パオパオだより

2013年09月01日(日)

第30回聖湖マラソン [ランニング・出張販売]

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 「こうじさんこうじさん、山田センパイやでー。」
 「いやー、おひさしぶり。」

 センパイと言っても息子くらいの歳。それが、なんでセンパイ?

 実は・・・。
 山田センパイは、廉が京都府立大学で陸上部に入った時、合同練習の相手校の京都工芸繊維大学陸上部のキャプテンだった方。廉は陸上競技初心者だったので、山田センパイからいろいろと教わったようだ。廉がずっと「山田センパイ」と呼んでいたので、私たちも「山田センパイ」。

 山田センパイは、この春大学院を卒業し、山口の企業に就職。 
 今日はご自身はエントリーせず、仲間の応援に来られたそうだ。そこで「京都キャロット」の出店に気づき、大雨の中ごあいさつに来てくださった。好青年ですねえ。
 山口に引っ越されたあともしっかり走っておられるらしい。これからも廉のお手本としてがんばってもらいたい。

 さて私は、10km43分42秒。50歳以上の部15位。まあまあですか。

(注)まだまだ、続きます。

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2013年08月31日(土)

第14回ひろしまクロスカントリー・続き [ランニング・出張販売]

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 今ごろですけど、一週間前の「ひろしまクロスカントリー」の続き。

 また、会場近くのかわいいワンちゃんからスタート。
 今年も元気な姿が見られてよかった。

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 前日から降り止むことのない雨。
 出店テントの場所はアスファルトだったので少しはまし。ただコース上は芝生のため、そうとう水を含んでいるようだ。

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 11時15分、すべての種目の一番目として「3kmの部」約300名が一斉スタート。

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 全コース芝生なので、下はグチュグチュ。 
 ここをどううまく走るかが問題だ。

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 ヨメさんは、スタート時点で300位(?)

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 「三瓶クロカン」からの好調持続で、なかなかいいタイムでゴール。
 前を行くランナーをかなり抜いたらしい。ただし、順位は入賞一歩手前の第9位。惜しい!

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 1km、1.5km、5kmの次に最終種目の8km。
 12時30分、500人以上が一斉スタート。この大会は、いつも8km出場者が最多。

 8kmは、2、3、3kmと3周する。その1周目の障害物のところで、ヨメさんに写真を撮ってもらった。

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 跳び終わったところは・・・。
 他のランナーと重なってしまって写っていない。残念!

 ここらあたりまで、「京都キャロット」のお得意さま、広島の児房さんとデッドヒート。「こりゃ、負けるかもしれん」と思い、2周目以降をがんばった。そのおかげか、35分58秒という好タイムでゴール。このタイムは50代では話にならないが、60代なら入賞圏内。3年後にこのタイムで走れたら・・・。

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 シューズはこんな感じ。
 今日新品のシューズをはいた人はいないでしょう。

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 ゴールして不思議なことがあった。
 記録証をもらうとき、前にいるランナーはみな背中まで泥だらけ。ところが私の背中はぬれている感じがない。戻ってヨメさんに写真撮ってもらったら、背中はきれいなもの。あー不思議。いつの間にか私は「すり足走法」に戻ってしまったんかしらん。でも、下がこんな状態のときは「すり足走法」のほうがいいのかも。

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 この大会は、ランニング用品店の出店をうちだけにしてくださっているので比較的よく売れる。しかし、この雨では・・・。
 お昼は贅沢せず、カップラーメン。雨だけはどうしようもない。
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 さて本日(8月31日)、「聖湖マラソン」に向けて広島へ。
 まるで一週間前のビデオを見ているような天候。
 「ひろしまクロカン」、「琵琶湖ジョギング」、「聖湖マラソン」と3大会連続雨はきつすぎる !!!

