2011年05月25日(水)
第17回勝手に国労応援ラン [ランニング]
先月のゴール地点、JR阪和線・鳳駅(大阪府堺市)をスタート。
めざすは、関空への曲がりんちょに当たる日根野駅(泉佐野市)。
今回はほとんどまっすぐな21kmほど。道にさえ迷わなければ2時間半もかからない。でも、初めて走る道はなかなかそうはうまくはいかない。
今日は京都駅近くのコインパーク(上限1000円)に車をとめ、JRを2回乗り継いで鳳駅まで来た。乗り継ぎがあまりうまくいかなかったのと、天王寺駅でほうけていたのとで、鳳駅に到着したのは午後2時過ぎ。
先月のじゃじゃ降りの雨とは打って変わって、今日はカンカン照りで暑い。最初の富木駅まで1kmちょっとだったと思うが、早くもバテバテ。
月に一度、いわれなき「JR不採用」の国労組合員を応援するため、中野勇人さんからいただいたアピールゼッケンをつけて走っている。
去年11月京都駅をスタートし、8月には中野さんが現在も常駐されている徳島県三好市池田町に到着したいと思っている。とりあえずは、徳島行きのフェリーが出ている和歌山港に来月到着するのが目標。
線路のすぐわきに走れる道路があったので、道に迷うことはなかった。
ただ、歩道が車道側に大きく傾斜しているため走りづらい。こういうところは飛ばさずゆっくり走ることが大事。
途中、なんかの高架下でワンちゃんの毛づくろいをしておられる方に遭遇。
「ワンちゃんの写真、撮らせてもらっていいですか」と聞くと、おじさんよりも先にワンちゃんが「あかん、あかん。」
「チェリー、ちゃんと前むいて。」
おじさんがそう言ってくださったのだが、チェリーちゃんはどうも私が気に入らないようだった。私の足をにおいでは「ワンワン」、手をにおいでは「ワンワン」。うちのきくのにおいがするんでしょうか。
2駅目、北信太駅のちかく。北信太商店街と書いてあった。鳥居が二重になっているのがめずらしく、写真に撮っておいた。
3駅目、信太山駅。
私の大好きなブログ「晴徨雨読」に出てくるじょん君は、信太山出身と書いてあった。まわりを見回してみたが、山らしきものがない。「信太山」って、山じゃないのかな。
こじんまりしたいい感じの駅。
しかし、この先から早くも迷路に突入。
迷路に迷い込んだおかげで、こんなかわいいワンちゃんに会えた。
同じおうちのもう1ぴきのワンちゃん。
いわゆる「目のくらむ雑種2頭飼い」です。
なんとか迷路を抜け出し、多少ジグザグに走って4駅目の和泉府中駅到着。
ここはちょっと大きめの駅。客待ちタクシーもとまっていた。
ここまでで、たぶんまだ6kmくらい。しかし、暑くてまったく調子出ず。先が思いやられる。
5駅目の久米田駅近くの踏切。
以前「宇治川マラソン」に久米田高校の女の子が出ていた。こんなところから来てたんや。
ガソリンスタンドに犬小屋。これはめずらしい。
「たぶん空っぽなんやろな」と期待せず通り過ぎると、「いましたー」、かわいいワンちゃんが。上等犬のような、雑種犬のような・・・。
「エアークッション入り・岸和田祭足袋販売店」、さすが! これはうなった。
この時ちょうど左足の甲がズキズキと痛みだし、「クッション入り足袋」ちゅうのをはいてみたくなった。
このあたり、交通量が多いのに歩道がなく、けっこう走りづらかった。
6駅目の下松駅。
「ちっちゃ!」
ここらは、水なすが有名なんかなあ。
「水なす」の看板と「聖書協会」がいい感じで並んでいた。
下松駅から先はやや迷走。
東岸和田・東貝塚・和泉橋本・東佐野と4駅確認できず。どこ走ってたんやろう。
かわいいお地蔵さんに、「JR不採用問題の解決」をお願いしておいた。
「なにを頼むねん!」
こいつはよう吠えよった。家を守らなあかんと思とるんかね。
さっきからいくつもあるため池。川が少ないのかしらん。
「いえい! ついたぜ熊取駅。」
鳳駅から数えて11番目。目的地・日根野駅まであと1駅。
熊取には私のかわいいかわいい姪・まあちゃん(兄の長女)が住んでいる。また、夏にいなかのおじいさんの家で会えるかな。
こんなかっこうで走ってました。
ゼッケンビブスはメッシュになっているのだが、真夏に裸の上に着るわけにもいかず・・・。もうちょっと小さくして、ランシャツに大会のゼッケンふうにつけられんかなあ。中野さんに相談してみよう。
熊取からあと1駅のはずが、またしても迷走。
