近くなので、車を置かせてもらって病院まで歩いて行った。
帰りは東大路通を歩いて帰ったのだが、あの「吉田寮」の前も通った。この吉田寮は、歴史的建造物と言っていいくらいのしろもの。建て替えずに保存して、公開するとかどうでしょうね。
京大の現学長は霊長類研究の第一人者。
「自由(タテカン)対統制(ゴリラ)」とは、うますぎる!
タテカンはダメ。でも貼り紙はいいでしょう。
究極はこれ。
もう、すばらしすぎる。
お見事!
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【今日のきく】
毎度おなじみ、きくの「積み込みじゃまし」。
明日はいっしょに行かんなんから、たいへんやでー。
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再び京大病院へ [病院]
今日は京大病院へ。
本当は、8月に予約した入院日前まで来る必要はなかった。しかしこちらの私の担当医師が異動されたので、新しい方ともお話ししておきたかった。
前のK医師から、「アイソトープ治療室の男性枠は少ないので、予約だけでもしておいてください」と言われ予約した。「甲状腺低分化癌のマーカー的役割を果たすサイロブログリン値が1.0を切るくらいまで下がれば入院を強くは勧めませんが、藤井さんは2.0を超えているので今年も治療をお勧めします。」
そのサイロブログリン値。
今年に入って、1か月ごとに血液検査をして値を出してもらっている。
1月16日 2.6
2月16日 2.1
3月19日 1.7
4月26日 1.3
いや、もうこれなら1.0に近づいているじゃないですか。入院すると費用もかかるし、仕事も休まないといけないし・・・。
新しい担当のN医師に、そのあたりのことをお話しした。
結論は以下の通り。
「アイソートプ治療の効果は個人差が激しく、すごく効果の出る方とそうでない方がある。藤井さんの場合はすごく効果が出ているので、今年も続けて治療された方がいい。今年の治療をパスした場合、サイロブログリン値が上がっていく可能性がある。」
そう言われたら、「予約した通りでお願いします」ということになりますよね。
7月24日(火)、ヨード制限食開始
8月5日(日)、タイロゲン注射1回目。
8月6日(月)、入院。タイロゲン注射2回目。
8月7日(火)、ヨードカプセル内服
8月10日(金)、シンチ撮像、退院
こんな予定です。
また、治療室に持ち込んだものは全部捨てなければならない。早めに捨てていいものを見繕って、揃えていかなくては。
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2018年05月24日(木)
最下位独走固め [雑感]
昨日は乱闘シーンを見たかったなあ。
因縁の阪神対ヤクルトやからねえ。
今日は昨日と打って変わっていい天気。
でも、ヤクルトはきっちり負けました。
最下位独走態勢、固めてきてますなあ・・・。
◇ ◇ ◇
今日は寮1の17時間バイト。
料理長のSさんとけっこうしゃべった。
「藤井さん、これから水曜と木曜、ずっと交代ですか。」
「いやいや、今回は特別です。昨日は野球を見に行く予定で、Kさんに代わってもらったんです。」
「そうやったんですか。」
「ボク、ヤクルトファンなんですよ。京都にはほとんどおらんと思いますけど。」
「そんなことないでしょう。」
「いやいや、そこらにいる人に向かって『ヤクルトファン、てーあげて』ゆうても、絶対だれもあげませんよ。」
「それは、ヤクルトファンとわかったらいじめられるしや。」
「うまい!」
Sさんがヤクルトファンの心情をよく理解されていてビックリ。
「うちのヨメさん自営業してるんですけど、水曜が定休日なんです。ボクはここに水曜勤務でしょう。そやから、二人で出かけるのがむずかしいんですわ。たまには二人で出かけたいし、Kさんと代わってもらったんです。」
「そら、大事なことや。」
「まあそんなこと、1か月に1回か2か月に1回あったらいいんですけどね。」
「なんでー。あと40年も生きられへんにゃから、毎週でも行ったらよろしい。」
「40年! 102歳。それは絶対にないなあ。」
「いやいや分かりませんよー。とりあえず、行けるときに行っとかにゃー。」
癌宣告を受けたときは2年後、遠隔転移してないことが分かった時は5年後を自分の終末のメドに考えていた。
