2011年10月09日(日)
第25回9の日平和ラン〜じょんのび村から〜 [ランニング]
「へっへっへっへー・・・」と言いながら、カメラを手に持ち勝手に近づくあやしいオッサン。さすがにワンちゃんたちも「どうしたらいいのー」状態に陥っていた。
「いやー、パオパオさんが来てくれはったー!」
外の様子に気がついて、「カフェ・じょんのび」から奥様が出てきてくださった。あとで聞くと、昨日、ブログ「晴徨雨読」に入れておいた私のコメントは見ておられなかったとのこと。それでよく、「あやしいオッサン」がパオパオだと分かったものだ。「カメラを持ってニタニタしながら犬に近づく」=「パオパオ」なんでしょうか?
「雪がとけたら遊びに行きます」とずっと言っていたじょんのび村。行こう行こうと思っていたが、もうすぐまた雪が降り出すという季節になってやっと出かけることができた。
綾部市山家を右折。あやべ温泉方面へ9km入ったところに「カフェ・じょんのび」がある。
ブログ「晴徨雨読」の写真には人家がほとんど写っていなかったので、細い坂道を登ったすごい田舎にあるものと思いこんでいた。しかし、上林はけっこう都会。谷が開けていて田んぼがたくさんあり、家も想像していたよりずっと多かった。
運転中、左手にあやしい看板。通り過ぎてから、引返してじっくりと見た。
「おー、この看板は見えん。でも、これに気づいた私もすごい。」
府道のすぐ脇、道路から少し上った日当たりのいいところにお店がある。
無断ですが、オーナーご夫婦のお姿も左手に小さく入っています。横顔なのでいいでしょうか。
こちら、うわさのじょん君。
試しにきくを対面させてみたが、やっぱり鼻にしわをよせて「ガウガウガウ・・・」。ところが、気が弱いと聞いていたじょん君は堂々たるものだった。「なにおこってんのー」っていう感じかな。
人がらがいいというか、犬がらがいいというか。じょん君は、自分が嫌いな犬はいないらしい。あんなこわい顔をしていたきくに対してもしっぽを振ってくれていた。何回も来たら、お友だちになってもらえるかも・・・。
偶然にもユキちゃんがご来店中。場所を聞いて会いに行こうと思っていたワンちゃんが、待ってくれていたというわけ。なんとラッキーな。
ユキちゃんはすごくお上品な顔立ちだったが、獲物をとってきてブルンブルン振り回すようなワンちゃんだそうだ。元猟犬かもとのこと。
それでも男の人は苦手らしく、私がさわらせてもらおうと近づくと腰が引けていた。なぜか、私はワンちゃんたちには人気がない。
お願いしていたカレーができあがったので、お店の中に入らせてもらった。
食べ始めると、女性お一人のご来客。なんと、その方はじょん君の兄弟犬・マーブルの飼い主さんだった。またまた重なるラッキーポン!
