パオパオだより

2012年10月26日(金)

チャラ右翼ヨワ右翼ジジ右翼 [時事]

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◎信濃毎日新聞10月26日朝刊

   石原新党 タカ派路線の危うさが

 東京都の石原慎太郎知事が、知事を辞職し新党を結成すると表明した。「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表らが参加する予定だ。次期衆院選をにらみ、橋下徹大阪市長が率いる「日本維新の会」との連携も視野に、第三極を目指す思惑があるのだろう。

 石原氏の知名度は高いものの、新党の顔触れは新鮮さに欠ける。任期途中で都政を投げ出すことへの批判もある。どこまで有権者の支持を得られるかは未知数だ。

 石原氏は都庁で緊急の記者会見を開き、国政に復帰する決意を述べた。最後のチャンスと勝負に出たとみられる。

 石原氏が掲げた目標は二つある。新憲法の制定と「硬直した中央官僚の支配制度」の改革である。都知事を長年務めた経験から、中央省庁が地方自治を阻害しているといった指摘には説得力がある。半面、現行憲法の否定論には強い違和感を覚える。

 石原氏は最近、「(現行憲法を)廃棄したらいい。改正しないで横に新しい憲法をつくっておいて、しっかりした総理大臣がでてきたら国会にかけたらいい」とも述べている。

 憲法に問題があるとすれば、どこにどのような課題があるのか、一つ一つ丁寧に議論すべきである。諸悪の根源を憲法に求め、改正手続きすら無視するような議論は、あまりに乱暴だ。国政復帰により、改正に向けた動きが加速される懸念が捨てきれない。

 強硬なタカ派姿勢は、外交面にも表れている。尖閣諸島を都が所有すると宣言し、実効支配を強める計画を打ち上げた石原氏である。国民には賛同する声も少なくないが、国家間の外交では、あらゆるリスクを想定した周到な準備と交渉が欠かせない。

 相手を刺激する石原氏のストレートなもの言いは、国際関係に無用なあつれきを生む恐れがある。国政復帰に対して、経団連の米倉弘昌会長が「具合が悪い」と否定的な見方を示したのも、石原流のやり方に不安を覚えたからだろう。石原新党の外交政策を慎重に見極める必要がある。

 永田町に解散ムードが高まり、政治家の生き残り策や政界再編の動きが盛んになっている。

 肝心な政策が後回しになってはまずい。東日本大震災からの復旧・復興をはじめ、原発と将来のエネルギーの在り方、社会保障の将来像、消費税問題など、政治の課題は山積している。各党には政策の座標軸をはっきりと打ち出すことを、あらためて求めたい。
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 我ながら、リズム感のあるいいフレーズを思いついた。
 「チャラ、ヨワ、ジジ」。
  
 誰も書いてないが、ジジ右翼さんは45歳にしてフットサル日本代表に選ばれた彼に触発されたのではないだろうか。テレビで何回も流れてますよね。「(Jリーグの)歴史はここから始まった・・・」サッカー界の45歳は政界の80歳くらい・・・。いや、これは絶対に政界に行かない彼に失礼でした。

 実際は、「あんなチャラい奴や、あんな弱い奴が党首として人気を取れるのなら、この歳でも十分人気は取れる」と思われたのでしょうね。ああ、右翼花盛り、選り取りみどり・・・。

 一つだけ救いは、選挙の投票数がもっとも多い団塊の世代(私の7、8歳上)に右翼支持者が比較的少ないことでしょうか。
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【RUN】

 ついこないだまで暑くて走りに出るのがいやだったのに、もう寒くて走りに出るのがいやになってきた。今日もサボろうかなあと思ったが、明日は廉の記録会。いい記録が出ることを祈りながら走ろう。

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 いつもの5kmコース。 
 行き13分41秒、帰り13分33秒で27分15秒。
 ( この写真は別。きくはいっしょには走っていません。)

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 廉は明日は1500m。
 自己ベスト4分20秒を上回るのが目標らしい。( ちょうど私より1分速い。)
 しっかり!

