2011年05月11日(水)
動いてホッとし、食べて泣いて、階段下りて笑った [わんこ・にゃんこ]
最悪、今日があんもとのお別れの日になるかもしれないと思っていた。
でも、だいじょうぶ。
朝9時ごろ、あんもがいる通販事務所の2階へ。
また、ハリネズミのようにトイレの中で丸まっている。全然動かない。
「あんも、あんも」と呼んだらやっと目を覚ました。
それでもボーとしたままでまったく動こうとしない。いや、動けないのかもしれない。
抱っこしてエサと水の場所へ。エサは上のほうをちょっとなめただけだった。
でも、水はしっかり飲んでいる。これが救いかな。
無理やり食べさそうとはしなかった。食べられへんのやもん。水分さえとれていれば、すぐにどうこうということはないだろう。
昼間は、いなかの倉庫の整理に帰っていた。
いらない段ボール箱を、姉のダンナさんに燃やしてもらった。
姉夫婦はここに新しい家を建てるらしい。
すぐ近くにしゃくなげの花が。
いなかでは、まだ桜が咲いている。
4時過ぎに戻り、もう一度あんものところへ。
「おー、ハリネズミから今度はまがたま・・・。」
「そうやすやすとくたばるかい!」と言ってるような・・・。
おっと、起き上ったぞー。
「自分の力でちゃんと歩けるやん!」
昨日よりずっとまし。
まず、お水をピチャピチャ。
おっ!
エサに行ったー!
また、お水をピチャピチャ。
まだまだ、お水をピチャピチャ。
「ちょっと、アシストしてみよっと。」
おー、食べてくれるやん。
あかん、泣けてきたー。
泣けて泣けて、海の中みたいや。
それでも、いつもの3分の1も食べていない。
なにを思ったか、また歩きだした。
立ち止まって思案。
なぜか動かない。
またエサの場所に戻ったが、少しお水をピチャピチャしただけ。
「あんも、オッサンはもう帰るで」と言って下に下りた。
帰ろうとした時、階段を「トントントン・・・」。
えー、あんも階段下りられるんかいなー。やるやんけー。
「あんもちゃん、ようこけんかったなー。」
「普通ですけど、なにか」と言っているような・・・。
「あんもちゃん、いっしょに写真撮ろう。」
手を伸ばしてのツーショット写真なんて撮ったことないもんやから、うまいこといかん。
カメラは置いて撮るに限るね。
「ええのん、撮れましたー。」
「よっしゃ、さっそくブログに」と思ったが、あんもちゃんが私のヒザの上でええ気持になっとる。
「あんもも来たらええわ。」
あんもはいつのまにか、ぐっさりモード。
ブログを書いている間、ずっと眠っていた。
「ふにゃふにゃふにゃ・・・。」
私のことが大嫌いで、エサをもらう前でさえ秒殺ネコパンチをくり出すあんもなのに、こうしておとなしくヒザの上で寝ているなんて・・・。
うれしいような・・・、いやいややっぱりこれは喜んではいけない。あんもはあんもらしく、いつもの秒殺ネコパンチの復活を!
1時間ほどうとうととしたあと、あんもが突然ガバッと起き上がった。
「どっか痛いんか。」
あんもは知らんぷり。
ん?
私の左の太ももが冷たいんですけど・・・。
やってくれましたね、「寝ションベン」。
でもうれしい。これが生きている証拠やから。
よっこらしょっと。
店の中でもうろつきまひょ。
いつも見てる2階からの景色と、1階から見る景色はちがうか?
