2018年05月14日(月)
羽二重餅の思い出 [家族]
前にも同じことを書いたかもしれん。
私が小さい時のこと。
おとちゃん(父)が農協に勤めていて、毎年福井へ杉苗を仕入れに行っていた。そのときのおみやげが決まって羽二重餅。
初めて食べたときから、「こんなおいしいもんがあるんか」と思っていた。
大人になってから福井に行くことがあり、当たり前のように羽二重餅を買った。ところが、小さい時に食べた羽二重餅とちょっとちがう。
おとちゃんが買ってきた羽二重餅は、桟で仕切られていた。ところが最近の羽二重餅は、一つ一つ袋に入っている。それだけなら気にするほどのことでもないのだが、餅のなめらかさというのも乏しくなったような気がする。
「あの思い出の味にはもう出会えへんのか・・・」とあきらめかけていた。
ところが、昨日南条SAで見つけた「生羽二重餅」。
ピピピと来ましたねー。
昨日の風呂あがりに、ヨメさんと二人でさっそく食べた。
「これじゃ、これじゃ、この味と食感(触感)!」
おとちゃんのおみやげの羽二重餅は、こんな感じやったで。
今度福井に行ったら、おとちゃんに買うてかえったろ。
でも、喉に詰めて死ぬかもな。96歳やし。
こないだ、父は一時的に意識がなくなったらしい。
「おとちゃんが買うて来てくれた羽二重餅が一番好きやった」ということは、今のうちにちゃんとゆうとかなあかんね。
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【今日のきく】
前足を私の古いカバンに、後ろ足を私の新しい方のカバンにかけて熟睡しているきく。
無防備やねえ。
今日は、昨日濡れてしまったものを干すのがたいへんだった。
「寝てんと、きくも手伝ってくれよ。」
私は今日も体調すぐれず、RUNはなし。
夕方に干したシートをたたみに行くと、きくが「ウインドウ犬」になっていた。
店に来た人が、ビックリせんかなあ・・・。
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2018年05月13日(日)
第40回鯖江つつじマラソン [ランニング・出張販売]
朝4時40分起きで、4時55分出発。
自宅から名神・京都東ICまで約15km。
京都東IC〜鯖江ICまでは158.5km、4770円。かなり高い。
ただ会場が高速道を出てすぐなので、6時45分に到着。こんなに遠いのに、1時間50分で来れた。
昨日の時点の予報では午前中は降らないということだったのに、それがどんどん早くなってしまった。会場に着いたときにはもうかなりの雨。
テントを2つ立て、ブルーシートで車のバックドアとつないだ。これで何とかお客様に見ていただけそう。ただしみなさん体育館に入って行かれ、こちらをのぞいてくださる方は少なかった。
選手受付は7時から。
短いレースに絞った練習はできていないのと、頭痛が続き体調がもひとつなこともあってDNSということも考えた。でも、せっかくやしねえ。目標の21分切りができたら、ぎりぎり10位以内入賞もあるかもしれないし。
受付をした後、体育館のトイレへ。
まっさらなきれいなトイレで気持ちよかった。
9時35分にハーフの部がスタート。
朝にごあいさつに来てくださった、三重の林さん。林さんは、サンショー(3000m障害)つながりの走友。
今年のインターハイ陸上が伊勢で開催なので、見にいく約束をした。林さんは審判をされるらしい。(ただし、インターハイの時期は私の入院時期と重なる可能性あり。)
元取引先におられたRさん。この大会の常連さんです。
元気そうににこやかに走っておられた。1年に一度お会いできるだけでもうれしいです。
2kmほどアップジョグをしたのだが、頭痛はまし。雨が降って呼吸がしやすいので、とりあえずレースには出ることにした。
5kmの部は10時5分スタート。
10分前に集合場所に行くと、同い年最強の北出さん、2年前にゴール前デッドヒートだった山本さんが見つかった。
北出さんは、スタートラインに並んだ時にメガネを落としたことに気づいていないというおとぼけ。拾った女性ランナーから預かったメガネを渡すときに、今までのおとぼけの数々を教えてもらった。これでスタート前の緊張が解けた。
スタート直後に、もう北出さんの姿は見えなくなってしまった。でも山本さんがすぐ前に見えたので、山本さんを目標にして、離されないようにがんばって走った。
最初の1kmは4分05秒。このペースを落とさないように。
しかし、このあとは4分17〜4分20秒ペース。
折り返してきた北出さん。
いつものフォアフット走法。大迫選手ばりの軽やかな走り。
山本さんとは、この時点ではわずか20mほどの差。
後半がんばれば、追いつけるかも。2年前のデッドヒート再び!