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2012年10月25日(木)

だれが112000円も出す? [マラソン評論]

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( ウィキペディアより)

◎京都新聞10月25日朝刊

   京都マラソン無抽選枠「スポーツ振興ランナー」に変更

 来年3月の第2回京都マラソンで京都市に10万円以上を寄付した人に与える無抽選出走枠について、市などでつくるマラソン実行委員会は24日、名称を「チャリティーランナー」から「市スポーツ振興サポートランナー」に変更することを決めた。

 寄付枠は今年3月の第1回大会で想定以上に経費が膨らんだため、寄付を大会運営費に充てようと市が新設。スポーツ施設整備などに充てる「市スポーツ振興基金」に10万円以上を寄付すると、抽選無しで出走権が得られるようにした。2人1組のペア駅伝も含め500人分枠を用意し、5千万円の収入を見込んでいる。

 しかし、名称をめぐり、当初決めた「チャリティー」の表現が慈善活動への協力と誤解を招くとして、開会中の9月市議会が名称の表現や周知方法の再検討を求める決議を可決。市にも「寄付が東日本大震災の被災地支援に充てられるのか」とする問い合わせが寄せられていた。

 このため、「チャリティー」という表現を使わないことにした。ただ、寄付枠への申し込みは24日現在、32人分にとどまっている。

 市は「倍率3・3倍の一般枠の当選者が決まった後に落選者から申し込みがあるとみている。あらゆる機会を通して制度周知に努めたい」としている。

 一般枠ランナーの抽選結果は今月29日に発表する。
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 「市スポーツ振興サポートランナー」とは・・・。長すぎる! センスなし。
 私が名付けるなら「特権ランナー」。
 無抽選という特別な権利をもらうのだから「特権ランナー」でいいでしょう。札束で出走権利をゲットですから、「特権」という言葉のイメージにピッタリ。でも、これではますます応募者が尻ごみするか・・・。

 あっ、いいのん思いつきました。
 「S枠ランナー」でどうでしょう。「S枠」の「S」は、もちろんSpecialのS。これだと肩身の狭い思いはしなくてすむかも。

 ただ、抽選に落ちた人が10万円+1万2千円出してまで出ようと思いますかねえ、500人近くも。見通しが甘い。
 
 ここで提案。
 「S枠ランナー」の参加費は、1万2千円×3.3(競争倍率)で4万円でどうでしょう。これでもう一つスペシャル特典(たとえば、大会記念限定ブレーカーとか)を付けてくれたら、そんなに高くはない。この枠を1250人とれば、予定通り5000万円ゲットです。

 ついでに「A枠ランナー」も作りましょう。この「A枠」の「A」は、特に意味なし。演劇とかの「S席、A席」をまねただけです。
 この「A枠」は積み立て方式。毎年1万円ずつ積み立てて5年で5万円になったら、無抽選で出場。これ、かなりいい案だと思いますけど。

 「『京都、大阪、神戸』と(それぞれ)一回でええし出たいなあ。」
 これが多くのランナーの願いです。毎回当たり外れを楽しみたい方は別ですが、フルマラソンは普通はだいぶ前から計画を立てて出場するもの。出れるかどうか分からん大会なんて、私は応募しようとは思いません。

 さあ、頭カチカチのみなさん。私の意見は参考になりましたでしょうか。

 あっ、S、Aとくれば「B」。
 一般枠ランナーをいっそ「B級ランナー」と呼べば・・・、「しばかれる!」
 1万2千円も出して「B級」呼ばわりはないわなあ。

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2012年10月24日(水)

鴨川10km・2回目 [ランニング]

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 今日は真樹の中間テストの最終日。そのあとは、毎回恒例の「お疲れさんランチ」。
 ということで、10時前に真樹を高校に送っていき、そのあと鴨川へ。
 先週の土曜日と同じ、1.4km+10km+1.4kmの練習。

