2012年12月11日(火)
何があっても一番かわいい [わんこ・にゃんこ]
◎京都新聞12月6日夕刊
「イヌと人の風景・12」
何があっても一番かわいい 里見 潤 ( ドッグコーチ)
飼い主から捨てられた推定8歳のスピッツ「ロビンソン」は、体を長く触られることが苦手で、我慢できずにかんでしまうことがある。触ることが難しいイヌと一緒に暮らすのは簡単ではない。それを分かった上で、家族に迎えたいと言ってくれたKさん家族のフォローに入った。
リードの付け外し、散歩のさせ方、汚れた脚の拭き方・・・。毎日の世話の練習はうまくいった。大変だったのは家族とのコミュニケーション。自分から体をぴったりくっつけ、ぺちゃっと隣で伏せるロビンソンだが、家族からなでられることや抱っこ、膝の上に乗ることは苦手だ。
「一度でいいからギュッと抱きしめてみたい」。でも抱っこしようとしては見事にロビンソンに怒られる。けれど、ほれた弱みか、Kさんは怒られてもかわいくて仕方がないようだ。
しばらくして、少しずつなでさせてくれるようになったロビンソン。それだけでもKさん家族にはうれしかった。いないことが想像できないくらい、隣にいてくれることが当たり前で、「一緒にいられる空間がいとおしい」と言ってくれたKさん家族と2年3ヶ月を暮らしたロビンソンは、病から天国へ旅だった。
その5日前、手術のため病院にいくロビンソンを、仕事で一緒に行けないママが手を広げて「おいで」と誘った。近づいて、膝に乗ったロビンソンを思わずギュッと抱きしめてしまったママ。でも、この時だけは嫌がらず、怒らず、なすがままにしていてくれたことを、後から聞いた。
しつけを続けながらイヌと暮らすことはとても大切だけど、何があっても自分のイヌが一番かわいいと思う気持ちも、同じくらい大事なことだと、僕はKさん家族とロビンソンに教えられた。
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「新聞読んだ? ええ話載っとったで。」
こないだこの記事を見つけたとき、ヨメさんに聞いてみた。「読んでへん」と言ったので、ヨメさんと真樹にだいたいの内容を説明し、後半部分は声に出して読んだ。
もうあかん。泣きそうになって、うまいこと読めへん。
今日もこの記事をパソコンに手打ちしながら、泣けて泣けて・・・。
つい最近まで、「飼い犬や飼い猫の最後の美談」を聞いても「そんなええ話ばっかりあるかい!」と思っていた。でも、去年うちの黒猫・あんもちゃんの最後を看取って考えが変わった。
「ほんまに奇跡みたいなことってあるんや。」
ヨメさんが拾ってきてから21年も私になつかなかったのに、死んでしまう1週間前だけなついてくれた。膝の上に乗りスヤスヤ。おまけに寝小便までたれてくれて・・・。
出張販売から戻った朝は、それまで動物病院で寝たきりでまったく動けなかったのに立ち上がろうとして・・・。それから1時間後に心臓止まっちゃったのに・・・。
まいったなあ。
あれから、あんものような生き方をしたいと思うようになった。
ふだんはうっとおしがられてても、最後に好かれるような・・・。
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2012年11月23日(金)
沖縄こどもの国 [わんこ・にゃんこ]
「ウメちゃん、ウメちゃんて!」
琉球犬のウメちゃんは、目立たない場所にひっそりといた。かなり警戒心の強いワンちゃんのように見えた。それでも、真樹と二人でずっと待っていたらそばに来てくれた。
琉球犬のウメちゃんに会えてよかった。沖縄子どもの国に来たのは、それが目当てだったから。
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2012年11月22日(木)
大学前ローソンのネコちゃん [わんこ・にゃんこ]
お昼になり、真樹にメール。
「終わったかー。」
「お昼ごはん食べています。」
お昼はいっしょに食べてもいいと思っていたが、朝コンビニで買ったサンドイッチを食べているようだ、誰かいっしょに食べてくれる子がいたらいいんやけど・・・。
そんなことを思いながら近くのローソンへ。
お店の入り口にいました、立派なネコちゃんが。
旅行に来ている子がネコちゃんの写真を撮っていた。(たぶん、中国から。)
人が近づいても逃げたりしないので、かなり前からここを住みかとしているようだ。
私のほうを見て、かわいいポーズもとってくれた。
1時間ほどしてトイレを借りに行ったら、まださっきのネコちゃんがいた。
お客さんの残しものをもらったようだ。
次に名護に来るときにまた会おうね。
それまで元気でね。
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2012年11月21日(水)
ごんちゃんありがとう [わんこ・にゃんこ]
「ごんちゃんのおみやげの贈呈式をします。」