しかし、強いランナーは後半が強い。山本さんとの差はどんどん広がっていった。
残り1km地点で17分ちょうど。最後の1kmを3分台は無理じゃろう。
ゴールは21分17秒。
「ギリギリ入賞行けたんちゃうん?」
完走証をもらうと、部門14位。
「今年はレベルが高かったんやなあ。」
ダウンジョグをしながら、競技場の周りを一周。
もちろん、体はビチャビチャ。
車の中で着替え。
その時、「こうじさん、峯田さんが帰ってきやはったわ」とヨメさん。
「ボク着替え中やし、写真撮ってきたげて。」
10kmに参加されていた速歩まんさん。
私のカメラが曇っていて、ちょうどお顔のところにボカシがかかったみたいになってしまった。
もう一枚は、まあまあいい感じで撮れたかな。
速歩まんさん、ヨメさんの合格祝いまで持って来てくださってありがとうございます。今日は雨の中の仮装、お疲れさまでした。
雨はやむどころかますますきつく。
まだハーフのランナーが走っておられたが、早じまいすることにした。雨は全然小降りにならず、二人ともずぶぬれになっての後片付けだった。
片付け終わったのは、最終ランナーがゴールされた12時20分ころ。こんなに早じまいしたのは初めて。
高速道に入りすぐの南条SAへ。
普通のお昼ごはんの時間にSAに入ることはめずらしい。超満員でビックリ。座るところもないくらいに混んでいた。
私は「餃子&塩中華」(980円)、ヨメさんは「味好み・ソーカツ」(980円)。
「つうは冷たいお蕎麦を食べる」と意気込んでいたが、さらに体が冷えて具合悪そうだった。ソースカツ丼のほうはおいしかったらしい。
「生羽二重餅」(756円)というのが売ってあったので、即買い。
私の理想の羽二重餅に近いような気がして。
帰りは急がないので、高速道は鯖江から敦賀まで(1420円)。
そこから国道におり、今津・朽木回りで帰ることにした。この道は運転に慣れているので、大雨でも平気で楽々。
途中、道の駅・くつき新本陣へ。
おいしそうなパンが売ってあったので、一つだけ買って食べた。これがまたおいしくておいしくて・・・。
調べてみると、このすぐ近くでパン工房を開かれた「ひだまり堂」さんのパン。この道はよく通るので、また次も買いたい。
こんなかわいいスマホケースも売ってあったので、真樹のおみやげに買った。ヨメさんからは「絶対買ったらあかん」と言われたのだが。かわいいのにね。
こんなお買い物の楽しみでもないと、今日の雨はしんどすぎたわ。
国道で帰っても、4時前には家に着いた。
距離も行きしより40kmほど短く、高速料金3350円の節約。
これからも節約できるところは節約していかないとね。
今日の晩ごはんのおかずは、南条SAで買った「ざぶとん揚げ」(515円)。
すごいボリュームがあり、食べ応えがあった。味もよし。
これは安くておいしいおみやげだった。
レースのタイムは目標に届かず、店の売り上げは微々たるもの。
そんなことゆっててもしょうがないので、しっかり食べて、また次にがんばりましょう。
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【今日のきく】
このごろ、ちょっと耳が聞こえにくくなったよう。
大きな声で呼んだら、やっと「なに?」というような顔をして振り返る。
その顔がまたかわいい。
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2018年05月12日(土)
喜べない体重増 [雑感]
今日の風呂上りの体重測定で、目標としていた59kgに到達。
しかし喜べない。
おとといの早朝から夜12時前までバイト。
昨日も早朝から今日の朝までバイト。
17時間+24時間、よく働いた。
今日は、朝帰りのあとはたっぷり時間があった。でもまたちょっと頭が痛く、走りに出る元気はなかった。
3日連続ランニングなし。にもかかわらず、モリモリ食べて・・・。これで体重が増えただけ。
全然喜べない。
もう一回絞って、またやり直し。
走りながらの59kgにしないとね。
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朝7時前に家に帰りつくと、きくちゃんが「おちゃんぽですよね」としっぽブンブン。
しゃーないしそのままお散歩へ。