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2013年08月30日(金)

「久志20km」対策 [ランニング]

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 いよいよ、「久志20kmロードレース大会」が近づいてきた。
 「日本一あつ〜いロードレース」ということで楽しみだ。

 ただし、気温だけを比べると沖縄より京都のほうが暑い。京都が連日37℃超えのとき、沖縄はせいぜい33℃か34℃。
 「京都より涼しいやないですか!」

 でも、真夏のレースを侮ってはいけない。私も8月は「久志20km対策月間」ということで、わざと暑い昼間ばかり走った。37℃超えの炎天下を走るのはさすがにきつかった。常に首を絞められているような状態だった。
 それでも、月間走行距離が270kmくらいになった。もちろん、8月の練習量としては生涯最高。われながら、ようがんばったと思う。

 先週、鴨川河川敷で20km走を実施した。今週はアスファルトで20km走をしておきたい。できれば「久志20km」とよく似たコースで。
 「久志20km」は名護市の東の端近くの嘉陽をスタート。そこから海岸沿いの道を西へ。辺野古近くの二見というところを折り返す。
 名護の比嘉雄也さんの話によると、スタートから5kmまでに小高い峠のようなアップダウンが3ヶ所、5kmから10kmまではほぼ平坦。だから、最後の15kmからゴールまでの坂で歩いてしまう人が多いらしい。

 これに似たコースってゆっても、京都にはそんなとこあらへんで。まあ、そこらをぐるっと適当に走りましょか。

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 さて、シューズ。
 「新しいシューズもらえませんか」アピールは功を奏さず。こないだ、雨&雨でぬれてしまったシューズは洗わずそのまま。仕方なくお蔵入りのシューズを探してみた。 
 比較的ましだったのは、アディゼロジャパン。このシューズは26.5が余裕がありすぎたので26.0にした。10kmくらいまではまったく問題なし。ただ、ハーフを走ると水ぶくれができた。そのあとソーティマジック5をもらったので、このシューズはお蔵入りになっていた。
 今日は20kmほど走る予定だったので、「だいじょうぶかなあ」と思いつつ・・・。

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 とりあえず北へ。気温は33℃くらい。ただ湿度が高く、ムシムシ。
 我が家前は標高116m。ここから市原を通り北部クリーンセンターへ。家から2.6km。ここは峠になっていて標高175m。家からは59mも上がっている。
 ここから下り。

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 柊野ダム到着。5.5kmくらい。

 ここで時計を止めトイレへ。トイレ前にかわいいワンちゃん。
 「ワンちゃんの写真撮らせてください。」

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 「ハナ・メス・12歳」

 デジカメに入れてあるうちのきくの写真も見てもらった。
 「うちのんはあきませんねん。すぐよその犬にかかっていったり、人をかんだりしますねん。」
 「うちもいっしょですよ。大好きな人と苦手な人があるみたいです。どこがちがうのかよく分かりませんけど。」
 「へー、こんな落ち着いたワンちゃんやのに・・・。」

 この話を聞いて、ちょっと安心。

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 北山大橋で約9km。標高77m。クリーンセンター前から98mも下っている。
 ここまで44分10秒。キロ5分を切っている。この調子で最後まで行けたらいいんやけど。
 旧・京都キャロット前を通過。現在はブライダルの店になっている。
 ここから北山通を東へまっすぐ。

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 こないだ行った「サンマルク」前通過。
 ここは、バス停「松ヶ崎大黒天」前。

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 松ヶ崎橋。標高80m。北山通はほぼ平坦。
 ここから北へ。

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 田んぼにはキラキラ鳥除けが。

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 我が家到着。標高116m。いつも走っているコースなのだが、さすがに今日の最後の上りはきつかった。
 
 約16.7km、1時間23分53秒。
 計算すると、ちょっとだけキロ5分をオーバーしたみたい。でも、いい練習になった。左足の指に水ぶくれができてしまったけど・・・。

