2010年10月29日(金)
京都マラソンコース案発表 [時事]
今日の京都新聞の朝刊に、2012年3月に第1回開催となる京都マラソンのコース案が載せられていた。
コース図を見て一目瞭然、「前半すっきり、後半グチャグチャ」。
「京都の中心部をはずす」という方針が出てから、たぶん宇多野街道(右京区北区の山沿い)を使うのだろうと予想していた。これは当たった。しかしそこだけでは距離が足らないし、残りをどうするかは考えつかなかった。まさかこんなややこしいコースにするとは・・・。この後半のコースは地元京都の人にも説明するのがむずかしい。
一番笑ったのは、廉の通う京都府立大学の前を2回も通ること。北山通りから、とってつけたように北大路通り手前まで往復。ここで、京都府立大学正門前を2回通る。
もしこのコース案が通ったら、廉のフルマラソンデビュー戦やね。あと1年5ヶ月。その時、廉は20歳。楽しみやなあ。
今年の6月10日、私の京都マラソン案を「京都マラソンは京都迎賓館で」という題で書いた。昨日京都市から対案(?)が出たので、ここらでさらにバージョンアップした私の案を発表しますか。
西京極スタートは賛成。平安神宮ゴールは絶対反対。前も書いたけど、あのでかもん鳥居が京都の象徴と思われたらかなん。京都市が、何であの鳥居にこだわっているのかがよう分からん。西京極スタートゴールでいいんじゃないでしょうか。
たぶん交通規制の加減で、京都府警が規制時間が長くなる往復コースに難色を示しているのだろう。ここは、頭使えよー。
西京極スタートで、京都御所で21kmとなるコースを設定する。ここを2時間以内に到着したランナーのみ、西京極のゴールをめざす権利をゲット。(もちろん、西京極のゴール関門は4時間。)
中間点2時間以上かかった人は、「残念でしたー」。御所内周3kmコースを7回お回りー。
西京極にゴールできた人はエリートランナー。御所内周グルグルゴールの人は楽しみすぎランナー。
「おたく、西京極行けましたん?」
「はあ、何とかギリギリで。」
「よろしおしたなあ。私ら御所の砂利道21km走らされましたわ。砂煙がすごうて、もう大変でしたんやでー。」
「そうでっしゃろ。気の毒でしたなあ。」
こんな会話が聞けるかも。
ただしこれでは時間がかかるランナーに気の毒なので、ここは特典を。
御所の宝の持ち腐れ施設「京都迎賓館」を一般開放。もう、いっそのこと迎賓館の横をボーリングして温泉掘りましょ。そして新しい施設、「京都御所温泉・みかどの湯」を建設。当日は、御所にゴールしたランナーのみ、その温泉に入る権利ゲット。砂煙にまみれた体をここできれいにしてしてもらいましょ。
これは、江戸時代が終わるまでここに住んではった過去の天皇さんも喜んでくれはるでしょう。
京都以外の人は、京都と言えば何を一番に思い浮かべるのだろう。私は京都は京都でもいなかから出てきたので、京都といえば御所。日本中探してもあんな施設はほかにない。京都マラソンでは、何らかの形でこの御所を使ってほしいと願っています。
ついでに私が感じる京都人のイメージを。
京都人をひと言で表すと「プライド」。街中のいたるところにあなどれない人がたくさんおられます。
京都には大学がたくさんあるので、若者には優しい街だと言える。しかし、いっぱしの大人に対しては冷ややかである。それも、それをまったく顔に出さない。(おー、こわ!)