その飼い主Mさんは、私がマーブルに会いたいと言うと、わざわざおうちに戻り連れて来てくださった。
じょん君の2倍の体重のマーブル。
毛も長く、あまりじょん君と似ているとは言えない。
でもでも、下からぬーと人を見上げるしぐさがじょん君にそっくり。まちがいなく兄弟です。
私が外でワンちゃんたちにかまっている間、きくは車から「ワンワンワンワン(よその犬、かわいがんなー)」とほえ続けていた。
カレーとホットコーヒーをいただいた。田舎は水がおいしいので、すべてのものがおいしく感じる。もっとメニューをふやされてもいいような・・・。
この看板もじょんのび村村長さん(オーナーさん)の手作り。時間はかかるけど、仕上げがていねいです。
きくを車に乗せっぱなしだったので、降ろして近辺を散歩することにした。
向こうに見えるのは、ブログ「晴徨雨読」によく出てくる念道橋。
いろいろなにおいが気になるのか、きくはなかなか歩いてはくれなかった。
今日は9の日。
「9の日平和ラン」は、今月は綾部に出張ランです。
「カフェ・じょんのび」をスタートして「あやべ温泉」「国宝・仁王門」を見て、バスで帰ってきたら9〜10kmくらい。「9の日」にピッタリの距離になる。
帰りのバスの時刻を調べてから、2時35分ころ「じょんのび」をスタート。スタートのとき、じょんのび村村長さんに写真を撮っていただいた。
走っていると、神社やお寺がたくさんあった。
上林中学校グランドでは区民運動会。
のぼりを持って飛び入り参加も考えたが、ちょうど終わったところだったようだ。
谷が開けていてたくさんの田んぼがあった。その田んぼは全部作られていた。休耕田なし。ここらは、農家の後継者がしっかりと育っているようだ。
7km先の「あやべ温泉」にやっと到着。坂を登っていくのかなと思っていたが、ほとんど平坦で、のぼりを持ったランでも楽だった。
しかし、その先からダラダラ続く上り坂。
せっかくここまで来たのだから「国宝・仁王門」を見て帰ろうと思っていた。ところが、登れども登れども仁王門が見えない。バスの時刻が迫っていたので、途中で引返した。
じょんのび村村長さんに聞いた近道を通って、大町バスターミナルへ。
到着3時58分。バスは3時55分発車。
「あーあ、走って帰らなしゃーないな。」
のぼりをコンパクトにしまい、余分のラン。
途中に写真に撮っとけるようなものがないかなあとか思ってキョロキョロしながら・・・。
あー、こっちにもあったんや、じょんのび予告看板。
薄くて見えんちゅうねん。
あとで奥さんにゆってたんやけど、「じょんのび予告看板を見つけてきた人には割引とかどうですかー。」
もうすぐ「カフェ・じょんのび」というところで、じょん君を連れた奥様に遭遇。
「散歩に行くところなんです。ここ、ちょうどヘイヘイがいるところなんで見て行かれます?」
ヘイヘイはじょん君が大好き。自分の親と思っているらしい。
「ヘイヘイ」とは中国語で「黒々」という意味らしい。
でもよく見てみると、顔や足に日本古来から続く琉球犬や甲斐犬特有の茶黒シマシマ模様が入っている。きっと、何代か前に入ってますよ、このワンちゃんは。
ヘイへイも男の人が苦手らしく、私が近づくと腰が引けていた。
「じょんのび」のお隣りのワンちゃん、チコも見ていかなくては。
チコちゃんは気性の荒いワンちゃんらしく、近所の犬はだいぶかまれたらしい。でも、じょん君は特別。仲良しだった。
私も手でもかんでもらおうと差し出したのだが、意外や意外フレンドリー。腰も引けてなかった。
最後に、根性のすわったワンちゃんに会えてよかった。
けっきょく走っていた時間は1時間50分。距離にして16kmくらいでしょうか。予定より6kmほどたくさん走ってしまった。まあ、いい練習になったかな。
帰りに、なしと栗をいただいた。