いつも行く幡枝の大きな公園まで。これは30分くらいのコースかなと思っていたら、40分コースだった。ちょっと長すぎかも。
夕方から、明日の「鯖江つつじマラソン」のための荷物積み込み。
「きくちゃん、明日は雨らしいわ。また売れへんかったら、きくちゃんのごはんが少なくなるしなー。」
いやいや、それはかわいそう。自分らのごはん減らしてでも、きくちゃんにはしっかり食べてもらいますよ〜ん。
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2018年05月11日(金)
「殺処分ゼロの定義」って? [わんこ・にゃんこ]
◎日本経済新聞5月3日朝刊
殺処分ゼロの定義明確化
環境省方針 事故や感染症防ぐ
環境省は、自治体が掲げる犬猫の「殺処分ゼロ」の定義を明確化し、譲渡が難しいケースを除外する方針を固めた。引き取った人がかまれる事故や感染症の流行を防ぐのが狙い。今年度に改定予定の動物愛護に関する指針に盛り込みたい考えだ。
2012年に改正された動物愛護法では殺処分がなくなるよう、都道府県などが引き取った犬猫の譲渡に努める義務が明記された。これを受け、都道府県や政令市など42自治体が「殺処分ゼロ」を目指して活動。13年度に約12万8000匹だった殺処分数は16年度には約5万6000匹に減った。
一方で、環境省が集計・発表している殺処分数には譲渡に適さない個体や保護中に死んだ個体もカウントされるため、完全にゼロにはできない課題も出てきた。16年度の殺処分のうち、病気や攻撃性を持つことから「譲渡が適切でない」と見なされた犬猫は約1万6000匹に上った。自治体によっては、「殺処分ゼロ」を急ぐあまり、動物愛護団体に次々に譲渡し、シェルターが過密状態に陥るケースもあるという。
環境省としては、譲渡が難しい個体の殺処分はやむを得ないとの考え。東京都など「殺処分ゼロ」を目指す自治体の一部は、既に対象を譲渡に適した犬猫に絞っており、同省も譲渡困難な犬猫を除いた集計を本格的に実施することにした。
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今日は寮の管理代行24時間。
恒例の朝日・日経チェックをしていたら、変なニュースを見つけた。
「殺処分ゼロの定義明確化」・・・、はあ?
「病気や攻撃性を持つことから『譲渡が適切でない』と見なされた犬猫は約1万6000匹に上った」・・・、はあ?
「殺処分ゼロ」はタダの数字合わせの目標だったんですか。理想を追い求めることなく、帳尻合わせみたいなごまかししてどうすんねん。
これから目標を「殺処分ゼロ」ではなく、「殺処分そこそこ」にするつもりですか。
それができない一番の理由は、費用の問題だと思う。
それなら、狂犬病注射を廃止して浮いてくる年間約180億円を回したらいいと思う。「狂犬病に感染した犬・猫が日本に侵入する確率は4万9444年に1回」だそうです。(下の記事を見てください。)
狂犬病注射か、それに相当する額を寄付するかを選べるようにしてはどうでしょう。仮に半分の約90億円が不幸な犬猫に回せたら、たとえ病気や攻撃性を持っていたとしても全員助けられるんじゃないでしょうか。
私のモットーは猫侍と同じ。
「人は斬れども猫は斬らず」
私は赤の他人の命より、犬猫の命のほうがよっぽど大事と本気で思っているヘンタイです。
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◎毎日新聞5月10日朝刊・くらしナビ ライフスタイル
狂犬病注射 最適な方法は
国内で60年以上発生がない狂犬病だが、狂犬病予防法ですべての犬に登録と年1回の予防ワクチン接種が義務づけられている。しかし、科学的妥当性や犬の体に与える副反応の影響などから、将来の義務接種見直しについて、議論が起きている。
●日本では義務接種
狂犬病は人を含む全ての哺乳動物が感染する病気。狂犬病ウイルスを持つ哺乳動物にかまれたり、傷口をなめられたりすることで感染する。感染後、速やかにワクチンを接種することで発症を防げるが、発症すればほぼ100%死亡する。アジアやアフリカの発展途上国を中心に、毎年5万人以上が死亡していると推計される。
