2011年10月07日(金)
空飛ぶマットレス [家族]
「廉、廉にゆうとかんなんことあんねん。」
「えっ、なに?」
「今日な、お昼帰ってきたら、うちの3軒ほど向こうの家の前の道路にマットレスが落ちとってん。なんぼ何でもうちからこんな遠くまで飛んではこーへんわなあとは思ったんやけど、万一ちゅうことがあるしかあちゃんに聞いてみたんやわ。そしたらな、やっぱり廉のマットレスやったわ。」
「なんで?」
「かあちゃんの車(軽)の上に干してたん忘れて、そのまま発進したやって。そんで、マットレスが飛んでいったのんも気がつかんと、そのまま仕事に行ったんやて。」
「えー!」
「すいませんでした」とヨメさん。
「マットレス飛んでんのに、気つかんか。パオパオが帰って来るまで2時間くらい、道の真ん中に放置されてたちゅうこっちゃ」と私。
「すいませんでした。でも、もうちゃんときれいにしてあるし・・・」とヨメさん。
「そういう問題じゃなくて・・・」と廉。
めったにあやまることのないヨメさんが、ただひたすらあやまるという我が家ではめずらしい展開となりました。
ああ、めずらし。
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2011年10月06日(木)
ヤクルト首位陥落! [雑感]
京都でヤクルトファンに会ったことがない。
私が知っているヤクルトファンは、わずか3人。私と私の兄と私の息子。兄と息子は私に仕方なく付き合ってくれているようなものなので、実質私一人かも・・・。
京都では、阪神ファンが7割、巨人ファンが3割、残り10球団は限りなく0に近いと言ってもいいだろう。その残り10球団の中でも、「ヤクルトファンです」と言ったものなら、けげんな顔をされることまちがいなしです。そういう時は、こう続けます。「ヤクルトおばさんが好きで・・・」って、んなわけないやろー。
私は筋金入りのヤクルトファン。そのきっかけは、年間26試合の対戦で巨人に3勝23敗とボロボロだったチームに惚れてしまってからだ(当時はサンケイアトムズ)。それ以来のファンなので、たぶんもうファン歴43年目くらい。
そのヤクルトが、首位独走(2位と10ゲーム差)からついに並ばれてしまった。今日ヤクルトが負け中日が勝つと、ヤクルトは首位陥落。これはぜがひでも応援に行かねば・・・。
16時12分、叡電・京都精華大前へ。
叡電「精華大前→出町柳」17分、320円。
京阪「出町柳→京橋」49分、460円。
JR大阪環状線「京橋→大正」19分、190円。
乗り継ぎ時間も入れて、1時間36分後の17時48分大正駅に到着。
京都市の北部から大阪ドームまで、こんなに早く行けるなんて。費用も合わせて970円。
試合開始が夕方6時なので、ぎりぎり間に合うかと思ったら・・・。チケット売り場が大混雑。自動発券機とかではあかんのかな。
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ますます混戦を極めるセ・リーグのペナントレース!10月初めは毎試合が必勝必至!の手に汗握る熱い戦いが予想されます。
そこで阪神タイガースでは、10月4日(火)〜6日(木)に行われる京セラドーム大阪での対東京ヤクルト戦で9月8日(木)に引続き「虎柄ナイター」をふたたび開催致します。
19時までにご来場の入場券をお持ちの方全員に「虎柄帽子」「虎柄Tシャツ」「虎柄バスタオル」をプレゼントし、スタンドを虎柄に染め選手たちを強力にサポートします!
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ということで、本日入場者には「虎柄バスタオル」。
ヤクルトファンがもろてもなー・・・、とも思ったが大きくてよさげ。ひざ掛けにはピッタリ。
けっきょく、ドーム内に入ったのは6時10分過ぎ。ヤクルト1回表の攻撃は終わっていた。
あとで分かったのだが、1番青木が2塁打、送りバントで1死3塁。そこで3番川端。あー見たかった、見たかった。川端慎吾選手が一番見たかった。(三振だったらしいけど・・・。)
阪神は1回裏に1点、2回裏にも1点。
ヨメさんが言っていた。「あんたが応援に行ったら、ヤクルトは負ける。私や真樹が行かんと・・・。」
うーん、いやな予言が当たりそう。
チケットを買う時、レフト側外野自由席にするか、3塁側内野指定席にするか迷った。内野指定席は、ヤクルトの選手を近くで見ることができる。レフト側外野自由席にはヤクルトの応援団が来ているはず。
迷いに迷ったが、久しぶりの野球観戦なので、ケチらず内野指定席3500円にしておいた。
でも、レフト側上段席を見てビックリ。関西でこんなたくさんのヤクルトファンを見たのは初めて。300人くらいはいるように見えた。それに比べて、ヤクルト側内野席だというのに、まわりは阪神ファンばっかり。
「あーあ・・・。」
ヤクルトのバレンティン。セリーグのホームラン王確実(現在30本)。
ヤクルトの外国人選手はいい選手が多い。すぐ巨人に取られてしまうけど・・・(ペタジー二、ラミレス、グライシンガー、ゴンザレス)。
ヤクルトの攻撃になると、内野席でもチラホラと傘の花が咲く。でもスッゴイ控えめ。たぶん、まわりの阪神ファンの目がこわいのだと思う。
7回裏阪神の攻撃が始まる前。恒例の風船飛ばし。
見よ!レフト上段席を!
