2022年02月13日(日)
バイバイと言ってくれる走友 [ランニング]
今日は宝が池周回。
「日曜なので、人がいっぱいなら走りにくいやろう」と心配していたが、天気が悪かったせいか人は少なかった。
だいぶ走ってそろそろ終わろうかという時、私の横を並走する小さな女の子あり。
短いおさげ髪のその女の子は、すぐ走るのをやめると思ったらずっとついてきた。
「速いなー。」
「毎日リレーしてるから。」
「オリンピックに出ー。」
「まだ5歳やし・・・。」
そのあともしばらく並走。
「バイバイ。」
「バイバイ。」
その時私はキロ5分を切るペースだったので、200mほどついてこられてビックリだった。そして、最後に「バイバイ」と声をかけてくれた。
また会えるといいね。
オリンピック、出えやー。
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今日は午後から雨の予報だったので、午前10時半くらいから走りに出た。
宝が池コンクリトラックに着いたのは10時40分くらい。こんな時間に来たのは初めて。
すると、競歩をしている方あり。
まさかとは思ったが、京都走ろう会の柴田さんだった。そらそうやねえ、草競歩をしている人はそんなにいない。
いこいの森前まで、うちから3.3km。
ここをスタートして、宝が池を1周して戻ると2.5km。それを4周して10km走る。
スタートしてすぐ上り。
200mほどで下りになる。そこからは砂利道になるので走りにくい。
500m進むと宝が池に出る。
ぶっちゃんを見に行ったが、日曜は人が多いので隠れているようだった。
ここで1.35km。
でこぼこの多い道で、落ち葉もいっぱいあったりしてスピードが出ない。
ここに戻ると2kmで、スタート地点まであと500m。
いこいの森の看板前で2.5km、13分40秒。キロ5分28秒ペース。走りにくいコースとは言え、ちょっと遅すぎる。
2周目からちょっとスピードアップ。
5km、26分31秒(12分50秒)。
7.5km、38分57秒(12分25秒)。
10km、51分15秒(12分18秒)。
これで、平均キロ5分08秒ペースまで持ってこれた。
このコースは景色が良くていいのだが、走りにくい。ゆっくり走る日むきですね。
ポツポツ降っていた雨が、だんだんきつくなってきた。
コンクリトラックもちょっと走りたかったのだが、どんどん濡れてきたので退散。
長代川沿いを通って。
北稜高校前の歩道では、だいぶ雨が浮き上がっていた。
なにがイヤかって、シューズが濡れて痛むのがイヤ。
かなりビチャビチャで自宅着。
今日は、3.3+10+3.3で16.6km。
カゼひきそうなんで、町内猫パトロールはなし。
いろいろな意味で、今日はちょっと物足りない。
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【今日のきくみー】
真樹がクッキーを作った。
これはきく。
これはみーちゃん。
これは、真樹のところのはんとぺん。
みんなうまくできてるねー。
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2022年02月12日(土)
次はハーフか10kmか [ランニング]
今年の目標は、4年前の自己ベストに戻すこと。
フルの目標は3時間43分だったのだが、1月29日の「HAT神戸マラソン」で3時間38分が出て、早くも目標達成してしまった。
次はハーフの1時間34分01秒か、10kmの42分58秒か、どちらを狙うのか悩むところ。ハーフはあと5分、10kmはあと3分。どちらも厳しい。
暑くなれば、長い距離ほどその影響が大きくなる。ふつうは、今の寒い時期により長いハーフに挑戦しておいた方がよさそうに思う。一挙に5分縮めるのは無理なので、次は1時間37分くらいを目指しますか。キロ4分35秒ペースはきついけど・・・。
午後5時前から、アディゼロジャパン6を履いて走りに。
いろいろなところを3km走って、だいぶ体が暖まった。
今日は、叡電線路北側の1kmコースを5往復して10kmを走ることにした。
着てきたウインドブレーカーを脱いで、線路の柵にかけておいた。
このごろ速く走っていないので、キロ4分45秒ペースで行けたらと思いスタートした。でも甘かった。
4:53 4:54 4:56 4:48 4:50 5km 24分24秒