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 こないだは気温が25℃近くまで上がり、息苦しかった。目標にしていた46分前後にはほど遠く、49分34秒もかかってしまった。5kmばっかり走っていたので、10kmがすごく長くて・・・。
 しかし、今日は涼しい。鴨川に着いた時点で16℃ほど。
 シューズもGT2150からアディゼロタクミ・レンへ。
 まずは1.4km、6分38秒。足が軽く上がるような気がした。

 10kmコースを4分割したそれぞれの区間で30秒ずつ縮めたら47分台。そこからもうちょっとがんばれば、こないだの目標46分台に届く。

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 丸太町橋、11分18秒。
 涼しくて走りやすい。

 荒神橋の上流の飛び石を小さな子たちが渡っていた。

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 出雲路橋(約4.9km)、23分03秒(11分44秒)。
 ここまでで、こないだより2分近く速い。いい感じ。

 今日は、保育所の子どもたちとたくさん出会った。お散歩日和だったんでしょうね。

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 御薗橋、35分16秒(12分13秒)。
 北風が強くなってきたががんばった。

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 ゴール、46分26秒(11分09秒)。
 こないだより3分以上短縮。2回目にしてはがんばりすぎかも・・・。次がたいへん。

 今日走っていて気づいたこと。
 今、鴨川のランニングコースはボコボコ。以前の大雨のときに土が流れてしまってそのまま放置。視覚障害のあるランナーもたくさん走られているコースなのに、これでは・・・。
 京都マラソンのコースとしても使用されているので、試走されているランナーもあるだろうに。これではがっかりでしょうね。しっかりお金をかけて直す気はないんでしょうか。

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 さあ、あと4分半縮めたら41分台か・・・。行けるね。
 これからもっと涼しくなってくるし。ちょびちょび縮めよう。

 1.4kmコースを逆走して今日の練習は終わり。

 いったん家に帰りヨメさんを乗せて高校へ。
 真樹を乗せ、そこからすぐ近くの「びっくりドンキー」さんへ。

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 まずは返してもらったばかりの「模試結果」の分析。

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 ここのランチはだいたい700円くらい。
 私は、パインバーグステーキセット(732円)。

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 ドリンク類は126円。
 私はここのちょっと苦めのコーヒーが大好き。

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 廉も来れたらよかったんやけど、学内でバイトがあるらしい。
 次は4人そろって来ようぜ!

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2012年10月23日(火)

すべての「犬猫」に謝罪を! [時事]

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「きくちゃん、だーいすき!」

◎毎日新聞10月23日朝刊

   「謝り方も知らない鬼畜集団」
          週間朝日おわび 橋下氏が公開謝罪要求

 橋下徹大阪市長は22日、自身の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、おわびが掲載された同誌が市役所に届いたことを明かし、「謝り方も知らない鬼畜集団」などと批判、公開の場で直接謝罪するよう求めた。記事を執筆したノンフィクション作家の佐野眞一氏に対しても「佐野を(社会的に)抹殺しに行かないといけない」などと激しい言葉を並べた。

 市によると、同誌を発行する朝日新聞出版の社員が22日に市職員に手渡したという。橋下氏は大阪市内で記者団に「僕は子供に、謝る時は週刊誌を送りつけて終わりという育て方はしていない」と批判。同誌が橋下氏の実母に、記事を掲載した週刊誌を送り、取材を求めたことを明らかにし、「人間じゃない。鬼畜、犬猫以下。矯正不可能だ」などと激怒した。また、佐野氏についても「向こうはペンの力で僕(や家族)を殺しにきた。佐野を抹殺しに行かないといけない」「僕と同じくらい異常人格者だ。佐野のルーツを暴いてほしい」などと話した。

 連載は同誌が10月26日号で始めた「ハシシタ 奴の本性」。同誌は2回目以降の連載休止を決めている。23日発売の11月2日号では2ページにわたる「おわび」を掲載した。【原田啓之】
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 もう橋下氏ネタの記事を書くのはやめようと思っていたが、これは黙っていられない。
 「佐野氏を抹殺しに行かないといけない」という発言は、普通なら十分警察の取調べの対象になるものだと思うが、大阪市長という立場を利用してお咎めなし。