これだけは言っときます。京都人のお店で値切るのだけはやめましょう。
「うちの店が熟慮の上につけた値段に不服があるのなら(この値打ちが分からないのなら)、どうぞお引き取りください」と思われるのが関の山です。それを決して口に出しては言われませんが・・・。
京都マラソンに来られるのなら、このあたりの「京都人のこわさ」を覚悟して来てくださいね。
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2010年10月28日(木)
幸せそうじゃない先生 [学校]
※以下、あくまでも私個人の考えです。ご批判があれば、それはすべて私に。
前々から気になっていることがある。
ある学校の先生が、授業があるごとに「こんなことも分からないのか」と言われるとのこと。
「えっ!」私はわが耳を疑った。
その言葉は、何をねらった言葉なのだろう。子どもたちがどう反応することを願っておられるのだろう。私にはまったく分からない。それを言って何になるのだろう。
もし私が生徒であってそう言われたとしたら、「はい、分かりません。だから、分かるように教えてください」とお願いすると思う。その先生はそれをねらっておられるのだろうか。
しかし残念ながら、そのクラスには私のような鈍感態度デカ生徒はおらず、その先生は毎時間毎時間「こんなことも分からないのか」という言葉をくり返す。生徒たちは、ただただそのうっとうしい時間が過ぎていくことだけを願っているようだ。
ああ、もったいない時間!
そして、幸せそうじゃない先生!
前々からずっと思っていた。
先生になった人たちは、小さいときからお勉強がよくできる人が多い。そして、公立の教育大学や教育学部を卒業した人が多い。いわゆるエリートコースを歩んできた人たちである。私のように働きながら夜間大学を卒業し、通信教育で教員免許を取ったようなものはなかなか教員採用試験に合格しない。
エリートコースを歩んできた人は、「簡単な問題が分からない」人間など今まで見たこともないのだろう。
自慢じゃないけど、私はお勉強のできる側とできない側の両方が理解できる。小中学校まではいなかの学校だったので、クラス十数人のうちのいつも一二位争いをしていた。そのころ、「自分は賢い」と勘ちがいしていた。
しかし、高校に入って大ショック。通知簿で言うと「5→3」、「4→2」という感じ。さすがに「1」だけは免れたが、それまでと同じように普通に勉強していたのにさっぱり分からなくなってしまった。一番苦手な授業では、とうとうずる休みするまでになってしまった。
「いやー、ボクって賢くなかったんやー。」
やっと、気づきました。
それでも学校が大好きだったので、先生になりたいと思った。私の実力からいうと、当時5倍の競争率だった小学校教員採用試験はまあ無理。ところが2回目(2年目)の採用試験で、私が勉強したところばかりが出た。奇跡! それで、めっちゃまぐれの合格。
先生になれた時、一番に思ったことは「自分が一番楽しんだろ」ということ。毎日毎日「何ぞおもろいことはないか」とキョロキョロしよう。
別に無理にそう思わなくても自然にそんなふうになったみたい。夏休みも一日も休まず出勤している私を見て、教頭先生が「藤井君はよっぽど学校が好きなんやなあ」とあきれておられたことをおぼえている。(当時は夏休みの「自宅研修」が認められていた。)
だから、「こんなことも分からないのか」というようなことは言ったことはないと思う。
「先生、分かりません」と言われたら、「私を頼ってくれてるんや」とうれしくなった。もちろん、それに十分応えられたわけではないけれど・・・。
「先生、分かりました!」と言うときの子どもらのうれしそうな顔・・・。それは、たいていは分かったのでなく、「スカタン」なんですけど。でも、一瞬でも子どもらのそんな生き生きした表情を見られるなんて、先生って仕事はええぞー。
もう一つ。
どういう話の流れかははっきりとは分からないが、その同じ先生は「学校をやめなさい」とも言われるらしい。
もう、ここまで来るとあぜん。教師としてそれだけは絶対言ってはならない言葉ではないか。あなたたちの一番の仕事は、「子どもたちに生き生きとした学校生活を送らせること」ではなかったのか。職務放棄ととられても仕方のないような言葉をくり返すのは、なぜ?
一度もお会いしたこともなく、その授業も見せていただいたこともないが、私が想像するにはその先生は「楽しめていない」。「分かりません」ゆうてる子を分からすのは、やりがいがあってめっちゃおもしろいのに。
20年近く前に教壇を去った人間が何をえらそうにと思われるかもしれないけど、誰かそのおもしろさをその先生に教えてあげてほしいな。
今の教育界にはいろいろなしばりがあって大変だとは思いますが、「子どもらの笑顔が見られたらうれしい」という気持ちが教育の基本であることはまちがいないでしょう。
「あーあ」とため息ばかりついている先生の授業では、子どもらは笑顔になれません。どうか、まず、ご自身が楽しいと思える授業をめざしてください。お願いします。
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2010年10月27日(水)
第10回勝手に国労応援ラン [ランニング]
「ブログに私たちのことを書いて、見る人が減ったりしませんか。」
8月、国労闘争団の中野勇人さんにお会いした時、そう心配しておられた。
私のブログに何かを期待して見ておられる方などそんなにおられない。何が書いてあろうと、どうってこともない。仮に見る人が減ったとして、それがどうしたっていう話です。アクセス数によって収入が上下するとかだったら気にしますけど。ねっ!
