2023年02月17日(金)
旅芸人みたいな [家族]
廉と真樹のことで、ずっと気にしていたことがある。
二人とも、親の仕事の都合で生まれてすぐから遠くに連れられて行っていた。東は富士山や軽井沢、西は広島や三瓶(島根)まで。二人にはいつも「いらっしゃい、いくでー」と言っていた。
一番遠いところで、車で片道6時間以上。私たち親は仕事なので辛抱できたが、廉と真樹は小さい時から車に長時間閉じ込められて、ようどうもなかったなあと思う。
私はただ運転をするだけで、「旅芸人の記録」の映画みたいやなあとお気楽に言っていた。つらいことが多いけど、いつも家族一緒で乗り越えていくという意味で。
ヨメさんは子どもたちが退屈しないようにいろいろと世話を焼いてくれていた。しかし、それにも限界がある。往復で12時間以上とかですから。
二人が大きくなった時、「あのときはつらくてつらくて・・・」と言ったらどうしようと思っていた。
こないだ真樹のところに行ったとき、直接その話をしたわけではないが、そこに「かする」話になった。
「○○ちゃんは、ずっと休みの日もどこにも連れて行ってもらえへんかったな。真樹は、土日ごとにいろんなところに連れて行ってもらってたけど・・・。」
「そやなー。(えっ、それって楽しかったってこと?)」
それ以上深い話はようせんかったけど、真樹が笑ってたからそれでよかったんやろう。つらいことがあったとしても、もうかんにんして。
廉も、私たちが販売で手が離せないときによく3歳下の真樹の世話をしてくれた。ほんとうにありがたかった。
そんな廉も、今や立派なお父さん。きっと、真樹の世話をした経験が役に立ってることでしょう。
旅芸人はつらいけど、いつも一緒にいられる家族はいいよー。
きっと、廉も真樹もそう思っていると思う。
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2月12日の夜、真樹のところに着いてまずはんぺんにごあいさつ。
いつもははんちゃんが逃げ回り、ぺんちゃんがスリスリしてくる。ところがこの時は反対で、ぺんが逃げ回っていた。
かあちゃんからのおみやげはミカンジェルと小豆島のはっさくと、100円玉30枚。「まきにあげられるお札がない。100円玉を集めて、鍼灸施術1回分になったのをあげる」とのこと。
真樹は「申し訳なくて、使えへん」と言っていた。
はんちゃんだっこ写真。
かわいいなあ
「今日ははんちゃんなついてるし、パオパオもだっこしてみよー。」
結果はこの通り。大暴れ。
真樹からもらったバレンタインデーのチョコ。
あらまー、かわいらしい!
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2月13日、京都に帰る日。
この日もはんちゃんから。もうおこってへんね。
なぜか、ぺんちゃんはまだ警戒している。
と思ったら、ゴンゴロリン。
はんちゃんはお水をぺろぺろ。
二人の対決かと思ったら、ただのあいさつでした。
「また4月に来るねー。」
真樹に市役所前まで送ってもらった。
こないだぶつけてえらいことになった後ろのタイヤ。急に連絡したのに、比嘉さん(の息子さん)がすぐに来てくださって直してくださった。長らくごあいさつにも行っていないのに、ほんとうにありがとうございました。
「まきー、タイヤに『マキ』って書いてあんでー。」
「えー、知らんかった。ほかのとまちがえんように書いてくれはったんやな。」
市役所前で待っていたら、ポケモンバスが。
でもこれは反対行き。乗りたかったなあ。
私は普通のバスで那覇空港へ。
やんばる急行は割安で、名護市役所から那覇空港まで1600円。
真樹が沖縄に住んでいるので、家族全員がそろうことは少ない。
でもまた集まりましょうね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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