栗のほうは、今朝とってこられたものだそうだ。どうもありがとうございました。
私のブログのリンク集の中の最年長であるじょんのび村村長ご夫婦に、やっとお会いできた。今日は、そういう意味でも値打ちのある「9の日平和ラン」だった。
※ さっそく、ブログ「晴徨雨読」に「キクしにまさる」という題で変人変犬(私ときく)を紹介してくださった。リンク集からどうぞ→
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2011年10月08日(土)
とんでとんでとんで、1mクリア [家族]
滋賀マスターズの練習会会場である野洲川運動公園陸上競技場。ヨメさんは、さっそく走り高跳びの練習に行かせてもらった。
70cmから練習しようとしたら、マットの高さより低く無理。仕方なく80cmからスタート。
その80cmを1回でクリア。85cmも1回でクリア。90cmも95cmも1回でクリア。おっ、お見それしました。小学校の時、「高跳びの素質がある」と先生から言われたというのはウソじゃなかったんや・・・。
そして、当面の目標にしていた1m。
さすがに、これはバーに接触して失敗。2回目も失敗。しかし、3回目に見事成功。3回目に成功するとこなんか、「生まれながらのハイジャンパー」なんですかねえ・・・。
野洲川運動公園に着いたのは10時過ぎ。
そこに、旧知の森久見子さんの姿が。森さんは、守山市のA中学の陸上部顧問。
「藤井さーん、うちの子ら初めて3000m測ってみるんですけど、いっしょに走られます?」
「いやー、ありがとうございます。中学生くらいが一番ええ練習相手かも・・・。」
森先生にお聞きすると、初めてなのでよく分からないが、12分から15分くらいで走るのではないかとのこと。ということは、がんばったら全員に勝てるかも。でも、今の私なら12分30秒くらいかなあ。
ちょっとだけヨメさんとアップジョグ。
走り始めたら、滋賀マスターズの伊神さんと遭遇。
「これ、うちのヨメですねん。もうじき50です。・・・こっち、伊神さん、○○歳。めっちゃ速い人なんやでー。」
「いえいえ。私アップしてますし、いっしょに走りましょうか。」
「あっ、ええやん。ますみちゃん、いこいこ。」
伊神さんは、私が初めて滋賀マスターズの練習会に来た時、おいしい和菓子をくださった方。それをすごく覚えています。
練習会では、いつも長身の森上さんと並んでスピード練習をされている。伊神さんは小柄なので、よりすごいスピードを感じる。まあ、見ていて「すごい」とうなってしまうランナーです。
「何か大会に出られるんですか」と伊神さん。
「次の日曜、四万十の100kmに出ます。」
「すごいですねー。」
「いやいや、今ウルトラ15回連続バスで帰って来てますねん。」
「アホでしょー。全然やる気ないんやから」とヨメさん。
「私もだいぶ前に3回ウルトラに出たんですけど、一度も完走できてません。最高89kmまでなんです。
来週が100kmなら、今は疲れを抜く時期ですね。」
「いえいえ、夫婦関係の疲れを抜かんことには、なあますみちゃん。」
「やかましいわー。この人、練習なんか全然してませんねん。」
「まっ、夫婦関係の疲れを抜いてやね・・・。」
「ええかげんにしいや!」
よっしゃよっしゃ、これで前から言っている「四万十の目標が90km」というのが意味あるもんになってきた。
「伊神さん超えー!」
森先生率いる守山市のA中学(20人くらい)と、大津市のS北中学(30人くらい)の陸上部の子たちの3000mタイムトライアルに飛び入り参加。
スタートからS北中学の3人が飛び出す。ついていけない。でも、A中学の子たちの前には出られた。
1000m、3分52秒。ええやん。S北中の3人を追えー!