去年の12月、「国会前54日連続フルマラソン」に参加させてもらって、私の世界がちょっとだけ広がった。今、月に一度だけ、こうしてアピールランを続けさせてもらっているのは、私の世界を広げてくださった中野さんへの感謝の気持ちです。
「国会前54日連続フルマラソン」の最終日12月24日を記念して毎月24日に走るようにしていたが、今はそれもこだわっていない。それに近い日ならいいかという感じ。それよりも、「JRの駅をめざして走る」というほうにこだわりたい。
今日10月27日は、くしくも中野勇人さんの誕生日。
これは何かメッセージを書かねば。
「JR不採用 完全解決の日まで しっかり!」
本当はこの後に、「なかのー」と付けたかったところだが、こういう運動は一人ががんばってもダメ。一人一人が自分のできることを探し、少しずつ積み上げていかないとね。
今日は、先日購入した「関西共同印刷所の憲法グッズ」のなかの大きなのぼりを持って走ろうと思っていた。しかし、日曜の長時間運転で腰の具合が悪い。足のほうも「四万十」の疲れがどう出てくるか分からない。ここは柔軟に。無理しない。
「勝手に国労応援ラン」に出かける前に、きくと超ゆっくりランを2km。足のほうはだいじょうぶそう。ただ、腰はちょっと心配。
車でJR円町駅近くまで。コインパークに入れ、円町駅をスタート。ここから丸太町通を西へ、JRの駅をめざす。
これなら、途中で具合が悪くなってもバスで戻ってこれる。
妙心寺って、こんなとこにあったんや。
昨日テレビでやっていて、ヨメさんに聞いたとこ。40以上の寺院が集まって「妙心寺」というらしい。
JR花園駅。
カメラのシャッターを押してもらえそうな人が見つからないので、私のメッセージカードで代役。
ここで引返したら、なんぼなんでももちょっと少なすぎる。
もうちょっと行こう。
嵐電・帷子ノ辻駅。「かたびらのつじ」と読みます。
今をさかのぼること27年。うちのヨメさんが独身時代住んでいたアパートがこのすぐ近く。当時私は小学校6年の担任。そこに、4年生の産休講師としてやってきたのが○○先生(○○はヨメさんの旧姓)。もちろん、当時は「○○先生」と呼んでいた。(ここらあたりのことをくわしく書くとまたヨメさんにぶち切れられるので、カット。)
あれ以来、こっち方面にはほとんど来たことがない。まわりもずいぶん変ってしまった。
嵯峨野高校。
確か、私の甥・学ちゃんの出身校。こんな大通りに面してたんや。知らんかった。
ハローウィンの飾り付けがしてあるお店。
JR嵯峨嵐山駅到着。
スタートから33分なので、5kmくらいかなあ。
ちょうど電車が入ってきたので、写真を撮っておいた。
裏(南口)に回って、またメッセージカードの写真。
ちょっとおもしろみがないですね。
改札口の写真も撮って・・・。
もう1枚、改札口。
さあ、ここから円町駅に戻ろう。
もう、あたりは真っ暗。
円町到着。
帰りは妙心寺に寄ったりしていたので43分。6km近く走ったのかなあ。
一応これで合計11km。
ただ、アピールランとしては明るいうちにしないと値打ちが下がってしまう。それが次回への反省点です。
JR不採用問題完全解決の日まで、「勝手に国労応援ラン」はずっと続けていきます。
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2010年10月26日(火)
宇治陸協記録会・男子5000m(10/23) [陸上競技]
前の選手を必死で追う廉。その廉に届けと応援の声をふりしぼるかあちゃん。
また、廉の陸上競技大会の記事です。
赤の他人さんにとっては、何の興味ももてない記事であると思います。でも、このブログは赤の他人さんのために書いているわけではない。全部自分のためにです。