狂犬病の撲滅に向け、まずは人にとって身近な犬の狂犬病を抑えることが重要と考えられている。日本では1950年に狂犬病予防法が制定され、飼い犬の登録と予防注射が義務化された。こうした対策で発生は急激に減り、57年の猫の感染報告を最後に、国内での感染例はない。現在まで続く犬の義務接種は、海外からのウイルス侵入に備えるためのものだ。
しかし、オーストラリアやハワイ、英国といった日本以外のほとんどの清浄国・地域(狂犬病の発生がない国・地域)では、犬の予防接種が義務づけられていない。
●低い侵入リスク
「他の清浄国と比べても、日本への侵入リスクは極めて低い。将来の義務接種の見直しを含め、科学的な検証に基づいた議論を始めるべきです」。今年2月、横浜市で開かれた獣医内科学分野の学術大会で、東京大の杉浦勝明教授(獣医疫学)はこう呼び掛けた。杉浦教授らのチームは昨年、狂犬病に感染した動物が日本国内に持ち込まれる確率は「約5万年に1回」とする論文を英科学誌に発表した。
論文では、在日米兵が基地内に持ち込むペットを含め、年間約9100頭の輸入犬・猫について検証した。現在の検疫体制では、狂犬病の予防注射や抗体検査をしたうえ、180日以上の待機などが必要だ。ここで感染を見つけられず検疫をすり抜けるリスクについて、輸入元での感染率などを基に、国際的に使われる計算方法で試算した。その結果、狂犬病に感染した犬・猫が侵入する確率は4万9444年に1回だった。
侵入経路としては他にも、検疫書類を偽造した密輸▽北海道に停泊するロシア船員が犬を連れて下船▽貨物船に迷い込んだ犬・猫が上陸−−といったリスクを指摘する声がある。こうした懸念も考慮し、不正に入国する犬・猫が仮に全体の20%に達した場合を試算しても、侵入の確率は249年に1回にとどまった。
長く発生のなかった日本では、発症動物の診断や初動対応が遅れる恐れを指摘する専門家もいる。侵入した場合にどれだけ感染が広がるかの検証が必要だ。2月の学術大会では新たに、酪農学園大の蒔田(まきた)浩平教授(獣医疫学)が日本での拡散リスクについて発表した。
蒔田教授のチームは、現代の茨城県と北海道をモデルに、感染した犬1頭が日本に侵入した場合の拡散リスクを検証。すべての犬が予防注射をしていない▽国や自治体の初動対応が発生から1カ月後▽発症犬を飼い主が制御できず逃がしてしまう可能性が50%−−といった条件下で、最終的な犬の狂犬病発生頭数(中央値)は、北海道と茨城県でいずれも4頭だった。
蒔田教授は「感染は制御可能な範囲で収まり、大規模な流行が起こる可能性は低い」としている。ただし、一頭でも発症犬がいれば、人をかんで感染させる事故は起こりうる。蒔田教授は「現状では小規模な発生でも社会的パニックが起きるでしょう。犬への予防注射の是非だけでなく、発症動物を早期に診断するための獣医師教育や感染が疑われる人に接種するワクチンの備蓄など、総合的な対策を議論する必要がある」と話す。
実際、近年多くの先進国では、野生動物での発生や感染動物の侵入が見つかっても、ペット間で流行したり、人の死者が出たりする事態には至っていない。杉浦教授によると、予防注射で自治体や飼い主が負担するコストの総額は年間約180億円。侵入と拡散リスクの研究結果を踏まえ「輸入検疫の徹底と、万が一にも侵入を許した場合の早期発見・対策がより重要だ」と強調する。
●副反応で死亡も
現場の獣医師はどう捉えているのだろうか。近年、推定接種率は4〜5割程度と低く、全国の獣医師会は啓発に力を入れている。東京都内で開業する獣医師は「狂犬病が発生した時に最初に診察するのは獣医師。どんなにリスクが低くても可能性がゼロでない以上、毎年の予防注射は必ず続けるべきだ」と懸念する。
すべての犬に一律に義務づける現在の方法に疑問を感じている獣医師もいる。茨城県で開業する50代の獣医師は、自治体の集団接種も合わせて年間約700頭に予防注射を打つ。高齢犬や慢性疾患のある犬はワクチンによる軽い副反応でも重症化する恐れがあるほか、元気な犬が急なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)で死んでしまうケースもある。