2000m、8分ちょうど。この1000m、4分08秒。がんばったら、3000m12分切れるかも・・・。
しかし、そんなに甘くはなかった。後ろから追っていたA中学のエース君に追い抜かれてしまう。
3000mのゴールは、12分06秒。最後スパートしたつもりだったが、ダメ(最後の1000mは4分06秒)。2000mを7分55秒くらいで通過しないと・・・。
1kmほどダウンジョグ。今日は合計5kmで練習終わり。
ヨメさんの走り高跳びの練習を見に行かねば・・・。
走り高跳びの練習場は、朝来た時小学生の陸上教室の子らが使っていた。その次は、中学生が使う予定になっていた。そこへ、滋賀マスターズの中島コーチが交渉しに行ってくださって、最後に使わせていただくことができるようになった。
一番最後は、うちのヨメさんの貸切り。
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105cmは何回チャレンジしただろう。7回、それとも8回。惜しかったのは1回だけだったので、今の限界は100cmということなのだろう。
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「失敗で終わるのはかなんし、最後飛んで終わる。」
「バー下げるってゆうこと?」
「そう。」
ということで、最後は100cm。
気持ちよく終われた様子。
でも自分が思っていたより飛べたので、新たな高い目標に向けてメラメラと燃えてきたようでもあった。
「W50の日本最高記録は140cmらしい・・・。」
まあ、そこまではムチャとしても、当面の目標を100cmから120cmに上方修正。目標は高いほうがいい。
「しっかり!」
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「なんで? ますみちゃん、どうしたん?」と言っていた森さん。自分と同世代の女性が、突然「走り高跳びの大会に出る」と言い出したらビックリするわねえ。
でも、後片づけの時に走ってきて手伝ってくださった。そのへんが、私がいつも言っている「イケズ」とはちょっとちがう。言葉に出さない応援って、こういうことですね。
S北中学の生徒さんも後片づけを手伝ってくれたし。ほんとに滋賀にはいいイメージが多い。
「真樹も高跳びやってみようかな」と言っていたのだが、あまりもの人の多さに圧倒されて、真樹は練習できなかった。でも、帰りに3人で食べた「ラーメン藤」のしょうゆラーメンは、格別にうまかったなあ。
びわ湖大橋たもとの道の駅で、野菜やお肉を購入。ふだん買えないような物もいっぱい買えた。
滋賀まで練習に来てほんとうによかった。
お世話になったみなさん、どうもありがとうございました。
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2011年10月07日(金)
空飛ぶマットレス [家族]
「廉、廉にゆうとかんなんことあんねん。」
「えっ、なに?」
「今日な、お昼帰ってきたら、うちの3軒ほど向こうの家の前の道路にマットレスが落ちとってん。なんぼ何でもうちからこんな遠くまで飛んではこーへんわなあとは思ったんやけど、万一ちゅうことがあるしかあちゃんに聞いてみたんやわ。そしたらな、やっぱり廉のマットレスやったわ。」
「なんで?」
「かあちゃんの車(軽)の上に干してたん忘れて、そのまま発進したやって。そんで、マットレスが飛んでいったのんも気がつかんと、そのまま仕事に行ったんやて。」
「えー!」
「すいませんでした」とヨメさん。
「マットレス飛んでんのに、気つかんか。パオパオが帰って来るまで2時間くらい、道の真ん中に放置されてたちゅうこっちゃ」と私。
「すいませんでした。でも、もうちゃんときれいにしてあるし・・・」とヨメさん。
「そういう問題じゃなくて・・・」と廉。
めったにあやまることのないヨメさんが、ただひたすらあやまるという我が家ではめずらしい展開となりました。
ああ、めずらし。
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2011年10月06日(木)
ヤクルト首位陥落! [雑感]
京都でヤクルトファンに会ったことがない。
私が知っているヤクルトファンは、わずか3人。私と私の兄と私の息子。兄と息子は私に仕方なく付き合ってくれているようなものなので、実質私一人かも・・・。
京都では、阪神ファンが7割、巨人ファンが3割、残り10球団は限りなく0に近いと言ってもいいだろう。その残り10球団の中でも、「ヤクルトファンです」と言ったものなら、けげんな顔をされることまちがいなしです。そういう時は、こう続けます。「ヤクルトおばさんが好きで・・・」って、んなわけないやろー。
私は筋金入りのヤクルトファン。そのきっかけは、年間26試合の対戦で巨人に3勝23敗とボロボロだったチームに惚れてしまってからだ(当時はサンケイアトムズ)。それ以来のファンなので、たぶんもうファン歴43年目くらい。
そのヤクルトが、首位独走(2位と10ゲーム差)からついに並ばれてしまった。今日ヤクルトが負け中日が勝つと、ヤクルトは首位陥落。これはぜがひでも応援に行かねば・・・。
16時12分、叡電・京都精華大前へ。
叡電「精華大前→出町柳」17分、320円。
京阪「出町柳→京橋」49分、460円。
JR大阪環状線「京橋→大正」19分、190円。
乗り継ぎ時間も入れて、1時間36分後の17時48分大正駅に到着。
京都市の北部から大阪ドームまで、こんなに早く行けるなんて。費用も合わせて970円。
試合開始が夕方6時なので、ぎりぎり間に合うかと思ったら・・・。チケット売り場が大混雑。自動発券機とかではあかんのかな。
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ますます混戦を極めるセ・リーグのペナントレース!10月初めは毎試合が必勝必至!の手に汗握る熱い戦いが予想されます。
そこで阪神タイガースでは、10月4日(火)〜6日(木)に行われる京セラドーム大阪での対東京ヤクルト戦で9月8日(木)に引続き「虎柄ナイター」をふたたび開催致します。
19時までにご来場の入場券をお持ちの方全員に「虎柄帽子」「虎柄Tシャツ」「虎柄バスタオル」をプレゼントし、スタンドを虎柄に染め選手たちを強力にサポートします!