 2kmダウンジョグと店往復1.3kmをプラスして、今日はギリギリ20km。
 蒸し暑かったので、日差しが出ているときより汗をかいたようだ。シャワー前に体重を測ったら59.6kg。病気以外では、最近の最軽量。これぐらいでずっといけたらいいのになあ。

 

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きくのいろっぽい片腕折りすわり

 これで、「久志20km」対策は一応完了。
 あさっての「聖湖10km」を43分くらいで走り、あとは左アキレス腱の痛みをできるだけとること。来週は無理せず、疲れを抜くようにしよう。

 「久志20km、1時間40分切るぜー!」

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でぼちん [家族]

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 「まきー、このでぼちんの写真、公開してもいい?」
 「ええー!」

 あかんとは言わんかったから、ええにゃろ。
 ( あっ、説明いりますね。「でぼちん」とは「おでこ」のことです。)

 昨日の夜は久しぶりに4人がそろった。ヨメさんが、だいぶ遅れてしもたけど誕生日ケーキを買ってきてくれた。

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 「廉も写真に入り」と言ったら、
 「ちゃんとした服着てへんし」とお断り。

 「真樹なんか、こんな恥ずかしい写真公開されるんやでー。それに比べたら、廉ちゃん全然ましやん」と真樹。 
 まあ、廉はいろいろと意識することがあるんでしょうかねえ。

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 見事なでぼちんヘアースタイルは、美容院ではなくかあちゃんの作品だそうです。

 「ますみちゃん、すごいやん。ええ腕もっとるやん。ボクの毛をふさふさにするヘアースタイル頼めませんかー。」
 「ムリ!」

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2013年08月29日(木)

やんちゃマスター [私の好きな人]

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 「マスター、お歳は?」
 「藤井さんの一つ下です。」
 「えー、そんなにー。わこ見えますやん。」

 今日はバイトから昼過ぎ帰り。2日連続の一畳部屋泊まりはきつかった。ちょっと頭フラフラ状態だったが、お店を手伝いに行かなくては(「じゃましに来んなー」と言う人もいますが・・・)。
 4時前、店まで走っていくとランナーが店の前に。
 「あらー、やんちゃ村の・・・。」

 そのあと、店の前で長話をさせてもらった。
 昨日、伏見桃山の「カフェ・やんちゃ村」のすぐそばを走り、お店によらせてもらおうと思ったがケイタイを持っていなかった。お店の場所が分かりません。
 「まあいいや、次に六地蔵駅からスタートするときによらせてもらったらいいわ」と思っていた。
 そのやんちゃ村のマスターが、翌日ご来店してくださるなんて。ご縁がありますね。

 やんちゃマスターとは、3年前の「第10回丹後100kmウルトラ」でいっぱいお話させてもらった。そのときは坂本竜馬の格好で100kmを完走された。でも私が一番印象的だったのは、シューズを自分の好みの色に塗り変えておられたこと。そんなヘンな人、私は大好きです。

 私のことは、「ウルトラから3000m障害に移った人」と認識されているらしい。ご本人も陸上競技経験者ということで、私の動向を気にかけてくださっているようだ。
 「60になったらマスターズのおんなじ部門で、やり投げと棒高跳びで勝負しましょう」と誘ったが、さてどうなることやら。

 最近はマラニックを主催されていて、参加者も回を重ねるごとに増えているらしい。興味のある方は、ぜひ「やんちゃ村」のホームページをごらんください。(私のブログのリンク集へ→)

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【RUN】

 店往復1.3kmのあと、岩倉実相院往復へ。
 行きし3.33km、18分38秒。 
 帰りは18分10秒で、トータル6.66km36分48秒。
 このあと、2kmスロージョグをプラス。この2kmがすごく力になっているような気がする。
 今日は合計約10km。相変わらず左アキレス腱は痛いけど、いい感じで仕上がってきているように思う。

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2013年08月28日(水)

第44回勝手に国労応援ラン [ランニング]

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 私の2大アピールラン「9の日平和ラン」と「勝手に国労応援ラン」のちがいは?