4:57 4:51 4:52 4:44 4:37 10km 48分18秒(23分53秒)
最後がんばって、なんとか平均キロ4分50秒ペースになった。
これでは、ハーフ1時間42分もかかってしまう。まだまだです。
キュウ太君にだいぶ吠えられた。
この前をスタート、折り返し、ゴール地点にしているので、何回吠えられたかなあ。
帰りも遠まわりして3km。
いつもの踏切、いつもの叡電。
今日はドキンちゃん。
これで、3+10+3で16km。
とりあえず、10kmをキロ4分35秒ペースで走って、軽く45分台を出せるようにしないと話にならん。それができたら、ハーフ1時間37分が見えてくる。
がんばろう。
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【今日のきくみー】
きくのお散歩中に、ぴゅーた見っけ。
このごろごぶさた。
また、うちも来てねー。
ぽかぽかと気持ちよかったので、線路を越えて田んぼのあぜ道散歩。
きくも喜んでいた。
また来ようね。
電車に向かってきくの手をふったけど、だれか気づいてくれたかな。
みーちゃんはオバサンに固められています。
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2022年02月11日(金)
クーが死んじゃった [わんこ・にゃんこ]
◎「パオパオだより」2014年5月5日、「犬つながり」より
以前にも書いたかもしれないが、私が選ぶかわいい犬の順位。
1位 きく(京都市)→ブログ「パオパオだより」
2位 クー(沖縄・西表島)→ブログ「クーの毎日」・リンク集4番目
3位 じょん(綾部市)→ブログ「晴徨雨読」・リンク集17番目
4位 ゴン太(沖縄・今帰仁村)→ブログ「今日のゴン太」・リンク集24番目
5位 まある(長野)→ブログ「ラスティックなひとりごと」・リンク集10番目
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2018年12月に、まあるが亡くなった。
2019年6月に、じょんが亡くなった。
2021年5月に、ごんたが亡くなった。
そして2022年2月4日、クーが亡くなった。
振り返ってみると、最後にクーちゃんに会ったのはもう7年半も前のこと。真樹が大学2年のとき、いっしょに西表島に行った。(もちろん、クーちゃんに会いに。)
クーちゃんはきくの一つ上なので、もう18歳。なんぼなんでももう危ないと思い、よんなぁよんなぁさんへの今年の年賀状に、「5月の石垣島ウルトラマラソンの時に会いに行きます」と書いておいた。でも、遅かった。
去年ごんたが亡くなったとき、飼い主の星の砂さんが「藤井さんはごんたの唯一の友だちだから、知らせておかないと」と言って電話してくださったそうだ。
くーちゃんはどうかなあ。
7年半も会いに行かんかったら、友だち失格やね。
ごめんね。
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2022年02月10日(木)
暴走病人 [病院]
「元気な病人は走って通院」がモットーの私。
そう言いつつ、一番お世話になっている京都鞍馬口医療センターまで走って行ったことはなかった。今日は検査もなく、医師からのお話をお聞きするだけなので走って行くことにした。
午後3時半から、腎臓内科の予約。
うちの近くで10kmほど走ってから病院に行こうと思っていた。ところがテレビで男子フィギアのフリーの放送があったので、最後のネイサン・チェンまで見てしまった。
そのため、スタートしたのは2時半近く。「あと1時間しかないやん!」
いつも通り、上賀茂神社経由。
今日はトイレを借りずにスルー。
御薗橋を渡らず、次の上賀茂橋を渡って西側へ。
北大路ビブレあたりで4.86km。
鞍馬口医療センター到着5.34km、38分。
予約時刻までまだ20分以上あったので、もうちょっと走ることにした。私は、病院の待ち時間が惜しくて走る「暴走病人」です。
鞍馬口通をまっすぐ東へ600mほど行くと出雲路橋。
京都走ろう会の集合場所で自撮り記念写真。
出雲路橋から北大路橋へ。
そこから北大路通を西へ。
また北大路ビブレ前を左折して、烏丸通を南下。
これで2.2kmほどプラスで7.52km、53分。
いつもはすごく待たされるのに、今日は予約通り。
2週間飲み続けた高血圧の薬は効果がなかった。それで、もうちょっときつい薬に変更することになった。