この整然とした応援団。
たぶん、ヤクルト応援団は12球団一上品な応援をします。
ヒュー、ヒュー・・・。
パン、パーン(風船の割れる音)。
次に来るときは、絶対レフト上段席。
私も、あの上品な応援団の中に入れてもらおうっと。
ビールの売り子さんのアルバイト。
この世界にも、「先発→中継ぎ→押さえ」というローテーションがあるのだろうか。どう見ても試合が始まったばかりにまわってきた子が一番かわいく、時間がたつにつれてそうでもなくなり・・・。まさかね。
今日のお目当て、川端選手。妹の川端友紀選手は、女子プロ野球・京都アストドリームスの4番バッター。プロ野球史上初の兄妹プロ選手。期待して見ていたが、今日は慎吾選手は活躍できなかった。残念!
3回にヤクルトが1点、6回に阪神が1点取って3対1。ここまでは緊迫したゲームだった。しかし、8回裏に阪神が大量4点を入れ7対1。これにて万事休す。9回表のヤクルトの攻撃は見ずに帰ることにした。
家に着いたのは10時半過ぎ。
球場でもらった「虎柄バスタオル」をきくに見せると、虎の頭の部分をギューとふんだ。
「きくちゃん、ダメー。そんなんしたら、阪神ファンにえらい目に・・・。」
さあ、10月10日からの中日4連戦をナゴヤドームまで見に行くか、10月18日の阪神戦を甲子園まで見に行くか・・・。最後の最後にこんな混戦になるとは・・・。
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2011年10月05日(水)
「ピッツァパッツァ (PIZZA PAZZA)」 [グルメ情報]
こないだ、トヨタで点検待ちのとき「リーフ」という雑誌を読んだ。その中の「ランチ特集」で、近所でよさげな店がないかさがしてみた。
ありました。
柊野別れの近くのピザ専門店「ピッツァパッツァ」さん。そういや、前に改装工事してたなあ。雑誌の写真で見ると、店内もすごくかわいくてきれいな感じに出来上がっている。
イタリア人の兄弟と、お兄さんの奥様・M子さんの3人でされているようだ。
焼きたてのピザを食べるのは何年ぶりだろう。お昼にはちょうどいい感じなので、今日のお昼、ヨメさんと出かけてみた。
実は、このお店に出かけたのは2回目。
こないだの台風15号で学校がお休みになった日、真樹とヨメさんの3人で出かけてみた。しかし、たぶん台風のため臨時休業だったようだ。
今日も雨。
しかし、遠くからイタリアの旗が見えたのでだいじょうぶ。
お店に入ると、若きイタリア青年。たぶん弟さんのほうでしょう。
先客があり奥のテーブルを使ってられたので、私たちはカウンター席へ。
しばらくすると、M子さんがご出勤。
メニューを見せてもらったが、ランチメニューというのは特にはない。種類が多すぎて、どのビザを注文していいのやら・・・。
けっきょく、しめじ・舞茸などの入った「ボスカーラ」のミニ1000円と、シーフードの入った「なんちゃら?」のミニ1300円を注文。それに、私はコーラ、ヨメさんはジンジャエール辛口(のどが焼けまっせー)、両方200円。
目の前で生地をこねて、トッピング、そして釜の中へ。
「写真を撮ってもいいですか」とお聞きしてから撮影。
先客が注文されていた4枚と合わせて、みんなで6枚を一度に釜に入れられた。
6枚とも全部ちがう種類だったので、見ていて楽しかった。
私たちが待っている間に、持ち帰りピザ(600円)を買いに立ち寄る学生さんも。雨の中ぬれながらもわざわざ買いに来られるということは、きっと評判がいいんでしょうね。
そんなに待たされもせず、ピザが焼きあがって出てきた。
「北イタリアのピザは薄めでパリッとしてるんです。南のほうは厚めでもちっとしてるんですけどね。お味のほうはどうですか」とM子さん。
「うまい!」
私は「パリパリピザ」、好きです。おいしかったです。また、食べに来ます。
お話していると、M子さんののご自宅はうちのすぐご近所。今日は雨の中、そこから歩いてご出勤されたらしい。2km以上歩いて来られたわけですね。
次は、夜にアルコールつきの食事をしようと思っているのですが、2km歩いて帰るのはちょっときついね。あっ、京都バス「柊野別れ→洛北病院前」で帰れんこともないな。そんなんもおもしろいかも・・・。
あと望むことは、ランチメニューを作ってもらうことかな。あっ、それからお水が出てこーへんのは「イタリア式」ですか。ヨメさんの話によると、「ヨーロッパは水も有料やからなあ・・・」とのこと。そんなもんですか。
