パオパオだより

2017年06月17日(土)

沖縄から助っ人 [家族]

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 12時すぎ、自宅出発。
 2週続けて「きく連れ」出張販売だったので、「さあ行きましょか」ときくも家から出てきた。
 「きくちゃん、すまんな。今日はな、連れて行かれへんねん。もうすぐ廉ちゃんが来てくれるし、かしこう待っててね。」
 「はいはいはい、わかりましたよ〜ん。」

 きくは廉のベッドの下に入り、「待ち」の姿勢。
 ほんまかしこいワンちゃんです。

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 神戸空港に着いた真樹に姫路駅まで来てもらった。私もそれに間に合うように運転。すると、14時47分着のJRにちょうど合うように姫路駅に到着できた。

 鳥取市経由で北栄町へ。
 高速道の無料区間が多く、安上り。

 会場到着は6時すぎ。
 この3時間ほどの間に、真樹は沖縄での生活のことをいっぱい話してくれた。
 人間観察とその分析は侮りがたい。たぶん、パオパオのDNAを引き継いでますね。

 明日の準備をして、今日の宿「別館湯乃島」さんへ。
 はわい温泉の宿には7時過ぎに到着。
 子どもたちが小さい時からお世話になっている宿なので、ご主人と長話になってしまった。廉の就職と結婚、真樹が今も沖縄でがんばっていることなど。ご主人は、何度も何度も「えー!」と驚いておられた。

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 「別館湯乃島」さんのお料理は、沖縄ではなかなか食べられないようなものばかり。去年に引き続き、真樹は完食。

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 私も一枚撮ってもらった。
 食べ過ぎると、またお腹の具合が心配ですが・・・。

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 去年のような雨の心配はないし、明日しっかり販売をがんばろうね。

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【RUN】

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 明日の3kmレースために、1000m全力1本。

 本気レースは軽いシューズでと思い、退院後初めてセンブーストをはいてみた。2kmアップジョグで頭にガンガン。これは無理かとも思ったが、そのまま1000m全力。

 3分50秒が出たので合格。
 ターサージールTS4と迷ったが、やっぱり思いきってセンブーストで行こう。
 やるだけやってみよう。

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【今日のきく】

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 「おこってんの?」
 「おこってへんよー。」

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2017年06月16日(金)

なんぼ聞いても分からん [病院]

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 「2回も手術したのに、また入院て? そんな元気やのに?」

 私の病気のことを気にしてくださっている方に、一生懸命説明しても分かってはもらえない。
 第一、この私自身が今までの経緯をしっかり理解できているか。どっこも痛くもないのに喉元を切る手術を2回もして、次は厚さ1mの壁に囲まれた部屋に監禁て・・・。

 もうええ。すんでしまったこと、予約したことはもうええやろ。ごちゃごちゃゆうてもしゃーない。

 ただ一つだけどうしても分からんことがある。これは人に説明しても、「なんぼ聞いても分からん」と言われる。
 「放射性ヨードを服用して甲状腺由来の癌細胞を破壊する」まではなんとなく分かる。しかし、「その放射性ヨードは、甲状腺由来の細胞以外の細胞に悪影響を及ぼさないのか。」

 今日は京大病院2回目。
 入院スケジュールは前回に決まったが、その治療に関する細かい説明は今日。
 一番最初に、今までずっと理解できなかったこの疑問について質問した。

 結論。
 「そうゆうもんです。」
 とは言われなかったと思うが、私にはそうしか聞こえなかった。医学の知識のないもんに説明すんのは大変や。
 私も、また聞かれることがあっても「そうゆうもんらしいですわ」としか言えんわ。

 あとは、7月9日、10日と2日連続で打つお尻への注射(タイロゲン)が心配。
 「痛くないですか。」
 「そんなに痛くないと思いますよ。」
 でもちょっとニタッとされていた。
 痛いんやわ、絶対。

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 入院2週間前からは「ヨード制限食」に入る。
 その指導も栄養士さんからあった。

 日本人の食生活では、1日に500〜3000マイクログラムの大量のヨードを摂取している。それに対して、治療で服用するヨードは10マイクログラム程度。つまりヨードを含んだ食品を断ち、ヨードが枯渇している状態にしておかないと治療の効果がないということ。