 私がカチンと来たのはそこではない。
 「犬猫以下」ってなんですか!
 犬や猫はもともとさげすまされる存在で、週刊朝日の関係者はさらにそれ以下という表現。自分が批判するときに、批判対象と全く関係ないものを引き合いに出し怒りまくるという手法。橋下氏は「頭がいい」との評判だが、私はこれは頭のいい人の手法とは考えにくい。
 今回の抗議は差別の問題も絡んでのものだと思うが、その当人が「犬猫以下」という表現で抗議をしているのはなんかおかしい。もちろん、「犬猫」も「人間」も平等なんて言うつもりはありませんが・・・。テレビから彼の「犬猫以下」という発言が流れるたびに、心臓がドキドキし悲しくなり凍り付いてしまう。

 「僕は子供に、謝る時は週刊誌を送りつけて終わりという育て方はしていない」と批判したそうだ。しかし、「人間じゃない。鬼畜、犬猫以下。矯正不可能だ」というののしり方は教えているのだろう。
 小さいときに犬や猫に出会った子は、そこからいろいろなことを学んでいくと思う。いいことばかりじゃなくつらいことも含めて。私もそうだった。楽しいことをいっぱい経験させてもらい、ちょっとだけつらいことも味わった。いくつになっても、今まで出会ったワンちゃんネコちゃんのことは忘れられない。私の人格形成の半分くらいは「犬猫」関係からと言ってもいいかもしれない。

 自分の父親が人を批判するのに「犬猫以下」と表現する。その子たちは、「家族を守るため」という理由で父がそう言ったと納得できるのだろうか。その子たちが犬や猫と楽しくかかわりあえるだろうか。これは言葉使いの問題ではない。ふだんの生活態度から自然と出た言葉だろう。

 そういう言い方をする人を批判しても仕方ないのかもしれない。ただ、犬や猫との楽しい経験がないだけなのかもしれない。しかし、どんな扱いを受けても「犬猫」は自分では抗議できない。少数派切捨て政策ばく進中の彼の目が、「犬猫」切捨てに向かわないように祈るばかりである。

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【追加】

 橋下氏の今日午後4時のツイッターより

【訂正・お詫び】連載第一回の週刊朝日を、週刊朝日サイドが実母に送り付けた事実は
存しませんでした。現物は実妹が購入してきたものです。
週刊朝日サイドから実母へ送ってきたのは連絡が欲しい旨のレタックスで、
当該週刊朝日発売日前です。
https://twitter.com/t_ishin/status/260635398886273024

週刊朝日発売日当日、同じマンション内に住む実母が実妹が購入した週刊朝日と
レタックスを僕のところに持ってきました。僕も登庁前だったので実母の話を早とちりし、
週刊朝日の現物とともにレタックスを送ってきたと勘違いしました。
https://twitter.com/t_ishin/status/260635879683522560

事実を訂正するとともに、このような誤った事実認識のもとに、
週刊朝日を鬼畜集団と批判したことは申し訳ありませんでした。
以後、公言する際は、しっかりと事実確認をしていきます。
https://twitter.com/t_ishin/status/260636255430270977
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 「鬼畜集団」と批判したことは謝罪されたが、「犬猫以下」については何もなし。

 「犬猫以下と批判したことは申し訳ありませんでした。犬猫のみなさんやそれ以下のみなさんに不愉快な思いをさせてしまったことについて謝罪します」くらい言ってほしかったなあ。

 橋下氏がチンピラ弁護士としてテレビで活躍されていたときと政治家になられてからの一番のちがいは、ユーモアのあるなし。あのユーモアを思い出す余裕ができたら、もうちょっと人気が回復すると思いますけど。私から見ると、常に何かにビクビクされているようにしか見えないんですけど・・・。

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【追加写真】 
「何で変な写真ばっかり載せるの! もっといい写真あったやろ!」
 ヨメさんに怒られました。
 これはどうでしょう。