次は、家族全員で行きたいです。
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2011年10月04日(火)
第49回京都スポーツ祭典陸上 [陸上競技]
10月2日午後、東近江市から宇治へ。
名神、京滋バイパスを使って行けるので1時間ほど。太陽が丘には2時過ぎに着いた。
トラックに目をやると、審判として立っておられた塚本さんを見つけることができた。
「塚本さん、こんにちは。」
「ああ、走んのかー。」
「いや、ボクやのうて。ボクは午前中に滋賀県で走ってきましてん。息子が10000m出ますねん。」
「そうか、がんばっとるなあ。」
去年のこの記事でも、塚本さんの写真をトップにさせてもらった。塚本さんは、うちのヨメさんの亡くなったお父さんに似ている。そのせいもあって、ヨメさんは塚本さんに会うたびに話しかけに行っている。塚本さんも、私たち家族を自分の家族のように気にかけてくださっている。ほんとうにありがたい存在だ。
塚本さんのお話によると、今年は予定の遅れもなく順調にレースが行われているとのこと。私が到着した時には、予定通り5000mが行われているところだった。
ということは、次は100mの決勝。この一般女子に、京都府立大の青木選手が出場するはず。写真を撮りに行かねば・・・。
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【100m】
カメラを通して見ていると、青木選手と隣りの選手がほぼ同時にゴール。
結果は・・・、青木選手優勝! しかも、13秒15の大会記録タイ。
最後には、体の張り具合の差だったのだろうか。
青木選手、見事な2連覇です。
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【10000m】
京都府立大から、うちの息子・廉と佐藤選手、また女子の部に三須選手が出場。
同じチームの同い年のライバル・佐藤選手と同じレースに出るのは久しぶり。
序盤は5人がだんご状態。
一時1人が飛び出す展開にもなったが、東レ滋賀の選手・佐藤選手・廉の3人が並走する状態が長く続いた。
女子の三須選手は、競って走る選手が見つからず、終始一人で走るという状態。
廉がトップに立つ場面も。
レース途中に、100mの表彰。
あとで少ししゃべったが、青木選手は去年より今年のほうがずっとうれしそうだった。
廉がトップの場面は、できるだけ写真を撮っておこう。
三須選手はずっと一人旅。
でも、自己管理がしっかりできている選手なので、落ちていくということはないだろう。
気温が低めだったので、だれも給水は取らなかった(レース後の発表では22℃)。
3人の先頭を走るのはかなりつらいことだと思う。しかし、なかなかそういう経験はできないのだから、積極的に行くのはいいことだ。
佐藤選手が前に出ても、よく食らいついている。
独走三須選手の表情は、ほとんど変らないように見える。
5000mの通過は、たしか17分10秒。
これだと、廉が目標にしていた33分台はかなりむずかしい。
少し目を離しているうちに、東レ滋賀の選手がスパート。私か気がついたとき、佐藤選手と廉がトップ争いをしていると勘ちがいしてしまった。
廉が三須選手(先輩)を追い抜く。
廉はあと1周、三須選手はあと4周。
佐藤選手は、34分36秒06でゴール。
廉のラストスパート。
ここ、ヨメさんが見てたら泣けてくるところです。
廉のゴールは、34分58秒61。
終盤の重たそうな足の状態で、よく35分を切れたものだ。そう私は感心していたのに・・・。本人にとっては「最低最悪のレース」であったらしい。私のようなお気楽人間からは考えもつかない厳しい自己評価。うーん・・・。
もうすぐ40分になろうかというころ、三須選手がゴールに。
39分54秒61。
トラックの10000mでこの記録なら上出来と思っていたが、これも本人的には不満足であったらしい。厳しいです。
今日のレースで6000mくらいまでだったが先頭争いに加われたことは、この先のレースに必ずプラスになると思う。今日は、アクシデントなく最後までしっかり走れたことで良しと考えてほしい。
最後まで力を振り絞ってゴールした三須選手に駆け寄る仲間。
遠くから、ただただうらやましく眺めさせてもらいました。
10000m男子の表彰。
途中で私に気づいた廉がニッコリ。
いつか、1位の表彰台へ!