以前、野村監督が言っていた。
「試合時間が長いと批判する人があるがそれはおかしい。おもしろい試合はもっともっと見ていたいと思うもの。私は、息子が出ている試合はどんなに長くてもあきない。」
そのとおり。
私も廉が走っているレースは、見ていてどれも楽しい。たとえいいタイムが出なくても、つらいだけのように見えるレースでも、初めから終わりまでしっかり見ていたい。
その試合(ゲーム、レースなど)がおもしろいかどうかは、自分がそこにどこまでのめり込めるかにあると思う。
廉が出場したのは、5000m全4組中の3組。
前の組では、いつもの練習相手、京都工繊大の「まーくん」が大学歴代ベストの記録を出した(15分26秒12)。京都の公立高校出身の同い年。今はかなりのレベルの差があるが、いい刺激にはなったことだろう。
16分40秒29。
「公式記録で16分台」という目標どころか、自己記録16分42秒5(手動・未公認)も更新。
よかったな。
いいレースを見せてもらった。特に、最後の2周(800m)でギアが切り替わったように力強い走りになった。きっといい感じでゴールできたと思う。( しっかり目で追っていたので、ギアが切り替わった瞬間も見ることができた。その瞬間、「ドキッ!」とした。)
またな。
また、いいレースを見せてくれ。
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2010年10月25日(月)
第22回諏訪湖マラソン・続き [ランニング・出張販売]
レース中はお客様が来られないので、少し余裕ができる。
自分がウルトラを完走できてもいないくせに、いっしょに「四万十」に出た「みかた残酷マラソン」実行委員長の久保井さんのことがすごく気になっていた。私よりずっと実績があり力強い方なのに、去年に引き続きお腹の調子が悪くなり早々とリタイアされたらしい。
久保井さんは、私のブログの「毒嫁シリーズ」の大ファンなので、ヨメさんに電話してもらった。
今年の状況は、去年以上に悪く、30km過ぎで吐いてしまったそうだ。「村岡での1時間半の眠り病」ということもあったので無理をせず、早めのリタイアを決断されたらしい。
そのあとすぐ病院には行かなかったのだが、木曜には朝起き上がれなくなったそうだ。そこで病院に行かれたのだが、久保井さんは地元では北海道縦断走をされた有名人ということで、お医者さんもあまり真剣に心配してくださらなかったそうだ。
「50kmも走れなくて・・・」
「ただ調子が出なかっただけで、少し休めば元に戻ります。」
こんな診断であったらしい。ちょっと気の毒。
スタートから1時間が過ぎたころ、「まもなく先頭ランナーが二人、競り合いながらゴールに向かっています」とアナウンス。
これはいい写真が撮れるかもと思い、うちの出店テントのすぐ前へ。
ゴールになだれ込んできたランナーは、てっきり招待の中央大学の選手だと思い込んでいたが、意外にも一般選手。かなりレベルの高いランナーであるようだ。(この後ろの3位の選手が中央大学。)
女子選手は、向かって左側が専用ゴールになっていた。これはうれしいと思う。
朝ごあいさつに来てくださった三重のハットリさんが、ゴール後も来てくださった。
私は、ハットリさんが今年初ウルトラだとおっしゃっていたので、てっきり私と同レベルの完走ギリギリランナーだと思い込んでいた。ところがどっこい、目指すはサブ10。それを聞いてずっこけてしまった。けっこうえらそうにアドバイスしたりなんかして・・・。
でも、このハットリさんが不思議なことに私を立ててくださって、「藤井さんといっしょにウルトラを走りたい」なんて言ってくださる。「いっしょに」と言ってもそれはスタートだけで、「サブ10狙い」と「完走もままならん」ランナーとでは「いっしょに走る」とは言えんわなあ。
