2019年12月01日(日)
大学クラス会2019 [学校]
「きれいなおねえさんにお願いしたし、早う並んで」と私。
「わかった、わかった。」
「きれいなおねえさん、よろしくお願いします。」
「何回もしつこい」と長谷川浩一君。
ええわー、ちゃんとイチビリの私を抑える係をやってくれとる。
----------------------------------------------------------------------------------
京都走ろう会例会で10kmを走り、家に帰ってシャワー。着替えてバスに乗って地下鉄・国際会館駅へ。
改札を通ると、「1番ホームから発車いたしますのは・・・」のアナウンス。イコカを持っててよかった。
あわてて乗り込んで、座ったとたんに「こうじ君」。
「あら、こんなとこで・・・。」
現在うちのいなかに住んでいる義兄の隆雄さん。
「ひょっとして、マジックですか。」
「そうなんや。その集まりがあって。そのあと忘年会。」
「ボクは大学の同窓会です。」
隆雄さんのマジックは有名。いくつになっても、新しい技に挑戦されているようです。
そのあと、入院中の父のこと、私の病気のことなど。その話の続きで、隆雄さんのお兄さんが今年の1月に亡くなられた話になった。
「喪中はがき出すのもどうかなあと思って。それで友だちからの年賀状が途切れてしまうのもかなんし。」
私も同じ考えです。母が亡くなった翌年も、ふつうに年賀状を出しました。
会場は、去年と同じ「和食レストラン円山」。
京都駅のすぐ横なので便利。
いつも遅刻して迷惑かけているが、今年は集合時刻の1時ピッタリに到着。
今年は男4(岡部・中辻・長谷川・藤井)、女3の計7名。
私と長谷川浩一君だけが飲むので、入り口付近に2人引っ付いて座った。
「フジイのおもしろい話からいこか。首切った話とか」と長谷川君。人の病気の話題を「つかみ」に使おうという魂胆。
「けっきょく、今年も隔離病棟に入院や。3年連続になるんやけど。」
「ほんまか。どこの病院?」
「京大病院・放射線治療科の隔離病棟。医師も看護師も入れへんとこ。『なんか起こっても、助けに行けません』ていうとこらしいわ。はいったら被曝するし。防護服着なあかんらしいで。」
「そら、きついな。」
「でもな、その治療しといたら転移の可能性がぐっと低くなるらしいねん。転移さえしーひんかったら、なんとか生きていけるみたいやし。逆に、転移したら、かなりやっかいみたいやで。」
甲状腺摘出のために「首を切った」話(3年前と2年前)ほどインパクトはなかったけど、まあまあ「つかみ」としてはOKかな。
税込み3410円のお昼のコース。
おいしいものを少しずつ。
あとはおしゃべりでお腹がふくれる。
私は、長谷川浩一君のところのワンちゃんの話が聞きたかった。
いつも年賀状に書かれている「ポン太」。たぶんうちのきくより年上のはずと思って聞いてみたら、今月で19歳になるそうだ。
「ポメラニアンなんやけど、普通のポメラニアンの2倍くらいの体重で6kgあんねん。」
「途中でなんか入ってるんちゃうん?」
「血統書付きやけど。」
「失礼しました。お座敷犬は長生きするっていうけど、19歳ってすごいやん。」
「実は、何年か前まではあんまり大事にもしてなかったんや。それが脱水症状で瀕死の状態になったことがあって、それからしっかり見るようにしてるねん。散歩も日に一回やったのを二回にしたり・・・。」
「そうかー、今は元気なん?」
「元気元気。」
これは負けてられん。
雑種犬魂で上等犬に勝とうぜ、きくちゃん!
最後にデザートが出て、コーヒーをすすめられたので全員注文。あとで見たら有料でしたわ(税込み605円)。
これでみなさん4105円。私と長谷川浩一君は、ビールを飲んだのでもうちょい高い。でも2時間半も粘ったのだから、場所代も含めてと考えたら安いと思う。
いつもお世話をしてくれている岡部君、ありがとうございました。
北海道の鈴木さんに写真を送るということで、みんなのスマホや私のカメラのほか、飯沼さんのアイパッド?(パソコンに見えたけど)でも撮ってもらった。
きれいなおねえさん、ありがとうございました(しつこい)。
いつもこのあと喫茶店に行っているのであと、行くんかなあと思っていたら今年はなし。
でも、三上さんが私のブログを見たいと言って聞いてくれたのがうれしかった。三上さんは、義理のお母さんとのお付き合いが尊敬に値する人。それはいつもうちのヨメさんにも話している。
さあその三上さん、「バオバオだより」、見られましたかね。
「ほんなら、かえるわー」と言ってみんなと別れたとき、「ちょっと、ちょっとー」ととしさんが私を追ってきた。
「ふじい君、今でもこむらがえり起こってるん?」
「うん、長い距離走ったらなあ。」
「これ、飲みよし。ものすご効くよ」と地べたに置いたバッグから漢方薬を出して渡してくれた。
これはほろっと来るやつやね。
あるいは、「ほれてしまうやろー」かな。
「もう持ってるのかもしれんけど・・・。」
「おんなじような薬でもな、愛情こもってるヤツはよう効くねん。」
優しさにうまく対応できない私が、なんとか絞り出した言葉がこれ。
病気仲間のとしさん、「二人とも死なんと、がんぱって生きていこうな。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=4765