何の根拠もなく、ただ「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってくださる方は多いが、それならいっそのこと、Sさんのように「あと40年は生きられんやろ」とか言ってもらう方が気が楽。
4人兄弟(姉妹)の中で一番お気楽な末っ子で、絶対に一番長生きすると思いこんでいたが、私もヤクルトと同じ「最下位独走」なのかも・・・。
乱闘してでも復活したいなあ。
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2018年05月23日(水)
4か月ぶりのデート [家族]
1月末以来、4か月ぶりの夫婦デート。
「京都キャロット」定休日の水曜は、私が寮の管理代行のバイト日。そのため、二人いっしょに出かけることができなかった。
だいぶ前から計画を立て、バイト日をもう一人の代行バイトさん(木曜担当)に代わってもらうことにした。
目的は三つ。
一つは、ヨメさんが前から見に行きたいと言っている映画。
もう一つは、私が行きたいと言っている野球観戦。
それと、もちろん家では食べられないおいしいものを食べること。
結果。
映画は、私が見たかった「のみとり侍」に。(ヨメさんは見る映画にこだわりはない。)
おもしろかった。ヨメさんは見終わってひと言、「豊悦にやられたい」。おー、なんと生々しい!
野球は雨天中止。楽しみにしていた阪神対ヤクルト(甲子園)。めったに取れないレフト外野指定席の「最前列ペア席」。フェンス後ろの席なのでテレビに映ったかもしれないし、山田哲人選手のホームランボールも取れたかもしれない。あー、残念過ぎる。
食事は、イオン京都桂川のレストラン街を3周してやっと決めた。中華料理の「梅蘭」さん。ちょっと変わった焼きそばが食べられて満足。二人で、4時半から生ビール飲ましてもらいましたわー。
野球が中止で私はガックリだったが、ヨメさんが映画と食事を喜んでくれたのでそれで良し。
野球には、また付き合ってねー。さあ、また計画たてようっと。
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10時半過ぎに家を出て、京都バスで国際会館前(160円)、地下鉄で京都駅(290円)、JRで桂川駅(160円)。桂川駅から「イオン京都桂川」の入り口まで直結。
雨が降り続いていたが、バスに乗った後は傘を差さずにずっと行くことができた。
予報では、いったんきつい雨になった後、夕方から小降りになりやがてやむらしい。それを願って、ゲーム開催の最終判断が出るであろう4時ごろまで、ここで待機するしかない。
映画まで30分ほどあったので、フードコートでちょっと早めのお昼ごはん。
二人とも600〜700円くらいの安いのを急いで食べた。私は海鮮丼系、ヨメさんはカツ丼系。
「のみとり侍」は12時05分からということだったが、予告が多く、実際に始まったのは12時20分くらい。それから1時間50分。
久しぶりの夫婦50割引きで、二人で2200円。それだけ払う価値があるおもしろい映画だった。
私は阿部寛が大好きなので、映画の内容より阿部寛のしぐさを観察するのが楽しい。豊悦から指南を受けて、寺島しのぶに再挑戦するとき、いきなり唇を下から上にペロンと舐めたのがものすごくかわいかった。私が選ぶこの映画のベストシーンです。
ヨメさんは、もっとエロい映画だと期待していたようだ。それでも、豊悦のエロさだけでもう十分という感じでもあった。それぞれが注目するところがちがうというのがまたおもしろい。
2時10分ごろに出てくると、すごい人だかり。
この場所は立地的にはよくはないと思っていたが、平日のお昼にもかかわらず、映画館もショップにもたくさんのお客様が見られた。
のどが渇いたので、ちょっと一服。
私マックシェイク(120円)、ヨメさんはレモンティー(100円)。
阪急・洛西口駅から4時11分の電車に乗るつもりだったので、4時前まで各自ブラブラ。ヨメさんは百均に行ってきくちゃんのキュッキュちゃんを買ったり、アクセサリーのお店でおかあさんへの母の日プレゼントを買ったりしていたようだ。
私は欲しいものがなかったので、本屋さんで立ち読み。
そうこうしているうちに4時前に。
「さあ、阪急の乗り場へ」というときに、ヨメさんがスマホで調べてくれた。
「たった今、中止発表!」
「そうかー、阪神園芸さんの力をもってしても無理やったか。しゃーないなあ。まだ阪急に乗る前に中止が分かってよかったやん。」
そう言いつつも残念でしょうがなかった。
なんちゅうたって、外野フェンスのすぐ後ろの席ですよ。
ここですよ、ここ!