 ここまでは分かりやすい。
 ところが私は胆のう炎患者。
 ヨード制限食は大雑把に言うと、和食全滅洋食まあまあ。胆のう炎のほうは、洋食全滅和食まあまあ。どうせえちゅうねん!
 ヨードを含まない食品の代表は肉。それにどこへ行ってもかならず出てくるのがたまご。これ両方胆のう炎に悪いヤツですやん。

 こんな話から始まり、栄養士さんと二人で「これはあかん、これはいける」と延々と。この「食べてもよさそうなもん探し」はけっこうおもしろかった。

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 いざとなったら「ごはんとうめぼし」で4日間という手もある。(アイソトープ治療は、うまくいけば7月11日から3泊4日で終了。)
 ただし、着色料が使ってあるうめぼしはヨードが入っていてあかんらしい。

 あー、6月27日からえらいこっちゃ。
 今のうちに食いたいもん食とこ。

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 「胆のう炎に効く薬はない」と言われていたが、ネットで調べると「ブスコパン」という薬が出てきた。効くかどうかは分からんけど、気休めでもないよりはまし。

 「効く、効く・・・」と暗示するしかない。

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【今日のきく】

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 明日から、私は真樹に帰ってきてもらって「北栄町すいかながいも」に出張。ヨメさんは問屋さんに手伝ってもらい「神鍋高原」へ。うちにとっての大口大会の日程が重なってしまい、数年前からこういうことになっている。

 準備に大いそがしで、きくはずっとほったらかし。
 わざと暑いところに行って、ハーハーいっていた。

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 「明日廉が帰ってきてくれるし、いっぱい遊んでもらいやー。」

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【RUN】

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 日が長い。
 午後6時半でも日が当たっている。

 いつもの5kmを速めに。
 4分42、4分46、4分52、4分40、4分45で23分46秒。
 そこそこ走れた。

 あさっては「北栄町」3km60歳以上の部ですいかねらい。
 去年の入賞は11分。(松本一之さんの話によると、ちょっと短いらしい。)
 去年出ていたら可能性十分だったが、申し込みが遅れてしまい不参加。
 今年は病気の影響でスピードダウン必至。
 でもねらいたい。

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2017年06月15日(木)

いくぜ三線教室 [沖縄]

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 今日は午後に三線教室一日体験。
 JEUGIAカルチャーセンター・イオンモール京都五条へ。

 二回目の手術で声がほとんど出なくなり、今出せる音階としてはドレミファまでが精一杯(ソから上は出ない)。もう歌を歌うのは無理。今まで楽器を触ったこともなかったが、今からでもなんかでけんもんかと思った。
 そんな時にひらめいたのが三線。指先は不器用だが、線が三本しかないんやったら何とかなるかーと思えてきた。

 ちょっと遠いけど西大路五条。でも、西京極のグランドには何回も行っているのでなじみのある場所。これから正式に入会すれば、三線の練習のあとサブトラックをぶっ飛ばすとかもできる。文武両道?

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 自宅から12kmほど、車で35分。
 本当は13時30分からだが、一日体験希望者は13時から。私のほかに中年女性がお二人来ておられた。

 先生は40歳前後に見える男性。沖縄県人ぽく見えたが、京都の人らしい。
 先生からいきなり三線を渡され、「きらきら星」の練習。
 楽譜の代わりに「四四工工五五工○尺尺中中上上四○・・・」(○は休み)
 こらおもろい。

 ゆっくりなら何とかできる。
 繰り返し繰り返し練習しているうちに、「きらきら星」が最後まで弾けるようになった。

 13時30分から正会員さんがお二人来られた。こちらも女性。もう1年以上前から来られているらしく、あの「島々静しゃ」などを歌いながら弾いておられた。

 「きらきら星」の次は「ちょうちょう」。そしてそのあとに「なだそうそう」の初めの部分。
 私は一日体験3名の中では一番ましで、他の方が追い付いてこられるまで待つ余裕があった。お二人の女性は半分パニック状態になっておられるようで、何もできずに茫然とされている時間がけっこうあった。

 でも先生はえらい。
 「最初からすぐに弾けるようになる人もおられるし、あとからどんどん弾けるようになって前の人を追い抜く方もありますし」と励ましておられた。

 一日体験は1時間くらいのものかと思っていたら、なんと3時間。正会員さんが15時30分に帰られたあとも居残りで16時まで。値打ちありました。

 練習用に、今日使わせてもらった三線を家に持って帰ってもいいとのこと(レンタル代、月2000円)。今日来た3人とも、7月から正会員になる申し込みをし、三線持ち帰り。
 三線のセットも安くあっせんしてくださるようで、これから続けていくのなら買ったほうが良い(人工皮23000円、本皮30000円くらい)。お一人はもう注文されていた。