「長い間狂犬病の恐ろしさは繰り返し強調されてきましたが、海外の状況やリスクに関する検証など、必要な情報が十分に共有されてこなかったと感じています」。ワクチンの有効期間も、日本で承認を受けているのは「1年間有効」のものだが、2〜3年は効果が持続する可能性が高いとする論文も昨年発表されている。実際に海外では「3年間有効」のワクチンが主流で、間隔をあければ、動物への負担も減る。
この獣医師は「将来的に義務接種を続けるにしても見直すにしても、まずは正しい情報を国民が知り、議論する必要があるのではないでしょうか」と話す。【曹美河】
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2018年05月10日(木)
きくと日の出 [わんこ・にゃんこ]
きくちゃんとしっぽり三日目。
しかし、今日はしっぽりしていられない。
朝5時20分起きで、きくのお散歩。
今日私は寮の管理代行のバイトで、夜12時前にしか帰れない。
本当は昨日だったのだが、そうするときくは朝6時から夜12時までの18時間も散歩に行けないことになる。それで、代行日を今日に変えてもらった。今日はヨメさんが夜7時くらいに帰って来てくれるので、それなら13時間ほど。
きくよ、これで何とかしんぼうしてくれい。
「きくちゃん、今はこんな早うお日さんが出てくるんやなあ。」
京都精華大学の校舎の裏から、太陽が昇ってきた。
「退屈やろうけど、オバサンが帰ってくるまで、かしこう待っててね。」
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2018年05月09日(水)
「憲法を武器として 恵庭事件 知られざる50年目の真実」 [映画]
◎「憲法を武器として」公式サイトより
[ 恵庭事件 ]
北海道恵庭町、自衛隊島松演習場。近くで酪農を営む野崎牧場の兄弟が通信線を切断した。 長年戦闘機や大砲の騒音被害を受け、牛の乳量が落ち、家族の健康が損なわれ、約束が守られなかったことからやむにやまれぬ実力行使だった。 国(検察)は自衛隊法121条「防衛の用に供する物」で起訴。 自衛隊の公然化を国民に突き付けた。
[ 恵庭裁判 ]
恵庭裁判は札幌地方裁判所で、3年半、計40回の公判が開かれた。 被告と弁護団は自衛隊と自衛隊法は憲法第九条に違反すると主張。 裁判所は1967年3月29日判決(辻三雄裁判長)「被告は無罪」としたが、自衛隊の憲法判断は回避、「肩すかし判決」と言われた。 50年後の今、「自衛隊と日本国憲法」が問われることになった。
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[スタッフ]
監督:プロデュース 稲塚秀孝
撮影:中堀正夫
編集:矢船陽介
音楽:足立美緒
後援:日本平和委員会
北海道平和委員会
協賛:学校法人 東放学園
[キャスト]
語り:仲代達矢
松崎謙二(野崎健美)
村上新悟(野崎美晴)
無名塾、劇団男魂、C.A.Wほか
[監督プロフィール]
稲塚秀孝
1950年北海道苫小牧市生、中央大学文学部哲学科卒。
1973年からテレビ番組製作を始め、現在:株式会社タキオンジャパン代表取締役。
■「二重被爆」(2006年)
■「二重被爆〜語り部・山口彊の遺言」(2011年)
■「フクシマ2011〜被曝に晒された人々の記録」(2012年)
■「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」 (2013年)
■「仲代達矢“役者”を生きる」(2015年・上映中)
◎毎日新聞2017年10月15日
「憲法の歴史的意義問い直す」 ドキュメンタリー映画を特別上映へ(一部省略)
「肩すかし判決」……自衛隊の憲法判断自体を回避
1962(昭和37)年12月、札幌市近郊の北海道恵庭町(現恵庭市)にある自衛隊島松演習場近くで酪農を営む野崎健美(たけよし)さん、美晴(よしはる)さん兄弟が、演習場内の通信線をペンチで切断した。射撃演習などの爆音被害で搾乳量が落ち、さらに家族が健康を損なっていた。再三の抗議もほごにされたことへのやむにやまれぬ実力行使だったが、兄弟は刑法の器物損壊罪より刑が重い自衛隊法121条違反(防衛供用物損壊)の罪で起訴された。
札幌地裁では3年半、計40回の公判が開かれた。野崎兄弟は裁判で「演習で生活権を脅かされた自分たちこそが被害者。自衛隊の存在そのものが、憲法9条と憲法前文に反するものである以上、自衛隊法は違憲無効な法であり、121条違反によって処罰されることはない」と無罪を一貫して主張した。