もう二度と、こんなええ席は取れへんでしょうね。
運がないわー。
まだ4時を少し過ぎたところだったが、「夕方だけビールが安くなってるお店はないかなあ」とウロウロ。レストラン街を3周してしまったが、安いところはなかった。
「甲子園行ってたら、1杯700円くらいのビールを3杯は飲んどるやろしなあ。」
ということで、「ビールが安い」から「家で食べられないもの」重視でお店選び。そこで目に留まったのが、具をかたい焼きそばで包んだ「梅蘭焼きそば」。これはおいしかった。
私は、焼きそばに炒飯、ふかひれスープ、杏仁豆腐が付いた菊セット(1390円)。ヨメさんは海鮮入り焼きそばと杏仁豆腐のCセット(1620円)。ヨメさんが高いのを食べたみたいやけど、実際は高い方のほとんどを私がいただきました。
生ビールは570円。私は2杯、ヨメさんは1杯だけ。
せっかく車を置いてきたのだから、これくらいは飲まないとね。
(あとで調べると、甲子園球場のビールは650円のようだ。)
ぜーんぶ合わせて、税込み5098円。4か月ぶりのお出かけやから、これくらいはいいでしょう。
中途半端な時間に入ったので、広いお店を貸し切り状態。
ゆったりとした気分で食べられたのが何よりよかった。
予算の都合でそうたびたびは無理だが、また二人で行きたいね。
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【今日のきく】
野球を見て、11時過ぎに帰る予定だった。
ところが中止のために早帰り。
きくちゃんのためには、これでよかった。
いつもの二人引きでお散歩へ。
もうやんだと思っていたのに、けっこうきつい雨に。
また、ビチャビチャになってしまいましたわー。
なぜかきくちゃんもガックリ。
私のガックリ具合がうつってしもたんかなあ。
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2018年05月22日(火)
ますみに訊け! [家族]
「なんでも私に聞き!」とヨメさん。
「開高健の『風に訊け』か?」と私。
GPS腕時計の充電ができなくなり困っていたところ、ヨメさんが「ネットで調べたらすぐ解決する」とアドバイス。
調べると、充電の接触部をきれいにすれば復活すると書かれていた。きれいにすると、ほんとうに充電開始。そしてしばらくすると充電100%に。もうあきらめかけていたのに、ちゃんと使えるようになった。
ますみ様、ありがとうございました。
これからは、何でも「ますみに訊け!」で行きましょう。
ちなみに、開高健の「風に訊け」は、週刊プレイボーイ誌に連載していた人生相談を1984年にまとめたもの。(1984年といえば、私の結婚の前年です。)
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充電完了となれば、少しでも走らなくては。
まだ腰痛がひどいが、5kmくらいならだいじょうぶ。
夕方5時から、走りなれた十王同橋往復コースへ。
今日も比叡山に向かって。
今月は練習量がガタッと減ったせいか、走り始めがすごくしんどい。
お昼はめちゃくちゃ暑かったが、夕方からはだいぶ涼しくなった。
5分31、5分20、5分28、5分13、5分22で26分55秒。
まあまあ走れた。
2kmほどダウンジョグして帰ってくると、いつもの場所にいつものネコちゃん。
「帰ってきてくれたんかー。ゆっくりしていってねー。」
ネコちゃんが遊びに来てくれる家は、きっといい家なんでしょう。うれしい。
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【今日のきく】
今日の夜のお散歩は二人びき。
うれしくなって、はりきってます。
「きくちゃんも、困った時は「オバサンに訊け」やでー。」