 その答えは、「ほとんどいっしょ」。
 強いて言えば、「勝手に国労応援ラン」はJR沿線を走る一人駅伝。また、元国労闘争団の中野勇人さんの近況も分かる範囲で紹介している。

 本当は、JR山陰本線の上夜久野駅から和田山駅までを走りたかったのだが時間がない。今週のバイトは変則で、昨日の昼に入って今日の朝9時半まで。そしてまた、晩の9時半に入らなくてはいけない。ああせわしな。仕方なく、今回は近場のJR奈良線の東福寺駅から走ることにした。(6月の続き。)

 大きなのぼりを持って走るのはたいそうなので、ミニのぼりを帽子につけてみた。
 なかなかよろしい。

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 自宅から叡電・京都精華大前まで400mほど走る。
 出町柳駅から京阪・東福寺駅へ。この駅はJR・東福寺駅と隣り合わせ。
 この東福寺駅前を3時半ころスタート。もちろん、帽子にミニのぼりをつけて。

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 このあたりは歴史を感じる街並みで、ゆっくり歩いてもおもしろいところだと思う。

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 ここが東福寺。
 この近くに家庭教師で教えた子のおうちがあるのだが、もうまったく思い出せない。つまり、このあたりに来るのは35年ぶりくらいということだ。

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 伏見稲荷って、こんなしょぼかったっけ?

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 その南となりに立派な大鳥居が。

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 JR・稲荷駅到着。
 スタートより1.7km、約12分。

 このあたりけっこう人通りが多く、私の帽子のミニのぼりをチラ見する人が多かった。大きさの割に効果大。これって、コストパフォーマンスに優れていると言っていいんかなあ。

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 子供を守ってくださるお地蔵さんは、見つけたら必ずおがむ。

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 「ほー、ここが聖母ですか。」

 こんなとこにあるとは知らなんだ。

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 JR・藤森駅到着。
 スタートより4.5km、約32分。

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 このあたり畑が多く、あちこちに野菜の無人販売所があった。

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 JRの線路の横にいい場所があったので自分撮り。
 思わず、「なにっ!」と見てしまうスタイルですよねー。

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 JR・藤森駅から桃山駅までは、迷走に次ぐ迷走。細い道をかなり通った。

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 そして、けっきょく桃山駅にはたどり着けず。
 観月橋まで出てしまったので、桃山駅はスルーして次の六地蔵駅をめざす。

 「おー、やっとこさ着いた!」と思ったら、最初に見えたのは京阪・六地蔵駅。JR・六地蔵駅はまだその先だった。

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 「ほんまにほんまに着いた。」

 JR・六地蔵駅到着。
 スタートより11km、1時間13分。
 一度に走るにはこれくらいがちょうどいい。欲張らず、もう帰る。

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 1番2番と2つのホームがあるのに、なぜか上りも下りも同じ1番ホーム。

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 東福寺までは190円。
 自分が走ってきたところを電車に乗って帰る。1時間13分かかった道のりは、電車ではわずか10分だった。でも、この帰りの電車から外を見るのがすごく楽しい。こんな贅沢なことはないとさえ思う。

 東福寺から京阪に乗り換え、出町柳で叡電に。叡電・岩倉駅から洛中生がドドッと乗り込んできた。背格好から見ると1年生のようだ。どの子もみなかわいい。ちょっと見ているだけで、自分も若返りできそうな気になる。

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 京都精華大前で降りると、真正面にかわいいワンちゃん発見!
 よう見たら、うちのきくやないですか。

 「追えー!」

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 きくは私が来て喜んでいるような・・・。
 真樹は喜んでいるようなそうでもないような・・・。
 ヨメさんは・・・。

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 ヨメさんは、貴重な水曜定休日を真樹のお買い物に使ったようだ。もうゆってる間に沖縄帰ってしまうもんね。

