2011年05月27日(金)
「ねっとわーく京都」は、おもしろくてためになる [雑用]
ありがたいことに、月刊誌「ねっとわーく京都」の私の連載が丸1年を超えた。
「そろそろ終わりということに・・・」といつ言われるかとビクビクしているのだが、今のところはだいじょうぶなようだ。これもひとえに、寛大な読者さんと寛大な編集発行者さんのおかげだと思う。
「ありがとさんです。」
しばらく「ねっとわーく京都」の宣伝を忘れていたので、今回はちょっとくわしくしたいと思う。
5月9日発売の6月号。
表紙の写真「力になりたい」は、この度の被災地に送られた寄せ書きのようだ。
【特集】 浮遊する「隠れ核・原発」を語る
【広原盛明の聞知見考】 “創造的復興”は東日本大震災を救えるか
【覆面記者】 来春の市長選は前回同様の構図か?
もうこの見出しだけ見ても、おもしろくてためになりそう。
「本誌掲載記事の無断転用を禁じます」と書いてあるので、たとえ宣伝のためとはいえここには紹介できない。残念!
でも、目次の紹介くらいはいいんじゃないでしょうか。目次は記事じゃないですもんね。
6月号の目次は、以下の通り。
「おもしろくてためになりそうな」記事ばかりでしょう。
私が一番好きなのは、「覆面記者座談会」。これはおもろい。京都市政全般について、よういろんなことを調べてはる。その覆面記者A・B・Cという人に会ってみたい。でも、ほんとは3人じゃなく1人やったりして・・・。
それと、最初のほうにいつも載っている4コママンガ。いつもすごいと感心しているのだが、今回はその中でも秀逸。
1コマ目 「ハイ!私も!(元自民党)」
2コマ目 「ハイ!私も!(元自民党)」
3コマ目 「ハイ!私も!(元自民党)」
4コマ目 「入る人らあ(ハイル、ヒトラー)、維新の会」
やて。
もう、最高。ここに載せられないのが残念でたまらん。
この4コママンガは、あの人らを批判するとともに、その勢力に対して何の脅威(恐怖)も感じない私たちをも批判している。作者・Monpeiさんのセンスには敬意を表したい。
こんなふうに、お下品なものに対してお上品に批判できたらちょっと胸がすっとする。私もこの姿勢は見習いたい。
あの人らの初仕事が、「日の丸・君が代の強制」とはね。どんな政党なのか、だんだん化けの皮が剥がれてきましたねえ。何べんもその批判をここに書こうと思ったが、下品な人らをまともに相手していたらこっちまで下品になるようで・・・、自粛していました。
まあ、あとは私の「憲法9条+ランニング=パオパオと呼ばれる日をめざして」で仕上げ(?)。
うちのヨメさんのように、「ろくでもない生活破綻者が、何の『平和』じゃい! あほらしもない」とムカムカする方もおられるかも。でも、「こんないいかげんな人でも、雑誌の連載が務まるんやね」とほっとしてくださる方がおられたら、それはそれでうれしい。
私の連載は、「まあまあおもしろくてためにならない」記事だと思って読んでください。
「ねっとわーく京都」2011年6月号、本屋さんで立ち読みしましょう。まずは、4コママンガから。そして気に入られたら、500円で買って、家でじっくり読みましょう。
「おもしろくてためになる」はず。
私はおすすめします。
明日は早朝に家を出発し、「山中湖ロードレース」へ。
「京都キャロット」が初めて出店させていただいたころは、こじんまりとしたいなかのマラソン大会というフンイキだった。しかし、最近は大規模大会になり、出店業者の数も何倍にもなってしまった。だんだん売上げが経費と見合わなくなってきたので、今年が最後の出張販売となるかもしれない。
子どもたちと長い長い道のりを往復した思い出深い大会なんですけどね・・・。
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2011年05月26日(木)
あんも、出ました! [わんこ・にゃんこ]
もう、あんものことは書かないでおこうと思っていた。
でも、出たんです。夢の中に。
今日はすごく疲れていて、しんどくなってしまったので昼寝をさせてもらった。その時・・・。
階段から「ニャー、トントントン」と下りてくる足音。まさかね。
「いやー、あんもちゃん。帰ってきたん? でもきっとさわったら消えてしまうんやろ。」
それに若返ってるし。若返ってるというより、ヨメさんが拾ってきたときのあんもちゃんやし。子猫よりちょっと大きいくらいの。
ということは、ここは前の家?