松風台というニュータウンに入り込んでしまい、線路からどんどん離れていく。まあそのおかげで、あんよペロペロに熱中しているかわいいワンちゃんにも会えましたけど・・・。
新池中学校の近くに地図があり、左折したら線路のほうに行けるように書いてあった。ところが行ってみると、また左折、また左折、また左折で元の場所に戻ってきてしまった。
「これぞ迷走!」
もう、クタクタ。
さっき左折したところを右折すると大通りに出た。
「あの建物、高速道路から何回も見たことあんな。」
これは日根野駅に近付いているにちがいない。
「ありましたー、日根野駅。」
今日は何人の人が、このアピールゼッケンを見てくれたかなあ。
鳳駅を出てちょうど3時間。
迷走も含めて、実際に走った距離は25kmくらいでしょうか。
ヨレヨレのゴールになってしまったが、これで来月和歌山港到着のめどが立った。よかった。
行き、京都駅から鳳駅、1050円。
帰り、日根野駅から京都駅、1380円。
駐車場代1000円。
合計3430円の経費でした。
暑くてしんどかったけど、初めて走る道はおもしろかった。
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「JR不採用問題」解決への道が滞りつつある。
原因は大震災。
解決への窓口となる国土交通省が、震災復興についても大きな役割を果たす部署となる。
国鉄闘争共闘会議は以下の見解を発表している。
「JR不採用問題−「雇用問題」への対応の確認について」
4者・4団体は、3月15日に開催した会議で、未解決となっている「雇用問題」について、次のことを確認しました。
1. 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大震災による被災者の皆様に心からお見舞い申し上げますと共に、出来る限りのご支援をおこなうことを表明いたします。
2. この度の大地震と津波による未曾有の大惨事と、福島原発事故での高濃度放射能漏れによる被曝の拡大という非常事態のもとで、政府・政党は総力を挙げて対策に当たっており、平時の国会ではありません。
3. 4者・4団体としても、かかる事態を考慮しなければなりません。これまで、「雇用問題」の解決期日を3月末日までとしてきましたが、国会正常化の目処が立つまで延期せざるを得ません。政府・政党への要請なども事態の落ち着きを見て、当面4月末まで中断し、改めて政治判断を求めることにします。
4. JRへの採用を柱とする「雇用問題」は、昨年4月9日の政治合意での約束ごとであり、その履行責任が政府にあることは言うまでもありません。この一年、「雇用問題」が具体的に進展しなかったことは誠に遺憾であると言わざるを得ません。国会正常化後は、雇用確保に全力を挙げて取り組むことを決意しています。
2011年3月17日
【4団体】
国鉄労働組合、全日本建設交運一般労働組合、国鉄闘争支援中央共闘会議、国鉄闘争に勝利する共闘会議
【4 者】
国労闘争団全国連絡会議、鉄建公団訴訟原告団、鉄道運輸機構訴訟原告団、全動労争議団鉄道運輸機構訴訟原告団
※ 中野勇人さんの四国常駐記「南の国から」も、2月14日号から滞っています。ぜひ、みんなの元気が出るおたよりの発行をお願いします。
【訂正】 中野さんご本人からの指摘がありました。「南の国から」?61が3月11日に出ています。ただし私がリンクさせてもらっている「中野さんのページ(国労闘争団)」の「闘争団のたより」にはアップされていませんでした。今日(5/31)中野さんにメールしておいたので、その分はすぐ見られるようにしてくださると思います。
また、最新?62を現在執筆中とのこと。お楽しみに!
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2011年05月24日(火)
ハゲきく [わんこ・にゃんこ]
今日私は早朝バイトの日なので、朝のきくの散歩はヨメさんのはずだった。ところが、朝は雨がきつかったので真樹を車で送っていったようで、きくは待ちぼうけ。
まだまだ帰ってきそうになかったので、散歩に出かけた。
家に戻ると、ちょうどヨメさんが走りに出かけるところ。
「これ、なに?」
きくの脳天にハゲ発見。
「これはかいかい系やな。」
「・・・あらわなしゃーないな。」
ということで、風呂場へGO!