10000m女子の表彰。
京都府立大陸上競技部の中で、一番マジメに練習している三須選手。
これからの自分の励みになり、仲間の励みにもなる表彰になりましたね。
来年は廉も・・・。
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2011年10月03日(月)
廉の10000m [陸上競技]
昨日、東近江市での「滋賀マスターズ陸上」のあと、宇治の太陽が丘へ。
「京都スポーツ祭典陸上」の10000mに、廉が出場。9月に心電図に異常が見られ10日間練習を休んだあと、初のレース。親としては、レース途中に胸を押さえてうずくまる、ということさえなければいい。最後まで走ってくれさえすればいい、と思って見ていた。
しかし、最初から先頭の3人に入り、中間の5000mを越えても先頭争いをするという積極的なレース。後半はさすがに足が重くなり、結果は3位。タイムも自己ベストから10秒ほど遅れた34分58秒。
廉本人いわく、「自己最低のレース」。
たぶん、33分台をめざしていたのだろう。最後に競り負けてしまった同じ大学の同学年、佐藤選手にも勝ちたかったのだろう。
しかし、見ていた私には「見ごたえのあるレース」だった。最後に、鉛の足を懸命に上げている姿は、たぶんこの先ずっと忘れられない。
いつか、会心の笑顔が見られる日が来ますように!
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2011年10月02日(日)
第17回滋賀マスターズ陸上選手権 [私の陸上競技]
「私、同じ名前で藤井と言います。」
「あっ、さっきの5000mにも出てられましたよねえ。」
「はい。」
「いやー、5000mもいっしょで、また800mもいっしょですか。たしか、お若い方でしたよね。」
「はい、35です。」
「滋賀の方ですよね。」
「はい。家は近江八幡なんですけど、会社がこの近くで。この競技場ができてからは、ここによく練習に来てるんです。」
「ここはできたとこですってね。いいですよね、こんなところが近くにあったら。」
「あのー、京都キャロットさんの方ですよね。」
「はい。」
「プログも見せてもらってます。」
「あっ、ありがとうございます。そう言ってくださった方は、写真がブログに載るという決まりなんです。」
「えっ、そうなんですか。」
ということで、800mのスタート前にパチリ!
滋賀の藤井謙伯さん。20歳も年下のお友だちができた。
スタート地点までカメラを持って来ておいてよかった。
できたばかりの東近江市布引運動公園競技場(旧・八日市市)。
小高い丘の上にあり、「布引グリーンスタジアム」の名にピッタリ。
受付には、太田君子さん。
「太田さん、こないだは無理言ってすいませんでした。ヨメさん、高跳びがんばるゆうてましたわ。目標1mですって。(10月30日の甲賀の大会にエントリー。)」
「うわー、すごい。奥さん、高跳びやってられたんですか。」
「とんでもない。うちのヨメさんは元フェンシング部です。あくまでも目標で・・・。」
「そう、目標は高く・・・。」
「ただね、練習場所がなくてどうしょかなゆうてますわ。」
「野洲の競技場ならいくらでも練習できますよ。」
私と大田さんの話を横で聞いておられた大会役員さんが話しかけてこられた。なんてご親切な。
「でも、マットとか2人では出せへんでしょ。」
「それは、私たちみんなで手伝いますよ。ぜひ練習に来てくださいって、眞寿美さんに言っておいてくださいね。」
ああなんてありがたいお言葉。京都人の「いけず」になれてしまっているので、「滋賀人」の親切さが身にしみる。
9時半から開会式。
元気いっぱいの選手宣誓で、がぜんやる気が湧いてきた。
10時、一番最初の種目5000mに出場。
今日の目標は、2000mまで8分。そのあと1000mを4分15秒〜20秒で21分切り。
1000m、軽めに走って3分55秒。ええやん、ええやん。この調子なら、20分30秒くらい行けるかも。
2000m、8分06秒(4分10秒)。やっぱり8分は超えてしまったか。気がつけば、早くも最下位やし・・・。
3000m、12分22秒(4分16秒)。これ以上落ちないようにがんばらねば。
4000m、16分45秒(4分23秒)。こりゃいかん。21分切りもあやしくなってきた。最後の1000mをしっかり。
5000mゴール、20分56秒(4分11秒)。なんとか、なんとか21分切り。「ホッ!」
走っている途中、滋賀マスターズの三大美人と言っても過言ではない、阪下・小嶋・太田さんからの声援。これはうれしかった。これが、今日21分を切れた大きな要因だったのかもしれない。
ただし、ゴール後、「恐怖の変なせき」が出てしまった。あわてて甘いゼりーをのどに流し込む。そして、ひたすらせきをしんぼう。しばらくすると、のどの異変はおさまった。よかった。
5000mの次は3000m。
滋賀マスターズの小嶋祐子さんが出場されるので、写真を撮らせてもらった。
いつも練習をしっかりされているので、きれいなランニングフォームです。
滋賀の陸上大会では、必ずと言っていいほど小学生が出場できる種目が組み込まれている。
小学生の時からこういう経験をしていると、ルールなどがしっかり理解できていいと思う。
記録掲示もスムーズだった。
おー、5000mの1位は16分02秒。記録の後ろに書いてある「NPR」「NGR」てなんやったっけ。ひょっとして、M45クラスの「日本新記録」?