「あんもちゃん」と言ってだっこしたら、あんもは逃げずにだっこされた。消えもしなかった。
でも、そこで目が覚めた。
夢の中であんもに会えて、ただ単純にうれしかった。
また出てきてね。
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2011年05月25日(水)
第17回勝手に国労応援ラン [ランニング]
先月のゴール地点、JR阪和線・鳳駅(大阪府堺市)をスタート。
めざすは、関空への曲がりんちょに当たる日根野駅(泉佐野市)。
今回はほとんどまっすぐな21kmほど。道にさえ迷わなければ2時間半もかからない。でも、初めて走る道はなかなかそうはうまくはいかない。
今日は京都駅近くのコインパーク(上限1000円)に車をとめ、JRを2回乗り継いで鳳駅まで来た。乗り継ぎがあまりうまくいかなかったのと、天王寺駅でほうけていたのとで、鳳駅に到着したのは午後2時過ぎ。
先月のじゃじゃ降りの雨とは打って変わって、今日はカンカン照りで暑い。最初の富木駅まで1kmちょっとだったと思うが、早くもバテバテ。
月に一度、いわれなき「JR不採用」の国労組合員を応援するため、中野勇人さんからいただいたアピールゼッケンをつけて走っている。
去年11月京都駅をスタートし、8月には中野さんが現在も常駐されている徳島県三好市池田町に到着したいと思っている。とりあえずは、徳島行きのフェリーが出ている和歌山港に来月到着するのが目標。
線路のすぐわきに走れる道路があったので、道に迷うことはなかった。
ただ、歩道が車道側に大きく傾斜しているため走りづらい。こういうところは飛ばさずゆっくり走ることが大事。
途中、なんかの高架下でワンちゃんの毛づくろいをしておられる方に遭遇。
「ワンちゃんの写真、撮らせてもらっていいですか」と聞くと、おじさんよりも先にワンちゃんが「あかん、あかん。」
「チェリー、ちゃんと前むいて。」
おじさんがそう言ってくださったのだが、チェリーちゃんはどうも私が気に入らないようだった。私の足をにおいでは「ワンワン」、手をにおいでは「ワンワン」。うちのきくのにおいがするんでしょうか。
2駅目、北信太駅のちかく。北信太商店街と書いてあった。鳥居が二重になっているのがめずらしく、写真に撮っておいた。
3駅目、信太山駅。
私の大好きなブログ「晴徨雨読」に出てくるじょん君は、信太山出身と書いてあった。まわりを見回してみたが、山らしきものがない。「信太山」って、山じゃないのかな。
こじんまりしたいい感じの駅。
しかし、この先から早くも迷路に突入。
迷路に迷い込んだおかげで、こんなかわいいワンちゃんに会えた。
同じおうちのもう1ぴきのワンちゃん。
いわゆる「目のくらむ雑種2頭飼い」です。
なんとか迷路を抜け出し、多少ジグザグに走って4駅目の和泉府中駅到着。
ここはちょっと大きめの駅。客待ちタクシーもとまっていた。
ここまでで、たぶんまだ6kmくらい。しかし、暑くてまったく調子出ず。先が思いやられる。
5駅目の久米田駅近くの踏切。
以前「宇治川マラソン」に久米田高校の女の子が出ていた。こんなところから来てたんや。
ガソリンスタンドに犬小屋。これはめずらしい。
「たぶん空っぽなんやろな」と期待せず通り過ぎると、「いましたー」、かわいいワンちゃんが。上等犬のような、雑種犬のような・・・。
「エアークッション入り・岸和田祭足袋販売店」、さすが! これはうなった。
この時ちょうど左足の甲がズキズキと痛みだし、「クッション入り足袋」ちゅうのをはいてみたくなった。
このあたり、交通量が多いのに歩道がなく、けっこう走りづらかった。
6駅目の下松駅。
「ちっちゃ!」
ここらは、水なすが有名なんかなあ。
「水なす」の看板と「聖書協会」がいい感じで並んでいた。
下松駅から先はやや迷走。
東岸和田・東貝塚・和泉橋本・東佐野と4駅確認できず。どこ走ってたんやろう。
かわいいお地蔵さんに、「JR不採用問題の解決」をお願いしておいた。
「なにを頼むねん!」
こいつはよう吠えよった。家を守らなあかんと思とるんかね。
さっきからいくつもあるため池。川が少ないのかしらん。
「いえい! ついたぜ熊取駅。」