67年3月29日の判決公判で、辻三雄裁判長は「切断された通信線は『防衛の用に供する物』にあたらない」として無罪を言い渡した。同時に、自衛隊の憲法判断に関しては「121条の構成要件に該当しないとの結論に達した以上、弁護人ら指摘の憲法問題に関し、なんらの判断を行う必要がないのみならず、これを行うべきでもない」とした。自衛隊の憲法判断自体に踏み込まなかったことから「肩すかし判決」と呼ばれた。
核心迫る重大証言を発掘 時機を得た問題作
稲塚監督は北海道苫小牧市出身。中高生時代、恵庭裁判を通じて憲法・安全保障問題を考えるようになった。約3年前から野崎兄弟をはじめ、弁護団の内藤功弁護士、辻裁判長の遺族ら関係者を探しだし、地道にインタビューを重ねた。さらに公判記録や新聞記事などをつぶさに調べあげて、証言部分と再現ドラマで構成した迫真の法廷劇を作り上げた。
キャストは野崎兄弟を「無名塾」の松崎謙二さんと村上新悟さんが演じる。ナレーターを務める仲代達矢さんは「ドラマ部分のセリフのために全ての公判記録を調べ尽くし、膨大なインタビューの末、核心に迫る重大証言を得ている。『恵庭事件』という戦後の一場面の意味を今に問う力のある映画に仕上がった」とメッセージを寄せた。憲法学者で平和論を専門とする水島朝穂さん(早大教授)も「無罪判決なのに検察官は大喜びで、控訴もしない。半世紀の時を越えて日本国憲法の歴史的意義を問い直す映画が生まれた」と、時機を得た問題作を歓迎する。
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「恵庭事件」というのは、聞いたことはあるが、ほとんどその内容は知らなかった。自衛隊が合憲か違憲かが問われた裁判・・・。
もう書物で調べる粘り強さは私にはない。そんな時、映画化されるとありがたい。
「ふーん、そうやったんかー・・・。」
知らない役者さんばかりだと思ったら、あの無名塾の方たちだったんですね。
辻裁判長役が秀逸だった気がします。あの方も無名塾でしょうか。
映画の最後に辻さんの次女が出て来られ、「50年目の真実」を告白された。
「ふーん、そうやったんかー・・・。」
この映画を見て、ちょっとだけ賢くなりました。
「京都シネマ」での上映は11日まで。
ぜひ!
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土曜日に夏木マリさん来やはんにゃ。
あの「あやしさ」が好きなんやけど、今度の映画は大震災の被災者役。
なーんかなあ・・・。ちょっとなあ・・・。
北大路駅近くに車を置いてきたので、そこらでお昼を食べることにした。もう駐車代の上限に来てますから、何時間停めても同じやし。
たしか、お世話になってる自転車屋さんの近くにラーメン屋さんがあった。ところが、ちょうど12時過ぎということで満員。
そのすぐ近くに「相生餅食堂」があったのでそこにした。
このごろ、600円くらいでは食べられへんにゃねえ。700〜900円くらい。お昼にしたらちょっと高い。
だいぶ迷ったが、「メンチカツ定食」(880円)にした。
これがまたボリュームたっぷりで、お腹いっぱいになった。
裏道を通って、コインパーキングまで。
途中にこんないい雰囲気のお寺さんがあった。
車のところに着くと、なにやら見つめられている気配。
少し上から、白いネコちゃんが見つめていた。
「ネコちゃん、ネコちゃん・・・」と呼んだら、こっち来ますがな。
すぐ近くまで来てはまた戻り、すぐ近くまで来てはまた戻り・・・。
かわいくてかしこいネコちゃんだった。
「車にきーつけやー。」
晩ごはんは昨日とまったく同じ・・・、ではなくキムチが追加。
また「中日対ヤクルト」を見ながら。
昨日と同じく球場ガラガラ。
昨日と同じく同点引き分けかと思ったら、1点差負け。
早くも、ヤクルトの最下位独走体制が固まってきたかー。
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第104回9の日平和ラン [ランニング]
「憲法九条・静市の会」からお誘いのお手紙をいただいた。
◇ ◇ ◇
安倍9条改憲NO! 憲法を生かす
3000万署名を成功させましょう!