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ということで、本日入場者には「虎柄バスタオル」。
ヤクルトファンがもろてもなー・・・、とも思ったが大きくてよさげ。ひざ掛けにはピッタリ。
けっきょく、ドーム内に入ったのは6時10分過ぎ。ヤクルト1回表の攻撃は終わっていた。
あとで分かったのだが、1番青木が2塁打、送りバントで1死3塁。そこで3番川端。あー見たかった、見たかった。川端慎吾選手が一番見たかった。(三振だったらしいけど・・・。)
阪神は1回裏に1点、2回裏にも1点。
ヨメさんが言っていた。「あんたが応援に行ったら、ヤクルトは負ける。私や真樹が行かんと・・・。」
うーん、いやな予言が当たりそう。
チケットを買う時、レフト側外野自由席にするか、3塁側内野指定席にするか迷った。内野指定席は、ヤクルトの選手を近くで見ることができる。レフト側外野自由席にはヤクルトの応援団が来ているはず。
迷いに迷ったが、久しぶりの野球観戦なので、ケチらず内野指定席3500円にしておいた。
でも、レフト側上段席を見てビックリ。関西でこんなたくさんのヤクルトファンを見たのは初めて。300人くらいはいるように見えた。それに比べて、ヤクルト側内野席だというのに、まわりは阪神ファンばっかり。
「あーあ・・・。」
ヤクルトのバレンティン。セリーグのホームラン王確実(現在30本)。
ヤクルトの外国人選手はいい選手が多い。すぐ巨人に取られてしまうけど・・・(ペタジー二、ラミレス、グライシンガー、ゴンザレス)。
ヤクルトの攻撃になると、内野席でもチラホラと傘の花が咲く。でもスッゴイ控えめ。たぶん、まわりの阪神ファンの目がこわいのだと思う。
7回裏阪神の攻撃が始まる前。恒例の風船飛ばし。
見よ!レフト上段席を!
この整然とした応援団。
たぶん、ヤクルト応援団は12球団一上品な応援をします。
ヒュー、ヒュー・・・。
パン、パーン(風船の割れる音)。
次に来るときは、絶対レフト上段席。
私も、あの上品な応援団の中に入れてもらおうっと。
ビールの売り子さんのアルバイト。
この世界にも、「先発→中継ぎ→押さえ」というローテーションがあるのだろうか。どう見ても試合が始まったばかりにまわってきた子が一番かわいく、時間がたつにつれてそうでもなくなり・・・。まさかね。
今日のお目当て、川端選手。妹の川端友紀選手は、女子プロ野球・京都アストドリームスの4番バッター。プロ野球史上初の兄妹プロ選手。期待して見ていたが、今日は慎吾選手は活躍できなかった。残念!