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2018年05月21日(月)
通知簿 [昔話]
今日、旧事務所に廃品処理業者が入っているはず。
(私は臨時で寮の管理の24時間バイトのため、実際どうなったのかは分からない。)
必要なものは昨日までに持ち出さなくてはならなかった。そのため土曜の夜と日曜の夜、出張販売のさなかに無理して整理に行っていた。私の腰痛がひどくなったのは、中腰で作業をしていたせいもある。
ヨメさんは「ぜんぶほかし」と言う。
(関西以外の人には分かりませんよね。「ほかす」は「捨てる」という意味です。)
「どうせ、もうじき死ぬんやから」とは言われませんでしたが・・・。
とりあえず写真は全部救出。ほかすにしても、もう一度見てからほかしたい。
本は半分以上ほかした。でも、またアイソトープ治療のときに「捨ててもいい本」を持ち込まんなん。ひどい場合は毎年入院治療が必要だから、ちょっとは残しとかなあかん。
服は全部ほかす。なんちゅうても21年以上前のものばかり。(いなかに10年+今の家に11年のその前からあった服。)全部きれいに洗っておいてあるので着られないことはない。でも、さすがにこれはもういらん。
あとは、大事な大事な通知簿(正式名は「通知票」)。
「たしか、オール5ちゅうのんを1回取ったったことがあるはずなんやけど・・・。」
しかし、それはなんぼ探してもない。夢見とったんかなあ。
「この抜けてる年にオール5が・・・」、そんなことないか。
小3の時の木村先生(年配の男性教諭)は、「まじめに努力する態度を養いたい」「気ままな面」「態度にきままなところ」とか書いてはるなあ。よう見てくださる、いい先生でした。
中学3年間担任してくださった中古賀先生(若い英語の男性教諭)は、最後まで「慢心にならぬよう」と注意してくださっている。「大海に出て大魚に成長されることを期待します」と。いい先生でした。
「大海」には出てへんけど、マラソン「大会」にはいっぱい出て、そこそこ入賞しとりますよ〜ん。(小魚!)
まあ「オール5」は幻想やったとしても、小3も中3も一日も休んでへんのがえらいね。めっちゃチビやったのに。(関係ないか。)
話は変わりますが・・・。
私の3台目GPS腕時計の具合が悪い。ついに充電できんようになってしもた。昨日の「奥びわ湖」が最後の晴れ舞台になるんでしょうか。
60の還暦祝いに買ってもらったものだから、まだ2年5か月なのに。前の2台も同じように充電できなくなり、使えなくなった。
「こうじさんは、人のエネルギーを吸い取って生きてるからなあ。機械系のエネルギーもみんな吸い取ってしまって、こわしてしまうんやわ。」
「そうなんかなあ。」
「私のエネルギーもみんな吸い取って、私はボロボロやわ。こうじさんが死んだら、急に元気になるんやろなあ。」
「なんちゅうことゆうねん! でも、そうかもしれん・・・。」
変に納得。
私の人生の自己採点の通知簿は、「オール5」とは言わんけど、「5と4が半々、3がひとつ」くらいですかねえ。自分にも他人にも大甘な私ですから。
でも、ヨメさんが評価したら「オール1」に近いんでしょうね。そら、33年もエネルギー吸われ続けたらきついわねえ。
「ご苦労、お察しします!」
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※ 通知票の氏名ゴム印が「藤井広司」になっている。それも「広」が「まだれにカタカナの『ム』を手書き」。これは、私の戸籍名「まだれに『黄』の字」がなかったからだと思う。活字の「廣」とも少しちがうので。
でも、手書きするなら正しい表記で全部手書きしてくれたらよかったのに。
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2018年05月20日(日)
第38回奥びわ湖健康マラソン [ランニング・出張販売]
ふつうの車いすランナー・川畑さん(大阪)。