(前半部分略)
◎街頭での宣伝・ビラ・署名行動
第1回 5月9日(水) 朝7時30分〜
◇叡電市原駅前 ◇叡電二軒茶屋駅前
のぼりをもつ
横断幕・ポスターをもつ
ビラをまく
署名をお願いする
(などいろいな役割があります)
時間も役割も自由ですが、参加していただける方はぜひご連絡ください
勿論当日飛び入りも大歓迎です
とおりすがりに声をかけていただく、手をふるだけでもしていただけたら嬉しいです
私が「憲法九条・静市の会」に入会させていただいたのは2009年の秋。
当時闘病生活を送られていた三宅誠孝さん(左京区選出の元・京都市会議員)に電話でその報告をすると、すごく喜んでくださった。三宅さんはその2か月後にお亡くなりになられたのだが、最後の会話がこの会に入会したことというのが心に残った。
ところがそれから8年半、いろいろなお誘いを受けたのだが一切の活動をせず。私らしいと言えば私らしい。
今回は私がずっと続けてきた「9の日平和ラン」と同じ日程で、「役割」のハードルも低いので参加させてもらうことにした。
天国の三宅誠孝さん、やっとです。8年半もかかりました。見てくださっていますか?
最初に叡電二軒茶屋駅前へ。
しかし「市原駅前のほうが人数が少ない」と聞き、走っていくことにした。
途中、通学途中の小中高校生に会った。
「平和・憲法九条」ののぼりをもった変なオッサンにも、ちゃんと「おはようございます」とあいさつしてくれましたねえ。
「若い人にこちら側に来てもらうには、『平和運動は楽しい』と分かってもらわないとあきませんよね。そのためには、ぐっとハードルを下げないと・・・。」
そういう話をしたのだが、どこまで分かってもらえたか。
ビラ配りや署名集めは、私ら一般人から見たら異様です。楽しくないです。だから私は「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走っている。これは楽しい。
それぞれが、それぞれの楽しい平和運動ができたらいいのになあと思う。
また二軒茶屋駅前へ。
「京都シネマでやってる『憲法を武器として』っていう映画を見に行きたいので、お先に失礼します」と言って帰ってきた。
家から叡電市原駅までは約2km。往復で4km。
今日は短い「9の日平和ラン」になったが、8年半たってやっとデビューの「憲法九条・静市の会」なので、それなりの価値はあった。
これからもハードルの低い活動のお誘いを、どうかよろしくお願いいたします。
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【今日のきく】
朝7時前のお散歩。
7時半から「駅前宣伝活動」に行くつもりだったので、私にしてはめずらしい早朝のお散歩。
8時40分ころ「駅前宣伝活動」から帰り、二度目のお散歩。
さっきの散歩からまだ2時間もたっていないのに、本日二度目の○ンコ。
どうなっとるんじゃい?
昨日、姉夫婦がさんしょの炊いたんを持って来てくれた。
「車、買ったんやなあ。変わった色やなあ。」
「あれはな、背中が黒でお腹が茶色のきくといっしょやし。特別色やから高かったけど・・・。前の車も11年乗ったし、この車も死ぬまで乗らんとなあ。」
きくのお散歩に長く行き過ぎた。
「地球研前」から乗ろうと思っていたバスに間に合わず。「京都産業大前」まで行ったらたくさん出てるやろうと思って、走っていった。ところが9時台は少なかった。
あわてて家に戻り、車で北大路駅近くへ。安い駐車場を見つけていたので、そこに入れ、地下鉄で四条烏丸の「京都シネマ」へ。
10時の上映開始時刻ににギリギリ間に合ってよかった。
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