2016年12月29日(木)
ジンパチッ! [私の好きな人]
◎デイリースポーツ 12/29(木) 20:37配信
根津甚八さん死去 うつ病、死亡事故、目の病気で手術…孤独とも闘った晩年
2010年に俳優を引退した根津甚八=本名・根津透=さんが29日、都内の病院で亡くなった。69歳。かねて病気療養中だった。所属事務所は報道各社にあてたFAXで、死因が深部静脈血栓症及び肺塞栓症による肺炎のためと説明した。葬儀については、故人の遺志により近親者のみの密葬を執り行うという。
根津さんは1978年、大河ドラマ「黄金の日日」で脚光を浴び、82年の映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。ほかに「吉原炎上」などでも存在感が光った。黒澤明監督の映画「影武者」や「乱」などにも出演。憂いのある色気は男女問わず、多くのファンを魅了した。演技同様に寡黙な人柄だった。
根津さんは01年秋ごろからうつ病を患っていた。04年7月には、自宅近くの交差点で交通事故を起こし、被害者が死亡。心に深い傷を負い、俳優活動をしばらく休止した。晩年は持病のヘルニアや目の病気など、けがや病気との闘いの連続だった。
94年3月に15歳年下の仁香さん(54)と結婚。96年には長男が誕生。順風満帆に思われた家庭生活だったが、01年に右目下直筋肥大という病気を患った。右目の下まぶたが垂れ下がり、物が二重に見える「複視」という症状が出て、日常生活が不自由となったため、下まぶたを整形する手術を受けた。
視界は改善されたが、顔の左右のバランスが崩れてしまい、その後何度も整形手術を受けた。しかし、元の顔に戻らず、「これではテレビには出られない」と大きなショックを受けたという。
妻・仁香さんによると、同じころに最愛の母をなくし、金銭トラブルにも見舞われ、心身ともにダメージを負った。10年9月。俳優引退を発表した。
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今年亡くなった方のいっちゃんは、吉本のタツジーかジョージかと思っていたが、最後の最後にえらい人が・・・。
根津甚八。
実は、私が一番好きな俳優なんです。
もし私が女なら、根津甚八に迫られたらたぶん体が溶けてしまう。
根津甚八の映画もテレビドラマもほとんど見たことがない。でも、中島みゆきの「ピエロ」を歌う根津甚八は最高。
◇ ◇ ◇
思い出の部屋に 住んでちゃいけない
古くなるほど 酒は甘くなる
えらそうに俺が 言うことでもないけど
出て来いよさあ 飲みに行こうぜ
かまれた傷には 麻酔が必要
俺でも少しは 抱いててやれるぜ
思い出の船を お前は降りない
肩にかくれて 誰のために泣く
まるで時計か ゆりかごみたいに
ひとりで俺は さわぎ続ける
飲んでりゃおまえも 嘘だと思うか
指から鍵を奪って 海に放り投げても
飲んでりゃおまえも 嘘だと思うか
指から鍵を奪って 海に放り投げても
◇ ◇ ◇
仲代達矢、根津甚八、水谷豊、このライン好きですねえ。
共通するのは狂気の匂いかな。
最近、おっとこまえの阿部寛に凝っていた。でも、私の本質はやっぱり狂気の匂いがする根津甚八でしたね。
(注)もうちょっと、続きます。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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