ここで事件が。
ヨメさんのポケットに入っていたスマートフォンが、つるりと滑って水没。まだ買って3ヶ月ほどなのに、水没はもう2回目。
ああ、このケイタイの運命やいかに・・・。
きくのハゲのせいで・・・。
って、きくのせいにしたらあかんな。
「はよう、ハゲなおったらええのにな。」
「おまえこそがんばれよ。」(かげのきくの声。)
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2011年05月23日(月)
第34回小豆島オリーブマラソン・続き [ランニング・出張販売]
朝6時起き。
出店準備が廉も含めた3人体制なので、いつもより余裕あり。
夜降った雨はいったんやんでいた。
ただ、予報では9時過ぎからきつい雨になるらしい。
お借りしている場所はバスの車庫なので、雨が降っても商品をぬらしてしまうことはない。それは安心。
ただ、レースで体がぬれてしまうと、そのあとはほとんど店をのぞきには来られない。とにかく、屋根があるところでも降らない方がお客様は多い。
7時半から受け付け開始だが、フェリーの関係でこの時分はガラガラ。8時半くらいから、とんでもないくらいの大混雑になる。
その前に、ちょっとウォーミングアップしとこうっと。
昨日見つけた「雑種犬サファリパーク」へ。
今日も、みなさん元気に吠えまくってます。
「いやー、子犬やん。かわいいー。」
「いや、こっちにも。ころころ、まるまるやん。」
私のことを警戒して逃げていくワンちゃんもあり。
近くに、すごく水がきれいで波の静かな海水浴場があった。
「ジス・イズ・アナバ!」
夏にここに泳ぎに来たいなあ。
毎年恒例、ブラスバンドのパレード。
雨がやんでるときでよかったね。
この少しあと、真っ黒い雲が上空をおおい雨が降り出した。ハーフスタートの10時に近づくにつれ大雨に。
ハーフがスタートした7分後、私の5kmがスタート。
最前列に並んでいると、40代の速そうな方が話かけてこられた。
スタート時刻が迫ってきているというのに、前から前からランナーがやってくる。普通遅く並ぶ人は後ろでしょう。その誘導がないのがちょっとね。スタート2分前くらいになって、やっと前から来る人が途絶えた。
でもそんなことをその人と話しているうちに、緊張感がずいぶんとほぐれた。今後も「スタート前に知らん人としゃべる」というこの作戦、いいかも。
スタートしてからずっと息苦しかった。ふつう、しばらく走っていると息が楽になっていくものなのに・・・。
それでも雨じゃじゃぶりで適度に体を冷やしてくれているせいか、しんどいのに手も足もしっかりと動いている。一番心配していた「変なせき」も、今日はだいじょうぶそう。
それには思い当たるふしが・・・。
なんと、金土2日連続でヨメさんがマッサージをしてくれた。特に調子がおかしくなっていた左の首筋から肩にかけてを入念に。あーありがたや、ありがたや。
ずっとずーと息苦しかったけど、「こんなもん、20分ほどしんぼうしたらしまいやん」と思ったら気が楽だった。
いつもならかなり落ち込んでしまう3〜4kmも、坂のわりにはしっかりと走れ、先行するランナーをとらえることができた。
残り1kmからは時計は見ていない。でも、確実に20分を切ったという確信があった。私の時計で19分50秒。その時計を見たころからウルウルときてしまった。
「19分51秒、第5位」の記録証をヨメさんに見せ、「あんものおかげやー。」
そうめんから帰ってきた廉にも記録証を見せ、「あんものおかげやー。」
でも、これでこれからは「あんも、あんも」ってゆうのはおしまいにしょ。あんまりゆうたら、土の下から出てくるし・・・。
このあとは、店をほっといて知り合いの撮影に。
まずは、宿泊先の「千鳥」さんのご親戚。毎年10kmで上位入賞されている「ちかえさん」。
最初「鯛安」さんの前あたりで待ち構えていたのだが、撮影失敗。急いで追いかけて追い抜いて連写。
私に気づいてくださって、しんどいところなのに声までかけてくださった。ほんとうに感じのいい美人ランナーさんです。廉もああいう人を見つけえよー。
今年は少し痛めておられるところもあったせいか、例年より少しタイムは悪かったようだ。それでも後で調べてみると4位入賞。立派です。
「この写真、千鳥のおかみさんに送っておきますねー。」
5kmの表彰のアナウンスがあったので、大会本部へ。
晴れがましく表彰してもらえるのは優勝者のみ。2〜6位は横のテントで賞状と賞品を受け取るだけ。渡す係の方が拍手をしてくださったが、ちょっとさびしい。
でも、中央の醤油樽の前で写真をお願いした若者がすごくうらやましがってくれた。赤の他人のオッチャンに気を使ってくれて、ありがとね。
さあ、あとは愛媛のお得意様親子。
息子さんは10km。お母さんはハーフに出場されている。
ところが、息子さんはランシャツランパンの色まで聞いていたのに見つけることができなかった。ずっと立ち続けて目を凝らしていたつもりやったのに・・・。ああ、途中でまた雨がきつくなってきてかさを取りに行った時があったなあ。あの時?