「藤井さんは、これからのウルトラの予定は?」
「いやー、実はもうウルトラは引退しようかなあとも思ってるんですわ。」
「えっ!」(ハットリさんの顔色が変った。)
「もう、自分にはウルトラの適性がないんちゃうかなあと思えてきて・・・。よう考えなアカンと思うんですわ。」
「そんなこと言わずに、いっしょに走りましょうよ。」
ああ、ありがたい。どうして私のようなだらしないランナーを、サブ10狙いのハットリさんがこんなに誘ってくださるのだろう。まあ、これは永遠のナゾということにしておきましょうか。(仮にウルトラに出るとしてもだいぶ先のことなので、これからゆっくりじっくり考えてみます。)
あっ、それからハットリさんの今日のファインプレーのことを書くのを忘れていた。
「ウルトラを引退しようかなあ・・・」と私が言ったあと、「サロマにいっしょに行くという手はないんですか」と。ここ普通の人は、「サロマに奥さんといっしょに」となるんです。
さすがハットリさん。私のブログを深く読まれている。「奥さん」という言葉が出てくると、あとで「私はアンタの『奥さん』なんかになった覚えはない!」と、なぜか私が責められる。この辺の事情をすごく分かってもらえているから、「今日のファインプレー」。
「いっしょに行くなんて、とんでもないらしいですわ。なあ、ますみちゃん。」
「そうなんですか」とハットリさんはちょっと固まっておられたような・・・。
10月末が国労闘争団の中野勇人さんの誕生日なので、何かおみやげをと思って見に行った。以前はそんなテントもたくさん出ていたのだが、今はほとんどない。
さて、私は何を買ったのでしょう。中野さん、お楽しみに。
このあと、いりえゆかさんとバッタリ。
ダンナさんといっしょといわれていたのに、しばらくの間ダンナさんはどこかに行かれていた。その間うちのテントの横で、二人でしばし歓談。
しばらくしてうちのヨメさんが気付き、「また、しょーもないことゆうとんのんちゃうやろな。ええかげんにしーやー。」
「いりえさんとこはかっこいいダンナさんでいいですよねえ」とヨメさん。
「藤井さんところもかっこいいじゃないですか。」
「ぜんぜん。頭はげたおっさんやし・・・。」
「でも、いつもいつも『大好き』って言ってくれる人はなかなかいませんよ。」
「ノンノンノンノン・・・(ここはおフランスぽく)。私に養ってもらいたいから言ってるだけです。」
しばらくして、いりえさんのダンナさんが戻ってこられた。いりえゆかさんによると、朝から「生パオパオさんが見られた」と喜んでおられたそうである。
しかし、せっかくご対面できたのにダンナさんとはほとんどお話できなかった。(*^_^*)して、私たちのほうを見ておられただけである。これは、この「関西お笑い軍団」(うちの夫婦+いりえゆかさん)の魔の手に巻き込まれまいという意思表示であったのかもしれない。それは賢明な判断であったかも・・・。何でもかんでも「パオパオだより」に書かれてしまうし・・・。
一つだけおかしかったこと。
いりえさんご夫婦が、「藤井さんはウルトラ何回も出ておられるんですねえ。よく100kmも走れますねえ。どうしたら100kmも走れるんですか」と言われたこと。
わしゃー何回もウルトラ出とるけど、100kmは走れてへんて。どうせ聞くなら、「どうして100km走れないんですか」やね。まあ、それは毎回毎回ヨメさんに責められてることやけど・・・。
お別れ際に、いりえゆかさんがおっしゃった。
「これからもずっと『諏訪湖』は来られるんですか。」