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 「年末年始は、たぶん帰らへん」なんてゆうてるしー。

 きくちゃん、真樹帰ってきてほしいやんなあ。

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 真樹が帰ってきてから、きくがすごく落ち着いている。
 やっぱり、きくは真樹が大好きなんやわー。

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 帰りも駅から家まで走ろうと思っていたが、きくのお散歩におつきあい。
 今日は、0.4+11で11.4km。
 帽子にミニのぼりは案外よかった。

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※ 元祖アピールラン・中野勇人さんの近況

 中野さんは昨年の暮れ、高知平和運動センターの事務局長に就任。この「平和運動センター」というのが、私のようにどんな組織にも属しない人間にはまったく分からない。ネットで調べてみたが、各都道府県の連絡先くらいしか出てこない。
 ところが、ひとつだけおもしろいものが見つかった。この「憲法9条アピール電車」に高知県平和運動センターもいっちょかんでるらしい。こんな楽しい企画ならどんどんやってほしいね。この記事、何かの参考になりますかねえ。(社民党 高知県連合ホームページより)
     ◇     ◇    ◇

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  「平和憲法号」電車運行開始!

 護憲連合高知県本部(代表:江渕征香)、高知県平和運動センター(議長:山崎秀一)、平和憲法ネットワーク高知(代表:藤原充子)他3団体による「憲法9条改悪阻止」、「5月憲法月間」などを目的に県民に呼びかける、「平和憲法号」電車の運行出発式を4月30日、高知市土佐電鉄桟橋車庫内に30名が参加して行った。
 平和憲法ネットワーク高知の藤原代表は、「名古屋高裁で自衛隊のイラク派兵は違憲だという判決が出されたが、政府高官と自衛隊幹部は『そんなの関係ない』という態度に平和憲法の危機感を大きく覚える。平和憲法号の電車を市民の皆さんに見ていただき、憲法の存在感を少しでも広げよう」と挨拶した。同電車は、5月1日〜7月31日までの3ケ月間、高知市内とごめん・いの線を運行する。一昨年に続いて2度目の運行であり、車両には「守ろう9条を!!」「平和憲法は世界の宝」の文字と平和を象徴するハトが描かれている。平和憲法号の広告、運行費は6団体の他、加盟組織や大衆カンパを取り組むことにしている。
 又、5月3日憲法記念日には、市内中心街「ひろめ市場南口」で護憲連合高知県本部、平和憲法ネットワーク高知、労組、関係団体等による「5・3国民投票法を阻止し、9条を守る」集会を開き、国民投票法、憲法調査会などの動きに対して社民党自治体議員団を先頭に市民に憲法9条を守り、平和な社会の実現をめざすリレートーク、ビラ配布と「平和憲法号」のカンパ活動の取組みを行った。

 平和憲法号のカンパ振込み先
*口座番号 四国労働金庫高知支店(普通)3444522*口座名  平和憲法号を走らすカンパ 会計 浜辺影一(はまべけいいち) 

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2013年08月27日(火)

○○で世界に反核を問う [時事]

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◎毎日新聞8月26日夕刊・特集ワイド
     今、平和を語る:直木賞作家・作詩家、なかにし礼さん

 ◇歌で世界に反核を問う 
          人としての倫理、取り戻せ


 直木賞作家でヒットメーカーの作詩家、なかにし礼さん(74)は「核兵器に反対する歌」を用意している。旧満州(現中国東北部)で生まれ、6歳から8歳にかけて棄民を体験したという、なかにしさんに平和国家の在るべき姿を聞いた。