お母さん、見っけ。
「最近は全然ダメ」とおっしゃっていたが、すごく楽そうに走っておられるように見える。
背筋がピンと伸びたきれいなフォーム。
私もお手本にしたいくらいです。
「親子で京都キャロットのおそろいのウエアかい! 写真撮っといたろ。」
喜ぶ母、逃げ惑う息子。
雨もやんだので、クーリングダウンへ。
12時25分坂手港に到着の「さんふらわー」が見えた。
もうすぐ交通規制解除だが、ハーフのランナーはまだまだ尽きない。
口の黒いワンちゃんが、「小豆島雑種犬サファリパークに来ませんか」と誘ってくる。
「いやー。この白い子犬ちゃんは近よってきてくれるやん。」
少し離れたところから子犬の泣き声が。
その声を頼りに奥に進むと、子犬がいっぱい。
「あー、ここは天国じゃー。」
ほんまに、「ハイエナ牧場+雑種犬サファリパーク」でけへんかなあ。
大震災の心理的影響が及んでいるのか、去年より大幅に売り上げが下がってしまった。
廉が予定通り10kmレースに出て優勝でもしておれば、多少売り上げが下がろうがどうってことなかったんやけど・・・。
「いらっしゃいませー」と大きな声を出し、しっかりと働く廉。
さすが、ますみさんが一人で生んで一人で育てただけのことはある・・・、てか?
土庄の「マルナカ」さんでお買い物。
私は、(パジャマ×2)+(半ズボン×3)で合計5000円ほど。
「やすっ!」
大部港からフェリー。
乗ったところで、ヨメさんが「カバンがない。」
いろいろ話して、やっと分かった。後片づけの時、車にのせてあったヨメさんのカバンを私がいったんおろした。帰り、3人がゆったりと乗って帰れるよう整理したつもりだった。最後に出発する時にきちんと確認すべきだった。
大会事務局(町役場内)に電話。しばらくすると、見つかったとお電話をいただいた。ヨメさんの鍵の束やケイタイの充電器などが入っている。宅配便の着払いで送ってもらうことになった。
「あー、ヨメさんにさんざんしかられましたわー。」
日生港に到着し、そこから山陽自動車道・赤穂ICへ。
入ってすぐの竜野SAで夕食。
ヨメさんは、めずらしいメニュー「トマトラーメン」。
「廉もちょっと食べてみるか。」
「あー、そのおつゆのふたに入れよー」とヨメさん。
「なつかしいなー、それちっちゃい時ようやったなー」と私。
昔なつかしい場面が再現できて喜ぶ母、とまどう息子・・・でした。
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2011年05月22日(日)
第34回小豆島オリーブマラソン [ランニング・出張販売]
「今日は抜群の気象条件やから、20分は切らんとな」と廉。
「いや、今日は『あんも追悼記念マラソン』やから。じっくりと走るわ。2週間まったく走ってへんし」と私。
じゃじゃ降りの中のスタート。
スタート直後、いきなり息が苦しくなった。
1km地点、3分45秒。
しんどいはずや。じっくりと行くはずやったのに、意気込みすぎ。
2km地点、8分01秒(4分16秒)。
小さな坂越えがあったので、この失速は仕方ない。
女子のトップ選手にも抜かれてしまった。
折り返し点、9分56秒。
これはまたしても、ゴールは悔しい20分ちょっとか。
それに、おり返してくる50代ランナーを数えたら、私の前に6名。何とか1人追い抜かないと入賞できない。
3km地点、11分49秒(3分48秒)。
かなりスピードアップしているはずだが、前のランナーに追いつけない。
しかし、このあとの上り坂でがんばった。50代ランナーを追い抜くことができた。
4km地点、16分05秒(4分15秒)。
帰りの坂越えでペースダウンとなったが、それでも前を行く一度は抜かれた女性のトップも追い抜き・・・。
最後の1kmを3分54秒以内で、「飛ばせ!」
残り500mほどの「京都キャロット」出店場所前でも、笑える余裕。