鳳駅から数えて11番目。目的地・日根野駅まであと1駅。
熊取には私のかわいいかわいい姪・まあちゃん(兄の長女)が住んでいる。また、夏にいなかのおじいさんの家で会えるかな。
こんなかっこうで走ってました。
ゼッケンビブスはメッシュになっているのだが、真夏に裸の上に着るわけにもいかず・・・。もうちょっと小さくして、ランシャツに大会のゼッケンふうにつけられんかなあ。中野さんに相談してみよう。
熊取からあと1駅のはずが、またしても迷走。
松風台というニュータウンに入り込んでしまい、線路からどんどん離れていく。まあそのおかげで、あんよペロペロに熱中しているかわいいワンちゃんにも会えましたけど・・・。
新池中学校の近くに地図があり、左折したら線路のほうに行けるように書いてあった。ところが行ってみると、また左折、また左折、また左折で元の場所に戻ってきてしまった。
「これぞ迷走!」
もう、クタクタ。
さっき左折したところを右折すると大通りに出た。
「あの建物、高速道路から何回も見たことあんな。」
これは日根野駅に近付いているにちがいない。
「ありましたー、日根野駅。」
今日は何人の人が、このアピールゼッケンを見てくれたかなあ。
鳳駅を出てちょうど3時間。
迷走も含めて、実際に走った距離は25kmくらいでしょうか。
ヨレヨレのゴールになってしまったが、これで来月和歌山港到着のめどが立った。よかった。
行き、京都駅から鳳駅、1050円。
帰り、日根野駅から京都駅、1380円。
駐車場代1000円。
合計3430円の経費でした。
暑くてしんどかったけど、初めて走る道はおもしろかった。
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「JR不採用問題」解決への道が滞りつつある。
原因は大震災。
解決への窓口となる国土交通省が、震災復興についても大きな役割を果たす部署となる。
国鉄闘争共闘会議は以下の見解を発表している。
「JR不採用問題−「雇用問題」への対応の確認について」
4者・4団体は、3月15日に開催した会議で、未解決となっている「雇用問題」について、次のことを確認しました。
1. 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大震災による被災者の皆様に心からお見舞い申し上げますと共に、出来る限りのご支援をおこなうことを表明いたします。
2. この度の大地震と津波による未曾有の大惨事と、福島原発事故での高濃度放射能漏れによる被曝の拡大という非常事態のもとで、政府・政党は総力を挙げて対策に当たっており、平時の国会ではありません。
3. 4者・4団体としても、かかる事態を考慮しなければなりません。これまで、「雇用問題」の解決期日を3月末日までとしてきましたが、国会正常化の目処が立つまで延期せざるを得ません。政府・政党への要請なども事態の落ち着きを見て、当面4月末まで中断し、改めて政治判断を求めることにします。
4. JRへの採用を柱とする「雇用問題」は、昨年4月9日の政治合意での約束ごとであり、その履行責任が政府にあることは言うまでもありません。この一年、「雇用問題」が具体的に進展しなかったことは誠に遺憾であると言わざるを得ません。国会正常化後は、雇用確保に全力を挙げて取り組むことを決意しています。
2011年3月17日
【4団体】
国鉄労働組合、全日本建設交運一般労働組合、国鉄闘争支援中央共闘会議、国鉄闘争に勝利する共闘会議
【4 者】
国労闘争団全国連絡会議、鉄建公団訴訟原告団、鉄道運輸機構訴訟原告団、全動労争議団鉄道運輸機構訴訟原告団
※ 中野勇人さんの四国常駐記「南の国から」も、2月14日号から滞っています。ぜひ、みんなの元気が出るおたよりの発行をお願いします。
【訂正】 中野さんご本人からの指摘がありました。「南の国から」?61が3月11日に出ています。ただし私がリンクさせてもらっている「中野さんのページ(国労闘争団)」の「闘争団のたより」にはアップされていませんでした。今日(5/31)中野さんにメールしておいたので、その分はすぐ見られるようにしてくださると思います。
また、最新?62を現在執筆中とのこと。お楽しみに!