3回にヤクルトが1点、6回に阪神が1点取って3対1。ここまでは緊迫したゲームだった。しかし、8回裏に阪神が大量4点を入れ7対1。これにて万事休す。9回表のヤクルトの攻撃は見ずに帰ることにした。
家に着いたのは10時半過ぎ。
球場でもらった「虎柄バスタオル」をきくに見せると、虎の頭の部分をギューとふんだ。
「きくちゃん、ダメー。そんなんしたら、阪神ファンにえらい目に・・・。」
さあ、10月10日からの中日4連戦をナゴヤドームまで見に行くか、10月18日の阪神戦を甲子園まで見に行くか・・・。最後の最後にこんな混戦になるとは・・・。
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2011年10月05日(水)
「ピッツァパッツァ (PIZZA PAZZA)」 [グルメ情報]
こないだ、トヨタで点検待ちのとき「リーフ」という雑誌を読んだ。その中の「ランチ特集」で、近所でよさげな店がないかさがしてみた。
ありました。
柊野別れの近くのピザ専門店「ピッツァパッツァ」さん。そういや、前に改装工事してたなあ。雑誌の写真で見ると、店内もすごくかわいくてきれいな感じに出来上がっている。
イタリア人の兄弟と、お兄さんの奥様・M子さんの3人でされているようだ。
焼きたてのピザを食べるのは何年ぶりだろう。お昼にはちょうどいい感じなので、今日のお昼、ヨメさんと出かけてみた。
実は、このお店に出かけたのは2回目。
こないだの台風15号で学校がお休みになった日、真樹とヨメさんの3人で出かけてみた。しかし、たぶん台風のため臨時休業だったようだ。
今日も雨。
しかし、遠くからイタリアの旗が見えたのでだいじょうぶ。
お店に入ると、若きイタリア青年。たぶん弟さんのほうでしょう。
先客があり奥のテーブルを使ってられたので、私たちはカウンター席へ。
しばらくすると、M子さんがご出勤。
メニューを見せてもらったが、ランチメニューというのは特にはない。種類が多すぎて、どのビザを注文していいのやら・・・。
けっきょく、しめじ・舞茸などの入った「ボスカーラ」のミニ1000円と、シーフードの入った「なんちゃら?」のミニ1300円を注文。それに、私はコーラ、ヨメさんはジンジャエール辛口(のどが焼けまっせー)、両方200円。
目の前で生地をこねて、トッピング、そして釜の中へ。
「写真を撮ってもいいですか」とお聞きしてから撮影。
先客が注文されていた4枚と合わせて、みんなで6枚を一度に釜に入れられた。
6枚とも全部ちがう種類だったので、見ていて楽しかった。
私たちが待っている間に、持ち帰りピザ(600円)を買いに立ち寄る学生さんも。雨の中ぬれながらもわざわざ買いに来られるということは、きっと評判がいいんでしょうね。
そんなに待たされもせず、ピザが焼きあがって出てきた。
「北イタリアのピザは薄めでパリッとしてるんです。南のほうは厚めでもちっとしてるんですけどね。お味のほうはどうですか」とM子さん。
「うまい!」
私は「パリパリピザ」、好きです。おいしかったです。また、食べに来ます。
お話していると、M子さんののご自宅はうちのすぐご近所。今日は雨の中、そこから歩いてご出勤されたらしい。2km以上歩いて来られたわけですね。
次は、夜にアルコールつきの食事をしようと思っているのですが、2km歩いて帰るのはちょっときついね。あっ、京都バス「柊野別れ→洛北病院前」で帰れんこともないな。そんなんもおもしろいかも・・・。
あと望むことは、ランチメニューを作ってもらうことかな。あっ、それからお水が出てこーへんのは「イタリア式」ですか。ヨメさんの話によると、「ヨーロッパは水も有料やからなあ・・・」とのこと。そんなもんですか。
次は、家族全員で行きたいです。
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2011年10月04日(火)
第49回京都スポーツ祭典陸上 [陸上競技]
10月2日午後、東近江市から宇治へ。
名神、京滋バイパスを使って行けるので1時間ほど。太陽が丘には2時過ぎに着いた。
トラックに目をやると、審判として立っておられた塚本さんを見つけることができた。
「塚本さん、こんにちは。」