最後の最後のゴール前直線は、神がかり的なスピードだった。
ゴール、19分51秒(3分45秒)。
「やったー! あんものおかげやー。」
自然に両手が合わさった。そして、涙がちょっとポロリ。でも、みんな雨にぬれているから目立たない。
そのとき、天の声。
「なにメソメソしとんね! いつまでも、『あんも、あんも』ゆうな!」
そう、その通り。これで一つの区切りができた。
記録の出やすい冬場にもどうしても出せなかった5km19分台が、いともあっさりと出てしまった。それも、2週間練習なしだというのに・・・。
これは、今の自分実力以上の力が出たと言うしかない。たぶん、当分5km19分台は出ないだろう。
「あんも、さまさま。」
6位入賞だと思っていたら、私の数えまちがいで5位だった。ぎりぎり入賞の6位ではなく、5位だとちょっと胸がはれる。
さあ、これで次の目標は何にしようか知らん。
(注)まだ、続きます。
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2011年05月21日(土)
第34回小豆島オリーブマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
この大会は、金曜から現地入り。
毎年お世話になっている「千鳥」さんに今年も宿泊。そのため土曜の朝も余裕。朝ごはんをゆっくり食べ、散歩をする時間も取れる。
「いつも裏山で泣いてるワンちゃんら、今年もいるかなあ・・・。」
歩いてすぐのところに、「いましたー」。無防備にゴロゴロと寝ていた。
でも、私が近づくと1ぴきは家が建て込んでいるほうへ。
あとの2ひきは山側へ。
おっと、このわんちゃん西表島の「クーちゃん」にそっくり。目がパンチドランカー系。かわいすぎる。
こっちは耳ペッタン。
相手に警戒されない距離というのが、私もだんだん分かってきた。
ちゃんとこっち向いてくれてくれて、ありがとね。
9時過ぎ、受付会場である小豆島バス坂手車庫に。
受付は11時からなので、開店準備も余裕。今回は廉も手伝いに来てくれたことだし、私はそこらをうろうろ。
「いや、ネコちゃん。」
カメラを取り出したら逃げようとしたが、そこからが私の腕の見せ所。
「写真撮るだけやし・・・、なーんも悪いことせーへんし・・・。」
ネコも話せば分かるみたい。
トイレへ行って戻ってきたら、まださっきのネコちゃんが。
場所は移動しているのに、体勢はさっきとまったく同じ。この姿勢が気に入ってんのかなあ。
3人で準備すると早い。
今日は天気もよさそうだし、前日受付にたくさん来てくださいますように。
お昼ごはんは、毎年恒例の「鯛安」さんのにぎりずし。
このおすしが楽しみで、ちゃんと前の晩から予約の電話を入れてある。
毎年、フラフラ歩いてるワンちゃんを見るんですけど・・・。
なんか笑ってるみたいやし・・・。
全然やせてへんし、野良犬ではないみたい。
トイレの近くにもフラフラ歩いてるワンちゃん。
ちゃんと首輪をして、名札のようなものも付けていた。
うーん、ふしぎ。
メイン会場近くにも、フラフラ歩いているワンちゃんが。
口が黒くて、うちのきくに似ている。ええワンちゃんです。
もっと向こうにワンちゃんの影が見えたようで・・・。
そうや、私の夢はうちのいなかに「ハイエナ牧場」を作ること。でも、ヨメさんが「いなかは冬、雪も積もるしハイエナがかわいそう」と言う。ほんなら、この小豆島はどう? ぬくいしちょうどいいかも・・・。
あの丘の上に見える「小豆島パークホテル」の跡地なんか、その候補地としてピッタリやね。近くに人家がなくて迷惑かけることもないし・・・。
そこにハイエナを誘致して、雑種の犬とコラボ。
ハイエナを何匹もそろえることはむずかしいやろうし、雑種の犬にも協力してもろてやね、いっそのこと「ハイエナ+雑種犬サファリパーク」ってどうでしょう。あー、ワクワクしてきたー!