15kmの部のスタート前にお見かけし、「お話させてもらっていいですか」と声をかけさせてもらった。
奥様といっしょに待機されていたのだが、すごく実のあるお話ができた。ご夫婦とも気さくな方で、私の話を親身になって聞いてくださった。
もちろん、その中身は「ふつうの車いすランナー・下山さん」の件。私との出会いから話し始め、ふつうの車いすではほとんどの大会で出場を認められないことを主に話させてもらった。
川畑さんも同じ悩みを持っておられたが、今までいくつかの大会でふつうの車いすでの出場を認められたとのこと。この「奥びわ湖」も前もって問い合わせたが、「どうぞ出場してください」と大歓迎されたそうだ。もうそれだけでも、いい大会だと感じます。
また、目標にしている「ふつうの車イスランナー」がおられることも教えていただいた。神戸のHさんという方(50歳代)は、ハーフを1時間半くらいで完走されるらしい。日常生活用で、重くて太いタイヤの車いすでですよ。
関西には、ふつうの車いすでも出られる大会がけっこうあるらしい。(残念ながらフルはなく、ハーフ以下の距離のレースではあるが。)
「下山さんにもぜひ出てもらいたい」とお誘いを受けた。年齢も下山さんに近いようだ。下山さんと川畑さんのお二人が並んで走っているところ、見てみたいですねえ。早く下山さんにメールしなくては。
スタート前に、私といっしょの写真を奥様に撮っていただいた。本当は、ご夫婦の写真を撮りたかったんですが・・・。
今度お会いした時に、また交渉してみよう。
◇ ◇ ◇
川畑さんがこのブログを見てくださると信じ、今までの下山さん関連の主な記事をピックアップ。
「なぜ車イスだけが、ダメなんでしょうね」」2012年9月11日
「マラソン大会から車イス使用者を排除することは社会から排除するのと同じではないのか」」2012年9月15日
「下山さんに申し訳ない」2012年9月21日
「普通の車イスランナー・下山さんの決意」2014年2月22日
「『かつしか』でお会いしましょう」2015年3月5日
「第4回かつしかふれあいRUNフェスタ」2018年3月11日
こんなところでどうでしょう。
どの記事も長くて見るのが大変でしょうが、見てくださーい。
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朝6時出発予定が、もたもたしていて6時7分。
それでも会場(旧西浅井町役場)到着は7時25分。近いと焦ることがないので楽。
今年は、ランニング用品系はうちともう1店舗だけの出店だった。
15kmに2000人、5kmに500人の参加だが、受付が混雑することはなくスムーズに。
この大会はなんでもシンプル。
タイム計測なし、記録証なし、ナンバーカードは前だけ、参加賞も小さめのタオルのみ。これで十分です。
今日はヨメさんがおにぎりを作って来てくれて、運転しながら2個とも食べた。それでも物足りなかったので、赤飯を買ってきて腹ごしらえ。今日は順位を争うレースではないので、お腹いっぱい食べてもだいじょうぶ。
9時半ごろからアップジョグに。
いつものワンちゃんコース。
「ひょっとしたら今年は会えへんかも・・・」と心配していたが、ちゃんと会ってきました。ガリガリになっていたのが気になったが、また来年までしっかり生きてね。
会場のトイレは混雑していたので、すぐ近くのJR・永原駅のトイレを借用。こちらはすいていた。
この大会に出店させてもらうようになって7年目。
出店場所が同じなので、毎年顔を出してくださるお客様も増えた。あがたいことです。
10時10分ごろにランナーが動き出した。
「えっ、もうはや移動かいな。」
15kmの部は、スタート地点が500mほど先。プログラムにはスタート10分前の10時20分に整列と書いてあったので、このころから移動される方が多かったようだ。