実は大会出店料が大幅アップとなり、もう今年限りで終わりにしようかという話題が出ていたところだった。でも、いりえゆかさんのまぶしすぎる笑顔にやられて、「はい」と言ってしまった。なんか、自分でもよう分からんけど。
端っこの位置でお客さんが少なかったせいか、陳列したものがあまり乱れていなかった。そんな時は後片付けも楽。
2時半ころには片付け終わり、諏訪ICへ。
SAのレストランもあきてきたので、諏訪IC前にあった中華料理店「一品香(イッピンシャン)」に入った。
このころから雨が降り出した。店を出している時に降らなくてよかった。
中途半端な時間帯だったので、私らの貸し切り状態。落ち着いてゆっくり食べることができた。
カニ玉セット(1300円)とチンジャオロースセット(1000円)。スープやデザートも付いているので高くはない。
帰りには、子どもらのためにシューマイや中華ちまきをおみやげに買った。
今日の晩ごはんの時間には帰れないので、子どもらだけでピザを宅配で取って食べるらしい。
中央道に入ると、土岐JCTあたりで30kmの渋滞。30kmって、ゴールデンウィークでもあるまいに。路面が雨でぬれた高速道路をちびちび進む運転は、だだ疲れ。
最初の渋滞を抜けたと思ったら、今度は小牧JCTが渋滞。それを抜け名神に入ったら、今度は八日市付近が渋滞。今日って、特別に何もなかったやろうに。なんでこんなに混むのかしらん。
今日はレースにも出ていないのに、長時間の運転で左腰に激痛。ちょっとましになりかけたと思ったら、定期的にこれ(長時間運転)があるので全然完治しません。
お昼に中華をたらふく食べたのでそんなにお腹は減っていなかったが、黒丸PAで軽い食事。私は肉うどん(450円)。ヨメさんのミニうどんは、なんと150円! これ、学食価格やなあ。
中華料理店を3時半に出て、京都の我が家に着いたのは結局11時前。7時間以上かかったんや。そら、腰の具合も悪なるはずや。
家に着くと、廉の陸上部の○○先輩のお母さんからのケーキ。「いつもお世話になってます」って、こっちのほうやのに。
疲れて帰ってきたときに、なんでもええ、こんなちょっとしたことで心がなごみます。○○先輩のお母さん、ありがとうございました。とってもおいしかったです。
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2010年10月24日(日)
第22回諏訪湖マラソン [ランニング・出張販売]
「今日は、いりえゆかさんもこーへんし、かわいいワンちゃんも見つからへんし、さっばりやわ。」
いりえゆかさんのブログ「ラスティックなひとりごと」は隅から隅までしっかり読んでいるつもりだったが、ちょっと読みまちがえていた。「今年はもうレースが終わり」というようなことが書いてあったように勘ちがいしていた。
12時半ころ、私がトイレから「京都キャロット」のテントに戻った時、いりえゆかさんにバッタリ。
「いやー、来てはったんですか。」
いりえゆかさんに初めてお会いしたのは、ちょうど2年前のこの大会。「いつもブログ見せてもらってます」と私に話しかけてこられた。これは、知り合い以外の女性としては初のこと。ご自身もブログを書いておられると聞いて、そのあと「ラスティックなひとりごと」を初めから全部読んだ。
正直に言います。しびれました。それは、言葉ではうまく説明できない何か・・・、いわゆる「ビリビリ」ですか。(意味不明) ブログの中のスキーに没頭されているシーン以外は、どの部分もほんまに「ビリビリ」きます。
それから去年のこの大会でお会いし、今日を入れてもわずかに3回目。それでもブログを全部読ませてもらっているという余裕からか、いやになれなれしくしゃべらせていただいています。
うちのヨメさんいわく、「アンタはいりえゆかさんのストーカー」。
そのとーり!