さあ、この30cmの段差が上れるか。
3回トライしたけど、残念。
後ろからアシスト。
2階への階段も上ろうとしてはずり落ち、また上ろうとしてはずり落ち・・・。
やっぱりアシスト。
ついこないだ、ちょっとさわっただけで「シャー」やったのになあ。
でも、ねぐらへ帰るときのあんもの姿は「黒豹」。
ほんま、惚れ惚れするほどかっこええー。
あんも、がんばらんでええどー。
明日また、抱っこさしてやー。
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2011年05月10日(火)
きくとあんも [わんこ・にゃんこ]
今日はきくの狂犬病の注射の日。
きくは今まで何べんも病院であばれているので、家を出たときから早々とエリザベスをつけられた。
きくはいいことはあまり覚えていないのに、いやなことはびっくりするほどよく覚えている。
病院ぎらいは私に似たんでしょうか。
まず、診察台にのせられない。
ヨメさんが抱っこしてのせようとしたら、あろうことかヨメさんに「ガウガウガウ・・・。」
私が助けに入ると、今度は私に「ガウガウガウ・・・。」
「もういいです。きくちゃんは、射程圏内に入るものはすべて攻撃しようとしてます。無理しないでおきましょう。やっぱり、シェパードの血が入ってるから・・・」と先生。
「いや、そんなええもんとちゃいます・・・。」
けっきょく、きくがこっちに気をとられている一瞬のすきに、先生がきくのおしりにブスっと。何とか注射は成功。
まあ、大騒動でした。
それにしても、ヨメさんまでかんでしまうとは・・・。うちの家でヨメさんにはむかったらどうなるかということをよう考えんとね。
昨日からあんもの様子が変。
いつもなら、私がコップに水を入れる音を聞いて階段を下りてくる。でも、昨日も今日も下りてこない。
いつもなら、缶詰のえさに飛びついてくるのにそれもない。昨日の分も残っている。
水がすごく減っている。
あんもが水を飲んでいる現場は見たことがなかったが、きょうはエサよりも水。
ゆっくりゆっくりと、ひたすら水を飲む。
「よっしゃー、あんもが舌出してるとこ写真に撮ろう。」
「成功!」
かわいい舌。
オシッコももれているようで、おまたがぬれていた。ヨメさんがティッシュでていねいに拭いてくれた。
そして、また水。
今日は昨日よりたくさんエサを残した。
夕方もう一度見に行ったら、なんとトイレで寝ていた。
じっと動かなかったので、「・・・。」
「あんもちゃん!」
しっぽだけチョロっと動いた。
「ホッ。」
背中をなでたら、大きく目をひらいてくれた。いっつもこわい系の顔に写ってしまうあんもだが、今日はかわいい顔が撮れた。
ただの暑さバテやったらいいんやけど・・・。今度ばかりはそうじゃないかもしれない。
あんもももうすぐ22歳やからねえ・・・。
でも、「きくとあんも」のツーショットを撮るのが私の夢。まだまだくたばってもろたら困るでー。
※上の写真は、豪華3ヶ所トイレ。1ぴきのネコに対して3ヶ所はすごいでしょ。実は、8ぴきいたときの名残なんです。
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2011年05月09日(月)
第20回9の日平和ラン [ランニング]
今日のトップ写真はこれ。
廉に見せると、「なにそれ、シンプルすぎる。」
今日は疲れてるんです。
例ののど痛が続き、急に蒸し暑くなった気候にも体がついていっていない。
「ダルダルー・・・」
うちのきくは今日も元気いっぱい。偶然撮れたしっぽ振り振り写真。
でもほっとくと、すねてヨメさんの車の下に入る。
呼んで出てきたからよかったけど、ひかれるちゅうねん。
今日は9の日。
体ダルダルでもちょっとでも走らねば。
夕方6時半ころから。
昨日「ランナーズ9の会」のランシャツを着て走ったので、今日は「震災復興祈念Tシャツ」で。
叡電線路沿いのまっすぐな道を北稜高校方面へ。
「きたー! チョロとハッピーの兄弟。」
このご近所では有名な雑種老犬2頭飼い。雑種ファンにとっては目がくらむ2頭です。
「チョロとハッピー、写真撮らせてください。」
「いやあ、名前覚えてくれてはるんやね。」
「そら、こんなかわいいワンちゃんやから。」
「犬の写真、よく撮ってはるんですか。」
「雑種ばっかりね。」
「雑種はかわいいわねえ。」
「ほんま、雑種に限ります。」
「おたくのワンちゃんは・・・。」
「はい。うちのきくはチョロとハッピーとは仲が悪くて、前通っただけでお互いに力の限り吠え合います」なんて言えませんよねー。
ハッピー。
毛がぼわんぼわん。
チョロ。
足ががくがく。でもしっかり食欲はあるらしい。
こんな色も毛並みも全然ちがう2ひきが兄弟とは、誰も思わないだろう。今日の収穫は、このかわいい2ひきの散歩に遭遇できたこと。
今日は体ダルダルなので、3kmコースを走って終わり。約20分。