私も前に並びたかったので、いつもより早めにスタート地点に向かった。
たぶんすでに私の前に1000人以上。追い抜けそうになかったので、左側にある歩道を駆け抜けていった。
その時、チラッとふつうの車いすのランナーが目に入った。
「これは素通りはできん。こういう時に話をせんことには」と思い、引返した。
いきなり話しかけられて戸惑われたとは思うが、やはり話しかけさせてもらってよかった。今までいろいろな大会に出場してきたが、車いすランナーと「いっしょに走った」経験は、「マラソンに挑戦する会」(金沢)、「阿波吉野川マラソン」(徳島)、「かつしかふれあいRUNフェスタ」(東京)の3大会のみ。今日でやっと4大会目。そんな貴重な体験を、取材しないわけにはいかない。
東京の下山さんを紹介する話をしていて、途中で「これは完全に自分の自慢話みたいになってるなあ」と思った。
「長距離夜行バスで東京・金沢を往復してフルマラソンに参加」とか「泊まる場合はネットカフェ」とか、「フルを4時間半ちょっとで完走」とか。
「ところで、その下山さんとあなたはどういうご関係?」と聞かれると言葉に詰まってしまう。
「まあ、ちょっと変わったオッサン同士ということで・・・。(一回りも年下の下山さんに、「いっしよにしないでください」と怒られそうですが。)」
※ついでに、「第34回阿波吉野川マラソン〜新しいともだち〜」2012年10月21日 も見てください。
10時30分、15kmの部がスタート。
私はずっと5kmの部に出て続けていたので、15kmは初めて。でも出られた方にお聞きすると、「景色が抜群で、ずっとフラットで走りやすい」とのこと。ということは、絶好調時ならキロ4分半で1時間7分、不調時でもキロ4分50秒で1時間12分くらい・・・。
それが頭に残っていたので、スタート前に川畑さんから「今日はどれくらいで?」と聞かれたときに、見栄を張って「1時間7分で」と答えてしまった。
なんでやねん。腰痛最悪で、靴下履くのにかがめへんゆうてるのに。この「見栄」が、だんだんと効いてくることになるとは・・・。
自分ではかなり前のほうに並んでいたつもりだったが、スタートラインを超えるのに55秒もかかってしまった。
最初の1kmは4分22秒で行けたが、そのあとはガクンと落ちて4分50秒。
「えっ、このペースやと最悪想定の1時間12分も無理やん。」
そのあともスピードアップを図るが、アップせず。
今日はかなり涼しくなるとの予報だったが、日なたはかなり暑い。これがスピードアップできない理由か。いやいや、やっぱり腰痛のせいですね。
折り返してきたトップ。
今年は、1位の選手に宿泊券が贈呈されるらしい。
これは、私は反対。
この大会は「健康マラソン」と銘打って、タイム計測も順位表彰もしないはず。中途半端な「優勝者のみたたえる」はやめたほうがいい。どうせするのなら、「全参加者(または全完走者)の中から抽選」でしょう。健康マラソンですから。
7km過ぎで折り返し。
つまり、往路は8km近くある。
この大きな木を折り返し点に決めたため、スタート地点が前のほうになったようです。
「折り返してからの残りのほうが長い」ちゅうのは、ちょっとしんどいですねえ。
折り返すと、急に走りやすくなった気がした。
ほとんど風はないように思っていたが、若干帰りは追い風になっていたのではないのだろうか。
川畑さんに遭遇。
もっと差をつけていると思っていたが、そんなに大きな差は空いていなかった。
川畑さんは、まずまず順調な走りに見えた。
10km、48分19秒(23分57秒)。
残り5kmを24分で行っても、1時間12分を超える。
「今日は景色を見ながらゆっくり」のはずだったのに、「1時間7分で」と宣言したばっかりに、「これではかっこ悪すぎる」と思えてきた。
そのあとは自分のターゲットに出来そうなランナーを、一人食いまた一人食いしてがんばった。
最後のほうも、何回も抜きつ抜かれつの男性ランナーと競い合った。