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2012年10月22日(月)

第34回阿波吉野川マラソン〜やっちまったぜー〜 [ランニング・出張販売]

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 「やっちまったぜー・・・」
 「あーあー。」 
 (注・この件に関しては、のちほどくわしく。)

 会場まで車で10分ほどのところに安いビジネスホテルが取れた。そのため、6時10分起きで、6時半からの朝ごはんも食べて出ることができた。
 会場の吉野川河川敷グランドに着いたのは7時過ぎ。空は快晴で、河川敷特有の強風ビュンビュン。

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 8時半から受付が始まり、最初のハーフのスタートまで2時間あるということで、けっこうお客様が見に来られていた。

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 受付でプログラムをいただき、さっそくチェック。
 2102名エントリー中1505名がハーフ。10kmは479名。私がエントリーした5kmはわずか118名。

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 それよりビックリしたのは参加者の都道府県別表。
 なんと、2102名中1930名が地元徳島。これは全体の約92%に当たる。こんなに地元率の高いマラソン大会も聞いたことがない。
 まあでもハーフの参加者が多いということは、そこそこ走れる人ばかりやから「京都キャロット」の商品も売れるかなあ・・・。

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 10時30分にハーフがスタート。
 1500人はさすがに迫力があった。ただし、スタートはラグビー場なので、混雑することなくスムーズなスタートだった。

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 この最後尾に、普通の車イスでハーフマラソンに挑戦しているランナーを発見。うれしくなって、すぐ声をかけに行った( くわしくは昨日の記事を)。

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 会場のフンイキが分かる写真をと思い、土手の上から。
 この会場は駐車場が広く、ほとんどの方が車で来られているようだ。

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 10時55分に10kmがスタート。

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 太陽ギラギラの東に向かって一直線という感じ。

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 「キリンさん、がんばってー」と、つい声をかけてしまった。
 この方、スタート直後はかなり前のほうでしたが・・・。

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 さて、私の「やっちまったぜー・その1」はシューズ忘れ。

 追い込みすぎているレースが続いたので、今回は楽しく走ろうと思っていた。でも、気が緩みすぎてレース用シューズを積み忘れ。なんと、今まで一度も走るのに使ったことのないNB・M675(ふるー)。今、早朝バイトの作業用に使っているシューズをはいてきた。これしかない。
 このシューズ、左右がサイズちがいで返品する予定だったのだがそのタイミングが遅れ、私のふだん履きとなったもの。まあ、走れんことはないか。
 ウォーミングアップとしてそこらをちょっと走ってみた。
 「ごそごそー、おもー。」
 でもそんなことゆうてられん。今日は重いシューズで早く走る練習。しゃーない。

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 この写真はヨメさんが撮ってくれたもの。
 いきなり先頭に見えますが、実は前に6人。順位表彰のない大会なので、そんなに速い人はいないだろうと思っていたら大まちがい。こんなシューズでも、最初の1km、3分56秒で行ったんですけど・・・。

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 久しぶりの「カメラン」は、も一つだった。
 うまく撮ることができない。

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 さてさて、ここで「やっちまったぜー・その2」

 2km地点、8分20秒(4分24秒)。
 だいぶペースが落ちてきたが、22分くらいではゴールできそう。

 ところが、2km過ぎで先頭のランナーが戻って来た。
 「えっ、こっちが2kmで先頭が3km?」
 なんぼなんでもそんなに離されてへんやろう。

 そう思いながらしばらく進むと、赤いコーンが置いてあり、その横に役員さんらしい方が立っておられた。
 「ここで、折り返したらええんかな。」
 ちょっと早いような気もしたが、競っていた人といっしょに折り返し。腕時計を見たら、2kmからまだ1分ちょっと。明らかにおかしい。でも、もう折り返してしもたし、行かなしゃーない。

 3km、10分35秒(2分14秒)。
 あっ、やっぱり。2.25km地点くらいで折り返してますね。

 4km、15分13秒(4分38秒)。
 これで元に戻った。

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 この写真もヨメさんが撮ってくれた。
 重たいシューズでも、しっかり最後まで足が上がっています。
 