ところがところが、「雑種犬サファリパーク」みたいなとこはすでにありました。くわしく書くと、このワンちゃんたちに受難が及ぶ可能性があるのでここまで。
あとは写真を見て楽しんでください。
大会参加申し込み者は5200名。しかし、前日受付にはあまり来られなかったようで、今までで一番ヒマ。
ということで、今日もワンちゃんなみにフラフラしていたパオパオでした。
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2011年05月20日(金)
「サラエボ、希望の街角」 [映画]
◎公式サイトより
■解説
戦争によって変ってしまった美しい街サラエボ。
この街はどのようにしてかつての歓びを取りもどせるのか。
監督は、長編第一作『サラエボの花』が2006年ベルリン国際映画祭金熊賞に見事輝いたヤスミラ・ジュバニッチ。1974年、サラエボに生まれ、紛争の最中に多感な十代を過ごしこの街が破壊されてゆくさまをつぶさに見てきた。 『サラエボ、希望の街角』は、現代のサラエボに生きる若く美しい女性ルナの愛の行方を通して、過酷な紛争の記憶が今なお残るサラエボのすすむべき未来に目を向けた待望の新作である。
戦争によって変わってしまった美しい街サラエボ、この街はどのようにしてかつての歓びをとりもどせるのか。ジュバニッチ監督はその答えを、ルナの生きる姿勢に託した。第1作「サラエボの花」では、紛争中、レイプによって生まれた敵兵の子への母の愛が描かれたが、本作の主人公は、愛する人の子をようやく身ごもっても、相手への失望から、それを拒絶する選択をする。自分に正直であろうとするルナの厳しい美しさ。
何度もずたずたになって挫けそうになりながらも、決して夢を見失わず、前向きに生きようとするルナのひたむきな姿は、新たな歴史を刻むサラエボの、未来への希望を体現しているかのようだ。
ジュバニッチ監督は、紛争の傷跡がようやく修復されたサラエボの街並みを、透明感あふれるナチュラルな映像で映しだす。人々でにぎわう市場やカフェ、若者たちが集うクラブなど、街の豊かなバイタリティと親密な雰囲気を、愛情をこめて表している。
また、キャラクターの繊細な描写に抜群の冴えを見せるジュバニッチ監督は、アルコールに依存し、信仰に救いを見出そうとするアマルが戦争後遺症を患っていること、ルナが紛争で家族を奪われた過去を、物語の流れにそって静かに描き出してゆく。とりわけ終盤、紛争で手放した生家を再訪した場面で、ルナの涙を、戦争を知らない新世代の少女の無垢な瞳と対比させる精妙な演出は、観る者の胸を締めつけずにおかない。
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「滝川クリステルと渡辺謙かー」と思いながら見ていた。
「サラエボの花」の続編だと思っていたら大まちがい。テーマは「宗教と愛」でしょう。
自分の悲しみから宗教に傾倒していった人をたくさん知っている。ただ、私は悲しみとか苦労の経験がまったくないので、宗教のほうも近づいてはくれない。なんかのまちがいで近づいてきたとしても、集中力欠如な私には通用しない。あちら側から見れば、私はあわれすぎる人間なのだろう。
映画「酔いがさめた、らうちに帰ろう」を見たとき、主人公の戦場カメラマン・鴨志田譲さんは、酒ではなく宗教にすがればよかったかもと思った。
私が今後悲しい体験をしたら、何にすがるんやろうね。やっぱり、わんこにゃんこかな・・・。
今日から、「小豆島オリーブマラソン」に出張販売に行きます。
廉は故障中のため10kmはDNS。私は2週間練習なしで5kmをぶっ飛ばす予定。ずっと胸が痛いままやけど、だいじょうぶかなあ・・・。
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