 月2回(第1・3木曜)で受講料5400円。
 行くぜ三線教室。
 集中力欠如の私には、それを高めるいい機会です。

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 入会手続きをしているとき、後ろを先生が通られた。
 受付の方が、「今から着替えて、合気道教室に行かれるんです。」
 「えっ? 三線と合気道?」

 先生いったい何者。
 人としてもおもしろそう。
 今度いっぱいしゃべらせてもらおう。
 いろいろと楽しみ!

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【今日のきく】

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 高山牧場の娘さんが私のブログを見てくださっている。 
 それはたぶん、この「今日のきく」コーナーでしょう。
 きくは生まれてから40日ほど高山牧場にいた。あの時、あの娘さんは何歳だったのだろう。ちっちゃちっちゃかったきくのことを、ずっと覚えてくれていたのだろうか。

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 ワンパターンじゃなく、いい写真を載せなくてはね。

 今日はロープ2本つなぎ。
 きくはちょっととまどっていたけど、まあまあ喜んでいた。

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 夜のバス停お迎えも、2本つなぎロープで。
 ぎょうさん動けてええなあ。

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2017年06月14日(水)

かもしれない [病院]

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 今日は寮1(二条)17時間。

 朝6時前、家を出るときの気温が14℃。
 「さぶっ!」

 寮の裏に車を停めると、いつものシューちゃん。
 でも、いつものおねえさんではなく年配の男性。
 「シューちゃんですよね。」
 「あっ、知ってられましたか。」
 「はい、いつも会えるのが楽しみで。いつもは奥さんが散歩されてますよね。」
 「はい。」
 シューちゃんは、いつものシューちゃんステップをやってくれた。

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 さわやかな朝。
 昨日の30km走の疲れがまったくない。どこも痛くなく、気色悪いくらい。
 よく考えてみると、一人で30km走などしたことが今まであっただろうか。記憶にないなあ。もともと練習嫌いやから。
 ゆっくりと気持ちに余裕を持って走ったら、30kmもしんどくないんやねえ。初めて分かった。これからもこんな練習してみよう。一人でいろんなことを考えながら走れてええわ。

 さて、本題の「かもしれない」。
 ああ恐ろし。
 誰にも内緒にしておきたいんやけど・・・。

 胆のう炎再発「かもしれない」。
 日曜夜の腹痛は、右わき腹下ではなくみぞおち。また、以前の胆のう炎の時はカチカチの胆のうが触って分かった。今回はそれもない。だから、胃炎のひどいやつかと思っていた。

 去年8月に3回胆のうが痛くなって「切るしかない」と言われたのだが、甲状腺腫瘍治療優先でモラトリアム。卵の黄身やマヨネーズ、脂っこいものなどを控えれば、急に痛くなることもないとも言われていた。「甲状腺の治療が一区切りつけば手術しましょうね」ということだった。
 たしかに、その後食べ物に気を付けていたので同じところが痛くなったことは一度もない。10ヶ月近くも。

 それがやね、アイソトープ治療の日程が決まったこの時期に再発かー。
 もうこれはなんとかごまかすしかない。7月を逃したら、次は10月しか空いてへんとおっしゃっていた。その10月ももう詰まってしもたかもしれんし・・・。

 日曜の夜、お腹が痛いと言っていた私に「胆のう炎かも知れんで」とヨメさんが言った。「痛い場所がちがうし、普通の胃炎やわ」と言い返していた。
 でも・・・。
 昨日の夜、またお腹が痛くなった。日曜の夜と同じでみぞおちあたり。
 また食欲がなく、おそがけから晩ごはんを食べて寝た。寝るまではそれ程でもなかったのに、ふとんに入って横になると急に痛くなってきた。そのへんも日曜の夜といっしょ。
 ただし今回は長引かず、2時間ほどでストンと痛みがなくなった。なんじゃらほいという感じ。
 ヨメさんが言っていたように、「胆のう炎の痛みがみぞおちのほうに来てるだけ」だったのかもしれない。

 京大病院放射線科の担当医師がおっしゃっていた。「アイソトープ治療室に入ってから胆のう炎の発作が起こったらどうしましょう。」
 鞍馬口医療センターのI医師がおっしゃっていた。「アイソトープ治療が始まるまで、絶対に体調を崩さないように。」

 えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。
 でも今さらどうしようもない。
 これからは暗示ですね。
 「お前は胆のう炎ちゃうぞー、お前は胆のう炎ちゃうぞ―・・・。」

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 寮の裏にひそんでいたネコちゃんに、「何とかなりませんかなねえ」と相談。
 いやいや「こっちが助けてほしいわ」という顔して見てたなあ。

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2017年06月13日(火)

雲ケ畑・真弓30km [ランニング]

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 腹痛で寝込んだ翌日に30km走。
 やりますなあ・・・、というより「沖縄」の直前に30km走をするわけにもいかず、日程的に今日しかないんです。

 「いっぺんは30km走やっとかんとなあ・・・」と思いつつ、いいコースがなかなか思いつかなかった。走ったことのない道は不安やし。自宅をスタートして知っているところをぐるっと回って・・・。

 ネットの地図のルート検索で距離を測り、自宅→雲ケ畑→持越峠→真弓→杉阪→京見峠→鷹峯→御薗橋→自宅で28kmくらいになった。
 
 「よっしゃ、これで行こう。」

 午後1時半、まだお昼に食べたものが消化できていないが急いでスタート。途中人家のないところも多く、万一倒れても連絡がつくように携帯電話を持ってスタ−トした。(いつもは持って走ってはいない。)

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 昨日の午後はずっと寝た切り。それでも夕方近くには痛みが治まった。
 「一旦痛みが治まったら、そうそうぶり返すことはないやろう」と根拠のない分析。
 今日は、休けいも含めて「キロ7分以上」が目標。飛ばしてしまいがちな私を抑える練習です。

 市原バイパスを通らず下の道で来ると、大岩でちょうど5km、32分08秒。
 あかん、速すぎる。
 ここから500m歩き。

 6kmすぎの三原組の資材置き場前の谷水で給水。

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 雲ケ畑到着。
 安井さんちの「守ろう9条」の横断幕を見ると、雲ケ畑に来たと実感できる。

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 雲ケ畑と言えば、きくの生まれた「高山牧場」。
 コースから少し外れるが、寄っていくことにした。

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 去年10月高山菊司さんが亡くなられ、今は牛なき牛舎となってしまった。
 玄関前にいた番犬(柴犬)君が吠えてくれたおかげで、家から人が出て来られた。菊司さんの娘さんだった。

 「あのー、ボクー・・・。」
 話すことを考えてなくて詰まってしまった。
 「こちらで犬をもらって、・・・きくの飼い主です。」
 「はい、分かります。ブログをいつも見させてもらってます。」

 そうか、ごちゃごちゃゆわんでも「パオパオだよりの藤井です」で通じたんか。
 きくの名前は「菊司」さんの名前からもらった。亡くなられたのは本当に残念だが、きくがいる限り菊司さんのこともずっと忘れませんから。我ながらいい名前を付けたもんだ。

 ずっと気になっていたごあいさつができてよかった。
 ここでちょうど9km。
 しゃべっている間だけ時計を止め、再スタート。

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 雲ケ畑小中学校着。 
 私が小学校教諭として3年、真樹が中学生として1年お世話になった思い出の学校。休校になって、もう5年たつのかなあ。

 ここで時計を止めて休けい。
 9.7km、1時間04分58秒。
 休けいを入れて、だいたいキロ7分ペースかな。

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 時計をリセットして再スタート。
 標高400mの持越峠をめざす。

 さすがに普通に走ってもキロ8分半。
 かなりきつい上りが続く。

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 持越峠の手前から雲ケ畑を見下ろす。
 ちょうど学校の窓が見えた。
 そう言えば、真弓分校との交流学習でここを歩いて行ったことがある。それを思い出した。

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 またコースから少し外れるが、中川小学校真弓分校跡へ。
 ここは、学校と教員住宅が一体というめずらしい建物。初めて来たときはビックリした。
 「通勤時間0秒やん!」

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 雲ケ畑小中学校からの5km、34分43秒。
 ここでまた、500m歩きを挟む。

 杉阪にはきれいな北山丸太が並べてあった。
 「南谷」と書いてあったが、廉が大文字駅伝に出た時に「フレンズ」でチームメートだった南谷さんのおうちだろうか。

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 杉阪都町の三叉路でちょうど7km。
 「鷹峯まで8kmてか。思ってたより遠いなあ。」 