かっこいいダンナさん、すいません。こんなしょーもないブログのネタに巻き込んで・・・。
うちのテントの横で二人でしゃべらせてもらった内容は・・・。
まずは、「ラスティックなひとりごと」の記事への要望。「愛犬まある君」ネタと、「いりえゆかさんご実家」ネタを強くお願いしておいた。これは、めっちゃわらける。(あっ、「わらける」と書いても通じんか。「笑えてしょうがない」という感じの言葉です。)
その次に、「ダンナさんとの出会い」ネタ。これはブログのどこにも書いてない。今日も、直接何回も聞いたがうまくはぐらかされた。こういうことはないしょにしといたほうが値打ちがあるんかなあ。ちょっとだけ聞き出すことに成功したが、ここには書かんとこっと。
「あのよさげなダンナさんと、どこでどう知り合い、『ラスティックなひとりごと』になっていったのか・・・」
このへんものすごく興味ありますが、ひとのことほっとけってことですね。
次に娘さんのこと。娘さんは元々ご両親譲りのウィンタースポーツ(ボードらしい)で頭角を現しておられたのだが、最近は陸上競技でも活躍されている。一つのことで一流になるのも難しいのに、夏冬で切り替えて2種類以上の種目で輝いておられる。それも、まだ小学生なのに。親としては心配な面もあるだろうが、その何倍も楽しみがあるのではないだろうか。
うちの廉も中学時代クロカンスキーをやっていたが、京都のレベルと長野とでは雲泥の差があった。いりえさんの娘さんには、ウィンタースポーツはもちろんのこと駅伝も盛んなこの長野でもまれて成長していってほしいと願っています。
「キャロットさんのホームページからブログが見られなくなったときは、心配してたんですよ。」
「そうでしょう。もう、それいっぱい言われました。ボクのブログ見てくれてはる人って、京都キャロットの『雑用係のブログ』のとこをクリックして見てはった人がすごく多かったみたいで・・・。リンクをぶち切られた時、これはなんかあったにちがいないって、わざわざ店まで偵察に来てくれはった人もいやはったんですよ。ボクがいるのん見て、『ああよかった。まだ、追い出されてへん』ゆうて安心して帰って行かはりましたわ。」
「でも、どうしてリンクが復活したの?」
「なんか、問い合わせが多いからとか言って・・・。ほんま、応援してくれはるみなさんのおかげです。」
「私も楽しみにしてるので、ブログ続けて行ってくださいね。」
「ありがとうございます。」
さて、やっと本来の「諏訪湖マラソン」レポートを。
前日の宿泊は、今まで泊まっていたホテルがいっぱいだったので、少しはなれた「すわ湖苑」さんへ。間欠泉の近くです。
去年泊まったところより宿泊費が少し安かったので、その分地ビールをたくさん注文した。長野名物・鯉の甘露煮があれば、それをあてにかなり飲めます。
結局3種類4本いただきました。私は、黒ビールぽいのが一番おいしく感じました。
朝5時45分起き。
「すわ湖苑」さんを出るとき、おにぎりをいただいた。作り立てで、まだあったかかった。これはありがたい。
今年のうちの割り当て場所は、スポーツ店の一番はし。すぐお隣りは飲食関係のテント。出店場所としてはあまりよい位置とは言えない。でもこれだけお店が増えてくると、最初のころから来させてもらっているうちの店も、存在感が薄れてくる。
以前はこの大会も必ず走っていた。しかし、スタート前のトイレがあまりにも混みすぎ、以前トイレにいけないままスタートを切りえらい目にあった。それ以来、このレースには出ていない。
ハーフだけで7000人。それも全員一斉スタート。道路もそんなに広くはないし、ちょっとこれでは無理があるような・・・。
スタートもゴールも出店場所のすぐそばなので、そういう意味では参加しやすいのだが・・・。
以前に比べると、仮設トイレの数もだいぶ増えているようだ。
スタート15分前に「各ブロックのゲートを閉鎖します。このあとは最後尾にお並びください」というアナウンスがあった。ということは、15分前までは並ばなくてもだいじょうぶということか。それなら、トイレも行けるかも。
10時スタート。最初はやや広めの道路なので、少しずつだがみなさん走って進んでおられた。ただ、少し先に行くと道路幅が狭くなるのでどうなるか。私が以前出たときは、いつもそこらが渋滞していた。
もっと仮装ランナーが多いと思っていたが、意外と少なかった。大会要項に何か書かれていたのかもしれない。
最後尾がスタートゲートをくぐったのは、スタートのピストルからおよそ6分後。スタートだけ見ると、まずまず合格点。
諏訪湖一周は16,8kmなので、4.3kmほどのちいさな周回をこなして元の位置に戻ってくる。確かここが第1関門だが、35分なのでほんんど引っかかる人はいない。
応援の人の後ろにはかりんの実が。この実はのどにいいらしい。
ここでランナーを見送ると、あとはヒマ。レース中はまったくお客様が来られない。
11時半ころから、ゴールされた方がぽつぽつと来られる程度。そう思うと、やっぱりトイレを上手に済ましてレースに出ないと値打ちがない。ぼーと待っているのはつまらん。毎年そう思っているのだが、申し込みをしようと思ったころには締め切りが過ぎている。
こんなことでは、「京都キャロット」の走るオッサンの名がすたってしまう。反省!
(注)後半に続く。
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