この選手には3周抜かれてしまった。2周抜かれは覚悟していたけど、まさか3周抜かれとは・・・。じゃましてすいませんでした。
私の前にゴールした選手とも1分以上の大差。1分も離されると、まったく後ろ姿も見えません。へたしたら、全員に1周以上抜かれるという不名誉な記録を樹立するところだった。
ちょっと・・・、レベル高すぎるんちゃうん。
今日のお昼ごはんは、ヨメさんが持たせてくれたおにぎり。いつものごとく、前歯しかないのでうねうねしながら2個完食。
さあ、12時40分スタートの800mへ。
スタート前、京都走ろう会の柴田さんに遭遇。
「陸上競技がおもしろくなってきてね、今日も800m走ります。こないだ2分52秒やったから、それ以上をねらいたいんやけどね。」
柴田さんは私より9歳も年上だが、京都走ろう会の例会ではいつも私のすぐ後ろを走っておられる。おんなじ第1組なので、こりゃ負けられん。
今日の目標2分47秒をたたき出すには、1周目400mを1分21秒くらいで走らないといけない(2周目は5秒落ち込むとして)。
今日は5月5日以来、2度目のスパイク。これが吉と出るか凶と出るか・・・。
スタートは気負わずいい感じ。
1周目通過、1分23秒。おーっと、9月11日と同じ。これだと、また2分50秒か。
2周目、自分ではがんばったつもりだったが・・・。ゴールして時計を押すと・・・。
「えー、2分54秒? あーあ。」(2周目は1分31秒)。
すぐ後ろに柴田さんがゴール。もうちょいで追いつかれるとこやった。
それにしても、800mはこれで「2分45秒→50秒→54秒」って、走るごとに遅くなっている。これは対策を考えないと、とてもじゃないけど「打倒、太田君子!」とは言えん(確か、太田さんのベストは2分35秒くらい)。
第3組はお二人だけの女子対決。太田さんも名簿には載っていたのだが、「まだ故障が治っていなくて、30kmなら走れますけど800mは無理。今なら4分以上かかりますのでやめておきます」とのこと。
滋賀マスターズの阪下美雪さん。
スタート前に少しお話させてもらった。
一番得意なスポーツはマラソンではなく水泳。今もトライアスロンに出ておられる。
「伊良湖トライアスロンもエントリーしてたんだけど、台風12号で中止になって・・・」
「えー、伊良湖岬って海ですやん。」
70歳代の女性が、海を使ったトライアスロンに挑戦しておられるとは・・・。こら、負けてられん。
阪下さんは、すごく躍動感のあるランニングフォーム。もちろんスパイクをはいておられます。
4分を軽く切るタイムでゴール。もしうちのヨメさんが出ていたら、いい勝負になったかも。
ゴール後、新聞記者らしき方からインタビューを受けておられた。
阪下美雪さんは、滋賀マスターズの宝であり、誉れでもあります。
800mの正式タイムが出たので見に行った。
2分54秒25。目標より7秒も遅かった。100mに付き1秒ほど遅かったということになる。
よう、柴田さん出てくれてはったもんや。柴田さん出てはらへんかったら、5000mに続き800mもダンビリ(断然ビリ)になるところやった。
せめて同世代(M55クラス)の選手と互角に戦えるようになりたいものだ。
10月30日の大会では、5000m20分切り、800m2分45秒切りをめざしたい。
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