来月はもっとしっかり走ろう。
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2011年05月08日(日)
第33回鯖江つつじマラソン [ランニング・出張販売]
私のブログにいつもコメントを入れてくださっている「まっするウォーカー」さん。
ついにお会いできました。なんと、この大会が開かれている鯖江市の方。今日は、自転車で会場に来られたとのこと。
ハーフのゴール関門が2時間15分なので出場を迷われたそうだが、多少オーバーしても走らせてくれるという情報を聞かれ出場を決められた。
左手に持っておられるのはペットボトル製手作りの風車。いつもこれを持ってレースに出ておられるそうだ。
今日は朝5時10分自宅発、7時20分会場着。受付が7時半からなので、ほんとうはもうちょっと早く来なければいけない。でも、ここらが限界かな。
今日の私の目標は、5km21分切り。
ただし5月5日のトラック800mのあとの変なせきのせいで、ずっとのどが痛い。微熱もある。昨日の時点では不出場も選択肢に入れていた。
でも21分を切れなくてもなにか罰があるわけでもないので、とにかく出場することにした。
こんな立派な陸上競技場をスタートゴールできるのだから、ゆっくりでも走らないともったいない。
2kmほどジョグ。
その途中でかわいい女の子二人連れに遭遇。左の女の子がおぶっているのは「つけたけのー」の火災報知器。
小学4年生親子の1位は、なんと女の子。坂井市のKさん親子。7分30秒くらい。すごい!
レッサーパンダ君が義援金募金箱を持っていたので、とりあえず500円。
今日の目標が達成できたら、もう500円プラスする予定。
陸上競技場を出たすぐのところに「京都キャロット」の出店テント。
「写真撮ってやー」とヨメさんに頼んだら・・・。
行きしは上の写真。
帰りはもっとちっちゃい。
これを大きくすると下のようになる。
あの変なせきが出だしたら、たぶん止まらない。最悪の場合、レース途中断念ということもありえる。スタートからしばらくは、いつもよりおさえておさえて・・・。
1km 3分57秒
2km 8分04秒(4分07秒)
3km 12分15秒(4分11秒)
4km 16分28秒(4分12秒)
5km 20分30秒(4分01秒)
40〜59男子の部、25位。
せきが出ないかビクビクしながら走っていたが、何とかセーフ。
おさえて走ってこのタイムなら、本気出したら「こわいでー!」
家に帰ってから廉にそう言うと、「どっちでも、そう変らへんやろう」とのこと。
「そっかー。」
今年も、鯖江市の谷さんがお買い物だけに来てくださった。「京都キャロット」のお客様は、レースに出ないのにお買い物だけに来てくださるというありがたいお客様も多い。
また、富山の鉄人紳士こと田中基和さんも顔を出してくださった。今年はかわいい奥様とかわいい男の子二人とともに。まだ小さな二人は、お父さんそっくりだった。
「お父さんのようにしっかり走れる男の子になってね」と言っておいた。
京都ランナーズの鈴木善永さんも、ご近所の娘さんを連れて。今日は彼女のサポートととしてハーフを走られたそうだ。
「5km20分切りはどうですか。」
「もうちょいです。」
「僕も5km20分切りめざしてるんですよ。」
「あっ、まねしー?」
「いや、藤井さんより先ですよ。」
「そうでしたか。」
鈴木さんは私と同世代。
「負けへんでー。」
帰りの南条SAのレストランで昼食。
上がヨメさんの「ミニ海鮮丼と越前そばセット」。
下が私の「何とかちらしと越前そばセット」。
ここのレストランはほとんどのメニューが1000円以下。安くておいしかった。お勧めです。
◎今日の笑えない笑い話
パオ「今日は母の日やなあ。子どもらのために、まだまだ死ぬわけにはいかんで。」
ヨメ「そやなあ。」
パオ「ボクが大人になるまでは死なんといてや。あと20年くらいかな。」
ヨメ「なに、それー。あー、気持ちわるー。今のその言葉、ぞーっとしたー。」
パオ「なんでやねん!」
ヨメ「ほんまに気持ち悪いちゅうねん。」
パオ「まあ、そう言わんとき。悠子(私の姪)がゆうとったやろな。『おっちゃんはますみさんにないがしろにされ続けてもずっと好き好きってゆってるとこがすごい』って。」
ヨメ「悠子、そんなことゆってたっけ。でも、その『ないがしろにし続けてる』ちゅうとこがええやん。そのことがみんなに定着してくれたらありがたいなあ。」
パオ「なんでやねん!」
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2011年05月07日(土)
第3回南部杯大阪マスターズ陸上競技大会・続きの続き [ランニング]
「今日は何に出られるんですか。」
「はい、5000と800に。」
朝、一番最初に話しかけてこられた方。てっきり、私を「京都キャロット雑用係」と知って話しかけてこられたものと思い込んでいた。しかし、話すうちにそうでないことが分かった。