 −−反核の歌の題名は「リメンバーヒロシマナガサキ」です。

 なかにし 「リメンバーヒロシマ」でもなければ「リメンバーナガサキ」でもありません。「リメンバーヒロシマナガサキ」のフレーズによって初めて核兵器廃絶のアピールになり、思想になるのです。核兵器に反対することは、戦争に反対することであり、さらに突き詰めれば戦争の放棄を掲げた憲法9条を守る姿勢を通すことにつながります。東京電力福島第1原子力発電所の大事故によって安全神話が幻想であったことを知ってしまった以上、原発の再稼働と新設についても反対の立場をとらざるをえない。

 −−反核を前面に打ち出されたのは。

 なかにし 戦争に反対する小説は書いてきましたが、スローガンにはしていません。だから、そろそろ言うべきことを言っておこうと思っていたところに、オペラ歌手の佐藤しのぶさんが背中を押してくれたのです。アメリカのオバマ大統領のノーベル平和賞受賞が決まった2カ月後、正確には2009年12月16日のことでした。彼女から、核兵器に反対する歌を書いてほしい、と頼まれたのです。思想を明確にしている歌なので、メーカーやスポンサーなどから圧力がかかって歌手生命に影響することになるかもしれない、と懸念を伝えました。すると彼女は、歌手として、人間としての責任を果たしたいと強い決意を示したのです。こうして歌作りにかかりました。人間に倫理観があれば、誰かがやらねばならない仕事だから、これは私にとって使命なのです。

 −−楽曲も決まり録音も済ませていたところ、11年3月11日に東日本大震災が起き、福島第1原発では放射性物質が放出される大事故となりました。それでCDの発売を延期しました。

 なかにし 日本は福島の原発事故で原爆を落とされた被害者の立場から、放射性物質をまき散らす加害者の立場にいると思ったのです。しかし今は、こう考えます。日本人こそが、核の恐ろしさと悲しみと罪の意識を知っているのだから、核をなくすために世界に向けて訴えなくてはならない。つまり「リメンバーヒロシマナガサキ」を歌うことが、世界に向けて取るべき態度だと思い至ったのです。

 −−今後の予定は。

 なかにし 素晴らしい楽曲で、平和を愛する心が楽譜の一つ一つに息づいています。海外向けも用意して、10月ごろに公表する予定です。特定の政治運動に加担することなく、歌が自由に独り歩きし、気に入ってくれた世界中の若者に口ずさんでほしいのです。

 −−なかにしさんを駆り立てた倫理について。

 なかにし 人間が生きていくうえで最も大事だと思うのですが、残念ながら今の日本では、倫理という言葉が死んでいます。たとえば、原発は倫理の問題としてばかりでなく、今や人間はもちろん自然界の生命全体の命をおびやかす存在となっております。原発ゼロをめざすのが当然でしょう。それが可能なのに、やろうとしない。そこに倫理観の欠如があるのです。

 また憲法というのは時代の大きな変わり目に成立したり改正したりするものです。今は変えたいと思う人々の都合が先行している。今やまさに戦後民主主義は危機的状況にあります。なんとしても第9条は守り抜かなければなりません。

 −−ところで満州では過酷な体験をされました。<死体はみんな、汽車の窓から捨てるのである。軍人も民間人も子供も赤ん坊も、死体に区別はなかった>(エッセー「翔べ! わが想いよ」=文春文庫)。自伝的小説「赤い月」(文春文庫)には次の一文があります。<ソ連軍が参戦するや、居留民を置き去りにしていち早く逃げた関東軍と軍属や満鉄。敗戦後、外地の居留民は現地に定着せしめるべしと言った外務省。引揚げ費用を出さなかった日本政府のことなどをいやがうえにも思い出した。そして残留孤児の問題。日本という国は国家自体がすでに悲しむ心を失ってしまっているのではないかと公平は思った>(公平は著者の分身)

 なかにし 1906(明治39)年にアメリカで排日の移民問題が発生した時、移民たちは日本国に見捨てられた。以来、国が私たちを守ってこなかった事実は、歴史が示しているではないですか。満州はみんな棄民にされ、沖縄は切り捨てられました。福島では大勢の人たちが避難している。今も昔も「悲しむ心」が権力側には欠けているのです。「悲しむ心」を失った権力者を厳しくとがめる勇気を持ちたいものです。