 ゴール、19分41秒(4分27秒)。

 2kmから3kmまでが倍の4分28秒かかったとして修正すると、ゴールは21分55秒。これでだいたい目標どおり。

 5km全体の7位。
 中学生ぽい女の子にも負けてしまった。
 でも、私より前の人はかなりよすぎるタイムなので、この人たちも折り返し点をまちがえて帰ってきた可能性もある。私が500mもずっこしして、最初と順位が変わらなかったんだから・・・。まあ、順位表彰のない大会なんでいいということにしておきましょう。

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 ゴールの先では、「完走おめでとうございます。ばんざーい。」「ばんざーい。」」
 「ありがとうございます。ぺっぴんさんの写真を1枚撮らせてもらいますわ。」
 「みんなー、集まってー。」

 これは思い出に残るいい写真が撮れました。
 でも2100人分も「ばんざーい」をしてくださったのだろうか。

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 本部ステージ前では、アマチュアの歌手の方が歌で応援してくださっていた。すごくいいフンイキです。

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 お弁当つき、豚汁付き、温泉入浴券付きで参加費4000円。
 主催は、徳島県走ろう会連合会。役所が絡まず、ランニングクラブの運営だけでここまでできたら立派なもんです。

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 12時半から、ダウンを兼ねて「浅野さん探しラン」。

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 レースでは2kmまでは冷静に走っていたのに。

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 この給水所の先の赤いコーンで折り返してしまったんですよね。
 さっきおられた役員さんぽい方は、もうおられなかった。どうもあのコーンは、障害物をマークするために置かれていたものだったようだ。

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 その先に、ほら、ありました。
 こんなに分かりやすい「5キロ折返し」の文字。
 「あーあ。」

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 今日は景色を見ながらゆっくり走る予定だったのに・・・。

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 3kmすぎても浅野さんの姿が見えず、ちょっと心配になってきた。

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 しかし、真っ直ぐなコースなので向こうからだんだんと近づく車イスランナーの姿が見えてきた。

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 このあとは、少ししゃべったりしながら写真をいっぱい撮ってゴールまで。私が撮った写真は喜んでもらえたかな。

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 「こうじさん、おとなりの人形焼屋さんのワンちゃんかわいいで。」
 「いや、そら見せてもらわんなん。」
 「それがな、かみ犬で車から出せへんにゃって。」
 「いやー、そらぜひともかんでもらわんなん。」
 「でもな、飼い主さんもこないだかまれはって、ものすごショックやったんやって。」 
 「そっかー。まあ、見るだけでも・・・。」

 ワンちゃんの名はぺぺ。オスの5歳だそうだ。
 私が見に行くと、「うーうー」とうなっていた。でも、うちのきくのこっわいこっわい顔に比べたら、なんてかわいいんでしょう。

 ここで、もう一つ「やっちまったなー・その3」。
 先週の「余呉湖健康マラソン」と今回の「阿波吉野川マラソン」は、私が交渉して出店させてもらった大会。しかし、先週の「余呉湖」では最近の売り上げワーストを記録。でも近くだし、経費もあまりかかっていないしまあいいかという感じだった。
 今回の「吉野川」は大人ばかり2000人以上で、ハーフ出場者がほとんどということで期待していた。ところが、絶好の買い物日和だったにもかかわらず惨敗。なんと、「余呉湖」の売り上げを下回るワースト新記録。今回は高速代が往復18000円以上、ホテル代が12600円、これに車の燃料代、大会出店料などを入れると経費が50000円以上。完全に大赤字。
 「何で売れへんかようわからんけど、もう絶対来年は来れへんな」と眞寿美さん。私は、普通の車イスランナー・浅野さんともお知り合いになれたし、かわいいぺぺちゃんとも会えたし、また来たいんですけど・・・。大会自体も一昔前のほのぼのとしたフンイキがあり、コースも走りやすく好感が持てる。しかし、商売となるときびしい。

