2012年10月22日(月)
第34回阿波吉野川マラソン〜やっちまったぜー〜 [ランニング・出張販売]
「やっちまったぜー・・・」
「あーあー。」
(注・この件に関しては、のちほどくわしく。)
会場まで車で10分ほどのところに安いビジネスホテルが取れた。そのため、6時10分起きで、6時半からの朝ごはんも食べて出ることができた。
会場の吉野川河川敷グランドに着いたのは7時過ぎ。空は快晴で、河川敷特有の強風ビュンビュン。
8時半から受付が始まり、最初のハーフのスタートまで2時間あるということで、けっこうお客様が見に来られていた。
受付でプログラムをいただき、さっそくチェック。
2102名エントリー中1505名がハーフ。10kmは479名。私がエントリーした5kmはわずか118名。
それよりビックリしたのは参加者の都道府県別表。
なんと、2102名中1930名が地元徳島。これは全体の約92%に当たる。こんなに地元率の高いマラソン大会も聞いたことがない。
まあでもハーフの参加者が多いということは、そこそこ走れる人ばかりやから「京都キャロット」の商品も売れるかなあ・・・。
10時30分にハーフがスタート。
1500人はさすがに迫力があった。ただし、スタートはラグビー場なので、混雑することなくスムーズなスタートだった。
この最後尾に、普通の車イスでハーフマラソンに挑戦しているランナーを発見。うれしくなって、すぐ声をかけに行った( くわしくは昨日の記事を)。
会場のフンイキが分かる写真をと思い、土手の上から。
この会場は駐車場が広く、ほとんどの方が車で来られているようだ。
10時55分に10kmがスタート。
太陽ギラギラの東に向かって一直線という感じ。
「キリンさん、がんばってー」と、つい声をかけてしまった。
この方、スタート直後はかなり前のほうでしたが・・・。
さて、私の「やっちまったぜー・その1」はシューズ忘れ。
追い込みすぎているレースが続いたので、今回は楽しく走ろうと思っていた。でも、気が緩みすぎてレース用シューズを積み忘れ。なんと、今まで一度も走るのに使ったことのないNB・M675(ふるー)。今、早朝バイトの作業用に使っているシューズをはいてきた。これしかない。
このシューズ、左右がサイズちがいで返品する予定だったのだがそのタイミングが遅れ、私のふだん履きとなったもの。まあ、走れんことはないか。
ウォーミングアップとしてそこらをちょっと走ってみた。
「ごそごそー、おもー。」
でもそんなことゆうてられん。今日は重いシューズで早く走る練習。しゃーない。
この写真はヨメさんが撮ってくれたもの。
いきなり先頭に見えますが、実は前に6人。順位表彰のない大会なので、そんなに速い人はいないだろうと思っていたら大まちがい。こんなシューズでも、最初の1km、3分56秒で行ったんですけど・・・。
久しぶりの「カメラン」は、も一つだった。
うまく撮ることができない。
さてさて、ここで「やっちまったぜー・その2」
2km地点、8分20秒(4分24秒)。
だいぶペースが落ちてきたが、22分くらいではゴールできそう。
ところが、2km過ぎで先頭のランナーが戻って来た。
「えっ、こっちが2kmで先頭が3km?」
なんぼなんでもそんなに離されてへんやろう。
そう思いながらしばらく進むと、赤いコーンが置いてあり、その横に役員さんらしい方が立っておられた。
「ここで、折り返したらええんかな。」
ちょっと早いような気もしたが、競っていた人といっしょに折り返し。腕時計を見たら、2kmからまだ1分ちょっと。明らかにおかしい。でも、もう折り返してしもたし、行かなしゃーない。
3km、10分35秒(2分14秒)。
あっ、やっぱり。2.25km地点くらいで折り返してますね。
4km、15分13秒(4分38秒)。
これで元に戻った。
この写真もヨメさんが撮ってくれた。
重たいシューズでも、しっかり最後まで足が上がっています。
ゴール、19分41秒(4分27秒)。
2kmから3kmまでが倍の4分28秒かかったとして修正すると、ゴールは21分55秒。これでだいたい目標どおり。