先日話が出ていた「腎生検」は、してもあまり意味がないということでなしになる予定。
それともう一つ、「シスタチンC値が0.93とよかったので、腎機能がかなり低下しているとまでは言えません。」
◇ ◇ ◇
■シスタチンCとは
シスタチンCは早期の腎機能障害のマーカー(目印)として用いられます。血液中に含まれるタンパク質の一種で、体内の酵素のはたらきによって引き起こされる細胞や組織のダメージを抑制する作用を持ちます。
シスタチンCは体内のあらゆる細胞で生成されますが、腎臓に流れ着くとほぼ全てのシスタチンCは分解されて尿と共に体外へ排出されます。このため、腎機能の低下が生じるとシスタチンCの分解・排泄が正常に行われなくなり、血液中のシスタチンC濃度は上昇します。
この性質を利用し、シスタチンCは腎不全や糸球体腎炎、腎硬化症などの腎機能低下を引き起こす病気の鑑別診断やフォローアップ、スクリーニングを目的に測定される検査項目のひとつとなっています。また、ほかにも腎臓への血流量が減少する循環不全などでも高値になることがあります。
腎機能を示す指標としては、尿素窒素や血清クレアチニンなどさまざまな検査項目があります。
しかし、シスタチンC値は筋肉量や年齢に影響を受けずに正確に腎機能の状態を示すことが可能であるため、新たに腎機能を調べる検査として2005年に保険適応が認められました。
■検査が行われるタイミング
シスタチンCは上で述べたような腎機能低下を引き起こす病気が疑われる際に行われる検査です。むくみや尿量の減少など腎機能低下が疑われる症状がある場合に検査を行うのが一般的です。
また、血清クレアチニン値など一般的な健康診断で行われる腎機能を評価するための検査項目で異常が見られた際に、年齢や筋肉量などの影響を考慮しなくてよいシスタチンCを調べることで、実際の腎機能の状態を評価することも少なくありません。
さらに、シスタチンCの血中濃度は腎機能の状態が悪化するほど上昇するため、腎機能低下を引き起こす病気の治療効果判定や病状の経過観察を行う目的で定期的に検査されることもあります。
◇ ◇ ◇
「クレアチニン」、「eGFR」、「シスタチンC」、腎臓が心配な人は覚えておきましょう。
4時過ぎ、病院をスタート。
次は高血圧の薬を出してもらいに、岩倉の「ダックス」へ。
北大路橋を渡り、東へまっすぐ。
洛北高校前交差点を左折して北上。
きつね坂の寒暖計は11℃。
たくさん着込んできたので暑いくらい。
宝が池到着3.7km、28分半。
いましたー、ぶっちゃん。
ぶっちやんのまわりにカラスがいっぱい。えさやりさんが持ってこられたカリカリを狙っているようだ。
「ぶっちやんの、とったらダメ!」
宝が池をぐるっと回って、いこいの森を経由してコンクリトラックへ。
何周か走ってみたかったが、今日もたくさんの人がいたのでやめておいた。
近くに、誰でも使える陸上競技場があったらなあ。
今日もあやしいテントの横を通った。
今日はテントの中が見えるようになっていたので、写真を撮らせてもらった。このなかでくつろげたら、なんか楽しそうですけど。
ダックス到着6km、48分。
ここの調剤薬局はテキパキ。そんなに待たずにもらうことができた。
もうすぐ家に着くというところで、アルちゃんに遭遇。
最後にかわいいアルちゃんに会えてよかった。
ダックスから家までは3km、23分。
これで、7.5+6+3で16.5km。
「暴走病人」の面目躍如。
元気な病人ランナーのみなさーん、「暴走病人の会」つくりませんかー。
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夜、ヨメさんの「おんらいん京都マラソン」のお付き合い。
走っているところの写真を撮ろうとしたのだが、シャッターが遅すぎて近づきすぎた。
今日は速歩きではなく、ちゃんと走った。
寒くて暗いけど、しっかり走る。
こんな暗いところを走るときは、私も少しは役に立つ。
町内を大きく1周して、2周目にはコンビニへ。明日ヨメさんの朝食になる食パンと牛乳を購入。
それを持って走って、家に帰ると2.5km。これで、ヨメさんはトータル35km近くになったらしい。フル完走まで、あとちょっとやね。がんばって。
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2022年02月09日(水)
第149回9の日平和ラン [ランニング]