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 ヨメさんは、徳島在住の親友・くーちゃんと会うため徳島居残り。帰りは私一人になった。

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 淡路島から見る夕日。 
 高速を運転しながらの撮影。よいオッサンはマネしないでね。

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 子どもらへのおみやげは、「すだちくん」の人形焼と、養護施設の方たちが販売されていたケーキ。両方すごくおいしかった。
 やっぱり、来年も行きたいなあ。もうちょっと売れるようにならんかなあ。

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2012年10月21日(日)

第34回阿波吉野川マラソン〜新しいともだち〜 [ランニング・出張販売]

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 10時半、1506名エントリーのハーフがスタート。
 その最後尾に普通の車イスランナーを発見。
 ああ、やっとお会いできました。

 「普通の車イスですよね。」
 「そうです。」
 「私のともだちで、普通の車イスでフルマラソンを完走されている方がいるんですよ。」
 「えー、そうなんですか。」
 「でもね、ほとんどの大会が車イスアウトなんですよ。」
 「そうですよね。徳島マラソンも出られませんもんね。」
 「今、普通の車イスでもフルマラソンに出られるように働きかけしてるんですよ。いろんな情報がほしいんで、ぜひ協力してください。」

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 ハーフマラソン初挑戦の「普通の車イスランナー」は浅野高弘さん。
 さっそく、私のおともだちになってくださるよう申し込んでおいた。

 「今日の目標は?」
 「一応、制限の3時間以内の完走です。」
 「そしたら、あとでまた写真撮らせてもらいに来ますわ。」

 11時5分からの私の5kmレースも終わり、ハーフスタートから2時間たった12時半からコースを逆走。

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 3km地点をすぎしばらく行ったところで浅野さん発見。
 「写真撮りに来ましたー。」

 浅野さんはかなり汗をかいておられるようだったが元気だった。

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 残り3km地点でちょうど1時。あと30分。
 「制限時間内に行けますよ。しっかり!」

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 思っていたより気温が上がり、朝に吹いていてた風もやんでしまった。
 ランナーのみなさんの様子を見ていると、思いがけない暑さに体力を消耗してしまっている人が多かった。

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 しっかり給水。

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 最後尾スタートだったのに、かなりの人を抜いている。
 浅野さんの後ろにまだまだランナーが。 

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 「初めてのハーフ、しっかり完走できそうですね。」
 「はい。でも、だいぶ後ろから押してもらいました。」

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 いずれは全部一人で、そしてフルにも挑戦してほしい。

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 このあたり半分以上のランナーが歩いているので、普通の車イスランナーが混じっていても全く問題なし。

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 一部の競技性の高いレースは別として、一般の市民ランナーのためのレースなら普通の車イスランナーと一緒が当たり前になってほしい。

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 スタートから1km地点に河川敷から土手に上がる階段がある。
 「あの階段はどうしやはったんですか。」
 「遠回りしてスロープのところから・・・。」

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 残り1kmで、同じ階段を通る。
 浅野さんはまた遠回りしてスロープへ。

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 自動車や自転車を避けながら車イスで下ってくる。
 ここだけは楽そうだった。

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 野球場の横を曲がると、ゴールまで数百メートル。
 浅野さんはフラッシュオレンジのブレーカーを来ておられるので、遠くからでも見つけやすい。

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 もし来年もこの大会に来れたら、私は伴走者をやってみたいと思った。

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 さすがに、ラグビーグランドに入るとなかなか進まなかった。

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 最後の力を出し切って・・・。

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 なんと、ゴールは2時間59分。
 制限時間内完走です。

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 「京都キャロット」出店の後片付けをしているとき。浅野さんが顔を出してくださった。
 お互いに名刺交換。私が撮らせてもらった写真をお送りする約束をした。

 車イスに関しては知らないことばかりなので、これからもいろいろと教えていただきたい。そして、下山さんのライバルになるくらい、「普通の車イスのランナー」としての腕を磨いていってもらいたい。
 これからもよろしくお願いいたします。

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