「ああ、走んのかー。」
「いや、ボクやのうて。ボクは午前中に滋賀県で走ってきましてん。息子が10000m出ますねん。」
「そうか、がんばっとるなあ。」
去年のこの記事でも、塚本さんの写真をトップにさせてもらった。塚本さんは、うちのヨメさんの亡くなったお父さんに似ている。そのせいもあって、ヨメさんは塚本さんに会うたびに話しかけに行っている。塚本さんも、私たち家族を自分の家族のように気にかけてくださっている。ほんとうにありがたい存在だ。
塚本さんのお話によると、今年は予定の遅れもなく順調にレースが行われているとのこと。私が到着した時には、予定通り5000mが行われているところだった。
ということは、次は100mの決勝。この一般女子に、京都府立大の青木選手が出場するはず。写真を撮りに行かねば・・・。
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【100m】
カメラを通して見ていると、青木選手と隣りの選手がほぼ同時にゴール。
結果は・・・、青木選手優勝! しかも、13秒15の大会記録タイ。
最後には、体の張り具合の差だったのだろうか。
青木選手、見事な2連覇です。
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【10000m】
京都府立大から、うちの息子・廉と佐藤選手、また女子の部に三須選手が出場。
同じチームの同い年のライバル・佐藤選手と同じレースに出るのは久しぶり。
序盤は5人がだんご状態。
一時1人が飛び出す展開にもなったが、東レ滋賀の選手・佐藤選手・廉の3人が並走する状態が長く続いた。
女子の三須選手は、競って走る選手が見つからず、終始一人で走るという状態。
廉がトップに立つ場面も。
レース途中に、100mの表彰。
あとで少ししゃべったが、青木選手は去年より今年のほうがずっとうれしそうだった。
廉がトップの場面は、できるだけ写真を撮っておこう。
三須選手はずっと一人旅。
でも、自己管理がしっかりできている選手なので、落ちていくということはないだろう。
気温が低めだったので、だれも給水は取らなかった(レース後の発表では22℃)。
3人の先頭を走るのはかなりつらいことだと思う。しかし、なかなかそういう経験はできないのだから、積極的に行くのはいいことだ。
佐藤選手が前に出ても、よく食らいついている。
独走三須選手の表情は、ほとんど変らないように見える。
5000mの通過は、たしか17分10秒。
これだと、廉が目標にしていた33分台はかなりむずかしい。
少し目を離しているうちに、東レ滋賀の選手がスパート。私か気がついたとき、佐藤選手と廉がトップ争いをしていると勘ちがいしてしまった。
廉が三須選手(先輩)を追い抜く。
廉はあと1周、三須選手はあと4周。
佐藤選手は、34分36秒06でゴール。
廉のラストスパート。
ここ、ヨメさんが見てたら泣けてくるところです。
廉のゴールは、34分58秒61。
終盤の重たそうな足の状態で、よく35分を切れたものだ。そう私は感心していたのに・・・。本人にとっては「最低最悪のレース」であったらしい。私のようなお気楽人間からは考えもつかない厳しい自己評価。うーん・・・。
もうすぐ40分になろうかというころ、三須選手がゴールに。
39分54秒61。
トラックの10000mでこの記録なら上出来と思っていたが、これも本人的には不満足であったらしい。厳しいです。
今日のレースで6000mくらいまでだったが先頭争いに加われたことは、この先のレースに必ずプラスになると思う。今日は、アクシデントなく最後までしっかり走れたことで良しと考えてほしい。
最後まで力を振り絞ってゴールした三須選手に駆け寄る仲間。
遠くから、ただただうらやましく眺めさせてもらいました。
10000m男子の表彰。
途中で私に気づいた廉がニッコリ。
いつか、1位の表彰台へ!
10000m女子の表彰。
京都府立大陸上競技部の中で、一番マジメに練習している三須選手。
これからの自分の励みになり、仲間の励みにもなる表彰になりましたね。
来年は廉も・・・。
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