5km全体の7位。
中学生ぽい女の子にも負けてしまった。
でも、私より前の人はかなりよすぎるタイムなので、この人たちも折り返し点をまちがえて帰ってきた可能性もある。私が500mもずっこしして、最初と順位が変わらなかったんだから・・・。まあ、順位表彰のない大会なんでいいということにしておきましょう。
ゴールの先では、「完走おめでとうございます。ばんざーい。」「ばんざーい。」」
「ありがとうございます。ぺっぴんさんの写真を1枚撮らせてもらいますわ。」
「みんなー、集まってー。」
これは思い出に残るいい写真が撮れました。
でも2100人分も「ばんざーい」をしてくださったのだろうか。
本部ステージ前では、アマチュアの歌手の方が歌で応援してくださっていた。すごくいいフンイキです。
お弁当つき、豚汁付き、温泉入浴券付きで参加費4000円。
主催は、徳島県走ろう会連合会。役所が絡まず、ランニングクラブの運営だけでここまでできたら立派なもんです。
12時半から、ダウンを兼ねて「浅野さん探しラン」。
レースでは2kmまでは冷静に走っていたのに。
この給水所の先の赤いコーンで折り返してしまったんですよね。
さっきおられた役員さんぽい方は、もうおられなかった。どうもあのコーンは、障害物をマークするために置かれていたものだったようだ。
その先に、ほら、ありました。
こんなに分かりやすい「5キロ折返し」の文字。
「あーあ。」
今日は景色を見ながらゆっくり走る予定だったのに・・・。
3kmすぎても浅野さんの姿が見えず、ちょっと心配になってきた。
しかし、真っ直ぐなコースなので向こうからだんだんと近づく車イスランナーの姿が見えてきた。
このあとは、少ししゃべったりしながら写真をいっぱい撮ってゴールまで。私が撮った写真は喜んでもらえたかな。
「こうじさん、おとなりの人形焼屋さんのワンちゃんかわいいで。」
「いや、そら見せてもらわんなん。」
「それがな、かみ犬で車から出せへんにゃって。」
「いやー、そらぜひともかんでもらわんなん。」
「でもな、飼い主さんもこないだかまれはって、ものすごショックやったんやって。」
「そっかー。まあ、見るだけでも・・・。」
ワンちゃんの名はぺぺ。オスの5歳だそうだ。
私が見に行くと、「うーうー」とうなっていた。でも、うちのきくのこっわいこっわい顔に比べたら、なんてかわいいんでしょう。
ここで、もう一つ「やっちまったなー・その3」。
先週の「余呉湖健康マラソン」と今回の「阿波吉野川マラソン」は、私が交渉して出店させてもらった大会。しかし、先週の「余呉湖」では最近の売り上げワーストを記録。でも近くだし、経費もあまりかかっていないしまあいいかという感じだった。
今回の「吉野川」は大人ばかり2000人以上で、ハーフ出場者がほとんどということで期待していた。ところが、絶好の買い物日和だったにもかかわらず惨敗。なんと、「余呉湖」の売り上げを下回るワースト新記録。今回は高速代が往復18000円以上、ホテル代が12600円、これに車の燃料代、大会出店料などを入れると経費が50000円以上。完全に大赤字。
「何で売れへんかようわからんけど、もう絶対来年は来れへんな」と眞寿美さん。私は、普通の車イスランナー・浅野さんともお知り合いになれたし、かわいいぺぺちゃんとも会えたし、また来たいんですけど・・・。大会自体も一昔前のほのぼのとしたフンイキがあり、コースも走りやすく好感が持てる。しかし、商売となるときびしい。
ヨメさんは、徳島在住の親友・くーちゃんと会うため徳島居残り。帰りは私一人になった。
淡路島から見る夕日。
高速を運転しながらの撮影。よいオッサンはマネしないでね。
子どもらへのおみやげは、「すだちくん」の人形焼と、養護施設の方たちが販売されていたケーキ。両方すごくおいしかった。
やっぱり、来年も行きたいなあ。もうちょっと売れるようにならんかなあ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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