今日水曜は、町内のラジオ体操の日。ところがヨメさんの病院の予約と重なったので、ほんとにラジオ体操の5分だけを狙って参加した。これくらいならきくを置いといてもだいじょうぶなので。
いつもはその続きで走りに行っていたのだが、きくが心配なので、今日はすぐ家に帰った。
今日は9日なので、「9の日平和ラン」をする日。
午後4時過ぎ、北大路ビブレまで走って行くことにした。たぶん往復すると9.9kmになるので。
「いらんちゃ 米軍基地!」の背中の文字、見てもらえるかなあ。
柊野別れを過ぎて鴨川に出るところからは、いつもなら河川敷を走る。でもアピールランなので、バス通りの歩道を走って行くことにした。
御薗橋の中間あたりで3km。
御薗橋を渡ったところに、「北区憲法9条の会」ののぼりを持った方がおられた。
「私も毎月9日は、こんなジャンバー着て走ってます」と背中を見てもらった。
もっといろいろ話をすればよかったのだが、先を急いでしまった。
次期バイト先候補の京都北郵便局。
うちから3.8km。
近くていいねえ。
北山通、新町通、今宮通を経由して北大路ビブレの北口へ。
ここで4.84kmだったが、中に入っていくと5kmになった。
中のATMで入金。
またお金がなくなった。
西側の出入り口から、帰り道スタート。
同じ道を通って帰る。
加茂川中学校の北側には、豊臣秀吉が築いた「御土居」が残っている。
御薗橋を渡って、またバス通りの歩道を走る。
京産大がひっそりしていると思ったら、もう休みみたい。
今は受験期間に入っているんでしょうか。
家で9.99kmになったらいいなあと思っていたが、ちょっと手前で10kmになった。
また、町内ジョグへ。
黒長毛猫もなんびきもいる。すぐ逃げるのもおれば、この猫ちゃんみたいに逃げないのもいる。
安定のぷーぷー。
でも、ぷーぷーはさくら耳じゃないんです。
エサをあげている人にないしょで、手術に連れて行くわけにはいかんわねえ。
いつもの踏切に近づくと、ちょうど叡電が通過。
「おっ、今日のアピールランにピッタリのポスター。」
こういうのを見つけるとうれしくなる。
この先も「9の日平和ラン」を続けていきますよー。
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2022年02月08日(火)
学習性無力感 [沖縄]
◎毎日新聞2月8日朝刊
<火論> 勝つまで続くジャンケン 大治 朋子
先月投開票の沖縄県名護市長選は、米軍普天間飛行場の辺野古移設計画を進める政府・与党が推薦する現職が再選された。
果たしてこれは「基地容認」の潮流なのか。琉球新報の前編集局長で現在、取締役広告事業局長の普久原均さんに聞いた。
普久原さんによると、沖縄では景気が悪くなると「生活防衛の心理」が働き、政府からの予算締め付けなどでさらに経済が悪化しないよう、与党支持の候補に票が集まりやすくなるという。
古くは1998年、基地問題解決に尽力する当時現職の大田昌秀知事が、3選をかけた戦いで敗北を喫した。現職有利とされたが、沖縄の失業率は当時過去最悪の9・2%を記録。危機感をあおるように、「9・2%」とだけ書かれたポスターがどこからともなく張り出され、保守系候補が勝利した。
今回もコロナ禍で、基幹産業である観光業や飲食業が大打撃を受けている中での選挙だった。
ただ、経済界だけではない「もっと大きな、漠然とした恐怖ともいうべき心理」が現職再選の背景にあると感じているという。
普久原さんの「仮説」はこうだ。
「明治維新の琉球処分や沖縄戦を通じ、日本政府や日本兵に逆らったらどんな目に遇うか、という経験を通じて県民一般の深層心理に刷り込まれた恐怖が、緊急時に発動してしまうのではないか」
沖縄ではいま、急激に景気が悪化している。危機に瀕すると人減の思考は本能的になりやすい。過去のつらい体験から、政府の意に沿わない候補者を選ぶことに、直感的にためらいを覚えてしまう――。つまり「心のどこかに刷り込まれている恐怖から、無意識のうちに、政府に対峙しない、対峙してもしょうがない、という無力感が生まれ、対峙を避けようとする心理が働くのではないか」という。
普久原さんの言葉を聞いて、学習性無力感という心理学の概念を思い起こした。抵抗も回避もできないストレスや抑圧を受け続けると、「自分は無力だ」と学習してしまい、逃れる努力すらできなくなるほど無気力に陥ってしまう。