森田亨さん(三重)。
冠をつけるとすれば、「近畿の短距離王」ですかね。確か、100mベスト(M50)が12秒16だとおっしゃっていた。
控え室でたまたま私の横に座られ、たまたま私に話しかけてこられたようだ。しかし、森田さんのおかげで一日楽しい時間を過ごすことができた。100、60、200の3種目に出られるとのことだったので、応援もさせてもらった。そして、私の5000、800の応援もしてくださった。今日初対面なのに・・・。
私が出場した5000mのすぐあとに100m。
10組第5レーンが森田さん。
これぞ、ダントツ。
森田さんのすごいところは、陸上競技未経験者であるところ。高校のときはラグビーをされていたそうだが、その後は何もやっておられなかったそうだ。それでこの速さですから。
「マスターズの上位の方はほとんど陸上未経験者って聞いたことがありますけど・・・。」
「そう。私のクラスの日本1位の方もスキーをやってられた方でね、11秒68ですよ。同い年なんですけどね。」
こういう話は、すごく陸上未経験者の励みになる。
このあと、女子棒高跳びの観戦に。ここには、滋賀マスターズの加古文子さん(W60)が出場されている。
「すいませーん。私、4月に滋賀マスターズに入らせてもらった藤井といいます。棒高跳びの写真、撮らせてもらっていいですか。」
「はい、ありがとうございます。」
なかなか見られない女子棒高跳び。連続写真でどうぞ。
惜しくも失敗。
でも、すっごくかっこよかった。私も教えてもらって出てみたいなあ。
記録掲示板で5000mの公式記録を確かめた。
「20分08秒17」
しかし、亀岡の快速ランナー・松本さんは18分11秒。大阪のUさんが18分53秒。私は「ダンビリ」。でも出場3名なので、3位入賞。しっかり賞状をもらってきた。
早めに腹ごしらえ。
メイン競技場下の食堂で「天ぷらうどん」。
会場に戻ると、12時45分からの1500mが行われていた。
「あっ、あれは堀田さん。」
5月1日の京都走ろう会例会で知り合ったばかりの好青年。これは写真に撮っておかねば。彼はSM30クラス。表情を見ていると、かなりきつそうな感じだった。
「あっ、村本さん。」
5000mの2時間ほどあとに1500mとは・・・。
でもこの時点で、私は村本さんが3000mも走られることを知らなかった。
森田さんの60m。
足の速い方は、ただ立っておられる姿もかっこいい。背筋がピンとしている。
スターティングブロックの確認。
私も、5月15日の400mでこんなんできるんですね。
短距離と長距離の一番のちがいは、腕の振りではないかと思った。
これも、ダントツ。
きれいにヒザが上っている。
控え室に戻ったところで、私の5000mを応援してくださった方が・・・。
兵庫の川村直樹さん(M45)。
去年12月の「びわ湖クロスカントリー」に出られ、そのあと私のブログを見つけられたそうだ。それ以来「パオパオだより」のファンになってくださったらしい。
その記事の中で私の4月5月の出場予定大会を見られ、今日は応援をしようと決めて来られたということだ。まあ、なんて奇特な・・・。拝みたいくらいありがたい。
川村さん自身は、今日は3000mWと砲丸投に出場された。
3000mWでは徹底的に攻めのレースをし警告で失格。しかし、砲丸投ではまずまずの結果が出せたようだ。
それにしても、競歩と砲丸のつながりは? これだけでもおもしろそうな人やなあと思ってしまう。
今日はほんとうにありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。
このあと800mを走って「ゲロゲーロ」。
14時45分からは、森田さんの200m。
ウェアが変っていたので、どの人かすぐには分からなかった。
でも、やっぱりトップ。
と思ったら、第2レーンの選手が先にゴールしたそうだ。200mはカーブがあるので誰がトップかよく分からない。でも、これはこれで見ごたえがあった。
800mの公式記録も見に行った。
「2分45秒17」
M55クラス出場4名中ダンビリの4位。3位の方と3秒差だが、800mの3秒差というと15mという大差。まだまだ。
15時25分からの3000mには、写真を撮りたい方が3名出場。池政志さん(M40)、松本一之さん(M55)、村本みのるさん(W70)。
以下、この3名の方が順番に。
池さんは、以前京都走ろう会の例会に来られていた方。
今日、久しぶりにお会いした。
松本さんは、5000mの時ぎりぎりに来られて大会新ですから・・・。たぶん3000mもいいタイムを出されるでしょう。
村本さん、5000m、1500mに続き本日3本目のレース。頭が下がります。でも、私も一度はやってみたい。
3000mトップでゴールは吉田福蔵さん(M50)。
確か、9分30秒台だったと思う。すごい!