「じゃ、私が写真撮ります」と飼い主の★の砂さん。
「袋を開けて、やってください。」
「いいんですか。」
11月17日、真樹の大学受験当日。
でも、二人とも「ごんちゃんはまだかなー」とそればかり気になっていた。
ちょっと早いかなと思いつつ、ビーチへ。
そしたら、ごんちゃんが私たちを見つけ、しっぽを振りながら駆け寄ってきてくれた。
最初にパイ状のおやつをあげた。
ところが、見慣れないものだったのかすぐには食べなかった。離れたところにくわえていって、砂に埋めるようなしぐさもしていた。でも、しばらくして食べてくれた。
次は骨付きジャーキー風のおやつ。
こちらはおいしそうにバクバクと食べてくれた。
「大学に合格したら、ペルパライソにバイトに来たらいいね」と★の砂さん。
真樹は本当にうれしそうだった。
「行ってきまーす」と言って、ホテル向かいの駐車場へ。
さあ出かけようと言うとき、ごんちゃんと★の砂さんが走ってこられた。
「写真、撮らせてください。」
真樹と私とごんちゃんと。
出発した車の中で、二人で「よかったなあ」「ほんまによかったなあ」をくり返していた。
試験が終わり、夕食も済ませてホテルに戻った。すると、フロントの方から「ことづけ物です。」
あけてみると、今朝撮ってもらったばかりの写真がかわいい写真たてに入れられていた。
ちょっとフラフラ気味で帰ってきた真樹も、これを見てシャキーン。ごんちゃん、★の砂さん、ありがとうございます。
もし真樹が名護に住むことになったらうちのきくとは離れ離れ。時々ごんちゃんを吸いに来させてね。
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【RUN】
月火と2日連続走らなかったので、今日はなんとしても走らなくては。
とたいそうに言っても、けっきょくいつもの5kmコース。3日で5kmではねえ・・・。
行き13分22秒、帰り12分47秒で26分10秒。
1kmスロージョグをプラスして今日も6km。
もう寒くて、汗もほとんど出ない。
こんなしょぼい練習で、速くなれたらゆうことなし。
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2012年11月20日(火)
今帰仁の駅そーれのネコ [わんこ・にゃんこ]
こんなかわいいネコちゃんがベンチで寝てました。
いつも寄らせてもらっている初子オバアのおうちはここからすぐ。しかし、8月にもおじゃましたばかりなので今回はスルー。
でも、真樹が合格したらまた来ますねー。
※「北山高校駅伝部激励」に続く。
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2012年09月03日(月)
はなぺちゃのななちゃん [わんこ・にゃんこ]
「聖湖マラソン」の楽しみといえば、ななちゃん。
高木大会実行委員長さんのお宅で飼っておられるゴールデンレトリバー。
前日宿泊も、高木さんの奥様がやっておられる民宿にお世話になっている。ついた日の夜にななちゃんに会えるかなあと思っていたが、今年は自宅でお留守番だった。
それでも高木さんのお宅はマラソンコース上にあるので、いつでも見に行けると思っていた。
廉の5kmレースの応援がてら、高木さん宅へ。スタートから約1.5kmほどの地点。お留守のおうちの敷地内に勝手に侵入。(奥様にはあらかじめ言ってあります)。
「ななちゃん、ななちゃーん。」
いくら呼んでもななちゃんは出て来ない。
「どなたかが散歩に連れて行っておられるのだろうか。」
今年は娘さんたちも帰ってこられないとおっしゃっていたので、そんなはずはない。念のためと思い、家の横に回ってみると・・・。
ぐっすり寝てたみたい。
やっと私に気づいて、ひょっこりひょっこり出てきました。
そこから、思い出したかのように「すりすり攻撃」。
お腹をなでてあげると、後ろ足で「カイカイ」。
「それにしても、ほんまにななちゃんのはな、まんるいなあー。」
もう、激しいすりすり。
「ななちゃんよー、あやしいおっさんにすりすりしているようでは番犬にはなれんなあ。」
ななちゃんのすまし顔。
「はな、まる!」
廉のレースを見終わり、ここでいったんななちゃんとはお別れ。
片付け終わったとき、「さあ、ななちゃん見に行こかー。」
ヨメさんも廉も同意。
いつもワンちゃんに好かれるはずのヨメさんは、なぜか人気なし。
廉が近づくとななちゃんは大喜び。
目がとろーんとなってますがなー。
私は、後ろから抱きつかせてもらった。
「こうじさんにとったら、ななちゃんも雑種なみかー。」
「それくらいかわいいちゅうこっちゃ。」
名残惜しいが、ここから京都は400km超。
「来年また遊んでね。」
なんともあやしいポーズで固まったまま、私たちを見送ってくれたななちゃんであった。
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