 −−国家とは。

 なかにし 国民一人一人によって成り立っているものであり、国民から政府がその運営をまかされているにすぎない。政府イコール国家だと、政府は言いたがりますが、不遜ですね。政府は国家を運営する巨大な事務局にすぎないのです。国家とか国益という言葉を持ち出す人には警戒したい。

 −−この国の針路について。

 なかにし 誇りを持てと言われても、正しい歴史認識を持とうとしない国の国民は誇りを持てません。この点は、アウシュビッツの懺悔(ざんげ)を続けているドイツとは大違いです。

 戦争を放棄した世界でも特殊な国。いいじゃないですか。特殊であることにこそ、日本人は誇りを持つべきです。間違っても、戦争のできる普通の国になろうとしてはならないと思います。<聞き手・専門編集委員 広岩近広>=次回は9月30日掲載予定

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 リメンバーヒロシマナガサキ
                作詩・なかにし礼

リメンバー

この地球を宇宙から眺めたら

美しい青い星だ

国境は引かれていない

今もどこかで 戦争は続いている

悲しみと山のような

屍(しかばね)が折り重なって

戦争と核兵器のない

平和の実現を願うものは集まれ!

リメンバーヒロシマナガサキ

過ちは繰り返さない

リメンバーヒロシマナガサキ

人間に叡智(えいち)と愛があるなら

遠くとも核なき世界を

めざして手をつなぎ

みんな歩き始めよう!

リメンバーヒロシマナガサキ

沈黙にさよならしよう

リメンバーヒロシマナガサキ

行動と勇気で生まれかわろう

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 ■人物略歴

 ◇なかにし・れい

 1938年中国黒竜江省(旧満州)牡丹江市生まれ。立教大学文学部仏文科を卒業と同時に作詩家として活動を始め、日本レコード大賞、ゴールデンアロー音楽賞など多くの音楽賞を受賞。2000年に「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞、近著は「生きる力 心でがんに克(か)つ」(講談社)。著書多数。サンデー毎日でエッセー「花咲く大地に接吻(くちづけ)を」を連載中。
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 「アンタのやってることは、何の足しにもならん。」

  これがうちのヨメさんの口癖だ。

 「今までなーんにもしてこんかったくせに、今さら平和がどうたらこうたら・・・。若いときから続けてるんならまだしも、あきれてものが言えんわ。
 それに、『京都キャロット』にそんな変なもんが関わってると思われたら商売にも影響する。どうしてもしたかったら、すべての縁を切ってからにして。」

 えー、これを解説しますと・・・。
 「○○運動というたぐいは、生活に余裕のある人がすること。アンタみたいに仕事のでけへん人間は、そんなことより1円でも稼ぐことを考えるべし。」

 なかなかいいとこ突いてます。
 ただし、私はなかにし礼さんが歌を通して反核平和を訴えたかったのと同じように、走ってそれがしたかっただけ。それぞれがそれぞれの得意分野をうまく使えば、平和運動もまた楽しい。

 第一、なかにし礼さんのような著名人なら影響力は大きいが、名もなきパオパオごときが「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走ったくらいで誰が何を思うものか。まあ、「ご苦労さんなこっちゃ」くらいで終わりでしょう。

 今日、奥様を亡くされ悲しみにふけられているだろう走友・Tさんに手紙を出した。「気が向いたら、いっしょに走りませんか」と。
 私がだれかを励ましたいと思うとき、何ができるか。いくら考えても、走ることくらいしか思いつかない。いや、走ることならいくらでも・・・。

 私が走ることで少しでも喜んでくださる方があれば、何とかしてこれからも走り続けたい。
 頼むし、「すべての縁」は切らんといて〜〜〜。

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