沖縄では選挙のたびに基地の是非が問われ、何度もノーを突き付けてきた。だが「本土」はそれを無視するように「容認」を求め続ける。それはまるで「勝つまで何度もジャンケンを迫る幼児のよう」だという。普久原さんは、県民に漂うそんな「無力感」に強い危機感を覚え、自ら執筆した社説で警鐘を鳴らしてきた。
今回の選挙結果を単純に「基地容認」と受け止めることはできない。
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今日は火曜の17時間バイト。
ヨメさんがいつも、「ムダな新聞を2つも取って。アンタが新聞読んでるとこ、見たことない」となじる。
少なくとも、火曜と金曜の長時間アルバイトの日はじっくり読んでますよー。そうでもしないと、時間が長すぎて・・・。
今日の毎日新聞のコラム<火論>で、先の名護市長選のことが取り上げられていた。
真樹が住む沖縄県名護市は、沖縄本島北部の人口6万人あまりの市である。真樹は、名護市の海が見渡せる丘の上にある名桜大学を卒業し、そのままそこに住み着いている。名護市民歴9年で、もうすぐ10年目に突入する。
前回、フルマラソンも走られる現職市長の稲嶺ススムさんが敗れたのはショックだった。今回は若くて知名度も高い岸本洋平さんにバトンタッチされ、辺野古移設反対派が再び勝利するものと思っていた。
ところが、結果は5000票の大差で容認派の現市長が勝利。
「なんでやねん!」と残念でならなかった。
琉球新報の普久原さん、毎日新聞の大治さんは、それを「学習性無力感」という言葉を使って解説されている。
私も読んでいて、最初は「そうそう」と思っていたが、いや「ちょっとちがう」。
「年代別投票先」を見たとき、学習性無力感を感じていくはずの高齢層は、いまだに辺野古移設に抗う人が圧倒している。
辺野古容認派の市長を再任させたのは、10〜50代の「戦争を知らない子どもたち」のそのまた子どもの世代。私はこの世代を「太平洋戦争の学習をしない世代」と呼びたい。
以前にも書いたが、京都と沖縄は似たところがあった。それは、「保守」ではなく「革新」が強かったところ。次第に京都の「革新」勢力が弱まって行ったときも、沖縄の「革新」勢力は強かった。その違いは、京都が親から子、孫へ「反戦平和」の考えがうまく引き継がれなかったのにくらべ、沖縄のそれは地道にしっかりと引き継がれていったからだと思う。
しかし、残念ながら今の沖縄はかつての「弱化京都」に似てきている。
それは悲しい、そんな沖縄は見たくない。
毎年6月23日「沖縄慰霊の日」に、「平和・憲法九条」ののぼりを背負って炎天下70kmほど走っているのも、「反戦平和」を忘れた沖縄になってほしくないから。
うれしいことに、車のクラクションをならして応援してくれたり、すれちがいざまに「ありがとう!」と声をかけてくださる方は、圧倒的に若いお母さんが多い。どう見ても20代30代。これは希望が持てる。
真樹が名桜大学に入ってから、9年連続で走ってきた。今年は記念すべき10年目。くしくも沖縄復帰50年と重なった。
記念すべき10年目なので、福井のネコ4さんを見習って「3日で170km」くらい走ろうかと計画していた。ところが甲状腺癌の悪化で、ちょうどその時は入院前の「チラージン中止」の時期に当たる。体がだるくて仕方がない状態になるらしい。(チラージンは、甲状腺を全摘し甲状腺ホルモンが出なくなった患者が毎日服用する薬。)
「毎日マラソンしてるんですけど、チラージン中止したあとも走ってもだいじょうぶですか」という問いに、医師は「走ってはダメということはありませんが・・・。」
それは、「走れそうなら、走ってみられたら」というニュアンスに聞こえた。もっと意地悪く聞けば、「走れるもんなら、走ってみー」ってとこですかね。
あー、今年の6月23日は絶望かー。
「学習性無力感から学習性有力感へ」。
まだ日はある。よーく考えましょう。
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【今日のきくみー】
昨日のきく。
オッサンのこと好きやから、フンフン言ってても鳴きやむ。
と思ったら、やっぱりオバサンの方が好きみたい。
今朝のみーちゃん。
ストーブのおはようタイマーが効いていて、朝からぬくぬく。
よかったね。
これは、昨日のかわいいみーちゃん。
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