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2011年05月24日(火)
ハゲきく [わんこ・にゃんこ]
今日私は早朝バイトの日なので、朝のきくの散歩はヨメさんのはずだった。ところが、朝は雨がきつかったので真樹を車で送っていったようで、きくは待ちぼうけ。
まだまだ帰ってきそうになかったので、散歩に出かけた。
家に戻ると、ちょうどヨメさんが走りに出かけるところ。
「これ、なに?」
きくの脳天にハゲ発見。
「これはかいかい系やな。」
「・・・あらわなしゃーないな。」
ということで、風呂場へGO!
ここで事件が。
ヨメさんのポケットに入っていたスマートフォンが、つるりと滑って水没。まだ買って3ヶ月ほどなのに、水没はもう2回目。
ああ、このケイタイの運命やいかに・・・。
きくのハゲのせいで・・・。
って、きくのせいにしたらあかんな。
「はよう、ハゲなおったらええのにな。」
「おまえこそがんばれよ。」(かげのきくの声。)
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2011年05月23日(月)
第34回小豆島オリーブマラソン・続き [ランニング・出張販売]
朝6時起き。
出店準備が廉も含めた3人体制なので、いつもより余裕あり。
夜降った雨はいったんやんでいた。
ただ、予報では9時過ぎからきつい雨になるらしい。
お借りしている場所はバスの車庫なので、雨が降っても商品をぬらしてしまうことはない。それは安心。
ただ、レースで体がぬれてしまうと、そのあとはほとんど店をのぞきには来られない。とにかく、屋根があるところでも降らない方がお客様は多い。
7時半から受け付け開始だが、フェリーの関係でこの時分はガラガラ。8時半くらいから、とんでもないくらいの大混雑になる。
その前に、ちょっとウォーミングアップしとこうっと。
昨日見つけた「雑種犬サファリパーク」へ。
今日も、みなさん元気に吠えまくってます。
「いやー、子犬やん。かわいいー。」
「いや、こっちにも。ころころ、まるまるやん。」
私のことを警戒して逃げていくワンちゃんもあり。
近くに、すごく水がきれいで波の静かな海水浴場があった。
「ジス・イズ・アナバ!」
夏にここに泳ぎに来たいなあ。
毎年恒例、ブラスバンドのパレード。
雨がやんでるときでよかったね。
この少しあと、真っ黒い雲が上空をおおい雨が降り出した。ハーフスタートの10時に近づくにつれ大雨に。
ハーフがスタートした7分後、私の5kmがスタート。
最前列に並んでいると、40代の速そうな方が話かけてこられた。
スタート時刻が迫ってきているというのに、前から前からランナーがやってくる。普通遅く並ぶ人は後ろでしょう。その誘導がないのがちょっとね。スタート2分前くらいになって、やっと前から来る人が途絶えた。
でもそんなことをその人と話しているうちに、緊張感がずいぶんとほぐれた。今後も「スタート前に知らん人としゃべる」というこの作戦、いいかも。
スタートしてからずっと息苦しかった。ふつう、しばらく走っていると息が楽になっていくものなのに・・・。
それでも雨じゃじゃぶりで適度に体を冷やしてくれているせいか、しんどいのに手も足もしっかりと動いている。一番心配していた「変なせき」も、今日はだいじょうぶそう。
それには思い当たるふしが・・・。
なんと、金土2日連続でヨメさんがマッサージをしてくれた。特に調子がおかしくなっていた左の首筋から肩にかけてを入念に。あーありがたや、ありがたや。