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 9kmあたり(トータル19kmあたり)で、本日2回目の給水。
 これは少なすぎるかもしれん。

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 京見峠のだいぶ手前で10km、1時間09分33秒。
 理想的なキロ7分ペース。

 5km走ったので、また500m歩きを挟む。

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 京見峠も標高400mくらい。
 ここまで来て気付いたのだが、今走ってるコース「みかた」の練習にピッタリやん。もうちょっと綿密に計画立てて、練習会やったらいいかも。

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 持越峠越えは車に1台会っただけだが、京見峠越えはけっこう車が多かった。以前より道がよくなったので、タクシーなども通っている。ランナーは要注意。

 下りもできるだけ抑えて走ったが、どうしてもキロ6分ペースくらいにはなってしまう。

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 鷹峯小学校の先で15km、1時間42分57秒。

 本当はここでも500m歩きを挟みたかったが、もうちょっとなのでそのまま走った。

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 御薗橋で17km。家まであと3km。
 ということは、雲ケ畑小中学校から家までちょうど20km。その前の9.7kmと合わせて約30km。これはうまいこといった。

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 「京都キャロット」前でまた写真を撮っていると、きくがのこのこと出てきた。これで素通りできなくなってしまった。

 ここまで19.32km、2時間10分29秒。
 その前の9.7kmを合わせて29.02km、3時間17分15秒。

 ちょうど閉店の5時だったので、ヨメさんもいっしょに歩いて帰ることになった。きくは大喜びで、シッポピーン!

 家まで700m歩いて、これで約30km。休けいも含めて3時間半。
 「おー、見事なキロ7分ペース。」

 あー、ほんまにいい練習になった。これで「沖縄」への不安がちょっとだけ解消した。
 アシックスのゲイターも、30km3時間半のランニングにしっかり使えることが分かった。思っていた以上にいい商品のように思う。これも「沖縄」で使おう。

 ゆっくりと歩きを挟みながら走ったせいか、全然しんどくならなかった。
 でも、給水が谷水2回ちゅうのは改善せんとあかんね。

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【今日のきく】

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 「♪おばしゃんむかえにいきましょかー♪」と歌うと、きくは寝ていてもガバッと起きる。
 バス停までのちょっとの散歩でもうれしい。

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 ところが、バスはバス停を通過。
 「おかしいな、おばしゃん降りひんかったな。」

 ヨメさんからメール。 
 「地下鉄事故で遅くなります。」

 これで、久しぶりの車での国際会館駅までのお迎え。
 きくはそれはそれでうれしいみたい。

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2017年06月12日(月)

老化、+5 [病院]

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 またまたダウン。
 昨日の夜寝る前から、急にお腹が痛くなった。
 晩ごはんが遅くなり、少しにしておけばよかったのにけっこう食べたのが悪かったのかもしれない。それに寝る前にも喉が渇いてジュース類をがぶ飲みしてしまったし。

 お腹いたには新ビオフェルミンといつも言われているので、飲んで寝たのだがなにも変わらず。私が痛かったのはみぞおちあたりなので胃らしい。新ビオフェルミンは腸の薬らしい。そら効かんわな。

 それでも、胆のう炎の時みたいに一睡もできないということはなかった。まあ半分くらいは寝られた。
 胆のう炎は朝起きたらだいたい痛みは治まっていたが、今回の胃痛は痛いまま。

 今日はちょうど、鞍馬口医療センターで経過観察。
 「この一週間ほど、きつい頭痛になったり腹痛になったり。今日もお腹が痛くてしょうがないんです」と相談した。
 いろいろと診てくださったあと、「甲状腺手術の後に頭痛や腹痛という例は聞いたことがないですね。特にどこかが悪いというのは見られません。心配でしたら内科を受診されますか。」
 「でも今日は月曜やし混んでますよね。」

 待つのもしんどいので、自力で治すことにした。
 ずっと寝といたら、なんとかなるやろう。

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 前回は4週間分の薬を処方してもらったが、今回は7月の入院の都合もあり6週間分。こんなぎょうさんの薬、どうすんねんという感じ。

 「手術をきっかけに一挙に老化が進んだらかなんなあ」と思っていたが、どうもその「かなんなあ」に突き進んでいるようだ。
 わたくし的には、一挙に5歳ほど老け込んでしまった感じがする。
 抗わなくては。

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