自分レースだけでなく、ほかの人の活躍を見ていてほんとうに楽しかった。
みなさん、マスターズ陸上大会はお勧めですよー。
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2011年05月06日(金)
第3回南部杯大阪マスターズ陸上競技大会・続き [ランニング]
「ゴールした後、ゲーが出そうになりました。」
「えっ、ほんとうに?」
「中学生みたいでしょ。」
「ふふふ・・・。」
これは、800mゴール後しばらくしてからの私と仮称・謎の超美人さんとの会話。仮称・謎の超美人さんについては写真NG、記事もほぼNG。これでぎりぎりセーフでしょうか。
800mスパイクでの出場は、ワクワクもありヒヤヒヤもあり。でもトラック2周でしまいやしと軽く考えていた。
ところが緊張していたのか、1枚でいい腰ゼッケンを2枚もつけ、その1枚はさかさまに。それでも、コース取りのルールをみんなで教えあっている姿などを見てだいぶリラックスできた。
800mは5000mとちがい、スタートから100mはセパレートコース。知らんかった。だから、1組最高9人。私の出た第3組は、M50とM55の7人のレースになった(M50の1名がDNS)。
「ビリになる可能性大!」
私は第6コース(なのに、初めひっくり返して「9」の腰ゼッケンをつけていた。)
さあスタート。25年ぶりくらいにはくスパイクはいい感じ。100mを過ぎてオープンに。
「あれ?」
みんなはるか前。なんぼ速いんじゃー。追えー。
しかし、差は広がるばかり。
最初の1周400mは1分18秒。自分ではようがんばってるつもりやのに、「あれー?」
2周目に入ると、体が金縛り状態に。手足の先まで酸素が行っていない感じ。
もがいている時に、「前に○○・・・、まだこれから!」と私に声をかけてくださる方が。その人を見る余裕もなかったが、その声で最後の150mほど足が動いた。自分では、前の選手との差を少しだけつめれたように思う。
ゴールタイム、2分45秒。
目標の2分40秒にはほど遠かった。でも、スパイクでしっかり走れたという満足感があった。
断然トップは「ダントツ」。ということは、断然ビリは「ダンビリ」ですかね。
ゴール後しばらくは平気だったのに、荷物置き場に戻り座ったとたんにせきが・・・。せきが止まらず気分も悪くなってきたので水のみ場へ。そこでうがいを何回もしたが、気持ち悪さはおさまらず。ついに「ゲー」が。仮称・超美人さんには「出そうになった」とおさえて言ったが、ほんとうは「出ましたー」。
そのあとも私の変な大きなせきが止まらず、近くを通る人にいっぱい見られてしまった。
「あーあー。」
記録掲示板で確かめると、800mはM55クラス以外はすべて3人以下。賞状は3位までなので、みなさん賞状を持って帰られた。
ところが、M55のみ4名出場。そして私は「ダンビリ」の4位。
「くっそー、ゲー、くっそー、ゲー、くっそー・・・。」
(注)まだまだ、続きます。
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