ずっとずーと息苦しかったけど、「こんなもん、20分ほどしんぼうしたらしまいやん」と思ったら気が楽だった。
いつもならかなり落ち込んでしまう3〜4kmも、坂のわりにはしっかりと走れ、先行するランナーをとらえることができた。
残り1kmからは時計は見ていない。でも、確実に20分を切ったという確信があった。私の時計で19分50秒。その時計を見たころからウルウルときてしまった。
「19分51秒、第5位」の記録証をヨメさんに見せ、「あんものおかげやー。」
そうめんから帰ってきた廉にも記録証を見せ、「あんものおかげやー。」
でも、これでこれからは「あんも、あんも」ってゆうのはおしまいにしょ。あんまりゆうたら、土の下から出てくるし・・・。
このあとは、店をほっといて知り合いの撮影に。
まずは、宿泊先の「千鳥」さんのご親戚。毎年10kmで上位入賞されている「ちかえさん」。
最初「鯛安」さんの前あたりで待ち構えていたのだが、撮影失敗。急いで追いかけて追い抜いて連写。
私に気づいてくださって、しんどいところなのに声までかけてくださった。ほんとうに感じのいい美人ランナーさんです。廉もああいう人を見つけえよー。
今年は少し痛めておられるところもあったせいか、例年より少しタイムは悪かったようだ。それでも後で調べてみると4位入賞。立派です。
「この写真、千鳥のおかみさんに送っておきますねー。」
5kmの表彰のアナウンスがあったので、大会本部へ。
晴れがましく表彰してもらえるのは優勝者のみ。2〜6位は横のテントで賞状と賞品を受け取るだけ。渡す係の方が拍手をしてくださったが、ちょっとさびしい。
でも、中央の醤油樽の前で写真をお願いした若者がすごくうらやましがってくれた。赤の他人のオッチャンに気を使ってくれて、ありがとね。
さあ、あとは愛媛のお得意様親子。
息子さんは10km。お母さんはハーフに出場されている。
ところが、息子さんはランシャツランパンの色まで聞いていたのに見つけることができなかった。ずっと立ち続けて目を凝らしていたつもりやったのに・・・。ああ、途中でまた雨がきつくなってきてかさを取りに行った時があったなあ。あの時?
お母さん、見っけ。
「最近は全然ダメ」とおっしゃっていたが、すごく楽そうに走っておられるように見える。
背筋がピンと伸びたきれいなフォーム。
私もお手本にしたいくらいです。
「親子で京都キャロットのおそろいのウエアかい! 写真撮っといたろ。」
喜ぶ母、逃げ惑う息子。
雨もやんだので、クーリングダウンへ。
12時25分坂手港に到着の「さんふらわー」が見えた。
もうすぐ交通規制解除だが、ハーフのランナーはまだまだ尽きない。
口の黒いワンちゃんが、「小豆島雑種犬サファリパークに来ませんか」と誘ってくる。
「いやー。この白い子犬ちゃんは近よってきてくれるやん。」
少し離れたところから子犬の泣き声が。
その声を頼りに奥に進むと、子犬がいっぱい。
「あー、ここは天国じゃー。」
ほんまに、「ハイエナ牧場+雑種犬サファリパーク」でけへんかなあ。
大震災の心理的影響が及んでいるのか、去年より大幅に売り上げが下がってしまった。
廉が予定通り10kmレースに出て優勝でもしておれば、多少売り上げが下がろうがどうってことなかったんやけど・・・。
「いらっしゃいませー」と大きな声を出し、しっかりと働く廉。
さすが、ますみさんが一人で生んで一人で育てただけのことはある・・・、てか?