そのおかげで、最後の5kmはかなりのスピードアップができた。
最後が直線で、ゴールアーチが見えるのがいいですね。
ここでラストスパートするランナー多し。私もがんばったつもりだったが、例の「抜きつ抜かれつさん」に最後はかわされてしまった。
ゴールは1時間11分50秒(23分30秒)。
何とか、最悪想定の1時間12分が切れたからいいか。
この大会名物の手書き完走証。
みなさん、ものすごくていねいに書いてくださっています。ありがとうございます。私はこれを毎年楽しみにしています。
ゴール後はコースを逆走し、応援へ。
私に「15kmの部は景色が抜群ですよ」と教えてくださった相馬さん。
いつもの軽快な走りだった。
そのすぐ後ろに川畑さん発見。
今日は、1時間半切りが目標だったそうだ。
余裕で8分残しのゴール。
その表情からは、ほとんど疲れておられないように見えた。
出店テントに戻ろうとすると、お隣のテントにかわいいワンちゃん。大型系雑種犬に見えたけど、ちがうんでしょうか。
飼い主さんがどの方が分からなかったので、勝手に写真を撮らせてもらった。たぶん、次はうちのテントに来てくださるだろうと思って。
ところが、このワンちゃんの飼い主さんはうちにはご来店なさらず。ワンちゃんのお話を聞こうと思っていたのに、残念!
店に戻ってしばらくすると、川端さんご夫妻がごあいさつに来てくださった。
「走った後すぐにお仕事で、たいへんですね」と川畑さん。
「安心してください。この人は仕事なんか一切しませんから」とうちのヨメさん。
「仕事するふりするのもたいへんなんですよ」と私。
また、「抜きつ抜かれつさん」もご来店。
「ずっと抜きつ抜かれつでしたよね」と話しかけたが、私の存在はまったく意識の中にはなかったようだ。しかし、その言葉をきっかけにいろいろと話しこんだ。
20代だと思いこんでいたその男性ランナーは42歳。まだ走り始めて4年とおっしゃっていた。「練習ではキロ5分を切ったことがないのに、レースになると速く走れるんですよ」ともおっしゃっていた。
こんなふうに、同じレースを走った者同士がすぐ友だちのように話せるのがマラソン大会のいいところ。
商売的にはほとんど役に立っていないかもしれないが、マラソンの話なら何でも対応できるところが私のいいところである。
毎年のことだが、JRで来られるランナーも多い。
今日が、一年で一番乗降客が多い日かも。
1時ごろから片付け始めて、2時半ごろ会場出発。
今年は商品の品ぞろえが芳しくなかったが、その割には売り上げは健闘。楽しみに待ってくださっているお客様が多くいてくださっているということ。その期待に、こちらもこたえられるようにがんばらないと。
遅いお昼ごはんは、「道の駅・マキノ追坂峠」へ。
びわ湖がきれいに見える「おうさかとうげ」やと思っていたら、「おっさかとうげ」と読むんですね。
私は「エビフライ定食」(980円)。
ヨメさんは「チキン南蛮定食」(980円)。
きれいな景色を見ながら、ゆっくり食べることができた。
帰りも近いですから。
先週寄ったばかりの「道の駅・くつき新本陣」へ。
もちろんお目当ては、「ひだまり堂」のパン。
あと、お漬物がなくなったので梅干しなども買った。
それと、ヨメさんは庭に植えたトマトとしそ用の腐葉土を買っていた。
寄り道して帰ったのに、家に着いたのは5時。
朝出るもそんなに早くなく、帰りは早く帰れる。天気さえよければ、大会規模の割にはまあまあ売れる。「京都キャロット」にとっては、本当にありがたい大会です。
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【今日のきく】
オバサンの家庭菜園づくりに付き合ったげているきく。
なぜか、憂いのある表情・・・。
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