土庄の「マルナカ」さんでお買い物。
私は、(パジャマ×2)+(半ズボン×3)で合計5000円ほど。
「やすっ!」
大部港からフェリー。
乗ったところで、ヨメさんが「カバンがない。」
いろいろ話して、やっと分かった。後片づけの時、車にのせてあったヨメさんのカバンを私がいったんおろした。帰り、3人がゆったりと乗って帰れるよう整理したつもりだった。最後に出発する時にきちんと確認すべきだった。
大会事務局(町役場内)に電話。しばらくすると、見つかったとお電話をいただいた。ヨメさんの鍵の束やケイタイの充電器などが入っている。宅配便の着払いで送ってもらうことになった。
「あー、ヨメさんにさんざんしかられましたわー。」
日生港に到着し、そこから山陽自動車道・赤穂ICへ。
入ってすぐの竜野SAで夕食。
ヨメさんは、めずらしいメニュー「トマトラーメン」。
「廉もちょっと食べてみるか。」
「あー、そのおつゆのふたに入れよー」とヨメさん。
「なつかしいなー、それちっちゃい時ようやったなー」と私。
昔なつかしい場面が再現できて喜ぶ母、とまどう息子・・・でした。
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2011年05月22日(日)
第34回小豆島オリーブマラソン [ランニング・出張販売]
「今日は抜群の気象条件やから、20分は切らんとな」と廉。
「いや、今日は『あんも追悼記念マラソン』やから。じっくりと走るわ。2週間まったく走ってへんし」と私。
じゃじゃ降りの中のスタート。
スタート直後、いきなり息が苦しくなった。
1km地点、3分45秒。
しんどいはずや。じっくりと行くはずやったのに、意気込みすぎ。
2km地点、8分01秒(4分16秒)。
小さな坂越えがあったので、この失速は仕方ない。
女子のトップ選手にも抜かれてしまった。
折り返し点、9分56秒。
これはまたしても、ゴールは悔しい20分ちょっとか。
それに、おり返してくる50代ランナーを数えたら、私の前に6名。何とか1人追い抜かないと入賞できない。
3km地点、11分49秒(3分48秒)。
かなりスピードアップしているはずだが、前のランナーに追いつけない。
しかし、このあとの上り坂でがんばった。50代ランナーを追い抜くことができた。
4km地点、16分05秒(4分15秒)。
帰りの坂越えでペースダウンとなったが、それでも前を行く一度は抜かれた女性のトップも追い抜き・・・。
最後の1kmを3分54秒以内で、「飛ばせ!」
残り500mほどの「京都キャロット」出店場所前でも、笑える余裕。
最後の最後のゴール前直線は、神がかり的なスピードだった。
ゴール、19分51秒(3分45秒)。
「やったー! あんものおかげやー。」
自然に両手が合わさった。そして、涙がちょっとポロリ。でも、みんな雨にぬれているから目立たない。
そのとき、天の声。
「なにメソメソしとんね! いつまでも、『あんも、あんも』ゆうな!」
そう、その通り。これで一つの区切りができた。
記録の出やすい冬場にもどうしても出せなかった5km19分台が、いともあっさりと出てしまった。それも、2週間練習なしだというのに・・・。
これは、今の自分実力以上の力が出たと言うしかない。たぶん、当分5km19分台は出ないだろう。
「あんも、さまさま。」
6位入賞だと思っていたら、私の数えまちがいで5位だった。ぎりぎり入賞の6位ではなく、5位だとちょっと胸がはれる。
さあ、これで次の目標は何にしようか知らん。
(注)まだ、続きます。
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